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JP3253856B2 - ダイバーシチ受信装置 - Google Patents
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JP3253856B2 - ダイバーシチ受信装置 - Google Patents

ダイバーシチ受信装置

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JP3253856B2
JP3253856B2 JP13824596A JP13824596A JP3253856B2 JP 3253856 B2 JP3253856 B2 JP 3253856B2 JP 13824596 A JP13824596 A JP 13824596A JP 13824596 A JP13824596 A JP 13824596A JP 3253856 B2 JP3253856 B2 JP 3253856B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はダイバーシチ受信装
置に関する。このダイバーシチ受信装置は、特にクロッ
ク再生部及び、受信電界強度検出(RSSI)の構成に
関するものである。ダイバーシチ受信特にデジタル通信
では、入力された信号に対し同期クロックを再生し、こ
のクロックにてデータを処理し、また、最大比合成等で
は各ブランチのデータを合成するため、そのタイミング
を合わせることが必要とされる。
【0002】また再生クロックは再生データと同期して
出力されるため、切り換えダイバーシチ等において、遅
延差が生じている場合でも、データの飛びが無く、また
ジッタが少ないクロックが要求される。また移動体通信
においては時分割多重による方式が用いられており、バ
ースト信号の各スロットに対して正確に素早く同期した
クロックが必要となる。更にRSSIに関して、その検
出値は、機器の誤差を除き、安定した、精度の高い値が
求められ、なおかつフエージングに対して、その変化速
度に応じた追従性を持つことが必要となる。
【0003】
【従来の技術】従来の2種類のダイバーシチ受信装置の
ブロック構成図を図30及び図31に示し、その説明を
行う。但し、双方の図において同一部分には同一符号を
付し、一方の図での説明を省略する。
【0004】図30において、符号300は第1ブラン
チ検波位相データ用の象限データ検出部、301は第2
ブランチ検波位相データ用の象限データ検出部、302
はセレクタ、303はクロック成分抽出部、304はデ
ジタルPLL部、305はBTR(クロック生成回路)
用基準クロック発生部、306はRSSIレベル比較
部、307は最上位符号ビット保持部、308は位相器
である。
【0005】このような構成において、RSSIレベル
比較部で得られる各ブランチのRSSIレベルの大きい
方の検出結果の最上位符号ビットを、再生クロックをタ
イミングクロックとする最上位符号ビット保持部307
で保持し、この保持された最上位符号ビット、即ちRS
SIレベル大検出保持結果に応じて、象限データ検出部
300,301で検出された各ブランチの象限データを
セレクタ302で選択する。
【0006】この選択象限データのクロック成分をクロ
ック成分抽出部303で抽出し、更にデジタルPLL部
304で安定させた後、位相器308で更に適性位相に
する位相調整を行ってクロックを再生し、この再生クロ
ックを各部へ送出している。
【0007】図31において、309は第1ブランチの
クロック成分抽出部、310は第2ブランチのクロック
成分抽出部、311は第1ブランチのデジタルPLL
部、312は第2ブランチのデジタルPLL部、313
は第1ブランチの位相器、314は第2ブランチの位相
器、315はセレクタである。
【0008】このような構成から分かるように、この図
31に示す例ではクロック再生に必要な回路を各ブラン
チにそれぞれ有しており、各ブランチごとに再生された
クロックを、RSSIレベルの大小検出結果により、各
ブランチの再生クロックをセレクタ315を用い選択
し、この再生クロックを各部へ送出している。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来のダイバーシチ受信装置においては、次に記述する問
題があった。
【0010】複数のブランチに対し、それぞれ異なっ
たアンテナを有しており、これらのアンテナ間は相関が
無いよう設置されており、一方の受信信号は、送信ポイ
ントよりの経路やマルチパスフェージングにより、それ
ぞれのブランチでの受信タイミングに遅延差が生じる。
このためどちらかのブランチのみに同期したクロックの
生成しか行うことができない場合は、各ブランチにおけ
る再生データを、切り換え又は合成する際、遅延差の大
きさによってはデータの欠落、更には、合成において時
間の異なるデータを合成することによる誤作動が生じる
問題があった。
【0011】再生クロックを基準とする受信電界強度
検出( RSSI) タイミングにおいて、片ブランチのみ
に同期しているクロックを別のブランチの検出タイミン
グに用いることになり、RSSIレベルとしてシンボル
点に対してずれた点のレベルを得ることになり、これに
よって検出精度が著しく劣化する問題があった。
【0012】再生クロックをデータ処理手段に送出す
る際、各ブランチに同期したクロックを切り換えて送出
する。この際遅延差により、切り換え時にタイミングの
変化量が大きくなり、よってクロックにジッタが生じ、
データ処理が誤作動するという問題があった。
【0013】時分割多重方式による通信の場合、各バ
ーストスロットでの受信タイミングは独立した物となっ
ており、このため内部にて再生したクロックについて
も、それらに同期したクロックを持つ必要がある。よっ
てクロック合成において、それらのクロックタイミング
をスロットごとに独立させなければならない問題があっ
た。
【0014】RSSIをクロック合成に用いる場合、
RSSIレベルの検出精度及びシンボル毎のばらつきに
より、正しい安定した値が得られないという問題があっ
た。 時分割多重方式による通信の場合、RSSIレベルの
検出がそのバーストのみの純粋な値ではなく、他のバー
ストの値の影響を受けることにより誤差が生じており、
更に切替えにより、他のスロットの影響を除く場合も、
切替え直後の値が安定せず、正しい値が得られないとい
う問題があった。
【0015】本発明は、このような点に鑑みてなされた
ものであり、受信同期クロックを正確に再生することが
できるダイバーシチ受信装置を提供することを目的とし
ている。
【0016】
【課題を解決するための手段】図1に本発明の原理図を
示す。この図1に示すダイバーシチ受信装置は、アンテ
ナ1,2の受信信号の電界強度を検出する電界強度検出
手段5,6と、受信信号を検波する検波手段7,8と、
その検波された検波信号からデータの再生を行ってブラ
ンチ再生データを得るデータ再生手段9,10と、検波
信号からクロックの再生を行ってブランチ再生クロック
を得るクロック再生手段11,12とを備え、電界強度
検出手段5,6、検波手段7,8及びデータ再生手段
9,10の各々がブランチ再生クロックで同期がとられ
た第1〜第nブランチ手段B1,Bnと、第1〜第nブ
ランチ手段B1,Bnで得られる各電界強度の差を検出
することにより電界強度の大きさ及びその差を示す差デ
ータを得る電界強度比較手段13と、差データより判明
する各電界強度の大きさの比率に応じて、第1〜第nブ
ランチ手段B1,Bnで得られる各ブランチ再生クロッ
クを合成することにより再生クロックを出力するクロッ
ク合成手段14と、差データの差が所定閾値よりも大の
場合に電界強度の大きいブランチ再生データを選択して
再生データとして出力し、差が所定閾値よりも小の場合
に各々のブランチ再生データを合成して再生データとし
て出力する再生クロックに同期したデータ切換/合成手
段16とを具備して構成されている。
【0017】このような構成によれば、各ブランチにお
ける受信信号の遅延差にかかわらず、再生クロックと、
この再生クロックに同期した再生データとを安定して得
ることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。図2は本発明の第1実施形
態によるダイバーシチ受信ブランチ間遅延時間補正を行
うダイバーシチ受信装置の無線部のブロック構成図であ
る。
【0019】図3は図2に示すクロック合成部の第1の
内部構成例のブロック構成図である。図4は図2に示す
クロック合成部の第2の内部構成例のブロック構成図で
ある。図5は図4に示すカウント値生成部の内部構成例
のブロック構成図である。図6は図5に示すカウント値
合成部にカウント値の変化量制限機能を設けた場合のブ
ロック構成図である。
【0020】図7は図4に示す比率設定変換部の内部構
成例を示すブロック構成図である。図8は図4に示すク
ロック遅延差量子化部のブロック構成図である。図9は
図2に示すクロック合成部14の第3内部構成例のブロ
ック構成図である。図10は図2に示すクロック合成部
に付加されるアラーム発生部のブロック構成図である。
図11は図2に示すRSSI検出部とRSSIレベル比
較部との間に平均化回路を接続した場合のブロック構成
図である。
【0021】図12は図11に示す平均化回路の第1の
内部構成例のブロック図である。図13は図11に示す
平均化回路の第2の内部構成例のブロック図である。図
14は図2に示すクロック合成部におけるバーストスロ
ット対応合成クロック生成部のブロック構成図である。
図15は図14に示すメモリのブロック構成図である。
図16は図11に示す平均化回路の第3の内部構成例の
ブロック図である。以上の全ての図において同一部分に
は同一符号を付した。
【0022】本実施形態は、ダイバーシチ受信等複数の
アンテナより入力される複数の復調回路を持つ場合、個
々のブランチ間における、遅延時間差を内部にて補正す
る装置であり、個々のブランチに個別のBTR回路を設
け、入力データに同期した再生クロックの位相差を、B
TR回路にて用いた基準クロックにて量子化し、演算に
用いる。更に各ブランチに対し入力される電界受信強度
レベル( RSSI) を用い、量子化した遅延差をRSS
I差に応じた比率にて合成しクロックタイミングを生成
する。
【0023】更に合成クロックにおいてジッタが一定レ
ベル以下となるように、RSSI差の変動量が急激に変
化した場合において、クロックタイミングの変化量は所
定の基準クロック(高速)の1クロック又は設定された
クロック相当のみを最大移動量とし、ゆるやかにRSS
I差に応じた比率に収束させる。更に遅延差が、受信信
号の半シンボルを超えた場合の監視機能を持たせ、クロ
ック合成を停止しRSSIレベルが大となるブランチの
選択機能を設ける。またバースト受信の際、各バースト
スロット毎に異なるタイミングに対応するため、スロッ
ト毎にメモリを持ち、合成クロック位相を保持する。
【0024】これにより各ブランチに遅延差が生じた場
合においても正常なデータの復調が可能としたものであ
る。またRSSIレベルにおいては積分回路を設け、ノ
イズ等による突発的なRSSIレベルの揺らぎを防止
し、平均回路としては畳み込みによる積分回路を設ける
ことにより移動平均を得ることができ、更にバーストス
ロット毎に平均後RSSIレベルを保持する回路を設
け、その値を次のバースト開始時に平均回路へ与える機
能を持たせ、平均をバーストスロット毎に連続的に得る
ことを可能としたものである。
【0025】図2において、符号1は第1ブランチの受
信アンテナ部、2は第nブランチの受信アンテナ部、3
は第1ブランチの受信高周波部、4は第nブランチの受
信高周波部、5は第1ブランチのRSSI検出部、6は
第nブランチのRSSI検出部、7は第1ブランチの検
波部、8は第nブランチの検波部、9は第1ブランチの
データ再生部、10は第nブランチのデータ再生部、1
1は第nブランチのクロック再生部(BTR部)、12
は第nブランチのクロック再生部(BTR部)、13は
RSSIレベル比較部、14はクロック合成部、15は
切り換え合成制御部、16はデータ切り換え合成部、1
7はデータ処理部/TDMA制御部である。
【0026】即ち、破線枠で示すn個の第1〜第nブラ
ンチを備えており、それぞれに受信アンテナ1及び2、
受信高周波部3及び4、RSSI検出部5及び6、検波
部7及び8、データ再生部9及び10、クロック再生部
11及び12が設けられている。また、第1〜第nブラ
ンチのクロック再生部11,12の出力側にクロック合
成部14が設けられている。
【0027】受信アンテナ1,2により受信された受信
信号を、受信高周波部3,4を介して、RSSI検出部
5,6及び検波部7,8へ送る。RSSI検出部5,6
で受信電界強度データを検出後、双方のデータをRSS
I比較部13へ送出する。これによって、各ブランチに
おける受信電界強度の大きさ及びその差を求め、この差
情報をクロック合成部14及び切り換え合成制御部15
へ送出する。
【0028】一方、検波部7,8は受信信号を検波し、
これを検波ベースバンド信号として、データ再生部9及
び10へ送出する。データ再生部9及び10では検波部
7,8で復調された信号の判定が行われ、この判定結果
が再生データとしてデータ切り換え部又合成部16に送
出される。
【0029】また検波部7,8からのベースバンド信号
は、クロック再生部11,12にも送出され、ここで受
信信号に同期したクロックが再生される。各々のブラン
チ内部では、各ブランチに備えたクロック再生部11,
12の再生クロックが、データ再生及びRSSI検出の
タイミングとして用いられる。
【0030】クロック合成部14には、RSSI比較部
13からの各ブランチ間RSSI差情報及びクロック再
生部11,12の再生クロックが入力され、ここで差情
報から判明するどちらの電界強度がどれだけ大きいかの
比率(例えば2:3)に応じて双方の再生クロックのタ
イミング合成が行われる。
【0031】データ切り換え部又は合成部16において
は、クロック合成部14の出力データがデータ切り換え
部又は合成部16のタイミングとして用いられ、また、
差情報に応じた切り換え合成制御部15の切り換えか合
成かを決定する制御に応じて、差が所定の閾値よりも大
きい場合はレベルの高い再生データが選択されるように
切り換え、また差が所定の閾値よりも小さい場合は双方
の再生データの合成が行われ、データ処理及びTDMA
制御部17へ出力されるように構成されている。
【0032】このような構成において、まず、図2に示
す複数個の第1〜第nブランチにおいて、各ブランチの
受信信号に同期したクロックを再生する。これらの再生
クロックが入力されるクロック合成部14は、各ブラン
チのRSSI検出部5,6の出力側に接続されたRSS
Iレベル比較部13からのRSSIレベル差データも入
力され、この差データに応じて各ブランチの再生クロッ
クを合成する。
【0033】また各ブランチにおいて、各受信アンテナ
部1,2で受信された信号は受信高周波部3,4におい
て、周波数変換等の必要な処理が行われることによりベ
ースバンド信号に変換された後、RSSI検出部5,6
及び検波部7,8へ出力される。
【0034】検波部7,8での検波信号がデータ再生部
9、10に入力され、ここで各ブランチごとの受信タイ
ミングにて再生されたクロック再生部11,12からの
再生クロックで同期が取られ、再生データとしてデータ
切り換え合成部16へ出力される。但し、それらの再生
データは各ブランチでの受信アンテナ部1,2の受信特
性に相関が低いため、その再生タイミングは異なってい
る。
【0035】データ切り換え合成部16においては、ク
ロック合成部14から出力される合成クロックで各再生
データの同期が取り直され、切り換え合成制御部15に
よる制御信号に応じて各再生データの合成又は切り換え
が行われ、データ処理及びTDMA制御部17へ出力さ
れる。また、データ処理及びTDMA制御部17にはク
ロック合成部14から出力された合成クロックも入力さ
れる。
【0036】従って、クロック合成部14からの合成ク
ロックに同期した再生データと、合成クロックを各ブラ
ンチでの受信信号の遅延差にかかわらず、安定してデー
タ処理及びTDMA制御部17へ送出することができ、
クロックタイミングをそろえるためデータの位相合成及
び最大比合成が可能となる。
【0037】また再生クロックの合成時にRSSIレベ
ル差データを用いるので、適正に受信されてるブランチ
のクロックを用いることができ、不安定要素の除去が可
能となる。
【0038】次に、図3に、図2に示したクロック合成
部14の第1の内部構成例を示し、その説明を行う。図
3において、18は量子化用高速クロック発生部、19
は合成クロック用カウンタ、20はカウント設定値ロー
ドタイミング生成部である。
【0039】合成クロック生成部内で生成されるカウン
ト設定値を合成クロック用カウンタ19へ送出する。ま
た合成クロック用カウンタ19のカウントクロックとし
て、量子化用高速クロック発生部18から出力される高
速クロックを用いる。
【0040】合成クロック用カウンタ19のカウント開
始タイミングとして、カウント設定値ロードタイミング
生成部20から出力されるロードタイミング(カウント
スタートタイミング)信号を用いる。
【0041】カウント設定値ロードタイミング生成部2
0に対しては、各ブランチのクロック再生部11,12
から出力された再生クロックが入力され、このうち有効
なブランチのクロックが合成クロックに応じて選択さ
れ、この選択されたクロックをロードタイミング信号と
して生成するようになっている。合成クロック用カウン
タ19はそのロードタイミング信号を基に量子化用高速
クロックで設定値までカウントして合成クロックとする
ように構成されている。
【0042】このような構成において、カウンタ19
は、各ブランチでの再生クロックの遅延差を検出する際
に用いられるものであり、量子化用高速クロック18の
高速クロックをカウントすることにより、合成クロック
を生成する。再生クロック生成用の高速クロックと遅延
差の量子化用のクロックが等しいため、その遅延差の検
出精度と、合成クロックのタイミングの変化量を一致さ
せることができる。
【0043】またカウンタ19に対するカウント位相及
びその周期はカウント設定値により決まり、そのカウン
ト設定値の、カウンタに対するロードタイミングは、合
成クロック用カウンタ19のリップルキャリー又は、各
ブランチのクロックタイミングより生成部20により生
成され、カウンタ19に与えられ、カウント設定値を読
み込ませることにより合成クロックのタイミングをクロ
ック1周期単位にて自由に変化させることができる。
【0044】次に、図4に、図2に示したクロック合成
部14の第2の内部構成例を示し、その説明を行う。図
4において、21はクロック遅延差量子化部、22はク
ロックエッジ検出部、23はクロック生成用カウント
部、24はRSSI差による比率設定変換部、25はカ
ウント値生成部である。
【0045】図2に示したクロック再生部11,12の
再生クロック、量子化用高速クロック発生部18から出
力される高速クロック、及び図2に示すRSSIレベル
比較部13から出力されるRSSIレベル差データが入
力されるクロック遅延差量子化部21と、、双方の再生
クロックと差データが入力されるクロックエッジ検出部
22と、RSSIレベル差データが入力される比率設定
変換部24と、クロック遅延差量子化部21及び比率設
定変換部24の出力側に接続されたカウント値生成部2
5と、カウント値生成部25とクロックエッジ検出部2
2との出力側に接続されたクロックタイミング比較部2
3とを具備する。
【0046】クロック遅延差量子化部21は、差データ
から各再生クロックのレベルの大小関係を求め、また高
速クロックをタイミングとして大クロックに対して小ク
ロックが進んでいるか遅れているかを示す遅延差を検出
し、これを遅延差データとして出力する。
【0047】クロックエッジ検出部22は、差データか
ら各再生クロックのレベルの大小関係を求め、大クロッ
クの立ち上がり又は立ち下がりエッジを検出し、そのタ
イミングを出力する。
【0048】比率設定変換部24は、差データから受信
信号レベルの比率、例えば大きい方のレベルを1とした
場合の小レベルの比率1/5を求め、これを比率データ
としてカウント値生成部25へ出力する。
【0049】カウント値生成部25は、クロック遅延差
量子化部21から出力される遅延差データに比率データ
1/5を乗算し、これをよってカウント値としてクロッ
ク生成用カウント部23へ出力する。つまり、カウント
値は、大クロックに対する小クロックの遅れ/進みの遅
延差比率を示すものとなる。
【0050】クロック生成用カウント部23は、クロッ
クエッジ検出部22から出力される大クロックの立ち上
がり又は立ち下がりエッジのタイミングをカウント値が
示す時間分、遅延又は進行することによって合成クロッ
クを出力する。
【0051】このような構成においては、クロック生成
用カウント部23が、クロックエッジ検出部22からの
タイミングを基準点とし、この点からカウント値生成部
25の示すカウント値だけカウントし、クロック変化を
進ませる、又は遅らせることにより合成クロックを生成
する。従って、RSSIレベル差による比率に応じた合
成クロックの生成が可能となり、信頼性の高い再生クロ
ックを得ることができる。
【0052】次に、図5に、図4に示したカウント値生
成部25の内部構成例を示し、その説明を行う。図5に
おいて、30は比率−カウント値変換部、31はカウン
ト設定値ラッチ部、32はカウント値大小比較部、34
は加減算器である。
【0053】比率−カウント値変換部30は、図4に示
した比率設定変換部24から出力される比率データと、
図4に示したクロック遅延差量子化部21から出力され
る遅延差データとの乗算を行うことによって、カウント
基準値を出力する。
【0054】カウント値ラッチ部31は、加減算器34
から出力されるカウント値を保持し、この保持されたカ
ウント値をカウント値大小比較部32及び加減算器34
へ出力する。
【0055】カウント値大小比較部32は、カウント基
準値に対する保持カウント設定値がどれだけ離れている
かの±の差を求め、この求められた±差値を制御データ
として加減算器34へ出力する。
【0056】加減算器34は、制御データに応じて内部
で生成される値を、保持カウント値に加算/減算し、こ
の結果得られるカウント値をラッチ部31及び図4に示
したクロック生成用カウント部23へ出力するものであ
る。また、制御データがカウント基準値とカウント値と
が等しいことを示すものであれば加算/減算は行われな
いようになている。つまり、制御データがカウント基準
値と保持カウント値とが+10離れていればその差を無
くすための演算を行うようになっている。
【0057】以上のフィードバックループを繰り返すこ
とによって比率−カウント値変換部30からのカウント
基準値に、加減算器34から出力されるカウント値を等
しくするように構成されている。
【0058】このような構成において、比率−カウント
値変換部30から出力されるカウント基準値とカウント
値ラッチ部31の保持カウント値とが、カウント値大小
比較部32で比較され、カウント基準値とカウント値と
が等しくなるような演算の方向(加算、減算又は演算停
止)についての制御データが、加減算器34に与えられ
る。
【0059】加減算器34では制御データにより、保持
カウント値、即ち現在のカウント設定値に、一定又は指
定された値を加算/減算し、次のカウント値として出力
する。ここで加減算器34において、カウント基準値と
保持カウント値が等しくなった場合、加減算器34にお
ける演算が停止され、保持カウント値がそのまま次のカ
ウント値として出力され、更にカウント値ラッチ部31
で保持される。
【0060】これによりカウント値は最終的に、比率−
カウント値変換部30での値を収束点として近づく又は
等しくなる。よってRSSIレベル差データが急激変化
した場合においても、この加減算器34の出力カウント
値の変化は緩やかなものとなり、且つそのRSSIレベ
ル差に追従することが出来る。
【0061】次に、図6に、図4に示したカウント値合
成部にカウント値の変化量制限機能を設けた場合のブロ
ック構成図を示し、その説明を行う。図6において、新
たに設けた構成要素は、符号35で示すクロック移動量
設定テーブルである。また、図6には図5に示した構成
要素の内、説明に必要な要素のみを示した。
【0062】クロック移動量設定テーブル35は、加減
算器34が、保持カウント値に制御データに応じた値を
加算/減算する際に、その加算/減算の値の大きさを制
限することによって加減算器34から出力されるカウン
ト値が急激に変化し、図4に示した合成クロックにジッ
タが生じないようにするためのクロック移動量設定値が
登録されている。
【0063】また、クロック移動量設定値は任意に設定
されるものであり、その設定値に応じたクロック移動量
設定値がテーブル35から加減算器34へ出力されるよ
うになっている。
【0064】このような構成によれば、カウント値を緩
やかに変化することができ、これにより合成クロックの
ジッタについても量子化用高速クロックの周波数以内に
抑えることができる。
【0065】次に、図7に、図4に示した比率設定変換
部24の内部構成例を示すブロック構成図を示し、その
説明を行う。図7において、29はRSSIレベル差−
比率変換テーブル、37は第1ブランチ用RSSIレベ
ル比較/監視部、38は第nブランチ用RSSIレベル
比較/監視部、39は受信不能RSSIレベル設定値保
持部、40は合成比率マスク部である。
【0066】RSSIレベル差−比率変換テーブル29
は、各ブランチRSSIレベルの比率(例えば1:3)
が登録されており、図2に示したRSSIレベル比較部
13から出力される差データに応じた比率値を出力する
ものである。
【0067】RSSIレベル比較/監視部37,38
は、受信不能RSSIレベル設定値保持部39の設定値
と、図2に示した各ブランチのRSSI検出部5,6か
ら出力されるRSSIレベルとの比較を行い、各ブラン
チのRSSIレベルが、設定値よりも大きいか小さいか
を示すRSSIレベルデータを合成比率マスク部40へ
出力する。
【0068】合成比率マスク部40は、受信不能RSS
Iレベル設定値を下回ったブランチのRSSIレベルデ
ータをマスクし、設定値以下のRSSIレベルとなった
ブランチのクロック位相が比率に対して影響を与えない
ように比率値に対して補正をかけ、これにより得られる
比率データを、図4に示すカウント値生成部25へ出力
する。
【0069】このような構成によれば、受信不能となっ
たブランチでのクロックが不定状態となった場合に、そ
の不定クロックに対して正しいクロックの位相及び周波
数が影響を受けず、タイミング誤差が発生することな
く、安定したクロックを生成させるためのRSSIレベ
ル差による比率データが出力できる。
【0070】次に、図8に、図4に示したクロック遅延
差量子化部21のブロック構成図を示し、その説明を行
う。図8において、41はクロック立ち上がりエッジ検
出部、42はクロック立ち下がりエッジ検出部、43は
クロック遅延差カウント部である。
【0071】クロック立ち上がりエッジ検出部41は、
第1〜第nブランチの再生クロックの内、差データより
判断できるレベル大の再生クロックの立ち上がりエッジ
を検出する。またクロック立ち上がりエッジ検出部42
は、第1〜第nブランチの再生クロックの内、差データ
より判断できるレベル小の再生クロックの立ち上がりエ
ッジを検出する。
【0072】クロック遅延差カウント部43は、各検出
部41及び42から出力される立ち上がりエッジ間の時
間を、再生クロックを生成する際用いるクロックと等し
いか、それ以上の周波数であるか、またシステム的には
合成クロックに許容されるジッタの周波数以上である高
速クロックに応じてカウントし、これにより得られる値
を遅延差データとして、図4に示すカウント値生成部2
5へ出力するものである。
【0073】次に、図9に、図2に示したクロック合成
部14の第3内部構成例のブロック構成図を示し、その
構成を説明する。図9において、29aは遅延差比率変
換テーブル、44はクロックタイミング比較部、45は
カウント値設定用加減算部である。他の構成要素は前述
した図2〜図8の何れかに用いられているものなのでそ
れと同符号を付した。
【0074】クロック遅延差量子化部21は、各ブラン
チ再生クロックの遅延差データを遅延差比率変換テーブ
ル29aへ出力するものである。クロックエッジ検出部
22は、レベル大クロックのエッジを検出し、この検出
されたエッジデータをクロック合成用カウント部23へ
出力するものである。
【0075】遅延差比率変換テーブル29aは、クロッ
ク遅延差量子化部21から出力される遅延差データと、
図2に示したRSSIレベル比較部13から出力される
差データとに応じた、大クロックと小クロックとを合成
する際の各クロックエッジ間のポイントとなる収束点が
登録されており、遅延差データ及び差データに応じた収
束点データをカウント値設定用加減算部45へ出力する
ものである。
【0076】クロック移動量設定テーブル35は、1周
期あたりのクロックタイミング変化量の設定値が登録さ
れており、その設定値をカウント値設定用加減算部45
へ出力するものである。
【0077】クロックタイミング比較部44は、クロッ
ク生成用カウント部23から出力される合成クロックの
エッジが、収束点データが示す収束点とどれだけズレて
いるかを示すズレ量データをカウント値設定用加減算部
45へ出力するものである。
【0078】カウント値設定用加減算部45は、収束点
データ、設定値及びズレ量データから、クロックエッジ
検出部22から出力されるレベル大クロックのエッジを
収束点まで移動させるための移動量を示す移動量カウン
ト値をクロック合成用カウント部23へ出力するもので
ある。
【0079】クロック合成用カウント部23は、移動量
カウント値に応じてレベル大クロックのエッジを収束点
まで移動させ、これを合成クロックとして出力する。こ
のような構成によれば、合成クロックのジッタを抑え、
クロックのデューティを50%にすることができ、安定
した合成クロックが得られる。
【0080】次に、図10に、図2に示したクロック合
成部14に付加されるアラーム発生部のブロック構成図
を示し、その構成を説明する。図10に示すアラーム発
生部において、46はクロック合成不能遅延差設定値、
47は遅延差ラッチ部、48はクロック遅延差比較部、
49はクロック遅延差ー設定値比較部、51はクロック
選択部、52はRSSIレベルによるクロック選択部で
ある。他の構成要素は前述した図2〜図8の何れかに用
いられているものなのでそれと同符号を付した。
【0081】図10において、各ブランチ再生クロック
をクロック遅延差量子化部21に入力し、ここで得られ
た遅延差データを、遅延差ラッチ部47及びクロック遅
延差比較部48へ出力する。遅延差ラッチ部47は、1
クロック相当前の遅延差データをクロック遅延差比較部
48に出力する。
【0082】クロック遅延差比較部48は、各遅延差デ
ータの差を出力する。クロック遅延差−設定値比較部4
9は、クロック遅延差比較部48から出力される差が、
クロックの半周期を越えたことを示すクロック合成不能
遅延差設定値46と比較し、差が設定値を越えた場合に
アラームデータをクロック選択部51へ出力する。
【0083】クロック選択部51は、アラームデータ供
給時に、クロック選択部52で選択されたレベル大クロ
ックを選択して合成クロックとして出力し、アラームデ
ータ未供給時にクロック合成部14から出力される合成
クロックを選択して出力する。
【0084】このような構成によれば、最も確実な再生
を行っているブランチのクロックを用いることができ
る。次に、図11に、図2に示したRSSI検出部とR
SSIレベル比較部との間に平均化回路を接続した場合
のブロック構成図を示し、その説明を行う。
【0085】図11に示すように、各RSSI検出部
5,6とRSSIレベル比較部13との間に、各ブラン
チの再生クロックにて更新される符号53a,53bで
示す平均化回路を接続した。平均化回路53a,53b
は、平均段数設定値に応じて任意に平均段数が設定さ
れ、RSSIレベルに対して任意の平均段数相当平均化
を行い、この結果を出力しRSSIレベル比較部13へ
出力する。
【0086】このような構成によれば、RSSIレベル
比較部13ではこの平均後の値をもって比較を行うこと
により、検出精度やノイズ等不定要素によるふらつきや
ばらつきを吸収することができ安定したRSSIレベル
比較ができる。ここで平均段数としてはRSSIレベル
の変動のうち外的要因については追従する必要がある。
たとえばフエージング等に対しては検出できなければな
らない。これより平均段数に付いてもシステム的要因に
より決定された値を用いることにより、精度の高いRS
SIレベルデータを得ることができる。
【0087】次に、図12に、図11に示した平均化回
路53a又は53bの第1の内部構成例のブロック図を
示し、その説明を行う。図12において、54a〜54
fは遅延器、55a〜55gは係数乗算器、56a〜5
6fは加減算器、57は除算器、58は平均段数設定保
持部である。
【0088】RSSI検出部5又は6の出力端が、1段
目の遅延器54aの入力端及び係数乗算器55aの一入
力端に接続され、1段目の遅延器54aの出力端が2段
目の遅延器54b及び係数乗算器55bの一入力端に接
続され、2段目の遅延器54bの出力端が3段目の遅延
器54c及び係数乗算器55cの一入力端に、また、1
段目の係数乗算器55a及び2段目の係数乗算器55b
の出力端が3段目の加減算器56aの双方の入力端に接
続され、3段目の遅延器54cの出力端が4段目の遅延
器54d及び係数乗算器55dの一入力端に、また、3
段目の係数乗算器55の出力端及び加減算器56aの出
力端が4段目の加減算器56の双方の入力端に接続さ
れ、以降、3段目の各出力端と4段目の各入力端との接
続がn段構成され、n段目の遅延器54fの出力端がn
+1段目の係数乗算器55に、n段目の係数乗算器55
の出力端及び加減算器56の出力端がn+1段目の加減
算器56eの双方の入力端に接続され、n+1段目の係
数乗算器55g及び加減算器56eの出力端がn+2段
目の加減算器56fの双方の入力端に接続されている。
【0089】更に、各係数乗算器55a〜55gの他入
力端に、平均段数設定保持部58の出力端が接続され、
n+2段目の加減算器56fの出力端及び平均段数設定
保持部58の出力端が除算器57の双方の入力端に接続
され、除算器57の出力端が図11に示したRSSIレ
ベル比較部13の入力端に接続されている。
【0090】即ち、RSSIレベル検出部5又は6から
出力されるRSSIレベルが、遅延器54a及び係数乗
算器55aに入力され、また係数乗算器55aには、平
均段数設定値保持部58に設定された平均段数設定値が
与えられ、乗算が行われる。
【0091】更に2段目以降の各係数乗算器55b〜5
5gには、各遅延器54a〜54fで各々RSSIレベ
ルの検出タイミング1周期相当の遅延を付与されたRS
SIレベルデータが順与えられる。これら1周期ずつ遅
れたRSSIレベルデータは、係数乗算器55b〜55
gにおいて平均段数設定値と乗算された後、この1段差
のある2つの乗算結果が各加減算器56a〜56fで加
減算され、この加減算結果と平均段数設定値とが除算器
57で除算され、この除算結果がRSSIレベルとして
RSSIレベル比較部13へ出力されるように構成され
ている。
【0092】言い換えれば、RSSIレベル検出部5又
は6の出力に遅延器54a〜54fを直列に、平均段数
設定値、即ち平均段数マイナス1個の数量だけ持たせる
ことにより、RSSIレベル検出周期と等しい時間の遅
延時間を持たせる。またこの遅延器54a〜54fの出
力には平均段数に見合った係数を乗算する係数乗算器5
5a〜55gを設ける。
【0093】この係数乗算器55a〜55gにより一定
の値が掛けられたRSSIレベルは、係数乗算器55a
〜55gの出力端に設けられた加減算器56a〜56f
により次々と加算されていく、全ての係数乗算器55a
〜55g出力が加算されたのち、除算器57により除算
が行われ、規格化される。
【0094】この除算器57に与えられる除数と係数乗
算器55a〜55gの乗数はこの乗数の和を除数で割っ
た値が1となるよう決められる。よって係数乗算器55
a〜55gと加減算器56a〜56fの演算桁等を考慮
し、これらの値が決定される。
【0095】具体的には係数乗算器55a〜55gに小
数を用い、除数を1とすることにより除算器57を除く
ことができる。又は演算の桁に余裕をもたせ、除算の除
数を加算数相当の値とすることにより、係数乗算器55
a〜55gの乗数を1とし、係数乗算器55a〜55g
を除くことができる。またこの構成によるとRSSIレ
ベルデータが1つずつ更新されるため移動平均をとるこ
とができ、精度の高い、連続した平均後データが得られ
る。
【0096】次に、図13に、図11に示した平均化回
路53a又は53bの第2の内部構成例のブロック図を
示し、その説明を行う。但し、この図13に示す平均化
回路53a又は53bは、RSSIレベル”2のn乗段
数”の平均を行うものであり、図12で用いた構成要素
と同要素には同一符号を付した。図13において、59
a〜59jは出力部1ビットシフト機能付加減算器、6
0は選択器である。
【0097】即ち、各ブランチのRSSIレベル検出部
5又は6の出力端に、遅延器54a〜54i及び、出力
部に1ビット右シフト機能を有する加減算器59a〜5
9jを設ける。また1段目の各加減算器59a〜59d
は、各遅延器54a〜54iにおいて、RSSI検出タ
イミング1周期相当の遅延を与えられたRSSIレベル
データが、それぞれ入力され加減算を行う。
【0098】この1段目の加減算結果は、次段以降の複
数段の各加減算器59e〜59jにより更に加減算され
る。この加減算器59a〜59jと遅延器54a〜54
iを積分に必要な段数だけ接続する。各段の先頭の加減
算器の出力結果が選択器60に入力されるようにする。
そして、選択器60が平均段数設定値保持部58の値に
従い、各加減算器の出力の何れかを積分した結果をRS
SIレベルとして出力する様に構成してある。
【0099】言い換えれば、RSSIレベル検出部5又
は6の出力に遅延器54a〜54iを直列に、最大平均
段数マイナス1個の数量だけ持たせ、RSSIレベル検
出周期と等しい時間の遅延時間を持たせる。またこの遅
延器54a〜54iの出力に、1つの遅延器を挟むよう
に、1ビット右シフト付の加減算器59a〜59dを設
ける。
【0100】この加減算器59a〜59dに接続されて
いる加減算器59e〜59gのうち2つずつを1組とし
て、次の段の加減算器59h〜59iに接続しデータを
出力する。加減算器59a〜59jは2つの入力を加算
し、その結果を出力する際、2進数表現にて最下位ビッ
トを除く、他のビットを出力することにより、1ビット
右シフトが行われ等価的に2で割る形となる。
【0101】このようにして加減算器59a〜59jは
それぞれの2つの出力の平均をとり、次段へと出力す
る。このようにして1段目では2つの平均、2段目では
4つの平均、n段目では、2のn乗の平均結果が得られ
る。
【0102】これらの加減算器59a〜59jの階層の
うち、各階層の出力を1つずつ、選択器60へ入力す
る。選択器60では、平均段数設定値保持部が示す値に
より各階層の出力より1つを選び出力する。また選択器
60には遅延器54a〜54iを通さないで直接RSS
Iレベル検出部5又は6からのデータについても入力す
ることにより、平均回数としては、2のn乗(nは0か
ら任意の値ただし正の整数とする)回の平均を行うこと
が、加算器59と選択器60にて実現でき、構成が容易
となる。
【0103】次に、図14に、図2に示したクロック合
成部におけるバーストスロット対応合成クロック生成部
のブロック構成図を示し、その説明を行う。図14にお
いて、61はクロック合成制御部(遅延検出等)、62
はメモリ、63はスロット指定信号、メモリ読出タイミ
ング信号及びメモリ書き込みタイミング信号を生成する
バースト制御信号生成部である。
【0104】クロック生成用カウント部23のカウント
状態を、バースト制御信号生成部63のメモリ書き込み
タイミング信号によるタイミングにて、スロット指定信
号の示すメモリ62に対し、書き込みまたはロードを行
う。またクロック生成用カウント部23は、メモリ読出
タイミング信号の示すタイミングにて、スロット指定信
号の示すメモリ62より、書き込まれているカウント状
態を読出、クロック生成用カウント部23にその信号を
ロードする様に構成する。
【0105】このような構成において、時分割多重通信
において各バースト信号がそのバースト毎に異なる周波
数、位相にてクロックを持っているため、その各バース
トに対応した合成クロック情報をメモリ62に記憶して
おく。
【0106】このメモリ62は、スロット指定信号の示
すメモリ62のそのスロット用のブロックに対して、メ
モリ書き込みタイミング信号の示す、位相を含めたタイ
ミングにて読み込みを行う。またこの記憶した情報をそ
の所定のスロットにて引き出す場合は、スロット指定信
号の示すメモリ62の先のスロット用のブロックより、
メモリ読出タイミング信号の示すタイミングにてクロッ
ク生成用カウント部23に対しクロック情報を与える。
【0107】クロック生成用カウント部23では、その
情報を初期値としクロック合成を行う。メモリ読出タイ
ミング信号と、メモリ書き込みタイミング信号は外部に
て、位相同期がとれているものとする。これらの信号は
バースト制御信号生成部63に、外部基準タイミング信
号を用い生成され、メモリ62及びクロック生成用カウ
ント部23に出力される。これらにより連続しないバー
スト信号においても、クロックの合成が可能となり、各
スロットに応じたクロックが生成できる。
【0108】次に、図15に、図14に示したメモリ6
2のブロック構成図を示し、その説明を行う。図15に
おいて、64はスロット0用クロック保持用カウント
部、65はスロット1用クロック保持用カウント部、6
6はスロットm用クロック保持用カウント部、67はス
ロット0用ロード信号マスク部、68はスロット1用ロ
ード信号マスク部、69はスロットm用ロード信号マス
ク部、70はデコーダ、71はセレクタであり、これら
の要素でメモリ62が構成されている。
【0109】即ち、クロック生成用カウント部23のカ
ウント状態(合成クロック)を、各スロット用クロック
位相保持用カウント部64、65、66に対しロードデ
ータとして入力する。またクロック生成用カウント部2
3に同期している量子化用高速クロックを、各スロット
保持用カウント部64、65、66のカウント用クロッ
クとして入力する。一方、図14に示したバースト制御
信号生成部63から出力されるスロット指定信号はデコ
ーダ70によりデコードされてロードマスク信号とし
て、所定スロットのロード信号マスク部67、68、6
9へ入力する。
【0110】また、ロードマスク信号によってロードが
行われるスロット以外のスロットの信号がマスクされて
いるので、メモリ書き込みタイミング信号はロード信号
マスク部67、68、69に入力されると、そのマスク
された以外の信号が出力される。この信号は、各スロッ
ト用クロック位相保持用カウント部64、65、66に
入力され、ロードのタイミング信号として用いられる。
【0111】セレクタ71には各スロット用クロック位
相保持用カウント部64、65、66の出力及び切替え
制御信号として、デコーダ70の出力信号が入力され
る。この信号により所定のスロットのクロック位相保持
用カウント部64、65、66の出力が選ばれて出力さ
れる。
【0112】この出力信号はクロック生成用カウント部
23へ入力される。またメモリ読出タイミング信号も制
御信号として入力され、その信号によりクロック生成用
カウント部23はデータのロードを行い、セレクタ71
により選ばれたクロック位相保持用カウント部64又は
65又は66に保持され、セレクタ71より出力された
信号をクロック生成用カウれたクロック位相保持用カウ
ント部64、65及び66の何れかに保持され、セレク
タ71より出力された信号をクロック生成用カウント部
23の初期カウント状態とし、合成クロックの生成を行
う様に構成されている。
【0113】このような構成において、クロック生成用
カウント部23のカウント位相を、各スロット用クロッ
ク保持用カウント部64、65、66に対しロードデー
タとして渡す。各スロット用クロック保持用カウント部
64、65、66ではロード信号マスク部67、68、
69からのメモリ書き込みタイミング信号が発生したス
ロットについてロードを行う。
【0114】メモリ書き込みタイミング信号は、ロード
信号マスク部67、68、69に入力され、スロット指
定信号を変換したデコーダ70の示すスロットのみが、
マスクされないでクロック保持用カウント部64、6
5、66の指定されたスロット対応ブロックに出力さ
れ、そのクロック保持用カウント部にロードされる。
【0115】ここでメモリ書き込みタイミング信号は、
位相、周波数とも他の信号と同期する必要はなく、スロ
ット指定信号が変化する時を除いて任意のタイミングに
て用いることができる。
【0116】スロット指定信号の示すスロット用クロッ
ク保持用カウント部64、65又は66は、メモリ書き
込みタイミング信号が発生した時点で、クロック生成用
カウント部23と同じ位相状態にて、カウントを開始
し、タイミング信号が消えたあとは自分自身のカウンタ
リップルキャリーをフイードバックすることにより、次
のタイミング信号発生まで自走し、クロック生成用カウ
ント部23と同じ位相状態を保ちつづける。
【0117】このようにして各スロット毎の位相状態
が、各スロット用保持用カウント部64、65、66に
保持される。またクロック生成用カウント部23に対し
て保持された位相情報を読みだす場合は、メモリ読出タ
イミング信号が、クロック生成用カウント部23を介し
てセレクタ71に入力される。
【0118】これにより、所定のスロットの保持用カウ
ント部64、65、66のカウント値がセレクタ71に
より選ばれ、クロック生成用カウント部23へと出力さ
れる。クロック生成用カウント部23ではカウントロー
ド信号(読出用)が発生したとき、ロード信号としてセ
レクタ71より出力されている信号を取り込みその信号
を初期値としてカウントを行う。
【0119】これによりバーストスロット指定信号に選
ばれているクロック保持用カウント部のカウンタと同じ
位相となる。よってメモリ読出タイミング信号をバース
トの切り替わりポイントにて発生させることにより、そ
のスロットの開始点よりタイミングの正しい合成クロッ
クを用いて、データの再生等を行うことができる。なお
メモリ読出タイミング信号は、メモリ書き込みタイミン
グ信号と位相、タイミング等同期する必要はなく、任意
のタイミングにて発生させることができる。このように
して連続ではない受信信号に同期したクロック合成する
ことができ、正しいデータ再生ができる。また外部にて
タイミング信号の位相まで管理する必要がなく、容易に
構成ができる。
【0120】次に、図16に、図11に示した平均化回
路53a又は53bの第3の内部構成例のブロック図を
示し、その説明を行う。図16において、72a〜72
dはセレクタ、73a〜73dは遅延器、74はメモリ
である。また500は演算部であり、図12又は図13
に示した平均化回路と同構成のものである。
【0121】各セレクタ72a〜72dと各遅延器73
a〜73dは、RSSIレベル検出部5又は6と演算部
500との間に交互に直列に接続され、更に、各セレク
タ72a〜72dの出力端が演算部500に接続されて
いる。また各遅延器73a〜73dの他入力端には、前
述で既に説明した合成クロックが入力されるようになっ
ている。
【0122】メモリ74の出力データと、それらの切替
え制御を行うためRSSIレベルスロット情報読出しタ
イミング信号とを各セレクタ72a〜72dに入力す
る。演算部500の演算結果を平均後RSSIレベルと
して出力すると同時にメモリ74に入力する。メモリ7
4には平均後RSSIレベルの保持タイミング用とし
て、RSSIレベルスロット情報書き込みタイミング信
号及び、スロット指定信号を入力し、指定されたスロッ
ト対応の、メモリ74に対しRSSIレベルスロット情
報書き込みタイミング信号の示すタイミングにて書き込
みを行う様に構成されている。
【0123】このような構成において、メモリ74はR
SSIレベルのバーストスロット終了時の平均値を保持
するブロックである。これはRSSIレベル検出部5、
6の出力部に設けられた積分回路において、その積分値
を平均後RSSIレベルとして出力すると同時にメモリ
74に与える。
【0124】メモリ74ではスロット指定信号の示すブ
ロックに対して、RSSIレベルスロット終了情報書き
込みタイミング信号により、そのスロットが終了して他
のスロットに切り替わる前の、RSSIレベル平均値を
記憶する。
【0125】この記憶された情報を、次にその記憶した
スロットが始まる時点にて、RSSIレベルスロット開
始情報読出し指定信号に示されたタイミングにてセレク
タ72に対し出力する。
【0126】セレクタ72はRSSIレベルの積分を行
っている状態においては、RSSIレベル検出部5、6
又は遅延器73からの信号を演算部500或いはセレク
タ72a〜72d、遅延器73a〜73dに対して出力
している。
【0127】RSSIレベルスロット開始情報読出タイ
ミング信号が発生した状態では、メモリ74に記憶され
たスロット指定信号の示すブロックの値を、各遅延器7
3a〜73dと、演算部500に対して与える。
【0128】これにより全ての遅延器73a〜73dが
持つ情報は等しくなるため、この値の平均に付いても同
じように等しくなり、所定スロットの前のバースト情報
に対して連続性を持たせる事ができる。
【0129】更に、各遅延器73a〜73dに対して、
メモリ74からの平均値を与えた後はセレクタ72a〜
72dを通常の平均用に切り替え、そのまま新しいRS
SIレベルを加える事により、そのスロットの平均につ
いても最初の時点より用いることができる。またこの構
成は、遅延器に対して前バーストの所定スロットの平均
を与える方式であるため、さまざまな演算方法に対して
も、同様に用いることができ、連続性を保つことができ
る。
【0130】次に、図17を参照して第2実施形態によ
るダイバーシチ受信ブランチ間遅延時間補正を行うダイ
バーシチ受信装置の無線部の説明を行う。図17におい
て、符号100は第1ブランチでの受信アンテナ部、1
01は第2ブランチでの受信アンテナ部、102は第1
ブランチでの受信高周波部、103は第2ブランチでの
受信高周波部、104は第1ブランチでの周波数変換
部、105は第2ブランチでの周波数変換部、106は
第1ブランチでのベースバンドフイルタ、107は第2
ブランチでのベースバンドフイルタ、108は第1ブラ
ンチでのRSSI検出部、109は第2ブランチでのR
SSI検出部、110は第1ブランチでのリミッタアン
プ、111は第2ブランチでのリミッタアンプ、112
は第1ブランチでのA/Dコンバータ、113は第2ブ
ランチでのA/Dコンバータ、114は第1ブランチで
の位相検波部、115は第2ブランチでの位相検波部、
116は第1ブランチでのクロック再生部、117は第
2ブランチでのクロック再生部である。
【0131】118はRSSIレベル比較部、119は
データ位相合成制御部、120はクロック遅延差検出
部、121はクロック合成用カウント設定部、122は
量子化用高速クロック、123は合成クロック用カウン
タ、124はデータ位相差検出部、125はデータ位相
合成部、126はデータ処理部、127は進みクロック
検出部、128はロードタイミング生成部、129は受
信信号周波数設定部、130は周波数変換用発振器であ
る。
【0132】このダイバーシチ受信装置は、受信部とし
てブランチを2つ有しており、それぞれにおいて個別の
受信回路を持ち、それぞれの受信アンテナ100、10
1より入力された信号をそれぞれの位相検波部114、
115により検波しデータとして処理する。
【0133】これら個別の受信部にはそれぞれのブラン
チに入力された信号に追従するクロック再生部116,
117を有し、外部での遅延及び内部回路(ベースバン
ドフイルタ106、107等)の遅延を持つ信号に対し
クロック再生を行う。受信回路により検波されたデータ
はデータ位相合成部125、データ位相差検出部124
に入力され最大比合成等の処理を行い、データ処理部1
26に出力される。
【0134】また、各ブランチのRSSI検出部10
8、109により検出されたデータはA/Dコンバータ
112、113に縒りデジタル値へと変換され、RSS
Iレベル比較部118に出力されブランチ間における受
信レベル差データが得られる。この受信レベル差データ
は再生データの最大比合成用として合成制御部119、
及びクロック合成用としてクロック合成用カウント設定
部121に出力される。
【0135】一方各ブランチのクロック再生部116、
117にて再生されたクロックはクロック合成の為、ク
ロック遅延差検出部120に出力され、各ブランチでの
遅延差データを得る。このデータはクロック合成用カウ
ント設定部121に出力され、RSSIレベル差に応じ
たカウント設定値が生成される。このカウント設定値に
応じ、合成クロック用カウンタ123により合成クロッ
クが生成され、データ位相合成部125、データ処理部
126に出力され、最大比合成タイミング等として用い
る。
【0136】合成クロック用カウンタのカウント初期タ
イミングは、合成クロックまたは各ブランチでの再生ク
ロックの内のいずれかを進みクロック検出部127に縒
り選択し、ロードタイミング生成部128により作ら
れ、合成クロック用カウンタ123に出力される。
【0137】このような構成によれば、各ブランチにて
クロック再生機能を持ち、各ブランチにてそれぞれ検波
が出来るため、位相データの合成に必要なデータの生成
ができ、クロック合成によりいずれのブランチデータに
ついても打ち直せるクロックを生成でき、データ位相合
成部125にて最大比合成等の処理を行う際のタイミン
グとして、ブランチ間の遅延差により受信データの劣化
を防ぐことができる。
【0138】また、RSSIレベルにより各ブランチに
対する比率影響度合いを変化させるため、受信レベルが
低下し入力信号が不定となった場合に合成クロックが受
信出来ないブランチのデータに影響され誤作動すること
が防げる。
【0139】合成クロック用カウンタに与える設定値の
変化をクロックジッタに許される値以下とすることによ
り、クロックジッタや切替えによるクロックの瞬断が抑
えられ、再生データの欠けを防ぎ、システムに対し、安
定なクロックの供給ができる。
【0140】更に独立したクロック再生部により再生さ
れたクロックの合成であり比率設定にRSSIレベルを
用いるため、受信部に対してフイードバックさせる必要
が無く、容易に回路を構成することが可能である。
【0141】次に、図18を参照して第2実施形態のダ
イバーシチ受信装置の伝送路遅延の小さいブランチを基
準とした第1例のカウント値設定型クロック合成部につ
いて説明する。
【0142】図18において、符号131は第1ブラン
チのクロック立ち上がり検出部、132は第2ブランチ
のクロック立ち上がり検出部、133は第1ブランチの
クロック遅延差検出用カウンタ、134は第2ブランチ
のクロック遅延差検出用カウンタ、135は第1ブラン
チの遅延差ラッチ部、136は第2ブランチの遅延差ラ
ッチ部、137は遅延差比較部、138は遅延差選択部
である。
【0143】139はRSSIレベル差−比率変換論理
部、140はRSSIレベル減算部(ブランチ間レベル
比較)、141は比率反転部(分周比より減算)、14
2は比率選択部、143はクロック立ち上がり選択部、
144は遅延差−比率割合乗算部、145は加減算ステ
ップ保持部、146は BTR基準クロック、147はカウ
ント設定値ラッチ部、148はカウント値減算部(比
較)、149は減算結果最上位ビット選択部、150は
減算結果絶対値変換部、151は加減算値算出部、15
2はカウント設定値加減算部、153はカウンタロード
タイミング生成部、154はクロック生成用カウント
部、155はクロック成形部である。
【0144】この図18に示すカウント値設定型クロッ
ク合成部は、各ブランチにおける再生クロックをクロッ
ク立ち上がり検出部131、132に入力し、クロック
の立ち上がりタイミングをBTR基準クロックにて検出
し、そのタイミングデータをクロック遅延差検出用カウ
ンタ133、134のロードタイミング信号として入力
する。
【0145】クロック遅延差検出用カウンタ133、1
34は立ち上がりタイミングを開始ポイントとして、B
TR基準クロック146を用いてカウントする。このカ
ウント値をもう片側のクロック立ち上がりタイミングに
てラッチし(遅延差ラッチ137、136)ラッチした
値を遅延差とする。
【0146】この遅延差は遅延差比較部137により、
シンボル周期の半周期より大小を判別し、遅延差の小さ
いブランチ選択信号を生成し、遅延差選択部138、比
率選択部142及び遅延差選択部138に入力される。
遅延差選択部138では各ブランチに対して遅延差を検
出した遅延差ラッチ部135、136のデータのいずれ
かを選択し、遅延差データとして遅延差−比率割合乗算
部144に入力する。
【0147】またクロック立ち上がり選択部では遅延差
比較結果によるブランチ選択信号により、いずれかのブ
ランチクロック立ち上がりタイミングデータを選択し、
カウンタロードタイミング生成部153に入力する。
【0148】一方各ブランチにて検出されたRSSIレ
ベルデータはRSSIレベル減算部140に入力され、
レベルの大小を比較し、大小および差の値のデータを生
成しRSSIレベル差−比率変換論理部139に入力す
る。
【0149】RSSIレベル差−比率変換論理部139
ではRSSIレベル差に応じて100%〜0%までの複
数段階に変換し、比率データとする。比率データはRS
SIレベルの大小結果と遅延差比較による選択ブランチ
との整合性を確保するため比率反転部141にて100
%より引いた値を求め、元の値とこの結果を比率選択1
42にて選択し、遅延差データ、クロック立ち上がりデ
ータと等しいブランチの比率データとする。
【0150】比率データは遅延差データと共に、遅延差
−比率割合乗算部144に入力され比率に応じたカウン
ト値の生成が行われ、カウント値減算部148に入力さ
れる。カウント値減算部148ではカウント設定値ラッ
チ部147に保持されているカウント値と比較し、比較
結果の大小データを減算結果最上位ビット選択部149
に入力し比較結果の誤差量を、減算結果絶対値変換部1
50に入力する。
【0151】減算結果絶対値変換部150では、絶対値
に変換した値を加減算部算出部151に入力する。加減
算部算出部151では、加減算ステップ保持部により示
された値を上限としてリミットをかけカウント設定値に
対する加減算データの生成を行い、カウント設定値加減
算部152へ減算結果最上位ビット選択部149よりの
符号データと共に入力する。
【0152】カウント設定値加減算部152ではカウン
ト設定値ラッチ部147の値に、これらの値を加減算し
カウント設定値ラッチ部147に保持する。保持データ
は1シンボル毎あるいは任意の時間毎に行う。カウント
設定値ラッチ部147のデータはクロック生成用カウン
ト部154に入力される。
【0153】クロック生成用カウント部154では、カ
ウンタロードタイミング生成部153よりカウントの初
期タイミングを入力し、BTR基準クロック146にて
カウント設定値にて補正しながらカウントを行い、クロ
ック成形部155にてハザードを取り去り合成クロック
とする。
【0154】このような構成によれば、各ブランチの遅
延量の少ないまたは多い側いずれかのブランチクロック
を基準とでき、RSSIレベル検出タイミングによらず
基準が確定する。また比率変換についても遅延差検出タ
イミングによらず比率変換が行える。さらに加減算ステ
ップを変化させることにより合成クロックのジッタ速度
を変化させることができる。クロック生成用カウンタの
出力を設定値にフイードバックしないため、構成が容易
となる。
【0155】次に、図19を参照して第2実施形態のダ
イバーシチ受信装置のRSSIレベルの高いブランチを
基準とした第2例のカウント値設定型クロック合成部を
説明する。
【0156】この図19において、131は第1ブラン
チのクロック立ち上がり検出部、132は第2ブランチ
のクロック立ち上がり検出部、139はRSSIレベル
差−比率変換論理部、140はRSSIレベル減算部
(ブランチ間レベル比較)、145は加減算ステップ保
持部、146はBTR基準クロック、147はカウント
設定値ラッチ部、148はカウント値減算部、149は
減算結果最上位ビット選択部、150は減算結果絶対値
変換部、151は加減算値算出部、152はカウント設
定値加減算部、153はカウンタロードタイミング生成
部、154はクロック生成用カウント部、155はクロ
ック成形部、156はRSSIレベル高側ブランチ選択
部、157はRSSIレベル低側ブランチ選択部、15
8はクロック遅延差検出用カウンタ、159は遅延差ラ
ッチ部、160は遅延差−比率割合乗算部である。
【0157】この図19に示すカウント値設定型クロッ
ク合成部は、各ブランチにおける再生クロックをクロッ
ク立ち上がり検出部131、132に入力し、クロック
の立ち上がりタイミングをBTR基準クロックにて検出
し、そのタイミングデータをRSSIレベル高ブランチ
側選択部156及びRSSIレベル低ブランチ側選択部
157に入力する。
【0158】また各ブランチにて検出されたRSSIレ
ベルデータはRSSIレベル減算部140に入力され、
レベルの大小を比較し、大小および差の値のデータを生
成しRSSIレベル差−比率変換論理部139およびR
SSIレベル高ブランチ側選択部156及びRSSIレ
ベル低ブランチ側選択部157に入力する。
【0159】RSSIレベル高ブランチ側選択部156
ではRSSIレベル演算結果に基づきレベルの高いブラ
ンチの立ち上がりタイミングを選択し、クロック遅延差
検出用カウンタ158およびカウンタロードタイミング
生成部153に入力する。またRSSIレベル低ブラン
チ側選択部157ではRSSIレベル演算結果に基づき
レベルの高いブランチの立ち上がりタイミングを選択
し、遅延差ラッチ159に入力する。
【0160】クロック遅延差検出用カウンタ158は立
ち上がりタイミングを開始ポイントとして、BTR基準
クロック146を用いてカウントする。このカウント値
を遅延差ラッチ159によりクロック立ち上がりタイミ
ングにてラッチし、この値を遅延差データとする。
【0161】またRSSIレベル差−比率変換論理部1
39ではRSSIレベル差に応じて100%〜0%まで
の複数段階に変換し、比率データとする。比率データは
遅延差データと共に、遅延差−比率割合乗算部160に
入力され比率に応じたカウント値の生成が行われ、カウ
ント値減算部148に入力され、図18の様に合成クロ
ックが生成される。
【0162】このような構成によれば、RSSIレベル
の大小信号をもちいて、レベルの高いブランチまたはレ
ベルの低いブランチのいずれかを基準とでき、比率変換
の基準とブランチをあわせることができ、遅延差検出の
ための回路および比率変換回路の一部が削減でき、簡略
化が図れる。
【0163】次に、図20を参照して第2実施形態のダ
イバーシチ受信装置のRSSIレベルの高いブランチを
基準とした収束位相値比較型(フイードバック比較)ク
ロック合成部について説明する。
【0164】図20において、131は第1ブランチの
クロック立ち上がり検出部、132は第2ブランチのク
ロック立ち上がり検出部、139はRSSIレベル差−
比率変換論理部、140はRSSIレベル減算部(ブラ
ンチ間レベル比較)、145は加減算ステップ保持部、
146はBTR基準クロック発生部、155はクロック
成形部、156はRSSIレベル高側ブランチ選択部、
157はRSSIレベル低側ブランチ選択部、158は
クロック遅延差検出用カウンタ、159は遅延差ラッチ
部、160は遅延差−比率割合乗算部、161はカウン
ト値(位相)比較部、162は加減算値算出部、163
はクロック生成用カウント部、164はカウンタロード
タイミング生成部、165は位相データ生成部、166
は収束位相生成カウント部である。
【0165】この図20に示す収束位相値比較型(フイ
ードバック比較)クロック合成部は、各ブランチにおけ
る再生クロックをクロック立ち上がり検出部131、1
32に入力し、クロックの立ち上がりタイミングをBT
R基準クロックにて検出し、そのタイミングデータをR
SSIレベル高ブランチ側選択部156及びRSSIレ
ベル低ブランチ側選択部157に入力する。
【0166】また各ブランチにて検出されたRSSIレ
ベルデータはRSSIレベル減算部140に入力され、
レベルの大小を比較し、大小および差の値のデータを生
成しRSSIレベル差−比率変換論理部139およびR
SSIレベル高ブランチ側選択部156及びRSSIレ
ベル低ブランチ側選択部157に入力する。
【0167】RSSIレベル高ブランチ側選択部156
ではRSSIレベル演算結果に基づきレベルの高いブラ
ンチの立ち上がりタイミングを選択し、クロック遅延差
検出用カウンタ158およびカウンタロードタイミング
生成部153に入力する。またRSSIレベル低ブラン
チ側選択部157ではRSSIレベル演算結果に基づき
レベルの高いブランチの立ち上がりタイミングを選択
し、遅延差ラッチ部159に入力する。
【0168】クロック遅延差検出用カウンタ158は立
ち上がりタイミングを開始ポイントとして、BTR基準
クロック146を用いてカウントする、このカウント値
を遅延差ラッチ部159によりクロック立ち上がりタイ
ミングにてラッチし、この値を遅延差データとする。ま
たRSSIレベル差−比率変換論理部139ではRSS
Iレベル差に応じて100%〜0%までの複数段階に変
換し、比率データとする。
【0169】比率データは遅延差データと共に、遅延差
−比率割合乗算部160に入力され比率に応じたカウン
ト値の生成が行われ、収束位相生成カウント部166に
入力され、収束タイミング信号(位相)の生成が行われ
る。収束位相信号はカウント値(位相)比較部161に
入力される。
【0170】位相比較部161ではクロック生成用カウ
ント部163が出力したカウント値を基に、位相データ
生成部165にて生成したクロック位相値と、収束位相
とを比較し、収束位相に対し合成クロック位相の進み/
遅れの方向及び差の量を検出し、加減算値算出部162
へ入力する。
【0171】加減算値算出部162では加減算ステップ
保持部145に示された値を上限として、ロード値の生
成を行い、クロック生成用カウント部のデータ更新時の
補正データとする。カウンタロードタイミング生成部1
64は、クロック生成用カウント部163の特定カウン
ト値のポイントにてロードタイミング信号を生成し、カ
ウンタの更新を行う。位相データ生成部165はカウン
ト値を位相比較できる形に変換し送出する。クロック生
成部155ではカウント値の必要なビットをBTR基準
クロックにて打ち直し、合成クロックとして出力する。
この実施例によれば、RSSIレベルによる比率のポイ
ントを、後段の簡易型デジタルPLLに収束位相として
与え、指定されたステップにて、その収束位相へ緩やか
に変化させることができ、クロックの欠け等急激な変化
を防止できる。さらに収束位相の生成部とクロック生成
用デジタルPLLが独立であり、収束位相の制御が容易
となる。
【0172】次に、図21を参照して第2実施形態のダ
イバーシチ受信装置の図20に示した収束位相値比較型
クロック合成部におけるクロック変移量設定部について
説明する。
【0173】図21において、131は第1ブランチの
クロック立ち上がり検出部、132は第2ブランチのク
ロック立ち上がり検出部、139はRSSIレベル差−
比率変換論理部、140はRSSIレベル減算部(ブラ
ンチ間レベル比較)、146はBTR基準クロック、1
55はクロック成形部である。
【0174】156はRSSIレベル高側ブランチ選択
部、157はRSSIレベル低側ブランチ選択部、15
8はクロック遅延差検出用カウンタ、159は遅延差ラ
ッチ部、160は遅延差−比率割合乗算部、161はカ
ウント値(位相)比較部、164はカウンタロードタイ
ミング生成部、165は位相データ生成部、166は収
束位相生成カウント部、167はロードデータ生成部
(+,0,−)、168は基準クロック分周、選択部、
169はイネーブル信号生成部、170はクロック生成
用カウント部である。
【0175】この図21に示すクロック変移量設定部
は、図20で説明したように収束位相生成を行い、収束
位相生成カウント部166より収束位相をカウント値
(位相)比較部161に入力する。
【0176】カウント値(位相)比較部161は、収束
位相ポイントと合成クロック位相とを比較し、イコール
または進み、遅れを判定しロードデータ生成部に比較結
果を入力する。ロードデータ生成部167は比較結果に
より、”0”、”+の一定値”、”ーの一定値”のいず
れかをロードデータとして、クロック生成用カウント部
170に入力する。
【0177】クロック生成用カウント部170のカウン
ト値は図20の様にカウンタロードタイミング、位相デ
ータの生成を行う。クロック生成用カウント部170は
イネーブル入力を持たせ、イネーブル信号の状態により
カウントを行う。
【0178】イネーブル信号は基準クロック分周、選択
部168においてBTR基準クロック146のクロック
を分周しこの結果をクロック最大変移量設定データによ
り選択し、この結果をイネーブル信号生成部169へ入
力する。イネーブル信号生成部169では外部強制制御
との論理和をとりイネーブル信号としてカウント制御を
行う。
【0179】このような構成によれば、クロック最大変
移量について設定ができ、またクロック生成カウンタで
は基準クロックの速度が変化しないため、同期回路にて
クロック生成が可能となる。
【0180】更に、イネーブル信号は基準クロックを任
意の分周したものを用いることにより、構成が容易とな
り、同期信号による制御ができ、ロードデータ生成部の
構成が簡略かできる。
【0181】次に、図22を参照して第2実施形態のダ
イバーシチ受信装置の図20に示した収束位相値比較型
クロック合成部における第1例のアラーム停止制御部に
ついて説明する。
【0182】図22において、131は第1ブランチの
クロック立ち上がり検出部、132は第2ブランチのク
ロック立ち上がり検出部、139はRSSIレベル差−
比率変換論理部、140はRSSIレベル減算部(ブラ
ンチ間レベル比較)、146はBTR基準クロック、1
55はクロック成形部である。
【0183】156はRSSIレベル高側ブランチ選択
部、157はRSSIレベル低側ブランチ選択部、15
8はクロック遅延差検出用カウンタ、159は遅延差ラ
ッチ部、160は遅延差−比率割合乗算部、161はカ
ウント値(位相)比較部、164はカウンタロードタイ
ミング生成部、165は位相データ生成部、166は収
束位相生成カウント部、167はロードデータ生成部
(+,0,−)、168は基準クロック分周、選択部、
はイネーブル信号生成部、170はクロック生成用カウ
ント部、171は合成禁止遅延差検出部、172はRS
SIレベル感度点以下検出部、173はRSSIレベル
感度点以下検出部、174はクロック合成アラーム生成
部、175は収束位相選択部である。
【0184】この図22に示すアラーム停止制御部は、
図20の様にブランチ間のクロック遅延差より収束位相
を生成する。ここで遅延差ラッチ部159より合成禁止
遅延差検出部171に入力する。合成禁止遅延差検出部
171は合成禁止遅延差設定データによりこの遅延差以
上の遅延差をもつ場合検出信号をクロック合成アラーム
174へ入力する。
【0185】またRSSIレベルはそれぞれのブランチ
にてRSSIレベルデータをRSSIレベル感度点以下
検出部172、173に入力し、感度点RSSIレベル
設定データと比較し、RSSIレベルが感度点以下とな
った場合、検出データをクロック合成アラーム生成部1
74に入力する。
【0186】クロック合成アラーム生成部174では遅
延差による合成禁止検出信号と感度点以下検出信号の論
理和をとりいずれかが発生した場合、合成禁止アラーム
として収束位相選択部175に入力する。収束位相選択
部175ではRSSIレベルに基づく収束位相及び各ブ
ランチのクロック立ち上がり検出タイミングが入力され
ており、アラームが発生した場合、いずれかRSSIレ
ベルの高いブランチのクロック立ち上がり検出タイミン
グが選択され、デジタルPLLに出力され図21のよう
にクロック生成される。
【0187】このような構成によれば、ブランチ間の遅
延差が増大し、相対的に半周期を越えるような場合、合
成クロックが誤った収束点に合成されることを防ぎ、ど
ちらかRSSIレベルの高い側のブランチクロックに追
従させることができる。
【0188】また受信感度がいずれかのブランチにおい
て低下し、感度点以下となりそのブランチでの再生クロ
ックが誤ったクロックとなった場合、感度レベルを監視
しクロック合成を停止させ、いずれかRSSIレベルの
高いブランチクロックに追従させることができ、感度レ
ベル以下のブランチクロックの影響を排除し、安定した
クロックが得られる。
【0189】更に、収束位相に対し選択部が設けられて
いるため、瞬時の変動にてクロック位相が不連続となる
ことがなく、また切替え後の合成クロックの変化につい
てもジッタが抑えられ安定したクロックが得られ、RS
SIレベルによる受信データの合成を行うダイバーシチ
方式との整合性に優れる。
【0190】次に、図23を参照して第2実施形態のダ
イバーシチ受信装置の図20に示した収束位相値比較型
クロック合成部における第2例のアラーム停止制御部に
ついて説明する。
【0191】図23において、131は第1ブランチの
クロック立ち上がり検出部、132は第2ブランチのク
ロック立ち上がり検出部、139はRSSIレベル差−
比率変換論理部、140はRSSIレベル減算部(ブラ
ンチ間レベル比較)、146はBTR基準クロック、1
55はクロック成形部である。
【0192】156はRSSIレベル高側ブランチ選択
部、157はRSSIレベル低側ブランチ選択部、15
8はクロック遅延差検出用カウンタ、159は遅延差ラ
ッチ部、160は遅延差−比率割合乗算部、161はカ
ウント値(位相)比較部、164はカウンタロードタイ
ミング生成部、165は位相データ生成部、166は収
束位相生成カウント部、167はロードデータ生成部
(+,0,−)、168は基準クロック分周/選択部、
169はイネーブル信号生成部、170はクロック生成
用カウント部、171は合成禁止遅延差検出部、172
はRSSIレベル感度点以下検出部、173はRSSI
レベル感度点以下検出部、174はクロック合成アラー
ム生成部、176は再生クロック選択部である。
【0193】この図23に示すアラーム停止制御部は、
図22の様にブランチ間のクロック遅延差及び各ブラン
チRSSIレベルより合成禁止アラームを生成する。こ
の合成禁止アラームは、RSSIレベルによる収束位相
による合成クロックと各ブランチクロックが入力され
た、再生クロック選択部176へと入力され、アラーム
状態にてRSSIレベルの高いブランチクロックが選ば
れ、合成クロックの代わりに出力される。
【0194】このような構成によれば、ブランチ間の遅
延差が増大し、相対的に半周期を越えるような場合、合
成クロックが誤った収束点に合成された場合でも、どち
らかRSSIレベルの高い側のブランチクロックを選択
し出力することができる。
【0195】またクロックを切り換える方式であるた
め、アラームによる位相の切替えが早く、受信データを
RSSIレベルにより切替えるダイバーシチ方式との整
合性に優れる。
【0196】次に、図24を参照して第2実施形態のダ
イバーシチ受信装置の図20に示した収束位相値比較型
クロック合成部におけるバースト受信対応クロック合成
部について説明する。
【0197】図24において、131は第1ブランチの
クロック立ち上がり検出部、132は第2ブランチのク
ロック立ち上がり検出部、139はRSSIレベル差−
比率変換論理部、140はRSSIレベル減算部(ブラ
ンチ間レベル比較)、146はBTR基準クロック、1
55はクロック成形部、156はRSSIレベル高側ブ
ランチ選択部、157はRSSIレベル低側ブランチ選
択部、158はクロック遅延差検出用カウンタである。
【0198】159は遅延差ラッチ部、160は遅延差
−比率割合乗算部、161はカウント値(位相)比較
部、164はカウンタロードタイミング生成部、165
は位相データ生成部、166は収束位相生成カウント
部、167はロードデータ生成部(+,0,−)、16
8は基準クロック分周/選択部、169はイネーブル信
号生成部、170はクロック生成用カウント部、178
はカウント値(位相)保持メモリ、179はロードデー
タ選択部である。
【0199】この図24に示すバースト受信対応クロッ
ク合成部は、図21の様にブランチ間のクロック遅延差
より合成クロックを生成する。ここで合成クロック位相
はバースト的に受信がおこなわれる際のカウント値メモ
リ書き込みタイミングにより、カウント値(位相)保持
メモリに記憶されるこのカウント値メモリ書き込みタイ
ミングはバースト受信において次のバーストまで現バー
ストの位相を保持させるため、多くはバーストの終了時
に発生させる。この保持カウント値は、ロードデータ選
択部179へ入力される。
【0200】またロードデータ選択部179へは合成ク
ロックの初期位相データについても入力され、データ選
択信号生成部177よりの選択信号により、デジタルP
LLデータ、保持カウント値、合成クロックの初期位相
データのいずれかが選択され、クロック合成用カウント
部170に入力される。
【0201】またデータ選択信号生成部177はバース
ト受信開始時に保持データをロードするため、カウント
値メモリ読み込みタイミング信号よりカウンタに対する
ロードタイミング信号を生成する。さらに初期時におい
ては、初期位相強制設定タイミングにより、カウンタロ
ード信号を生成し初期位相をロードさせる。
【0202】これらのロード時はPLLループを切断
し、強制的にロードし、位相が変化したのちフイードバ
ックループを復元し、ロード位相より緩やかに、収束位
相へ収束させる。
【0203】このような構成によればクロック生成に用
いている受信データがバースト的に受信され、信号の無
い時間においてクロックが乱れた場合でも、もとの位相
を保持、読みだすことにより速やかに合成クロックを得
ることができる。
【0204】また初期状態において合成クロックが自走
していた場合、各ブランチクロックに対する収束を初期
位相を強制的に読み込ませることにより、初期状態での
収束速度の改善が図れる。
【0205】次に、図25を参照して第2実施形態のダ
イバーシチ受信装置の図20に示した収束位相値比較型
クロック合成部におけるバースト受信複数スロット対応
クロック合成部について説明する。
【0206】図25において、146はBTR基準クロ
ック、155はクロック成形部、161はカウント値
(位相)比較部、165は位相データ生成部、167は
ロードデータ生成部(+,0,−)、180は合成クロ
ック収束位相生成部(カウント部等)、181はスロッ
ト0用タイミングマスク部、182はスロット0用タイ
ミングマスク部、183はスロットn用タイミングマス
ク部(nはスロット数)である。
【0207】184はスロット0用カウント値(位相)
保持レジスタ、185はスロット0用カウント値(位
相)保持レジスタ、186はスロットn用カウント値
(位相)保持レジスタ、187はスロット0用ロードデ
ータマスク部、188はスロット1用ロードデータマス
ク部、189はスロットn用ロードデータマスク部、1
90はデータ論理和部、191はデコーダ、192はデ
ータ選択信号生成部、193はロードデータ選択部、1
94はクロック生成用カウント部、195はカウンタロ
ードタイミング生成部である。
【0208】この収束位相値比較型クロック合成部での
バースト受信対応クロック合成部は、図21の様にブラ
ンチ間のクロック遅延差より合成クロックを生成する。
ここで合成クロック位相は複数スロットによるバースト
受信においてスロット指定信号をデコーダ191により
変換された信号により選択され、タイミングマスク部1
81〜183の、いずれかにより指定されたスロット用
のカウント値保持レジスタに、カウント値メモリ書き込
みタイミングにて書き込まれる。指定されないカウンタ
値保持レジスタは更新されない。
【0209】またカウンタ値保持レジスタの値は、スロ
ット指定信号より生成したデコーダ出力により、ロード
データマスク部187〜189を用いマスクされ、この
結果がデータ論理和部190により加算されロードデー
タとして、ロードデータ選択部193に入力される。
【0210】つまりスロット指定信号により指定された
レジスタ以外の値は”0”となり、加算結果のロードデ
ータとしては、指定スロットのみロードデータとなる。
ここでデータ生成信号生成部192はカウント値メモリ
読み込みタイミング信号および、カウンタロードタイミ
ング信号により読み込みタイミングを生成し、カウント
値メモリ読み込みタイミング信号が発生した場合保持レ
ジスタの値をクロック生成用カウント部へ入力させ、P
LLループを切断し、強制的にロードさせる。更に位相
が変化したのちフイードバックループを復元し、ロード
位相より緩やかに、収束位相へ収束させる。
【0211】このような構成によればクロック生成に用
いている受信データを複数バースト受信し、それぞれの
バーストに対し特有の位相にてクロック再生する場合、
それぞれのスロットの位相を保持、読みだすことにより
速やかに、合成クロックを得ることができる。
【0212】次に、図26を参照して第2実施形態のダ
イバーシチ受信装置のRSSIレベル”2のn乗段数”
平均部について説明する。図26において、146は再
生シンボルクロック発生部、196はRSSI検出部、
197〜203は遅延用FF(フリップフロップ)、2
04〜210は加算器211は位相器、212は平均段
数設定値保持部、213は選択器である。
【0213】この図26に示すRSSIレベルの平均部
は、RSSI検出部196により受信レベルを検出し、
デジタル信号に変換した値を遅延用FF197に入力す
る。遅延用FF197は再生シンボルクロック発生部1
46を位相器211により位相調整を行い1シンボル遅
らせ次段の遅延用FFへ入力する。
【0214】それぞれの遅延用FFは1シンボル毎に更
新し次段へ伝えていき、遅延用FF203ではRSSI
検出部196に対し、7シンボル遅れた信号となる。こ
れら遅延器の出力は加算器による演算が行われ、加算器
204は0シンボル遅延と1シンボル遅延の加算結果、
加算器205は2シンボル遅延と3シンボル遅延、加算
器206は4シンボル遅延と5シンボル遅延、加算器2
07は6シンボル遅延と7シンボル遅延の加算結果が得
られる。
【0215】また各加算器の出力では下位1ビットを捨
て、右シフトを行う事により、2にて除算が行われ、結
果として2シンボルの平均値が各加算器にて得られる。
これらの平均結果のうち加算器204の結果のみが2シ
ンボル平均として、選択器213に入力する。また加算
器204及び205の出力部に別の加算器208を設け
これらの結果を加算し、また出力にてビットシフトを行
うことにより、4シンボルの平均を得ることができる。
【0216】同様に加算器206と207の出力に加算
器209を設け演算することにより、4シンボル平均を
得る。このうち加算器208の出力のみを選択器213
に入力する。さらに加算器208と209の出力に加算
器210を設け演算することにより8シンボルの平均を
得る。この結果を選択器213に入力する。選択器21
3では平均段数設定値保持部212に示された値によ
り、1、2、4、8シンボル平均のいずれかを選択し、
RSSIレベルとして出力する。
【0217】このような構成によればRSSIレベルの
移動平均を得ることができ、なおかつ平均段数を外部よ
り設定することが出来る。これによりRSSIレベルを
もって合成に使用でき、RSSIレベルのばらつき(誤
差)を抑えることが可能となり、また積分に伴う遅延時
間を減らしなおかつ適性な積分が必要な場合に容易に調
整が出来る。また移動平均のため過去の変動に左右され
ず正しい値を得ることが可能となる。
【0218】次に、図27を参照して第2実施形態のダ
イバーシチ受信装置の図26に示したRSSIレベル”
2のn乗段数”平均部における第1例のバースト受信対
応RSSI検出部について説明する。
【0219】図27において、146は再生シンボルク
ロック発生部、196はRSSI検出部、197〜19
9は遅延用FF、204、206、208は加算器、2
14〜217はレジスタ/検出部入力選択部、218は
デコーダスロット対応部、219はタイミングマスク
部、220はRSSIレベル保持用レジスタ、221は
保持データマスク部、222は選択器である。
【0220】この図27に示すRSSIレベルの平均部
は、RSSI検出部196により受信レベルを検出し、
デジタル信号に変換した値を遅延用FF197に入力し
図26の様に平均演算を行う。
【0221】図27では平均段数を1、2、4段のいず
れかとした。この回路において平均RSSIレベルはス
ロット指定指定信号をデコーダ218に縒り変換された
信号を用いて、タイミングマスク部219により所定の
データ以外をマスクし保持データ書き込みタイミングに
て、RSSI保持用レジスタ220に書き込む。
【0222】また書き込まれたRSSIレベルデータは
スロット指定信号により所定のレジスタの値のみを保持
データマスク部221により選択し、他のレジスタの値
はマスクする。このデータは、保持データ読み込みタイ
ミング信号により、レジスタ/検出部入力選択部214
〜217にて選ばれ、遅延用FF198〜199に同時
に書き込まれる。また通常レジスタ/検出部入力選択部
214〜217は保持データ読み込みタイミング信号が
発生しない場合、前段の遅延用FFの値を後段に伝え、
通常の平均をとる。
【0223】このような構成によれば、バースト信号
等、信号レベルが不連続にて、時間軸上にて検出の必要
がない信号が入力された場合、または必要としている時
間の合間にレベルが無い場合において、あらかじめ前バ
ーストの終了時のRSSIレベル値を保持し、次のバー
ストにて、一度に全ての遅延器に与えることにより、前
バーストの最終平均値がそのまま得られ、なおかつその
平均値より次に入力されるRSSIレベルの平均を順に
行えることになり時間的に不連続の信号でも連続的に平
均値が得られる。
【0224】次に、図28を参照して第2実施形態のダ
イバーシチ受信装置の図26に示したRSSIレベル”
2のn乗段数”平均部における第2例のバースト受信対
応RSSI検出部について説明する。
【0225】図28において、196はRSSI検出
部、219はタイミングマスク部、220はRSSIレ
ベル保持用レジスタ、221は保持データマスク部、2
23はシリアルーパラレル変換部(ビット)、224は
シフトレジスタ、225〜228はマスク回路、229
はデコーダ(平均段数設定用)、230は加算器、23
1はデコーダ(スロット対応)、232はビットシフト
用選択器である。
【0226】この図28に示すRSSIレベルの平均部
は、RSSI検出部196により受信レベルを検出し、
デジタル信号に変換した値をシリアルーパラレル変換部
223によりビット毎にパラレル信号に変換し、シフト
レジスタ224に入力する。
【0227】シフトレジスタはデータのビット数に相当
する数量用意しシフト数は平均段数の最大値マイナス1
とする。このシフトレジスタによりシンボル毎にデータ
を遅らせ、遅延させたデータをマスク回路225〜22
6に入力する。
【0228】マスク回路では、平均段数設定信号を基に
デコーダ229にてデコードされた信号により、平均段
数に対応した数量マスクを行う。即ち平均段数が1のと
きは226〜228までマスクし、平均段数が2のとき
は227、228をマスクし、平均段数が4の場合はマ
スクしない。これらの出力を加算器230に入力し、加
算した結果をストレート、1ビットシフト、2ビットシ
フトし、ビットシフト用選択器232にて平均段数に応
じた信号を選択する。またこの構成では図27の様にデ
ータの保持、読み込みを行う。
【0229】このような構成によれば加算器等の回路構
成が簡略化でき、バースト時データの読み込みについて
も切替え等が必要なく、容易に構成できる。次に、図2
9を参照して第2実施形態のダイバーシチ受信装置の位
相差過大によるクロック合成停止用アラーム生成部につ
いて説明する。
【0230】図29において、233はクロック合成
部、234はクロック遅延差検出部、235は遅延差ラ
ッチ部、236は遅延差ラッチ部、237は遅延差符号
比較部、238は遅延差変移量検出部、239は変移量
加算器、240はクロック合成不能遅延差設定部、24
1はクロック遅延差−設定値比較部、242は周波数ず
れ検出部、243はアラーム論理加算器である。
【0231】この図29に示すクロック合成停止用アラ
ーム生成部は、遅延差検出部234により検出された遅
延差データを遅延差ラッチ部235に入力し、さらに遅
延差ラッチ部235に入力する。
【0232】これらのラッチ部は合成クロックによりシ
ンボル毎に更新される。ラッチされた出力は遅延差符号
比較部237および遅延差変移量検出部238によりそ
の遅延差の変化方向と大きさが判定される。
【0233】これらのデータは変移量加算器239にて
加算され、一定方向の場合値が積み重なり、また方向が
異なる場合打ち消され、周波数ずれ検出部242に入力
される。またクロック遅延差−設定値比較部241では
クロック合成不能遅延差設定部240に示された値と遅
延差データを比較し、設定値範囲外の場合アラームを生
成する。
【0234】また周波数ずれ検出部242においても遅
延差が同一方向へ変移しその量が一定量をこえた場合ア
ラームを生成し、これらの結果をアラーム論理加算器2
43にて処理し、合成クロック生成部233へ送出す
る。
【0235】このような構成によればブランチ間の遅延
差が増大し、相対的に半周期を越えるような場合、合成
クロックが誤った収束点に合成されないようアラームの
生成をおこない。
【0236】さらに遅延差の方向が一定範囲となった場
合、合成クロック回路内の追従性能を越えた周波数、あ
るいは位相の差が発生したとみなし、アラームを発生さ
せ、クロック合成を停止させることにより誤作動を防
ぎ、システムに対する悪影響を除くことができる。
【0237】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のダイバー
シチ受信装置によれば、クロックタイミングをそろえる
ことができるので、データの位相合成及び最大比合成が
可能となる効果がある。
【0238】また合成時にRSSIレベル情報を用いる
ため、正しく受信されてるブランチのクロックタイミン
グを用いることができ、不安定要素の除去が可能となる
効果がある。
【0239】合成クロックのタイミングをクロック1周
期単位にて自由に変化させることができ、RSSI差に
よる比率に応じた合成クロックの生成が可能となり、R
SSIレベルの高いより確からしさの高いブランチ対
し、影響度を大きくすることができる効果がある。
【0240】RSSIレベル差データが急激変化した場
合においても、クロックのの変化は緩やかなものとな
り、かつそのRSSIレベル差に追従することが出来る
効果がある。
【0241】合成クロックのジッタについても量子化用
高速クロックの周波数以内に抑えることができ、クロッ
クが不定状態となった場合において、その不定クロック
に対して正しいクロックの位相および周波数が影響を受
けず、タイミング誤差が発生することなく、安定したク
ロックを生成させるためのRSSIレベル差による比率
データが出力でき、クロックのデューティを50%に保
持することができ、安定した合成クロックが得られる効
果がある。
【0242】RSSIレベル比較部では、平均後の値を
もって比較を行うことにより、検出精度やノイズ等不定
要素によるふらつきや、ばらつきを吸収することができ
安定したRSSIレベル比較ができる効果がある。
【0243】平均回路は、移動平均をとることができ、
精度の高い、連続した平均後データが得られる。2のn
乗(nは0から任意の値ただし正の整数とする)回の平
均回路を行うことにより、構成が容易となる。外部より
クロック合成の初期値を与え、立ち上がりの高速化が可
能となる効果がある。
【0244】連続しないバースト信号においても、クロ
ックの合成が可能であり、各スロットに応じたクロック
が生成でき、正しいデータ再生ができる効果がある。バ
ースト受信において、外部にてカウンタロード信号の位
相まで管理する必要がなく容易に構成ができ、バースト
受信において、そのスロットが終了して他のスロットに
切り替わる前の、RSSIレベル平均値を記憶し読みだ
すことによりバースト情報に対して連続性を持たせる事
ができる効果がある。
【0245】ブランチ間の遅延差が増大し、相対的に半
周期を越えるような場合や、合成クロック回路内の追従
性能を越えた周波数、あるいは位相差が発生した場合で
もクロック合成による誤作動を防ぐことができる効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理図である。
【図2】本発明の第1実施形態によるダイバーシチ受信
ブランチ間遅延時間補正を行うダイバーシチ受信装置の
無線部のブロック構成図である。
【図3】図2に示すクロック合成部の第1の内部構成例
のブロック構成図である。
【図4】図2に示すクロック合成部の第2の内部構成例
のブロック構成図である。
【図5】図4に示すカウント値生成部の内部構成例のブ
ロック構成図である。
【図6】図4に示すカウント値合成部にカウント値の変
化量制限機能を設けた場合のブロック構成図である。
【図7】図4に示す比率設定変換部の内部構成例を示す
ブロック構成図である。
【図8】図4に示すクロック遅延差量子化部のブロック
構成図である。
【図9】図2に示すクロック合成部14の第3内部構成
例のブロック構成図である。
【図10】図2に示すクロック合成部に付加されるアラ
ーム発生部のブロック構成図である。
【図11】図2に示すRSSI検出部とRSSIレベル
比較部との間に平均化回路を接続した場合のブロック構
成図である。
【図12】図11に示す平均化回路の第1の内部構成例
のブロック図である。
【図13】図11に示す平均化回路の第2の内部構成例
のブロック図である。
【図14】図2に示すクロック合成部におけるバースト
スロット対応合成クロック生成部のブロック構成図であ
る。
【図15】図14に示すメモリのブロック構成図であ
る。
【図16】図11に示す平均化回路の第3の内部構成例
のブロック図である。
【図17】本発明の第2実施形態によるダイバーシチ受
信ブランチ間遅延時間補正を行うダイバーシチ受信装置
の無線部のブロック構成図である。
【図18】本発明の第2実施形態によるダイバーシチ受
信装置の第1例のカウント値設定型クロック合成部のブ
ロック構成図である。
【図19】第2例のカウント値設定型クロック合成部の
ブロック構成図である。
【図20】本発明の第2実施形態によるダイバーシチ受
信装置の収束位相比較型クロック合成部のブロック構成
図である。
【図21】図20に示す収束位相比較型クロック合成部
のクロック変移量設定部のブロック構成図である。
【図22】図20に示す収束位相比較型クロック合成部
の第1例のアラーム停止制御部のブロック構成図であ
る。
【図23】第2例のアラーム停止制御部のブロック構成
図である。
【図24】図20に示す収束位相比較型クロック合成部
におけるバースト受信対応クロック合成部のブロック構
成図である。
【図25】図20に示す収束位相比較型クロック合成部
におけるバースト受信複数スロット対応クロック合成位
相保持部のブロック構成図である。
【図26】本発明の第2実施形態によるダイバーシチ受
信装置のRSSIレベル”2のn乗段数”平均部のブロ
ック構成図である。
【図27】図26に示すRSSIレベル”2のn乗段
数”平均部における第1例のバースト受信対応RSSI
検出部のブロック構成図である。
【図28】第2例のバースト受信対応RSSI検出部の
ブロック構成図である。
【図29】本発明の第2実施形態によるダイバーシチ受
信装置のクロック合成停止用アラーム生成部のブロック
構成図である。
【図30】従来例によるダイバーシチ受信装置のブロッ
ク構成図である。
【図31】他の従来例によるダイバーシチ受信装置のブ
ロック構成図である。
【符号の説明】
1,2 アンテナ 5,6 電界強度検出手段 7,8 検波手段 9,10 データ再生手段 11,12 クロック再生手段 13 電界強度比較手段 14 クロック合成手段 16 データ切換/合成手段 B1 第1ブランチ B2 第2ブランチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−288735(JP,A) 特開 平5−30084(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04B 7/02 - 7/12 H04L 1/02 - 1/06

Claims (16)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のアンテナで電波を受信するダイバ
    ーシチ受信装置において、 アンテナの受信信号の電界強度を検出する電界強度検出
    手段と、該受信信号を検波する検波手段と、該検波され
    た検波信号からデータの再生を行ってブランチ再生デー
    タを得るデータ再生手段と、該検波信号からクロックの
    再生を行ってブランチ再生クロックを得るクロック再生
    手段とを備え、該電界強度検出手段、該検波手段及びデ
    ータ再生手段の各々が該ブランチ再生クロックで同期が
    とられた第1〜第nブランチ手段と、 前記第1〜第nブランチ手段で得られる各電界強度の差
    を検出することにより電界強度の大きさ及びその差を示
    す差データを得る電界強度比較手段と、 該差データより判明する各電界強度の大きさの比率に応
    じて、前記第1〜第nブランチ手段で得られる各ブラン
    チ再生クロックを合成することにより再生クロックを出
    力するクロック合成手段と、 該差データの差が所定閾値よりも大の場合に電界強度の
    大きい前記ブランチ再生データを選択して再生データと
    して出力し、該差が所定閾値よりも小の場合に各々のブ
    ランチ再生データを合成して再生データとして出力する
    該再生クロックに同期したデータ切換/合成手段とを具
    備したことを特徴とするダイバーシチ受信装置。
  2. 【請求項2】 前記クロック合成手段を、前記再生クロ
    ックのタイミングに応じて前記第1〜第nブランチから
    出力されるブランチ再生クロックを選択するタイミング
    生成手段と、該再生クロックよりも高周波数の高速クロ
    ックを発生する高速クロック発生手段と、該タイミング
    生成手段で選択されたクロックの供給時点から任意に設
    定されるカウント設定値まで該高速クロックでカウント
    動作を行い、このカウント値を該再生クロックとして出
    力する合成クロック用カウンタ手段とを具備して構成し
    たことを特徴とする請求項1記載のダイバーシチ受信装
    置。
  3. 【請求項3】 前記クロック合成手段を、前記差データ
    より判明する各電界強度の大きさに対応する前記第1〜
    第nブランチのブランチ再生クロックの大小関係を求
    め、この求められた大クロックに対する小クロックの遅
    延/進行も含めた遅延差を検出するクロック遅延差量子
    化手段と、該大クロックの立ち上がり又は立ち下がりエ
    ッジのタイミングを検出して出力するクロックエッジ検
    出手段と、該差データより判明する各電界強度の大きい
    方に対する小さい方の比率を求める比率設定変換手段
    と、該遅延差に該比率を乗算してカウント値を求めるカ
    ウント値生成手段と、該大クロックのエッジタイミング
    を該カウント値分、遅延/進行させることにより前記再
    生クロックを得るクロック生成用カウント手段とを具備
    して構成したことを特徴とする請求項1記載のダイバー
    シチ受信装置。
  4. 【請求項4】 前記カウント値生成手段を、 前記比率設定変換手段から出力される比率データと前記
    クロック遅延差量子化手段から出力される遅延差データ
    との乗算を行うことによりカウント基準値を出力する比
    率−カウント値変換手段と、前記カウント値を保持し、
    この保持カウント値を出力するカウントラッチ手段と、
    該カウント基準値に対する該保持カウント設定値の±の
    差値を求め、この±差値を制御データとして出力するカ
    ウント値大小比較手段と、該制御データに対応する値を
    該保持カウント値に加算/減算して該カウント値を出力
    する加減算手段とを具備して構成したことを特徴とする
    請求項3記載のダイバーシチ受信装置。
  5. 【請求項5】 前記加減算手段が、前記制御データが前
    記カウント基準値と前記保持カウント値とが等しいこと
    を示す場合に加算/減算を行わないことをことを特徴と
    する請求項4記載のダイバーシチ受信装置。
  6. 【請求項6】 前記加減算手段が前記加算/減算を行う
    際に、前記制御データに対応する加算/減算値の大きさ
    を制限するクロック移動量設定値が登録されたクロック
    移動量設定テーブルを設け、任意に設定されるクロック
    移動量設定値に応じた該クロック移動量設定値が該クロ
    ック移動量設定テーブルから該加減算手段へ出力される
    ようにしたことを特徴とする請求項4又は5に記載のダ
    イバーシチ受信装置。
  7. 【請求項7】 前記比率設定変換手段を、前記第1〜第
    nブランチの電界強度の比率が登録され、前記差データ
    に応じた比率値を出力するRSSIレベル差−比率変換
    テーブルと、該第1〜第nブランチの電界強度が、受信
    不能RSSIレベル設定値よりも大きいか小さいかを示
    す電界強度データを出力するRSSIレベル比較/監視
    手段と、該受信不能RSSIレベル設定値以下のブラン
    チの電界強度データをマスクし、該受信不能RSSIレ
    ベル設定値以下の電界強度レベルとなったブランチのク
    ロック位相が比率に対して影響を与えないように該比率
    値を補正することにより前記比率データを得て、前記カ
    ウント値生成手段へ出力する合成比率マスク手段とを具
    備して構成したことを特徴とする請求項3記載のダイバ
    ーシチ受信装置。
  8. 【請求項8】 前記クロック遅延差量子化手段を、前記
    第1〜第nブランチのブランチ再生クロックの内、前記
    差データより判断できるレベル大のクロックの立ち上が
    りエッジを検出する第1クロック立ち上がりエッジ検出
    手段と、該第1〜第nブランチのブランチ再生クロック
    の内、該差データより判断できるレベル小の再生クロッ
    クの立ち上がりエッジを検出する第2クロック立ち上が
    りエッジ検出手段と、該第1及び第2クロック立ち上が
    りエッジ検出手段から出力される立ち上がりエッジ間の
    時間をカウントし、このカウントにより得られる値を前
    記遅延差データとして前記カウント値生成手段へ出力す
    るクロック遅延差カウント手段とを具備して構成したこ
    とを特徴とする請求項3記載のダイバーシチ受信装置。
  9. 【請求項9】 前記クロック合成手段を、前記クロック
    遅延差量子化手段と、前記クロックエッジ検出手段と、
    該クロック遅延差量子化手段から出力される遅延差デー
    タと前記差データとに応じた前記大クロックと前記小ク
    ロックとを合成する際の各クロックエッジ間の収束点が
    登録されており、遅延差データ及び差データに応じた収
    束点データを出力する遅延差比率変換テーブルと、1周
    期あたりのクロックタイミング変化量設定値が登録さ
    れ、該クロックタイミング変化量設定値を出力するクロ
    ック移動量設定テーブルと、前記再生クロックのエッジ
    と該収束点とのズレ量データを出力するクロックタイミ
    ング比較手段と、該クロックタイミング変化量設定値又
    は該ズレ量データから該収束点データまで該大クロック
    のエッジを移動させる移動量を求め、この移動量を前記
    カウント値として前記クロック生成用カウント手段へ出
    力するカウント値設定用加減算手段とを具備して構成し
    たことを特徴とする請求項1記載のダイバーシチ受信装
    置。
  10. 【請求項10】 前記クロック遅延差量子化手段と、こ
    のクロック遅延差量子化手段から出力される遅延差デー
    タを保持する遅延差ラッチ手段と、この遅延差ラッチ手
    段の保持遅延差データと、該クロック遅延差量子化手段
    の出力遅延差データとの差を検出するクロック遅延差比
    較手段と、クロック遅延差比較手段での検出差がクロッ
    ク半周期を越えた場合にアラームデータを発生するクロ
    ック遅延差−設定値比較手段と、前記差データに応じて
    第1〜第nブランチ再生クロックのレベル大である大ク
    ロックを選択するRSSIレベルクロック選択手段と、
    該アラームデータ発生時に、RSSIレベルクロック選
    択手段から出力されるクロックを前記再生クロックと
    し、未発生時に前記再生クロックを選択して出力するク
    ロック選択手段とを具備して構成されるアラーム発生手
    段を設けたことを特徴とする請求項1記載のダイバーシ
    チ受信装置。
  11. 【請求項11】 前記第1〜第nブランチの電界強度検
    出手段と、前記電界強度比較手段との間に、任意に平均
    段数が設定され、該電界強度検出手段で検出された電界
    強度を設定平均段数で平均化し、この平均化結果を該電
    界強度比較手段へ出力する平均化手段を接続したことを
    特徴とする請求項1記載のダイバーシチ受信装置。
  12. 【請求項12】 前記平均化手段を、前記設定平均段数
    を保持する平均段数設定保持手段と、前記第1〜第nブ
    ランチの電界強度検出手段の出力端に該設定平均段数−
    1個の数が直列接続され、且つ前記電界強度の検出周期
    と等しい時間の遅延時間を持たせる遅延器と、この各遅
    延器の出力端に接続され、該設定平均段数に対応する係
    数を該遅延器の出力値と乗算する複数の係数乗算器と、
    この各係数乗算器の乗算結果である電界強度を、1遅延
    関係にある2つの電界強度毎に加減算する複数の加減算
    器と、最終段の加減算器の結果と、該設定平均段数とを
    除算して得られる電界強度を前記電界強度比較手段へ出
    力する除算器とを具備して構成したことを特徴とする請
    求項11記載のダイバーシチ受信装置。
  13. 【請求項13】 前記平均化手段を、前記設定平均段数
    を保持する平均段数設定保持手段と、前記第1〜第nブ
    ランチの電界強度検出手段の出力端に該設定平均段数−
    1個の数が直列接続され、且つ前記電界強度の検出周期
    と等しい時間の遅延時間を持たせる遅延器と、この各遅
    延器の前後の遅延器出力端に接続された1段目の複数の
    加減算器、この1段目の複数の加減算器の前後の遅延器
    出力端に接続された2段目の複数の加減算器、及び該1
    段目及び該2段目の接続関係と同様に3段目からn段目
    の1個となるまで接続された加減算器と、該電界強度検
    出手段の出力電界強度データ及び各段毎の1つの加減算
    器の出力電界強度データの内、該設定平均段数2n に応
    じた電界強度データを選択する選択器とを具備し、各加
    減算器が1段目では21 の電界強度データの平均、2段
    目では22 の平均、n段目では2n の平均電界強度結果
    を出力するように成されていることを特徴とする請求項
    11記載のダイバーシチ受信装置。
  14. 【請求項14】 外部タイミング信号に応じてスロット
    指定信号、メモリ読出タイミング信号及びメモリ書き込
    みタイミング信号の何れかを生成するバースト制御信号
    生成手段と、前記クロック生成用カウント手段から出力
    される再生クロックを記憶する記憶手段とを具備し、該
    再生クロックを該メモリ書き込みタイミング信号による
    タイミングにて該スロット指定信号の示す該記憶手段の
    記憶領域に書き込み、該クロック生成用カウント手段
    が、該メモリ読出タイミング信号の示すタイミングにて
    該スロット指定信号の示す該記憶手段の記憶領域に書き
    込まれた再生クロックを読み出し、この読み出し再生ク
    ロックを該クロック生成用カウント手段にロードするよ
    うにしたことを特徴とする請求項3記載のダイバーシチ
    受信装置。
  15. 【請求項15】 前記記憶手段を、前記メモリ書き込み
    タイミング信号をマスク信号に応じてマスクする複数の
    マスク手段と、前記スロット指定信号をデコードして前
    記複数のマスク手段に入力されるマスク信号を生成する
    デコーダ手段と、該複数のマスク手段でマスクされた以
    外のメモリ書き込みタイミング信号の供給時に前記再生
    クロックを保持する複数のクロック保持用カウント部
    と、この複数のクロック保持用カウント部に保持された
    再生クロックを該マスク信号に応じて選択し、前記クロ
    ック生成用カウント手段にロードする選択手段とを具備
    して構成したことを特徴とする請求項14記載のダイバ
    ーシチ受信装置。
  16. 【請求項16】 前記第1〜第nブランチの電界強度検
    出手段と前記平均化手段との間に複数のセレクタ及び遅
    延器を交互に接続し、スロット指定信号が指定する第2
    記憶手段のスロットに、書き込みタイミング信号に応じ
    て該スロット処理が終了して他のスロットに切り替わる
    前の該平均化手段から出力される電界強度を記憶し、こ
    の記憶時に、各セレクタが該電界強度検出手段及び各遅
    延器の出力電界強度を選択して該平均化手段へ出力し、
    該第2記憶手段への読出タイミング信号入力時に記憶電
    界強度を各セレクタが選択して各遅延器及び該平均化手
    段へ出力するようにしたことを特徴とする請求項11〜
    13の何れかに記載のダイバーシチ受信装置。
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