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JP3243682B2 - 回転式電子部品 - Google Patents
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JP3243682B2 - 回転式電子部品 - Google Patents

回転式電子部品

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JP3243682B2
JP3243682B2 JP34007894A JP34007894A JP3243682B2 JP 3243682 B2 JP3243682 B2 JP 3243682B2 JP 34007894 A JP34007894 A JP 34007894A JP 34007894 A JP34007894 A JP 34007894A JP 3243682 B2 JP3243682 B2 JP 3243682B2
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真仁 須山
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帝国通信工業株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、バネ手段による自動復
帰機能を備えた回転式電子部品に関するものである。
【0002】
【従来技術】従来、例えばビデオ再生装置やそのリモコ
ン装置には、編集用のいわゆるジョグシャトルが取り付
けられている。このジョグシャトルは、回転中心を同一
とした中軸と外軸を具備し、該中軸と外軸にそれぞれ別
の回転式電子部品を取り付けて構成されている。
【0003】ここで図9はこの種の従来の回転式電子部
品を示す概略側断面図である。同図に示すようにこの回
転式電子部品は、金属軸802を固定した下カバー80
1の上に中軸803を具備する第1の摺動型物805を
載置し、その上に基台807を載置し、さらにその上に
外軸809を具備する第2の摺動型物811を載置し、
その上を上カバー813で覆って構成されている。基台
807には第2の摺動型物811に取り付けた摺接基板
815に摺接する摺動子817が取り付けられ、また基
台807には第1の摺動型物805に取り付けた摺接基
板819に摺接する摺動子818が取り付けられてい
る。
【0004】なお同図に示す821はしぼり用スプリン
グであり、リング状に2重に巻き回して構成されてい
る。そしてこのしぼり用スプリング821の巻き終わり
の一端823は、第2の摺動型物811に設けた係止突
起824に係止されており、また図示しない他方の巻き
終わりの端部は基台807の所定位置に設けた係止突起
に係止されている。
【0005】そして中軸803を回転すれば、摺接基板
819に摺動子818が摺接して所望の出力が得られ、
また外軸809を回転すれば、摺接基板815に摺動子
817が摺接して他の所望の出力が得られる。
【0006】なお外軸809を所定量回転した後に該外
軸809を無負荷状態にすると、前記しぼり用スプリン
グ821の弾発力によって第2の摺動型物811は元の
中立位置に復帰する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の回転式電子部品には以下のような問題点があった。 自動復帰機構として用いるしぼり用スプリング821
を収納するためのスペースを第2の摺動型物811に設
けなければならないが、しぼり用スプリング821には
所定の厚みがあるため、その収納用スペースを設ける分
だけ第2の摺動型物の厚みを厚くしなければならず、そ
の分回転式電子部品の厚みが厚くなってしまう。
【0008】第1の摺動型物805と第2の摺動型物
811を多層状に積み重ねているので、この点からも回
転式電子部品の厚みが厚くなってしまう。
【0009】本発明は上述の点に鑑みてなされたもので
ありその目的は、自動復帰機構を備えた回転式電子部品
であっても、構造が簡単でしかもその厚みの薄型化が図
れる回転式電子部品を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
め本発明は、回転自在に軸支された摺動型物と、該摺動
型物を載置する基台とを具備し、該摺動型物を回転する
ことで所望の出力を取り出す構造の回転式電子部品にお
いて、前記摺動型物の回転中心軸から所定距離離れた位
置であって前記摺動型物と基台の対向する位置には、そ
れぞれ略円弧状であって略同一長さの孔又は溝を設け、
該摺動型物と基台の両者に設けた孔又は溝内にコイルバ
ネを収納するとともに、前記コイルバネはその端部の巻
き終り部分を摺動型物に設けた孔又は溝の端面に位置し
ないように引き延ばして構成した。
【0011】
【作用】摺動型物が無負荷状態のときは、圧縮用コイル
バネの両端は基台の孔の両端面と摺動型物の孔の両端面
に同時に弾接しており、両者はこの位置に規定されてい
る。摺動型物を回転したときは、圧縮用コイルバネの一
端は摺動型物の孔の一端面に押されて回転方向に移動す
るが、圧縮用コイルバネの他端は基台の孔の他端面に係
止されたままとなるので、圧縮用コイルバネは圧縮され
る。そして該摺動型物の回転を停止して無負荷状態にす
ると、圧縮用コイルバネの弾発力によって摺動型物は元
の状態に自動復帰する。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。図1は本発明の1実施例にかかる回転式電
子部品1を示す分解斜視図である。同図に示すようにこ
の回転式電子部品1は、基台10の上に第1の摺動型物
40と第2の摺動型物60を載置し、基台10に設けた
孔23と第2の摺動型物60に設けた孔65に圧縮用コ
イルバネ80を収納し、第1の摺動型物40と第2の摺
動型物60の上をそれぞれ第1のカバー90と第2のカ
バー100で覆い、さらに基台10の下に配置した下カ
バー110と第2のカバー100間を固定せしめること
によって構成されている。以下各構成部品について説明
する。
【0013】ここで図2は基台10を拡大して示す斜視
図である。同図に示すようにこの基台10は、内部に8
本の摺動子120をインサートした状態で合成樹脂を略
正方形状に成型して構成されている。
【0014】この基台10内には第2の摺動型物60を
収納するリング状の収納凹部11と、第1の摺動型物4
0を収納する円形の収納凹部13が設けられている。
【0015】収納凹部13の中央には支持軸15が立設
しており、また該収納凹部13の内部には3本の摺動子
120が露出している。これら3本の摺動子120は上
方向に向けて折り曲げられている。
【0016】またこの収納凹部13と収納凹部11間を
仕切る内壁17の内周側面の3か所には、下記する第1
のカバー90に設けた係止用突片97を係止するための
爪を設けた係止部19が設けられている。また該内壁1
7の上面には4本のカシメ突起21が設けられている。
【0017】次に収納凹部11内には、前記支持軸15
を中心にして150°の角度をもって円弧を描くように
貫通する孔23が設けられている。また該収納凹部11
の内部には5本の摺動子120が露出している。これら
5本の摺動子120も上方向に向けて折り曲げられてい
る。
【0018】基台10の4隅には、この回転式電子部品
を他の部材に取り付けるための貫通孔29が設けられて
おり、またその外側辺には4つの爪係止用凹部27が設
けられている。
【0019】なお前記8本の摺動子120の他端は、基
台10の外側壁から突出する8本の端子121となって
いる。
【0020】図3はこの8本の摺動子120を示す平面
図である。同図に示すように摺動子120はいずれも一
端に端子121を具備しており、所定間隔離間した状態
で配列されている。即ち図2では作図の困難性から各摺
動子120が接触しているように示したが、実際にはそ
れぞれ離間している。
【0021】図4は第1の摺動型物40の分解斜視図で
ある。同図に示すように第1の摺動型物40は、略円板
状であってその中央に回転軸(中軸)41を立設した摺
動型物本体43の下面に、摺接基板45を取り付けて構
成されている。回転軸41の中には円形の貫通孔42が
設けられている。
【0022】ここで摺動型物本体43上面には、回転軸
41を中心に放射状に多数本の突部47を設けることに
よって凹凸状のクリック面46が形成されている。
【0023】また摺接基板45は、樹脂シートの下面に
所望の摺接パターンを設けて構成されている。なお摺接
基板45を用いる代わりに、摺接パターン形状の打ち抜
き金属板を直接摺動型物本体43の下面に鋳込むことに
よって第1の摺動型物を構成しても良い。
【0024】図5は第2の摺動型物60の分解斜視図で
ある。同図に示すように第2の摺動型物60は、略円板
状の摺動型物本体61の下面に摺接基板68を取り付け
て構成されている。
【0025】ここで摺動型物本体61の中央には前記第
1の摺動型物40を挿入する円形の孔62が設けられて
おり、また該孔62の周囲には円筒状の回転軸(外軸)
63が立設されている。またこの摺動型物本体61の回
転軸63の外側には、150°の角度を持った円弧状の
貫通する孔65が設けられており、また摺動型物本体6
1下面の前記孔65が位置しない部分には摺接基板68
を取り付けるための円弧状の取り付け凹部67が設けら
れている。孔65の両端には、下記する圧縮用コイルバ
ネ80の両端を挿入して支持する支持突起66が設けら
れている。なお前記円弧状の孔65の長手方向の長さ
は、前記基台10に設けた円弧状の孔23(図2参照)
の長手方向の長さと一致している。
【0026】一方摺接基板68は円弧状の樹脂シートの
下面に所望の摺接パターンを設けて構成されている。な
お摺接基板68を用いる代わりに、摺接パターン形状の
打ち抜き金属板を直接摺動型物本体61の下面に鋳込む
ことによって第2の摺動型物を構成しても良い。
【0027】次に圧縮用コイルバネ80は図1に示すよ
うに、バネ材を多数回巻き回して構成されている。なお
図1には圧縮用コイルバネ80を円弧状に記載している
が、実際は無負荷のときは直線状になっている。そして
該圧縮用コイルバネ80の両端の巻き終わり部分81,
83は、いずれも直線状に延ばされて、図6に示すよう
に、圧縮用コイルバネ80の下面に位置するように形成
されている。
【0028】次に第1のカバー90は図1に示すよう
に、金属板を打ち抜き加工することによってその中央に
前記第1の摺動型物40の回転軸41を挿入する円形孔
91と、円弧状であってその中央に下方向に突出する突
部92を有するクリック部93と、前記基台10に設け
た4つのカシメ突起21に挿入される4つの貫通孔95
と、その外周から下方向に折り曲げられて前記基台10
に設けた3箇所の係止部19に係止するための3つの係
止用突片97とが設けられている。
【0029】次に第2のカバー100は図1に示すよう
に、金属板を打ち抜き加工することによってその中央に
前記第2の摺動型物60の回転軸63を挿入する円形孔
101を設けると共に、その外周から舌片状に突出して
下方向に折り曲げられ前記基台10の爪係止用凹部27
内に挿入される係止片103とを設けて構成されてい
る。係止片103の折り曲げられた角部を含む部分には
貫通孔105が設けられている。
【0030】次に下カバー110は図1に示すように、
金属板を打ち抜き加工することによってその外周に係止
用爪111を設けて構成されている。
【0031】そしてこの回転式電子部品を組み立てるに
は、まず下カバー110の上に基台10を載置する。こ
のとき係止用爪111は爪係止用凹部27の位置に位置
する。次に基台10の収納凹部13内に第1の摺動型物
40を収納し、収納凹部11内に第2の摺動型物60を
収納する。このとき第1の摺動型物40の貫通孔42に
基台10の支持軸15が挿入されて回動自在に支持さ
れ、同時に第2の摺動型物60の孔62に基台10の内
壁17が挿入されて回動自在に支持される。
【0032】次に第1の摺動型物40の上を覆うように
第1のカバー90を取り付け、基台10の内壁17の上
面に密着するように押し込めば、基台10の係止部19
に係止用突片97が係止される。同時にカシメ突起21
が貫通孔95に挿入される。そしてカシメ突起21の先
端を熱カシメする。
【0033】次に第2の摺動型物60の円弧状の孔65
と基台10の円弧状の孔23の位置を合わせて、その中
に圧縮用コイルバネ80を挿入し、該圧縮用コイルバネ
80の両端を第2の摺動型物60に設けた支持突起66
に挿入して支持する。このとき、該圧縮用コイルバネ8
0の両端面は、両孔23,65の両端面を弾接する。
【0034】そして第2の摺動型物60の上に第2のカ
バー100を載せ、これを基台10の上面に押し付け
る。このとき第2のカバー100の4つの係止片103
は基台10の爪係止用凹部27内に挿入される。
【0035】そして下カバー110の係止用爪111を
折り曲げて第2のカバー100の貫通孔105内に係合
する。これによってこの回転式電子部品1が完成する。
【0036】本実施例において係止片103の下方向に
折り曲げた部分の貫通孔105に係止用爪111を係止
するようにしたのは、該係止用爪111の先端の折り曲
げ部分を第2のケース100の上に出さないようにし
て、その厚みを薄くするためである。
【0037】図7は以上のようにして組み立てられた回
転式電子部品1の概略側断面図である。なお説明の都合
上、各部の断面を異ならせている。
【0038】同図に示すように第1の摺動型物40の摺
動型物本体43と第2の摺動型物60の摺動型物本体6
1は、何れも基台10上の同一面上に位置している。つ
まり2つの摺動型物40,60を同一回転軸中心に軸支
しているにもかかわらず、その厚みは1つの摺動型物を
具備する回転式電子部品と同じになっている。
【0039】また圧縮用コイルバネ80は、基台10の
孔23と第2の摺動型物60の孔65内に完全に収納さ
れ、その上下に露出する部分はない。従ってこの圧縮用
コイルバネ80を取り付けることによって回転式電子部
品1の厚みが増すことは全くない。なお2つの孔23,
65の上下面は第2のカバー100と下カバー110に
よって覆われているので、この圧縮用コイルバネ80が
外部に飛び出すことはない。
【0040】また圧縮用コイルバネ80の両端の巻き終
わり部分81,83は、いずれも下カバー110の上に
略当接するように位置している。従ってこの圧縮用コイ
ルバネ80が圧縮されたり元の状態に復帰したりすると
きでも、回転することはなく、確実にこの位置に保持さ
れる。
【0041】また第1のカバー90に設けた突部92
は、第1の摺動型物40に設けた凹凸状のクリック面4
6に弾接している。
【0042】次にこの回転式電子部品1の動作を主とし
て図7を用いて説明する。まず第1の摺動型物40を回
動すると、該第1の摺動型物40に取り付けた摺接基板
45がこれと一体に回動し、基台10に取り付けた3本
の摺動子120がこの摺接基板45に摺接する。これに
よって所望の出力が3本の端子121(図2参照)に取
り出せる。このとき第1のカバー90に設けた突部92
が第1の摺動型物40のクリック面46の凹凸に弾接
し、クリック感覚を生じさせる。
【0043】一方第2の摺動型物60を回動すると、該
第2の摺動型物60に取り付けた摺接基板68がこれと
一体に回動し、基台10に取り付けた5本の摺動子12
0がこれに摺接し、所望の出力が5本の端子121に取
り出せる。
【0044】第2の摺動型物60を回動した際は、圧縮
用コイルバネ80が圧縮されるので、該第2の摺動型物
60の回動を停止して無負荷とした場合は該圧縮用コイ
ルバネ80の弾発力によって元の位置に自動復帰する。
【0045】この自動復帰の動きについて詳細に説明す
る。図8は圧縮用コイルバネ80の動作を示す図であ
り、基台10と第2の摺動型物60と圧縮用コイルバネ
80の関係を示している。
【0046】同図(a)に示すように無負荷の状態で
は、圧縮用コイルバネ80の両端は基台10の孔23の
両端面と第2の摺動型物60の孔65の両端面に同時に
弾接しており、両者の位置をこの位置に規定している。
【0047】次に同図(b)に示すように、第2の摺動
型物60を右回り(矢印方向)に回転した場合、圧縮用
コイルバネ80の左端は第2の摺動型物60の孔65の
端面に押されて回転方向に移動するが、圧縮用コイルバ
ネ80の右端は基台10の孔23の端面に係止されたま
まなので元の位置から移動することはない。従って圧縮
用コイルバネ80は圧縮される。
【0048】そして該第2の摺動型物60の回転を停止
して無負荷状態にすると、圧縮用コイルバネ80の弾発
力によって第2の摺動型物60は同図(a)に示す元の
状態に自動復帰する。逆方向に回転しても同様である。
なおこの実施例の場合、第2の摺動型物60の回転角度
は、左右それぞれ80°(両側で160°)である。
【0049】ところで前述のようにこの実施例において
は、圧縮用コイルバネ80の両端の巻き終わり部分8
1,83が下カバー110の上に略当接し、この圧縮用
コイルバネ80が圧縮されたり元の状態に復帰したりす
るときでも回転することなく、確実にこの位置に保持さ
れるように構成されている。
【0050】もし圧縮用コイルバネ80をこのような構
造にしないと圧縮用コイルバネ80は動作時に不規則に
回転することとなるが、この圧縮用コイルバネ80の巻
き終わり部分が例えば孔23,65の中の基台10と第
2の摺動型物60のちょうど境目のところに位置してい
た場合、第2の摺動型物60を回動すると圧縮用コイル
バネ80の巻き終わり部分がその孔65の端面に乗って
一旦移動し始めた後に、該巻き終わり部分が孔65の端
面からはずれて該端面に圧縮用コイルバネ80の1巻き
分ずれた面が勢い良く当接する場合が生じ、そのときに
パチというような大きな音が発生してしまう恐れがある
からである。
【0051】以上本発明の1実施例を詳細に説明した
が、本発明はこれに限られず、例えば以下のような変形
が可能である。 上記構造の圧縮用コイルバネは、上記実施例のように
2つの摺動型物を具備する回転式電子部品に用いる場合
のみでなく、1つの摺動型物を具備する回転式電子部品
に適用しても良い。
【0052】上記実施例では摺動型物に摺接基板を設
け、基台に摺動子を取り付けたが、逆に摺動型物側に摺
動子を取り付けても良い。また基台に直接摺接パターン
を設けても良い。
【0053】上記実施例においては圧縮用コイルバネ
を収納するために基台と第2の摺動型物に円弧状の孔を
設けたが、孔の代わりに円弧状の溝を設けても良い。
【0054】上記実施例においては圧縮用コイルバネ
を収納する基台と第2の摺動型物の孔の角度を150°
としたが、本発明はこれに限られず他の角度としてもよ
い。上記実施例のように同一円周上に孔と摺接基板を設
ける場合は、孔の角度を180°以上としても意味はな
い。何故ならこの場合摺接基板の角度が180°以下と
なってしまうからである。但し、孔と摺接基板を同一円
周上に配置しない場合は、孔の角度はほぼ360°まで
大きくすることができる。このとき摺接基板は孔の外側
又は内側に設ける。
【0055】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明にか
かる回転式電子部品によれば、以下のような優れた効果
を有する。 自動復帰用の弾発部材として圧縮用コイルバネを用
い、これを基台と摺動型物の両者に設けた円弧状の孔又
は溝の中に収納したので、該圧縮用コイルバネの取り付
けのために何ら厚み方向のスペースを設ける必要はな
く、その分回転式電子部品の厚みの薄型化が図れる。ま
たその構造も簡単である。
【0056】2つの摺動型物のいずれをも1つの基台
上に載置できる構造なので、回転式電子部品の厚みの薄
型化が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例にかかる回転式電子部品1を
示す分解斜視図である。
【図2】基台10を拡大して示す斜視図である。
【図3】8本の摺動子120を示す平面図である。
【図4】第1の摺動型物40の分解斜視図である。
【図5】第2の摺動型物60の分解斜視図である。
【図6】圧縮用コイルバネ80をその端面側から見た図
である。
【図7】組み立てられた回転式電子部品1の概略側断面
図である。
【図8】図8(a),(b)は圧縮用コイルバネ80の
動作説明図である。
【図9】従来の回転式電子部品を示す概略側断面図であ
る。
【符号の説明】
1 回転式電子部品 10 基台 23 孔 40 第1の摺動型物 45 摺接基板 60 第2の摺動型物 62 孔 65 孔 68 摺接基板 80 圧縮用コイルバネ 120 摺動子

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転自在に軸支された摺動型物と、該摺
    動型物を載置する基台とを具備し、該摺動型物を回転す
    ることで所望の出力を取り出す構造の回転式電子部品に
    おいて、 前記摺動型物の回転中心軸から所定距離離れた位置であ
    って前記摺動型物と基台の対向する位置には、それぞれ
    略円弧状であって略同一長さの孔又は溝を設け、該摺動
    型物と基台の両者に設けた孔又は溝内にコイルバネを収
    納するとともに、 前記コイルバネはその端部の巻き終り部分が摺動型物に
    設けた孔又は溝の端面に位置しないように引き延ばされ
    ている ことを特徴とする回転式電子部品。
  2. 【請求項2】 回転自在に軸支された第1の摺動型物
    と、回転自在に軸支されその内部に前記第1の摺動型物
    を収納する孔を設けた第2の摺動型物と、前記第1の摺
    動型物と第2の摺動型物を載置する基台とを具備し、前
    記第2の摺動型物の孔の中に第1の摺動型物を収納して
    これらを前記基台上に載置し、前記第1の摺動型物と第
    2の摺動型物を回転することでそれぞれ所望の出力を取
    り出す構造であって、 前記第2の摺動型物の回転中心軸から所定距離離れた位
    置であって該第2の摺動型物と基台の対向する位置に
    は、それぞれ略円弧状であって略同一長さの孔又は溝を
    設け、該第2の摺動型物と基台の両者に設けた孔又は溝
    内に弾性部材を収納したことを特徴とする回転式電子部
    品。
  3. 【請求項3】 前記弾性部材はコイルバネであることを
    特徴とする請求項2記載の回転式電子部品。
JP34007894A 1994-12-28 1994-12-28 回転式電子部品 Expired - Fee Related JP3243682B2 (ja)

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