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JP3280596B2 - 生ごみ処理装置 - Google Patents
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JP3280596B2 - 生ごみ処理装置 - Google Patents

生ごみ処理装置

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JP3280596B2
JP3280596B2 JP04032397A JP4032397A JP3280596B2 JP 3280596 B2 JP3280596 B2 JP 3280596B2 JP 04032397 A JP04032397 A JP 04032397A JP 4032397 A JP4032397 A JP 4032397A JP 3280596 B2 JP3280596 B2 JP 3280596B2
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隆司 兵藤
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智明 藤井
良壽 金綱
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、微生物の力を利用
して生ごみの分解処理を行う生ごみ処理装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来から微生物を利用して有機物及び水
分を含有する汚泥を環境に影響を与えない程度に分解処
理(醗酵)することが行われており、この処理を行う生
ごみ処理装置が知られている。この生ごみ処理装置は生
ごみ処理槽内にバイオチップと称する木質細片を生ごみ
処理材として充填してある。生ごみ処理槽に設けた投入
口から生ごみを生ごみ処理槽内に投入し、生ごみ処理材
に生息する微生物の働きで生ごみを醗酵させて分解処理
するようになっている。
【0003】従来の生ごみ処理装置は、生ごみ処理槽内
に生ごみ処理材を攪拌するための攪拌手段を設けてあっ
て、攪拌手段はモータにより回転されるようになってい
る。そして、モータに通電して攪拌手段を回転すること
で、生ごみ処理材と共に生ごみを攪拌混合し生ごみ処理
槽内に充填した生ごみ処理材中に生ごみを均一に分散
し、更に、生ごみ処理槽内の各部の生ごみ処理材を移動
させて生ごみ処理材内においてできるだけ均一に効果的
に生ごみ処理を行うようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のような構成の従
来例にあっては、生ごみ処理槽内において生ごみが塊と
なって固まって攪拌手段の回転を妨害し、モータに通電
しているにもかかわらず、攪拌手段が実際には回転しな
い、いわゆるモータロックという状態が発生するという
問題があった。このようにモータロックという状態にな
ると、適正な攪拌ができずに、生ごみ処理が効果的にで
きないという問題があるだけでなく、モータが破損した
りするという問題があった。
【0005】そこで、従来にあっては、攪拌手段を回転
するモータとしてモータロックを検出するモータロック
検出装置を装備したモータを使用することが考えられる
が、これだと、値段の高いモータを使用しなければなら
ず、生ごみ処理装置のコストアップの原因となり、ま
た、モータロック検出装置を装備したモータを使用する
と、装置が大型化してしまうという問題がある。
【0006】本発明は上記の従来例の問題点に鑑みて発
明したものであって、攪拌手段を回転するモータのモー
タロックを簡単な構成で確実に検出することができる生
ごみ処理装置を提供することを課題とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の生ごみ処理装置は、生ごみ処理槽1に設け
た攪拌手段16をモータ17により回転して生ごみ処理
槽1に充填した生ごみ処理材10を攪拌することにより
生ごみ処理材10内に投入した生ごみを分解処理するよ
うにした生ごみ処理装置13において、生ごみ処理材1
0の含水率を検出する含水率センサ18を生ごみ処理槽
1内に設け、該含水率センサ18にヒータ19とヒータ
9への通電前と通電した状態における温度とを検出する
ための温度検出手段20とを設け、該温度検出手段20
からの温度のデータに基づいて生ごみ処理材10の含水
率を求めて少なくとも生ごみ処理槽1内の排気を外部に
排気するためのファン34を制御する制御部21を設
け、上記含水率センサ18のヒータ19に通電して一定
時間後に攪拌手段16を回転するためにモータ17に通
電した後において温度検出手段20により検出する温度
のデータに基づいてモータロックであるか否かを判定す
る判定部21aを設けて成ることを特徴とするものであ
る。このような構成とすることで、少なくとも生ごみ処
理槽1内の排気を外部に排気するためのファン34を制
御するために生ごみ処理装置13に設けられている含水
率センサ18を利用して攪拌手段16を回転するモータ
17がモータロックであるか否かを検出できることにな
る。
【0008】また、攪拌手段16による攪拌が、正転を
2回以上連続する正回転と、逆転を2回以上連続する逆
回転とを交互に行うものとし、正回転乃至逆回転時にモ
ータロックと判定され、次の逆回転乃至正回転時にモー
タロックと判定された場合にモータ17への通電を停止
するようにするための制御部21を設けることが好まし
い。このような構成とすることで、モータ17が一方向
に回転しようとする際に攪拌手段16が塊に当たって回
転をせずにモータロックであると判定しても、該攪拌手
段16が他方向に回転した際に、他方向への回転で上記
塊が移動させられてモータロックとならない場合があ
り、このような場合にはモータロックであると判定して
もモータ17への通電を停止せず、モータ17が一方向
に回転しようとする際に攪拌手段16が塊に当たって回
転をせずにモータロックであると判定し、次に、モータ
17が逆方向に回転しようとする際に攪拌手段16が塊
に当たって回転しない場合には、攪拌手段16が正転、
逆転のいずれの方向に回転しようとしても攪拌手段16
が塊に当たって回転ができないので、この場合にモータ
17への通電を停止するようにしている。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明を添付図面に示す実
施形態に基づいて説明する。図1には生ごみ処理装置1
3の全体を示す斜視図が示してある。生ごみ処理装置1
3の上方が開口したケース22内に上方が開口した生ご
み処理槽1が内装してあり、この生ごみ処理槽1内には
攪拌手段16が回転自在に内装してある。
【0010】攪拌手段16は中空パイプ状をした攪拌軸
16aに攪拌羽根16bを設けて構成してあり、該攪拌
軸16aが生ごみ処理槽1の両側壁5に設けた軸受け部
23に回転自在に軸支してある。ここで、図2に示すよ
うに少なくとも攪拌軸16aの一端部は生ごみ処理槽1
の側壁5よりも外側に突出しており、攪拌軸16aの外
側への突出部分に図2に示すようにスプロケット24を
設けた長さの短いスプロケット用接続軸25を嵌め込ん
でボルト80等の連結手段により取付けてある。このよ
うにすることで、攪拌翼16bを設けた攪拌軸16aを
スプロケット24に邪魔されることなく生ごみ処理槽1
内部から軸受け部23に挿通し、その後に生ごみ処理槽
1の外側に突出した攪拌軸16aの端部にスプロケット
24を取付けることができると共に、生ごみ処理槽1内
には攪拌軸16aのみが位置して攪拌軸16aとスプロ
ケット用接続軸25との嵌め込み接合部が生ごみ処理槽
1内に位置しないので、生ごみ処理槽1内に位置する攪
拌翼16bを設けた攪拌軸16aのみを耐蝕性材料で形
成するだけでよくて、スプロケット24を設けたスプロ
ケット用接続軸25は耐蝕性材料で形成する必要がない
ものである。もちろん、本発明においては、スプロケッ
ト用接続軸25を耐蝕性材料で形成してもかまわないも
のである。
【0011】ケース22の底板22aにはモータ17が
取付けてあり、モータ17の出力軸に設けたスプロケッ
トと上記攪拌手段16に設けたスプロケット24とにチ
ェーン26が掛け廻してあって、モータ17を正転する
ことで攪拌手段16を正転し、モータ17を逆転するこ
とで攪拌手段17を逆転し、このような攪拌手段16の
回転により、生ごみ処理槽1内の生ごみ処理材10を攪
拌し、生ごみ処理槽1内の各部にまんべんなく空気を供
給すると共に生ごみを生ごみ処理槽1内に充填した生ご
み処理材10中に投入された生ごみを均等に分散混合さ
せるようになっている。攪拌手段16の回転の制御は制
御部21により制御される。
【0012】生ごみ処理槽1の下部の外面部には面ヒー
タ51が取着してある。この面ヒータ51は生ごみ処理
槽1内に充填した生ごみ処理材を加熱するためのもので
あり、生ごみ処理材の温度が低い場合に面ヒータ51に
より加熱するようになっている。この面ヒータ51は制
御部21からの信号により制御されるものである。生ご
み処理槽1内には微生物が生息したバイオチップと称さ
れるおが屑状の木質細片のような担体よりなる生ごみ処
理材が入れてある。この生ごみ処理材としては従来から
公知の木質細片(例えば特公平2ー30760号等)が
使用できる。
【0013】生ごみ処理槽1の内部には含水率センサ1
8が配設してある。実施形態においては含水率センサ1
8は生ごみ処理槽1の側壁5の内面に取付けてある。こ
の含水率センサ18はヒータ18aと、ヒータ18aへ
の通電前と通電した状態における温度とを検出するため
のサーミスタよりなる温度検出手段18bとで構成して
あり、含水率検出センサ18の出力信号が制御部21に
入力されるようになっている。そして、含水率検出セン
サ18のヒータ18aをオンする前の温度と、ヒータ1
8bをオンした状態における温度とを温度検出手段で検
出し、該温度検出手段による温度変化のデータから生ご
み処理材の含水率を求めるものである。この含水率検知
センサ18で生ごみ処理槽1内の生ごみ処理材10の含
水率を求めることで、制御部21により後述のファン3
4や面ヒータ51や攪拌手段16の運転制御を行うよう
になっている。
【0014】また、生ごみ処理槽1の上部には生ごみ処
理槽1内の空気を加温するための補助ヒータ30が設け
てあり、この補助ヒータ30により生ごみ処理槽1の上
部の空間内における空気を加温するようになっている。
ケース22の上部を構成する上カバー22bの開口部は
投入口14となっており、この投入口14には後端部の
軸着部を中心に回動して開閉自在となった生ごみ投入用
の蓋27が設けてある。
【0015】生ごみ処理槽1の側壁5の上端部には生ご
み処理槽1内に外気を供給するための吸気口6と生ごみ
処理槽1内の湿気や臭気を排気するための排気口7が設
けてある。上記生ごみ処理槽1の側壁5の上端部の内方
に図1、図2に示すように、小間隙4を介して垂下片3
が設けてあって、該垂下片3により生ごみ処理槽1の側
壁5の上端部に設けた吸気口6と排気口7とを隠してい
る。生ごみ処理槽1の側壁5と垂下片3との間に形成し
てある小間隙4は下方に開口していて生ごみ処理槽1内
に連通している。
【0016】排気口7には取り出し自在にフィルタ11
が取付けてある。この排気口7に接続した排気通路40
にはファン34が設けてあり、更に、白金触媒による脱
臭装置2が設けてある。白金触媒による脱臭装置2は排
気を加熱して脱臭するものであって、このためヒータを
備えている。脱臭装置2には希釈室36を備えており、
脱臭装置2で加熱されて白金触媒により脱臭された高温
の排気を、希釈室36で希釈室36に導入した外気と希
釈用ファン35により攪拌して希釈することで、低温に
して吹き出し口42から外部に排気するようにしてい
る。
【0017】上記のような構成の生ごみ処理装置13に
おいて、生ごみ処理槽1内に生ごみが投入されると、攪
拌手段16が回転して生ごみを生ごみ処理材と攪拌混合
させる。すると、生ごみ処理材に棲息する微生物の働き
により生ごみが分解処理されるものである。そして、フ
ァン34を運転して生ごみ処理槽1内において生ごみ処
理により発生する湿気やガス等の排気は排気通路40を
経て外部に排気され、同時にファン34を運転して排気
することで、同時に吸気径路28を経て外気が吸気口6
から生ごみ処理槽1内に供給され、これにより新鮮な酸
素が生ごみ処理材に供給されることになって、微生物の
働きを活性化するものである。この際、含水率センサ1
8により生ごみ処理槽1内の生ごみ処理材10の含水率
を求めることで、制御部21によりファン34や面ヒー
タ51や攪拌手段16の運転制御を行うようになってい
る。
【0018】含水率センサ18による含水率の検出は攪
拌手段16を回転するためのモータ17を駆動するごと
に行うものである。図4の動作説明図中(a)(b)
(c)には含水率センサ18とモータ17のオン、オフ
との相互の動作のタイミングを示しており、図4(a)
は含水率センサ18のサーミスタよりなる温度検出手段
18bのセンシング期間のタイムチャートを示し、同図
(b)は含水率センサ18のヒータ18aのオン、オフ
のタイムチャートを示し、同図(c)はモータ17のオ
ン、オフのタイムチャートを示し、図4(a)(b)
(c)のように、モータ17をオンして攪拌手段16を
回転して生ごみ処理槽1内の生ごみ処理材を攪拌する一
定時間前に含水率センサ18の温度検出手段18bによ
る1回目の温度検出を行い、1回目の温度検出の終了と
同時に、含水率センサ18のヒータ18aをオンにし、
ヒータ18aをオフにする一定時間前に含水率センサ1
8の温度検出手段18bによる2回目の温度検出を行
い、更に、2回目の温度検出の終了と同時にモータ17
をオンにし、その後、ヒータ18aのオフとモータ17
のオフとを同時に行うものである。ここで、温度検出手
段18bによる2回目の検出温度T2 と、1回目の検出
温度T1 との差、つまり、T2 −T1 から生ごみ処理材
10の含水率を求め、制御部21によりファン34や面
ヒータ51や攪拌手段16の運転制御を行うものであ
る。すなわち、弱運転、普通運転、強運転等の複数段階
の運転モードを設けておき、上記のようにして求めた含
水率のデータに基づいて運転モードを自動的に切り換え
るのである。
【0019】ここで、本発明においては図4(a)に示
すように含水率センサ18の温度検出手段18bにより
モータ17をオンにした後、オフにする直前に3回目の
温度検出を行うようになっている。しかして、含水率セ
ンサ18のヒータ18aをオンする前に温度検出手段1
8bによる1回目の温度検出の後、ヒータ18aをオン
すると図4(d)の実線のように温度検出手段18bに
よる2回目の温度検出までの間は温度が上昇する。しか
し、2回目の温度検出直後にモータ17をオンにして攪
拌手段16を回転すると生ごみ処理槽1内の生ごみ処理
材が攪拌され、これにより含水率センサ18部分の生ご
み処理材も攪拌されることで、図4(d)の実線のよう
にモータ17をオンにしている間温度が低下し、このた
めモータ17をオフにする直前に含水率センサ18の温
度検出手段18bによる3回目の温度検出の検出温度T
3 は上記2回目の検出温度T2 よりも低くなる。ところ
が、今、生ごみ処理槽1内の生ごみの塊等により攪拌手
段16が回転せず、モータロックの状態となっている場
合、モータ17をオンにしても攪拌手段16が生ごみの
塊等により回転が阻害されて回転せず(つまりモータロ
ックとなる)、このため図4(d)の破線に示すよう
に、含水率センサ18の温度検出手段18bによる3回
目の温度検出による温度のデータは、上記実線で示した
ような値を示さず、それよりも高い温度を示すことにな
る。したがって、この3回目の温度検出のデータに基づ
いて制御部21の判定部21aによりモータ17への通
電がオンされて攪拌手段16が回転したか、又はモータ
17への通電がオンされているにもかかわらず攪拌手段
16が回転しないモータロックの状態であるかどうかを
判定するようになっている。
【0020】ここで、上記のように制御部21の判定部
21aによりモータロックであると判定し、これに基づ
いて、モータ17への通電を停止し、またモータロック
であることを知らせるための報知手段によりモータロッ
ク状態を報知するものである。そして、モータ17への
通電の停止や報知手段によるモータロックの報知に当た
っては、1回のモータロック状態の判定でモータ17へ
の通電の停止や報知手段によるモータロックの報知をす
るようにしてもよく、また、2回以上のモータロック状
態の判定でモータ17への通電の停止や報知手段70に
よるモータロックの報知をするようにしてもよい。
【0021】図5、図6に示す実施形態においては2回
のモータロック状態の判定が続いた場合にモータ17へ
の通電の停止や報知手段90によるモータロックの報知
をする例が示してある。なお、本実施形態において、図
5(a)と図6(a)とが対応し、図5(b)と図6
(b)とが対応し、図5(c)と図6(c)とが対応
し、図5(d)と図6(d)とが対応し、図5(f)と
図6(f)とが対応している。また、図8は本実施形態
の制御ブロック図が示してある。
【0022】この実施形態では、モータ17の回転は一
定時間ごとに正転を2回以上連続する正回転と、逆転を
2回以上連続する逆回転とを交互に行うように制御部2
1により制御されるようになっている。したがって、仮
に、モータ17の1回転(正回転又は逆回転)のみのデ
ータで上記制御部21の判定部21aによりモータロッ
クの状態を判定したからといって、直ぐにモータ17へ
の通電を停止するように制御するとしたら、以下のよう
な問題が生じるので、本実施形態においては、正回転乃
至逆回転時にモータロックと判定され、次の逆回転乃至
正回転時にモータロックと判定された場合にモータ17
への通電を停止するようにしている。
【0023】つまり、今、1回目の正回転と2回目の正
回転との間において攪拌手段16の回転を阻害するよう
な生ごみの塊Bが攪拌手段16の回転範囲に生じた場合
を想定する。図5(a)の状態で1回目の正回転を行う
ように制御信号が送られて図6(a)のようにモータ1
7に通電されると、攪拌手段16の正回転を阻害するも
のがないので、攪拌手段16は360°回転し(つまり
モータ17が図6(a)のように正回転し)、制御部2
1の判定部21aによりモータ17がモータロックの状
態であるとは判定されない。
【0024】次に、図5(a)の状態から一定時間後
に、2回目の正回転を行うように制御信号が送られて図
6(b)のようにモータ17に通電されると、図5
(b)のように攪拌手段16が破線の状態から矢印方向
に回転して(つまりモータ17が図6(b)のように正
回転して)生ごみの塊Bに当たって実線の状態で止まっ
てそれ以上の回転が阻止される。この図5(b)、図6
(b)の段階においてはモータ17が2回目の正回転を
一定角度行って攪拌手段16が一定角度回転するため、
制御部21の判定部21aによりモータ17がモータロ
ックの状態であるとは判定されない。
【0025】次に、図5(b)の状態から一定時間後
に、1回目の逆回転を行うように制御信号が送られて図
6(c)のようにモータ17に通電されると、図5
(c)の破線の状態から実線の状態まで攪拌手段16が
逆回転し(つまりモータ17が図6(c)のように逆回
転し)、実線の状態まで回転して生ごみの塊Bに当たっ
てそれ以上の回転が阻止される。この図5(c)、図6
(c)の段階においてはモータ17が1回目の逆回転を
一定角度行って攪拌手段16が一定角度回転するため、
制御部21の判定部21aによりモータ17がモータロ
ックの状態であるとは判定されない。
【0026】次に、図5(c)の状態から一定時間後
に、2回目の逆回転を行うように制御信号が送られて図
6(d)のようにモータ17に通電されると、図5
(d)のように攪拌手段16が生ごみの塊Bに当たって
矢印方向の逆回転ができない(図6(d)のようにモー
タ17は回転しない)ので、制御部21の判定部21a
によりモータ17がモータロックの状態であると判定さ
れる。
【0027】次に、図5(d)の状態から一定時間後
に、1回目の正回転を行うように制御信号が送られて図
6(e)のようにモータ17に通電されると、図5
(e)の破線の状態から実線の状態まで攪拌手段16が
正回転し(つまりモータ17が図6(e)のように正回
転し)、実線の状態まで回転して生ごみの塊Bに当たっ
てそれ以上の回転が阻止される。この図5(e)、図6
(e)の段階においてはモータ17が1回目の正回転を
一定角度行って攪拌手段16が一定角度回転するため、
制御部21の判定部21aによりモータ17がモータロ
ックの状態であるとは判定されない。
【0028】次に、図5(e)の状態から一定時間後
に、2回目の正回転を行うように制御信号が送られて図
6(f)のようにモータ17に通電されると、図5
(f)のように攪拌手段16が生ごみの塊Bに当たって
矢印方向の正回転ができない(図6(f)のようにモー
タ17は回転しない)ので、制御部21の判定部21a
によりモータ17がモータロックの状態であると判定さ
れる。
【0029】このように、2回の正回転のうち2回目の
正回転の時と、2回の逆回転のうち2回目の逆回転の時
とにおいてのみ、モータロック状態が判定できるもので
ある。ところで、今、仮に、2回目の正回転の時、又は
2回目の逆回転の時に攪拌手段16が生ごみの塊等に阻
害されて回転できないモータロックであると制御部21
の判定部21aにより判定されたとしても、モータ17
の2回目の正回転制御(又は2回目の逆回転制御)の次
に一定時間後にモータ17にオンして1回目の逆回転制
御(又は1回目の正回転制御)した場合、上記のように
1回目の逆回転時(又は1回目の正回転時)に攪拌手段
16が逆回転するが、この時、攪拌手段16の逆回転
(又は正回転)による生ごみ処理材の攪拌の動きで、上
記2回目の正回転(又は2回目の逆回転)の時に攪拌手
段16の回転を阻害していた生ごみの塊等が移動した
り、あるいはほぐされて散らったりし、このため、次の
モータ17を2回目の逆回転制御(又は2回目の正回転
制御)した場合に、攪拌手段16が支障なく逆回転(又
は正回転)できることになり、この場合には制御部21
の判定部21aによりモータロックとは判定されない。
【0030】したがって、前述のように、2回の正回転
のうち2回目の正回転の時と、2回の逆回転のうち2回
目の逆回転の時とにおいてのみ、制御部21の判定部2
1aによりモータロック状態と判定するのであるが、上
記のように、1回のモータロック状態の判定の後に、次
のモータの1回目の正回転又は逆回転では攪拌手段16
が回転してモータロックの原因となっている生ごみの塊
等を移動したり、ほぐして散らしたしてモータロックを
解消してしまう場合があるので、判定部21aによる1
回のモータロック状態の判定毎にモータ17への通電を
停止するように制御部21により制御するのは実際の状
態と対応しない場合がある。つまり、モータロックと判
定した後にモータの逆方向の回転でモータロックが解消
されてしまう場合があるので、判定部21aによる1回
のモータロック状態の判定毎にモータ17への通電を停
止するのはあまり好ましくない。
【0031】そこで、本実施形態においては、正回転乃
至逆回転時にモータロックと判定され、次の逆回転乃至
正回転時にモータロックと判定された場合に始めてモー
タ17への通電を停止するように制御部21により制御
されるようになっている。つまり、モータ17の2回目
の正回転時(又は2回目の逆回転時)に判定部21aに
よりモータロックであると判定され、次の1回目の逆回
転(又は1回目の正回転)を経て2回目の逆回転時(又
は2回目の正回転時)にモータロックであると判定され
ることで、実際に正転も逆転もできないモータロックで
あるとしてモータ17への通電が停止されるものであ
る。この場合、任意の報知手段70によりモータロック
であることを知らせるようにしてもよいものである。
【0032】
【発明の効果】本発明の請求項1記載の発明にあって
は、上述のように、生ごみ処理槽に設けた攪拌手段をモ
ータにより回転して生ごみ処理槽に充填した生ごみ処理
材を攪拌することにより生ごみ処理材内に投入した生ご
みを分解処理するようにした生ごみ処理装置において、
生ごみ処理材の含水率を検出する含水率センサを生ごみ
処理槽内に設け、生ごみ処理材の含水率を検出する含水
率センサを生ごみ処理槽内に設け、該含水率センサにヒ
ータとヒータへの通電前と通電した状態における温度と
を検出するための温度検出手段とを設け、温度検出手段
で求めた温度のデータから生ごみ処理材の含水率を求め
て少なくとも生ごみ処理槽内の排気を外部に排気するた
めのファンを制御する制御部を設け、上記含水率センサ
のヒータに通電して一定時間後に攪拌手段を回転するた
めにモータに通電した後において温度検出手段により検
出する温度のデータに基づいてモータロックであるか否
かを判定する判定部を設けてあるので、少なくとも生ご
み処理槽内の排気を外部に排気するためのファンを制御
するために生ごみ処理装置に設けられている含水率セン
サを利用して攪拌手段を回転するモータがモータロック
であるか否かを検出できることになり、この結果、含水
率センサを含水率の検知用とモータロックの検出用の両
方に用いることができて、モータロック装置を備えた特
別なモータを使用する必要がなくて、コストダウンが図
れると共に、構成が簡略化されて、コンパクト化が図れ
るものである。
【0033】また、請求項2記載の発明にあっては、上
記請求項1記載の発明の効果に加えて、攪拌手段による
攪拌が、正転を2回以上連続する正回転と、逆転を2回
以上連続する逆回転とを交互に行うものとし、正回転乃
至逆回転時にモータロックと判定され、次の逆回転乃至
正回転時にモータロックと判定された場合にモータへの
通電を停止するようにした制御部を設けるので、モータ
が一方向に回転しようとする際に攪拌手段が塊に当たっ
て回転をせずにモータロックであると判定しても、該モ
ータが他方に回転しようとする際に攪拌手段の回転で上
記塊が移動させられてモータロックとならない場合があ
り、このような場合にはモータロックであると判定して
もモータへの通電を停止せず、モータが一方向に回転し
ようとする際に攪拌手段が塊に当たって回転をせずにモ
ータロックであると判定し、次に、モータが逆方向に回
転しようとする際に攪拌手段が塊当たって回転しない場
合にはモータロックと判定されるので、このような場合
には、モータを正転、逆転のいずれの方向に回転しよう
としても攪拌手段が塊に当たって回転ができないので、
この場合にモータへの通電を停止するものであり、この
結果、塊が攪拌手段の正転、逆転のいずれにおいても移
動できない時にのみ、確実にモータを停止してモータの
破損を防止することができるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の一部省略概略斜視図であ
る。
【図2】同上の正面断面図である。
【図3】同上の側面断面図である。
【図4】同上の含水率センサの動作説明図である。
【図5】同上のモータに通電して攪拌手段を回転する際
に生ごみの塊等により攪拌手段の回転が阻害される場合
の動作説明図である。
【図6】図5の各段階におけるモータへの通電とモータ
の動きの関係を示すタイムチャートである。
【図7】同上の制御ブロック図である。
【符号の説明】
1 生ごみ処理槽 10 生ごみ処理材 13 生ごみ処理装置 16 攪拌手段 17 モータ 18 含水率センサ 19 ヒータ 20 温度検出手段 21 制御部 21a 判定部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 六嶋 一雅 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工 株式会社内 (72)発明者 池内 淳一 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工 株式会社内 (72)発明者 藤本 英男 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工 株式会社内 (72)発明者 兵藤 隆司 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工 株式会社内 (72)発明者 川西 弘泰 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工 株式会社内 (72)発明者 藤井 智明 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工 株式会社内 (72)発明者 金綱 良壽 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工 株式会社内 (56)参考文献 特開 平7−275835(JP,A) 特開 平8−173943(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B09B 3/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 生ごみ処理槽に設けた攪拌手段をモータ
    により回転して生ごみ処理槽に充填した生ごみ処理材を
    攪拌することにより生ごみ処理材内に投入した生ごみを
    分解処理するようにした生ごみ処理装置において、生ご
    み処理材の含水率を検出する含水率センサを生ごみ処理
    槽内に設け、該含水率センサにヒータとヒータへの通電
    前と通電した状態における温度とを検出するための温度
    検出手段とを設け、温度検出手段で求めた温度のデータ
    から生ごみ処理材の含水率を求めて少なくとも生ごみ処
    理槽内の排気を外部に排気するためのファンを制御する
    制御部を設け、上記含水率センサのヒータに通電して一
    定時間後に攪拌手段を回転するためにモータに通電した
    後において温度検出手段により検出する温度のデータに
    基づいてモータロックであるか否かを判定する判定部を
    設けて成ることを特徴とする生ごみ処理装置。
  2. 【請求項2】 攪拌手段による攪拌が、正転を2回以上
    連続する正回転と、逆転を2回以上連続する逆回転とを
    交互に行うものとし、正回転乃至逆回転時にモータロッ
    クと判定され、次の逆回転乃至正回転時にモータロック
    と判定された場合にモータへの通電を停止するように制
    御するための制御部を設けて成ることを特徴とする請求
    項1記載の生ごみ処理装置。
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