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JP3249861B2 - 位置検出装置及びその位置指示器 - Google Patents
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JP3249861B2 - 位置検出装置及びその位置指示器 - Google Patents

位置検出装置及びその位置指示器

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JP3249861B2
JP3249861B2 JP23166293A JP23166293A JP3249861B2 JP 3249861 B2 JP3249861 B2 JP 3249861B2 JP 23166293 A JP23166293 A JP 23166293A JP 23166293 A JP23166293 A JP 23166293A JP 3249861 B2 JP3249861 B2 JP 3249861B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電波を利用した位置検
出装置の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この出願に先立ち、出願人は特願昭61
−213970号(特開昭63−70326号公報参
照)(以下、先願1と称す。)において、センス部と位
置指示器との間で電波をやりとりすることにより、該位
置指示器による指示位置の座標値を求める位置検出装置
について提案した。
【0003】先願1の内容を簡単に説明すると、センス
部のループコイルより所定の周波数の電波を送信させ、
該電波を位置指示器に設けた共振回路に受信させる。こ
の際、該電波を受信した共振回路より発信される電波を
前記ループコイルに受信させ、誘導電圧を発生させる。
これをセンス部の複数のループコイルについて順次切替
えて繰返し、各ループコイルに発生した誘導電圧のレベ
ルに基いて指示位置の座標値を求める如くなしていた。
【0004】ところで、この種の位置検出装置では指示
位置の座標値の外、実際に入力すべき指示位置を特定し
た状態(ペンダウン状態)を表す情報や、位置指示器の
種別、例えばペンかカーソルかを表す情報、あるいはソ
フトウェアに応じて座標値以外のパラメータ、例えば線
の太さ、指示位置あるいは指示領域の色相や濃度(明
度)等を変化させるための情報を、前記指示位置の座標
値とともに入力したいという要求がある。
【0005】前記先願1では、共振回路を構成するコイ
ル及びコンデンサに手動のスイッチを介して他のコンデ
ンサを接続することにより、該スイッチに対する操作に
応じて共振周波数がわずかに変化するようになし、この
共振周波数のわずかな変化を位相角の変化として検出
し、前述した各種の情報(以下、指示器情報と称す。)
となしていた。
【0006】しかしながら、前述した先願1の装置では
検出可能な位相角の範囲が−60°〜+60°程度に限
られること、並びに周囲の温度変化等によりコイルのイ
ンダクタンスやコンデンサのキャパシタンスが変化する
ため該検出の際の位相角にある程度の幅をもたせなけれ
ばならないこと等の問題より、入力可能な指示器情報の
数をあまり多くすることができず、特に、筆圧に応じて
共振周波数が連続的に変化するようになした場合には筆
圧情報以外の指示器情報を全く入力できないという問題
があった。
【0007】また、出願人は、先願1の応用として特願
昭63−308712号(特開平2−155019号公
報参照)(以下、先願2と称す。)において、筆圧に応
じて共振周波数を所定の周波数領域内で連続的に変化さ
せることができるとともに、該周波数領域をサイドスイ
ッチのオン・オフに応じて複数の異なる周波数領域のい
ずれかに変更し得る共振回路を備えた位置指示器を用
い、目的の異なる複数の筆圧情報又は筆圧情報とその他
の情報を入力し得る装置について提案した。
【0008】しかしながら、前述した先願2の装置では
所定の周波数に対する位相角の範囲を分割してサイドス
イッチのオン・オフに応じた複数の異なる周波数領域と
なしていたため、筆圧を検出し得るレンジが小さくなる
とともに、サイドスイッチをオンした際の一の筆圧に対
する位相角と、オフした際の該一の筆圧に対する位相角
とが全く異なることにより、位相角に対する筆圧情報の
補正にそれぞれ別々の補正値が必要になるという問題が
あった。
【0009】さらにまた、出願人は、先願2の応用とし
て特願平4−36508号(以下、先願3と称す。)に
おいて、スイッチ操作に応じて共振周波数の中心が予め
設定された複数の周波数のいずれかに変化するとともに
筆圧に応じて共振周波数が該複数の周波数のうちの少な
くとも2つのいずれかを中心として連続的に変化する共
振回路を有する位置指示器を用い、該位置指示器に対し
て複数の周波数の電波を送信し、この際、共振回路から
反射された電波を受信し、これから指示位置の座標値及
び位相角を検出するとともに共振回路の共振周波数が前
記複数の周波数のいずれであるかを判定することによ
り、複数の筆圧情報又は筆圧情報とその他の情報とを入
力し得るとともに、筆圧を検出し得るレンジを小さくす
ることなく、しかも位相角に対する筆圧情報を簡単に補
正し得る装置について提案した。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た先願3の装置ではスイッチ操作に応じて変化する複数
の共振周波数の中心周波数を、筆圧に応じて変化した際
の共振周波数が互いに重ならない程度に離れた複数の周
波数にそれぞれ設定しなければならないため、複数の共
振周波数に対する調整が必要になるとともに、広い周波
数領域を必要とするという問題があった。
【0011】本発明は前述した従来の問題点に鑑み、位
置指示器の構成や共振周波数の調整が簡単で、しかも広
い周波数領域を必要とすることなく指示器情報、特に筆
圧情報とその他の情報とを入力し得る位置検出装置及び
その位置指示器を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明では、少なくともコイルとコンデンサを含む
共振回路を有する位置指示器の指示位置を検出する位置
検出装置において、前記共振回路と並列に、互いに直列
に接続されたスイッチ手段及び整流回路を介して少なく
ともコンデンサを含む積分回路を接続するとともに、前
記共振回路を励振する電波を送信する電波送信手段と、
前記共振回路から発生される電波を受信する電波受信手
段と、該電波受信手段で受信された電波のレベルの一時
的な変化を検出し、前記スイッチ手段が操作されたこと
を識別する状態識別手段とを備えた位置検出装置を提案
する。
【0013】また、本発明では、少なくともコイルとコ
ンデンサを含み筆圧に応じて共振周波数が変化する共振
回路を有する位置指示器の指示位置を検出する位置検出
装置において、前記共振回路と並列に、互いに直列に接
続されたスイッチ手段及び整流回路を介して少なくとも
コンデンサを含む積分回路を接続するとともに、前記共
振回路を励振する電波を送信する電波送信手段と、前記
共振回路から発生される電波を受信する電波受信手段
と、該電波受信手段で受信された電波のレベルの一時的
な変化を検出し、前記スイッチ手段が操作されたことを
識別する第1の状態識別手段と、前記電波送信手段から
送信する電波と電波受信手段で受信された電波との位相
差を検出する位相差検出手段と、該位相差検出手段で検
出した位相差から筆圧を検出する第2の状態識別手段を
備えた位置検出装置を提案する。
【0014】
【作用】本発明によれば、電波送信手段より送信された
電波は位置指示器の共振回路を励振し、該共振回路に電
磁エネルギーを与える。この際、位置指示器のスイッチ
手段が操作されると、共振回路に与えられた電磁エネル
ギーにより該共振回路中に発生した誘導電圧の一部が整
流回路を介して整流され、積分回路のコンデンサを充電
し始める。該コンデンサの充電は、共振回路に発生する
誘導電圧と該コンデンサの端子電圧とがほぼ一致するま
で行われ、該充電期間中、共振回路内に蓄積される電磁
エネルギーは減少し、そのコイルより発生する電波の強
さも弱くなる。これにより、電波受信手段で受信される
電波のレベルが一時的に変化することになり、これが状
態識別手段で検出されてスイッチ手段の操作が識別され
る。
【0015】また、本発明によれば、前記同様にしてス
イッチ手段の操作が識別されるとともに、位置指示器に
対する筆圧が変化し、共振回路の共振周波数が変化する
と、位相差検出手段により電波送信手段から送信された
電波と電波受信手段で受信された電波との位相差が検出
され、これらから第2の状態識別手段により筆圧が検出
される。
【0016】
【実施例】図1は本発明の第1の実施例を示すもので、
図中、11aはコイル、11bはコンデンサ、12aは
抵抗、12bはコンデンサ、13はスイッチ、14はダ
イオードであり、これらは位置指示器Aを構成する。ま
た、21−1,21−2,21−3,21−4はループ
コイル、22は選択回路、23は補助アンテナコイル、
24は発振器、25は電流ドライバ、26,27は切替
接続回路、28,29は受信アンプ、30,31はバン
ドパスフィルタ(BPF)、32,33は検波器、3
4,35は低域フィルタ(LPF)、36,37はサン
プル・ホールド(S/H)回路、38,39はアナログ
・ディジタル(A/D)変換回路、40は処理装置(C
PU)であり、これらは位置検出装置B(但し、位置指
示器Aを除く。)を構成する。
【0017】コイル11a及びコンデンサ11bは互い
に直列に接続され、所定の共振周波数fo を有する周知
の共振回路11を構成する如くなっている。抵抗12a
及びコンデンサ12bは互いに直列に接続され、周知の
積分回路12を構成する如くなっている。前記共振回路
11及び積分回路12は、互いに直列に接続されたスイ
ッチ13及びダイオード14を介して並列に接続されて
いる。ここで、ダイオード14は、スイッチ13がオン
の期間中、前記共振回路11に発生する誘導電圧より直
流電圧を取り出し、これを積分回路12に供給する。な
お、積分回路12の時定数は、当初、コンデンサ12b
に電荷が全くない場合、後述する1回の電波の送受信期
間でコンデンサ12bの端子電圧が共振回路11に発生
する誘導電圧とほぼ一致する程度に設定される。
【0018】ループコイル21−1〜21−4は位置検
出方向に互いにほぼ平行に並設されており、その各一端
は選択回路22に接続され、また、その各他端は共通に
接地されている。選択回路22は処理装置40より加え
られる所定の選択信号に従って、ループコイル21−1
〜21−4より一のループコイルを順次選択する。補助
アンテナコイル23はループコイル21−1〜21−4
の周囲を取り巻くように配置されており、その一端は切
替接続回路27に接続され、また、他端は接地されてい
る。
【0019】発振器24は前述した周波数fo の交流信
号を発生して、これを電流ドライバ25に送出する。電
流ドライバ25は前記交流信号を電流に変換して切替接
続回路27へ送出する。切替接続回路26は処理装置4
0より加えられる所定の切替信号に従って、前記選択回
路22によって選択された一のループコイルを受信アン
プ28に接続し又は接地する。切替接続回路27は処理
装置40より加えられる所定の切替信号に従って、補助
アンテナコイル23に電流ドライバ25及び受信アンプ
29を交互に切替え接続する。
【0020】受信アンプ28は前記選択された一のルー
プコイルに発生し、選択回路22及び切替接続回路26
を介して送られてくる誘導電圧を増幅し、これをバンド
パスフィルタ30へ送出する。受信アンプ29は前記補
助アンテナコイル23に発生し、切替接続回路27を介
して送られてくる誘導電圧を増幅し、これをバンドパス
フィルタ31へ送出する。バンドパスフィルタ30,3
1は前記周波数fo を中心周波数とするもので、前述し
た誘導電圧中から周波数fo 付近の成分のみを取り出し
て検波器32,33へ送出する。
【0021】検波器32は前記一のループコイルに発生
した誘導電圧、即ち受信信号を検波し、低域フィルタ3
4へ送出し、また、検波器33は前記補助アンテナコイ
ルに発生した誘導電圧を検波し、低域フィルタ35へ送
出する。低域フィルタ34,35は前述した周波数fo
より充分低い遮断周波数を有しており、検波器32,3
3の出力信号を直流信号に変換し、S/H回路36,3
7へ送出する。S/H回路36,37は処理装置40よ
り加えられるサンプリング信号に従って、前述した低域
フィルタ34,35の出力信号の所定のタイミング、具
体的には受信期間中の所定のタイミングにおける電圧値
を保持し、A/D変換回路38,39へ送出する。
【0022】A/D変換回路38,39はそれぞれ前記
S/H回路36,37の出力をアナログ・ディジタル変
換して処理装置40へ送出する。処理装置40は前記デ
ィジタル値に変換された各ループコイル21−1〜21
−4に対応した誘導電圧の電圧値のレベルに基いて位置
指示器Aの指示位置の座標値を算出するとともに、前記
ディジタル値に変換された補助ループコイル23の誘導
電圧の電圧値の変化に基いて位置指示器Aのスイッチ1
3がオンされたかどうかを識別する。
【0023】図2は前記処理装置40における処理の流
れを示すものであり、また、図3は補助アンテナコイル
23における送信信号及び受信信号の一例を示すもので
あり、以下、これらに従って前記装置の動作を説明す
る。
【0024】まず、位置指示器Aが位置検出装置Bの有
効読取りエリア内にあるか否かが検出される。具体的に
は、補助アンテナコイル23が切替接続回路27を介し
て電流ドライバ25に接続され、発振器24による周波
数fo の交流電流が供給され、該補助アンテナコイル2
3から周波数fo の電波が発生される。
【0025】この時、位置指示器Aが位置検出装置Bの
有効読取りエリア内にあるとすると、該電波は位置指示
器Aのコイル11aを励振し、共振回路11に電磁エネ
ルギーを与える。なお、この際、処理装置40は選択回
路22に選択信号を送出しておらず、また、切替接続回
路26は電波の送信期間中、受信アンプ28の入力端を
接地するため、受信アンプ28の出力には何も現れな
い。
【0026】この後、前記補助アンテナコイル23が切
替接続回路27を介して受信アンプ29に接続される
と、該補助アンテナコイル23からの電波の発生は停止
する。
【0027】一方、位置指示器A側において、スイッチ
13がオフ状態にあるとすると、前記共振回路11に与
えられた電磁エネルギーは全て該共振回路11内に蓄積
され、コイル11aに供給されて、これより周波数fo
の電波を発生させる。該電波は前記補助アンテナコイル
23を逆に励振するため、該補助アンテナコイル23に
は前記周波数fo の誘導電圧が発生する。
【0028】前記補助アンテナコイル23に発生した誘
導電圧は受信アンプ29により増幅され、バンドパスフ
ィルタ31を介して検波器33に送出され、検波され、
さらに低域フィルタ35、S/H回路37及びA/D変
換回路39を介して電圧値として処理装置40へ送出さ
れる。処理装置40ではA/D変換回路39より送られ
てきた電圧値のレベルを所定の閾値レベルと比較し、該
閾値レベル以上であれば、位置指示器Aが位置検出装置
Bの有効読取りエリア内にあると判定し、閾値レベル未
満であれば有効読取りエリア外と判定するが、ここでは
閾値レベル以上の電圧値が得られるはずであるから、位
置指示器Aは有効読取りエリア内にあると判定する。
【0029】前述したようにして、位置指示器Aが有効
読取りエリア内にあると判定されると、座標検出及びス
イッチ判定の動作が開始される。
【0030】具体的には、まず、前記同様に補助アンテ
ナコイル23が切替接続回路27を介して電流ドライバ
25に接続され、発振器24による周波数fo の交流電
流が供給され、該補助アンテナコイル23から周波数f
o の電波が発生され、該電波は位置指示器Aのコイル1
1aを励振し、共振回路11に電磁エネルギーを与え
る。また、この際、選択回路22は処理装置40からの
選択信号に基いてループコイル21−1〜21−4より
一のループコイルを選択しているが、送受切替回路26
は電波の送信期間中、受信アンプ28の入力端を接地す
るため、該一のループコイルに発生する信号は受信アン
プ28には伝達されない。
【0031】この後、前記補助アンテナコイル23が切
替接続回路27を介して受信アンプ29に接続される
と、該補助アンテナコイル23からの電波の発生は停止
する。
【0032】ここで、位置指示器A側において、スイッ
チ13が引き続きオフ状態にあるとすると、前記共振回
路11に与えられた電磁エネルギーは全て該共振回路1
1内に蓄積され、コイル11aに供給されて、これより
周波数fo の電波を発生させる。該電波は前記選択され
た一のループコイルとともに補助アンテナコイル23を
逆に励振するため、該一のループコイル及び補助アンテ
ナコイル23には前記周波数fo の誘導電圧が発生す
る。
【0033】補助アンテナコイル23に発生した誘導電
圧は、前記同様に受信アンプ29、バンドパスフィルタ
31、検波器33、低域フィルタ35、S/H回路37
及びA/D変換回路39を介して電圧値として処理装置
40へ送出され、所定の閾値レベルと比較されるが、こ
こでは該閾値レベル以上の電圧値が引き続き得られ、位
置指示器Aは位置検出装置Bの有効読取りエリア内にあ
ると判定されるものとする。
【0034】一方、前記一のループコイルに発生した誘
導電圧は受信アンプ28により増幅されてバンドパスフ
ィルタ30を介して検波器32に送出され、検波され、
さらに低域フィルタ34、S/H回路36及びA/D変
換回路38を介して電圧値として処理装置40へ送出さ
れる。その後、選択回路22により選択される一のルー
プコイルが順次切替えられるとともに前記同様な動作が
繰返され、各ループコイル21−1〜21−4に発生す
る誘導電圧の電圧値が処理装置40へ送出される。
【0035】前記各ループコイル21−1〜21−4よ
り取出される誘導電圧の電圧値は各ループコイルと共振
回路11との距離に依存し、この距離が小さいほど大き
くなる。従って、各ループコイル21−1〜21−4よ
り取出される誘導電圧の電圧値は共振回路11の位置、
即ち位置指示器Aの指示位置に最も近いループコイルに
対応する誘導電圧を最大として、対応するループコイル
が指示位置から離れるに従って徐々に小さくなる。前記
各誘導電圧の電圧値は処理装置40により演算処理さ
れ、電圧値の分布が極大となる位置、即ち位置指示器A
による指示位置の座標値が求められる。
【0036】前述した座標検出の動作は繰り返し実行さ
れ、指示位置の座標値も更新されるが、該動作中、位置
指示器Aのスイッチ13が操作されると、共振回路11
に与えられた電磁エネルギーにより該共振回路11中に
発生した誘導電圧の一部がダイオード14を介して整流
され、積分回路12のコンデンサ12bを充電し始め
る。
【0037】前記コンデンサ12bの充電は、共振回路
11に発生する誘導電圧と該コンデンサ12bの端子電
圧とがほぼ一致する(但し、ダイオード14の電圧降下
は無視するものとする。)まで、即ち前述した1回の電
波の送受信期間中行われ、該充電期間中、共振回路11
内に蓄積される電磁エネルギーは減少し、コイル11a
より発生する周波数fo の電波の強さも弱くなる。つま
り、図3に示すようにスイッチ13がオンとされた次の
受信期間内、補助アンテナコイル23には所定の閾値レ
ベル以上の誘導電圧が得られないことになる。
【0038】処理装置40は座標検出動作中、補助アン
テナコイル23に所定の閾値レベル以上の誘導電圧が得
られないことを検出すると、補助アンテナコイル23に
よる電波の送受信を再度実行させ、この際、所定の閾値
レベル以上の誘導電圧が得られれば、位置指示器Aのス
イッチ13が操作されたと判定し、引き続き所定の閾値
レベル以上の誘導電圧が得られなければ、位置指示器A
が有効読取りエリア外に出たと判定する。
【0039】なお、補助アンテナコイル23に所定の閾
値レベル以上の誘導電圧が得られない場合は、ループコ
イル21−1〜21−4にも有効な誘導電圧が得られな
いから、処理装置40は座標検出動作をリセットする。
【0040】このように本実施例によれば、位置指示器
にはダイオードと積分回路を追加するのみで良く、ま
た、これらは共振回路の共振周波数に影響を与えないか
ら、位置指示器の構成や共振周波数の調整が簡単とな
り、また、1つの周波数についてのレベル変化を検出す
るのみで良いから、広い周波数領域を必要とせず、位置
指示器のスイッチ操作を識別できる。
【0041】図4は前記第1の実施例における位置指示
器の他の例を示すものである。同図(a) はコンデンサ1
2bと並列に抵抗15を接続したものであり、本構成に
よれば、スイッチ13をオンとしたままでも共振回路1
1側から供給されるエネルギーがなくなると、コンデン
サ12bに充電された電荷が放電される。また、同図
(b) はスイッチ13の代わりに2接点スイッチ16を設
けるとともにそのノーマルクローズ接点とコンデンサ1
2bの他端とを短絡したものであり、本構成によれば、
スイッチ16に対する操作をやめるとコンデンサ12b
に充電された電荷が直ちに放電される。さらにまた、同
図(c) はスイッチ13の代わりに2接点スイッチ16を
設けるとともにそのノーマルクローズ接点を介してダイ
オード17をダイオード14と逆向きに接続したもので
あり、本構成によれば、スイッチ16に対する操作を繰
り返す度にコンデンサ12bの充放電が行われる。
【0042】図5は本発明の第2の実施例を示すもの
で、ここでは第1の実施例においてスイッチ情報ととも
に筆圧情報を入力可能となした例を示す。即ち、図中、
11cは可変容量コンデンサ、41は位相比較器、42
は低域フィルタ、43はサンプル・ホールド(S/H)
回路、44はアナログ・ディジタル(A/D)変換回
路、45は処理装置である。
【0043】可変容量コンデンサ11cは位置指示器A
に加わる筆圧に応じて容量値が変化するものであり、コ
イル11aと互いに直列に接続され、共振回路11’を
構成する如くなっている。ここで、共振回路11’は筆
圧を全く加えない状態において周波数fo の位相角60
°として検出される周波数に設定されており、例えば最
大500gの筆圧を徐々に加えることにより位相角を−
60°まで連続的に変化させることができるように設定
されているものとする。
【0044】位相比較器41はバンドパスフィルタ31
の出力信号、即ち補助アンテナコイル23に発生した誘
導電圧のうちの周波数fo 成分と発振器4からの交流信
号との位相比較を行い、位相差信号を低域フィルタ42
に送出する。低域フィルタ42は周波数fo より充分低
い遮断周波数を有しており、位相比較器41の出力信号
を直流信号に変換し、S/H回路43に送出する。S/
H回路43は処理装置40より加えられるサンプリング
信号に従って、前記低域フィルタ42の出力信号の所定
のタイミングにおける電圧値を保持し、A/D変換回路
44へ送出する。A/D変換回路44は前記S/H回路
43の出力をアナログ・ディジタル変換して処理装置4
5へ送出する。
【0045】処理装置45はディジタル値に変換された
各ループコイル21−1〜21−4に対応した誘導電圧
の電圧値のレベルに基いて位置指示器Aの指示位置の座
標値を算出するとともに、前記ディジタル値に変換され
た補助ループコイル23の誘導電圧の電圧値の変化に基
いて位置指示器Aのスイッチ13がオンされたかどうか
を識別し、さらに前記ディジタル値に変換された位相差
信号に基いて筆圧を検出する。図6は前記処理装置45
における処理の流れを示すものであり、座標計算を行っ
た後、ディジタル値に変換された位相差信号のレベルか
ら筆圧を検出する点の除いて第1の実施例の場合、即ち
図2のものと同一である。なお、補助アンテナコイル2
3における送信信号及び受信信号のレベルの変化は第1
の実施例の場合と同様である。
【0046】このように本実施例によれば、第1の実施
例の場合と同様に、位置指示器にはダイオードと積分回
路を追加するのみで良く、また、これらは共振回路の共
振周波数に影響を与えないから、位置指示器の構成や共
振周波数の調整が簡単となり、また、1つの周波数につ
いてのレベル変化を検出するのみで良いから広い周波数
領域を必要とせず、位置指示器のスイッチ操作を識別で
き、しかも筆圧を同時に検出できる。
【0047】前記第1及び第2の実施例は一方向の位置
検出を行うものであるが、ループコイル21−1〜21
−4と同様な複数のループコイルをこれと直交する如く
配置し、前記同様な選択回路を設けるとともに他の回路
を切替え使用して交互にその位置検出を行うことによ
り、直交する2方向の指示位置を検出できることはいう
までもない。
【0048】図7は第1の実施例の処理装置における処
理の流れの他の例を示すもので、ここでは電波の送信及
び受信を一定の周期で所定時間繰り返して停止し、送信
再開後に受信した電波のレベルが一時的に低下している
時のみ、スイッチ手段が操作されたと識別するようにな
した場合を示す。また、図8は図7に示した処理を実行
した場合の補助アンテナコイル23における送信信号及
び受信信号の一例を示すものである。なお、前述した処
理は第2の実施例においても同様に適用可能である。
【0049】また、これまで説明した実施例では電波の
送信及び受信を交互に行っているが、本発明は電波の送
信及び受信を同時に行うようにした装置にも適用でき
る。
【0050】図9は本発明の第3の実施例を示すもの
で、ここでは第1の実施例においてループコイルを電波
送信用と電波受信用に分けるとともにこれらを互いに直
交する如く設けて電波の送信及び受信を同時に行うよう
にした例を示す。即ち、図中、51−1,51−2,5
1−3はループコイル、52は選択回路、53は同期検
波回路、54は処理装置である。
【0051】ループコイル51−1〜51−3は、例え
ばx方向に並設されたループコイル21−1〜21−4
に対して直交する方向、即ちy方向に互いにほぼ平行に
並設されている。該ループコイル51−1〜51−3の
各一端は選択回路52に接続され、また、その各他端は
共通に接地されている。
【0052】選択回路52は処理装置54より加えられ
る所定の選択信号に従って、ループコイル51−1〜5
1−3より一のループコイルを順次選択するが、該選択
回路52は電流ドライバ25のみに接続されており、ル
ープコイル51−1〜51−3は電波送信用のループコ
イルを構成する。また、選択回路22は受信アンプ28
に直接接続されており、ループコイル21−1〜21−
4は電波受信用のループコイルを構成する。
【0053】同期検波回路53は受信アンプ28で増幅
されバンドパスフィルタ30で取り出された誘導電圧を
発振器24からの交流信号を検波信号として同期検波す
る。処理装置54はディジタル値に変換された各ループ
コイル21−1〜21−4に対応した誘導電圧の電圧値
のレベルに基いて位置指示器Aの指示位置のx方向及び
y方向の座標値を算出するとともに、該誘導電圧の電圧
値の変化に基いて位置指示器Aのスイッチ13がオンさ
れたかどうかを識別する。
【0054】図10は前記処理装置54における処理の
流れを示すものであり、また、図11は送信信号及び受
信信号の一例を示すものであり、以下、これらに従って
前記装置の動作を説明する。
【0055】ループコイル51−1〜51−3は選択回
路52によりそのうちの一のループコイルが選択され、
電流ドライバ25に接続されて周波数fo の電波を発生
する。この時、位置指示器Aが位置検出装置Bの有効読
取りエリア内にあるとすると、該電波は第1の実施例の
場合と同様、共振回路11を励振し、これに電磁エネル
ギーを与え、該共振回路11より同様な周波数fo の電
波を発生させる。該電波はループコイル21−1〜21
−4のうち、選択回路22により選択された一のループ
コイルを逆に励振するため、該一のループコイルには前
記所定の周波数fo とほぼ同一周波数の誘導電圧が発生
する。
【0056】ここで、ループコイル21−1〜21−4
の順次選択はループコイル51−1〜51−3のうちの
一のループコイルが選択されている期間毎に行われるた
め、該ループコイル21−1〜21−4の順次選択に従
って、共振回路11のx方向の指示位置に対応した誘導
電圧の電圧値が得られる。
【0057】また、この際、誘導電圧を同期検波回路5
3で同期検波しているが、ループコイル51−1〜51
−3のうち、共振回路11直下のループコイルが選択さ
れている時とそれ以外のループコイルが選択されている
時とでは誘導電圧の位相が反転しているため、ループコ
イル51−1〜51−3の順次選択に従って、共振回路
11のy方向の指示位置に対応した誘導電圧の電圧値が
得られる。
【0058】前記ループコイル21−1〜21−4及び
ループコイル51−1〜51−3の順次選択に従って得
られる各誘導電圧の電圧値は処理装置54により演算処
理され、電圧値の分布が極大となる位置、即ち指示位置
のx方向及びy方向の座標値が求められる。
【0059】前述した座標検出の動作は繰り返し実行さ
れ、指示位置の座標値も更新されるが、該動作中、位置
指示器Aのスイッチ13が操作されると、第1の実施例
の場合と同様、共振回路11に与えられた電磁エネルギ
ーにより該共振回路11中に発生した誘導電圧の一部が
ダイオード14を介して整流され、積分回路12のコン
デンサ12bを充電し始める。
【0060】前記コンデンサ12bの充電は、共振回路
11に発生する誘導電圧と該コンデンサ12bの端子電
圧とがほぼ一致する(但し、ダイオード14の電圧降下
は無視するものとする。)まで行われ、該充電期間中、
共振回路11内に蓄積される電磁エネルギーは減少し、
コイル11aより発生する周波数fo の電波の強さも弱
くなる。
【0061】つまり、図11に示すようにスイッチ13
がオンとされた瞬間、誘導電圧は急激に減少し、その
後、周知のCR回路の充電特性に従う立ち上がり特性を
もって元のレベルに戻ることになる。
【0062】処理装置54は座標検出動作中、前記ルー
プコイル21−1〜21−4及びループコイル51−1
〜51−3の順次選択によって得られる各誘導電圧のう
ち、最も大きな誘導電圧の電圧値についてそのレベル変
化を継続して検出しており、該レベルが急激に減少し、
その後、所定の立ち上がり特性をもって元のレベルに戻
れば、位置指示器Aのスイッチ13が操作されたと判定
し、元のレベルに戻らなければ、位置指示器Aが有効読
取りエリア外に出たと判定する。また、前述したレベル
変化が発生した場合は、ループコイル21−1〜21−
4にも有効な誘導電圧が得られないから、処理装置54
は座標検出動作をリセットする。
【0063】なお、図11ではスイッチ操作に伴うレベ
ルの変化を分かり易くするため、送信側及び受信側のル
ープコイルも位置指示器の位置も固定した状態における
送信信号及び受信信号について示した。
【0064】また、図12は電波の送信及び受信を同時
に行うとともに該電波の送信及び受信を一定の周期で所
定時間繰り返して停止し、送信再開後に受信した電波の
レベルが所定の立ち上がり特性を示した時、スイッチ手
段が操作されたと識別するようになした場合の図11と
同様な送信信号及び受信信号の一例を示すものであり、
この場合も前記第3の実施例に図7に示した処理を適用
することにより、位置指示器の指示位置のx方向及びy
方向の座標値を算出するとともに、該誘導電圧の電圧値
の変化に基いて位置指示器のスイッチがオンされたかど
うかを識別することができる。
【0065】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、位
置指示器にはダイオードと積分回路を追加するのみで良
く、また、これらは共振回路の共振周波数に影響を与え
ないから、位置指示器の構成や共振周波数の調整が簡単
となり、また、1つの周波数についてのレベル変化を検
出するのみで良いから、広い周波数領域を必要とせず、
位置指示器のスイッチ操作を識別できる。
【0066】また、本発明によれば、位置指示器にはダ
イオードと積分回路を追加するのみで良く、また、これ
らは共振回路の共振周波数に影響を与えないから、位置
指示器の構成や共振周波数の調整が簡単となり、また、
1つの周波数についてのレベル変化を検出するのみで良
いから広い周波数領域を必要とせず、位置指示器のスイ
ッチ操作を識別でき、しかも筆圧を同時に検出できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の位置検出装置の第1の実施例を示す構
成図
【図2】第1の実施例の処理装置における処理の流れ図
【図3】第1の実施例の補助アンテナコイルにおける送
信信号及び受信信号の一例を示す図
【図4】第1の実施例における位置指示器の他の例を示
す構成図
【図5】本発明の位置検出装置の第2の実施例を示す構
成図
【図6】第2の実施例の処理装置における処理の流れ図
【図7】第1の実施例の処理装置における処理の流れの
他の例を示す図
【図8】第1の実施例の補助アンテナコイルにおける送
信信号及び受信信号の他の例を示す図
【図9】本発明の位置検出装置の第3の実施例を示す構
成図
【図10】第3の実施例の処理装置における処理の流れ
【図11】第3の実施例における送信信号及び受信信号
の一例を示す図
【図12】本発明における送信信号及び受信信号のさら
に他の例を示す図
【符号の説明】
11,11’…共振回路、11a…コイル、11b…コ
ンデンサ、11c…可変容量コンデンサ、12…積分回
路、12a…抵抗、12b…コンデンサ、13,16…
スイッチ、14,17…ダイオード、21−1〜21−
4,51−1〜51−3…ループコイル、22,52…
選択回路、23…補助アンテナコイル、24…発振器、
25…電流ドライバ、26,27…切替接続回路、2
8,29…受信アンプ、30,31…バンドパスフィル
タ、32,33…検波器、34,35,42…低域フィ
ルタ、36,37,43…サンプル・ホールド回路、3
8,39,44…アナログ・ディジタル変換回路、4
0,45,54…処理装置、41…位相比較器、53…
同期検波回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 3/03

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくともコイルとコンデンサを含む共
    振回路を有する位置指示器の指示位置を検出する位置検
    出装置において、 前記共振回路と並列に、互いに直列に接続されたスイッ
    チ手段及び整流回路を介して少なくともコンデンサを含
    む積分回路を接続するとともに、 前記共振回路を励振する電波を送信する電波送信手段
    と、 前記共振回路から発生される電波を受信する電波受信手
    段と、 該電波受信手段で受信された電波のレベルの一時的な変
    化を検出し、前記スイッチ手段が操作されたことを識別
    する状態識別手段とを備えたことを特徴とする位置検出
    装置。
  2. 【請求項2】 少なくともコイルとコンデンサを含み筆
    圧に応じて共振周波数が変化する共振回路を有する位置
    指示器の指示位置を検出する位置検出装置において、 前記共振回路と並列に、互いに直列に接続されたスイッ
    チ手段及び整流回路を介して少なくともコンデンサを含
    む積分回路を接続するとともに、 前記共振回路を励振する電波を送信する電波送信手段
    と、 前記共振回路から発生される電波を受信する電波受信手
    段と、 該電波受信手段で受信された電波のレベルの一時的な変
    化を検出し、前記スイッチ手段が操作されたことを識別
    する第1の状態識別手段と、 前記電波送信手段から送信する電波と電波受信手段で受
    信された電波との位相差を検出する位相差検出手段と、 該位相差検出手段で検出した位相差から筆圧を検出する
    第2の状態識別手段を備えたことを特徴とする位置検出
    装置。
  3. 【請求項3】 電波の送信及び受信を交互に且つ連続的
    に行い、受信した電波のレベルが一時的に低下した時の
    み、スイッチ手段が操作されたと識別するようになした
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の位置検出装置。
  4. 【請求項4】 電波の送信及び受信を交互に行うととも
    に該電波の送信及び受信を一定の周期で所定時間繰り返
    して停止し、送信再開後に受信した電波のレベルが一時
    的に低下している時のみ、スイッチ手段が操作されたと
    識別するようになしたことを特徴とする請求項1又は2
    記載の位置検出装置。
  5. 【請求項5】 電波の送信及び受信を同時に且つ連続的
    に行い、受信した電波のレベルが一時的に低下し、その
    後、所定の立ち上がり特性をもって元のレベルに戻った
    時、スイッチ手段が操作されたと識別するようになした
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の位置検出装置。
  6. 【請求項6】 電波の送信及び受信を同時に行うととも
    に該電波の送信及び受信を一定の周期で所定時間繰り返
    して停止し、送信再開後に受信した電波のレベルが所定
    の立ち上がり特性を示した時、スイッチ手段が操作され
    たと識別するようになしたことを特徴とする請求項1又
    は2記載の位置検出装置。
  7. 【請求項7】 少なくともコイルとコンデンサを含む共
    振回路と、少なくともコンデンサを含む積分回路とを、
    互いに直列に接続されたスイッチ手段及び整流回路を介
    して並列に接続した位置指示器と、 位置検出方向に並設された複数のループコイルと、 該複数のループコイルの近傍に設けられた補助アンテナ
    コイルと、 前記複数のループコイルより一のループコイルを順次選
    択する選択手段と、 該選択されたループコイルに発生する誘導電圧のレベル
    を検出する第1のレベル検出手段と、 前記位置指示器の共振回路を励振する電波を発生するた
    めの交流信号を発生する交流信号発生手段と、 前記補助アンテナコイルに発生する誘導電圧のレベルを
    検出する第2のレベル検出手段と、 前記補助アンテナコイルに前記交流信号発生手段と第2
    のレベル検出手段とを切替接続する切替接続手段と、 前記第1のレベル検出手段で検出された各誘導電圧のレ
    ベルに基づいて位置指示器の指示位置の座標値を求める
    座標値算出手段と、 前記第2のレベル検出手段で検出された誘導電圧のレベ
    ルの一時的な低下を検出し、前記スイッチ手段が操作さ
    れたことを識別する状態識別手段とを備えたことを特徴
    とする位置検出装置。
  8. 【請求項8】 少なくともコイルとコンデンサを含む共
    振回路と、少なくともコンデンサを含む積分回路とを、
    互いに直列に接続されたスイッチ手段及び整流回路を介
    して並列に接続した位置指示器と、 位置検出方向に並設された複数のループコイルと、 該複数のループコイルの近傍に設けられた補助アンテナ
    コイルと、 前記複数のループコイルより一のループコイルを順次選
    択する選択手段と、 該選択されたループコイルに発生する誘導電圧のレベル
    を検出する第1のレベル検出手段と、 前記位置指示器の共振回路を励振する電波を発生するた
    めの交流信号を発生する交流信号発生手段と、 前記補助アンテナコイルに発生する誘導電圧のレベルを
    検出する第2のレベル検出手段と、 前記交流信号発生手段から発生する交流信号と前記補助
    アンテナコイルに発生する誘導電圧との位相差を検出す
    る位相差検出手段と、 前記補助アンテナコイルに前記交流信号発生手段と第2
    のレベル検出手段及び位相差検出手段とを切替接続する
    切替接続手段と、 前記第1のレベル検出手段で検出された各誘導電圧のレ
    ベルに基づいて位置指示器の指示位置の座標値を求める
    座標値算出手段と、 前記第2のレベル検出手段で検出された誘導電圧のレベ
    ルの一時的な低下を検出し、前記スイッチ手段が操作さ
    れたことを識別する第1の状態識別手段と、 前記位相差検出手段で検出した位相差から筆圧を検出す
    る第2の状態識別手段を備えたことを特徴とする位置検
    出装置。
  9. 【請求項9】 切替接続手段による補助アンテナコイル
    における電波の送信及び受信を一定の周期で所定時間繰
    り返して停止する手段と、第2のレベル検出手段で検出
    された送信再開後の誘導電圧のレベルの一時的な低下を
    検出し、スイッチ手段が操作されたことを識別する状態
    識別手段とを備えたことを特徴とする請求項7又は8記
    載の位置検出装置。
  10. 【請求項10】 少なくともコイルとコンデンサを含む
    共振回路を有し、位置検出装置側から送信される電波に
    基づき、少なくともその指示位置に対応した誘導電圧を
    位置検出装置側に発生させる位置指示器において、 前記共振回路 と、少なくともコンデンサを含む積分回路
    とを、互いに直列に接続されたスイッチ手段及び整流回
    路を介して並列に接続したことを特徴とする位置指示
    器。
  11. 【請求項11】 少なくともコイルとコンデンサを含み
    筆圧に応じて共振周波数が変化する共振回路を有し、位
    置検出装置側から送信される電波に基づき、少なくとも
    その指示位置及び筆圧に対応した誘導電圧を位置検出装
    置側に発生させる位置指示器において、 前記共振回路 と、少なくともコンデンサを含む積分回路
    とを、互いに直列に接続されたスイッチ手段及び整流回
    路を介して並列に接続したことを特徴とする位置指示
    器。
  12. 【請求項12】 積分回路のコンデンサに抵抗を並列に
    接続したことを特徴とする請求項10又は11記載の位
    置指示器。
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