JP3245340B2 - 家具等の取手装置 - Google Patents
家具等の取手装置Info
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Description
等の開口部に開閉自在に取り付けられた扉板,蓋板など
の開閉板に装備されて、開閉板を閉位置に係止するラッ
チ機構と、このラッチ機構を開閉操作する取手とにより
形成された家具等の取手装置に関するものである。
閉板の内壁面の開閉端部において、ラッチ機構の係止具
をバネ付勢により家具等本体側の係止位置に常時突出摺
動するように保持している。そして、開閉板の外壁面に
突設された取手を左右何れかの方向に回し操作すること
により、ラッチ機構の係止具を摺動引込みして家具等本
体側との係止を解くように形成している。
て、取手の回転操作に伴って回転し、この回転を前記係
止具の摺動引込み動作に伝達する回動操作軸を備えてい
る。そして、回動操作軸は、内蓋と外筐とに二分割され
たケーシングの内部で軸支され、内蓋と外筐とに挟持さ
れることによって係止具および係止具を摺動させる摺動
手段とともに組み立て収納されている。そして、このよ
うなラッチ機構は、開閉板の内壁側において、開閉板に
設けられた開口穴に回動操作軸を対応させるように開閉
板の内壁に内蓋を対面させて取り付けられる。
またはレバー部よりなる取手部およびその後端の小円形
状の基部と、基部の後端に連続形成された角軸等の多角
変形軸よりなる取手軸とが一体に形成されている。そし
て、取手は、開閉板の外壁側より開閉板の開口穴に取手
軸側より挿入され、この取手軸が開口穴に対応配置され
た回動操作軸における内孔に挿通された上で、取手軸の
後端面中央に穿設されたネジ孔に、回動操作軸を介して
ケーシングの外筐側より止ネジが螺締されることによっ
て抜止されている。
た従来の取手装置では、取手の形状が、開閉板の決めら
れた厚さに対応して設けられているために、例えば、開
閉板が薄幅のものである場合、取手の基部が開閉板の開
口穴より多く突出するので見栄えが損なわれてしまう。
また、開閉板が厚幅のものである場合、取手の取手部後
端縁が開閉板の外壁面と接触して取手が回転できなくな
ってしまう。ゆえに、開閉板の厚さに対応した取手がそ
れぞれ必要となるという問題が生じる。
に、開閉板の厚さに影響されることなく汎用性を有して
用いることができる家具等の取手装置を提供することを
目的としている。
本発明による家具等の取手装置は、家具等本体Aの開口
部に開閉自在に設けられた開閉板Bの外壁面に回動操作
自在として取手部6が設けられ、該取手部6と対応する
開閉板Bの内壁面には取手部6の回動操作と連動して進
退することにより、家具等本体Aの係止位置に設けられ
た係止部材20に係脱するラッチ機構1が設けられた家
具等の取手装置において、前記取手部6と、開閉板Bに
形成された開口穴C内に挿入される取手軸8であって、
一端部が取手部6と一体に回動自在に係合するととも
に、その先端軸部8dが前記ラッチ機構1に係合してラ
ッチ機構1を作動させる取手軸8と、前記取手部6と取
手軸8との間に介在されて取手部6の回動を取手軸8に
伝達する一個または複数個のスペーサ7と、を具備した
ことを特徴としている。
軸8との間の係合は、係合面に形成された係合突起6
b,7cと係合凹部7b,8cとの係合により互いに一
体に回動自在に凹凸係合される構成としてもよい。
8との間の係合は、係合面に形成された放射条の凹凸条
7d,7d 同志の係合により互いに一体に回動自在に
凹凸係合される構成としてもよい。
り形成されている構成としてもよい。
設けられた開閉板Bの外壁面に回動操作自在として取手
5が設けられ、該取手5と対応する開閉板Bの内壁面に
は取手5の回動操作と連動して進退することにより、家
具等本体Aの係止位置に設けられた係止部材20に係脱
するラッチ機構1が設けられた家具等の取手装置におい
て、前記取手5の一部を構成し、開閉板Bに形成された
開口穴Cより外壁面に突出されて回動操作される取手部
6と、開閉板Bの前記開口穴C内に挿入される取手軸8
であって、一端部に取手部6と一体に回動自在に係合す
るとともに、その先端軸部8dが前記ラッチ機構1に係
合してラッチ機構1を作動させる取手軸8と、前記取手
部6と取手軸8との間に介在されて取手部6の回動を取
手軸8に伝達する一個または複数個のスペーサ7と、少
なくとも上面が開口する箱状に形成されて、その後面板
と前面板の対向する一対の壁面に軸受穴2bと挿通穴2
dとが同一軸心上に設けられ、開閉板Dの内壁面におい
て前記開口穴Cに軸受穴2bが対応して取り付けられた
ケーシング2と、前記ラッチ機構1の一部を構成し、ケ
ーシング2の上面開口より先端3eが突出付勢された状
態でケーシング2内に挿入されるスライダー3又はフッ
ク16を形成する進退部材と、前記ケーシング2内にお
いてその挿通穴2dおよび軸受穴2bに対して回動自在
に軸受けされるとともに、前記取手軸8と一体の回動に
より前記進退部材をケーシング2の内外方向に進退させ
る回動操作軸4と、該回動操作軸4、取手軸8およびス
ペーサ7の軸心を貫通する孔4g,8b,7aに回動操
作軸4の側より挿入され、回動操作軸4の外面に頭部1
0aが当接し、先端ネジ部10bが前記取手部6の裏面
に形成されたネジ孔6aに螺締される長ネジ10と、を
具備した構成でもよい。
ーサ7を除いて取手部6と取手軸8とで取手5を構成す
ることによって取手5の長さが短くなり、開閉板Bの外
壁面より取手5が多く突出することがない。また、開閉
板Bが厚幅の場合、取手部6と取手軸8との間に一乃至
複数のスペーサ7を介在することによって取手5の長さ
が長くなり、取手部6が開閉板Bの外壁面と接触するこ
とがない。このような取手5によって、開閉板Bの厚さ
に影響されることなく取手5の回動がスムーズで、見栄
えを損なうということもなく、汎用性を備えることがで
きる。
軸8との間の係合を、係合面に形成された係合突起6
b,7cと係合凹部7b,8cとの係合により互いに一
体に回動自在に凹凸係合される構成とすることにより、
取手部6による回動操作がスペーサ7と取手軸8とを介
して回動操作軸4に確実に伝達される。
8との間の係合を、係合面に形成された放射状の凹凸条
7d,7d同志の係合により互いに一体に回動自在に凹
凸係合される構成とすることにより、係合された取手軸
8、スペーサ7および取手部6を回動操作軸4に軸支す
るために、例えば回動操作軸4側より軸心上に挿入され
るネジを用いた場合、凹凸条7dがネジの外れ回転方向
に抗するようになるので、取手部6の回動操作に際にネ
ジが緩むようなことがなく、さらに取手部6による回動
操作がスペーサ7と取手軸8とを介して回動操作軸4に
さらに確実に伝達される。
することにより、係合された取手軸8、スペーサ7およ
び取手部6を回動操作軸4に軸支するために、例えば回
動操作軸4側より軸心上に挿入されるネジを用いた場
合、スペーサ7が弾性変形して取手部6と取手軸8との
間の係合が確実に係合されるとともに、ネジの外れ回転
方向に抗するようになるので、取手部6の回動操作に際
にネジが緩むようなことがない。
を参照して具体的に説明する。図1は本発明の取手装置
の使用状態を示す斜視図、図2は同装置の要部を示す分
解斜視図、図3(a)は同装置の側断面図、3図(b)
は同装置の平断面図である。
よる家具等の取手装置は、建具あるいは家具の家具等本
体Aの開口部に開閉自在に設けられた扉板,蓋板などで
ある開閉板Bの外壁面に回動操作自在とされた取手5
と、該取手5と対応する開閉板Bの内壁面に配設され、
取手5の回動操作と連動して進退する進退部材を下端に
有するラッチ機構1と、開閉板Bの内壁面に配設され、
前記ラッチ機構1に連結杆11を介して連結されてラッ
チ機構1と共に進退部材をなし、家具等本体Aの係止位
置に設けられた係止部材20と係止し得るフック機構1
4とにより構成されている。
具体的に説明する。まず、ラッチ機構1は、図2,図3
(a)および図3(b)に示すように、ケーシング2に
収納された進退部材としてのスライダー3と、回動操作
軸4とで構成されている。
に長手の方箱で、開閉板Bの内壁面と対向される後面板
がやや厚みをもって形成され、該後面板の両外側に一体
に突設された取付片2aを有している。また、同厚みを
もった後面板の中央部分には、軸受穴2bが貫通され、
該軸受穴2bと連続する穴を有する筒体2cがケーシン
グ2の後方に一体に突出形成されている。さらに、ケー
シング2の後面板と対向する前面板には前記軸受穴2b
と同一軸心上にあって略同径の挿通穴2dが設けられて
いて、該挿通穴2dの上縁部には扇状切欠2eが設けら
れている。
開口に挿通し得る長手の矩形体であって、その後面側が
くり抜かれて形成されているとともに、前面側の略中央
部分が貫通されている。そして、貫通された上縁部には
円弧状切欠3aが形成され、更に貫通された下縁部には
該円弧状切欠3aとの間に切削段部3bを介してU字状
切欠3cが形成されている。また、スライダー3の上端
(先端)3eには、フック機構14と間の連結に用いら
れる連結杆11の下端が嵌め込まれるように形成されて
いる。具体的には、連結杆11の下端部外周に渡って凹
溝11bが形成され、スライダー3の上端(先端)3e
の背部(後部)に、前記凹溝11bと嵌合する凸部30
aを有した半月状のU形嵌合溝30が切込形成されてい
て、スライダー3の上端(先端)3eに連結杆11の下
端が嵌め込まれるようになっている。
dを介して軸受穴2bに挿入し得るような略円筒体であ
って、開閉板B側に向く先端面には四角形状の角孔4a
が設けられている。そして、回動操作軸4は、その先端
側部に前記角孔4aに貫通するスリット4bが設けられ
ていて弾性的に拡縮自在とされている。さらに、拡縮自
在とされた先端部の外周縁には係合部としての爪部4c
が形成されている。また、回動操作軸4の先端に対する
一端には、前記スライダー3のU字状切欠3cに挿入し
得るくびれ部4dを介してフランジ部4eが一体に形成
されている。このフランジ部4eは、前記ケーシング2
の前面板に設けられた挿通穴2dおよび扇状切欠2eよ
りも大形に形成されている。さらに、くびれ部4dの外
周の一部にはスライダー3の円弧状切欠3aより僅かに
小さめの円弧を有し、ケーシング2の前面板に設けられ
た扇状切欠2eに挿通し得るカム片としての扇状つば片
4fが形成されている。また、回動操作軸4の一端面に
は、前記角孔4aと連通する小孔4gが形成されてい
る。なお、図3(a)に示すように上述したケーシング
2の後面板より突出形成された筒体2cの内周縁には、
回動操作軸4の先端部の外周縁に形成された爪部4cが
嵌め込まれる被係合部としての周溝2fが設けられてい
る。
の下方内壁に突出形成されたピン2gにコイルバネ9を
取り付け、このコイルバネ9を介し、スライダー3をケ
ーシング2の開口より挿通することによって、スライダ
ー3がコイルバネ9によって常時上方に付勢されるとと
もに、上下方向に摺動自在に設けられる。さらに、回動
操作軸4の先端部をケーシング2の前面板に設けられた
挿通穴2dより挿入し、ケーシング2内にあるスライダ
ー3に貫通させるとともに、軸受孔2bに対して挿入さ
せる。
周に設けられた爪部4cが軸受穴2bの内周に設けられ
た周溝2fに対して、スリット4bによる先端部の拡縮
により弾性的に係合され、さらにフランジ部4eがケー
シング2の前面板に当接することによって、ケーシング
2に対して回動自在に軸支される。
る上方付勢により、そのU字状切欠3c内に回動操作軸
4のくびれ部4dが挿入されるとともに、回動操作軸4
の扇状つば片4fの側部が同U字状切欠3cの開口縁に
当接することによって、その上端(先端)3eがケーシ
ング2の開口より突出付勢された位置でケーシング2か
ら抜止めされる。
閉板Bの内壁面の所定位置に取り付けるためには、開閉
板Bの開閉端部に貫設された開口穴Cに対し、ラッチ機
構1のケーシング2にある筒体2cを挿入して軸受穴2
bを対応させるとともに、取付片2aを介してネジなど
によって固定する。
と、取手軸8とがそれぞれ別体で構成されている。取手
部6は、円柱状に形成されていて、開閉板B側に向く後
端面における中心部分にはネジ孔6aが設けられてる。
また、同後端面には角柱状の係合突起6bが突設されて
いる。また、取手部6は円柱形状に限定されることな
く、回動中心部分にネジ孔6aが設けられるとともに、
角柱状の係合突起6bが突設されたツマミ部またはレバ
ー部よりなる構成でもよい。
円板状に形成されていて、その中心部分に貫通孔7aが
設けられている。そして、前記取手部6の後端面と対面
する先端面には、取手部6に設けられた係合突起6bと
係合し得る係合凹部7bが設けられ、さらに後端面には
取手部6に設けられた係合突起6bと同一の係合突起7
cが設けられている。
られた角孔4aに挿入係合し得る角柱状に形成された先
端軸部8dを有し、前記スペーサ7の先端面と対面する
一端部にスペーサ7と同径の円板状のつば部8aが一体
に設けられている。そして、角柱状の中心部分には、貫
通孔8bが設けられている。また、つば部8aの一端面
には、取手部6に設けられた係合突起6b、およびスペ
ーサ7に設けられた係合突起7cと係合し得る係合凹部
8cが設けられている。
閉板Bに固定されたラッチ機構1に組付ける。先に、取
手5における取手部6、スペーサ7、取手軸8をそれぞ
れの係合突起6b,7cと係合凹部7b,8cとで係合
して一塊の取手とする。そして、取手軸8の前端角柱部
分を開閉板Bに固定されたケーシング2内に軸支されて
いる回動操作軸4の角孔4aに挿入するとともに、回動
操作軸4の一端の小孔4gより長ネジ10のネジ部10
bを各貫通孔7a,8bを介して挿入し、取手部6のネ
ジ孔6aに螺合させる。これによって回動操作軸4の小
孔4g外縁に長ネジ10の頭部10aが当接し、取手5
が回動操作軸4に対して抜止め軸受される。
凹部7b,8cは、それぞれ同一形状に形成されている
ので、取手部6と取手軸8とを係合することが可能とな
っている。
ク機構14につき具体的に説明する。図3(a)および
図3(b)に示すようにフック機構14は、フックケー
シング15に収納されたフック16と、連結子17とで
構成されている。フックケーシング15は、上面が開口
した上下方向に長手の方箱で、開閉板Bの内壁面と対向
される後面板がやや厚みをもって形成され、該後面板の
両外側に一体に突設された取付片15aを有している。
そして、フックケーシング15の下面には、略コ字状の
スリット穴15bが設けられている。
の開口に挿通し得る長手の矩形体であって、上端部に所
定の傾斜面16aが形成されている。またフック16
は、その後面が下方に開口するようにくり抜かれてい
て、フックケーシング15のスリット穴15bに挿通可
能な断面略コ字状に形成されている。また、くり抜かれ
た断面略コ字状部分の対向するそれぞれの壁部には上下
方向に長手の溝穴16bがそれぞれ穿設されている。
れた断面略コ字状部分に挿通し得る角柱状の摺動部17
aと、該摺動部17aと一体に形成されて後面側がくり
抜かれた連結部17bとにより形成されている。そし
て、連結部17bの下端面には、上述したラッチ機構1
との間の連結に用いられる連結杆11が挿通される孔部
17cが設けられている。さらに、連結部17bのくり
抜かれた内部下方には、連結杆11の上端に形成された
ネジ溝11aに対して螺合し得る固定ナット12が回り
止めされた状態で嵌め込まれている。
シング15の下方内壁に突出形成されたピン15cにコ
イルバネ18を取り付け、このコイルバネ18を介し、
フック16をフックケーシング15の開口より挿通する
ことによって、フック16がコイルバネ18によって常
時上方に付勢されるとともに、上下方向に摺動自在に設
けられる。さらに、フックケーシング15のスリット穴
15bより下方に突出されたフック16の断面略コ字状
部分に対して連結子17の摺動部17aを挿通させ、フ
ック16の各溝穴16bに対して、摺動部17aの上端
両側に突出される抜止ピン19の両端部を嵌挿させる。
これにより、フック16と連結子17とが抜止ピン19
および溝穴16bによって摺動伸縮自在に連結されると
ともに、連結子17の摺動部17a上端がフックケーシ
ング15の下方外壁に当接し、コイルバネ18により上
方に付勢されたフック16が傾斜面16aをフックケー
シング15の上面開口より突出させた状態でフックケー
シング15から抜止めされるようになる。
4は、開閉板Bの内壁面の所定位置に対し、フックケー
シング15の取付片15aを介してネジなどによって固
定される。
ダー3の上端(先端)3eと、フック機構14における
連結子17の連結部17bの下端との間を連結杆11を
介して連結する。スライダー3と連結杆11との間は、
連結杆11の下端に設けられた凹溝11bにスライダー
3のU形嵌合溝30を押し込むようにし、凹溝11bと
凸部30aとを嵌合することによって連結される。連結
部17bと連結杆11との間は、予め締付ナット13が
螺合された連結杆11の上端を連結部17bの下端面に
設けられた孔部17cより挿入し、連結部17b内の固
定ナット12に螺合させて所望長さに設定した後、締付
ナット13を螺締することによって連結される。
(a)および図3(b)に示すように開閉板Bを閉じた
状態では、フック機構12のフック16の上端がコイル
バネ18の弾力によってフックケーシング15の外方に
突出付勢され、このフック16が家具等本体A側の水平
板における係止位置に設けられた係止部材20に係止さ
れることによって開閉板Bの閉状態が係止される。この
際、ラッチ機構1のスライダー3の上端(先端)3e
は、コイルバネ9の弾力によってケーシング2の外方に
突出された状態で付勢されている。
部6を図中矢印方向に回動操作すると、取手軸8と共に
回動操作軸4が同方向に回転し、スライダー3に設けら
れたU字状切欠3cの開口縁に当接している回動操作軸
4の扇状つば片4fの側部がコイルバネ9の付勢力に抗
してU字状切欠3cの開口縁を押し下げるので、スライ
ダー3がケーシング2内に後退する。これにより、連結
杆11が下方に引かれるので、連結子17を介してフッ
ク16がフックケーシング15内に後退することとな
り、フック16の上端の係止部材20への係止が外れて
開閉板Bが開放可能となる。さらに、取手部6から手を
離せば、コイルバネ9の付勢力によってスライダー3が
元の位置に突出するとともに、回動操作軸4の前記扇状
つば片4fの側部がU字状切欠3cの開口縁に押されて
回転し、回動操作軸4および取手部6も元の位置に戻
る。そして、フック機構14のフック16も連結杆11
に押し戻されるとともに、コイルバネ18によって元の
位置に戻ることとなる。なお、取手部6を図中矢印方向
と逆に回動操作した場合にも、同様にスライダー3をケ
ーシング2内に後退させて、フック16の係止を解放す
ることができる。
るには、開閉板Bを手で押し閉めるだけでよい。この
際、図5に示すようにフック機構14のフック16の上
端が係止部材20に当接することによって、フック16
に設けられた傾斜面16aに沿ってフック16のみがコ
イルバネ18の付勢力に抗しフックケーシング15内に
一旦後退する。そして、開閉板Bが閉まって傾斜面16
aが係止部材20を過ぎた際に、再びフック16がフッ
クケーシング15より突出し係止部材20に係止されて
開閉板Bの閉状態が係止される。なお、この際、フック
16と連結子17との間が、溝穴16bおよび抜止ピン
19にて上下方向に摺動自在に構成されているので、フ
ック16のみがフックケーシング15内に後退するので
あって、連結杆11は下方に後退せず、ラッチ機構1は
何ら作動しない。
は、ラッチ機構1の回動操作軸4に軸受けされて開閉板
Bの外壁側より回動操作軸4を回動操作する取手5が、
取手部6と、スペーサ7と、取手軸8とで係合自在に分
割されているとともに、取手部6と取手軸8との間も係
合自在に構成しているので、図6(a)に示すようにス
ペーサ7を除いて取手部6と取手軸8とで取手5を形成
すれば、薄幅の開閉板Bに対応して取手5の前後の長さ
が短くなり、取手5が開閉板Bの外壁側に多く突出する
ことがなく見栄えを向上させることができる。また、図
6(b)に示すように同一形状のスペーサ7を複数(図
中二個)用意して、スペーサ7と取手軸8との間に複数
(二個)のスペーサ7,7を介在させれば、厚幅の開閉
板Bに対応して取手5の前後の長さが長くなり、取手部
6の後端面が開閉板Bの外壁面と接触することなく取手
5の回転に支障を来すことがない。このように、上述し
た家具等の取手装置では、上記構成の取手5によって、
開閉板Bの厚さに影響されることない汎用性を得ること
ができる。
板Bの厚さに対応する家具等の取手装置として、開閉板
Bの開閉に起因するラッチ機構1のスライダー3が連結
杆11により連結されたフック機構14を介して家具等
本体A側の係止部材20に係止されるように構成されて
いるが、フック機構14を用いずに、ラッチ機構1のみ
で係止部材20に係止できるように構成することが可能
である。
ッチ機構1のスライダー3の上端に傾斜面3dを設ける
とともに、ラッチ機構1を係止部材20と対応する位置
に配設すればよい。スライダー3は、上述した構成にお
いて、回動操作軸4によって上方に突出付勢された位置
で回動操作軸4によってケーシング2から抜止めされて
いるとともに、回動操作軸4の扇状つば片4fとスライ
ダー3の円弧状切欠3aとの間に間隙を有して下方向
(ケーシング2の内方)に摺動可能に構成されている。
とする場合、図7(b)および図7(c)に示すよう
に、スライダー3の上端(先端)3eが係止部材20に
当接することによって、スライダー3に設けられた傾斜
面3dに沿ってスライダー3のみがコイルバネ9の付勢
力に抗しケーシング2内に一旦後退する。そして、開閉
板Bが閉まって傾斜面3dが係止部材20を過ぎた際
に、再びスライダー3がケーシング2より突出し係止部
材20に係止されて開閉板Bの閉状態が係止されるの
で、フック機構14を用いなくても上述した実施の形態
のように開閉板Bを手で押し閉めるだけで開放状態から
閉状態とすることができる。
取手装置として取手部6と、スペーサ7と、取手軸8と
に分割された取手5において、これらをそれぞれ係合さ
せる構成は、上述したものの他に種々のものが考えら
れ、その構成を以下に説明する。
b,7cとして取手部6およびスペーサ7の後端面にお
いて直径方向に突条6b’,7c’を形成し、前記係合
凹部7b,8cとしてスペーサ7の先端面および取手軸
8の一端面において直径方向に溝条7b’,8c’を形
成する。この構成によれば、取手部6とスペーサ7と取
手軸8とを係合させた際にそれぞれ直径方向へずらして
係合させることが可能となるので、例えば回動操作軸4
の軸線が開閉板Bの開口穴Cの中心に対してズレがあっ
て、前記軸線上に挿通される長ネジ10が開口穴Cの中
心からズレる場合、スペーサ7と取手軸8とに設けられ
た貫通孔7a,8bの内径の範囲内で前記ズレを補正し
て取手部6を取り付けることができる。
部7bおよび係合突起7cを有したスペーサ7であっ
て、このスペーサ7をゴム等の軟質系素材(弾性部材)
によって形成するとともに、該スペーサ7における取手
部6と対面する先端面において、先端面側から見て放射
状に設けられ、時計回り方向に高くなるような傾斜面お
よび段部が交互に連続する複数の凹凸条7dを形成した
構成とする。この構成によれば、回動操作軸4、取手軸
8およびスペーサ7を介して取手部6のネジ孔6aに長
ネジ10が螺締されて取手5が回動操作軸4に係合軸支
された際に、スペーサ7が弾性変形するとともに、取手
部6との対向面に当接された凹凸条7dが長ネジ10の
外れ回転方向に抗するようになるので、取手部6の回動
操作に際に長ネジ10が緩むようなことがない。また、
上述した係合凹部7bおよび係合突起7cを有したスペ
ーサ7を、単に弾性部材で形成してもよい。
サ7と、取手軸8との間の係合する構成を、上述した係
合突起6b,7cと係合凹部7b,8cとにより係合す
る構成に代えてピンと孔とで係合するようにしてもよ
い。
と、取手軸8との間の係合する構成は、取手部6側の凸
体とスペーサ7側の凹体、スペーサ7側の凸体と取手軸
8の凹体が係合する構成であるが、凹凸の構成を逆に代
えてもよい。
8と係合する係合面としての先端および後端の両面に前
記放射状の凹凸条を設け、この両面と当接する取手部6
および取手軸8の面にも上記の凹凸条と係合する放射状
の凹凸条を設けてもよい。この際、スペーサ7を弾性部
材で形成してもよい。
部材20に係止されるフック16(あるいはスライダー
3)が開閉板Bの開閉端部上方に位置するように設けら
れて、係止部材20が家具等本体Aの水平板の対応する
位置に設けられている構成であるが、この限りでなく、
係止部材20に係止されるフック16(あるいはスライ
ダー3)を開閉板Bの開閉端部下方に位置するように設
け、係止部材20を家具等本体Aの水平板の対応する位
置に設けてもよい。さらに、フック機構14を用いない
場合には、係止部材20に係止されるスライダー3を開
閉板Bの開閉端部の所望位置に横向きに位置するように
設け、係止部材20を家具等本体Aの垂直板の対応する
位置に設けてもよい。
の取手装置は、ラッチ機構を操作する取手を、取手部と
取手軸とで分割し、それぞれの間にスペーサを介在し得
るように構成している。ゆえに、開閉板が薄幅の場合、
スペーサを除いて取手部と取手軸とで取手を構成し、取
手の長さを短くすれば、開閉板Bの外壁面より取手が多
く突出させず見栄えを向上させることができる。さら
に、開閉板が厚幅の場合、取手部と取手軸との間にスペ
ーサを介在させて取手の長さを長くすれば、取手部が開
閉板の外壁面と接触させず取手の回転に支障を来すこと
がない。このように、本発明による家具等の取手装置
は、開閉板の厚さに影響されることなく汎用性を備える
ことができる。
図。 (b)同装置における要部の作用を示す側断面図。
面図。 (b)図7(a)における動作を示す側断面図。 (c)同平断面図。
…軸受穴、2c…筒体、2d…挿通穴、2e…扇状切
欠、2f…被係合部としての周溝、2g…ピン、3…進
退部材としてのスライダー、3a…円弧状切欠、3b…
切削段部、3c…U字状切欠、3e…上端(先端)、3
d…傾斜面、30…U形嵌合溝、30a…凸部、4…回
動操作軸、4a…角孔、4b…スリット、4c…係合部
としての爪部、4d…くびれ部、4e…フランジ部、4
f…カム片(扇状つば片)、4g…小孔、5…取手、6
…取手部、6a…ネジ孔、6b…係合突起、6b’…突
条、7…スペーサ、7a…貫通孔、7b…係合凹部、7
b’…溝条、7c…係合突起、7c’…突条、7d…凹
凸条、8…取手軸、8a…つば片、8b…貫通孔、8c
…係合凹部、8c’…溝条、8d…先端軸部、9…コイ
ルバネ、10…長ネジ、10a…頭部、10b…ネジ
部、11…連結杆、11a…ネジ溝、11b…凹溝、1
2…固定ナット、13…締付ナット、14…フック機
構、15…フックケーシング、15a…ピン、15b…
スリット穴、16…進退部材としてのフック、16a…
傾斜面、16b…溝穴、17…連結子、17a…摺動
部、17b…連結部、17c…孔部、18…コイルバ
ネ、19…抜止ピン、20…係止部材、A…家具等本
体、B…開閉板、C…開口穴。
Claims (4)
- 【請求項1】 家具等本体(A)の開口部に開閉自在に
設けられた開閉板(B)の外壁面に回動操作自在として
取手(5)が設けられ、該取手(5)と対応する開閉板
(B)の内壁面には取手(5)の回動操作と連動して進
退することにより、家具等本体(A)の係止位置に設け
られた係止部材(20)に係脱するラッチ機構(1)が
設けられた家具等の取手装置において、前記取手(5)の一部を構成し、開閉板(B)に形成さ
れた開口穴(C)より外壁面に突出されて回動操作され
る取手部(6)と、 開閉板(B)の前記開口穴(C)内に挿入される取手軸
(8)であって、一端部が取手部(6)と一体に回動自
在に係合するとともに、その先端軸部(8d)が前記ラ
ッチ機構(1)に係合してラッチ機構(1)を作動させ
る取手軸(8)と、 前記取手部(6)と取手軸(8)との間に介在されて取
手部(6)の回動を取手軸(8)に伝達する一個または
複数個のスペーサ(7)と、前記ラッチ機構(1)の一部を構成する進退部材と、 前記取手軸(8)と一体の回動により前記進退部材を進
退させる回動操作軸(4)と、 該回動操作軸(4)、取手軸(8)およびスペーサ
(7)の軸心を貫通する孔(4g,8b,7a)に回動
操作軸(4)の側より挿入され、回動操作軸(4)の外
面に頭部(10a)が当接し、先端ネジ部(10b)が
前記取手部(6)の裏面に形成されたネジ孔(6a)に
螺締される長ネジ(10)と、 を具備したことを特徴とする家具等の取手装置。 - 【請求項2】 前記取手部とスペーサと取手軸との間の
係合は、係合面に形成された係合突起と係合凹部との係
合により互いに一体に回動自在に凹凸係合される請求項
1に記載の家具等の取手装置。 - 【請求項3】 前記取手部とスペーサと取手軸との間の
係合は、係合面に形成された放射状の凹凸条同志の係合
により互いに一体に回動自在に凹凸係合される請求項1
に記載の家具等の取手装置。 - 【請求項4】 前記スペーサは、弾性部材により形成さ
れていることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に
記載の家具等の取手装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33684695A JP3245340B2 (ja) | 1995-12-25 | 1995-12-25 | 家具等の取手装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33684695A JP3245340B2 (ja) | 1995-12-25 | 1995-12-25 | 家具等の取手装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09177386A JPH09177386A (ja) | 1997-07-08 |
| JP3245340B2 true JP3245340B2 (ja) | 2002-01-15 |
Family
ID=18303204
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP33684695A Expired - Lifetime JP3245340B2 (ja) | 1995-12-25 | 1995-12-25 | 家具等の取手装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3245340B2 (ja) |
-
1995
- 1995-12-25 JP JP33684695A patent/JP3245340B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH09177386A (ja) | 1997-07-08 |
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