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JP3259762B2 - Lsi電位分布像取得方法 - Google Patents
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JP3259762B2 - Lsi電位分布像取得方法 - Google Patents

Lsi電位分布像取得方法

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JP3259762B2
JP3259762B2 JP19712797A JP19712797A JP3259762B2 JP 3259762 B2 JP3259762 B2 JP 3259762B2 JP 19712797 A JP19712797 A JP 19712797A JP 19712797 A JP19712797 A JP 19712797A JP 3259762 B2 JP3259762 B2 JP 3259762B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子ビームによる
LSI表面の電位分布像の取得方法に関する。
【0002】
【従来の技術】LSIの不良解析の有効な手段の1つと
して電子ビームテスタが用いられている。LSIテスタ
等により発生したテストベクタを真空チャンバ内の不良
LSIに印加した上で、LSI対象面に電子ビームを照
射し、これに対する2次電子量を計測することにより、
その量が多い(電位は相対的に低い)か少ない(電位は
相対的に高い)かによりLSI表面近くの各配線の相対
的な電位を読み取ることができる。特に電子ビームテス
タでは、指定アドレスのテストベクタを印加した状態で
LSI表面の指定範囲に対して電子ビームを走査させる
ことにより、LSI表面の2次元の電位分布を表わす電
位分布像を得ることができ、LSI内部の動作を把握す
るために大変有効である。
【0003】しかし、一定範囲への電子ビーム照射を継
続すると、LSI表面の保護膜に電子がチャージアップ
してしまう。表面の保護膜に分布を打ち消すような偏っ
た分布で照射された電子がチャージされることになり、
このため電子ビームの照射に対する2次電子量は配線電
位を反映しなくなり、観測される電位分布像はコントラ
ストの低いものになってしまう。
【0004】既にこれを解決する手段として特開平7−
159497号明細書に述べられている方法があり、テ
ストベクタを一周期印加する度に一定期間LSIの電源
端子を接地することにより、LSI内部の各配線の電位
を一様なものとし、この間の電子ビーム照射によりLS
I表面の保護膜に一様な分布で電子をチャージさせるこ
とができる。この結果、その後再びテストベクタを印加
した際、電子ビームの照射に対する2次電子量は配線電
位を反映したものとなり、電源の接地をせずに繰り返し
テストベクタを印加する場合よりも良いコントラストの
電位分布像を得ることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述記の方法で、一般
には電源端子の制御及びテストベクタの印加を同一のL
SIテスタによって行うが、LSIテスタの種類やテス
トベクタ系列の種類によっては、(1)LSIの電源端
子への供給電圧を接地状態から所定の電圧に上げ、
(2)テストベクタの印加を開始し、(3)テストベク
タ系列を最初のアドレスから測定対象のアドレスに至る
まで順次印加する、までの間に時間のかかる場合があ
る。電子ビーム照射による表面保護膜のチャージアップ
は条件により数十ms程度で起こる場合もあるが、これ
に対し、上述(1)〜(3)の操作に数百ms程度要す
る場合がある。そのような場合には上述の方法に従って
も、表面の保護膜に(1)〜(3)のいずれかの間の配
線電位に応じた分布で電子がチャージしてしまい、本来
の測定対象のアドレスのテストベクタに対する配線電位
をコントラスト良く表わす電位分布像を得ることができ
ない。
【0006】そこで、本発明の目的は、対象LSIにつ
いて電子がチャージアップするのを回避し、本来の測定
対象のアドレスのテストベクタに対する電位分布をコン
トラスト良く表す電位分布像を得る方法を提供すること
である。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のLSI電位分布
像取得方法は、対象LSIへの電子ビームの照射を低下
させた上で、対象LSIの電源端子に所定の電源電圧を
印加する操作と、テストベクタ系列を測定対象のアドレ
スに至るまで順次印加する操作と、電子ビームの対象L
SIの観測範囲への照射量を増加し、測定対象のアドレ
スのテストベクタを保持したまま印加した状態で対象L
SIの電位分布像を取得する操作と、その後一定期間対
象LSIの電源端子を接地する操作、の一連の操作を1
回以上繰り返すことを特徴とする。
【0008】なお、対象LSIの電源端子を接地する期
間における電子ビームの対象LSIへの照射量は、対象
LSIの電位分布像を取得する際における電子ビームの
対象LSIへの照射量よりも多いことが好ましい。
【0009】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0010】図1は、本発明のLSI電位分布像取得方
法の一実施形態例の各操作を示すプログラムフロー図、
図2は、本実施形態例において、LSIテスタによる対
象LSIへのテストベクタ系列の印加と、電子ビームテ
スタによる電位像形成のための装置構成図、図3は、本
実施形態例における操作のタイミング図である。
【0011】図1および図2を参照し、本実施形態例に
ついて、対象LSI9にテストベクタ系列を印加するた
めにLSIテスタ1を用い、電位分布像を取得・生成す
るために電子ビームテスタ2を用いた場合の例について
説明する。対象LSI9を電子ビームテスタ2の真空チ
ャンバ3内に装着して電子ビーム系の観測が行えるよう
にし、かつ治具及び接続ケーブルを通して電気的接続を
図る。LSIテスタ1には対象LSI9に対するテスト
プログラム及びテストベクタ系列をロードして置き、L
SIテスタ1で発生されたテストベクタが対象LSI9
に印加されるようにする。
【0012】電子ビームテスタ2では電子ビーム発生源
4により発生した電子が対象LSI9に照射される。対
象LSI9に電子が照射されるとLSI表面の電位に応
じて2次電子が発生し、2次電子検出器7により検出さ
れる。電子ビームテスタ2はこれをもとに電位分布像を
生成する。ただし、ビームブランカ5の印加電圧を変え
ると電子ビームの方向が曲げられて、ブランキングアパ
ーチャ6に当たって通過せず、対象LSI9に照射され
なくなる。制御信号用ケーブル10を介して送られた制
御信号に応じてビームブランカ5の印加電圧を変えられ
るようにして置く。
【0013】LSIテスタ1では、図3に示すようなタ
イミングでLSI電源電圧印加及び接地、テストベクタ
系列発生、ビーム抑制制御信号の生成を行う。まず、L
SIテスタ9では、ビーム照射量を低減させるようビー
ム照射量制御信号に基づいてビームブランカ5の電圧が
変えられ、電子ビームがブランキングアパーチャ6を通
過せず、対象LSI9には照射されなくなる。そして、
LSIテスタ1がLSIの電源端子に所定の電源電圧を
印加し、テストベクタ系列を測定対象のアドレスまで順
次印加していく。測定対象のアドレスに至ったら、ビー
ム照射量を増加するようビーム照射量制御信号を切り替
える。これにより電子ビームテスタ2では対象LSI9
への電子ビーム照射が始まる。LSIテスタ1では測定
対象アドレスのテストベクタの印加を続け、電子ビーム
テスタ2では2次電子量を基に電位分布像の取得、生成
を行う。そして一定期間後LSIテスタ1によりLSI
の電源端子を接地する。
【0014】このような手順により、LSIの電源端子
に所定の電圧を印加してから対象のアドレスのテストベ
クタを印加するまでの間ビーム照射量を低減させること
ができ、LSI表面に電子が偏ってチャージアップする
のを回避することができる。
【0015】次に、第2の実施形態例について説明す
る。
【0016】図4は、第2の実施形態例における操作の
タイミング図である。
【0017】本実施形態例の場合は、対象LSIの電源
端子を接地する期間における電子ビームの対象LSIへ
の照射量を、対象LSIの電位分布像を取得する際にお
ける電子ビームの対象LSIへの照射量よりも多くした
ものである。
【0018】こうすることにより、前述従来技術の特開
平5−159497号における効果と同様に、LSIの
電源端子を接地する期間での効果、すなわち、LSI内
部の各配線の電位を一様なものとした状態で電子をチャ
ージさせる、という効果を強めることができ、コントラ
ストを向上させるさせる。さらに、LSI表面の保護膜
での電子を一様な分布でチャージさせる効果も加速され
ることにより、一定の効果が得られるための時間が短縮
される。これに反して前述従来技術の方法では、本来、
充分な効果を得るために、LSIの電源端子を接地する
期間を他の期間よりも充分長くとる必要が起こってい
る。このように、本実施形態の場合、特にLSIの電源
端子を接地する期間を短縮することができ、像取得時間
を短縮することができる。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、対象LS
Iに所定の電源電圧を印加した後、測定対象のテストベ
クタアドレスが印加されるまでの間に表面の保護膜に電
子ビームの照射量を低減させるので、その間に表面の保
護膜に電子が偏ってチャージアップされるのを防ぐこと
ができ、これにより、本来の測定対象のアドレスのテス
トベクタに対する良好なコントラストの電位分布像を得
るとともに、電位分布像取得時よりも電源端子接地期間
において対象LSIへの照射量を多くすることにより、
特にLSIの電源端子を接地する期間を短縮し、したが
って像取得時間を短縮するLSI電位分布像取得方法を
提供できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のLSI電位分布像取得方法の一実施形
態例の各操作を示すプログラムフロー図である。
【図2】本実施形態例において、LSIテスタによる対
象LSIへのテストベクタ系列の印加と、電子ビームテ
スタによる電位像形成のための装置構成図である。
【図3】本実施形態例における操作のタイミング図であ
る。
【図4】第2の実施形態例における操作のタイミング図
である。
【符号の説明】
1 LSIテスタ 2 電子ビームテスタ 3 真空チャンバ 4 電子ビーム発生源 5 ビームブランカ 6 ブランキングアパーチャ 7 二次電子検出器 8 接続ケーブル 9 対象LSI 10 制御信号用ケーブル 11 ビーム照射量低減 12 LS電源電圧印加 13 テストベクタ系列印加 14 ビーム照射量増加 15 測定対象アドレステストベクタ印加 16 電位分布像取得 17 LS電源端子接地
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/66 G01R 31/302

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 LSI表面に電子ビームを照射して該L
    SI表面の電位分布像を取得するLSI電位分布像取得
    方法において、 前記電子ビームの照射量を前記LSI表面の電位分布像
    を取得する際における電子ビームの照射量よりも少ない
    状態に維持しつつ、前記LSIに所定の電源電圧を印加
    し、テストベクタ系列を測定対象のアドレスに至るまで
    順次印加する第1の工程と、 前記テストベクタ系列が測定対象のアドレスに至った
    後、前記測定対象のアドレスのテストベクタの印加を続
    けるとともに前記LSI表面への前記電子ビームの照射
    量を増加し、前記LSI表面の電位分布像を取得する第
    2の工程と、 次に、一定期間、対象LSIの電源端子を接地する第3
    の工程と、を有し、 前記第1の工程と前記第2の工程とを順次連続して1回
    以上繰り返すことを特徴とするLSI電位分布像取得方
    法。
  2. 【請求項2】 前記対象LSIの電源端子を接地する期
    間における前記LSI表面への前記電子ビームの照射量
    が、前記LSI表面の前記電位分布像を取得する際にお
    ける前記電子ビームのLSI表面への照射量よりも多
    い、請求項1記載のLSI電位分布像取得方法。
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