JP3274841B2 - 地盤改良用固化材の散布装置 - Google Patents
地盤改良用固化材の散布装置Info
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- JP3274841B2 JP3274841B2 JP31856098A JP31856098A JP3274841B2 JP 3274841 B2 JP3274841 B2 JP 3274841B2 JP 31856098 A JP31856098 A JP 31856098A JP 31856098 A JP31856098 A JP 31856098A JP 3274841 B2 JP3274841 B2 JP 3274841B2
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- Consolidation Of Soil By Introduction Of Solidifying Substances Into Soil (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、土木施工の一種
である地盤改良に係り、基礎地盤の軟弱土と攪拌混合さ
れるセメント等の紛状の固化材を地盤上に散布するのに
好適な地盤改良用固化材の散布装置に関する。
である地盤改良に係り、基礎地盤の軟弱土と攪拌混合さ
れるセメント等の紛状の固化材を地盤上に散布するのに
好適な地盤改良用固化材の散布装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、セメント等の固化材を基礎地
盤の軟弱土と地中で強制的に攪拌混合することにより、
固結した柱状、壁状及びブロック状等の混合処理土を形
成するようにした地盤改良がある。固化材と軟弱土とを
攪拌混合するには、攪拌機を備えた周知の混合装置が使
用される。その攪拌混合に先立ち、改良すべき地盤上に
所要量の固化材を散布するようにしている。ここで、固
化材の散布に当たって、その粉体の飛散に注意する必要
がある。特に、住宅に隣接する工事現場等では、細心の
注意を要する。又、固化材を、軟弱土との混合比率を考
慮して多数のエリアに所要量だけ正確かつ均一に敷き詰
めることも重要である。そのために、固化材専用の散布
装置が使用される。
盤の軟弱土と地中で強制的に攪拌混合することにより、
固結した柱状、壁状及びブロック状等の混合処理土を形
成するようにした地盤改良がある。固化材と軟弱土とを
攪拌混合するには、攪拌機を備えた周知の混合装置が使
用される。その攪拌混合に先立ち、改良すべき地盤上に
所要量の固化材を散布するようにしている。ここで、固
化材の散布に当たって、その粉体の飛散に注意する必要
がある。特に、住宅に隣接する工事現場等では、細心の
注意を要する。又、固化材を、軟弱土との混合比率を考
慮して多数のエリアに所要量だけ正確かつ均一に敷き詰
めることも重要である。そのために、固化材専用の散布
装置が使用される。
【0003】この種の散布装置として、本願出願人によ
り出願され、特開平9−304155号公報に開示され
た計量箱(散布箱)を含む散布装置がある。図18に示
すように、この散布装置は、バックホウ41と、そのア
ーム42等の先端に取り付けられた散布箱43とを備え
る。散布箱43は、底面のみが開放された空洞状のもの
である。この散布箱43は、その中にセメント等の粉状
の固化材を吐出するためのサイクロン44と、散布箱4
3の中で舞い上がる粉体を捕集するための集塵機45
と、散布箱43の側面に設けられ、透明板46で塞がれ
た覗窓47とを含む。この散布装置によれば、バックホ
ウ41のアーム42等を操作して地盤上に散布箱43を
設置し、その箱43の中を密閉する。この状態で、サイ
クロン44から固化材を吐出することにより、散布箱4
3の範囲内で地盤上に固化材を散布する。このとき、固
化材は散布箱43の中で散布されることから、固化材が
箱43の外部へ飛散することがなく、固化材がロスする
こともない。又、散布箱43の中に吐出された固化材
は、覗窓47を通じて外部より透視できるので、固化材
の散布量が調整し易くなる。
り出願され、特開平9−304155号公報に開示され
た計量箱(散布箱)を含む散布装置がある。図18に示
すように、この散布装置は、バックホウ41と、そのア
ーム42等の先端に取り付けられた散布箱43とを備え
る。散布箱43は、底面のみが開放された空洞状のもの
である。この散布箱43は、その中にセメント等の粉状
の固化材を吐出するためのサイクロン44と、散布箱4
3の中で舞い上がる粉体を捕集するための集塵機45
と、散布箱43の側面に設けられ、透明板46で塞がれ
た覗窓47とを含む。この散布装置によれば、バックホ
ウ41のアーム42等を操作して地盤上に散布箱43を
設置し、その箱43の中を密閉する。この状態で、サイ
クロン44から固化材を吐出することにより、散布箱4
3の範囲内で地盤上に固化材を散布する。このとき、固
化材は散布箱43の中で散布されることから、固化材が
箱43の外部へ飛散することがなく、固化材がロスする
こともない。又、散布箱43の中に吐出された固化材
は、覗窓47を通じて外部より透視できるので、固化材
の散布量が調整し易くなる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記従来の
散布装置では、図18に示すように、散布箱43がその
側壁に突設された複数の連結部材48を介して、アーム
42の先端と、バケットシリンダ48のリンク機構50
とに対し、バケットと同等のアタッチメントとして直接
連結される。周知のように、アーム42はブーム51に
連結され、そのブーム51に設けられたアームシリンダ
52に連結される。そして、アームムシリンダ52が駆
動させることにより、ブーム51に対するアーム42の
傾きが変えられる。バケットシリンダ48が駆動される
ことにより、アーム42に対する散布箱43の傾きが変
えられる。ここで、二つのシリンダ48,52をそれぞ
れ適宜に駆動することにより、アーム42及び散布箱4
3が動かされ、散布箱43が上下動され、或いは散布箱
43の傾きが変えられる。
散布装置では、図18に示すように、散布箱43がその
側壁に突設された複数の連結部材48を介して、アーム
42の先端と、バケットシリンダ48のリンク機構50
とに対し、バケットと同等のアタッチメントとして直接
連結される。周知のように、アーム42はブーム51に
連結され、そのブーム51に設けられたアームシリンダ
52に連結される。そして、アームムシリンダ52が駆
動させることにより、ブーム51に対するアーム42の
傾きが変えられる。バケットシリンダ48が駆動される
ことにより、アーム42に対する散布箱43の傾きが変
えられる。ここで、二つのシリンダ48,52をそれぞ
れ適宜に駆動することにより、アーム42及び散布箱4
3が動かされ、散布箱43が上下動され、或いは散布箱
43の傾きが変えられる。
【0005】従って、アーム42と散布箱43の動きに
よっては、例えば、アーム42をブーム51に引き寄せ
ようとしたときに、アーム42等の先端に連結された散
布箱43がリンク機構50やバケットシリンダ48と干
渉するおそれがあり、その意味で散布箱43の移動の自
由度が制限されることになった。このため、地盤改良が
複雑な区画形状で行われた場合に、その形状に合わせて
散布箱43を自由に移動させるためには、バックホウ4
1そのものを前後左右へ頻繁に移動させなければなら
ず、作業ロスが大きくなるおそれがあった。しかも、散
布箱43がアーム42及びリンク機構50に直接連結さ
れることから、予めアーム42等にバケットが取り付け
られている場合には、散布箱43をアーム42等に取り
付けるたび毎にバケットを取り外さなくてはならず、作
業が面倒なものとなる。
よっては、例えば、アーム42をブーム51に引き寄せ
ようとしたときに、アーム42等の先端に連結された散
布箱43がリンク機構50やバケットシリンダ48と干
渉するおそれがあり、その意味で散布箱43の移動の自
由度が制限されることになった。このため、地盤改良が
複雑な区画形状で行われた場合に、その形状に合わせて
散布箱43を自由に移動させるためには、バックホウ4
1そのものを前後左右へ頻繁に移動させなければなら
ず、作業ロスが大きくなるおそれがあった。しかも、散
布箱43がアーム42及びリンク機構50に直接連結さ
れることから、予めアーム42等にバケットが取り付け
られている場合には、散布箱43をアーム42等に取り
付けるたび毎にバケットを取り外さなくてはならず、作
業が面倒なものとなる。
【0006】この発明は上記の事情に鑑みてなされたも
のであって、その目的は、バックホウのアームに設けら
れる散布箱を備えた装置において、その散布箱の移動の
自由度を高め、その散布箱の取付作業の簡易化を図るこ
とを可能にした地盤改良用固化材の散布装置を提供する
ことにある。
のであって、その目的は、バックホウのアームに設けら
れる散布箱を備えた装置において、その散布箱の移動の
自由度を高め、その散布箱の取付作業の簡易化を図るこ
とを可能にした地盤改良用固化材の散布装置を提供する
ことにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の発明は、バックホウのアームに設
けられ、上壁及び側壁で囲まれて底側が開放され、上壁
及び側壁の少なくとも一方に通気孔が設けられた空洞状
の散布箱と、その散布箱の中に地盤改良に使用される粉
状の固化材を吐出するための固化材吐出手段と、散布箱
の中に吐出されて舞い上がる粉体を捕集するための集塵
機とを備え、散布箱を地盤上に置いて、固化材吐出手段
から吐出される固化材を底側の開口から地盤上に散布す
るようにした散布装置において、散布箱を、アームの先
端近傍であってアームの側方に配置して連結手段を介し
てアームに取り付け、散布箱が地盤上に置かれたとき
に、地盤上に突き刺さり地面と散布箱の下縁との隙間を
封止するようにした封止部材を設けたことを趣旨として
いる。
に、請求項1に記載の発明は、バックホウのアームに設
けられ、上壁及び側壁で囲まれて底側が開放され、上壁
及び側壁の少なくとも一方に通気孔が設けられた空洞状
の散布箱と、その散布箱の中に地盤改良に使用される粉
状の固化材を吐出するための固化材吐出手段と、散布箱
の中に吐出されて舞い上がる粉体を捕集するための集塵
機とを備え、散布箱を地盤上に置いて、固化材吐出手段
から吐出される固化材を底側の開口から地盤上に散布す
るようにした散布装置において、散布箱を、アームの先
端近傍であってアームの側方に配置して連結手段を介し
てアームに取り付け、散布箱が地盤上に置かれたとき
に、地盤上に突き刺さり地面と散布箱の下縁との隙間を
封止するようにした封止部材を設けたことを趣旨として
いる。
【0008】上記の構成によれば、バックホウのアーム
を操作して地盤上に散布箱を設置し、その散布箱の中を
密閉する。この状態で、固化材吐出手段により散布箱の
中に固化材を吐出することにより、散布箱の範囲内で地
盤上に固化材が散布される。このとき、散布箱の中の空
気の一部が固化材に置き換わって通気孔より外部へ排出
される。ここでは、固化材は散布箱の中で散布されるこ
とから、固化材が散布箱の外部へ飛散することはなく、
固化材がロスすることもない。又、散布箱の中で舞い上
がった粉体が集塵機により捕集されることから、散布箱
の中での粉体の飛散が速やかに静められる。従って、散
布箱を次の場所へ移動させようとするときに、散布箱の
底側の開口から粉体が外部へ飛散することがない。散布
箱を任意の位置へ移動するには、アーム等を駆動するこ
とになる。ここで、散布箱がアームの先端近傍であって
アームの側方に配置された連結手段を介してアームに取
り付けられることから、アームが如何に動かされてもア
ーム等と散布箱が互いに干渉することがない。従って、
アームの動きが散布箱により制限を受けることもない。
又、散布箱が地盤上に置かれたときに、封止部材が地盤
上に突き刺さり地面と散布箱の下縁との隙間が封止され
ることになる。従って、散布箱の中へ固化材を吐出した
ときに、散布箱の中の空気と共に固化材の粉体が散布箱
の下縁から噴出することが抑えられる。
を操作して地盤上に散布箱を設置し、その散布箱の中を
密閉する。この状態で、固化材吐出手段により散布箱の
中に固化材を吐出することにより、散布箱の範囲内で地
盤上に固化材が散布される。このとき、散布箱の中の空
気の一部が固化材に置き換わって通気孔より外部へ排出
される。ここでは、固化材は散布箱の中で散布されるこ
とから、固化材が散布箱の外部へ飛散することはなく、
固化材がロスすることもない。又、散布箱の中で舞い上
がった粉体が集塵機により捕集されることから、散布箱
の中での粉体の飛散が速やかに静められる。従って、散
布箱を次の場所へ移動させようとするときに、散布箱の
底側の開口から粉体が外部へ飛散することがない。散布
箱を任意の位置へ移動するには、アーム等を駆動するこ
とになる。ここで、散布箱がアームの先端近傍であって
アームの側方に配置された連結手段を介してアームに取
り付けられることから、アームが如何に動かされてもア
ーム等と散布箱が互いに干渉することがない。従って、
アームの動きが散布箱により制限を受けることもない。
又、散布箱が地盤上に置かれたときに、封止部材が地盤
上に突き刺さり地面と散布箱の下縁との隙間が封止され
ることになる。従って、散布箱の中へ固化材を吐出した
ときに、散布箱の中の空気と共に固化材の粉体が散布箱
の下縁から噴出することが抑えられる。
【0009】上記目的を達成するために、請求項2に記
載の発明は、請求項1の発明の構成において、封止部材
は、地盤上に置かれた散布箱を水平方向へ移動させるこ
とにより、レーキとして機能するものであることを趣旨
としている。
載の発明は、請求項1の発明の構成において、封止部材
は、地盤上に置かれた散布箱を水平方向へ移動させるこ
とにより、レーキとして機能するものであることを趣旨
としている。
【0010】上記構成によれば、請求項1の発明の作用
に加え、地盤上に置かれた散布箱を水平方向へ移動させ
ることにより、封止部材がレーキとして機能して地盤上
に散布された固化材に作用し、その固化材が均される。
又、封止部材がレーキとして機能して改良前、改良後の
地面にも作用し、その地面が均される。
に加え、地盤上に置かれた散布箱を水平方向へ移動させ
ることにより、封止部材がレーキとして機能して地盤上
に散布された固化材に作用し、その固化材が均される。
又、封止部材がレーキとして機能して改良前、改良後の
地面にも作用し、その地面が均される。
【0011】上記目的を達成するために、請求項3に記
載の発明は、請求項1又は請求項2 の発明の構成におい
て、固化材吐出手段は、散布箱の中に配置されたサイク
ロンを含み、そのサイクロンは固化材を吐出するために
下方へ向かって開口する吐出口を含み、その吐出口に、
吐出される固化材を散布箱の中で拡散するための拡散手
段を設けたことを趣旨としている。
載の発明は、請求項1又は請求項2 の発明の構成におい
て、固化材吐出手段は、散布箱の中に配置されたサイク
ロンを含み、そのサイクロンは固化材を吐出するために
下方へ向かって開口する吐出口を含み、その吐出口に、
吐出される固化材を散布箱の中で拡散するための拡散手
段を設けたことを趣旨としている。
【0012】上記の構成によれば、請求項1又は請求項
2の発明の作用に加え、サイクロンの吐出口から固化材
が吐出されるときに、その固化材が拡散手段により散布
箱の中で拡散される。従って、吐出口からの吐出時に固
化材に与えられた運動エネルギーが緩和される。
2の発明の作用に加え、サイクロンの吐出口から固化材
が吐出されるときに、その固化材が拡散手段により散布
箱の中で拡散される。従って、吐出口からの吐出時に固
化材に与えられた運動エネルギーが緩和される。
【0013】上記目的を達成するために、請求項4に記
載の発明は、請求項1乃至請求項3の一つの発明の構成
において、散布箱の中に、集塵機へ向かう粉体の一部を
予め捕集するために、粉体の通過を規制し空気の通過を
許容する空気抜きシートを設けたことを趣旨としてい
る。
載の発明は、請求項1乃至請求項3の一つの発明の構成
において、散布箱の中に、集塵機へ向かう粉体の一部を
予め捕集するために、粉体の通過を規制し空気の通過を
許容する空気抜きシートを設けたことを趣旨としてい
る。
【0014】上記の構成によれば、請求項1乃至請求項
3の一つの発明の作用に加え、散布箱の中で舞い上がる
粉体は集塵機により捕集されるが、その集塵機へ向かお
うとする粉体の一部が空気抜きシートにより予め捕集さ
れることになる。従って、1回の散布に当たって集塵機
で捕集される粉体の量が軽減される。
3の一つの発明の作用に加え、散布箱の中で舞い上がる
粉体は集塵機により捕集されるが、その集塵機へ向かお
うとする粉体の一部が空気抜きシートにより予め捕集さ
れることになる。従って、1回の散布に当たって集塵機
で捕集される粉体の量が軽減される。
【0015】上記目的を達成するために、請求項5に記
載の発明は、請求項1乃至請求項4の一つの発明の構成
において、散布箱の側壁に、内部が透視可能な透明板で
塞がれた覗窓を設けたことを趣旨としている。
載の発明は、請求項1乃至請求項4の一つの発明の構成
において、散布箱の側壁に、内部が透視可能な透明板で
塞がれた覗窓を設けたことを趣旨としている。
【0016】上記の構成によれば、請求項1乃至請求項
4の一つの発明の作用加え、散布箱の側壁に透明板で塞
がれた覗窓が設けられていることから、散布箱の中に吐
出されて散布された固化材が、覗窓を通じて外部より透
視可能となる。
4の一つの発明の作用加え、散布箱の側壁に透明板で塞
がれた覗窓が設けられていることから、散布箱の中に吐
出されて散布された固化材が、覗窓を通じて外部より透
視可能となる。
【0017】上記目的を達成するために、請求項6に記
載の発明は、請求項5の発明の構成において、散布箱の
側壁に、散布される固化材を検量するためのスケールを
設けたことを趣旨としている。
載の発明は、請求項5の発明の構成において、散布箱の
側壁に、散布される固化材を検量するためのスケールを
設けたことを趣旨としている。
【0018】上記の構成によれば、請求項5の発明の作
用に加え、覗窓から透視される固化材がスケールによっ
て検量可能になる。従って、固化材の散布量の過不足を
スケールによって確認することが可能になる。
用に加え、覗窓から透視される固化材がスケールによっ
て検量可能になる。従って、固化材の散布量の過不足を
スケールによって確認することが可能になる。
【0019】上記目的を達成するために、請求項7に記
載の発明は、請求項1の発明の構成において、固化材吐
出手段は、散布箱の中に配置されたサイクロンを含み、
サイクロンは固化材を吐出するために下方へ向かって開
口する吐出口を含み、その吐出口から余分な固化材が溢
れ出るのを規制するために、吐出口を封鎖可能にした開
閉蓋を設けたことを趣旨とする。
載の発明は、請求項1の発明の構成において、固化材吐
出手段は、散布箱の中に配置されたサイクロンを含み、
サイクロンは固化材を吐出するために下方へ向かって開
口する吐出口を含み、その吐出口から余分な固化材が溢
れ出るのを規制するために、吐出口を封鎖可能にした開
閉蓋を設けたことを趣旨とする。
【0020】上記の構成によれば、請求項1の発明の作
用に加え、以下のように作用する。即ち、サイクロンの
吐出口からの固化材の吐出が停止されようとするとき
に、サイクロン中の残圧により余分な固化材が吐出口か
ら溢れ出るおそれがある。この発明の構成によれば、吐
出口からの固化材の吐出が停止されようとするときに、
作業者が散布箱の外から開閉蓋を操作して吐出口を封鎖
することにより、吐出口からの余分な固化材の溢れ出が
規制される。又、吐出口を封鎖することにより溜まった
固化材は、次に固化材散布を行う散布箇所において使用
することが可能である。
用に加え、以下のように作用する。即ち、サイクロンの
吐出口からの固化材の吐出が停止されようとするとき
に、サイクロン中の残圧により余分な固化材が吐出口か
ら溢れ出るおそれがある。この発明の構成によれば、吐
出口からの固化材の吐出が停止されようとするときに、
作業者が散布箱の外から開閉蓋を操作して吐出口を封鎖
することにより、吐出口からの余分な固化材の溢れ出が
規制される。又、吐出口を封鎖することにより溜まった
固化材は、次に固化材散布を行う散布箇所において使用
することが可能である。
【0021】
【発明の実施の形態】[第1の実施の形態] 以下、本発明の地盤改良用固化材の散布装置を具体化し
た第1の実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。
た第1の実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。
【0022】図1に本実施の形態の散布装置の概略構成
を示す。この散布装置は、周知のバックホウ1と、その
バックホウ1のアーム2に設けられた散布箱3と、その
散布箱3に設けられたサイクロン4と、バックホウ1に
設けられた集塵機5とを備える。
を示す。この散布装置は、周知のバックホウ1と、その
バックホウ1のアーム2に設けられた散布箱3と、その
散布箱3に設けられたサイクロン4と、バックホウ1に
設けられた集塵機5とを備える。
【0023】図2に散布箱3の断面図を、図3に散布箱
3の平面図を、図4に散布箱3の底面図をそれぞれ示
す。直方体形状をなす散布箱3は、上壁3a及び側壁3
bで囲まれた空洞状をなし、その底側のみが開放されて
開口3cを有する。上壁3a及び側壁3bには、通気孔
6,7が設けられる。
3の平面図を、図4に散布箱3の底面図をそれぞれ示
す。直方体形状をなす散布箱3は、上壁3a及び側壁3
bで囲まれた空洞状をなし、その底側のみが開放されて
開口3cを有する。上壁3a及び側壁3bには、通気孔
6,7が設けられる。
【0024】上壁3aに固定されたサイクロン4は、散
布箱3の中に地盤改良に使用されるセメント等の粉状の
固化材を吐出するためのものである。サイクロン4の下
部は散布箱3の中に配置され、その下端に、固化材を吐
出するために下方へ向かって開口する吐出口4aが設け
られる。サイクロン4には吸入口8aを含むホース継手
8が設けられる。図1に示すように、このホース継手8
には、ローリ車9から延びるホース10が接続される。
そして、ローリ車9のタンク11に収容された紛状の固
化材が空気と共にホース10及びホース継手8を介して
サイクロン4の中へ圧送されるようになっている。サイ
クロン4は、その中に圧送された固化材の粉体に旋回運
動を与え、粉体に作用する遠心力によって粉体を空気か
ら分離するものである。分離された粉体、即ち固化材
は、吐出口4aから散布箱3の中に吐出される。
布箱3の中に地盤改良に使用されるセメント等の粉状の
固化材を吐出するためのものである。サイクロン4の下
部は散布箱3の中に配置され、その下端に、固化材を吐
出するために下方へ向かって開口する吐出口4aが設け
られる。サイクロン4には吸入口8aを含むホース継手
8が設けられる。図1に示すように、このホース継手8
には、ローリ車9から延びるホース10が接続される。
そして、ローリ車9のタンク11に収容された紛状の固
化材が空気と共にホース10及びホース継手8を介して
サイクロン4の中へ圧送されるようになっている。サイ
クロン4は、その中に圧送された固化材の粉体に旋回運
動を与え、粉体に作用する遠心力によって粉体を空気か
ら分離するものである。分離された粉体、即ち固化材
は、吐出口4aから散布箱3の中に吐出される。
【0025】吐出口4aには、吐出される固化材を散布
箱3の中で拡散するための本発明の拡散手段を構成する
拡散板12が設けられる。図7,8に、この拡散板12
の正面図、平面図をそれぞれ示す。金属製の拡散板12
はほぼ四角錐形状をなし、その先端が吐出口4aの周壁
に対して固定具(図示しない)により固定される。
箱3の中で拡散するための本発明の拡散手段を構成する
拡散板12が設けられる。図7,8に、この拡散板12
の正面図、平面図をそれぞれ示す。金属製の拡散板12
はほぼ四角錐形状をなし、その先端が吐出口4aの周壁
に対して固定具(図示しない)により固定される。
【0026】集塵機5は、散布箱3の中に吐出されて舞
い上がる粉体を捕集するためのものである。図1に示す
ように、集塵機5から延びるホース状のダクト13は、
散布箱3の側壁に開けられた集塵口14(図2参照)に
接続される。従って、集塵機5を作動させることによ
り、散布箱3の中で舞い上がった粉体は、集塵口14及
びダクト13を通じて集塵機5に吸引され、捕集され
る。集塵機5に捕集された粉体は、再び散布箱3へ移さ
れて再利用に供される。
い上がる粉体を捕集するためのものである。図1に示す
ように、集塵機5から延びるホース状のダクト13は、
散布箱3の側壁に開けられた集塵口14(図2参照)に
接続される。従って、集塵機5を作動させることによ
り、散布箱3の中で舞い上がった粉体は、集塵口14及
びダクト13を通じて集塵機5に吸引され、捕集され
る。集塵機5に捕集された粉体は、再び散布箱3へ移さ
れて再利用に供される。
【0027】散布箱3は、底側開口3cを下にして地盤
上に置かれる。その状態でサイクロン4の吐出口4aか
ら吐出される固化材が、開口3cから地盤上に散布され
るようになっている。図2,3に示すように、散布箱3
の下縁四辺には、本発明の封止部材としての下方へ突出
する連続した突条15と、水平方向へ突出するフランジ
16が設けられる。突条15は、散布箱3が地盤上に置
かれたときに、地盤上に突き刺さり地面と散布箱3の下
縁との隙間を封止するためのものである。突条15は、
地盤上に置かれた散布箱3を水平方向へ移動させること
により、レーキとして機能するものでもある。フランジ
16は、散布箱3が地盤上に置かれたときに、突条15
が所定量だけ地盤に貫入していることを確認するための
ものであり、地面に対する散布箱3の接触面積を拡げる
ためのものでもある。
上に置かれる。その状態でサイクロン4の吐出口4aか
ら吐出される固化材が、開口3cから地盤上に散布され
るようになっている。図2,3に示すように、散布箱3
の下縁四辺には、本発明の封止部材としての下方へ突出
する連続した突条15と、水平方向へ突出するフランジ
16が設けられる。突条15は、散布箱3が地盤上に置
かれたときに、地盤上に突き刺さり地面と散布箱3の下
縁との隙間を封止するためのものである。突条15は、
地盤上に置かれた散布箱3を水平方向へ移動させること
により、レーキとして機能するものでもある。フランジ
16は、散布箱3が地盤上に置かれたときに、突条15
が所定量だけ地盤に貫入していることを確認するための
ものであり、地面に対する散布箱3の接触面積を拡げる
ためのものでもある。
【0028】図2に示すように、散布箱3の中には、サ
イクロン4の周りを囲うようにして空気抜きシート17
が設けられる。この空気抜きシート17は、集塵機5へ
向かって吸引される粉体の一部を予め捕集するためのも
のである。この空気抜きシート17は、1枚又は複数枚
重ねの布より形成され、粉体の通過を規制し空気の通過
を許容する程度の網目を有する。図5,6に、このシー
ト17及びその網目17aの形状の一例を拡大して示
す。尚、前述した通気孔6,7は、空気抜きシート17
により塞がれる。
イクロン4の周りを囲うようにして空気抜きシート17
が設けられる。この空気抜きシート17は、集塵機5へ
向かって吸引される粉体の一部を予め捕集するためのも
のである。この空気抜きシート17は、1枚又は複数枚
重ねの布より形成され、粉体の通過を規制し空気の通過
を許容する程度の網目を有する。図5,6に、このシー
ト17及びその網目17aの形状の一例を拡大して示
す。尚、前述した通気孔6,7は、空気抜きシート17
により塞がれる。
【0029】散布箱3の一側壁3bには、内部が透視可
能な透明板18で塞がれた覗窓19が設けられる。透明
板18はクリアフィルム等を貼ったガラス又は透視性の
ある部材より形成され、必要に応じて取り外し可能であ
る。覗窓19が設けられた側壁3bには、散布される固
化材を検量するためのスケール20が設けられる。図2
に示すように、このスケール20は、側壁3bに対して
水平方向に平行に引かれ複数本の線よりなり、下から5
00kg、750kg、1000kgの散布量を表示す
る。
能な透明板18で塞がれた覗窓19が設けられる。透明
板18はクリアフィルム等を貼ったガラス又は透視性の
ある部材より形成され、必要に応じて取り外し可能であ
る。覗窓19が設けられた側壁3bには、散布される固
化材を検量するためのスケール20が設けられる。図2
に示すように、このスケール20は、側壁3bに対して
水平方向に平行に引かれ複数本の線よりなり、下から5
00kg、750kg、1000kgの散布量を表示す
る。
【0030】そして、この散布装置は、上記のように構
成した散布箱3が、バックホウ1のアーム2の先端近傍
であってアーム2の側方に配置され、図2,3に示すよ
うに、予めアーム2に装備されたバケット21に対して
取り付けられる。散布箱3の上部に取り付けられたブラ
ケット22の下端には、散布箱3の横振れを防止するた
めの横振れ防止具23が設けられる。散布箱3の一側壁
3bには、側方へ突出したステー24が設けられる。散
布箱3は、ステー24をバケット21の下面に当て、横
振れ防止具23をバケット21の側壁に連結することに
より、バケット21に対して取り付けられる。この実施
の形態では、バケット21、横振れ防止具23及びブラ
ケット22が、本発明の連結手段を構成する。
成した散布箱3が、バックホウ1のアーム2の先端近傍
であってアーム2の側方に配置され、図2,3に示すよ
うに、予めアーム2に装備されたバケット21に対して
取り付けられる。散布箱3の上部に取り付けられたブラ
ケット22の下端には、散布箱3の横振れを防止するた
めの横振れ防止具23が設けられる。散布箱3の一側壁
3bには、側方へ突出したステー24が設けられる。散
布箱3は、ステー24をバケット21の下面に当て、横
振れ防止具23をバケット21の側壁に連結することに
より、バケット21に対して取り付けられる。この実施
の形態では、バケット21、横振れ防止具23及びブラ
ケット22が、本発明の連結手段を構成する。
【0031】ここで、周知のように、アーム2は、バッ
クホウ1に設けられたブーム25に連結され、そのブー
ム25に設けられたアームシリンダ26に連結される。
ブーム25は、ブームシリンダ27により上下動され
る。アームシリンダ26が駆動させることにより、ブー
ム25に対するアーム2の傾きが変えられる。アーム2
に設けられたバケットシリンダ28は、リンク機構29
を介してバケット21に連結される。そして、バケット
シリンダ28が駆動されることにより、アーム2に対す
るバケット21の傾きが変えられる。ここで、三つのシ
リンダ26〜28をそれぞれ適宜に駆動することによ
り、ブーム25、アーム2及びバケット21がそれぞれ
動かされ、バケット21と共に散布箱3が上下動される
と共に、散布箱3の傾きが変えられる。
クホウ1に設けられたブーム25に連結され、そのブー
ム25に設けられたアームシリンダ26に連結される。
ブーム25は、ブームシリンダ27により上下動され
る。アームシリンダ26が駆動させることにより、ブー
ム25に対するアーム2の傾きが変えられる。アーム2
に設けられたバケットシリンダ28は、リンク機構29
を介してバケット21に連結される。そして、バケット
シリンダ28が駆動されることにより、アーム2に対す
るバケット21の傾きが変えられる。ここで、三つのシ
リンダ26〜28をそれぞれ適宜に駆動することによ
り、ブーム25、アーム2及びバケット21がそれぞれ
動かされ、バケット21と共に散布箱3が上下動される
と共に、散布箱3の傾きが変えられる。
【0032】次に、上記のように構成した散布装置の使
用態様について説明する。この散布装置を使用した固化
材の散布は、その固化材を基礎地盤の軟弱土と地中で強
制的に攪拌混合することにより、固結した柱状、壁状及
びブロック状等の混合処理土を形成する地盤改良の一環
として行われる。固化材と軟弱土とを攪拌混合するのに
先立ち、改良すべき地盤上に所要量の固化材を散布する
ためにこの散布装置が使用される。
用態様について説明する。この散布装置を使用した固化
材の散布は、その固化材を基礎地盤の軟弱土と地中で強
制的に攪拌混合することにより、固結した柱状、壁状及
びブロック状等の混合処理土を形成する地盤改良の一環
として行われる。固化材と軟弱土とを攪拌混合するのに
先立ち、改良すべき地盤上に所要量の固化材を散布する
ためにこの散布装置が使用される。
【0033】即ち、この散布装置を使用して固化材の散
布を行うには、バックホウ1のアーム2及びブーム25
等を操作して、図1に示すように、地盤上に開口3cを
下にして散布箱3を設置し、その散布箱3の中を密閉す
る。このとき、例えば図9に示すように、散布箱3は、
予め複数の方形区に区割りされた一つの小区画30の中
央に配置される。この小区画30は、散布箱3の平面面
積よりも大きく設定される。従って、この小区画30の
全域に固化材を散布するには、散布箱3を水平方向へ移
動させることになる。この状態で、ローリ車9のタンク
11から圧送される固化材をサイクロン4の吐出口4a
から散布箱3の中に吐出することにより、散布箱3の範
囲内で地盤上に固化材が散布される。このとき、散布箱
3の中の空気の一部は、固化材に置き換わり通気孔6,
7の空気抜きシート17を通じて外部へ排出される。固
化材の粉体は、このシート17で捕集されることから、
通気孔6,7を通じて外部へ漏れ出ることはない。ここ
では、固化材が散布箱3の中で散布されることから、固
化材が散布箱3の外部へ飛散することはなく、固化材が
ロスすることもない。又、散布箱3の中で舞い上がった
粉体は、空気抜きシート17及び集塵機5によって捕集
されることから、散布箱3の中での粉体の飛散が速やか
に静められる。従って、散布箱3を次の場所、即ち、次
の小区画30へ移動させるために地面から持ち上げたと
きに、散布箱3の開口3cから固化材の粉体が外部へ飛
散することがない。このため、粉体の飛散による粉塵公
害の発生を未然に防止することができ、固化材の散布ロ
スを防ぐことができるようになる。この効果は、住宅に
隣接する工事現場で特に有効なものとなる。
布を行うには、バックホウ1のアーム2及びブーム25
等を操作して、図1に示すように、地盤上に開口3cを
下にして散布箱3を設置し、その散布箱3の中を密閉す
る。このとき、例えば図9に示すように、散布箱3は、
予め複数の方形区に区割りされた一つの小区画30の中
央に配置される。この小区画30は、散布箱3の平面面
積よりも大きく設定される。従って、この小区画30の
全域に固化材を散布するには、散布箱3を水平方向へ移
動させることになる。この状態で、ローリ車9のタンク
11から圧送される固化材をサイクロン4の吐出口4a
から散布箱3の中に吐出することにより、散布箱3の範
囲内で地盤上に固化材が散布される。このとき、散布箱
3の中の空気の一部は、固化材に置き換わり通気孔6,
7の空気抜きシート17を通じて外部へ排出される。固
化材の粉体は、このシート17で捕集されることから、
通気孔6,7を通じて外部へ漏れ出ることはない。ここ
では、固化材が散布箱3の中で散布されることから、固
化材が散布箱3の外部へ飛散することはなく、固化材が
ロスすることもない。又、散布箱3の中で舞い上がった
粉体は、空気抜きシート17及び集塵機5によって捕集
されることから、散布箱3の中での粉体の飛散が速やか
に静められる。従って、散布箱3を次の場所、即ち、次
の小区画30へ移動させるために地面から持ち上げたと
きに、散布箱3の開口3cから固化材の粉体が外部へ飛
散することがない。このため、粉体の飛散による粉塵公
害の発生を未然に防止することができ、固化材の散布ロ
スを防ぐことができるようになる。この効果は、住宅に
隣接する工事現場で特に有効なものとなる。
【0034】この散布装置は、この他に幾つかの特徴を
有することから、前記従来の散布装置には無い幾つかの
作用及び効果を奏することになる。即ち、この散布装置
によれば、散布箱3が地盤上に置かれたときに、同箱3
の下縁に設けられた連続する突条15が地盤上に突き刺
さり、散布箱3の下縁が地面との間で封止され、両者の
間の隙間がなくなる。従って、散布箱3の中へ固化材を
吐出したときには、散布箱3の中の空気と共に固化材の
粉体が同箱3の下縁と地面との間から噴出しようとする
が、そのことが有効に抑えられる。このため、固化材の
散布時に、その固化材の粉体が散布箱3の下縁から漏れ
出ることを防止することができ、その意味で、粉体の飛
散による粉塵公害の発生をより確実に防止することがで
きる。加えて、この散布装置では、散布箱3の下縁にフ
ランジ16が設けられることから、フランジ16が地面
に接していることを確認することにより、突条15が地
盤上に所定量だけ貫入していることを確認することがで
きる。又、このフランジ16によって地面に対する散布
箱3の接触面積が拡大されることになる。このため、散
布箱3の中の粉体が外部へ漏れ難くなり、粉体の外部へ
の飛散を抑えることができ、粉塵公害の発生をより確実
に防止することができる。
有することから、前記従来の散布装置には無い幾つかの
作用及び効果を奏することになる。即ち、この散布装置
によれば、散布箱3が地盤上に置かれたときに、同箱3
の下縁に設けられた連続する突条15が地盤上に突き刺
さり、散布箱3の下縁が地面との間で封止され、両者の
間の隙間がなくなる。従って、散布箱3の中へ固化材を
吐出したときには、散布箱3の中の空気と共に固化材の
粉体が同箱3の下縁と地面との間から噴出しようとする
が、そのことが有効に抑えられる。このため、固化材の
散布時に、その固化材の粉体が散布箱3の下縁から漏れ
出ることを防止することができ、その意味で、粉体の飛
散による粉塵公害の発生をより確実に防止することがで
きる。加えて、この散布装置では、散布箱3の下縁にフ
ランジ16が設けられることから、フランジ16が地面
に接していることを確認することにより、突条15が地
盤上に所定量だけ貫入していることを確認することがで
きる。又、このフランジ16によって地面に対する散布
箱3の接触面積が拡大されることになる。このため、散
布箱3の中の粉体が外部へ漏れ難くなり、粉体の外部へ
の飛散を抑えることができ、粉塵公害の発生をより確実
に防止することができる。
【0035】この散布装置によれば、サイクロン4の吐
出口4aから固化材が吐出されるときに、その固化材が
拡散板12により散布箱3の中で拡散される。従って、
吐出口4aから固化材が吐出されるときに固化材に与え
られた運動エネルギーが緩和されることになる。この結
果、固化材が地面に落ちたときの粉体の舞い上がりを抑
えることができるようになる。
出口4aから固化材が吐出されるときに、その固化材が
拡散板12により散布箱3の中で拡散される。従って、
吐出口4aから固化材が吐出されるときに固化材に与え
られた運動エネルギーが緩和されることになる。この結
果、固化材が地面に落ちたときの粉体の舞い上がりを抑
えることができるようになる。
【0036】この散布装置によれば、散布箱3の側壁3
bに透明板18で塞がれた覗窓19が設けられることか
ら、散布箱3の中に散布された固化材が、覗窓19を通
じて外部より透視可能となる。このため、散布箱3の中
における固化材の散布の有無を、その覗窓19を透して
確認することができる。併せて、この散布装置では、覗
窓19から透視される固化材が側壁3bに設けられたス
ケール20により検量可能となる。従って、覗窓19を
透して見える固化材の散布量の過不足をスケール20に
より確認することが可能になる。この結果、散布箱3の
中の固化材の散布量を、必要に応じて適宜に調整するこ
とができるようになり、所要量の固化材を正確に散布す
ることができるようになる。更に、この散布装置では、
上記のように粉体の舞い上がりが拡散板12により抑え
られることから、固化材を吐出した直後に早めに散布量
を検量することができるようになり、その意味で、固化
材の散布作業の効率を向上させることができるようにな
る。
bに透明板18で塞がれた覗窓19が設けられることか
ら、散布箱3の中に散布された固化材が、覗窓19を通
じて外部より透視可能となる。このため、散布箱3の中
における固化材の散布の有無を、その覗窓19を透して
確認することができる。併せて、この散布装置では、覗
窓19から透視される固化材が側壁3bに設けられたス
ケール20により検量可能となる。従って、覗窓19を
透して見える固化材の散布量の過不足をスケール20に
より確認することが可能になる。この結果、散布箱3の
中の固化材の散布量を、必要に応じて適宜に調整するこ
とができるようになり、所要量の固化材を正確に散布す
ることができるようになる。更に、この散布装置では、
上記のように粉体の舞い上がりが拡散板12により抑え
られることから、固化材を吐出した直後に早めに散布量
を検量することができるようになり、その意味で、固化
材の散布作業の効率を向上させることができるようにな
る。
【0037】この散布装置によれば、散布箱3の中で舞
い上がる粉体が集塵機5により捕集されるが、その集塵
機5へ向かおうとする粉体の一部が、散布箱3の中に設
けられた空気抜きシート17により予め捕集されること
になる。従って、1回の散布に際して集塵機5で捕集さ
れる粉体の量が軽減されることになる。この結果、集塵
機5における粉体の蓄積率を低減することができ、その
結果として、集塵機5の集塵能力を長時間にわたって高
いレベルで維持できるようになる。
い上がる粉体が集塵機5により捕集されるが、その集塵
機5へ向かおうとする粉体の一部が、散布箱3の中に設
けられた空気抜きシート17により予め捕集されること
になる。従って、1回の散布に際して集塵機5で捕集さ
れる粉体の量が軽減されることになる。この結果、集塵
機5における粉体の蓄積率を低減することができ、その
結果として、集塵機5の集塵能力を長時間にわたって高
いレベルで維持できるようになる。
【0038】図9に示すように、小区画30の中央に散
布箱3が一旦配置され、上記のように所要量の固化材の
散布が行われた後、その小区画30の全域に固化材を拡
げる必要がある。そのために、散布箱3の中へ固化材が
一旦吐出された後、バックホウ1のアーム2等を動かし
て散布箱3を少し持ち上げ、地盤上を水平方向へ移動さ
せることにより、固化材の散布範囲が拡げられる。この
とき、散布箱3の下縁に設けられた突条15がレーキと
して機能して地盤上に作用することから、地盤上の固化
材が均されることになる。このため、固化材の散布拡大
のための作業をより円滑に進めることができるようにな
り、その意味でも散布作業全体の作業効率を向上させる
ことができるようになる。又、突条15がレーキとして
機能して改良前、改良後の地面にも作用し、その地面が
均される。
布箱3が一旦配置され、上記のように所要量の固化材の
散布が行われた後、その小区画30の全域に固化材を拡
げる必要がある。そのために、散布箱3の中へ固化材が
一旦吐出された後、バックホウ1のアーム2等を動かし
て散布箱3を少し持ち上げ、地盤上を水平方向へ移動さ
せることにより、固化材の散布範囲が拡げられる。この
とき、散布箱3の下縁に設けられた突条15がレーキと
して機能して地盤上に作用することから、地盤上の固化
材が均されることになる。このため、固化材の散布拡大
のための作業をより円滑に進めることができるようにな
り、その意味でも散布作業全体の作業効率を向上させる
ことができるようになる。又、突条15がレーキとして
機能して改良前、改良後の地面にも作用し、その地面が
均される。
【0039】ところで、固化材の散布作業に際しては、
上記のように散布箱3を小区画30の中で移動させた
り、異なる小区画30の間で移動させたりする必要があ
る。そのために、バックホウ1のアーム2やブーム25
等を動かして散布箱3を上下動させたり、散布箱3を傾
けたりすることになる。ここで、前記従来の散布装置で
は、アーム42と散布箱43の動きによっては、アーム
42等の先端に連結された散布箱43がリンク機構50
やバケットシリンダ48と干渉するおそれがあり、散布
箱43の移動の自由度が制限されることになった。この
ため、複雑な区画形状に合わせて散布箱43を自由に移
動させるためには、バックホウ41そのものを頻繁に移
動させなければならず、作業ロスが大きくなる傾向があ
った。しかしながら、この実施の形態の散布装置では、
散布箱3がアーム2の先端近傍に配置されてバケット2
2等を介してアーム2に取り付けられていることから、
アーム2が如何に動かされてもアーム2等と散布箱3と
が互いに干渉することがない。従って、アーム2の動き
が散布箱3により制限を受けることもない。この結果、
散布箱3の移動の自由度を高めることができるようにな
る。即ち、バックホウ1そのものを前後左右へ頻繁に移
動させることなく、アーム2及びブーム25等を動かす
だけで散布箱3を自由に移動させることができるように
なり、その意味で、固化材の散布作業の効率を高めるこ
とができる。又、前記従来の散布装置では、散布箱43
がアーム42及びリンク機構50に対して直接連結され
ており、アーム42等にバケットが取り付けられている
場合には、散布箱43をアーム42等に取り付けるため
にバケットを取り外さなくてはならなかった。しかしな
がら、この実施の形態の散布装置では、散布箱3がバケ
ット21に取り付けられることによってアーム2に取り
付けられる。このため、散布箱3を取り付けるたび毎に
バケット21を取り外す必要がなくなり、散布箱3の取
付作業の簡易化を図ることができるようになる。又、バ
ケット21による作業を再開する場合には、固化材の散
布後、散布箱3をバケット21から外すだけで、バケッ
ト21による作業を直ちに行うことができる。
上記のように散布箱3を小区画30の中で移動させた
り、異なる小区画30の間で移動させたりする必要があ
る。そのために、バックホウ1のアーム2やブーム25
等を動かして散布箱3を上下動させたり、散布箱3を傾
けたりすることになる。ここで、前記従来の散布装置で
は、アーム42と散布箱43の動きによっては、アーム
42等の先端に連結された散布箱43がリンク機構50
やバケットシリンダ48と干渉するおそれがあり、散布
箱43の移動の自由度が制限されることになった。この
ため、複雑な区画形状に合わせて散布箱43を自由に移
動させるためには、バックホウ41そのものを頻繁に移
動させなければならず、作業ロスが大きくなる傾向があ
った。しかしながら、この実施の形態の散布装置では、
散布箱3がアーム2の先端近傍に配置されてバケット2
2等を介してアーム2に取り付けられていることから、
アーム2が如何に動かされてもアーム2等と散布箱3と
が互いに干渉することがない。従って、アーム2の動き
が散布箱3により制限を受けることもない。この結果、
散布箱3の移動の自由度を高めることができるようにな
る。即ち、バックホウ1そのものを前後左右へ頻繁に移
動させることなく、アーム2及びブーム25等を動かす
だけで散布箱3を自由に移動させることができるように
なり、その意味で、固化材の散布作業の効率を高めるこ
とができる。又、前記従来の散布装置では、散布箱43
がアーム42及びリンク機構50に対して直接連結され
ており、アーム42等にバケットが取り付けられている
場合には、散布箱43をアーム42等に取り付けるため
にバケットを取り外さなくてはならなかった。しかしな
がら、この実施の形態の散布装置では、散布箱3がバケ
ット21に取り付けられることによってアーム2に取り
付けられる。このため、散布箱3を取り付けるたび毎に
バケット21を取り外す必要がなくなり、散布箱3の取
付作業の簡易化を図ることができるようになる。又、バ
ケット21による作業を再開する場合には、固化材の散
布後、散布箱3をバケット21から外すだけで、バケッ
ト21による作業を直ちに行うことができる。
【0040】[第2の実施の形態] 次に、本発明の地盤改良用固化材の散布装置を具体化し
た第2の実施の形態を図面に従って説明する。尚、本実
施の形態を含む以下の各実施の形態において、前記第1
の実施の形態と同一部材については同一符号を付して説
明を省略するものとする。従って、以下の各実施の形態
においては、第1の実施の形態と異なった点を中心に説
明する。
た第2の実施の形態を図面に従って説明する。尚、本実
施の形態を含む以下の各実施の形態において、前記第1
の実施の形態と同一部材については同一符号を付して説
明を省略するものとする。従って、以下の各実施の形態
においては、第1の実施の形態と異なった点を中心に説
明する。
【0041】図10,12には、散布箱3の断面図を示
し、図11,13には、図10,12に各々対応した散
布箱3の底面図(但し、拡散板12が取り外された状態
を示す。)を示す。この実施の形態では、サイクロン4
の吐出口4aを封鎖可能にした開閉蓋31を有する開閉
装置を散布箱3の側壁3bに設けた点で、第1の実施の
形態と異なる。
し、図11,13には、図10,12に各々対応した散
布箱3の底面図(但し、拡散板12が取り外された状態
を示す。)を示す。この実施の形態では、サイクロン4
の吐出口4aを封鎖可能にした開閉蓋31を有する開閉
装置を散布箱3の側壁3bに設けた点で、第1の実施の
形態と異なる。
【0042】散布箱3を使用して固化材を地表に散布す
るに当たり、前述した小区画30の面積に対して必要な
固化材がサイクロン4の吐出口4aから散布箱3の中に
投入されたときは、ローリ車9からの固化材の圧送を停
止させる。しかしながら、ローリ車9からの固化材の圧
送を停止しても、ホース10やサイクロン4の中に固化
材と残圧が残っていることから、吐出口4aの付近で固
化材の供給が止まるまでに多少時間がかかり、必要量以
上の余分な固化材が吐出口4aから溢れ出て散布箱3の
中に投入されるおそれがある。そこで、この実施の形態
では、吐出口4aから余分な固化材が溢れ出るのを規制
するために、吐出口4aを封鎖可能にした開閉蓋31を
有する開閉装置を散布箱3に設けている。この開閉蓋3
1は、散布箱3の外からの操作により吐出口4aを封鎖
可能にしたものである。即ち、開閉蓋31は、吐出口4
aの外径よりも若干大きい円板状をなし、その開閉蓋3
1には水平方向へ延びる操作ロッド32が取り付けられ
る。この操作ロッド32は、側壁3bを貫通して散布箱
3の外へ延び、その一端にはハンドル33が設けられ
る。開閉蓋31及び操作ロッド32は、ガイドフレーム
(図示略)に対して水平方向へスライド可能に支持され
る。この実施の形態では、拡散板12の固定具の配置を
工夫することにより、開閉蓋31と拡散板12との干渉
が回避されるようになっている。
るに当たり、前述した小区画30の面積に対して必要な
固化材がサイクロン4の吐出口4aから散布箱3の中に
投入されたときは、ローリ車9からの固化材の圧送を停
止させる。しかしながら、ローリ車9からの固化材の圧
送を停止しても、ホース10やサイクロン4の中に固化
材と残圧が残っていることから、吐出口4aの付近で固
化材の供給が止まるまでに多少時間がかかり、必要量以
上の余分な固化材が吐出口4aから溢れ出て散布箱3の
中に投入されるおそれがある。そこで、この実施の形態
では、吐出口4aから余分な固化材が溢れ出るのを規制
するために、吐出口4aを封鎖可能にした開閉蓋31を
有する開閉装置を散布箱3に設けている。この開閉蓋3
1は、散布箱3の外からの操作により吐出口4aを封鎖
可能にしたものである。即ち、開閉蓋31は、吐出口4
aの外径よりも若干大きい円板状をなし、その開閉蓋3
1には水平方向へ延びる操作ロッド32が取り付けられ
る。この操作ロッド32は、側壁3bを貫通して散布箱
3の外へ延び、その一端にはハンドル33が設けられ
る。開閉蓋31及び操作ロッド32は、ガイドフレーム
(図示略)に対して水平方向へスライド可能に支持され
る。この実施の形態では、拡散板12の固定具の配置を
工夫することにより、開閉蓋31と拡散板12との干渉
が回避されるようになっている。
【0043】従って、散布箱3の中に固化材を投入する
前に、作業者がハンドル33を引くことにより、図1
0,11に示すように、開閉蓋31が吐出口4aを開放
する退避位置に配置される。この状態で、ローリ車9及
びサイクロン4を作動させることにより、吐出口4aか
ら固化材が吐出され、散布箱3の中に投入される。この
とき、作業者は覗窓19から固化材の投入量を観察する
ことになるが、ローリ車9からの圧送が停止されて吐出
口4aからの固化材の吐出が停止されようとするとき
に、必要に応じて作業者がハンドル33を押し込むこと
により、図12,13に示すように、開閉蓋31が吐出
口4aを封鎖する封鎖位置に配置される。これにより、
吐出口4aからの余分な固化材の溢れ出が規制される。
この結果、散布箱3の中に必要量の固化材を正確に投入
・散布することができるようになる。又、吐出口4aを
封鎖することによって溜まった固化材は、次に固化材を
散布する箇所において使用することができる可能であ
る。
前に、作業者がハンドル33を引くことにより、図1
0,11に示すように、開閉蓋31が吐出口4aを開放
する退避位置に配置される。この状態で、ローリ車9及
びサイクロン4を作動させることにより、吐出口4aか
ら固化材が吐出され、散布箱3の中に投入される。この
とき、作業者は覗窓19から固化材の投入量を観察する
ことになるが、ローリ車9からの圧送が停止されて吐出
口4aからの固化材の吐出が停止されようとするとき
に、必要に応じて作業者がハンドル33を押し込むこと
により、図12,13に示すように、開閉蓋31が吐出
口4aを封鎖する封鎖位置に配置される。これにより、
吐出口4aからの余分な固化材の溢れ出が規制される。
この結果、散布箱3の中に必要量の固化材を正確に投入
・散布することができるようになる。又、吐出口4aを
封鎖することによって溜まった固化材は、次に固化材を
散布する箇所において使用することができる可能であ
る。
【0044】[第3の実施の形態] 次に、本発明の地盤改良用固化材の散布装置を具体化し
た第3の実施の形態を図面に従って説明する。
た第3の実施の形態を図面に従って説明する。
【0045】図14,16には、散布箱3の断面図を示
し、図15,17には、図14,16に各々対応した散
布箱3の底面図(但し、拡散板12が取り外された状態
を示す。)を示す。この実施の形態では、開閉蓋34を
二分割式とした点で、第2の実施の形態と異なる。
し、図15,17には、図14,16に各々対応した散
布箱3の底面図(但し、拡散板12が取り外された状態
を示す。)を示す。この実施の形態では、開閉蓋34を
二分割式とした点で、第2の実施の形態と異なる。
【0046】即ち、二分割式の開閉蓋34は、吐出口4
aの直下に配置され、全体で吐出口4aの外径よりも若
干大きい円板状をなしている。図15に示すように、開
閉蓋34の各分割片34aは回動支点を中心に互いに水
平方向へ移動可能に設けられる。この回動支点には、水
平方向へ延びる操作ロッド32が取り付けられ、側壁3
bを貫通した操作ロッド32の一端にはハンドル33が
設けられる。開閉蓋34は回動支点を中心に支軸(図示
略)により支持され、操作ロッド32はガイドフレーム
(図示略)に対して水平方向へスライド可能に支持され
る。この実施の形態では、拡散板12の固定具の配置を
工夫することにより、開閉蓋34と拡散板12との干渉
が回避されるようになっている。
aの直下に配置され、全体で吐出口4aの外径よりも若
干大きい円板状をなしている。図15に示すように、開
閉蓋34の各分割片34aは回動支点を中心に互いに水
平方向へ移動可能に設けられる。この回動支点には、水
平方向へ延びる操作ロッド32が取り付けられ、側壁3
bを貫通した操作ロッド32の一端にはハンドル33が
設けられる。開閉蓋34は回動支点を中心に支軸(図示
略)により支持され、操作ロッド32はガイドフレーム
(図示略)に対して水平方向へスライド可能に支持され
る。この実施の形態では、拡散板12の固定具の配置を
工夫することにより、開閉蓋34と拡散板12との干渉
が回避されるようになっている。
【0047】従って、散布箱3の中に固化材を投入する
前に、作業者がハンドル33を押し込むことにより、図
14,15に示すように、開閉蓋34の各分割片34a
が互いに開いて吐出口4aが開放される。この状態で、
ローリ車9及びサイクロン4を作動させることにより、
吐出口4aから固化材が吐出され、散布箱3の中に投入
される。このとき、作業者は覗窓19から固化材の投入
量を観察することになるが、ローリ車9からの圧送が停
止されて吐出口4aからの固化材の吐出が停止されよう
とするときに、必要に応じて作業者がハンドル33を引
き抜くことにより、図16,17に示すように、開閉蓋
34の各分割片34aが互いに閉じて吐出口4aが封鎖
される。これにより、吐出口4aからの余分な固化材の
溢れ出が規制される。この結果、散布箱3の中に必要量
の固化材を正確に投入・散布することができるようにな
る。又、吐出口4aを封鎖することによって溜まった固
化材は、次に固化材を散布する箇所において使用するこ
とができる可能である。
前に、作業者がハンドル33を押し込むことにより、図
14,15に示すように、開閉蓋34の各分割片34a
が互いに開いて吐出口4aが開放される。この状態で、
ローリ車9及びサイクロン4を作動させることにより、
吐出口4aから固化材が吐出され、散布箱3の中に投入
される。このとき、作業者は覗窓19から固化材の投入
量を観察することになるが、ローリ車9からの圧送が停
止されて吐出口4aからの固化材の吐出が停止されよう
とするときに、必要に応じて作業者がハンドル33を引
き抜くことにより、図16,17に示すように、開閉蓋
34の各分割片34aが互いに閉じて吐出口4aが封鎖
される。これにより、吐出口4aからの余分な固化材の
溢れ出が規制される。この結果、散布箱3の中に必要量
の固化材を正確に投入・散布することができるようにな
る。又、吐出口4aを封鎖することによって溜まった固
化材は、次に固化材を散布する箇所において使用するこ
とができる可能である。
【0048】尚、この発明は前記各実施の形態に限定さ
れるものではなく、発明の趣旨を逸脱することのない範
囲で以下のように実施することもできる。
れるものではなく、発明の趣旨を逸脱することのない範
囲で以下のように実施することもできる。
【0049】(1)前記各実施の形態では、散布箱3を
バケット21を介してアーム2に取り付けるようにし
た。これに対して、アーム2の先端に予め取り付けられ
たアタッチメントがバケット21以外の機具である場合
には、その別の機具を介して散布箱3をアーム2に取り
付けるようにしてもよい。
バケット21を介してアーム2に取り付けるようにし
た。これに対して、アーム2の先端に予め取り付けられ
たアタッチメントがバケット21以外の機具である場合
には、その別の機具を介して散布箱3をアーム2に取り
付けるようにしてもよい。
【0050】(2)前記各実施の形態では、散布箱3を
アーム2の先端近傍であってアーム2の側方に配置して
バケット21を介してアーム2に取り付けるようにし
た。これに対して、散布箱をアームの先端近傍であって
アームの上方、下方又は前方に配置してバケット21を
介してアームに取り付けるようにしてもよい。
アーム2の先端近傍であってアーム2の側方に配置して
バケット21を介してアーム2に取り付けるようにし
た。これに対して、散布箱をアームの先端近傍であって
アームの上方、下方又は前方に配置してバケット21を
介してアームに取り付けるようにしてもよい。
【0051】(3)前記各実施の形態では、散布箱3の
下縁に封止手段として突条15を設けたが、突条15に
準ずる機能を有した部材であれば、突条15以外の部材
を設けることもできる。或いは、散布箱3の下縁から突
条15等の封止手段を省略することもできる。
下縁に封止手段として突条15を設けたが、突条15に
準ずる機能を有した部材であれば、突条15以外の部材
を設けることもできる。或いは、散布箱3の下縁から突
条15等の封止手段を省略することもできる。
【0052】(4)前記各実施の形態では、サイクロン
4の吐出口4aに拡散手段として四角錐形状をなす拡散
板12を設けたが、四角錐形状に限らず、円錐、六角錐
等の錐形状をなす拡散板を設けてもよく、拡散板12に
準ずる機能を有する部材であれば、拡散板12以外の部
材を設けることもできる。或いは、吐出口4aから拡散
板12等の拡散手段を省略することもできる。
4の吐出口4aに拡散手段として四角錐形状をなす拡散
板12を設けたが、四角錐形状に限らず、円錐、六角錐
等の錐形状をなす拡散板を設けてもよく、拡散板12に
準ずる機能を有する部材であれば、拡散板12以外の部
材を設けることもできる。或いは、吐出口4aから拡散
板12等の拡散手段を省略することもできる。
【0053】(5)前記各実施の形態では、散布箱3の
中に空気抜きシート17を設けたが、この空気抜きシー
ト17に準ずる機能を有する部材であれば、空気抜きシ
ート17以外の部材を設けることもできる。或いは、散
布箱3の中から空気抜きシート17を省略することもで
きる。
中に空気抜きシート17を設けたが、この空気抜きシー
ト17に準ずる機能を有する部材であれば、空気抜きシ
ート17以外の部材を設けることもできる。或いは、散
布箱3の中から空気抜きシート17を省略することもで
きる。
【0054】(6)前記各実施の形態では、散布箱3の
側壁3bに透明板18で塞がれた覗窓19を設けたが、
これらを省略することもできる。設計上可能であれば、
散布箱全体を透明な合成樹脂で形成するようにしてもよ
く、このようにすれば、覗窓19を省略しても、散布箱
の内部を透視することができる。
側壁3bに透明板18で塞がれた覗窓19を設けたが、
これらを省略することもできる。設計上可能であれば、
散布箱全体を透明な合成樹脂で形成するようにしてもよ
く、このようにすれば、覗窓19を省略しても、散布箱
の内部を透視することができる。
【0055】(7)前記各実施の形態では、散布箱3の
側壁3bに覗窓19に合わせてスケール20を設けた
が、このスケール20は、側壁3bの外側に設けても内
側に設けてもよい。或いは、このスケールを省略するこ
ともできる。
側壁3bに覗窓19に合わせてスケール20を設けた
が、このスケール20は、側壁3bの外側に設けても内
側に設けてもよい。或いは、このスケールを省略するこ
ともできる。
【0056】(8)前記各実施の形態では、散布箱3の
中に固化材を吐出するために固化材吐出手段としてサイ
クロン4を設けたが、サイクロン4に準ずる機能を有す
る機器であれば、サイクロン4以外の機器を設けること
もできる。
中に固化材を吐出するために固化材吐出手段としてサイ
クロン4を設けたが、サイクロン4に準ずる機能を有す
る機器であれば、サイクロン4以外の機器を設けること
もできる。
【0057】(9)前記各実施の形態では、吐出口4a
を封鎖する開閉蓋31及び二分割式の開閉蓋34を吐出
口4aよりも若干大きい円形としたが、吐出口を封鎖で
きれば、三角形、四角形、多角形、各錐形及び各柱形等
ような形状にしてもよい。
を封鎖する開閉蓋31及び二分割式の開閉蓋34を吐出
口4aよりも若干大きい円形としたが、吐出口を封鎖で
きれば、三角形、四角形、多角形、各錐形及び各柱形等
ような形状にしてもよい。
【0058】更に、前記実施の形態には、特許請求の範
囲に記載された発明以外に、次のような発明が含まれる
ことから、その発明を効果と共に以下に付記する。
囲に記載された発明以外に、次のような発明が含まれる
ことから、その発明を効果と共に以下に付記する。
【0059】(イ) バックホウのアームに設けられ、
上壁及び側壁で囲まれて底側が開放され、前記上壁及び
前記側壁の少なくとも一方に通気孔が設けられた空洞状
の散布箱と、前記散布箱の中に地盤改良に使用される粉
状の固化材を吐出するための固化材吐出手段と、前記散
布箱の中に吐出されて舞い上がる粉体を捕集するための
集塵機とを備え、前記散布箱を地盤上に置いて、前記固
化材吐出手段から吐出される固化材を前記底側の開口か
ら地盤上に散布するようにした散布装置において、前記
散布箱が前記地盤上に置かれたときに、前記地盤上に突
き刺さり地面と前記散布箱の下縁との隙間を封止するよ
うにした封止部材を設けたことを特徴とする地盤改良用
固化材の散布装置。
上壁及び側壁で囲まれて底側が開放され、前記上壁及び
前記側壁の少なくとも一方に通気孔が設けられた空洞状
の散布箱と、前記散布箱の中に地盤改良に使用される粉
状の固化材を吐出するための固化材吐出手段と、前記散
布箱の中に吐出されて舞い上がる粉体を捕集するための
集塵機とを備え、前記散布箱を地盤上に置いて、前記固
化材吐出手段から吐出される固化材を前記底側の開口か
ら地盤上に散布するようにした散布装置において、前記
散布箱が前記地盤上に置かれたときに、前記地盤上に突
き刺さり地面と前記散布箱の下縁との隙間を封止するよ
うにした封止部材を設けたことを特徴とする地盤改良用
固化材の散布装置。
【0060】この発明(イ)によれば、散布箱の中へ固
化材を吐出したときには、散布箱の中の空気と共に固化
材の粉体が同箱の下縁と地面との間から噴出しようとす
るが、そのことが有効に抑えられる。このため、固化材
の散布時に、その固化材の粉体が散布箱の下縁から漏れ
出ることを防止することができ、その意味で、粉体の飛
散による粉塵公害の発生をより確実に防止することがで
きる。
化材を吐出したときには、散布箱の中の空気と共に固化
材の粉体が同箱の下縁と地面との間から噴出しようとす
るが、そのことが有効に抑えられる。このため、固化材
の散布時に、その固化材の粉体が散布箱の下縁から漏れ
出ることを防止することができ、その意味で、粉体の飛
散による粉塵公害の発生をより確実に防止することがで
きる。
【0061】(ロ) バックホウのアームに設けられ、
上壁及び側壁で囲まれて底側が開放され、前記上壁及び
前記側壁の少なくとも一方に通気孔が設けられた空洞状
の散布箱と、前記散布箱の中に地盤改良に使用される粉
状の固化材を吐出するための固化材吐出手段と、前記散
布箱の中に吐出されて舞い上がる粉体を捕集するための
集塵機とを備え、前記散布箱を地盤上に置いて、前記固
化材吐出手段から吐出される固化材を前記底側の開口か
ら地盤上に散布するようにした散布装置において、前記
固化材吐出手段は、前記散布箱の中に配置されたサイク
ロンを含み、前記サイクロンは前記固化材を吐出するた
めに下方へ向かって開口する吐出口を含み、前記吐出口
に、前記吐出される固化材を前記散布箱の中で拡散する
ための拡散手段を設けたことを特徴とする地盤改良用固
化材の散布装置。
上壁及び側壁で囲まれて底側が開放され、前記上壁及び
前記側壁の少なくとも一方に通気孔が設けられた空洞状
の散布箱と、前記散布箱の中に地盤改良に使用される粉
状の固化材を吐出するための固化材吐出手段と、前記散
布箱の中に吐出されて舞い上がる粉体を捕集するための
集塵機とを備え、前記散布箱を地盤上に置いて、前記固
化材吐出手段から吐出される固化材を前記底側の開口か
ら地盤上に散布するようにした散布装置において、前記
固化材吐出手段は、前記散布箱の中に配置されたサイク
ロンを含み、前記サイクロンは前記固化材を吐出するた
めに下方へ向かって開口する吐出口を含み、前記吐出口
に、前記吐出される固化材を前記散布箱の中で拡散する
ための拡散手段を設けたことを特徴とする地盤改良用固
化材の散布装置。
【0062】この発明(ロ)によれば、サイクロンの吐
出口から固化材が吐出されるときに、その固化材が拡散
手段により散布箱の中で拡散される。従って、吐出口か
ら固化材が吐出されるときに固化材に与えられた運動エ
ネルギーが緩和されることになる。この結果、固化材が
地面に落ちたときの粉体の舞い上がりを抑えることがで
きるようになる。
出口から固化材が吐出されるときに、その固化材が拡散
手段により散布箱の中で拡散される。従って、吐出口か
ら固化材が吐出されるときに固化材に与えられた運動エ
ネルギーが緩和されることになる。この結果、固化材が
地面に落ちたときの粉体の舞い上がりを抑えることがで
きるようになる。
【0063】(ハ) バックホウのアームに設けられ、
上壁及び側壁で囲まれて底側が開放され、前記上壁及び
前記側壁の少なくとも一方に通気孔が設けられた空洞状
の散布箱と、前記散布箱の中に地盤改良に使用される粉
状の固化材を吐出するための固化材吐出手段と、前記散
布箱の中に吐出されて舞い上がる粉体を捕集するための
集塵機とを備え、前記散布箱を地盤上に置いて、前記固
化材吐出手段から吐出される固化材を前記底側の開口か
ら地盤上に散布するようにした散布装置において、前記
散布箱の中に、前記集塵機へ向かう粉体の一部を予め捕
集するために、前記粉体の通過を規制し空気の通過を許
容する空気抜きシートを設けたことを特徴とする地盤改
良用固化材の散布装置。
上壁及び側壁で囲まれて底側が開放され、前記上壁及び
前記側壁の少なくとも一方に通気孔が設けられた空洞状
の散布箱と、前記散布箱の中に地盤改良に使用される粉
状の固化材を吐出するための固化材吐出手段と、前記散
布箱の中に吐出されて舞い上がる粉体を捕集するための
集塵機とを備え、前記散布箱を地盤上に置いて、前記固
化材吐出手段から吐出される固化材を前記底側の開口か
ら地盤上に散布するようにした散布装置において、前記
散布箱の中に、前記集塵機へ向かう粉体の一部を予め捕
集するために、前記粉体の通過を規制し空気の通過を許
容する空気抜きシートを設けたことを特徴とする地盤改
良用固化材の散布装置。
【0064】この発明(ハ)によれば、散布箱の中で舞
い上がる粉体が集塵機により捕集されるが、その集塵機
へ向かおうとする粉体の一部が、散布箱の中に設けられ
た空気抜きシートにより予め捕集されることになる。従
って、1回の散布に際して集塵機で捕集される粉体の量
が軽減されることになる。この結果、集塵機における粉
体の蓄積率を低減することができ、その結果として、集
塵機の集塵能力を長時間にわたって高いレベルで維持で
きるようになる。
い上がる粉体が集塵機により捕集されるが、その集塵機
へ向かおうとする粉体の一部が、散布箱の中に設けられ
た空気抜きシートにより予め捕集されることになる。従
って、1回の散布に際して集塵機で捕集される粉体の量
が軽減されることになる。この結果、集塵機における粉
体の蓄積率を低減することができ、その結果として、集
塵機の集塵能力を長時間にわたって高いレベルで維持で
きるようになる。
【0065】
【発明の効果】請求項1に記載の発明の構成によれば、
バックホウのアームに設けられる散布箱を備えた装置に
おいて、散布箱を、アームの先端近傍であってアームの
側方に配置して連結手段を介してアームに取り付けるよ
うにしている。従って、アームが如何に動かされてもア
ーム等と散布箱が互いに干渉することがなく、アームの
動きが散布箱により制限を受けることもない。この結
果、散布箱の移動の自由度を高めることができ、散布箱
の取付作業の簡易化を図ることができるという効果を発
揮する。又、請求項1に記載の発明の構成によれば、散
布箱の下縁に封止部材を設けている。 従って、封止部材
が地盤上に突き刺さり地面と散布箱の下縁との隙間が封
止されることになり、散布箱の中へ固化材が吐出された
ときに空気と共に固化材の粉体が箱下縁から噴出するこ
とが抑えられる。この結果、固化材の粉体が散布箱の下
縁から漏れ出ることを防止し、粉体の飛散による粉塵公
害の発生をより確実に防止することができるという効果
を発揮する。
バックホウのアームに設けられる散布箱を備えた装置に
おいて、散布箱を、アームの先端近傍であってアームの
側方に配置して連結手段を介してアームに取り付けるよ
うにしている。従って、アームが如何に動かされてもア
ーム等と散布箱が互いに干渉することがなく、アームの
動きが散布箱により制限を受けることもない。この結
果、散布箱の移動の自由度を高めることができ、散布箱
の取付作業の簡易化を図ることができるという効果を発
揮する。又、請求項1に記載の発明の構成によれば、散
布箱の下縁に封止部材を設けている。 従って、封止部材
が地盤上に突き刺さり地面と散布箱の下縁との隙間が封
止されることになり、散布箱の中へ固化材が吐出された
ときに空気と共に固化材の粉体が箱下縁から噴出するこ
とが抑えられる。この結果、固化材の粉体が散布箱の下
縁から漏れ出ることを防止し、粉体の飛散による粉塵公
害の発生をより確実に防止することができるという効果
を発揮する。
【0066】請求項2に記載の発明の構成によれば、請
求項1の発明の構成において、封止部材をレーキとして
機能させるようにしている。従って、請求項1の発明の
作用及び効果に加え、地盤上に置かれた散布箱を水平方
向へ移動させることにより、封止部材がレーキとして機
能して地盤上に作用し、地盤上に散布された固化材が均
される。このため、固化材の散布拡大のための作業を円
滑に進めることができ、もって作業全体の効率を向上さ
せることができるという効果を発揮する。
求項1の発明の構成において、封止部材をレーキとして
機能させるようにしている。従って、請求項1の発明の
作用及び効果に加え、地盤上に置かれた散布箱を水平方
向へ移動させることにより、封止部材がレーキとして機
能して地盤上に作用し、地盤上に散布された固化材が均
される。このため、固化材の散布拡大のための作業を円
滑に進めることができ、もって作業全体の効率を向上さ
せることができるという効果を発揮する。
【0067】請求項3に記載の発明の構成によれば、請
求項1又は請求項2の一つの発明の構成において、固化
材吐出手段を、固化材を吐出するために下方へ開口する
吐出口を含むサイクロンにより構成し、その吐出口に、
固化材を拡散するための拡散手段を設けている。従っ
て、請求項1又は請求項2の一つの発明の作用及び効果
に加え、吐出口から固化材が吐出されるときに、その固
化材が拡散手段により拡散され、吐出時に固化材に与え
られた運動エネルギーが緩和される。この結果、固化材
が地面に落ちたときの粉体の舞い上がりを抑えることが
できるという効果を発揮する。
求項1又は請求項2の一つの発明の構成において、固化
材吐出手段を、固化材を吐出するために下方へ開口する
吐出口を含むサイクロンにより構成し、その吐出口に、
固化材を拡散するための拡散手段を設けている。従っ
て、請求項1又は請求項2の一つの発明の作用及び効果
に加え、吐出口から固化材が吐出されるときに、その固
化材が拡散手段により拡散され、吐出時に固化材に与え
られた運動エネルギーが緩和される。この結果、固化材
が地面に落ちたときの粉体の舞い上がりを抑えることが
できるという効果を発揮する。
【0068】請求項4に記載の発明の構成によれば、請
求項1乃至請求項3の一つの発明の構成において、散布
箱の中に、粉体の通過を規制し空気の通過を許容する空
気抜きシートを設けている。従って、請求項1乃至請求
項3の一つの発明の作用及び効果に加え、散布箱の中で
粉体の一部が空気抜きシートにより予め捕集されること
から、1回の散布に当たって集塵機で捕集される粉体の
量が軽減される。この結果、集塵機における粉体の蓄積
率を低減することができ、もって集塵機の集塵能力を長
時間にわたって高いレベルで維持することができるとい
う効果を発揮する。
求項1乃至請求項3の一つの発明の構成において、散布
箱の中に、粉体の通過を規制し空気の通過を許容する空
気抜きシートを設けている。従って、請求項1乃至請求
項3の一つの発明の作用及び効果に加え、散布箱の中で
粉体の一部が空気抜きシートにより予め捕集されること
から、1回の散布に当たって集塵機で捕集される粉体の
量が軽減される。この結果、集塵機における粉体の蓄積
率を低減することができ、もって集塵機の集塵能力を長
時間にわたって高いレベルで維持することができるとい
う効果を発揮する。
【0069】請求項5に記載の発明の構成によれば、請
求項1乃至請求項4の一つの発明の構成において、散布
箱の側壁に、内部が透視可能な透明板で塞がれた覗窓を
設けている。従って、請求項1乃至請求項4の一つの発
明の作用及び効果に加え、散布箱の中に散布された固化
材が、覗窓を通じて外部より透視可能となる。このた
め、散布箱の中における固化材の散布の有無を、覗窓を
透して確認することができるという効果を発揮する。
求項1乃至請求項4の一つの発明の構成において、散布
箱の側壁に、内部が透視可能な透明板で塞がれた覗窓を
設けている。従って、請求項1乃至請求項4の一つの発
明の作用及び効果に加え、散布箱の中に散布された固化
材が、覗窓を通じて外部より透視可能となる。このた
め、散布箱の中における固化材の散布の有無を、覗窓を
透して確認することができるという効果を発揮する。
【0070】請求項6に記載の発明の構成によれば、請
求項5の発明の構成において、散布箱の側壁に固化材を
検量するためのスケールを設けている。従って、請求項
6の発明の作用及び効果に加え、固化材の散布量の過不
足をスケールによって確認することが可能になる。この
結果、散布箱の中の固化材の散布量を適宜に調整するこ
とができ、所要量の固化材を正確に散布することができ
るという効果を発揮する。
求項5の発明の構成において、散布箱の側壁に固化材を
検量するためのスケールを設けている。従って、請求項
6の発明の作用及び効果に加え、固化材の散布量の過不
足をスケールによって確認することが可能になる。この
結果、散布箱の中の固化材の散布量を適宜に調整するこ
とができ、所要量の固化材を正確に散布することができ
るという効果を発揮する。
【0071】請求項7に記載の発明の構成によれば、請
求項1の発明の構成において、固化材吐出手段を、固化
材を吐出するために下方へ開口する吐出口を含むサイク
ロンにより構成し、その吐出口から余分な固化材が溢れ
出るのを規制するために、吐出口を封鎖可能にした開閉
蓋を設けている。従って、請求項1の発明の作用及び効
果に加え、吐出口からの固化材の吐出が停止されようと
するときに、作業者が散布箱の外から開閉蓋を操作して
吐出口を封鎖することにより、吐出口からの余分な固化
材の溢れ出が規制される。この結果、散布箱中に必要量
の固化材を正確に投入・散布することができるという効
果を発揮する。又、吐出口を封鎖することにより溜まっ
た固化材は、次に固化材散布を行う散布箇所において使
用することが可能である。
求項1の発明の構成において、固化材吐出手段を、固化
材を吐出するために下方へ開口する吐出口を含むサイク
ロンにより構成し、その吐出口から余分な固化材が溢れ
出るのを規制するために、吐出口を封鎖可能にした開閉
蓋を設けている。従って、請求項1の発明の作用及び効
果に加え、吐出口からの固化材の吐出が停止されようと
するときに、作業者が散布箱の外から開閉蓋を操作して
吐出口を封鎖することにより、吐出口からの余分な固化
材の溢れ出が規制される。この結果、散布箱中に必要量
の固化材を正確に投入・散布することができるという効
果を発揮する。又、吐出口を封鎖することにより溜まっ
た固化材は、次に固化材散布を行う散布箇所において使
用することが可能である。
【図1】一実施の形態に係り、散布装置を示す概略構成
図である。
図である。
【図2】同じく、散布箱を示す断面図である。
【図3】同じく、散布箱を示す平面図である。
【図4】同じく、散布箱を示す底面図である。
【図5】同じく、空気抜きシートとその網目の形状を拡
大して示す平面図である。
大して示す平面図である。
【図6】同じく、空気抜きシートとその網目の形状を拡
大して示す平面図である。
大して示す平面図である。
【図7】同じく、散布板を示す正面図である。
【図8】同じく、散布板を示す平面図である。
【図9】同じく、地盤改良のための小区画における散布
箱の配置を示す平面図である。
箱の配置を示す平面図である。
【図10】第2の実施の形態に係り、散布箱を示す断面
図である。
図である。
【図11】同じく、散布箱を示す底面図である。
【図12】同じく、散布箱を示す断面図である。
【図13】同じく、散布箱を示す底面図である。
【図14】第3の実施の形態に係り、散布箱を示す断面
図である。
図である。
【図15】同じく、散布箱を示す底面図である。
【図16】同じく、散布箱を示す断面図である。
【図17】同じく、散布箱を示す底面図である。
【図18】従来の散布装置を示す概略構成図である。
1 バックホウ 2 アーム 3 散布箱 3a 上壁 3b 側壁 3c 開口 4 サイクロン 4a 吐出口 5 集塵機 6 通気孔 7 通気孔 9 ローリ車(4,9は固化材吐出手段を構成す
る。) 12 拡散板(拡散手段) 15 突条(封止手段) 17 空気抜きシート 18 透明板 19 覗窓 20 スケール 21 バケット 22 ブラケット 23 横振れ防止具(21〜23は連結手段を構成す
る。) 31 開閉蓋 34 開閉蓋
る。) 12 拡散板(拡散手段) 15 突条(封止手段) 17 空気抜きシート 18 透明板 19 覗窓 20 スケール 21 バケット 22 ブラケット 23 横振れ防止具(21〜23は連結手段を構成す
る。) 31 開閉蓋 34 開閉蓋
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平9−304155(JP,A) 特開 平8−311861(JP,A) 実開 平3−76029(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E02D 3/12 103 G01F 11/00 G01F 19/00
Claims (7)
- 【請求項1】 バックホウのアームに設けられ、上壁及
び側壁で囲まれて底側が開放され、前記上壁及び前記側
壁の少なくとも一方に通気孔が設けられた空洞状の散布
箱と、 前記散布箱の中に地盤改良に使用される粉状の固化材を
吐出するための固化材吐出手段と、 前記散布箱の中に吐出されて舞い上がる粉体を捕集する
ための集塵機とを備え、前記散布箱を地盤上に置いて、
前記固化材吐出手段から吐出される固化材を前記底側の
開口から地盤上に散布するようにした散布装置におい
て、 前記散布箱を、前記アームの先端近傍であって前記アー
ムの側方に配置して連結手段を介して前記アームに取り
付け、 前記散布箱が前記地盤上に置かれたときに、前記地盤上
に突き刺さり地面と前記散布箱の下縁との隙間を封止す
るようにした封止部材を設けた ことを特徴とする地盤改
良用固化材の散布装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載の散布装置において、 前記封止部材は、前記地盤上に置かれた前記散布箱を水
平方向へ移動させることにより、レーキとして機能する
ものであることを特徴とする地盤改良用固化材の散布装
置。 - 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載の散布装置
において、 前記固化材吐出手段は、前記散布箱の中に配置されたサ
イクロンを含み、前記サイクロンは前記固化材を吐出す
るために下方へ向かって開口する吐出口を含み、前記吐
出口に、前記吐出される固化材を前記散布箱の中で拡散
するための拡散手段を設けたことを特徴とする地盤改良
用固化材の散布装置。 - 【請求項4】 請求項1乃至請求項3の一つに記載の散
布装置において、 前記散布箱の中に、前記集塵機へ向かう粉体の一部を予
め捕集するために、前記粉体の通過を規制し空気の通過
を許容する空気抜きシートを設けたことを特徴とする地
盤改良用固化材の散布装置。 - 【請求項5】 請求項1乃至請求項4一つに記載の散布
装置において、 前記散布箱の側壁に、内部が透視可能な透明板で塞がれ
た覗窓を設けたことを特徴とする地盤改良用固化材の散
布装置。 - 【請求項6】 請求項5に記載の散布装置において、 前記散布箱の側壁に、前記散布される固化材を検量する
ためのスケールを設けたことを特徴とする地盤改良用固
化材の散布装置。 - 【請求項7】 請求項1に記載の散布装置において、 前記固化材吐出手段は、前記散布箱の中に配置されたサ
イクロンを含み、前記サイクロンは前記固化材を吐出す
るために下方へ向かって開口する吐出口を含み、前記吐
出口から余分な固化材が溢れ出るのを規制するために、
前記吐出口を封鎖可能にした開閉蓋を設けたことを特徴
とする地盤改良用固化材の散布装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31856098A JP3274841B2 (ja) | 1998-08-31 | 1998-11-10 | 地盤改良用固化材の散布装置 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10-244968 | 1998-08-31 | ||
| JP24496898 | 1998-08-31 | ||
| JP31856098A JP3274841B2 (ja) | 1998-08-31 | 1998-11-10 | 地盤改良用固化材の散布装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000144715A JP2000144715A (ja) | 2000-05-26 |
| JP3274841B2 true JP3274841B2 (ja) | 2002-04-15 |
Family
ID=26536985
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31856098A Expired - Lifetime JP3274841B2 (ja) | 1998-08-31 | 1998-11-10 | 地盤改良用固化材の散布装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3274841B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008285826A (ja) * | 2007-05-15 | 2008-11-27 | Kanayama Tooichi | 地盤の表層改良工法とこれに用いる土質改良材の散布装置 |
| JP6675918B2 (ja) * | 2016-04-20 | 2020-04-08 | 東京電力ホールディングス株式会社 | 地盤改良材仮置き装置、及び地盤改良材の仮置き方法 |
| CN113106961B (zh) * | 2021-04-20 | 2022-04-12 | 中建八局第二建设有限公司 | 一种基坑施工回填打夯装置 |
| JP7310038B1 (ja) * | 2023-03-23 | 2023-07-18 | 三信建設工業株式会社 | 地盤改良装置及び地盤改良方法 |
-
1998
- 1998-11-10 JP JP31856098A patent/JP3274841B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2000144715A (ja) | 2000-05-26 |
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