Deprecated: The each() function is deprecated. This message will be suppressed on further calls in /home/zhenxiangba/zhenxiangba.com/public_html/phproxy-improved-master/index.php on line 456
JP3268566B2 - 車両用窓装置 - Google Patents
[go: Go Back, main page]

JP3268566B2 - 車両用窓装置 - Google Patents

車両用窓装置

Info

Publication number
JP3268566B2
JP3268566B2 JP05014097A JP5014097A JP3268566B2 JP 3268566 B2 JP3268566 B2 JP 3268566B2 JP 05014097 A JP05014097 A JP 05014097A JP 5014097 A JP5014097 A JP 5014097A JP 3268566 B2 JP3268566 B2 JP 3268566B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
window glass
guide
window
vehicle
support bracket
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP05014097A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH10211817A (ja
Inventor
倫弘 吉野
裕治 松尾
聖樹 岳野
秀男 中川
Original Assignee
日産車体株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 日産車体株式会社 filed Critical 日産車体株式会社
Priority to JP05014097A priority Critical patent/JP3268566B2/ja
Publication of JPH10211817A publication Critical patent/JPH10211817A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3268566B2 publication Critical patent/JP3268566B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Power-Operated Mechanisms For Wings (AREA)
  • Window Of Vehicle (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は、車両の側面に設
けられた車両用窓装置に関する。
【0002】
【従来の技術】 従来、いわゆるワンボックスカーのよ
うに車体側壁の面積が大きな車両において車体側壁に設
けられている窓装置として、スライド式のものとバタフ
ライ式のものが知られているが、スライド式のものは、
窓の半分の面積で開閉できるという利点を有している反
面、ウインドガラスをスライド可能に支持する窓枠を有
し、重量が重くなるという問題を有しているとともに、
2枚のウインドガラスの間ならびにウインドガラスと窓
枠との間に段差が生じ、見栄えや風切り音の点で不利で
あるという問題があり、一方、バタフライ式のものは、
窓枠が不要で構造が簡単で軽量であり、また、段差が生
じ難くいわゆるフラッシュサーフエス化に有利である反
面、窓を大きく開放できず開放感に劣るという問題があ
った。また、上述の問題を解決する車両用窓装置とし
て、実開平4−51812号公報に記載のものが公知で
あるが、この従来の車両用窓装置は、開口の上下に窓枠
の後端が車幅方向に回動可能に支持され、この窓枠にウ
インドガラスが前後にスライド自在に支持され、前記ウ
インドガラスの窓枠よりも内側位置と車体との間にシー
ル部材が設けられた構成であったため、全開時にウイン
ドガラスの後端が窓枠後端よりもさらに車外側に突出し
てしまい、車幅寸法が大きく変化して、運転者が車幅間
隔をつかみにくいという問題や、窓を開くまでの操作が
回動操作とスライド操作の2操作であり、かつ、窓枠が
シール部材よりも車外側に配置されているため、駆動伝
達を行う部材の配索が難しく電動化が難しいという問題
や、フラッシュサーフェイス化が困難という問題や、重
量の点で不利であるという問題などがあった。
【0003】そこで、上述のような問題を解決する車両
用窓装置として、本願出願人は、特願平7−72795
号の車両用窓装置を提案した。この先行技術は、開口部
の車内側の上下に配置したガイドレールに沿ってスライ
ド可能にガイドブラケットが設けられ、このガイドブラ
ケットにウインドガラスの上下において前後に離間した
位置に固定した支持ブラケットが連結機構を介して連結
され、この連結機構は長穴とピンとの連結によりガイド
ブラケットのスライドに応じて支持ブラケットが車幅方
向に移動可能に構成されて、ウインドガラスがシール部
材に密着したシール位置から車外方向のフラップアウト
位置に移動した後、スライドするようになっており、上
述の問題点を解決することができるものであった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】 上述のように、先行
技術の車両用窓装置は、従来技術の問題点を解決して優
れた効果が得られるものであったが、その構造が、ウイ
ンドガラスに支持ブラケットが固定され、ガイドレール
の前後にガイドブラケットがスライド自在に設けられ、
前記ガイドブラケットと支持ブラケットとが長穴とピン
とにより相対的に変位可能に連結されている構造である
ため、下記に述べる問題があった。すなわち、ウインド
ガラスを車体に組み付ける際、ガイドレールは車室内側
に配置されるのに対し、ウインドガラスは車室側に配置
されているため、車内側に組み付けたガイドレールに対
して車外側からウインドガラスを組み付けることにな
る。そして、支持ブラケットおよびガイドブラケット
は、ウインドガラスあるいはガイドレールのいずれか一
方に予め組み付けておくことになるが、ガイドブラケッ
トはガイドレールをスライドする構成であるから、組付
時にガイドブラケットをガイドレールに組み付けること
が難しいため、従来、ガイドブラケットおよび支持ブラ
ケットはガイドレールに予め組み付けていた。したがっ
て、ウインドガラスの組付の際には、ウインドガラスを
ガイドレールに支持されている支持ブラケットに固定す
るという組付作業になっていた。ところが、上述のよう
に支持ブラケットはガイドブラケットに対して長穴とピ
ンにより連結した構造であるため、支持ブラケットはガ
イドブラケットに対して自由に動くことが可能となって
いる。そのため、これらブラケットを組み付けたガイド
レールを車体に取り付ける際に、各支持ブラケットに対
して重力や振動などの外力が作用すると、各支持ブラケ
ットが各ガイドブラケットに対して変位することにな
り、上下の前後の合計4個の支持ブラケットの相対位置
が一定することがない。したがって、ウインドガラスを
組み付けようとした時に、支持ブラケットを固定するべ
き位置と、実際の支持ブラケットの位置とが一致しない
ことになる。よって、ウインドガラスの組付作業時に
は、まず、組み付けを行う前に、各支持ブラケットの位
置(向き)を整え、すなわち各支持ブラケットどうしの
相対位置関係が一定の状態となるように位置を合わせ、
その後、ウインドガラスを組み付けるという作業にな
る。このようにすれば、ウインドガラスを組み付けた時
にウインドガラス上の支持ブラケットを固定すべき位置
と支持ブラケットの位置とが一致するから、支持ブラケ
ットの固定作業を行うことができる。このように、従来
技術では、各支持ブラケットどうしの相対位置を一定と
する必要があるため、作業が面倒であり作業性の改善が
望まれていた。
【0005】本発明は、上述のような問題点に着目して
成されたもので、先行技術の車両用窓装置において、ウ
インドガラスの組付作業性の向上を図ることを目的とし
ている。
【0006】
【課題を解決するための手段】 上述の目的を達成する
ため請求項1記載の発明では、車体側部に窓用開口部が
形成され、この窓用開口部の周囲に設けられたシール部
材に圧接されて前記窓用開口部を塞ぐウインドガラスの
車内側面の上下に、それぞれ1組の支持ブラケットが前
後に離間されて固定され、前記シール部材よりも車室内
側の位置に、前記窓用開口部の上下に沿ってガイドレー
ルが前後方向に延在され、各ガイドレールには、車幅方
向への移動が規制された状態でガイドレールを前後方向
に移動するガイドブラケットが前記支持ブラケットに対
応して前後に離間して設けられ、前記ガイドブラケット
と前記支持ブラケットとが、一方に形成された長穴とこ
の長穴に挿通されて他方に固定されたピンとから成る連
結構造で連結され、この連結構造の長穴は、ウインドガ
ラスの開スライド方向側ほど車内側に位置する向きに傾
斜されて、ウインドガラスを、シール部材に圧接したシ
ール位置とシール部材に圧接されないフラップアウト位
置とに車幅方向に移動させることが可能な車幅方向の変
位量を有した形状に形成され、前記ガイドレールには、
前記ウインドガラスがフラップアウト位置よりも開スラ
イド方向に位置する時に前記支持ブラケット側の部材と
当接してウインドガラスが車内方向へ移動するのを規制
し、前記ウインドガラスがフラップアウト位置に位置す
る時はこの規制を行わないガイド面が形成されている車
両用窓装置において、前記前後に離間した1組の支持ブ
ラケットどうしを剛性を有した連結部材によりリジッド
に連結したことを特徴とする。また、請求項2記載の発
明では、前記ウインドガラスの上部に固定された1組の
支持ブラケットの固定構造を、前記ウインドガラスの上
部に前後に離間して固定されたリテーナと、各リテーナ
から車内方向に突設されたボルトと、このボルトを挿通
可能に前記支持ブラケットに設けられた穴と、前記ボル
トに締結するナットとからなり、前記ボルトを支持ブラ
ケットの穴に挿通させた状態でナットを締結して支持ブ
ラケットをウインドガラスに固定した。
【0007】
【作用】 ウインドガラスの組付作業について説明す
る。ガイドレールを車体に取り付けた際に、各ガイドブ
ラケットそれに連結された各支持ブラケットとは長穴と
ピンとの連結構造となっているから、支持ブラケットに
対して重力や振動その他の外力が作用すると、支持ブラ
ケットはガイドブラケットに対して移動する。この時、
同じ高さで前後に離間している支持ブラケットどうしは
連結部材によりリジッドに連結されているため、両支持
ブラケットの相対位置関係は変化しない。すなわち、一
方の支持ブラケットがガイドブラケットに対して回動し
ようとすると、他方の支持ブラケットも回動するし、ま
た、一方の支持ブラケットが長穴の延在方向に移動しよ
うとすると、他方の支持ブラケットもその方向に引っ張
られ、両者の相対位置関係が変化することはない。この
ように前後に離間している1組みの支持ブラケットどう
しの相対位置関係は一定であるので、ウインドガラスを
組み付ける際には、上下1組の支持ブラケットどうしの
位置が一定の相対位置関係となるような位置合わせを行
えばよく、その場合、1組の支持ブラケットどうしはリ
ジッドに連結されているから、1回の作業により1組の
支持ブラケットを所望の位置に移動させる作業を行え
ば、全支持ブラケットの相対位置が所望の状態となる。
【0008】このようにして支持ブラケットの位置合わ
せ作業を終えたら、ウインドガラスを支持ブラケットに
組み付ける。この組付作業時、請求項2記載の装置で
は、ウインドガラスの上部に固定しているリテーナから
突設させたボルトを支持ブラケットに形成されている穴
に挿通させて仮止め状態とした後、このボルトにナット
を締結して固定する。なお、この請求項2記載の装置で
は、上述の支持ブラケットの位置合わせ作業は、この仮
止め後に行うこともできる。すなわち、上側ガイドレー
ルに支持されている1組の支持ブラケットにウインドガ
ラスを仮止めした後に、下側のガイドレールに支持され
ている1組の支持ブラケットの位置合わせをウインドガ
ラスに対して直接行うようにしてもよい。また、組付後
の状態にあっては、本発明では、ウインドガラスに固定
された支持ブラケットどうしがリジッドに連結されてい
るため、ウインドガラスの剛性が高くなる。
【0009】
【実施の形態】 本発明実施の形態を図面に基づいて説
明する。図4は、本発明実施の形態の車両用窓装置を適
用した自動車Cの側面図であって、この自動車Cの側面
には前側窓FWおよび後側窓RWが前後に並設されてお
り、実施の形態は前記前側窓FWに適用されている。
【0010】図2は図4のS1−S1断面図、すなわち
前側窓FWの縦断面図であって、車体に窓用開口部1が
設けられている。この窓用開口部1の上側にはルーフレ
ール2が車両前後方向に延在されており、このルーフレ
ール2のルーフレールアウタ2aとルーフレールインナ
2bのフランジを重合させた部分にウエザストリップ
(シール部材)3aが一体となったウエルト3が取り付
けられている。一方、前記窓用開口部1の下側は、サイ
ドパネル4のアウタパネル4aとインナパネル4bのフ
ランジを重合させた部分にウエザストリップ(シール部
材)5aが一体となったウエルト5が取り付けられてい
る。また、インナパネル4bの上部には、凹部4cが前
後方向に延在されている。なお、前記サイドパネル4の
車内側は室内トリム6で覆われ、ルーフレール2の車内
側はルーフトリム7で覆われている。また、前記ウエル
ト5と室内トリム6とには上下に対向してリップ5b,
6aが設けられている。
【0011】前記窓用開口部1は、ウインドガラス8に
より開閉される。すなわち、前記ウインドガラス8にお
いて、ウエザストリップ3a,5aに当接する位置より
も内側の位置の上部と下部に上側支持ブラケット9F,
9Rと下側支持ブラケット10F,10Rとが、図5の
車室内側からの側面図に示すようにそれぞれ前後に離れ
て固定されている。なお、図示のように、前記ウインド
ガラス8は、上縁の前後長よりも下縁の前後長の方が短
い形状に形成されている。そして、前側の上側支持ブラ
ケット9Fは、ウインドガラス8の上縁の前端部に固定
され、後側の上側支持ブラケット9Rは、ウインドガラ
ス8の上縁の略中央部に固定され、前側の下側支持ブラ
ケット10Fは、ウインドガラスの下縁の前端部に固定
され、後側の下側支持ブラケット10Rは、ウインドガ
ラス8の下縁の略中央部に固定されている。また、図2
に示すように上側支持ブラケット9Fは、ウインドガラ
ス8に設けたリテーナ106から立設されたボルト10
4を上側支持ブラケット9Fに形成された穴に挿通さ
せ、ナット104で締結した取付構造となっており、一
方、下側支持ブラケット10Fは、ボルト105をウイ
ンドガラス8に固定したリテーナ107に形成したねじ
穴に締結した取付構造となっている。また、図6の想像
線で示すように、ウインドガラス8の後端部には、車内
方向に湾曲された追込み部8aが形成されているもの
で、すなわち、同図において実線で示すようにウインド
ガラス8を全閉とした時に、この追込み部8aを弾性変
形させてその復元力によりウインドガラス8がウエザス
トリップ3a,5aに密着するように構成している。ま
た、同図ではウインドガラス8の全開状態を想像線で示
しているが、この想像線による表示において、前記追込
み部8aの部分は、車内方向に湾曲した自然状態の形状
と、略後方に真っ直ぐな全閉状態における弾性変形時の
形状とを、両者の違いが分かるように両方表示してい
る。また、同図に示すように各ピラーの部分にもウエザ
ストリップ3aを有したウエルト3が設けられている。
【0012】各上側支持ブラケット9F,9Rは、上側
ガイドレール11に前後スライド自在に支持された上側
ガイドブラケット13f,13Rに、また、各下側支持
ブラケット10F,10Rは下側ガイドレール12に前
後スライド自在に支持された下側ガイドブラケット20
F,20Rにそれぞれ支持されている。このウインドガ
ラスの支持構造を詳細に説明すると、図2に戻り、上側
ガイドレール11は、ルーフレールインナ2bに固定さ
れており、押出成形により、下方に開口されたガイド溝
11aと、車外方向に水平に突出した支持フランジ11
bと、車内側に設けられて下方に開口したカーテンレー
ル部11cとが一体に形成されている。そして、前記上
側ガイドレール11には、略L字形状を成した2個の上
側ガイドブラケット13F,13Rが、それぞれ前記上
側支持ブラケット9F,9Rに対応する位置において、
その下面を支持フランジ11bに載置された状態で上端
部をガイド溝11aに挿入されて前後にスライド自在に
支持されている。なお、上側ガイドレール11の車室内
側はガーニッシュ14により覆われている。また、図示
のように、上側カーテンレール部11cには図外のカー
テンを吊り下げるランナ15が設けられている。また、
図3に示すように前記支持フランジ11bの先端には、
後述するピン18のスライドをガイドするガイド面11
dが形成されている。
【0013】図2に戻り前記上側ガイドブラケット13
F,13Rの上端部は、押し引き可能であるとともに外
周にギヤが形成されたワイヤ16に連結され、このワイ
ヤ16はガイド溝11aの上端部に沿って配索されて、
図5に示すようにモータ17により回転されるギヤ機構
23に連結されている。
【0014】そして、前記上側ガイドブラケット13
F,13Rには、図3に示すようにウインドガラス8の
開スライド方向である後方(矢印RR方向)ほど車内側
に変位した斜め形状のガイド長穴13a,13bが形成
されており、各ガイド長穴13a,13bにピン18を
挿通させて前記上側支持ブラケット9F,9Rが連結さ
れている。したがって、前記上側支持ブラケット9F,
9Rは、それぞれ上側ガイドブラケット13F,13R
と共に上側ガイドレール11に沿って前後にスライドす
る。なお、前記ガイド長穴13a,13bは、後側に配
置されている上側ガイドブラケット13Rに形成されて
いるガイド長穴13bの方が、前側に配置されている上
側ガイドブラケット13Fに形成されているガイド長穴
13aよりも車幅方向の変位量が大きな形状に形成され
ている。
【0015】次に、下側の支持構造について説明する
と、前記下側ガイドレール12は、図2に示すように室
内トリム6で覆われた凹部4cに配置されてインナパネ
ル4bに固定されており、押出成型により、ガイド溝1
2aと上部フランジ12bと下部フランジ12cとが一
体に形成され、下部フランジ12cの先端には後述する
ピン19のスライドをガイドするガイド面12dが形成
されている(図3参照のこと)。
【0016】そして、上側と同様に、下側ガイドレール
12のガイド溝12aに略T字形状の下側ガイドブラケ
ット20F,20Rが前後方向にスライド自在に設けら
れており、この下側ガイドブラケット20に形成された
ガイド長穴20a.20bにピン19を挿通させて前記
下側支持ブラケット10F,10Rの下部が連結されて
いる。なお、前記ガイド長穴20a,20bは、前記上
側ガイドブラケット13F,13Rに形成したガイド長
穴13,13bと同じ形状に形成されており、すなわ
ち、ガイド長穴20bの方がガイド長穴20aよりも車
幅方向の変位量が大きな形状に形成されている。また、
下側支持ブラケット10F,10Rには、下側ガイドレ
ール12の上部フランジ12bの上下との間にガタ防止
用の樹脂製のスペーサ21が介在されている。
【0017】そして、下側ガイドブラケット20F,2
0Rは、上側と同様に押し引き可能であるとともに外周
にギヤが形成されたワイヤ22に連結され、このワイヤ
22はガイド溝12aの下端部に沿って配索されて図5
に示すようにモータ17により回転されるギヤ機構23
に連結されている。なお、ギヤ機構23は、図示は省略
するがモータ17で駆動されるピニオンにさらにピニオ
ンを追加設定して両ワイヤ16,22の作動方向が同じ
になるように構成されている。
【0018】ところで、図3は上下ガイドレール11,
12のガイド面11d,12dと、上下ガイドブラケッ
ト13F,13R,20F,20Rと、上下支持ブラケ
ット9F,9R,10F,10Rとの関係を示している
もので、上下とも同様の構造であるので上側のみを図示
して説明するが、ガイド溝11a(12a)には、ウイ
ンドガラス8を全閉位置に配置したときにピン18(1
9)が配置される位置に、車内方向に凹んだ全閉溝11
e(12e)が形成されている。そして、この全閉溝1
1e(12e)に対向する位置に車内方向に湾曲した形
状のガイド爪24aを配置させて引込ガイド部材24が
各ガイドレール11,12に固定されている。なお、全
閉溝11e,12eは後側のものの方が前側のものより
も室内側に深く入り込んでおり、この深さの差は、前記
ガイド長穴13a,20a,13b,20bの車幅方向
変位量の差に等しい。
【0019】図5に示すように、前記上下支持ブラケッ
ト9F,9R,10F,10Rは、ウインドガラス8の
上下縁の前端部と中央部とに設けられているが、ウイン
ドガラス8は、上縁の寸法が下縁の寸法よりも長く形成
されており、その結果、下側支持ブラケット10F,1
0Rの間隔L2が、上側支持ブラケット9F,9Rの間
隔L1よりも狭く形成されているのに対して、前記上側
ガイドブラケット13F,13Rの間隔L1と下側ガイ
ドブラケット20F,20Rの間隔L3は等しく設置さ
れている。すなわち、前側の下側支持ブラケット10F
は、図7,図8および図9に示すように下側ガイドレー
ル12をスライドする基部10eを有し、かつ、この基
部10eから前方にアーム部10fが延在され、このア
ーム部10fにより、前記下側支持ブラケット10Fと
下側ガイドブラケット20Fとの間に間隔L4を確保
し、上述のように上下のガイドブラケット13F,13
R,20F,20Rの間隔を等しくしている(L1=L
3)。
【0020】ところで、図6に示すように、前記後側窓
RWは、いわゆるバタフライ式のものでウインドガラス
28が前端部を図示を省略したヒンジにより水平方向に
回動可能に支持され、図において想像線で示す位置まで
開くよう構成されている。
【0021】さらに、図1に示すように、前記上側支持
ブラケット9F,9Rどうし、ならびに下側支持ブラケ
ット10F,10Rどうしが、連結リンク101,10
2によりリジッドに連結されている。両連結リンク10
1,102は、剛性の高い金属製のもので図8にも示す
ように断面L字形状に形成されており、図7〜9に示す
ように下側支持ブラケット10F(他の支持ブラケット
9F,9R,10Rも同様であるが)の基部10eにボ
ルト10gで固定されている。また、連結リンク10
1,102の端部にはバンパラバー10hが固定されて
おり、ウインドガラス8の全閉時にこのバンパラバー1
0hが上下ガイドレール11,12の壁面に衝突するよ
うな位置に設置されている。
【0022】次に、実施の形態の動作について説明す
る。 a)全閉時 本発明の実施の形態である前側窓FWは、全閉時には、
図2に示すようにウインドガラス8が車体の外表面と略
同一面上に配置されてウエザストリップ3a,5aに圧
接されてシールされている。この時、各支持ブラケット
9F,9R,10F,10Rならびに各ガイドブラケッ
ト13F,13R,20F,20Rは、各ガイドレール
11,12における前後ストローク範囲の前端に配置さ
れ、各ピン18,19が、図3(a)に示すように、各
ガイド長穴13a,13b,20a,20bの後端位置
に配置されているとともに、全閉溝11e,12e内に
配置されている。
【0023】b)窓開時 前側窓FWを開くときには、モータ17を正転駆動させ
て、ワイヤ16,22を後方に引っ張る。このワイヤ1
6,22の駆動により各ガイドブラケット13F,13
R,20F,20Rが各ガイドレール11,12を後方
(RR方向)に移動し、これに伴って、各ガイド長穴1
3a,13b,20a,20bが各支持ブラケット9
F,9R,10F,10Rに固定されているピン18,
19に対して後方に相対移動し、それに伴って、各ガイ
ド長穴13a,13b,20a,20bが、前方ほど車
外方向に変位した形状に形成されているため、ピン1
8,19の位置が徐々に車外方向に変位し、このピン1
8,19が固定されている各支持ブラケット9F,9
R,10F,10Rも車外方向に変位する。したがっ
て、ウインドガラス8が車幅方向の車外方向に移動して
ウエザストリップ3a,5aから離れる。なお、図3
(a)に示すウインドガラス8の位置をシール位置とい
い、この位置では、ウインドガラス8が、図2,図6に
示すようにウエザストリップ3a,5aに圧接されてい
る。一方、このシール位置から、上述のようにウインド
ガラス8が、図3(b)に示すように車外側に移動した
位置をフラップアウト位置という。そして、このフラッ
プアウト位置ではウィンドガラス8は後側の方が前側よ
り開いた状態となるもので、これは後側のガイド長穴1
3b,20bの車幅方向の変位量が、前側のガイド長穴
13a,20aの車幅方向の変位量よりも大きいため
に、このような状態となる。
【0024】上述のようにして、ピン18,19がガイ
ド長穴13a,13b,20a,20bの前端まで移動
したら、ピン18,19と各ガイドブラケット13F,
13R,20F,20Rとの相対移動がなくなり、ピン
18,19が各ガイドレール11,12のガイド面11
d,12dに沿って移動し、これに伴ってウインドガラ
ス8がガイドレール11,12に沿って後方に移動し
て、窓用開口部1が開かれる。ちなみに、ウインドガラ
ス8の開スライドは、後側の上下支持ブラケット9R,
10Rが窓用開口部1の後端縁に衝突するよりも以前
に、図外のストッパにより所定位置で規制されるもの
で、この位置までウインドガラス8が開スライドしてス
トッパに移動規制されたことによる負荷増によりモータ
17が停止されるか、あるいは、その前の時点で、スイ
ッチ操作によりモータ17の駆動が停止されるかする
と、上述の開作動が停止される。図6においてウインド
ガラス8の想像線で示す位置が全開位置であり、前述の
ように、前側の上下支持ブラケット9F,10Fの位置
よりも後側の上下支持ブラケット9R,10Rの位置の
方が外側に位置しているため、ウインドガラス8の後端
は、追込み部8aが形成されているにもかかわらず、後
側窓RWを開いていても干渉することはない。すなわ
ち、前側の上下支持ブラケット9F,10Fを後側の上
下支持ブラケット9R,10Rと同量だけ車外側に配置
させるのに比べて、全体の車外への突出量を小さくして
できるだけ全閉時と車幅寸法が変わらないようにしなが
ら、全開時のウインドガラス8の後端の位置を外側に配
置させて後側窓RWとの干渉を防止することができる。
そして、上述したように、ウインドガラス8は、後側の
上下支持ブラケット9R,10Rが窓用開口部1の後端
に干渉する寸前まで開スライドするようになっている
が、本実施の形態では、後側の上下支持ブラケット9
R,10Rをウインドガラス8の上下縁の中央位置に設
けているため、両ブラケット9R,10Rを本実施の形
態よりも後方位置に設けているものよりも、後方(開)
スライド量を大きくして広い開口を得ることができ、一
方、両ブラケット9R,10Rを本実施の形態よりも前
方位置に設けているものよりも、前側の上下ブラケット
9F.10Fとの間隔L1,L2を広く確保して高い支
持剛性が得られる。すなわち、本実施の形態では、支持
剛性を確保することと広い開口を確保することの両立を
図ることができる。
【0025】c)窓閉時 上述の前側窓FWの窓開状態から窓を閉じる時には、モ
ータ17を逆転駆動させてワイヤ16,22を押し出さ
せると、各ガイドブラケット13F,13R,20F,
20Rが各ガイドレール11,12を前方に移動し、こ
れに伴って各支持ブラケット9F,9R,10F,10
Rも前方に移動してウインドガラス8が前方に移動す
る。この時、ピン18,19は各ガイド長穴13a,1
3b,20a,20bと斜め方向に接していることでピ
ン18,19に車内方向への分力が生じるが、ピン1
8,19はガイド面11d,12dに当接して車内方向
への移動が規制されており、各ガイドブラケット13
F,13R,20F,20Rも各ガイドレール11,1
2により車幅方向への移動が規制されているため、ピン
18,19は各ガイドブラケット13F,13R,20
F,20Rに対して相対移動することなく、ガイド長穴
13a,13b,20a,20bの前端に配置された状
態を維持する。
【0026】そして、ウインドガラス8がフラップアウ
ト位置に達すると、ピン18,19が引込ガイド部材2
4のガイド爪24aに当接し、このガイド爪24aの車
内方向への湾曲面にガイドされて、ピン18,19は、
各ガイドブラケット13F,13R,20F,20Rに
対し、ガイド長穴13a,13b,20a,20bを後
方へ移動する相対移動を行いながら車内方向に移動し、
これによりウインドガラス8がシール位置に移動してウ
エザストリップ3a,5aに圧接される。この時、ウイ
ンドガラス8は、その後端部に設けた追込み部8aの部
分が車外方向に弾性変形しながらウエザストリップ3
a,5aに圧接されるため、その変形の復元力により確
実にシールされる。すなわち、本実施の形態では、ウイ
ンドガラス8の後端部に支持ブラケットを設けておら
ず、この後端部をピン18,19とガイド長穴13a,
13b,20a,20bとの相対変位により車室側へ引
き込むことができないが、追込み部8aの弾性変形によ
る復元力により高いシール性ならびに支持剛性を確保す
ることができる。
【0027】d)組付作業時 組付作業時には、各支持ブラケット9F,9R,10
F,10Rを連結した状態の各ガイドブラケット13
F,13R,20F,20Rを上下ガイドレール11,
12に組み付け、このブラケット組付状態の両ガイドレ
ール11,12を、車体に取り付け固定する。そして、
上側支持ブラケット9F,9Rをフラップアウト状態と
した後、ウインドガラス8を車外側から組み付ける。こ
の時、上側では図2に示すようにウインドガラス8側に
立設状態のボルト103を上側支持ブラケット9F,9
Rに形成された穴に挿通させ、これによりウインドガラ
ス8を仮止めして作業者が手で保持する必要のない状態
とし、その後、このボルト103に対して車内側からナ
ット104で締結する。一方、下側では、上記仮止め状
態、あるいはナット104の締結作業の後に、下側支持
ブラケット10F,10Rのボルト105の挿通位置を
リテーナ107のねじ穴の位置に一致させ、その後、ボ
ルト105の締結を車内側から行う。なお、上述の下側
支持ブラケット10F,10Rとの位置決めは、上記仮
止め前に上側支持ブラケット9F,9Rの位置決め作業
と同時に行ってもよいが、仮止め後の方が位置決めの目
標を定めやすい。以上のような組付作業を行うに当た
り、上側支持ブラケット9F,9Rどうしならびに下側
支持ブラケット10F,10Rどうしが、それぞれ連結
リンク101,102で連結されているため、上側支持
ブラケット9F,9Rどうしならびに下側支持ブラケッ
ト10F,10Rどうしの相対位置は常に一定となる。
このため、ウインドガラス8に立設したボルト103を
上側支持ブラケット9F,9Rの穴に挿通させる際の両
者の位置合わせが容易である。すなわち、上側支持ブラ
ケット9F,9Rの相対位置が一致していないと、ウイ
ンドガラス8の上部の前後に立設したボルト103を一
度に両支持ブラケット9F,9Rの穴に挿入させること
ができない。よって、ボルト103を一方の穴に挿入さ
せた後に他方の穴の位置に合うようにウインドガラス8
を移動させたり、予め両支持ブラケット9F,9Rの相
対位置を所定の位置関係とする作業が必要であるが、本
実施の形態ではこのような作業が不要になる。また、下
側支持ブラケット10F,10Rにおいても同様であ
る。
【0028】以上説明したように、本実施の形態の車両
用窓装置にあっては、開時に、ウインドガラス8はシー
ル位置からフラップアウト位置に移動した後は後方へ平
行移動するため、広い開口が得られながらも車幅が殆ど
変化することがない。また、各ガイドブラケット13
F,13R,20F,20Rを各ガイドレール11,1
2に沿って後方に移動させるだけでフラップアウトなら
びに後方スライドを行うため、各ガイドブラケット13
F,13R,20F,20Rをモータ17により駆動さ
れるワイヤ16,22と連結するだけで電動化すること
ができ、電動化が容易である。加えて、モータ17によ
り駆動させるガイドブラケット13F,13R,20
F,20Rならびにこのガイドブラケット13F,13
R,20F,20Rを支持するガイドレール11,12
は、シール面より内側に設けられているために、モータ
17やワイヤ16,22の設置作業が容易であり、これ
によっても電動化が容易となり、しかも、フラッシュサ
ーフェス化を図るにあたり、アウタパネル4aにウイン
ドガラス8を外板の内側に配置させるだけの凹みを設け
ればよいから、プレス成型上有利であり、さらに、各ガ
イドレール11,12を車外および車内から見えないよ
うに配置させることができ見栄えが良い。また、本実施
の形態では、押出成型により上側ガイドレール11にカ
ーテンレール部11cを一体に形成したため、これらの
配置をコンパクトに行えるとともに、コストダウンを図
ることができる。
【0029】さらに、本実施の形態では、前側のガイド
ブラケット13F,20Fに対する支持ブラケット9
F,10Fの車幅方向の変位量よりも後側のガイドブラ
ケット13R,20Rに対する支持ブラケット9R,1
0Rの車幅方向の変位量の方を大きく設定したため、全
体のフリップアウト量を小さく抑えて開閉に伴う車幅の
変化を最小限としながら、全開時のウインドガラス8の
後端部をできるだけ車外に配置させて後側窓RWとの干
渉を防止できる。特に、本実施の形態では、ウインドガ
ラス8の後端部に追込み部8aを設けており、全開時に
ウインドガラス8の後端部と後側窓RWとが干渉しやす
くなっているため、上記構成がより効果的となってい
る。
【0030】また、本実施の形態では、後側の上下支持
ブラケット9R,10Rを、それぞれウインドガラス8
の上縁ならびに下縁の略中央に設け、前側の支持ブラケ
ット9F,10Fをそれぞれウインドガラスの上縁なら
びに下縁の前端部に設けたため、全開時に、前側の支持
ブラケット9F,10Fが全閉時の後側の上下支持ブラ
ケット9R,10Rの位置よりも後方に移動することが
ないとともに、後側の上下支持ブラケット9R,10R
が、窓用開口部1の後端よりも後方に移動することのな
い構造において、ウインドガラス8の支持剛性を確保し
ながら、できるだけ大きな開口面積を得ることができ
る。そして、本実施の形態では、後側の上下支持ブラケ
ット9R,10Rを、それぞれウインドガラス8の上縁
ならびに下縁の略中央に設け、ウインドガラス8の後端
を支持ならびに車内方向に引き込まない構成としている
が、ウインドガラス8の後端部に追込み部8aを設ける
ことで全閉時にウインドガラス8の後端部がウエザスト
リップ3a,5aに密着するように構成しており、全閉
時のシール性ならびに支持剛性の確保を図っている。さ
らに、本実施の形態では、下側支持ブラケット10Fに
アーム部10fを設けて下側支持ブラケット10Fの基
部10eよりも前方位置で下側ガイドブラケット20F
に連結した構成としているため、下側支持ブラケット1
0F,10Rの間隔L2に比べて、下側ガイドブラケッ
ト20F,20Rの間隔L3を広くして、前側の下側ガ
イドブラケット20Fのスライド量を前側の上側ガイド
ブラケット13Fのスライド量と等しく設定して、これ
によってもできるだけ大きな開口面積を得ることができ
る。そして、本実施の形態では、前後に離間した上側支
持ブラケット9F,9Rどうし、および下側支持ブラケ
ット10F,10Rどうしを、連結リンク101,10
2でリジッドに連結した構成としたため、上側支持ブラ
ケット9F,9Rどうし、および下側支持ブラケット1
0F,10Rどうしの相対位置が常に一定であり、この
ため、ウインドガラス8の組付作業性が向上する。加え
て、各支持ブラケット9F,9Rと10F,10Rとが
連結リンク101,102で連結されていることで、ウ
インドガラス8の剛性も向上する。
【0031】以上、実施の形態について説明してきたが
具体的な構成はこの実施の形態に限られるものではな
く、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更などがあ
っても本発明に含まれる。例えば、実施の形態では、各
ガイドブラケット13F,13R,20F,20Rをモ
ータ17で駆動させるようにして電動化した例を示した
が、モータ17ならびにワイヤ16,22を廃止して手
動でウインドガラス8を移動させるようにしてもよい。
この場合、ウインドガラス8の内側に把手を設けると操
作がしやすくなる。また、実施の形態では各支持ブラケ
ット9F,9R,10F,10Rにピン18,19を固
定し、各ガイドブラケット13F,13R,20F,2
0Rにガイド長穴13a,13b,20a,20bを形
成した例を示したが、これとは逆に支持ブラケットに長
穴を形成してガイドブラケットにピンを設けるようにし
てもよい。また、実施の形態では、窓用開口部1ならび
にウインドガラス8の形状を、上縁よりも下縁が短い形
状に形成したが、両者が略同長の長さに形成してもよ
い。また、実施の形態では、後方の上下支持ブラケット
9R,10Rをウインドガラス8の上下縁の中央に設け
たが、前側の上下支持ブラケット9F,10Fに近づけ
て設けたり、逆に離したりしてもよく、前者の場合は、
開口面積を広げることができるが支持剛性が低下し、後
者の場合は、支持剛性は向上するが開口面積が狭まる。
さらに、実施の形態ではウインドガラスを車両後方にス
ライドさせるものを示したが、車両前方にスライドさせ
るように構成してもよい。
【0032】
【発明の効果】 以上説明してきたように本発明の車両
用窓装置は、窓用開口部のシール部材よりも内側にガイ
ドレールを設け、このガイドレールをスライドするガイ
ドブラケットと、ウインドガラスに固定された支持ブラ
ケットとを車幅方向に相対変位可能にピンと斜めの長穴
を有した連結構造で連結してウインドガラスをシール部
材に圧接されるシール位置と圧接されないフラップアウ
ト位置とで車幅方向に移動可能に支持した構造として、
開閉に伴って車幅寸法の変化が小さい構造で大きな開口
を得られかつフラッシュサーフェス化が容易であるとい
う効果が得られる車両用窓装置において、さらに、前後
に離間した1組の支持ブラケットどうしを連結部材によ
りリジッドに連結したため、1組の支持ブラケットどう
しの相対位置関係が常に一定となり、ウインドガラスの
組付作業時における全支持ブラケットの相対位置を合わ
せる作業が容易となって作業性が向上するという効果が
得られ、また、ウインドガラスの剛性も向上するという
効果が得られる。また、請求項2記載の発明では、ウイ
ンドガラスの上部の1組の支持ブラケットの固定構造
を、ウインドガラスに固定したリテーナから車内方向に
突設したボルトを、支持ブラケットに設けた穴に挿通さ
せた状態でナットを締結して固定した構造としたため、
ウインドガラスの仮止めが容易に成され、いっそうの作
業性向上を図ることができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施の形態の車両用窓装置の要部を示す
斜視図である。
【図2】本発明実施の形態の車両用窓装置を示す断面図
(図4のS1−S1断面)である。
【図3】実施の形態装置の動作を示す平面図であり
(a)はシール位置を示し、(b)はフラップアウト位
置を示す。
【図4】実施の形態装置を有した自動車を示す側面図で
ある。
【図5】実施の形態装置を車室内側から見た側面図であ
る。
【図6】実施の形態装置の動作を示す平面図である。
【図7】実施の形態装置の要部を示す縦断面図である。
【図8】実施の形態装置の下側支持ブラケットの斜視図
である。
【図9】実施の形態装置の要部の平面図である。
【符号の説明】
FW 前側窓 RW 後側窓 1 窓用開口部 2 ルーフレール 3a ウエザストリップ(シール部材) 4 サイドパネル 5a ウエザストリップ(シール部材) 8 ウインドガラス 8a 追込み部 6 室内トリム 7 ルーフトリム 9F 上側支持ブラケット 9R 上側支持ブラケット 10F 下側支持ブラケット 10R 下側支持ブラケット 10e 基部 10f アーム部 11 上側ガイドレール 11d ガイド面 11e 全閉溝 12 下側ガイドレール 12d ガイド面 12e 全閉溝 13F 上側ガイドブラケット 13R 上側ガイドブラケット 13a ガイド長穴 13b ガイド長穴 16,22 ワイヤ 17 モータ 18 ピン 19 ピン 20 下側ガイドブラケット 20a ガイド長穴 20b ガイド長穴 23 ギヤ機構 24 引込ガイド部材 101 連結リンク(連結部材) 102 連結リンク(連結部材) 103 ボルト 104 ナット 105 ボルト 106 リテーナ 107 リテーナ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中川 秀男 神奈川県平塚市天沼10番1号 日産車体 株式会社内 (56)参考文献 特開 平8−268055(JP,A) 特開 平7−229356(JP,A) 特開 昭63−233178(JP,A) 実開 昭63−137023(JP,U) 実開 平4−51812(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E60J 1/16 E60J 1/12 E05F 15/10

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体側部に窓用開口部が形成され、 この窓用開口部の周囲に設けられたシール部材に圧接さ
    れて前記窓用開口部を塞ぐウインドガラスの車内側面の
    上下に、それぞれ1組の支持ブラケットが前後に離間さ
    れて固定され、 前記シール部材よりも車室内側の位置に、前記窓用開口
    部の上下に沿ってガイドレールが前後方向に延在され、 各ガイドレールには、車幅方向への移動が規制された状
    態でガイドレールを前後方向に移動するガイドブラケッ
    トが前記支持ブラケットに対応して前後に離間して設け
    られ、 前記ガイドブラケットと前記支持ブラケットとが、一方
    に形成された長穴とこの長穴に挿通されて他方に固定さ
    れたピンとから成る連結構造で連結され、 この連結構造の長穴は、ウインドガラスの開スライド方
    向側ほど車内側に位置する向きに傾斜されて、ウインド
    ガラスを、シール部材に圧接したシール位置とシール部
    材に圧接されないフラップアウト位置とに車幅方向に移
    動させることが可能な車幅方向の変位量を有した形状に
    形成され、 前記ガイドレールには、前記ウインドガラスがフラップ
    アウト位置よりも開スライド方向に位置する時に前記支
    持ブラケット側の部材と当接してウインドガラスが車内
    方向へ移動するのを規制し、前記ウインドガラスがフラ
    ップアウト位置に位置する時はこの規制を行わないガイ
    ド面が形成されている車両用窓装置において、 前記前後に離間した1組の支持ブラケットどうしを剛性
    を有した連結部材によりリジッドに連結したことを特徴
    とする車両用窓装置。
  2. 【請求項2】 前記ウインドガラスの上部に固定された
    1組の支持ブラケットの固定構造が、 前記ウインドガラスの上部に前後に離間して固定された
    リテーナと、 各リテーナから車内方向に突設されたボルトと、 このボルトを挿通可能に前記支持ブラケットに設けられ
    た穴と、 前記ボルトに締結するナットとからなり、 前記ボルトを支持ブラケットの穴に挿通させた状態でナ
    ットを締結して支持ブラケットがウインドガラスに固定
    されていることを特徴とする請求項1記載の車両用窓装
    置。
JP05014097A 1996-11-27 1997-03-05 車両用窓装置 Expired - Fee Related JP3268566B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP05014097A JP3268566B2 (ja) 1996-11-27 1997-03-05 車両用窓装置

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8-316213 1996-11-27
JP31621396 1996-11-27
JP05014097A JP3268566B2 (ja) 1996-11-27 1997-03-05 車両用窓装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10211817A JPH10211817A (ja) 1998-08-11
JP3268566B2 true JP3268566B2 (ja) 2002-03-25

Family

ID=26390588

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP05014097A Expired - Fee Related JP3268566B2 (ja) 1996-11-27 1997-03-05 車両用窓装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3268566B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8390900B2 (en) 2009-06-12 2013-03-05 Kyocera Mita Corporation Image reading device, image reading device shading correction method, and image forming apparatus

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2833211A1 (fr) * 2001-12-10 2003-06-13 Wagon Automotive Snc Dispositif motorise d'obturation d'une baie menagee dans un vehicule automobile, et vehicule correspondant
CN107264236B (zh) * 2016-04-06 2023-11-10 上汽通用五菱汽车股份有限公司 一种后侧蝶形窗玻璃弹片支承结构

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8390900B2 (en) 2009-06-12 2013-03-05 Kyocera Mita Corporation Image reading device, image reading device shading correction method, and image forming apparatus

Also Published As

Publication number Publication date
JPH10211817A (ja) 1998-08-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7021698B2 (en) Rear part structure of vehicle
US5617675A (en) Collapsible cable window regulator
JPH02225130A (ja) 自動車のサンルーフ構造
JP3268566B2 (ja) 車両用窓装置
KR100520594B1 (ko) 차량용 도어
KR20200040119A (ko) 차량용 도어글래스 조립체
JP3189178B2 (ja) 車両用窓装置
JP3189179B2 (ja) 車両用窓装置
JP3330029B2 (ja) 車両用窓装置
JP4460421B2 (ja) サンルーフ装置におけるガイドフレームの構造
JP3377017B2 (ja) 自動車用ドアフレームの組立構造
JP2001328489A (ja) 車両の上部車体構造
JP3164488B2 (ja) 車両用窓装置
JPS6234838A (ja) 自動車のアンテナ収納装置
CN115230448B (zh) 一种车门组件密封结构和车辆
JPH071313Y2 (ja) サンルーフ装置
JP3520970B2 (ja) スライドドア用センタレールのレールエンドガーニッシュ取付け構造
JPS60163723A (ja) 車両用開閉式屋根構造
JPH0538225Y2 (ja)
JPH0754015Y2 (ja) サンルーフの案内支持部の構造
JP2559690Y2 (ja) 自動車のドアガラス昇降装置
JPH08244461A (ja) 自動車のドア構造及びその組立調整方法
KR100422689B1 (ko) 자동차용 도어 모듈의 밸런스 암 레일 장착구조
JPH06234325A (ja) 車体のドア開閉部構造
JPH0137288Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees