JP3282467B2 - Tabテープキャリアの製造方法及びその製造装置 - Google Patents
Tabテープキャリアの製造方法及びその製造装置Info
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- JP3282467B2 JP3282467B2 JP26660195A JP26660195A JP3282467B2 JP 3282467 B2 JP3282467 B2 JP 3282467B2 JP 26660195 A JP26660195 A JP 26660195A JP 26660195 A JP26660195 A JP 26660195A JP 3282467 B2 JP3282467 B2 JP 3282467B2
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- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K3/00—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
- H05K3/22—Secondary treatment of printed circuits
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- Wire Bonding (AREA)
- Molten Solder (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はTABテープキャリ
アの製造方法及びその製造装置に係り、特に銅箔の粗化
面の化学研磨技術に関するものである。
アの製造方法及びその製造装置に係り、特に銅箔の粗化
面の化学研磨技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】TABテープキャリアは、ポリイミドテ
ープに銅箔をラミネートした後、フォトレジストを塗布
してレジストパターンを形成し、そのパターンに基づき
銅箔をエッチングしてリードパターンを形成し、形成さ
れたリードパターンの一部、例えばインナリードにめっ
きを施したものである。
ープに銅箔をラミネートした後、フォトレジストを塗布
してレジストパターンを形成し、そのパターンに基づき
銅箔をエッチングしてリードパターンを形成し、形成さ
れたリードパターンの一部、例えばインナリードにめっ
きを施したものである。
【0003】ここに、テープに銅箔をラミネートするに
際し、テープに対する銅箔の接着力を強くするために、
銅箔の裏面は凹凸を設けて粗化面としてある。ところ
が、十分なボンディング強度を得るためには、均一なめ
っき厚みと、インナリード幅のばらつきの少ないものが
要求されるため、研磨処理により粗化面を平滑化する必
要がある。化学研磨処理により銅箔を平滑化する場合、
テープ全体を浸漬するが、もともと光沢面となっている
銅箔表面はリード強度の点から化学研磨しないことが望
ましく、化学研磨処理は裏面の粗化面のみ行うべきであ
る。
際し、テープに対する銅箔の接着力を強くするために、
銅箔の裏面は凹凸を設けて粗化面としてある。ところ
が、十分なボンディング強度を得るためには、均一なめ
っき厚みと、インナリード幅のばらつきの少ないものが
要求されるため、研磨処理により粗化面を平滑化する必
要がある。化学研磨処理により銅箔を平滑化する場合、
テープ全体を浸漬するが、もともと光沢面となっている
銅箔表面はリード強度の点から化学研磨しないことが望
ましく、化学研磨処理は裏面の粗化面のみ行うべきであ
る。
【0004】そこで従来は銅箔表面を保護するために、
フォトレジスト塗布後に化学研磨処理を行っていた。す
なわち図5に示すように、TABテープキャリアを製造
するには、ポリイミドテープをパンチングしてデバイス
ホール、スプロケットホール、アウタリードホール等の
開口部を形成し(ステップ51)、これらの開口部を形
成したテープに銅箔をラミネートし(ステップ52)、
リードパターン形成用のフォトレジストを塗布し(ステ
ップ53)、塗布後銅箔の粗化面を平滑化するために化
学研磨処理を行ない(ステップ54)、所定のリードパ
ターンの描かれたフォトマスクを載せて露光・現像し
(ステップ55)、材料露出部をエッチングしてリード
パターンを形成し(ステップ56)、ソルダ印刷を行な
い(ステップ56)、最後にインナリード等の所定部分
にめっきを施している(ステップ57)。
フォトレジスト塗布後に化学研磨処理を行っていた。す
なわち図5に示すように、TABテープキャリアを製造
するには、ポリイミドテープをパンチングしてデバイス
ホール、スプロケットホール、アウタリードホール等の
開口部を形成し(ステップ51)、これらの開口部を形
成したテープに銅箔をラミネートし(ステップ52)、
リードパターン形成用のフォトレジストを塗布し(ステ
ップ53)、塗布後銅箔の粗化面を平滑化するために化
学研磨処理を行ない(ステップ54)、所定のリードパ
ターンの描かれたフォトマスクを載せて露光・現像し
(ステップ55)、材料露出部をエッチングしてリード
パターンを形成し(ステップ56)、ソルダ印刷を行な
い(ステップ56)、最後にインナリード等の所定部分
にめっきを施している(ステップ57)。
【0005】このように従来は、銅箔の粗化面の平滑化
をフォトレジストの塗布後に行なっていたが、この銅箔
の粗化面を平滑化するための化学研磨処理工程は、図6
に示すように、化学研磨液槽31内に複数のガイドロー
ル32を配置した化学研磨装置を用いて、H2 O2 を含
んだ酸化性の強い化学研磨液33中に全体を浸漬したT
ABテープ34を蛇行走行させることにより行なってい
た。
をフォトレジストの塗布後に行なっていたが、この銅箔
の粗化面を平滑化するための化学研磨処理工程は、図6
に示すように、化学研磨液槽31内に複数のガイドロー
ル32を配置した化学研磨装置を用いて、H2 O2 を含
んだ酸化性の強い化学研磨液33中に全体を浸漬したT
ABテープ34を蛇行走行させることにより行なってい
た。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述したように従来の
技術では、フォトレジスト塗布後に強酸の化学研磨液中
にTABテープ全体を浸漬して銅箔を化学研磨するた
め、化学研磨の不必要な表面銅箔の保護膜としてフォト
レジストは役だっている。しかしながら、リードパター
ンを形成する上でもっとも重要なフォトレジストがピン
ホール等の欠陥を有すると、その部分が化学研磨液にお
かされ、TABテープのパターン形成時、パターン不良
を発生し、歩留りを低下させる大きな要因になってい
た。
技術では、フォトレジスト塗布後に強酸の化学研磨液中
にTABテープ全体を浸漬して銅箔を化学研磨するた
め、化学研磨の不必要な表面銅箔の保護膜としてフォト
レジストは役だっている。しかしながら、リードパター
ンを形成する上でもっとも重要なフォトレジストがピン
ホール等の欠陥を有すると、その部分が化学研磨液にお
かされ、TABテープのパターン形成時、パターン不良
を発生し、歩留りを低下させる大きな要因になってい
た。
【0007】なお、化学研磨液の噴出孔を有するパイプ
を研磨液槽内に設け、化学研磨液中で噴出孔から銅箔の
粗化面に化学研磨液の液流を与えることによって粗化面
を優先的に研磨するようにしたものが提案されている
(特開平5−275496号公報)。これによれば銅箔
の光沢面の化学研磨量を粗化面に対して相対的に低く抑
えることはできる。しかし、テープ全体を化学研磨液中
に浸漬しているため、銅箔の光沢面にも強酸の化学研磨
液が接触することに変りはなく、銅箔の光沢面が研磨さ
れることは避けられない。したがって、この提案の技術
をフォトレジスト塗布後に適用しても、上述した従来技
術と同様な問題が生じる。
を研磨液槽内に設け、化学研磨液中で噴出孔から銅箔の
粗化面に化学研磨液の液流を与えることによって粗化面
を優先的に研磨するようにしたものが提案されている
(特開平5−275496号公報)。これによれば銅箔
の光沢面の化学研磨量を粗化面に対して相対的に低く抑
えることはできる。しかし、テープ全体を化学研磨液中
に浸漬しているため、銅箔の光沢面にも強酸の化学研磨
液が接触することに変りはなく、銅箔の光沢面が研磨さ
れることは避けられない。したがって、この提案の技術
をフォトレジスト塗布後に適用しても、上述した従来技
術と同様な問題が生じる。
【0008】本発明の目的は、上述した従来技術の問題
点を解消して、銅箔の光沢面を侵すことなく粗化面のみ
を均一に化学研磨することが可能なTABテープキャリ
アの製造方法及びその製造装置を提供することにある。
点を解消して、銅箔の光沢面を侵すことなく粗化面のみ
を均一に化学研磨することが可能なTABテープキャリ
アの製造方法及びその製造装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】TABテープキャリアの
製造方法は、テープにラミネートした銅箔の粗化面を研
磨する工程を備え、銅箔の粗化面を研磨する際、空気中
に化学研磨液の噴流を形成し、噴流に銅箔の粗化面を接
触させて粗化面のみを研磨するようにしたものである。
化学研磨液中ではなく、空気中に形成される化学研磨液
の噴流に銅箔の粗化面のみを接触させるので、テープ全
体を化学研磨液中に浸漬するものと異なり、銅箔の光沢
面に液がまわりこまない。したがって、銅箔の光沢面は
研磨されず、銅箔の粗化面のみが研磨される。このため
銅箔が研磨され過ぎて、銅箔より形成されるリードの強
度が弱くなることがなくなる。また銅箔の粗化面が平滑
になるので、均一なめっきと、ばらつきの少ないインナ
リードが得られ、ボンディング性を良好にすることがで
きる。
製造方法は、テープにラミネートした銅箔の粗化面を研
磨する工程を備え、銅箔の粗化面を研磨する際、空気中
に化学研磨液の噴流を形成し、噴流に銅箔の粗化面を接
触させて粗化面のみを研磨するようにしたものである。
化学研磨液中ではなく、空気中に形成される化学研磨液
の噴流に銅箔の粗化面のみを接触させるので、テープ全
体を化学研磨液中に浸漬するものと異なり、銅箔の光沢
面に液がまわりこまない。したがって、銅箔の光沢面は
研磨されず、銅箔の粗化面のみが研磨される。このため
銅箔が研磨され過ぎて、銅箔より形成されるリードの強
度が弱くなることがなくなる。また銅箔の粗化面が平滑
になるので、均一なめっきと、ばらつきの少ないインナ
リードが得られ、ボンディング性を良好にすることがで
きる。
【0010】また、本発明のTABテープキャリアの製
造装置は、テープにラミネートした銅箔の粗化面を化学
研磨液槽で研磨するTABテープキャリアの製造装置に
おいて、化学研磨液槽を蓋で覆い、この蓋に、化学研磨
液を空気中に噴流させる噴流口を銅箔の粗化面に対して
平行に設け、噴流口からの噴流により銅箔の粗化面のみ
を研磨するようにしたものである。したがって化学研磨
液槽の蓋に噴流口を設け、これより噴流した化学研磨液
をオーバーフローさせるだけの簡単な構造で、銅箔の光
沢面の研磨を抑え、銅箔の粗化面のみを研磨することが
できる。
造装置は、テープにラミネートした銅箔の粗化面を化学
研磨液槽で研磨するTABテープキャリアの製造装置に
おいて、化学研磨液槽を蓋で覆い、この蓋に、化学研磨
液を空気中に噴流させる噴流口を銅箔の粗化面に対して
平行に設け、噴流口からの噴流により銅箔の粗化面のみ
を研磨するようにしたものである。したがって化学研磨
液槽の蓋に噴流口を設け、これより噴流した化学研磨液
をオーバーフローさせるだけの簡単な構造で、銅箔の光
沢面の研磨を抑え、銅箔の粗化面のみを研磨することが
できる。
【0011】また、本発明のTABテープキャリアの製
造装置は、テープにラミネートした銅箔の粗化面を化学
研磨液槽内で研磨するTABテープキャリアの製造装置
において、化学研磨液槽を内槽と外槽の2槽構造とし、
内槽を蓋で覆い、該蓋に、化学研磨液を空気中に噴流さ
せる噴流口を銅箔の粗化面に対して平行に設け、化学研
磨液を内槽に導入して噴流口から噴流させ、銅箔の粗化
面を研磨した噴流後の化学研磨液を外槽に集めて内槽に
戻す循環ポンプを設けたものである。したがって化学研
磨液槽を2槽構造とし、化学研磨液を内槽に導入して噴
流口から噴流させ、噴流によりオーバーフローした化学
研磨液を外槽に集め、これを循環させるだけの簡単な構
造で、銅箔の光沢面の研磨を抑え、銅箔の粗化面のみを
連続的に研磨することができる。
造装置は、テープにラミネートした銅箔の粗化面を化学
研磨液槽内で研磨するTABテープキャリアの製造装置
において、化学研磨液槽を内槽と外槽の2槽構造とし、
内槽を蓋で覆い、該蓋に、化学研磨液を空気中に噴流さ
せる噴流口を銅箔の粗化面に対して平行に設け、化学研
磨液を内槽に導入して噴流口から噴流させ、銅箔の粗化
面を研磨した噴流後の化学研磨液を外槽に集めて内槽に
戻す循環ポンプを設けたものである。したがって化学研
磨液槽を2槽構造とし、化学研磨液を内槽に導入して噴
流口から噴流させ、噴流によりオーバーフローした化学
研磨液を外槽に集め、これを循環させるだけの簡単な構
造で、銅箔の光沢面の研磨を抑え、銅箔の粗化面のみを
連続的に研磨することができる。
【0012】この場合、噴流口が、噴流口の幅の開度を
銅箔の幅に応じて調整自在とする噴流口調整手段を備え
ていることが、種類により銅箔の幅が異なっても、銅箔
の光沢面への化学研磨液のまわりこみを有効に防ぐこと
ができる。また、内槽を外槽に対して深さ方向に移動し
て、銅箔の粗化面に対する噴流の接触度を調整するレベ
ル調整手段を設けることが、化学研磨液を銅箔の粗化面
に必ず接触させることができる。さらに、内槽内に化学
研磨液の流れを整流する整流手段を設けることが、噴流
口での化学研磨液の流れを均一にして、均一な化学研磨
を行うことができる。そして、TABテープキャリアの
製造装置を多段に設けて任意の製造装置の化学研磨液を
ブランクにしたりすることが、銅箔の粗化面の研磨量を
任意に制御することができる。
銅箔の幅に応じて調整自在とする噴流口調整手段を備え
ていることが、種類により銅箔の幅が異なっても、銅箔
の光沢面への化学研磨液のまわりこみを有効に防ぐこと
ができる。また、内槽を外槽に対して深さ方向に移動し
て、銅箔の粗化面に対する噴流の接触度を調整するレベ
ル調整手段を設けることが、化学研磨液を銅箔の粗化面
に必ず接触させることができる。さらに、内槽内に化学
研磨液の流れを整流する整流手段を設けることが、噴流
口での化学研磨液の流れを均一にして、均一な化学研磨
を行うことができる。そして、TABテープキャリアの
製造装置を多段に設けて任意の製造装置の化学研磨液を
ブランクにしたりすることが、銅箔の粗化面の研磨量を
任意に制御することができる。
【0013】なお、本発明の化学研磨液の種類は制限さ
れない。例えば、過酸化水素系、硝酸系、過酸化物系
等、いずれでもよい。また化学研磨液の条件も任意でよ
い。
れない。例えば、過酸化水素系、硝酸系、過酸化物系
等、いずれでもよい。また化学研磨液の条件も任意でよ
い。
【0014】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を図面
を用いて詳細に説明する。図1は銅箔の粗化面を化学研
磨処理するための化学研磨ユニット30の構成図で、
(a)は要部の詳細断面図、(b)は噴流口15の平面
図である。また図2は化学研磨ユニット30を多段に配
設した化学研磨装置の縦断面図、図3は銅箔1をラミネ
ートしたTABテープ2の断面図である。
を用いて詳細に説明する。図1は銅箔の粗化面を化学研
磨処理するための化学研磨ユニット30の構成図で、
(a)は要部の詳細断面図、(b)は噴流口15の平面
図である。また図2は化学研磨ユニット30を多段に配
設した化学研磨装置の縦断面図、図3は銅箔1をラミネ
ートしたTABテープ2の断面図である。
【0015】図3に示すようにTABテープ2は、銅箔
1をポリイミドテープ3にラミネートして構成される。
なお、5は銅箔の光沢面を示し、6、7及び8はポリイ
ミドテープ3に形成された開口部であり、それぞれスプ
ロケットホール、アウタリードホール、デバイスホール
を示す。このTABテープ2の銅箔1の粗化面4を化学
研磨する化学研磨ユニット30は図1に示すように構成
される。
1をポリイミドテープ3にラミネートして構成される。
なお、5は銅箔の光沢面を示し、6、7及び8はポリイ
ミドテープ3に形成された開口部であり、それぞれスプ
ロケットホール、アウタリードホール、デバイスホール
を示す。このTABテープ2の銅箔1の粗化面4を化学
研磨する化学研磨ユニット30は図1に示すように構成
される。
【0016】化学研磨液14を入れる化学研磨液槽11
は、内槽12と外槽13の2槽構造となっている。内槽
12に化学研磨液14を空気中に噴流する噴流口15を
設ける。この噴流口15は、幅が固定の開口16と、噴
流口15の口幅25を調整してTABテープ2の光沢面
5に化学研磨液14が回り込まないようにする噴流口調
整プレート17とから構成される。
は、内槽12と外槽13の2槽構造となっている。内槽
12に化学研磨液14を空気中に噴流する噴流口15を
設ける。この噴流口15は、幅が固定の開口16と、噴
流口15の口幅25を調整してTABテープ2の光沢面
5に化学研磨液14が回り込まないようにする噴流口調
整プレート17とから構成される。
【0017】開口16は、内槽12に取り付けた蓋24
に、TABテープ2の銅箔1の粗化面4に対して平行に
設けられる。噴流口調整プレート17は、開口16の両
側に沿った蓋24の上部に設けられ、開口16の幅方向
に進退してプレート17間の距離を変えることにより、
噴流口15の口幅25を銅箔1の幅に応じて調整自在と
する。噴流口調整プレート17は、L字部材によって構
成され、起立部17aの先端部をオーバーフロー方向に
切り落とし、化学研磨液14がオーバーフロー位置に止
まらず、外槽13内に直ちに落下するようにして、切れ
をよくしてある。また、L字部材の水平部17bは蓋2
4にねじ18で止められ、ねじ止め位置を変えることに
よって銅箔1の幅に応じて噴流口調整プレート17の位
置を調整できるようになっている。一般に、TABテー
プ2のテープ幅28には35mm、48mm、70mmの3
種類が用いられる。そして、これらにラミネートされる
銅箔1の幅は20mm〜60mmであるから、噴流口調整プ
レート17により調整しうる噴流口15の口幅25も、
同じ範囲としてある。
に、TABテープ2の銅箔1の粗化面4に対して平行に
設けられる。噴流口調整プレート17は、開口16の両
側に沿った蓋24の上部に設けられ、開口16の幅方向
に進退してプレート17間の距離を変えることにより、
噴流口15の口幅25を銅箔1の幅に応じて調整自在と
する。噴流口調整プレート17は、L字部材によって構
成され、起立部17aの先端部をオーバーフロー方向に
切り落とし、化学研磨液14がオーバーフロー位置に止
まらず、外槽13内に直ちに落下するようにして、切れ
をよくしてある。また、L字部材の水平部17bは蓋2
4にねじ18で止められ、ねじ止め位置を変えることに
よって銅箔1の幅に応じて噴流口調整プレート17の位
置を調整できるようになっている。一般に、TABテー
プ2のテープ幅28には35mm、48mm、70mmの3
種類が用いられる。そして、これらにラミネートされる
銅箔1の幅は20mm〜60mmであるから、噴流口調整プ
レート17により調整しうる噴流口15の口幅25も、
同じ範囲としてある。
【0018】また、TABテープ2の銅箔1の粗化面4
を化学研磨液14に必ず接触させることが重要であるた
め、内槽12はその外壁に取り付けたレベルアジャスト
ボルト19によって外槽13内に支持され、外槽13に
対して深さ方向に移動して、TABテープ2に対する噴
流口調整プレート17の高さをコントロールして、銅箔
1の粗化面4に対する噴流の接触度を調整できるように
なっている。因みにTABテープ2と噴流口調整プレー
ト17との間隙dは2mm程度に設定するとよい。この程
度の間隙だと、TABテープ2により噴流を上からちょ
うど押え込むような形になり、銅箔の粗化面を均一に研
磨できるからであり、これよりも間隙が大きいと研磨が
不均一になり、逆に小さいと噴流しなくなるからであ
る。
を化学研磨液14に必ず接触させることが重要であるた
め、内槽12はその外壁に取り付けたレベルアジャスト
ボルト19によって外槽13内に支持され、外槽13に
対して深さ方向に移動して、TABテープ2に対する噴
流口調整プレート17の高さをコントロールして、銅箔
1の粗化面4に対する噴流の接触度を調整できるように
なっている。因みにTABテープ2と噴流口調整プレー
ト17との間隙dは2mm程度に設定するとよい。この程
度の間隙だと、TABテープ2により噴流を上からちょ
うど押え込むような形になり、銅箔の粗化面を均一に研
磨できるからであり、これよりも間隙が大きいと研磨が
不均一になり、逆に小さいと噴流しなくなるからであ
る。
【0019】外槽13の底部には化学研磨液14の導入
管21と排出管22とがそれぞれ取り付けられ、そのう
ち、導入管21は内槽12の底部に設けた導入管挿通孔
26にOリングなどのシール材27を介して挿通され、
内槽12の上下動を許容しつつ、化学研磨液14を漏れ
ないように内槽12内に導入できるようにしてある。導
入管21と排出管22とは化学研磨液槽11の外部で循
環ポンプ23に接続され、循環ポンプ23から押し出さ
れた化学研磨液14は、導入管21から内槽12内に導
入され、噴流口15から噴流して銅箔1の粗化面4を研
磨し、研磨後はオーバーフローして外槽13内に集めら
れ、排出管22を通って循環ポンプ23に戻るようにな
っている。
管21と排出管22とがそれぞれ取り付けられ、そのう
ち、導入管21は内槽12の底部に設けた導入管挿通孔
26にOリングなどのシール材27を介して挿通され、
内槽12の上下動を許容しつつ、化学研磨液14を漏れ
ないように内槽12内に導入できるようにしてある。導
入管21と排出管22とは化学研磨液槽11の外部で循
環ポンプ23に接続され、循環ポンプ23から押し出さ
れた化学研磨液14は、導入管21から内槽12内に導
入され、噴流口15から噴流して銅箔1の粗化面4を研
磨し、研磨後はオーバーフローして外槽13内に集めら
れ、排出管22を通って循環ポンプ23に戻るようにな
っている。
【0020】ところで噴流でただオーバーフローするだ
けでは化学研磨液流中にエアーを抱込んだりして、流量
バランスがくずれるので、内槽12内には、化学研磨液
14の流れを整流する整流プレート20を設けてある。
この整流プレート20には、2mmφ〜5mmφの穴加工を
施してある。
けでは化学研磨液流中にエアーを抱込んだりして、流量
バランスがくずれるので、内槽12内には、化学研磨液
14の流れを整流する整流プレート20を設けてある。
この整流プレート20には、2mmφ〜5mmφの穴加工を
施してある。
【0021】このように構成された化学研磨ユニット3
0は、研磨厚さをコントロールするため、図2に示すよ
うに多段に(図示例では3段)配設し、厚さをうすくす
る時はいくつかのユニット30の槽内をブランクにして
バイパスさせる。
0は、研磨厚さをコントロールするため、図2に示すよ
うに多段に(図示例では3段)配設し、厚さをうすくす
る時はいくつかのユニット30の槽内をブランクにして
バイパスさせる。
【0022】さて、図3に示すTABテープ2の粗化面
4をH2 O2 を含んだ酸化性の化学研磨液で、銅箔1の
光沢面5にダメージを与えることなく化学研磨するに
は、上述した化学研磨ユニット30に対してTABテー
プ2を走行させ、片面のみの化学研磨を行えばよい。あ
らかじめ、噴流口調整プレート17を動かして、噴流口
15の口幅25をTABテープ2の銅箔1の幅に合わせ
る。また、レベルアジャストボルト19を動かしてTA
Bテープ2に対する噴流口調整プレート17の高さを調
整する。そして、循環ポンプ23を動かして化学研磨液
14を循環させる。
4をH2 O2 を含んだ酸化性の化学研磨液で、銅箔1の
光沢面5にダメージを与えることなく化学研磨するに
は、上述した化学研磨ユニット30に対してTABテー
プ2を走行させ、片面のみの化学研磨を行えばよい。あ
らかじめ、噴流口調整プレート17を動かして、噴流口
15の口幅25をTABテープ2の銅箔1の幅に合わせ
る。また、レベルアジャストボルト19を動かしてTA
Bテープ2に対する噴流口調整プレート17の高さを調
整する。そして、循環ポンプ23を動かして化学研磨液
14を循環させる。
【0023】内槽12に送り込まれた化学研磨液14は
整流プレート20を通って整流されるので、エアーを抱
込まず、流量バランスも取れた状態で噴流口15から空
気中に噴流される。噴流口15が銅箔1の粗化面4に対
して平行に設けられているので、噴流口15からの噴流
により銅箔1の粗化面4に化学研磨液14が接触して粗
化面4が研磨される。このとき、噴流口15の口幅25
をTABテープ2の銅箔1の幅に合わせてあるので、噴
流口15からオーバーフローした研磨後の化学研磨液1
4は、ポリイミドテープ3の銅箔1よりも外側にはみ出
している部分に阻止されるとともに、噴流口調整プレー
ト17先端の切り落としにより、速やかにプレート17
の外壁を伝わって外槽13内に導かれるため、銅箔1の
光沢面5への回り込みは生じない。このため銅箔1の粗
化面4のみが研磨される。なお、外槽13に集められた
化学研磨液は循環ポンプ23により内槽12に戻され
る。
整流プレート20を通って整流されるので、エアーを抱
込まず、流量バランスも取れた状態で噴流口15から空
気中に噴流される。噴流口15が銅箔1の粗化面4に対
して平行に設けられているので、噴流口15からの噴流
により銅箔1の粗化面4に化学研磨液14が接触して粗
化面4が研磨される。このとき、噴流口15の口幅25
をTABテープ2の銅箔1の幅に合わせてあるので、噴
流口15からオーバーフローした研磨後の化学研磨液1
4は、ポリイミドテープ3の銅箔1よりも外側にはみ出
している部分に阻止されるとともに、噴流口調整プレー
ト17先端の切り落としにより、速やかにプレート17
の外壁を伝わって外槽13内に導かれるため、銅箔1の
光沢面5への回り込みは生じない。このため銅箔1の粗
化面4のみが研磨される。なお、外槽13に集められた
化学研磨液は循環ポンプ23により内槽12に戻され
る。
【0024】ここで、上述した銅箔1の化学研磨処理
は、化学研磨液14が銅箔1の光沢面5に回り込まない
ので、フォトレジスト塗布後に行なうようにしても、ピ
ンホールが原因のパターン不良は生じない。しかし、フ
ォトレジスト塗布後に化学研磨処理をするのでなく、図
4に示すように、フォトレジスト塗布(ステップ44)
前に銅箔1の粗化面4を化学研磨処理すると(ステップ
43)、かりに化学研磨液14が銅箔1の光沢面5に回
り込んだとしても、パターン不良に至らない。
は、化学研磨液14が銅箔1の光沢面5に回り込まない
ので、フォトレジスト塗布後に行なうようにしても、ピ
ンホールが原因のパターン不良は生じない。しかし、フ
ォトレジスト塗布後に化学研磨処理をするのでなく、図
4に示すように、フォトレジスト塗布(ステップ44)
前に銅箔1の粗化面4を化学研磨処理すると(ステップ
43)、かりに化学研磨液14が銅箔1の光沢面5に回
り込んだとしても、パターン不良に至らない。
【0025】このように本実施の形態によれば、銅箔1
の粗化面4のみが研磨され、銅箔1の光沢面5が侵され
ないので、大きなリード強度を確保することができる。
また、粗化面4が研磨により平滑化されるので、後に行
なわれるエッチング工程(ステップ46)においてイン
ナリード幅のばらつきを少なくすることができ、さら
に、めっき工程(ステップ48)において均一なめっき
厚みが得られるため、十分なボンディング強度を得るこ
とができる。
の粗化面4のみが研磨され、銅箔1の光沢面5が侵され
ないので、大きなリード強度を確保することができる。
また、粗化面4が研磨により平滑化されるので、後に行
なわれるエッチング工程(ステップ46)においてイン
ナリード幅のばらつきを少なくすることができ、さら
に、めっき工程(ステップ48)において均一なめっき
厚みが得られるため、十分なボンディング強度を得るこ
とができる。
【0026】
【発明の効果】本発明によれば、空気中の噴流に銅箔の
粗化面を接触させることにより、銅箔の光沢面を侵すこ
となく粗化面のみを均一に化学研磨することができるの
で、パターン不良が低減し、歩留りを大幅に向上でき
る。
粗化面を接触させることにより、銅箔の光沢面を侵すこ
となく粗化面のみを均一に化学研磨することができるの
で、パターン不良が低減し、歩留りを大幅に向上でき
る。
【図1】本発明の実施の形態による化学研磨ユニットの
要部の詳細断面図である。
要部の詳細断面図である。
【図2】本実施の形態による化学研磨ユニットを多段化
した化学研磨装置の縦断面図である。
した化学研磨装置の縦断面図である。
【図3】本実施の形態に係るポリイミドテープと銅箔を
貼り合わせたTABテープの断面図である。
貼り合わせたTABテープの断面図である。
【図4】本実施の形態によるTABテープキャリアの製
造工程図である。
造工程図である。
【図5】従来例のTABテープキャリアの製造工程図で
ある。
ある。
【図6】従来の化学研磨装置の縦断面図である。
1 銅箔 2 TABテープ 4 粗化面 5 光沢面 11 化学研磨液槽 12 内槽 13 外槽 14 化学研磨液 15 噴流口 16 開口 17 噴流口調整プレート 19 レベルアジャストボルト 20 整流プレート 23 循環ポンプ 24 蓋 25 噴流口の口幅
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−94435(JP,A) 特開 平4−141371(JP,A) 特開 平6−21040(JP,A) 特開 平6−170341(JP,A) 特開 平5−275496(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/60 311 B23K 1/08 320 H01L 21/306
Claims (7)
- 【請求項1】テープにラミネートした銅箔の粗化面を研
磨する工程を備え、銅箔の粗化面を研磨する際、空気中
に化学研磨液の噴流を形成し、該噴流に銅箔の粗化面を
接触させて粗化面のみを研磨するようにしたTABテー
プキャリアの製造方法。 - 【請求項2】テープにラミネートした銅箔の粗化面を化
学研磨液槽で研磨するTABテープキャリアの製造装置
において、化学研磨液槽を蓋で覆い、該蓋に、化学研磨
液を空気中に噴流させる噴流口を銅箔の粗化面に対して
平行に設け、噴流口からの噴流により銅箔の粗化面のみ
を研磨するようにしたことを特徴とするTABテープキ
ャリアの製造装置。 - 【請求項3】テープにラミネートした銅箔の粗化面を化
学研磨液槽内で研磨するTABテープキャリアの製造装
置において、化学研磨液槽を内槽と外槽の2槽構造と
し、内槽を蓋で覆い、該蓋に、化学研磨液を空気中に噴
流させる噴流口を銅箔の粗化面に対して平行に設け、化
学研磨液を内槽に導入して噴流口から噴流させ、銅箔の
粗化面を研磨した噴流後の化学研磨液を外槽に集めて内
槽に戻す循環ポンプを設けたTABテープキャリアの製
造装置。 - 【請求項4】上記噴流口が、噴流口の幅の開度を銅箔の
幅に応じて調整自在とする噴流口調整手段を備えている
請求項2または3に記載のTABテープキャリアの製造
装置。 - 【請求項5】上記内槽を外槽に対して深さ方向に移動し
て、銅箔の粗化面に対する噴流の接触度を調整するレベ
ル調整手段を設けた請求項3に記載のTABテープキャ
リアの製造装置。 - 【請求項6】上記内槽に化学研磨液の流れを整流する整
流手段を設けた請求項3または請求項5に記載のTAB
テープキャリアの製造装置。 - 【請求項7】請求項2ないし6のいずれかに記載のTA
Bテープキャリアの製造装置を多段に設けたTABテー
プキャリアの製造装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26660195A JP3282467B2 (ja) | 1995-10-16 | 1995-10-16 | Tabテープキャリアの製造方法及びその製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26660195A JP3282467B2 (ja) | 1995-10-16 | 1995-10-16 | Tabテープキャリアの製造方法及びその製造装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09115962A JPH09115962A (ja) | 1997-05-02 |
| JP3282467B2 true JP3282467B2 (ja) | 2002-05-13 |
Family
ID=17433086
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26660195A Expired - Fee Related JP3282467B2 (ja) | 1995-10-16 | 1995-10-16 | Tabテープキャリアの製造方法及びその製造装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3282467B2 (ja) |
-
1995
- 1995-10-16 JP JP26660195A patent/JP3282467B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH09115962A (ja) | 1997-05-02 |
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| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
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