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JP3245591B2 - オーロラ演出装置 - Google Patents
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JP3245591B2 - オーロラ演出装置 - Google Patents

オーロラ演出装置

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JP3245591B2
JP3245591B2 JP07082392A JP7082392A JP3245591B2 JP 3245591 B2 JP3245591 B2 JP 3245591B2 JP 07082392 A JP07082392 A JP 07082392A JP 7082392 A JP7082392 A JP 7082392A JP 3245591 B2 JP3245591 B2 JP 3245591B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、宇宙からの荷電粒子
が大気の分子、原子を励起して発光させて、北極圏、南
極圏のような限られた地域においてのみ観察されるオー
ロラと呼ばれる自然現象に似せた発光表示を、演出効果
照明によって、劇場、イベント会場等において人工的
に、且つ随時与えるために利用するものである。
【0002】
【従来の技術】特公昭38−10667号公報は、首振
り運動を行なう円形状の多数の光束がレンズ及びフィル
タを通過した後に小波状ガラス板を通してスクリーン上
に投影させるものを開示している。
【0003】特公昭51−19997号公報は、光をプ
リズムにより分散し、その分散した光束を不規則凹凸の
粗面を有する変曲した反射鏡の粗面で反射させ、その反
射光を動かしつつスクリーン上に投影するものを開示し
ている。
【0004】特開昭58−26402号公報の技術は、
ミラー板とハーフミラー板とを並列設置し、その間に光
フアイバの先端を差込み、他端にカラーフィルタで着色
変化させた光を導入する方式のものであった。
【0005】これら3つの従来技術は、何れも予じめ与
えられた光点または光帯の特定パターンを、単に投影す
るに過ぎないので、動きに欠け、千変万化する光幕の表
現手段としては不満足なものであった。
【0006】次の特開昭2−282780号公報の技術
は、減圧した筒型容器内で、交流の高電圧によりグロー
放電させ、発生されるグロー放電プラズマに対し、方向
と強度が変化する磁界を印加して揺り動かすことにより
カーテン状オーロラに似たものを現出させるものであっ
た。この従来技術は、真空プラズマを磁界により揺り動
かすようにしたものの、真空の小筒内に発生させた発光
現象を、耐圧性の小窓を通して外からのぞき込ませる形
式のものであるから、多人数を収容した劇場等の観客の
面前で繰り広がる、幅広い光幕として表現するには不向
きであった。
【0007】また、特開平3−30201号公報は、壁
面に複数の孔を設け、その孔に光フアイバの末端を嵌め
込んでフアイバ・スクリーンを形成し、光フアイバの他
端をまとめてそこに映像を投影することにより、スクリ
ーン上にオーロラ状の光の縞を生じさせるものを開示し
ている。この技術は、ホール内の天井や壁面に表示する
ことが出来るとは言っても、壁面に固定された光フアイ
バの末端から放射される光のみを利用するので、単なる
光点の集合を固定的、かつ平面的に表示するに止まり、
揺動するカーテン状の光幕を立体的に表現することは出
来なかった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従って本発明は、オー
ロラを再現するには程遠い従来技術を改善しようとする
ものである。北極圏、南極圏の高緯度地方に限って観察
でき、光幕が千変万化して神秘的且つ幻想的な雰囲気を
呈する発光現象に近づけるため、動的かつ立体的に表示
して、演出効果照明分野の技術に飛躍を与える。
【0009】
【課題を解決するための手段】特殊な光フアイバに着目
し、その独特の機能および持ち味を活用することを、課
題解決手段として考えた。従来技術の光フアイバ利用例
では、単なる光伝達手段としてとらえて、その末端より
発する光点を利用していたに過ぎなかった。本発明で
は、特殊な光フアイバの側面を発光体兼反射体としてと
らえ、その側面部分を有効利用するため、光フアイバを
垂下して幕状にする新機軸を打ち出した。
【0010】具体的には、外表面が透光性の光フアイバ
をカーテン状に吊してその内に色の異なる光を入れて側
面発光させると共に、光フアイバの側面に対し、外から
色の異なる光を投影反射させて立体的に発光させるよう
にした。
【0011】これらの光を変化させると共に、カーテン
状の光フアイバ幕の高さを変えつつ揺らぎを与え、或は
スモークを加えてレーザーにより照射することにより、
神秘的且つ幻想的な発光現象に、より近い表示を与える
ようにした。
【0012】
【実施例】オーロラは極光とも呼ばれるように、地球の
緯度の高い地域で見られる発光現象である。その形状
は、孤状のもの、帯状のもの、垂幕状のもの、コロナ状
のものなどがあり一定しない。発色は、白、赤、緑など
である。
【0013】本発明は、それらの一定しない各種の発光
形態をとりまぜて、可変的に表示させようとするもので
あるが、取りわけオーロラの代表的で華美な発光形態で
ある垂幕状のものの、効果的な再現を試みた。
【0014】図1は本発明の実施例の主要部を示す。外
表面が漏光性の光フアイバの素線1を複数本用意し、そ
れらの素線群を平面状に並べ、カーテンレール3又はカ
ーテンワイヤから垂下した形のカーテン状の幕2を形成
する。漏光性光フアイバの素線群を横断する方向の編糸
を部分的に入れてそれらの揺動態様に変化を与えるよう
にしたり、漏光性光フアイバの各素線の下の自由端に夫
々独立のおもりをつけて素線毎、又は素線群毎に揺動し
うるように構成してもよい。
【0015】一般的に「光フアイバ」と呼ばれるもの
は、技術用語辞典等によれば、コアと呼ばれる中心部を
屈折率n1 の材料で作り、クラッドと呼ばれる外周辺部
を屈折率n2 の材料で作った、石英ガラス又はプラスチ
ック製の光伝送繊維である。但し、それらの屈折率をn
1 >n2 に選び、光が全反射を繰り返しながらコア内を
伝搬するようにしてある。
【0016】つまり、光がコア内に閉じ込められて周囲
に漏洩せず、従つてほとんど減衰することなく伝搬する
ようにしたものである。
【0017】しかし、本発明の実施例で用いた光フアイ
バは、前記のような一般的に「光フアイバ」と呼ばれて
いるものとは「漏光性」を有する点で相違する。その
「漏光性」はコアとクラツドの屈折率をn1 <n2 に選
び、又はクラツドを設けないことにより、光がコア内に
閉じ込められず、周囲に漏出しつつ伝搬するよう意図的
に構成された、特殊な光伝送媒体である。
【0018】本発明においては、このような光伝搬送繊
維体を「漏光性光フアイバ」と呼ぶことにする。
【0019】漏光性光フアイバの一例として、ルーメナ
イト(ルーメナイト・インターナショナル社の商標)を
挙げるが、これに限定される訳ではない。例示のものよ
り細いもの、太いもの、又は材質の異なるものを適宜利
用することは、本発明の精神を逸脱しない限り自由であ
る。ルーメナイトは有機ポリマ製で、テフロンコートさ
れてなり、直径 4.8mm(3/16インチ)乃至12.
7mm(1/2インチ)、標準長 366cm乃至 976cm
の光学繊維である。その表面照明型のものは、全長にわ
たって表面から均一に発光するようになっている。
【0020】ルーメナイトに供給する光は、たとえば石
英ハロゲンランプMR16であっても良いが、それに限
定する必要はない。
【0021】漏光性の光フアイバであれば、クラッドの
有無を問わない。その外側に着色コーティングを施すこ
とにより、一端から導入した光とは異なった光をその側
面から発光させることができる。
【0022】図1に示す通り、劇場、イベント会場等の
オーロラ表示を希望する部分を横切ってカーテンレール
2又はカーテンワイヤを設け、そこに前述のように平面
状の漏光性フアイバ幕3を波形に吊す。その幕には適当
な間隔で縦方向のひだを予じめ設け、例えばワイヤ4な
どで横方向に引張ってその間隔を変えるように、ひだ付
け加工を施しておいてもよい。その動きをコンピュータ
又は任意の手段で制御すれば、オーロラ光幕の揺らぎを
表現することが出来る。
【0023】更に、カーテンレール又はカーテンワイヤ
は、漏光性フアイバ幕3の吊り下げ高さを変化しうるよ
うポール5に取付けてその動きを制御すれば、極地空間
に浮動するオーロラの振舞を再現することが可能とな
る。その制御はコンピユータ・プログラムに委ねても良
い。
【0024】図2は装置全体の平面図である。図3は全
体の斜視図である。本発明の実施例では、オーロラ演出
部10の前後にも別の演出部を設け、全体を廻り舞台形
式に配置して、観客に対して相対的に移動するようにな
っているが、この演出方式に限定される訳ではない。
【0025】図2において、漏光性光フアイバ幕3に対
して正面又は側面から色のついた光を投射する光源1
2、13を設け、投射光の色と照度を制御したり、漏光
性光フアイバの前面に、それとは別の布のカーテン6を
吊して或はひだをつけ、或は揺動させつつ光源14によ
り光を投射しその投射光の色と照度を制御することとに
より、カーテン状の揺らぎ、色彩の流れ、ぼかし、を生
じて幻想性を高めることが出来る。
【0026】更にスモーク7を発生させて、そのスモー
クにレーザー光源15からレーザー光を照射することに
より神秘性を表現することが出来る。
【0027】本発明の実施例において、漏光性光フアイ
バ内にその一端(上端)から光を導入するに当っては、
例えば3色の光源に対して夫々必要なフアイバ端をまと
めて光を導入しても、或は小グループ毎に夫々の色を導
入するようにしてもよい。光を導入して側面で得られる
最高照度は例えば70〜80(lx) と相対的に低い値に
設定し、外から光フアイバの側面に照射する照度を例え
ば300〜400(lx) と相対的に高い値に設定したと
ころ、この演出照明により期待の視覚的効果が得られ
た。
【0028】
【発明の効果】本来的には、極地方でしか見ることが出
来ないオーロラを、劇場、イベント会場等で多数の観客
の面前で人工的に表示することが出来る。しかもオーロ
ラの特徴的で最も華美な垂幕状の発光表示に加えて、揺
らぎ、色彩の流れ、ぼかし等の発光表示を付随させ、そ
れらを取り混ぜて総合的に表示することが出来るので、
従来技術を超える演出効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の演出装置の全体図。
【図2】光フアイバ幕の構成及びその揺動手段の構成を
示す平面図。
【図3】図2の構成の斜視図。
【符号の説明】
1 漏光性光フアイバ 2 漏光性光フアイバ幕 3 カーテンレール 4 ワイヤ 5 ポール 6 布のカーテン 7 スモーク 10 オーロラ演出部 11、12、13、14 光源 15 レーザー光源
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−314482(JP,A) 特開 平4−314481(JP,A) 実開 昭61−194389(JP,U) 実開 昭52−3533(JP,U) 実開 昭58−190681(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F21S 10/00 F21W 131:406 G09F 13/00 - 13/46

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数本の漏光性光フアイバを垂直に垂下し
    てカーテン状に平面構成した光フアイバ幕と、 オーロラを演出すべき部分を横切って配置され、前記光
    フアイバ幕を吊り下げるためのカーテンレール又はカー
    テンワイヤと、 前記光フアイバ幕を構成する個々の光フアイバに対し、
    その一端へ光を導入するための光源と、 前記光フアイバ幕を揺動させるため、カーテンレール又
    はカーテンワイヤを、上下又は左右に振動させる手段
    と、 を含むオーロラ演出装置。
  2. 【請求項2】前記光フアイバ幕が波打ち状に吊り下げら
    れるように、前記カーテンレール又はカーテンワイヤに
    対して前記光フアイバ幕を吊り下げる手段を含む、請求
    項 1のオーロラ演出装置。
  3. 【請求項3】前記光フアイバ幕を構成する光フアイバに
    対し、外側面から光を投射するための光源を更に有す
    る、請求項 1のオーロラ演出装置。
  4. 【請求項4】前記光フアイバ幕の前後又は両側にスモー
    クを発生させる手段と、発生したスモークに対して光を
    照射する手段とを更に含む、請求項 1のオーロラ演出装
    置。
  5. 【請求項5】前記光フアイバ幕の手前に布の幕を吊す手
    段と、前記布の幕に対して光を投射する手段とを更に含
    む、請求項 1のオーロラ演出装置。
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JP2014203073A (ja) * 2013-04-04 2014-10-27 泰三 川内 電飾装置

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