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JP3264304B2 - プッシャ装置 - Google Patents
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JP3264304B2 - プッシャ装置 - Google Patents

プッシャ装置

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JP3264304B2
JP3264304B2 JP14152894A JP14152894A JP3264304B2 JP 3264304 B2 JP3264304 B2 JP 3264304B2 JP 14152894 A JP14152894 A JP 14152894A JP 14152894 A JP14152894 A JP 14152894A JP 3264304 B2 JP3264304 B2 JP 3264304B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フォークリフトにおけ
るプッシャ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】フォークリフトの荷役作業において、例
えば袋詰めされた、比較的小さな荷が多数積載されてい
る様な状態の場合、通常のフォークで多数の荷を一括し
て取り扱う事は困難である。又、フォークを荷の下に挿
入する事も困難である。そこで、前述した様な問題を解
決する為、通常、取り扱う荷の下にパレットが敷かれ
る。
【0003】パレットを用いれば、該パレットの広い面
で積載荷を支持する事ができるので、前述した様な荷も
容易に一括して扱える。又、フォークの挿入も、パレッ
ト内に容易にできる。一方、例えば、荷を輸送車の荷台
にフォークリフトを用いて積載する様な場合に、荷台が
大きいと、通常のフォークでは載置したい場所に届か
ず、人力で移載する事が多かった。そこで、その様な問
題を解決する為、フォークリフトに、積載荷を前方に押
し出す、所謂プッシャ装置を備える方法が、広く用いら
れている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前項に
記載したパレットとプッシャ装置を併用する場合、以下
に示す様な問題点があった。即ち、パレット上に積載さ
れた荷を、例えば輸送車の荷台にプッシャ装置で押し出
して移載する場合、荷のみを押し出す事はできず、結果
的に、パレットもろ共、押し出す事になる。従って、輸
送車の荷台には、荷のみでなくパレットも移載されてし
まい、後に、高いコストをかけてパレットを荷の出荷先
から回収しなければならない。
【0005】勿論、輸送車の荷台への移載時に、人手に
よる積み替え作業を行えば、前述の様な問題は解決でき
るが、代わりに作業効率が悪くなる他、作業員の負担も
大きく、現実的では無い。そこで、プッシャ装置の使用
時に、例えばクランプ装置を併用して、パレットを使用
しない様にする方法が考えられる。
【0006】即ち、パレットにフォークを挿入する代わ
りに、直接荷をクランプ装置でクランプしてプッシャ装
置前に把持する方法である。しかし、この方法では、扱
う荷がクランプ装置でクランプできる荷姿に限定されて
しまう他、クランプ装置を備える分、大幅なコストアッ
プにつながる。本発明は、以上に述べた様な諸問題を解
決するものであり、フォークリフトのプッシャ装置を用
いたパレット上の荷の移載時に、荷姿には限定されず、
パレットは移載する事無く、パレット上の荷のみの移載
を容易に可能にした、低コストで信頼性の高いプッシャ
装置を提供する事を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する為に
請求項1記載のプッシャ装置においては、パレットと荷
受け部材とを入れ代えて、積載荷をパレットの代わりに
荷受け部材で受け、荷受け部材上の積載荷を押し出すこ
とで荷の移載を行う様にしている。請求項2に記載のプ
ッシャ装置においては、パレットを積載荷下から除去す
る手段を有し、前記手段が、水平方向にスライド可能な
荷受け部材、前記荷受け部材を水平方向にスライドさせ
る手段、及び積載荷の移動を防止する制止部材を有する
様にしている。
【0008】請求項3に記載のプッシャ装置において
は、前記荷受け部材を水平方向にスライドさせる前記手
段が、油圧シリンダによるものにしている。請求項4に
記載のプッシャ装置においては、前記荷受け部材のスラ
イドする水平方向が、フォークリフトの左右になる様に
している。請求項5に記載のプッシャ装置においては、
前記制止部材を、パレットの除去方向に対向する位置に
設けている。
【0009】請求項6に記載のプッシャ装置において
は、前記制止部材を上下にスライドさせる手段を有する
様にしている。
【0010】
【作用】各請求項に記載のプッシャ装置によれば、パレ
ットを用いた荷役作業において、積載荷をパレットの代
わりに荷受け部材で受けて、荷の移載を行うようにした
ので、パレットを移載する事無く、積載荷のみを移載す
ることができる。又、各請求項に記載のプッシャ装置に
よれば、構造が単純であるので、安価且つ高い信頼性が
得られる。
【0011】更に、請求項2、請求項3、請求項4、請
求項5、或いは請求項6に記載のプッシャ装置において
は、制止部材を設けたので、パレットを除去する際、積
載荷の移動、或いは荷崩れを防止する。更に、請求項3
に記載のプッシャ装置によれば、荷受け部材を水平方向
にスライドさせる手段を油圧シリンダにしたので、該荷
受け部材のスライドが、容易に運転席からの遠隔操作で
行える。
【0012】更に、請求項4に記載のプッシャ装置によ
れば、パレットがフォークリフトの左側部、或いは右側
部に移動、除去されるので、該フォークリフトの進行を
妨げず、排除も容易である。更に、請求項6記載のプッ
シャ装置によれば、前記制止部材を上下方向にスライド
できるので、積載荷、或いはパレットの高さに適宜合致
させた、位置の調節が可能である。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図を参照し
ながら説明する。図1に、第一の実施例である、プッシ
ャ装置15の構造を表す側面図を、図2には該プッシャ
装置15の、一部の構造を表す斜視図を各々示す。図2
において、ホルダ1の前面略上半部から、「コ」状の断
面形状を有する二本のレール2が、溝部を相対し、対称
且つ一定間隔を保って平行になる様に、上方へ伸延して
設けられている。又、両前記レール2の下端部には、両
側面間に貫通穴を有するブラケット部3が設けられてい
る。更に、両前記ブラケット部3の、前記レール2相対
側側方には、前記貫通穴と同軸上に位置する貫通穴を有
するブラケット4が、各々設けられている。
【0014】一方、前記ホルダ1の、例えば左側辺から
前方に向けては、該ホルダ2と垂直になる様に制止部材
5が伸延して設けられている。又、前記ホルダ1の前面
下端部から、該ホルダ1の水平右方に向けて、前部が肉
厚化した「T」状断面を有するスライドブラケット12
が、伸延して設けられている。そして、前記スライドブ
ラケット12にスライド可能に嵌合する「C」状の断面
形状を有するスライド部10の下面に面一に繋がる板状
の荷受け部材11が、該スライドブラケット12に沿っ
た矢印Qで示す方向にスライド可能に設けられている。
更に、前記スライド部上面に設けられたブラケット9と
油圧シリンダ6のロッド8先端、及び前記ホルダ1の前
面に設けられたブラケット7と該油圧シリンダ6の本体
端部とが各々接続され、前記荷受け部材11は、該ロッ
ド8の伸縮に合わせて、スライド操作可能になってい
る。更に、前記荷受け部材11の左辺には、例えば弾性
ゴム製の当接部材21が、例えば図示しないボルトで脱
着可能に設けられている。
【0015】又、図1に示す様に、パンタリンク16の
一部を構成するアーム16aの端部は、前記ブラケット
部3と前記ブラケット4間に挿入され、該アーム16a
の端部に設けられた図示しない貫通穴と、該ブラケット
部3、及び該ブラケット4の両貫通穴とが、ピンで回動
可能に固定されている。同じく、前記パンタリンク16
の一部を構成するアーム16bの端部には、図示しない
ーラーが回動可能に設けられ、前記レール2の溝内に
沿って、上下に輪動可能になっている。
【0016】前記アーム16a,16bを始めとするア
ーム類がパンタグラフ状に構成されて成る前記パンタリ
ンク16は、油圧シリンダ18により、矢印Pで示す方
向に伸縮可能になっている。更に、前記パンタリンク1
6の、反前記レール2側端部には、プッシャプレート1
7が、前述した該レール2との接続部分と同様の構成
で、設けられている。
【0017】又、前記ホルダ1は、リフトブラケットを
介してマスト13に接続され、フォークリフト本体14
からの操作で、昇降される。次に、以上の様に構成され
た前記プッシャ装置15の作用について以下に説明す
る。フォークリフトの運転者は荷役作業に先立ち、図1
に示す様に、先ず前記油圧シリンダ6の前記ロッド8を
伸長し、前記荷受け部材11を前記ホルダ1の右側にス
ライドさせ、該ホルダ1の前方をフリーの状態にしてお
く。併せて、前記パンタリンク16を折り畳み、前記プ
ッシャプレート17を、前記ホルダ1側の限度まで引き
寄せておく。勿論、前述した限度とは、前記荷受け部材
11のスライド時に干渉したり、あるいは他の部材に接
触する事の無い限度であり、操作時に該限度を越えない
様に、例えば図示しないストッパが設けてある。
【0018】その後、図3に示す通り、パレット19上
に積載された荷20を、前記ホルダ1前方の前記制止部
材5と前記荷受け部材11間に位置する様に、図示しな
いフォークリフトを移動する。この際、荷の安定性を考
えれば、前記荷20が前記プッシャプレート17の前面
に当接する位置まで移動する事が好ましい。尚、前記ホ
ルダ1の前面には、前記プッシャプレート17が位置し
ているので、前記荷20が前記油圧シリンダ6等に直接
当接して破損する心配は無い。
【0019】そして、前記荷受け部材11の高さが、該
荷受け部材11の上面が前記パレット19の上面より僅
かに低い高さになる様に、前記ホルダ1を前記マスト1
3に沿って昇降させ、調節する。次に、前記油圧シリン
ダ6により、矢印Rで示す方向に前記荷受け部材11を
スライドさせ、図4に示す様に前記パレット19を左側
に押し出し、代わりに該荷受け部材11で前記荷20を
受け、支持する。この際、前記荷20は左側面が前記制
止部材5により制止されているので、該荷20が同時に
移動してしまう事は無いし、荷崩れを防止する事もでき
る。又、前記荷受け部材11の高さは、前述した高さに
予め調節されているので、前記押し出し時に前記荷20
下面への入り込みがスムーズに成されつつ、前記パレッ
ト19から該荷受け部材11への入れ代わり時に段差が
殆ど無く、該荷20は不安定になる事が無い。
【0020】又、前記荷受け部材11をスライドさせる
手段に前記油圧シリンダ6を用いる事により、安価に、
運転席からの遠隔操作を可能にする。勿論、同様の作用
が得られれば、他の手段に代えても良い。更に、前記制
止部材5を設ける位置は、前記ホルダ1の右辺であって
も勿論良い。そしてその場合、前記油圧シリンダ6の配
置も左右逆になり、前記パレット19が押し出される方
向も右側に変わる。
【0021】ところで、前記荷受け部材11の左辺に
は、前述した様に弾性ゴム製の当接部材21が設けられ
ているが、これにより以下に述べる優れた作用を得る事
ができる。即ち、弾性ゴムの様な材料は、一般に柔軟性
や弾力性、及び高い摩擦係数を兼ね備えている。柔軟
性、及び高い摩擦係数を備えていれば、前記荷受け部材
11のスライド時に当接する前記パレット19の側面の
形状に対して柔軟に追従し、該パレット19の側面を確
実に捕らえ、尚且つ該パレット19の側面、及び該荷受
け部材11の左辺の損傷を防止する事ができる。又、弾
性力を備えていれば、前記荷受け部材11が前記パレッ
ト19の側面に当接した際の衝撃を吸収、緩和してくれ
る。
【0022】従って、前述と同様の作用が得られる材料
であれば、前記弾性ゴムに限定はされず、他の材料であ
っても良い。前記と同様の作用が得られる材料として
は、例えばSi樹脂、或いはF樹脂に代表される合成樹
脂が考えられる。又、前記当接部材21は前記パレット
19に当接するので、使用するに連れ磨耗してくる。よ
って、定期的な交換が必要となるが、前述した様に該当
接部材21は、図示しないボルトで脱着可能に固定され
ているので、交換は極短時間で済み、何ら作業性を損な
う事が無い。
【0023】続いて、通常のフォークリフトと同様の操
作で荷役作業を行い、例えば輸送車の荷台近傍まで前記
荷20を移動し、リフトアップする。尚、前記パレット
19は、前記荷受け部材11により、右側に完全に押し
出されているので、前記移動時に、該パレット19によ
り進行を妨げられる事は無い。勿論、前記パレット19
の排除も容易である。
【0024】そして、通常のプッシャ装置と同様に、前
記パンタリンク16を前記ホルダ1の前方に伸長させ、
前記プッシャプレート17で前記荷20を前方へ押し出
す。よって、前記パレット19の無い、前記荷20のみ
の移載が達成されるが、その構造は単純であるので、安
価且つ高い信頼性も得られる。尚、以上に述べた各構成
は、第一の実施例に限定されるものでは無く、同様の作
用が得られれば、要旨を逸脱しない範囲で他の構成であ
っても良い。以降に述べる他の実施例についても同様で
ある。
【0025】次に、図5に、第二の実施例である、プッ
シャ装置の一部の構造を表す斜視図を示す。同図におい
ては、第一の実施例における前記制止部材5の代わり
に、上下方向にスライド可能にした制止部材5aを設け
ている。即ち、前記荷受け部材11と同様の構成によ
り、ホルダ1aの前面の略左端部に上下に設けられたス
ライドブラケット22にスライド可能に嵌合するスライ
ド部23を有する前記制止部材5aは、油圧シリンダ2
4により、矢印Sで示す方向にスライドし、任意の高さ
に調節できる様になっている。
【0026】以上の様な構成によれば、前記制止部材5
aを、積載荷、或いはパレットの高さに適宜合致させた
最適な高さに調節できるので、積載荷、或いはパレット
の高さに左右されず、常に安定したパレットの排出が可
能になる。
【0027】
【発明の効果】以上説明した様に本発明によれば、フォ
ークリフトのプッシャ装置を用いたパレット上の荷の移
載時に、荷姿には限定されず、パレットは移載する事無
く、パレット上の荷のみの移載を容易に可能にした、低
コストで信頼性の高いプッシャ装置を提供する事ができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第一の実施例である、プッシャ装置
の構造を説明する側面図である。
【図2】 本発明の第一の実施例である、プッシャ装置
の一部の構造を説明する斜視図である。
【図3】 本発明の第一の実施例である、プッシャ装置
の作用を説明する正面図である。
【図4】 本発明の第一の実施例である、プッシャ装置
の作用を説明する正面図である。
【図5】 本発明の第二の実施例である、プッシャ装置
の一部の構造を説明する斜視図である。
【符号の説明】
5,5a…制止部材、6…油圧シリンダ、11…荷受け
部材、15…プッシャ装置、24…油圧シリンダ

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フォークリフトのプッシャ装置におい
    て、パレットを積載荷下から除去する手段を有し、該手
    段は、前記パレットと入れ代えて前記積載荷をパレット
    の代わりに受ける荷受け部材を備え、前記荷受け部材上
    の積載荷を押し出すことで荷の移載を行う事を特徴とす
    る、プッシャ装置。
  2. 【請求項2】 フォークリフトのプッシャ装置におい
    て、パレットを積載荷下から除去する手段を有し、前記
    手段が、水平方向にスライド可能な荷受け部材、前記荷
    受け部材を水平方向にスライドさせる手段、及び積載荷
    の移動を防止する制止部材を有している事を特徴とす
    ッシャ装置。
  3. 【請求項3】 前記荷受け部材を水平方向にスライドさ
    せる前記手段が、油圧シリンダによるものである事を特
    徴とする、請求項2記載のプッシャ装置。
  4. 【請求項4】 前記荷受け部材のスライドする水平方向
    が、フォークリフトの左右である事を特徴とする、請求
    項2、或いは請求項3記載のプッシャ装置。
  5. 【請求項5】 前記制止部材が、パレットの除去方向に
    対向する位置に設けられている事を特徴とする、請求項
    2、請求項3、或いは請求項4記載のプッシャ装置。
  6. 【請求項6】 前記制止部材を上下にスライドさせる手
    段を有している事を特徴とする、請求項2、請求項3、
    請求項4、或いは請求項5記載のプッシャ装置。
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