JP3272033B2 - 張り付け機能付きシフタ回路 - Google Patents
張り付け機能付きシフタ回路Info
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、固定小数点数値で演算
が実行される装置(特に、ディジタル・シグナル・プロ
セッサ)に内蔵される形で使用される張り付け機能付き
シフタ回路に関するものである。
が実行される装置(特に、ディジタル・シグナル・プロ
セッサ)に内蔵される形で使用される張り付け機能付き
シフタ回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、ディジタル信号処理技術の発展に
伴い、固定小数点数値で演算処理を実行するディジタル
・シグナル・プロセッサ(以下、DSPと呼ぶ)が多用
されている。DSPは信号を離散的な数値として処理す
るため、複雑な演算が簡単に実現できる。
伴い、固定小数点数値で演算処理を実行するディジタル
・シグナル・プロセッサ(以下、DSPと呼ぶ)が多用
されている。DSPは信号を離散的な数値として処理す
るため、複雑な演算が簡単に実現できる。
【0003】前記DSPには、内部数値表現を仮数部お
よび指数部の2つの部分で行う浮動小数点演算型DSP
と、内部数値表現を仮数部のみで行う固定小数点演算型
DSPとがある。ここに、浮動小数点演算型DSPは、
固定小数点演算型DSPと比較して、表現可能な数値範
囲が広く高性能であるが、その反面、大型で高価であ
り、しかも消費電力も大きい。このため、大量に使用さ
れる分野では、固定小数点演算型DSPを使用すること
が一般的であり、特に、大きさや消費電力が問題となる
携帯電話等には、固定小数点演算型DSPが使用されて
いる。
よび指数部の2つの部分で行う浮動小数点演算型DSP
と、内部数値表現を仮数部のみで行う固定小数点演算型
DSPとがある。ここに、浮動小数点演算型DSPは、
固定小数点演算型DSPと比較して、表現可能な数値範
囲が広く高性能であるが、その反面、大型で高価であ
り、しかも消費電力も大きい。このため、大量に使用さ
れる分野では、固定小数点演算型DSPを使用すること
が一般的であり、特に、大きさや消費電力が問題となる
携帯電話等には、固定小数点演算型DSPが使用されて
いる。
【0004】しかし、固定小数点演算型DSPは、本来
は仮数部および指数部で表現されるべき数値を仮数部の
みで表現しているため、使用変数毎に小数点位置を決定
しておいて、演算の際に数値の小数点位置合わせを行う
必要があり、この演算の際の数値の小数点位置合わせの
ためにシフタ回路を内蔵した構成とされている。
は仮数部および指数部で表現されるべき数値を仮数部の
みで表現しているため、使用変数毎に小数点位置を決定
しておいて、演算の際に数値の小数点位置合わせを行う
必要があり、この演算の際の数値の小数点位置合わせの
ためにシフタ回路を内蔵した構成とされている。
【0005】例えば、数値Aの小数点位置が最上位ビッ
トから5ビット目に有り、数値Bの小数点位置が最上位
ビットから7ビット目にあるとき、A+Bの演算を行う
ためには、前記シフタ回路によってAを2ビット右にシ
フトしてから、Bとの加算処理を実行する。
トから5ビット目に有り、数値Bの小数点位置が最上位
ビットから7ビット目にあるとき、A+Bの演算を行う
ためには、前記シフタ回路によってAを2ビット右にシ
フトしてから、Bとの加算処理を実行する。
【0006】この様に、シフタ回路の入力データビット
幅と出力データビット幅とが等しい場合、入力データ最
上位の符号ビットと出力データ最上位の符号ビットとの
比較で、オーバーフローの検出および張り付けは簡単で
ある。なお、DSPにおけるオーバーフローの検出動作
や張り付け動作は、次に示す文献に詳述されている。 文献:ADSP-2100 User's Manual analog devices社
幅と出力データビット幅とが等しい場合、入力データ最
上位の符号ビットと出力データ最上位の符号ビットとの
比較で、オーバーフローの検出および張り付けは簡単で
ある。なお、DSPにおけるオーバーフローの検出動作
や張り付け動作は、次に示す文献に詳述されている。 文献:ADSP-2100 User's Manual analog devices社
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、固定小数点
演算型DSPでは、使用変数毎に小数点位置を決定して
いるため、精度を考えて演算は大きなビット幅で実行
し、メモリに転送する時に前記シフタ回路によって大き
なビット幅の内から必要な部分のみを選択する方法を取
っている。
演算型DSPでは、使用変数毎に小数点位置を決定して
いるため、精度を考えて演算は大きなビット幅で実行
し、メモリに転送する時に前記シフタ回路によって大き
なビット幅の内から必要な部分のみを選択する方法を取
っている。
【0008】具体例を挙げて説明する。今、16ビット
の数値 0000 1010 1111 1010 : 2810(10進数表現) をシフタ回路の入力データとして、シフタ回路では、こ
の入力データの最上位ビットより数えて5ビット目以降
の8ビットを選択する場合を考える。
の数値 0000 1010 1111 1010 : 2810(10進数表現) をシフタ回路の入力データとして、シフタ回路では、こ
の入力データの最上位ビットより数えて5ビット目以降
の8ビットを選択する場合を考える。
【0009】張り付けが行われないと、出力データは、 1010 1111 : −81(10進数表現) となり、数値的な誤差以外に正負の反転が発生してしま
う。
う。
【0010】同様の処理の際に、張り付けがなされる
と、出力データは、 0111 1111 : 127(10進数表現) となり、本来の数値‘175’に近い数となり、また、
正負の反転といった不都合が発生しない。
と、出力データは、 0111 1111 : 127(10進数表現) となり、本来の数値‘175’に近い数となり、また、
正負の反転といった不都合が発生しない。
【0011】即ち、大きなビット幅の内から必要な部分
のみ選択する処理の場合では、張り付け処理が適正にな
されないと正負の反転が発生し、この正負の反転は、数
値に誤差を含む以上に結果的に大きなエラー発生の原因
となる。この事からも固定小数点演算型DSPのシフタ
回路が張り付け機能を持つ事には重要な意義がある。し
かし、大きなビット幅の内から必要な部分のみ選択する
処理の場合では、シフタ回路の入力データビット幅が出
力データビット幅と比較して大きいため、出力データの
オーバーフローの検出や張り付けが難しく、張り付け処
理をハードウェアで実現しようとすると、シフタ回路の
構成が繁雑化し、ハードウェア量の大幅な追加による高
コスト化や回路の大型化といった不都合の発生が懸念さ
れていた。
のみ選択する処理の場合では、張り付け処理が適正にな
されないと正負の反転が発生し、この正負の反転は、数
値に誤差を含む以上に結果的に大きなエラー発生の原因
となる。この事からも固定小数点演算型DSPのシフタ
回路が張り付け機能を持つ事には重要な意義がある。し
かし、大きなビット幅の内から必要な部分のみ選択する
処理の場合では、シフタ回路の入力データビット幅が出
力データビット幅と比較して大きいため、出力データの
オーバーフローの検出や張り付けが難しく、張り付け処
理をハードウェアで実現しようとすると、シフタ回路の
構成が繁雑化し、ハードウェア量の大幅な追加による高
コスト化や回路の大型化といった不都合の発生が懸念さ
れていた。
【0012】そこで、固定小数点演算型DSPに内蔵さ
れる従来のシフタ回路の場合では、前記張り付け機能を
ソフトウェアで得るようにしていた。しかし、ソフトウ
ェアによって張り付け機能を補う場合では、処理速度が
犠牲にされるという問題があった。
れる従来のシフタ回路の場合では、前記張り付け機能を
ソフトウェアで得るようにしていた。しかし、ソフトウ
ェアによって張り付け機能を補う場合では、処理速度が
犠牲にされるという問題があった。
【0013】本発明は前記事情に鑑みてなされたもの
で、張り付け処理をハードウェアで実現するため処理を
高速化することができ、しかも、前記張り付け処理を実
行するための回路構成が簡単で、ハードウェア量の増加
による大型化を防止することもでき、固定小数点演算型
DSP等への内蔵に適した張り付け機能付きシフタ回路
を提供することを目的とする。
で、張り付け処理をハードウェアで実現するため処理を
高速化することができ、しかも、前記張り付け処理を実
行するための回路構成が簡単で、ハードウェア量の増加
による大型化を防止することもでき、固定小数点演算型
DSP等への内蔵に適した張り付け機能付きシフタ回路
を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明に係る張り付け機
能付きシフタ回路は、指定されたシフト量に基づいて入
力データのビット列に対してシフト処理するシフタ回路
の他に、入力データを示すビット列に対してオーバーフ
ローが発生するビット位置を示したビット列を出力する
オーバーフロー検出回路と、前記オーバーフロー検出回
路の出力するビット列から前記シフタ回路のシフト量に
対応するビット位置のデータを選択する第1の選択回路
と、前記入力データに基づいて張り付けに使用する張り
付けビット列を動的に生成し、前記第1の選択回路の選
択結果に応じて、前記シフタ回路が出力するビット列ま
たは当該張り付けビット列のいずれかを選択して出力す
る第2の選択回路とを備える。
能付きシフタ回路は、指定されたシフト量に基づいて入
力データのビット列に対してシフト処理するシフタ回路
の他に、入力データを示すビット列に対してオーバーフ
ローが発生するビット位置を示したビット列を出力する
オーバーフロー検出回路と、前記オーバーフロー検出回
路の出力するビット列から前記シフタ回路のシフト量に
対応するビット位置のデータを選択する第1の選択回路
と、前記入力データに基づいて張り付けに使用する張り
付けビット列を動的に生成し、前記第1の選択回路の選
択結果に応じて、前記シフタ回路が出力するビット列ま
たは当該張り付けビット列のいずれかを選択して出力す
る第2の選択回路とを備える。
【0015】そして、前記オーバーフロー検出回路は、
前記入力データを示すビット列上のビット反転位置を検
出する排他的論理和回路と、この排他的論理和回路の検
出したビット反転を下位ビット側に伝搬させる論理和回
路とを備えた構成とする。
前記入力データを示すビット列上のビット反転位置を検
出する排他的論理和回路と、この排他的論理和回路の検
出したビット反転を下位ビット側に伝搬させる論理和回
路とを備えた構成とする。
【0016】
【作用】本発明に係る張り付け機能付きシフタ回路で
は、オーバーフロー検出回路,第1の選択回路,論理積
回路,第2の選択回路等のハードウェアで張り付け処理
を実現するため、処理を高速化することができる。
は、オーバーフロー検出回路,第1の選択回路,論理積
回路,第2の選択回路等のハードウェアで張り付け処理
を実現するため、処理を高速化することができる。
【0017】しかも、前記オーバーフロー検出回路,第
1の選択回路,論理積回路,第2の選択回路等の回路を
得るために基本回路であるシフタ回路に追加しなければ
ならないハードウェア量は、出力データのビット幅1ビ
ット当りに、排他的論理和回路,論理和回路,出力デー
タのビット幅と等しい入力数の入力セレクタ、2入力セ
レクタ等で済み、前記張り付け処理を実現するための回
路構成が簡単であるとともに、必要なハードウェア量が
極めて少なく、ハードウェア量の増加による大型化を防
止することもでき、固定小数点演算型DSP等への内蔵
に適した張り付け機能付きシフタ回路を提供することが
可能になる。
1の選択回路,論理積回路,第2の選択回路等の回路を
得るために基本回路であるシフタ回路に追加しなければ
ならないハードウェア量は、出力データのビット幅1ビ
ット当りに、排他的論理和回路,論理和回路,出力デー
タのビット幅と等しい入力数の入力セレクタ、2入力セ
レクタ等で済み、前記張り付け処理を実現するための回
路構成が簡単であるとともに、必要なハードウェア量が
極めて少なく、ハードウェア量の増加による大型化を防
止することもでき、固定小数点演算型DSP等への内蔵
に適した張り付け機能付きシフタ回路を提供することが
可能になる。
【0018】また、オーバーフロー検出回路や第2の選
択回路は、図2および図3に示すように、整然とした規
則的な回路構成にすることができるため、LSI化も容
易であり、LSI化によって固定小数点演算型DSPの
内蔵に適したコンパクト化を一層促進することも期待で
きる。
択回路は、図2および図3に示すように、整然とした規
則的な回路構成にすることができるため、LSI化も容
易であり、LSI化によって固定小数点演算型DSPの
内蔵に適したコンパクト化を一層促進することも期待で
きる。
【0019】
【実施例】図1は、本発明に係る張り付け機能付きシフ
タ回路の一実施例のブロック図である。この一実施例の
張り付け機能付きシフタ回路は、シフト処理すべきデー
タを受け付けるデータ入力端子1と、該データ入力端子
1に入力したデータを受け取ってオーバーフローがどの
ビットから発生するかを検出するためのオーバーフロー
検出回路2と、シフト量を指定するためのシフト量入力
端子3と、前記データ入力端子1に入力されたデータを
受け付けて前記シフト量入力端子3から指定されたシフ
ト量に基づいてシフト処理するシフタ回路4と、前記オ
ーバーフロー検出回路2の出力の内から1ビットの情報
を選択出力する第1の選択回路5と、張り付け機能を使
用するか否かを決定する張り付け指示信号入力部6と、
この張り付け指示信号入力部6の信号と前記第1の選択
回路5の出力信号とを論理積する論理積回路7と、この
論理積回路7の出力に応じてシフタ値および張り付け値
のいずれかを選択出力する第2の選択回路8と、この第
2の選択回路8によって選択されたデータを他の回路に
送出するための出力端子9とで構成されている。
タ回路の一実施例のブロック図である。この一実施例の
張り付け機能付きシフタ回路は、シフト処理すべきデー
タを受け付けるデータ入力端子1と、該データ入力端子
1に入力したデータを受け取ってオーバーフローがどの
ビットから発生するかを検出するためのオーバーフロー
検出回路2と、シフト量を指定するためのシフト量入力
端子3と、前記データ入力端子1に入力されたデータを
受け付けて前記シフト量入力端子3から指定されたシフ
ト量に基づいてシフト処理するシフタ回路4と、前記オ
ーバーフロー検出回路2の出力の内から1ビットの情報
を選択出力する第1の選択回路5と、張り付け機能を使
用するか否かを決定する張り付け指示信号入力部6と、
この張り付け指示信号入力部6の信号と前記第1の選択
回路5の出力信号とを論理積する論理積回路7と、この
論理積回路7の出力に応じてシフタ値および張り付け値
のいずれかを選択出力する第2の選択回路8と、この第
2の選択回路8によって選択されたデータを他の回路に
送出するための出力端子9とで構成されている。
【0020】前記オーバーフロー検出回路2は、図2に
示すように、前記データ入力端子1からのnビットの入
力データに対して各ビットのデータを抽出する入力部2
0と、この入力部20で抽出された各ビットのデータに
対して隣接する2ビットのデータを入力として前記入力
データを示すビット列上のビット反転位置を検出する排
他的論理和回路21と、この排他的論理和回路21の検
出したビット反転を下位ビット側に伝搬させる論理和回
路22と、これらの論理和回路22の出力をオーバーフ
ローが発生するビット位置を示したビット列として出力
する出力部24とを具備した構成で、前記出力部24の
データが前記第1の選択回路5に出力される。このオー
バーフロー検出回路2が出力部24に出力したビット列
では、オーバーフローが発生するビット位置の値が
‘1’となる。
示すように、前記データ入力端子1からのnビットの入
力データに対して各ビットのデータを抽出する入力部2
0と、この入力部20で抽出された各ビットのデータに
対して隣接する2ビットのデータを入力として前記入力
データを示すビット列上のビット反転位置を検出する排
他的論理和回路21と、この排他的論理和回路21の検
出したビット反転を下位ビット側に伝搬させる論理和回
路22と、これらの論理和回路22の出力をオーバーフ
ローが発生するビット位置を示したビット列として出力
する出力部24とを具備した構成で、前記出力部24の
データが前記第1の選択回路5に出力される。このオー
バーフロー検出回路2が出力部24に出力したビット列
では、オーバーフローが発生するビット位置の値が
‘1’となる。
【0021】前記シフタ回路4は、指定されたシフト量
に従って入力データをシフト処理する一般的なものであ
る。張り付け機能をソフトウェアによって得る従来のシ
フタ回路は、ハードウェア的には、このシフタ回路4
と、データ入力端子1と、シフト量入力端子3とで構成
されていた。
に従って入力データをシフト処理する一般的なものであ
る。張り付け機能をソフトウェアによって得る従来のシ
フタ回路は、ハードウェア的には、このシフタ回路4
と、データ入力端子1と、シフト量入力端子3とで構成
されていた。
【0022】前記第1の選択回路5は、オーバーフロー
検出回路2の出力と前記シフト量入力端子3で指定され
たシフト量とを入力として、前記オーバーフロー検出回
路2の出力部24の出力データの内から指定のシフト量
に対応した1ビットの情報(即ち、オーバーフローが発
生しているか否かを示すビット値)を選択出力するもの
で、前記シフタ回路4の1ビット分と同じ回路構成(即
ち、出力データのビット幅と等しい入力セレクタ)とさ
れている。
検出回路2の出力と前記シフト量入力端子3で指定され
たシフト量とを入力として、前記オーバーフロー検出回
路2の出力部24の出力データの内から指定のシフト量
に対応した1ビットの情報(即ち、オーバーフローが発
生しているか否かを示すビット値)を選択出力するもの
で、前記シフタ回路4の1ビット分と同じ回路構成(即
ち、出力データのビット幅と等しい入力セレクタ)とさ
れている。
【0023】前記張り付け指示信号入力部6は、張り付
け機能を使用するか否かを示す信号の入力部で、入力信
号が‘1’の場合は「張り付け機能を使用する」ことを
意味し、‘0’の場合は「張り付け機能を使用しない」
ことを意味する。
け機能を使用するか否かを示す信号の入力部で、入力信
号が‘1’の場合は「張り付け機能を使用する」ことを
意味し、‘0’の場合は「張り付け機能を使用しない」
ことを意味する。
【0024】前記第2の選択回路8は、図3に示すよう
に、前記シフタ回路4の出力データ(即ち、シフタ値)
が入力される第1入力部81と、データ入力端子1に入
力したデータの最上位ビット(即ち、張り付け値)が入
力する第2入力部82と、前記論理積回路7の出力を受
ける第3入力部83と、前記第3入力部83への入力
(即ち、論理積回路7の出力)を制御信号として第1入
力部81への入力信号または第2入力部82への入力信
号のいずれかを選択出力する2入力セレクタ(即ち、2
in1セレクタ)84と、この2入力セレクタ84の出力
信号を前記出力端子9に送出する出力部85とを具備し
た構成とされている。
に、前記シフタ回路4の出力データ(即ち、シフタ値)
が入力される第1入力部81と、データ入力端子1に入
力したデータの最上位ビット(即ち、張り付け値)が入
力する第2入力部82と、前記論理積回路7の出力を受
ける第3入力部83と、前記第3入力部83への入力
(即ち、論理積回路7の出力)を制御信号として第1入
力部81への入力信号または第2入力部82への入力信
号のいずれかを選択出力する2入力セレクタ(即ち、2
in1セレクタ)84と、この2入力セレクタ84の出力
信号を前記出力端子9に送出する出力部85とを具備し
た構成とされている。
【0025】なお、前記2入力セレクタ84は、論理積
回路7の出力が‘1’ならば第2入力部82に入力した
信号(即ち、最上位ビットの信号で張り付け値)を、論
理積回路7の出力が‘0’ならば第1入力部81に入力
した信号(即ち、シフタ回路4の出力するシフタ値)を
出力する。また、第2入力部82への入力信号は、2番
目以降の2入力セレクタ84に対してはインバータ86
によって反転入力されている。
回路7の出力が‘1’ならば第2入力部82に入力した
信号(即ち、最上位ビットの信号で張り付け値)を、論
理積回路7の出力が‘0’ならば第1入力部81に入力
した信号(即ち、シフタ回路4の出力するシフタ値)を
出力する。また、第2入力部82への入力信号は、2番
目以降の2入力セレクタ84に対してはインバータ86
によって反転入力されている。
【0026】以上の一実施例において、オーバーフロー
を検出して張り付けを行う場合の一連の動作について、
図1に基づいて、説明する。
を検出して張り付けを行う場合の一連の動作について、
図1に基づいて、説明する。
【0027】まず、データ入力端子1にデータが入力す
ると、オーバーフロー検出回路2が、シフタ回路4がど
の位置からデータを選ぶとオーバーフローが発生するか
を計算する。図2の回路の場合、オーバーフローが発生
するビット位置が‘1’のビット列を出力する。そし
て、オーバーフロー検出回路2による各ビットの出力の
内、指示されたシフト量に対応するビット位置のデータ
が第1の選択回路5によって選択されて論理積回路7へ
出力される。この第1の選択回路5からの出力が1の場
合は、オーバーフローが発生することを意味している。
ると、オーバーフロー検出回路2が、シフタ回路4がど
の位置からデータを選ぶとオーバーフローが発生するか
を計算する。図2の回路の場合、オーバーフローが発生
するビット位置が‘1’のビット列を出力する。そし
て、オーバーフロー検出回路2による各ビットの出力の
内、指示されたシフト量に対応するビット位置のデータ
が第1の選択回路5によって選択されて論理積回路7へ
出力される。この第1の選択回路5からの出力が1の場
合は、オーバーフローが発生することを意味している。
【0028】一方、シフタ回路4では、従来と同様に、
データ入力端子1への入力データに対してシフト処理
し、処理後のシフト値を第2の選択回路8へ出力する。
データ入力端子1への入力データに対してシフト処理
し、処理後のシフト値を第2の選択回路8へ出力する。
【0029】前記論理積回路7は、前記第1の選択回路
5の出力と前記張り付け指示信号入力部6の入力信号と
に応じた信号を第2の選択回路8に出力する。この論理
積回路7の出力信号は、前記第1の選択回路5の出力が
‘1’で、かつ張り付け指示信号入力部6の信号が張り
付けを指示する‘1’の時(即ち、オーバーフローが検
出され、かつ張り付け処理が指示されている場合)に限
って‘1’となる。
5の出力と前記張り付け指示信号入力部6の入力信号と
に応じた信号を第2の選択回路8に出力する。この論理
積回路7の出力信号は、前記第1の選択回路5の出力が
‘1’で、かつ張り付け指示信号入力部6の信号が張り
付けを指示する‘1’の時(即ち、オーバーフローが検
出され、かつ張り付け処理が指示されている場合)に限
って‘1’となる。
【0030】前記第2の選択回路8は、論理積回路7の
出力を制御信号としてシフタ回路4が出力したシフタ値
または入力データからの張り付け値のいずれかを選択し
て出力端子9に出力する。論理積回路7の出力が‘1’
の場合は、前記第2の選択回路8は張り付け値を選択す
る。
出力を制御信号としてシフタ回路4が出力したシフタ値
または入力データからの張り付け値のいずれかを選択し
て出力端子9に出力する。論理積回路7の出力が‘1’
の場合は、前記第2の選択回路8は張り付け値を選択す
る。
【0031】以上に詳述したように、本発明の一実施例
の張り付け機能付きシフタ回路では、オーバーフロー検
出回路2,第1の選択回路5,論理積回路7,第2の選
択回路8等のハードウェアで張り付け処理を実現するた
め、処理を高速化することができる。
の張り付け機能付きシフタ回路では、オーバーフロー検
出回路2,第1の選択回路5,論理積回路7,第2の選
択回路8等のハードウェアで張り付け処理を実現するた
め、処理を高速化することができる。
【0032】しかも、前記オーバーフロー検出回路2,
第1の選択回路5,論理積回路7,第2の選択回路8等
の回路を得るためにシフタ回路4に追加しなければなら
ないハードウェア量は、出力データのビット幅1ビット
当りに、排他的論理和回路,論理和回路,出力データの
ビット幅と等しい入力数の入力セレクタ、2入力セレク
タ等で済み、前記張り付け処理を実現するための回路構
成が簡単であるとともに、必要なハードウェア量が極め
て少なく、ハードウェア量の増加による大型化を防止す
ることもでき、固定小数点演算型DSP等への内蔵に適
した張り付け機能付きシフタ回路を提供することが可能
になる。
第1の選択回路5,論理積回路7,第2の選択回路8等
の回路を得るためにシフタ回路4に追加しなければなら
ないハードウェア量は、出力データのビット幅1ビット
当りに、排他的論理和回路,論理和回路,出力データの
ビット幅と等しい入力数の入力セレクタ、2入力セレク
タ等で済み、前記張り付け処理を実現するための回路構
成が簡単であるとともに、必要なハードウェア量が極め
て少なく、ハードウェア量の増加による大型化を防止す
ることもでき、固定小数点演算型DSP等への内蔵に適
した張り付け機能付きシフタ回路を提供することが可能
になる。
【0033】また、図2,図3に示したように、オーバ
ーフロー検出回路2や第2の選択回路8が整然とした規
則的な回路構成となっているため、LSI化も容易であ
り、LSI化によって固定小数点演算型DSPの内蔵に
適したコンパクト化を促進することも期待できる。
ーフロー検出回路2や第2の選択回路8が整然とした規
則的な回路構成となっているため、LSI化も容易であ
り、LSI化によって固定小数点演算型DSPの内蔵に
適したコンパクト化を促進することも期待できる。
【0034】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
に係る張り付け機能付きシフタ回路では、オーバーフロ
ー検出回路,第1の選択回路,論理積回路,第2の選択
回路等のハードウェアで張り付け処理を実現するため、
処理を高速化することができる。
に係る張り付け機能付きシフタ回路では、オーバーフロ
ー検出回路,第1の選択回路,論理積回路,第2の選択
回路等のハードウェアで張り付け処理を実現するため、
処理を高速化することができる。
【0035】しかも、前記オーバーフロー検出回路,第
1の選択回路,論理積回路,第2の選択回路等の回路を
得るために基本回路であるシフタ回路に追加しなければ
ならないハードウェア量は、出力データのビット幅1ビ
ット当りに、排他的論理和回路,論理和回路,出力デー
タのビット幅と等しい入力数の入力セレクタ、2入力セ
レクタ等で済み、前記張り付け処理を実現するための回
路構成が簡単であるとともに、必要なハードウェア量が
極めて少なく、ハードウェア量の増加による大型化を防
止することもでき、固定小数点演算型DSP等への内蔵
に適した張り付け機能付きシフタ回路を提供することが
可能になる。
1の選択回路,論理積回路,第2の選択回路等の回路を
得るために基本回路であるシフタ回路に追加しなければ
ならないハードウェア量は、出力データのビット幅1ビ
ット当りに、排他的論理和回路,論理和回路,出力デー
タのビット幅と等しい入力数の入力セレクタ、2入力セ
レクタ等で済み、前記張り付け処理を実現するための回
路構成が簡単であるとともに、必要なハードウェア量が
極めて少なく、ハードウェア量の増加による大型化を防
止することもでき、固定小数点演算型DSP等への内蔵
に適した張り付け機能付きシフタ回路を提供することが
可能になる。
【0036】また、オーバーフロー検出回路や第2の選
択回路は、図2および図3に示すように、整然とした規
則的な回路構成にすることができるため、LSI化も容
易であり、LSI化によって固定小数点演算型DSPの
内蔵に適したコンパクト化を一層促進することも期待で
きる。
択回路は、図2および図3に示すように、整然とした規
則的な回路構成にすることができるため、LSI化も容
易であり、LSI化によって固定小数点演算型DSPの
内蔵に適したコンパクト化を一層促進することも期待で
きる。
【図1】本発明に係る張り付け機能付きシフタ回路の一
実施例のブロック図である。
実施例のブロック図である。
【図2】本発明の一実施例のオーバーフロー検出回路の
構成図である。
構成図である。
【図3】本発明の一実施例における第2の選択回路の構
成図である。
成図である。
1 データ入力端子 2 オーバーフロー検出回路 3 シフト量入力端子 4 シフタ回路 5 第1の選択回路 6 張り付け指示信号入力部 7 論理積回路 8 第2の選択回路 9 出力端子 20 入力部 21 排他的論理和回路 22 論理和回路 24 出力部 81 第1入力部 82 第2入力部 83 第3入力部 84 2入力セレクタ 85 出力部 86 インバータ
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−76621(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 5/01 G06F 7/00 G06F 7/38
Claims (1)
- 【請求項1】 指定されたシフト量に基づいて入力デー
タのビット列に対してシフト処理するシフタ回路の他
に、 前記入力データを示すビット列上のビット反転位置を検
出する排他的論理和回路と、この排他的論理和回路の検
出したビット反転を下位ビット側に伝搬させる論理和回
路とを備えて、オーバーフローが発生するビット位置を
示したビット列を出力するオーバーフロー検出回路と、 前記オーバーフロー検出回路の出力するビット列から前
記シフタ回路のシフト量に対応するビット位置のデータ
を選択する第1の選択回路と、前記入力データに基づいて張り付けに使用する張り付け
ビット列を動的に生成し、前記第1の選択回路の選択結
果に応じて、前記シフタ回路が出力するビット列または
当該張り付けビット列のいずれかを選択して 出力する第
2の選択回路とを備えたことを特徴とする張り付け機能
付きシフタ回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14263092A JP3272033B2 (ja) | 1992-06-03 | 1992-06-03 | 張り付け機能付きシフタ回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14263092A JP3272033B2 (ja) | 1992-06-03 | 1992-06-03 | 張り付け機能付きシフタ回路 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05334043A JPH05334043A (ja) | 1993-12-17 |
| JP3272033B2 true JP3272033B2 (ja) | 2002-04-08 |
Family
ID=15319813
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14263092A Expired - Fee Related JP3272033B2 (ja) | 1992-06-03 | 1992-06-03 | 張り付け機能付きシフタ回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3272033B2 (ja) |
-
1992
- 1992-06-03 JP JP14263092A patent/JP3272033B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH05334043A (ja) | 1993-12-17 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |