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JP3249403B2 - メモリ制御回路 - Google Patents
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JP3249403B2 - メモリ制御回路 - Google Patents

メモリ制御回路

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JP3249403B2
JP3249403B2 JP25309096A JP25309096A JP3249403B2 JP 3249403 B2 JP3249403 B2 JP 3249403B2 JP 25309096 A JP25309096 A JP 25309096A JP 25309096 A JP25309096 A JP 25309096A JP 3249403 B2 JP3249403 B2 JP 3249403B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はメモリ制御回路に関
し、特にたとえば複数の映像信号のそれぞれを所定のメ
モリ領域に書き込む、メモリ制御回路に関する。
【0002】
【従来の技術】図18に示す従来のこの種のメモリ制御
回路1では、同期信号発生回路2が同期分離回路3a〜
3cから出力された垂直同期信号とタイミングジェネレ
ータ4から出力されたセレクト信号に基づいて書込開始
信号を生成する。信号発生回路2は具体的には図19の
ように構成され、入力された垂直同期信号のそれぞれが
セレクタ2aおよび2bでセレクト信号に従って選択さ
れる。VDカウンタ2cおよび2dはセレクタ2aおよ
び2bから出力された垂直同期信号によってリセットさ
れるとともに、システムクロックによってインクリメン
トされる。このようにして生成されたカウント値は書込
開始信号発生回路2eおよび2fに与えられ、それぞれ
のカウント値に従って書込開始信号が生成される。すな
わち、書込開始信号はセレクタ2aおよび2bから出力
された垂直同期信号の立ち下がりから所定時間経過後に
出力される。
【0003】マイコン5は2つのプロセサ(図示せず)
を含み、それぞれが個別に書込開始信号および書込タイ
ミング信号を受け、書込タイミング信号が与えられてか
ら最初の書込開始信号に従ってVRAM6aおよび6b
のそれぞれにライトイネーブル信号およびアドレス信号
を与える。このようにして、セレクタ7から出力されフ
ィルタ8aで一部が間引かれた映像信号XおよびZがV
RAM6aの所定のメモリ領域に書き込まれ、セレクタ
7から出力されフィルタ8bで一部が間引かれた映像信
号YおよびAがVRAM6bの所定のメモリ領域に書き
込まれていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来技術では、タイミングジェネレータ4から出力される
セレクト信号のタイミングによっては映像信号をVRA
M6aおよび6bに適切に書き込むことができない恐れ
があった。すなわち、上述のように書込開始信号発生回
路2eおよび2fは、セレクタ2aおよび2bから出力
された垂直同期信号の立ち下がり時点を基準として書込
開始信号を生成するが、たとえばセレクタ2aが図20
(B)に示すように、映像信号Xに含まれる垂直同期信
号が入力されている途中でその垂直同期信号を選択した
場合、その垂直同期信号は誤ったタイミングで立ち下が
ってしまい、図20(C)に示すように書込開始信号が
誤ったタイミングで出力されてしまう。また、図20
(B)および(C)からわかるように、映像信号Xの書
込開始信号は映像信号Zに含まれる最後の垂直同期信号
の立ち下がりを基準に生成されてしまう。
【0005】このため、図20(E)に示すように、誤
ったタイミングで書込信号すなわちライトイネーブル信
号およびアドレス信号が出力されてしまい、VRAM6
aの所定のメモリ領域には図21(A)および図22
(A)ではなく、図21(B)および図22(B)に示
すように映像信号が書き込まれていた。それゆえに、こ
の発明の主たる目的は、映像信号を所定のメモリ領域に
適切に書き込むことができる。メモリ制御回路を提供す
ることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、第1所定
期間毎に切り換わる複数の映像信号を、その映像信号に
含まれる垂直同期信号に応答して出力される書込開始信
号に従って、第1所定期間に1回所定のメモリ領域に書
き込むメモリ制御回路において、映像信号の切り換わり
時点から少なくとも垂直同期信号に相当する第2所定期
間、書込開始信号の出力を禁止する禁止手段を備えるこ
とを特徴とする、メモリ制御回路である。
【0007】第2の発明は、第1選択手段によって所定
期間毎に選択された複数の映像信号のそれぞれを書込開
始信号に従って所定のメモリ領域に書き込むメモリ制御
回路において、クロックによってインクリメントされ複
数の映像信号のそれぞれに含まれる垂直同期信号によっ
てリセットされる複数のカウンタ、第1選択手段に同期
して複数のカウンタのカウント値のそれぞれを選択する
第2選択手段、および選択されたカウント値に応じて書
込開始信号を生成する書込開始信号生成手段を備えるこ
とを特徴とする、メモリ制御回路である。
【0008】
【作用】第1の発明では、書込開始信号の出力が、禁止
手段によって映像信号の切り換わり時点から少なくとも
垂直同期信号に相当する第2所定期間禁止される。した
がって、映像信号は第2所定期間が経過した後に出力さ
れる書込開始信号に従って所定のメモリ領域に書き込ま
れる。
【0009】なお、禁止手段はたとえば第2所定期間に
生成されるゲート信号に従って書込開始信号にゲートを
かける。これによって、完全な形で得られた垂直同期信
号に応答して書込開始信号が出力されたとき、すなわち
適切なタイミングで書込開始信号が出力されたときに、
その書込開始信号に従って映像信号が所定のメモリ領域
に書き込まれる。
【0010】第2の発明では、複数の映像信号のそれぞ
れに含まれる垂直同期信号によって、その複数の映像信
号に対応する複数のカウンタがリセットされ、クロック
によってその複数のカウンタがインクリメントされる。
それぞれのカウンタのカウント値は、複数の映像信号を
所定期間毎に選択する第1選択手段に同期して第2選択
手段によって選択され、選択されたカウント値に応じて
書込開始信号生成手段が書込開始信号を生成する。この
書込開始信号に従って、第1選択手段からの映像信号が
所定のメモリ領域に書き込まれる。すなわち、書込開始
信号は、適切なタイミングでレベルが変化する垂直同期
信号によってリセットされるカウンタのカウント値に応
じて生成され、その書込開始信号に従って映像信号が所
定のメモリ領域に書き込まれる。
【0011】
【発明の効果】第1の発明によれば、第2所定期間に書
込開始信号の出力を禁止するようにしたため、誤ったタ
イミングで書込開始信号が出力されることがなく、映像
信号を適切に所定のメモリ領域に書き込むことができ
る。第2の発明によれば、第2選択手段の前段に複数の
カウンタを設けることによって、書込開始信号は常に適
切なタイミングで生成されるため、映像信号を適切に所
定のメモリ領域に書き込むことができる。
【0012】この発明の上述の目的,その他の目的,特
徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳
細な説明から一層明らかとなろう。
【0013】
【実施例】図1を参照して、この実施例のメモリ制御回
路10は端子C1〜C4のそれぞれから入力された映像
信号X,Y,ZおよびAを受けるセレクタ12a〜12
cを含む。それぞれのセレクタ12a〜12cは、タイ
ミングジェネレータ14から出力された図8(A)〜
(C)および図9(A)〜(C)に示すような第1セレ
クト信号〜第3セレクト信号に従って、映像信号X〜A
のいずれかを選択する。すなわち、第1セレクト信号〜
第3セレクト信号のそれぞれは2ビットのデータをもつ
信号であり、そのデータ値が“00”を示すときセレク
タ12a〜12cは映像信号Xを選択する。また、その
データ値が“01”であるとき、セレクタ12a〜12
cは映像信号Yを選択する。さらに、そのデータ値が
“10”を示すとき、セレクタ12a〜12cは映像信
号Zを選択する。さらにまた、そのデータ値が“11”
を示すとき、セレクタ12a〜12cは映像信号Aを選
択する。
【0014】図8(A)〜(C)および図9(A)〜
(C)からわかるように、第1セレクト信号〜第3セレ
クト信号は、3フィールド毎にデータ値がディクリメン
トされかつ互いに位相が4フィールドずれている信号で
あるため、セレクタ12aからは図8(D)および図9
(D)に示すように時分割多重された映像信号が出力さ
れ、セレクタ12bからは図8(F)および図9(F)
に示すように時分割多重された映像信号が出力され、そ
してセレクタ12cからは図8(H)および図9(H)
に示すように時分割多重された映像信号が出力され、そ
れぞれの映像信号がセレクタ回路16に与えられる。
【0015】セレクタ回路16は3入力1出力のセレク
タ16aおよび16bを含む回路であり、セレクタ16
aは、タイミングジェネレータ14からの第4セレクト
信号に従ってセレクタ12a〜12cから出力された映
像信号のいずれかを選択し、セレクタ16bは、タイミ
ングジェネレータ14からの第5セレクト信号に従って
セレクタ12a〜12cから出力された映像信号のいず
れかを選択する。
【0016】具体的には、第4セレクト信号は図8
(J)に示すように2フィールド毎に2ビットのデータ
値を“10”,“01”および“00”の間で切り換え
る信号であり、セレクタ16aは、そのデータ値が“0
0”のときセレクタ12aからの映像信号を選択し、そ
のデータ値が“01”のときセレクタ12bからの映像
信号を選択し、そしてそのデータ値が“10”のときセ
レクタ12cからの映像信号を選択する。したがって、
セレクタ16aからは、図8(K)に示すように映像信
号XおよびZが、第1所定期間としての2フィールド毎
に交互に切り換えられて出力される。第5セレクト信号
もまた、図9(J)に示すように2フィールド毎に2ビ
ットのデータ値が“10”,“01”および“00”の
間で切り換えられる信号であるが、図9(J)に示すよ
うに第4セレクト信号に対して位相が3フィールド遅れ
ている。したがって、セレクタ16bもまたセレクタ1
6aと同様に出力を切り換えるが、セレクタ16bから
は図9(K)に示すように、映像信号YおよびAが第1
所定期間としての2フィールド毎に切り換えられて出力
される。
【0017】セレクタ16aから出力された映像信号X
およびZはA/D変換器22aでディジタルデータに変
換された後、フィルタ24aで水平方向において1画素
おきに間引かれる。その後、フィルタ24aからの映像
信号XおよびZが、マイコン28から出力されたライト
イネーブル信号およびアドレス信号によって、VRAM
26aの所定のメモリ領域に書き込まれる。VRAM2
6aには図2(A)に示すようにメモリ領域xおよびz
が形成されており、それぞれが360ドット×224ラ
インに相当するメモリ容量をもつ。フィルタ24aから
出力された映像信号XおよびZは、ライトイネーブル信
号およびアドレス信号によって、メモリ領域xおよびz
のそれぞれに書き込まれる。
【0018】また、セレクタ16bから出力された映像
信号YおよびAは、A/D変換器22bでディジタルデ
ータに変換された後、フィルタ24bで水平方向におい
て1画素おきに間引かれる。そして、フィルタ24bか
らの映像信号YおよびAが、マイコン28からのライト
イネーブル信号およびアドレス信号に従って、VRAM
26bに図2(B)に示すように形成されたメモリ領域
yおよびaに書き込まれる。なお、メモリ領域yおよび
aもまた、VRAM26aと同様に360ドット×22
4ラインのメモリ容量をもつ。
【0019】VRAM26aおよび26bに格納された
映像信号X〜Aは、マイコン28とは異なるマイコン
(図示せず)によってインタレース方式で読み出され、
マルチプレクサ30で多重される。そして、多重された
映像信号がD/A変換器32でアナログ信号に変換さ
れ、端子C5から出力される。セレクタ12a〜12c
から出力された映像信号に含まれる垂直同期信号および
水平同期信号は、同期分離回路18a〜18cで分離さ
れ、信号発生回路20に与えられる。したがって、同期
分離回路18aからは図8(E)および図9(E)に示
す垂直同期信号が入力され、同期分離回路18bからは
図8(G)および図9(G)に示す垂直同期信号が入力
され、そして同期分離回路18cからは図8(I)およ
び図9(I)に示す垂直同期信号が入力される。信号発
生回路20にはまた、図8(J)に示す第4セレクト信
号,図9(J)に示す第5セレクト信号,図8(M)お
よび図9(M)に示す書込タイミング信号が与えられ、
信号発生回路20はこれらの信号に基づいて図8(L)
および図9(L)に示す書込開始信号を生成する。マイ
コン28はこの書込開始信号とタイミングジェネレータ
14からの書込タイミング信号とを受け、書込タイミン
グ信号に続いて最初に与えられる書込開始信号に応答し
て、図8(N)および図9(N)に示すようなライトイ
ネーブル信号と図8(K)および図9(K)に示すかつ
映像信号X〜Aをメモリ領域x〜aに書き込むためのア
ドレス信号を生成する。
【0020】図3を参照して、同期分離回路18a〜1
8cから入力された垂直同期信号はセレクタ34aに与
えられ、第4セレクト信号に従っていずれかの垂直同期
信号が選択される。選択された垂直同期信号は、水平同
期信号に同期したシステムクロックによってインクリメ
ントされるVDカウンタ38aのリセット端子に与えら
れる。このため、VDカウンタ38aは垂直同期信号の
立ち下がりによってリセットされる。書込開始信号発生
回路40aはVDカウンタ38aのカウント値が“4”
および“5”をとるときに書込開始信号を発生する。こ
のため、セレクタ34aが、たとえば映像信号Xに含ま
れる垂直同期信号が入力されている途中でその垂直同期
信号を選択したときは、セレクタ34aからは図10
(B)に示すように一部が欠落した垂直同期信号が出力
されてしまう。したがって、VDカウンタ38aは図1
0(C)に示すように誤ったタイミングでリセットさ
れ、書込開始信号発生回路40aからは誤ったタイミン
グで書込開始信号が出力されてしまう。このような書込
開始信号が信号発生回路20から出力されるのを禁止す
るために、この実施例では禁止手段としてOR回路48
aおよびゲート信号作成回路46aを設け、ゲート信号
生成回路46aによって生成されるかつ図10(F)に
示すようなゲート信号によって、誤った書込開始信号に
ゲートをかけるようにしている。
【0021】具体的に説明すると、セレクタ36aが同
期分離回路18a〜18cからの水平同期信号のいずれ
かを第4セレクト信号に従って選択し、AND回路42
aが選択された水平同期信号にゲート信号によってAN
D処理をかける。カウンタ44aは、AND回路42a
からのAND信号がハイレベルとなるときシステムクロ
ックに従ってインクリメントされ、図10(E)に示す
ように映像信号の切り換わりのタイミングで出力される
書込タイミング信号によってリセットされる。このカウ
ンタ44aは“10”までインクリメントされるとイン
クリメントを中止し、リセットされない限りそのカウン
ト値(“10”を維持するカウンタであり、ゲート信号
生成回路46aはそのカウント値が“0”〜“9”をと
るときゲート信号をハイレベルとし、カウント値が“1
0”になるとゲート信号をローレベルとする。
【0022】したがって、ゲート信号はセレクタ16a
から出力される映像信号の切り換わり時点から、垂直同
期信号期間に相当する10ライン期間ハイレベルとな
り、この期間に出力される書込開始信号にゲートがかけ
られる。したがって、OR回路48aからは、図10
(G)に示すように、完全な波形をもつ垂直同期信号の
立ち下がりを基準として生成された書込開始信号が出力
される。なお、書込開始信号は垂直同期信号期間が経過
した後に生成されるのが望ましい。なぜならば、垂直同
期信号期間が経過する前に、すなわち、たとえばVDカ
ウンタ38aのカウント値が“1”および“2”をとる
期間に書込開始信号を生成するようにすると、映像信号
の切り換わり後10ライン期間書込開始信号の出力が禁
止されることによって、垂直同期信号が完全な形で得ら
れたときでも、それに基づく書込開始信号にゲートがか
けられてしまうからである。
【0023】セレクタ16bから出力された映像信号Y
およびAの書込に供する書込開始信号は、セレクタ34
b〜OR回路48bによって生成されるが、これらの回
路の構成は上述のセレクタ34a〜OR回路48aと同
様であるため、参照番号に付された“a”を“b”に置
き換えることによって重複した説明を省略する。マイコ
ン28は2つのプロセサ28aおよび28bを含み、プ
ロセサ28aがセレクタ16aから出力される映像信号
XおよびZに対応する書込開始信号および書込タイミン
グ信号を、図4および図5に示すフロー図に従って処理
する。また、プロセサ28bは、セレクタ16bから出
力される映像信号YおよびAに対応する書込開始信号お
よび書込タイミング信号を図6および図7に示すフロー
図に従って処理する。
【0024】具体的には、プロセサ28aはまずステッ
プS1で図8(M)に示す書込タイミング信号が立ち上
がったかどうかを判断し、“YES”であれば、ステッ
プS3,S5およびS7で図8(J)に示す第4セレク
ト信号のデータ値を判別する。そして、そのデータ値が
“00”であれば、ステップS9でこのときの第1セレ
クト信号のデータ値をメモリし、第4セレクト信号のデ
ータ値が“01”であれば、ステップS11で第2セレ
クト信号のデータ値をメモリし、そして第4セレクト信
号のデータ値が“10”であれば、ステップS13で第
3セレクト信号のデータ値をメモリする。このような処
理をするのは、第4セレクト信号のデータ値と映像信号
XおよびZとが対応しない一方で、第1セレクト信号〜
第3セレクト信号のデータ値と映像信号XおよびZとは
対応関係にあり、メモリデータが“00”のときVRA
M26aには映像信号Xが入力され、メモリデータが
“10”であるときVRAM26aには映像信号Zが入
力されるからである。
【0025】したがって、プロセサ28aはステップS
15およびS17でメモリデータのデータ値を判別す
る。そして、データ値が“00”であれば、ステップS
19でVRAM26aの書込開始アドレスを(カラム,
ロウ)=(0,0)に設定し、データ値が“10”であ
れば、書込開始アドレスを(カラム,ロウ)=(22
4,0)に設定する。その後、ステップS23で図8
(L)に示す書込開始信号が立ち上がったかどうか判断
し、“NO”であればステップS3に戻るが、“YE
S”であれば、ステップS25でライトイネーブル信号
を立ち上げるとともに、ステップS27で書込開始アド
レスを基準とする224ライン×360ドットのメモリ
領域のアドレス信号を出力する。そして、アドレス信号
の出力が完了すると、ステップS29でライトイネーブ
ル信号を立ち下げ、ステップS1に戻る。
【0026】このようにプロセサ28aが処理すること
によって、書込タイミング信号に続いて最初の出力され
る書込開始信号に応答してライトイネーブル信号および
アドレス信号が2フィールド期間に1回だけ出力され、
これによって映像信号XおよびZがVRAM26aのメ
モリ領域xおよびzに書き込まれる。なお、プロセサ2
8bは映像信号YおよびAに対応する書込開始信号およ
び書込タイミング信号を受けて図6および図7に示すフ
ロー図を処理するが、この処理はステップS3′,S
5′およびS7′で第5セレクト信号のデータ値を判別
するとともに、ステップS15′およびS17′でメモ
リデータのデータ値が“01”および“11”のいずれ
であるかを判別する点を除き、図4および図5に示すフ
ロー図と同様であるため、重複した説明を省略する。プ
ロセサ28bがこの処理を行うことによって、ライトイ
ネーブル信号およびアドレス信号が適切なタイミングで
出力され、映像信号YおよびAはVRAM26bのメモ
リ領域yおよびaに適切に書き込まれる。したがって、
VRAM26aおよび26bには図11(A)および
(B)に示すような映像信号が書き込まれる。
【0027】この実施例によれば、書込タイミング信号
が立ち上がりから10ライン期間、すなわち垂直同期信
号に相当する期間、書込開始信号の出力を禁止するよう
にしたため、書込開始信号は次に入力される完全な形の
垂直同期信号に応答して出力される。このため、ライト
イネーブル信号およびアドレス信号は適切なタイミング
でマイコン26から出力され、映像信号X〜AをVRA
M26aおよび26bのメモリ領域x〜aに適切に書き
込むことができる。
【0028】なお、この実施例では垂直同期信号の立ち
上がり時点を基準として書込開始信号を生成するように
したが、垂直同期信号の立ち上がりに応答して書込開始
信号を生成するようにしてもよいことはもちろんであ
る。また、ゲート信号を垂直同期信号に相当する期間出
力するようにしたが、誤った書込開始信号の出力を確実
に禁止するために、それより長い期間ゲート信号を出力
するようにしてもよい。
【0029】しかし、上述の実施例では、図3からわか
るように、信号発生回路20の規模が従来に比べて大き
くなるという問題が生じる。そこで、斯かる点を解決す
る新たな実施例を以下に説明する。図12を参照して、
他の実施例のメモリ制御回路10は、同期分離回路18
a′〜18c′が垂直同期信号のみを分離するととも
に、信号発生回路20′が図13に示すように構成され
る点を除き、図1に示すメモリ制御回路10と同様であ
るため、異なる点についてのみ説明することによって、
重複した説明を省略する。
【0030】セレクタ12aからは図14(A)〜図1
7(A)に示す映像信号が出力されるため、同期分離回
路18a′からは図14(B)〜図17(B)に示す垂
直同期信号が出力される。また、セレクタ12bからは
図14(D)〜図17(D)に示す映像信号が出力され
るため、同期分離回路18b′からは図14(E)〜図
17(E)に示す垂直同期信号が出力される。さらに、
セレクタ12cからは図14(G)〜図17(G)に示
す映像信号が出力されるため、同期分離回路18c′か
らは図14(H)〜図17(H)に示す垂直同期信号が
出力される。図13に示すVDカウンタ50a〜50c
は水平同期信号に同期したシステムクロックによってイ
ンクリメントされるとともに、同期分離回路18a′〜
18c′からの垂直同期信号によってリセットされる。
このため、VDカウンタ50aのカウント値は、図14
(C)〜図17(C)に示すように変化する。また、V
Dカウンタ50bは図14(F)〜図17(F)に示す
ようにインクリメントされる。さらに、VDカウンタ5
0cのカウント値は、図14(I)〜図17(I)に示
すようにインクリメントされる。
【0031】VDカウンタ50a〜50cのそれぞれの
カウント値はセレクタ52aおよび52bに与えられ
る。第2選択手段としてのセレクタ52aは図14
(J)および図15(J)に示す第4セレクト信号に従
っていずれかのカウント値を選択する。すなわち、第4
セレクト信号のデータ値が“00”のときVDカウンタ
50aから出力されたカウント値を選択し、そのデータ
値が“01”のときVDカウンタ50bから出力された
カウント値を選択し、そしてそのデータ値が“10”の
ときVDカウンタ50cから出力されたカウント値を選
択する。したがって、セレクタ52aからは図14
(L)および図15(L)に示すカウント値が出力され
る。
【0032】一方、他の第2選択手段としてのセレクタ
52bは図16(J)および図17(J)に示す第5セ
レクト信号に従って、VDカウンタ50a〜50cから
出力されたカウント値のいずれかを選択する。すなわ
ち、セレクタ52aと同様に、第5セレクト信号のデー
タ値が“00”のときVDカウンタ50aから出力され
たカウント値を選択し、そのデータ値が“01”のとき
VDカウンタ50bからのカウント値を選択し、そして
そのデータ値が“10”のときVDカウンタ50cから
のカウント値を選択する。このため、セレクタ52bか
ら出力されるカウントは図16(L)および図17
(L)に示すように変化する。
【0033】書込開始信号発生回路54aおよび54b
は、セレクタ52aおよび52bから出力されたカウン
ト値を受け、そのカウント値が4および5をとるとき書
込開始信号を出力する。このため、書込開始信号発生回
路54aからは図14(M)および図15(M)に示す
書込開始信号が出力され、書込開始信号52bからは図
16(M)および図17(M)に示す書込開始信号が出
力される。
【0034】このようにして生成された図14(M)お
よび図15(M)に示す書込開始信号とタイミングジェ
ネレータ14から出力された図14(N)および図15
(N)に示す書込タイミング信号とに従って、マイコン
28に含まれるプロセサ28aが図14(O)および図
15(O)に示すライトイネーブル信号とこれに同期す
るアドレス信号とをVRAM26aに与える。また、図
16(M)および図17(M)に示す書込開始信号と図
16(N)および図17(N)に示す書込タイミング信
号とに従って、マイコン28のプロセサ28bが図16
(O)および図17(O)に示すライトイネーブル信号
とこれに同期するアドレス信号とをVRAM26bに与
える。このため、VRAM26aおよび26bのメモリ
領域x〜aに、第1選択手段としてのセレクタ回路16
から出力されフィルタ24aおよび24bを介した映像
信号X〜Aが適切に書き込まれる。
【0035】この実施例によれば、図13に示すよう
に、セレクタ52aおよび52bの前段にVDカウンタ
50a〜50cを配置するようにしたため、VD50a
〜50cは完全な形の垂直同期信号を受け、適切なタイ
ミングでリセットされる。したがって、セレクタ52a
および52bから出力されたカウント値に誤りが生じる
ことはなく、書込開始信号発生回路54aおよび54b
は適切なタイミングで書込開始信号を出力する。このよ
うに、従来技術に対してVDカウンタおよびセレクタの
配置を変えるだけで図1実施例に比べて回路規模を大幅
に押さえることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】VRAMを示す図解図である。
【図3】信号発生回路を示すブロック図である。
【図4】マイコンの動作の一部を示すフロー図である。
【図5】マイコンの動作の一部を示すフロー図である。
【図6】マイコンの動作の一部を示すフロー図である。
【図7】マイコンの動作の一部を示すフロー図である。
【図8】(A)はセレクタ12aに与えられる第1セレ
クト信号を示す図解図であり、(B)はセレクタ12b
に与えられる第2セレクト信号を示す図解図であり、
(C)はセレクタ12cに与えられる第3セレクト信号
を示す図解図であり、(D)はセレクタ12aから出力
される映像信号を示す図解図であり、(E)は(D)に
示す映像信号に含まれる垂直同期信号を示す波形図であ
り、(F)はセレクタ12bから出力される映像信号を
示す図解図であり、(G)は(F)に示す映像信号に含
まれる垂直同期信号を示す波形図であり、(H)はセレ
クタ12cから出力される映像信号を示す波形図であ
り、(I)は(H)に示す映像信号に含まれる垂直同期
信号を示す波形図であり、(J)は第4セレクト信号を
示す図解図であり、(K)はセレクタ16aから出力さ
れる映像信号を示す図解図であり、(L)は書込開始信
号を示す波形図であり、(M)は書込タイミング信号を
示す波形図であり、そして(N)はライトイネーブル信
号を示す波形図である。
【図9】(A)はセレクタ12aに与えられる第1セレ
クト信号を示す図解図であり、(B)はセレクタ12b
に与えられる第2セレクト信号を示す図解図であり、
(C)はセレクタ12cに与えられる第3セレクト信号
を示す図解図であり、(D)はセレクタ12aから出力
される映像信号を示す図解図であり、(E)は(D)に
示す映像信号に含まれる垂直同期信号を示す波形図であ
り、(F)はセレクタ12bから出力される映像信号を
示す図解図であり、(G)は(F)に示す映像信号に含
まれる垂直同期信号を示す波形図であり、(H)はセレ
クタ12cから出力される映像信号を示す波形図であ
り、(I)は(H)に示す映像信号に含まれる垂直同期
信号を示す波形図であり、(J)は第5セレクト信号を
示す図解図であり、(K)はセレクタ16bから出力さ
れる映像信号を示す図解図であり、(L)は書込開始信
号を示す波形図であり、(M)は書込タイミング信号を
示す波形図であり、そして(N)はライトイネーブル信
号を示す波形図である。
【図10】(A)はセレクタ16aまたは16bから出
力される映像信号を示す図解図であり、(B)はセレク
タ34aまたは34bから出力される垂直同期信号を示
す波形図であり、(C)はVDカウンタ38aまたは3
8bのカウント値を示す図解図であり、(D)は書込開
始信号発生回路40aまたは40bから出力される書込
開始信号を示すを示す波形図であり、(E)は図1のタ
イミングジェネレータから出力される書込タイミング信
号を示す波形図であり、(F)はゲート信号生成回路4
6aまたは46bから出力されるゲート信号を示す波形
図であり、そして(G)はOR回路48aまたは48b
から出力される書込開始信号を示す波形図である。
【図11】(A)はVRAM26aに書き込まれた映像
信号を示す図解図であり、(B)はVRAM26bに書
き込まれた映像信号を示す図解図である。
【図12】この発明の他の実施例を示すブロック図であ
る。
【図13】信号発生回路を示すブロック図である。
【図14】(A)はセレクタ12aから出力される映像
信号を示す図解図であり、(B)は(A)に示す映像信
号に含まれる垂直同期信号を示す波形図であり、(C)
は図13のVDカウンタ50aのカウント値を示す図解
図であり、(D)はセレクタ12bから出力される映像
信号を示す図解図であり、(E)は(D)に示す映像信
号に含まれる垂直同期信号を示す波形図であり、(F)
はVDカウンタ50bのカウント値を示す図解図であ
り、(G)はセレクタ12cから出力される映像信号を
示す図解図であり、(H)は(G)に示す映像信号に含
まれる垂直同期信号を示す波形図であり、(I)はVD
カウンタ50cのカウント値を示す図解図であり、
(J)は第4セレクト信号を示す図解図であり、(K)
はセレクタ16aから出力される映像信号を示す図解図
であり、(L)はセレクタ52aから出力されるカウン
ト値を示す図解図であり、(M)は書込開始信号を示す
波形図であり、(N)は書込タイミング信号を示す波形
図であり、(O)はライトイネーブル信号を示す波形図
である。
【図15】(A)はセレクタ12aから出力される映像
信号を示す図解図であり、(B)は(A)に示す映像信
号に含まれる垂直同期信号を示す波形図であり、(C)
は図13のVDカウンタ50aのカウント値を示す図解
図であり、(D)はセレクタ12bから出力される映像
信号を示す図解図であり、(E)は(D)に示す映像信
号に含まれる垂直同期信号を示す波形図であり、(F)
はVDカウンタ50bのカウント値を示す図解図であ
り、(G)はセレクタ12cから出力される映像信号を
示す図解図であり、(H)は(G)に示す映像信号に含
まれる垂直同期信号を示す波形図であり、(I)はVD
カウンタ50cのカウント値を示す図解図であり、
(J)は第4セレクト信号を示す図解図であり、(K)
はセレクタ16aから出力される映像信号を示す図解図
であり、(L)はセレクタ52aから出力されるカウン
ト値を示す図解図であり、(M)は書込開始信号を示す
波形図であり、(N)は書込タイミング信号を示す波形
図であり、(O)はライトイネーブル信号を示す波形図
である。
【図16】(A)はセレクタ12aから出力される映像
信号を示す図解図であり、(B)は(A)に示す映像信
号に含まれる垂直同期信号を示す波形図であり、(C)
は図13のVDカウンタ50aのカウント値を示す図解
図であり、(D)はセレクタ12bから出力される映像
信号を示す図解図であり、(E)は(D)に示す映像信
号に含まれる垂直同期信号を示す波形図であり、(F)
はVDカウンタ50bのカウント値を示す図解図であ
り、(G)はセレクタ12cから出力される映像信号を
示す図解図であり、(H)は(G)に示す映像信号に含
まれる垂直同期信号を示す波形図であり、(I)はVD
カウンタ50cのカウント値を示す図解図であり、
(J)は第5セレクト信号を示す図解図であり、(K)
はセレクタ16bから出力される映像信号を示す図解図
であり、(L)はセレクタ52aから出力されるカウン
ト値を示す図解図であり、(M)は書込開始信号を示す
波形図であり、(N)は書込タイミング信号を示す波形
図であり、(O)はライトイネーブル信号を示す波形図
である。
【図17】(A)はセレクタ12aから出力される映像
信号を示す図解図であり、(B)は(A)に示す映像信
号に含まれる垂直同期信号を示す波形図であり、(C)
は図13のVDカウンタ50aのカウント値を示す図解
図であり、(D)はセレクタ12bから出力される映像
信号を示す図解図であり、(E)は(D)に示す映像信
号に含まれる垂直同期信号を示す波形図であり、(F)
はVDカウンタ50bのカウント値を示す図解図であ
り、(G)はセレクタ12cから出力される映像信号を
示す図解図であり、(H)は(G)に示す映像信号に含
まれる垂直同期信号を示す波形図であり、(I)はVD
カウンタ50cのカウント値を示す図解図であり、
(J)は第5セレクト信号を示す図解図であり、(K)
はセレクタ16bから出力される映像信号を示す図解図
であり、(L)はセレクタ52aから出力されるカウン
ト値を示す図解図であり、(M)は書込開始信号を示す
波形図であり、(N)は書込タイミング信号を示す波形
図であり、(O)はライトイネーブル信号を示す波形図
である。
【図18】従来技術を示すブロック図である。
【図19】従来の信号発生回路を示すブロック図であ
る。
【図20】(A)はセレクタ7から出力される映像信号
を示す図解図であり、(B)は図19に示すセレクタ2
aから出力される垂直同期信号を示す波形図であり、
(C)は書込開始信号発生回路2eから出力される書込
開始信号を示す波形図であり、(D)は図18のタイミ
ングジェネレータ出力される書込タイミング信号を示す
波形図であり、(E)はマイコン5から出力される書込
信号を示す波形図である。
【図21】(A)はVRAM6aの所定のメモリ領域に
正しく書き込まれた映像信号を示す図解図であり、
(B)はVRAM6aの所定のメモリ領域に誤って書き
込まれた映像信号を示す図解図である。
【図22】(A)はVRAM6bの所定のメモリ領域に
正しく書き込まれた映像信号を示す図解図であり、
(B)はVRAM6bの所定のメモリ領域に誤って書き
込まれた映像信号を示す図解図である。
【符号の説明】
10 …メモリ制御回路 16 …セレクタ回路 20 …信号発生回路 28 …マイコン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 5/76 - 5/956 H04N 5/44 - 5/46

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1所定期間毎に切り換わる複数の映像信
    号を、その映像信号に含まれる垂直同期信号に応答して
    出力される書込開始信号に従って、前記第1所定期間に
    1回所定のメモリ領域に書き込むメモリ制御回路におい
    て、 前記映像信号の切り換わり時点から少なくとも前記垂直
    同期信号に相当する第2所定期間、前記書込開始信号の
    出力を禁止する禁止手段を備えることを特徴とする、メ
    モリ制御回路。
  2. 【請求項2】前記禁止手段は、前記第2所定期間にゲー
    ト信号を生成するゲート信号生成手段、および前記ゲー
    ト信号に従って前記書込開始信号にゲートをかけるゲー
    ト手段を含む、請求項1記載のメモリ制御回路。
  3. 【請求項3】第1選択手段によって所定期間毎に選択さ
    れた複数の映像信号のそれぞれを書込開始信号に従って
    所定のメモリ領域に書き込むメモリ制御回路において、 クロックによってインクリメントされ前記複数の映像信
    号のそれぞれに含まれる垂直同期信号によってリセット
    される複数のカウンタ、 前記第1選択手段に同期して前記複数のカウンタのカウ
    ント値のそれぞれを選択する第2選択手段、および選択
    されたカウント値に応じて前記書込開始信号を生成する
    書込開始信号生成手段を備えることを特徴とする、メモ
    リ制御回路。
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