JP3282906B2 - 加熱装置 - Google Patents
加熱装置Info
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Landscapes
- Baking, Grill, Roasting (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、業務用調理器等で高温
平板上で焼きもの及び炒めもの等の調理を行なう加熱装
置に関するものである。
平板上で焼きもの及び炒めもの等の調理を行なう加熱装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来この種の加熱装置は厚板の金属平板
をガス炎あるいはシーズヒータ等で加熱し、この上に食
材を直接載せて焼き物調理等を行なっていた。例えば家
庭用として特開平2−106698号公報に示すごとく
金属プレートの下面に面状ヒータを設けたものがある
が、業務用としては金属プレートを厚板とすればよい。
をガス炎あるいはシーズヒータ等で加熱し、この上に食
材を直接載せて焼き物調理等を行なっていた。例えば家
庭用として特開平2−106698号公報に示すごとく
金属プレートの下面に面状ヒータを設けたものがある
が、業務用としては金属プレートを厚板とすればよい。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のガスを燃焼させ
ての加熱では排気ガスを室外排気するため大がかりな排
気設備が必要となる。また、ガスを燃焼させるためには
大量の空気が消費されるため、これを外部から導入する
必要がある。よって設備が大型化する問題がある。さら
にガスによる燃焼加熱方式のものは排気ガスを屋外に放
出する際、排気ガスと一緒に大量の熱も放出されるため
熱効率が低い等の問題もある。
ての加熱では排気ガスを室外排気するため大がかりな排
気設備が必要となる。また、ガスを燃焼させるためには
大量の空気が消費されるため、これを外部から導入する
必要がある。よって設備が大型化する問題がある。さら
にガスによる燃焼加熱方式のものは排気ガスを屋外に放
出する際、排気ガスと一緒に大量の熱も放出されるため
熱効率が低い等の問題もある。
【0004】また、ガス燃焼、電気加熱とも、金属板が
厚板であるため重量が重く大がかりになり、さらに調理
を行なった後の焦げ付きの除去作業に多くの時間を要す
る等の問題があった。
厚板であるため重量が重く大がかりになり、さらに調理
を行なった後の焦げ付きの除去作業に多くの時間を要す
る等の問題があった。
【0005】清掃作業性が良いものとして、例えば特公
平4−10716号公報に示すごとくガラスセラミック
層の下方に反射機能を有し上方へ赤外線放射をするラン
プヒータを配したものがあるが、加熱面温度のばらつ
き、熱効率が低い等の問題がある。
平4−10716号公報に示すごとくガラスセラミック
層の下方に反射機能を有し上方へ赤外線放射をするラン
プヒータを配したものがあるが、加熱面温度のばらつ
き、熱効率が低い等の問題がある。
【0006】そこで、加熱には電気を用いることにより
給排気設備は不要にし設備の簡略化を図り、且つヒータ
は広面積の面状ヒータとして加熱平板の下全面に装着
し、熱変形を防止した押さえ板にて一定の力で底面に押
し当てることにより、温度の均一化を図るとともに高い
熱効率を確保し、加熱平板の上に結晶化ガラスやセラミ
ックプレート等を密着配備し、調理物の焦げ付きを少な
くし清掃作業の簡略化を図ることを目的とする。
給排気設備は不要にし設備の簡略化を図り、且つヒータ
は広面積の面状ヒータとして加熱平板の下全面に装着
し、熱変形を防止した押さえ板にて一定の力で底面に押
し当てることにより、温度の均一化を図るとともに高い
熱効率を確保し、加熱平板の上に結晶化ガラスやセラミ
ックプレート等を密着配備し、調理物の焦げ付きを少な
くし清掃作業の簡略化を図ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するためになされたものであり、広面積の金属等熱良導
体製加熱平板の下面に、この下面を全面均一加熱を行う
面状ヒータを装着した加熱装置において、前記面状ヒー
タの下側には面状ヒータの全面積の数分の1に分割され
た短冊状のヒータ押さえ板を配し、このヒータ押さえ板
は面状ヒータの全面積を覆うように加熱平板の下面に複
数個配備し、それぞれのヒータ押さえ板の中央部に加熱
平板の下面に固着したボルトと、このボルトにねじ止め
するナットとからなる固定手段を設け、ヒータ押さえ板
の中央部を固定するとともに、ヒータ押さえ板の外周端
面部複数ヶ所に加熱平板の下面に固着した支持部と、こ
の支持部に挿入したスプリングと支持部の下端側に係止
する係止部とからなる保持手段を設け、ヒータ押さえ板
の外周部はスプリングの反発力で前記加熱平板の下面側
へ押し付け保持する構成となし、さらに前記加熱平板の
上に熱伝導率が小さく清掃性が良い結晶化ガラスやセラ
ミックプレート等からなるヒートプレートを密着配備
し、さらにヒータ押さえ板の両側の長辺を折り曲げ、ヒ
ータ押さえ板の強度を向上させるものである。
するためになされたものであり、広面積の金属等熱良導
体製加熱平板の下面に、この下面を全面均一加熱を行う
面状ヒータを装着した加熱装置において、前記面状ヒー
タの下側には面状ヒータの全面積の数分の1に分割され
た短冊状のヒータ押さえ板を配し、このヒータ押さえ板
は面状ヒータの全面積を覆うように加熱平板の下面に複
数個配備し、それぞれのヒータ押さえ板の中央部に加熱
平板の下面に固着したボルトと、このボルトにねじ止め
するナットとからなる固定手段を設け、ヒータ押さえ板
の中央部を固定するとともに、ヒータ押さえ板の外周端
面部複数ヶ所に加熱平板の下面に固着した支持部と、こ
の支持部に挿入したスプリングと支持部の下端側に係止
する係止部とからなる保持手段を設け、ヒータ押さえ板
の外周部はスプリングの反発力で前記加熱平板の下面側
へ押し付け保持する構成となし、さらに前記加熱平板の
上に熱伝導率が小さく清掃性が良い結晶化ガラスやセラ
ミックプレート等からなるヒートプレートを密着配備
し、さらにヒータ押さえ板の両側の長辺を折り曲げ、ヒ
ータ押さえ板の強度を向上させるものである。
【0008】
【作用】上記のように構成することにより、広面積の金
属等熱良導体製加熱平板の下全面に装着された面状ヒー
タは熱伝導が良い加熱平板の下面を全面均一に加熱し、
短冊状に分割され面状ヒータの下側全面積を覆うように
配されたヒータ押さえ板は面状ヒータを加熱平板の下全
面に押し当て、ヒータ押さえ板の中央部に設けた固定手
段はそれぞれのヒータ押さえ板の中央部を加熱平板の下
面と固着して固定するが、外周端面部複数ヶ所に設けた
保持手段と保持手段との間に介在させたスプリングは加
熱平板の下面とヒータ押さえ板を一定の力で押し付け摺
動自在に保持する。これにより面状ヒータを加熱平板の
下全面に常に一定の力で押し付け、且つ温度上昇時の熱
膨張も容易に吸収し熱変形を防ぎ、加熱平板の下面を全
面均一な温度にする。
属等熱良導体製加熱平板の下全面に装着された面状ヒー
タは熱伝導が良い加熱平板の下面を全面均一に加熱し、
短冊状に分割され面状ヒータの下側全面積を覆うように
配されたヒータ押さえ板は面状ヒータを加熱平板の下全
面に押し当て、ヒータ押さえ板の中央部に設けた固定手
段はそれぞれのヒータ押さえ板の中央部を加熱平板の下
面と固着して固定するが、外周端面部複数ヶ所に設けた
保持手段と保持手段との間に介在させたスプリングは加
熱平板の下面とヒータ押さえ板を一定の力で押し付け摺
動自在に保持する。これにより面状ヒータを加熱平板の
下全面に常に一定の力で押し付け、且つ温度上昇時の熱
膨張も容易に吸収し熱変形を防ぎ、加熱平板の下面を全
面均一な温度にする。
【0009】熱伝導が良く全面が均一温度となっている
加熱平板上に密着配備した結晶化ガラスやセラミックプ
レート等からなるヒートプレートは均一温度で調理可能
とし、熱伝導率が小さく焦げ付きが少なく、清掃性を良
くする。ヒータ押さえ板は両側の長辺を折り曲げること
により強度が向上する。
加熱平板上に密着配備した結晶化ガラスやセラミックプ
レート等からなるヒートプレートは均一温度で調理可能
とし、熱伝導率が小さく焦げ付きが少なく、清掃性を良
くする。ヒータ押さえ板は両側の長辺を折り曲げること
により強度が向上する。
【0010】以下本発明の一実施例を図面によって説明
する。図1は本発明の一実施例を示す加熱装置の断面図
であり、図2はその下面図である。図3は要部断面図で
ある。
する。図1は本発明の一実施例を示す加熱装置の断面図
であり、図2はその下面図である。図3は要部断面図で
ある。
【0011】図において、1は底面積が広い金属製の加
熱平板であり、2は加熱平板1の上面に密着配備されて
いる熱伝導率が小さく清掃性が良い結晶化ガラスあるい
はセラミックプレートからなるヒートプレートであり、
3は加熱平板1の下面4に装着された面状ヒータであ
る。面状ヒータ3の上面に上面絶縁材5a、下面に下面
絶縁材5bが配備されている。
熱平板であり、2は加熱平板1の上面に密着配備されて
いる熱伝導率が小さく清掃性が良い結晶化ガラスあるい
はセラミックプレートからなるヒートプレートであり、
3は加熱平板1の下面4に装着された面状ヒータであ
る。面状ヒータ3の上面に上面絶縁材5a、下面に下面
絶縁材5bが配備されている。
【0012】6は下面絶縁材5bの下側に面状ヒータ3
全てを覆うべく装着した面状ヒータ3の面積の1/3〜
1/5の大きさの短冊状に形成した複数枚のヒータ押さ
え板である。ヒータ押さえ板6は長手方向の両側端面を
折り曲げて強度アップを図っている。ヒータ押さえ板6
は面状ヒータ3を加熱平板1の下面4に強く押しつけ、
且つ局部加熱による変形を防止するため、強靱で熱伝導
率の良い材料を用いている。
全てを覆うべく装着した面状ヒータ3の面積の1/3〜
1/5の大きさの短冊状に形成した複数枚のヒータ押さ
え板である。ヒータ押さえ板6は長手方向の両側端面を
折り曲げて強度アップを図っている。ヒータ押さえ板6
は面状ヒータ3を加熱平板1の下面4に強く押しつけ、
且つ局部加熱による変形を防止するため、強靱で熱伝導
率の良い材料を用いている。
【0013】7はヒータ押さえ板6を加熱平板1の下面
4に固定する固定手段であり、本実施例では、下面4に
ボルト7aを溶接により固着し、このボルト7aに面状
ヒータ3及びヒータ押さえ板6を貫通させ、ワッシャ7
cを介してナット7bで締め付けることにより、面状ヒ
ータ3は加熱平板1の下面4に押し付け固定されるよう
になっている。即ち、ヒータ押さえ板6の中央部は加熱
平板1の下面4にこの固定手段7により固定されてい
る。8はヒータ押さえ板6の外周端面と下面4をスプリ
ング9を介して保持する保持手段で、支持部である段付
きボルト8aを下面4に溶接により固着し、この段付き
ボルト8aに面状ヒータ3及びヒータ押さえ板6を貫通
させ、この状態でスプリング9を挿入しワッシャ8cを
介して係止部であるナット8bで締め付け取り付けられ
ている。この時ナット8bを締め付けても段付きボルト
8aの段部分までしか締め付けがされないので、面状ヒ
ータ3、ヒータ押さえ板6はスプリング9の反発力で下
面1側に押し付けられている。従って面状ヒータ3、ヒ
ータ押さえ板6は保持手段8の段付きボルト8aに対し
て摺動自在に保持されるものである。10は前記面状ヒ
ータ3に供給される電源であり、11は面状ヒータ3へ
の通電を制御し加熱平板1の温度を制御する制御装置で
あり、12は加熱平板1の温度を検知する温度センサー
である。
4に固定する固定手段であり、本実施例では、下面4に
ボルト7aを溶接により固着し、このボルト7aに面状
ヒータ3及びヒータ押さえ板6を貫通させ、ワッシャ7
cを介してナット7bで締め付けることにより、面状ヒ
ータ3は加熱平板1の下面4に押し付け固定されるよう
になっている。即ち、ヒータ押さえ板6の中央部は加熱
平板1の下面4にこの固定手段7により固定されてい
る。8はヒータ押さえ板6の外周端面と下面4をスプリ
ング9を介して保持する保持手段で、支持部である段付
きボルト8aを下面4に溶接により固着し、この段付き
ボルト8aに面状ヒータ3及びヒータ押さえ板6を貫通
させ、この状態でスプリング9を挿入しワッシャ8cを
介して係止部であるナット8bで締め付け取り付けられ
ている。この時ナット8bを締め付けても段付きボルト
8aの段部分までしか締め付けがされないので、面状ヒ
ータ3、ヒータ押さえ板6はスプリング9の反発力で下
面1側に押し付けられている。従って面状ヒータ3、ヒ
ータ押さえ板6は保持手段8の段付きボルト8aに対し
て摺動自在に保持されるものである。10は前記面状ヒ
ータ3に供給される電源であり、11は面状ヒータ3へ
の通電を制御し加熱平板1の温度を制御する制御装置で
あり、12は加熱平板1の温度を検知する温度センサー
である。
【0014】次に上記構成からなる本実施例の作用につ
いて説明する。
いて説明する。
【0015】加熱平板1に装着された面状ヒータ3に電
源10から通電し面状ヒータ3が発熱すると、この熱は
面状ヒータ3及び上面絶縁材5aを介して加熱平板1の
下面4へ伝導される。面状ヒータ3への通電が継続して
加熱平板1の温度が所定の温度に達すると、これを温度
センサー12が検出しその信号を制御装置11へ送り、
ここで面状ヒータ3への通電を停止する。以上の動作に
より加熱平板1の温度を所定の温度に保持する。
源10から通電し面状ヒータ3が発熱すると、この熱は
面状ヒータ3及び上面絶縁材5aを介して加熱平板1の
下面4へ伝導される。面状ヒータ3への通電が継続して
加熱平板1の温度が所定の温度に達すると、これを温度
センサー12が検出しその信号を制御装置11へ送り、
ここで面状ヒータ3への通電を停止する。以上の動作に
より加熱平板1の温度を所定の温度に保持する。
【0016】一方、熱伝導率が高い金属製加熱平板1は
加熱平板1の下面4が加熱されると各部分共同一の温度
で上昇する。従って加熱平板1上にあるヒートプレート
2はその下側の加熱平板1が全面均一温度であるから、
加熱平板1上にあるヒートプレート2も加熱面の温度の
均一化が図られヒートプレート2上で効率良く調理が行
なえる。
加熱平板1の下面4が加熱されると各部分共同一の温度
で上昇する。従って加熱平板1上にあるヒートプレート
2はその下側の加熱平板1が全面均一温度であるから、
加熱平板1上にあるヒートプレート2も加熱面の温度の
均一化が図られヒートプレート2上で効率良く調理が行
なえる。
【0017】ヒートプレート2上に食材等を直接載せて
焼き物、炒め物あるいは蒸し物等の調理を行なうと、ヒ
ートプレート2の表面の熱はヒートプレート2上に載せ
た食材等に移動する。これにより食材の下側のヒートプ
レート2の温度は低下するが、金属板であればこの温度
低下も容易に回復出来て、また食材に熱が供給され、こ
の熱の供給が過剰であると食材の表面に焦げが出来る。
表面に焦げが出来ると、この部分の熱伝導率は低下する
ため、食材の中心部への熱が入り難くなる。
焼き物、炒め物あるいは蒸し物等の調理を行なうと、ヒ
ートプレート2の表面の熱はヒートプレート2上に載せ
た食材等に移動する。これにより食材の下側のヒートプ
レート2の温度は低下するが、金属板であればこの温度
低下も容易に回復出来て、また食材に熱が供給され、こ
の熱の供給が過剰であると食材の表面に焦げが出来る。
表面に焦げが出来ると、この部分の熱伝導率は低下する
ため、食材の中心部への熱が入り難くなる。
【0018】しかし、結晶化ガラスやセラミックプレー
トは金属板等に比べ熱伝導率は数十分の一であり、結晶
化ガラスあるいはセラミックプレートからなるヒートプ
レート2は一旦温度低下を生じた後、回復までに時間を
要して徐々に回復するため、食材に対しても熱が過剰に
入ることはなく、食材表面は焦げず調理性が良く、ま
た、焦げつきが少ないので清掃性がよくなる。
トは金属板等に比べ熱伝導率は数十分の一であり、結晶
化ガラスあるいはセラミックプレートからなるヒートプ
レート2は一旦温度低下を生じた後、回復までに時間を
要して徐々に回復するため、食材に対しても熱が過剰に
入ることはなく、食材表面は焦げず調理性が良く、ま
た、焦げつきが少ないので清掃性がよくなる。
【0019】また、加熱平板1の温度上昇があると物体
は熱膨張により伸びを生ずる。加熱平板1の熱はヒート
プレート2へ伝熱する。しかし、結晶化ガラスやセラミ
ックプレートは熱伝導率が小さいため、結晶化ガラスあ
るいはセラミックプレートからなるヒートプレート2へ
の伝熱は少ない。
は熱膨張により伸びを生ずる。加熱平板1の熱はヒート
プレート2へ伝熱する。しかし、結晶化ガラスやセラミ
ックプレートは熱伝導率が小さいため、結晶化ガラスあ
るいはセラミックプレートからなるヒートプレート2へ
の伝熱は少ない。
【0020】また、下面絶縁材5bの下側にあって面状
ヒータ3を上方へ押し上げているヒータ押さえ板6は中
央固定部の如く面状ヒータ3の発熱部により近く接して
いるところでは高温になって、端面部の如く発熱部から
離れ接していないところでは温度上昇も少ない。
ヒータ3を上方へ押し上げているヒータ押さえ板6は中
央固定部の如く面状ヒータ3の発熱部により近く接して
いるところでは高温になって、端面部の如く発熱部から
離れ接していないところでは温度上昇も少ない。
【0021】ヒータ押さえ板6の中は熱伝導によって高
温部から低温部への伝熱はあるが、通常この種のヒータ
押さえ板6は強度及び強靱性の高い材料が用いられ、こ
のような材料は熱伝導率が低いため、高温部と低温部の
温度差が大きくなる。従ってヒータ押さえ板6は高温と
なる中央固定部が膨張し端面部は伸びないため変形を生
じ易い。この変形防止策としてヒータ押さえ板6は面状
ヒータ3の全面積の1/3〜1/5の大きさの短冊状に
分割することにより、それぞれのヒータ押さえ板6の間
では温度のばらつきは生じるが、1枚のヒータ押さえ板
6の中での温度差を少なくすることにより熱変形を少な
くしている。
温部から低温部への伝熱はあるが、通常この種のヒータ
押さえ板6は強度及び強靱性の高い材料が用いられ、こ
のような材料は熱伝導率が低いため、高温部と低温部の
温度差が大きくなる。従ってヒータ押さえ板6は高温と
なる中央固定部が膨張し端面部は伸びないため変形を生
じ易い。この変形防止策としてヒータ押さえ板6は面状
ヒータ3の全面積の1/3〜1/5の大きさの短冊状に
分割することにより、それぞれのヒータ押さえ板6の間
では温度のばらつきは生じるが、1枚のヒータ押さえ板
6の中での温度差を少なくすることにより熱変形を少な
くしている。
【0022】また、ヒータ押さえ板6の温度を均一化す
るため、強靭性材料と熱伝導率の大きい材料を圧着し
た、例えばステンレスとアルミのクラッド材を用いるこ
とにより、ヒータ押さえ板6内における温度差を小さく
でき熱膨張による変形を少なくするものである。また、
保持手段8はヒータ押さえ板6の外周端面と加熱平板1
の下面4をスプリング9を介して保持して,ヒータ押さ
え板6を段付きボルト8aと摺動自在とするので、温度
上昇があった場合は長手方向に伸び、その時ヒータに接
している方が伸びが大きいためスプリング9を押し付け
る方向に湾曲するので、この変形分はスプリング9で吸
収できるものである。
るため、強靭性材料と熱伝導率の大きい材料を圧着し
た、例えばステンレスとアルミのクラッド材を用いるこ
とにより、ヒータ押さえ板6内における温度差を小さく
でき熱膨張による変形を少なくするものである。また、
保持手段8はヒータ押さえ板6の外周端面と加熱平板1
の下面4をスプリング9を介して保持して,ヒータ押さ
え板6を段付きボルト8aと摺動自在とするので、温度
上昇があった場合は長手方向に伸び、その時ヒータに接
している方が伸びが大きいためスプリング9を押し付け
る方向に湾曲するので、この変形分はスプリング9で吸
収できるものである。
【0023】
【発明の効果】以上述べた通り本発明の構成とすること
により、広面積の面状ヒータを加熱平板の下前面に装着
し、熱伝導が良い加熱平板の上に結晶化ガラスあるいは
セラミックプレートからなるヒートプレートを密着配備
したから、加熱面の温度の均一化が図られヒートプレー
ト上で効率良く調理が行なえ焦げつきが少ないので清掃
が容易であり、また、面状ヒータの全面積の1/3〜1
/5の大きさの短冊状に分割したから、温度の均一化が
図られ熱膨張による変形が少なく、さらにヒータ押さえ
板を固定手段にて中央部は固着して固定し、保持手段に
て外周端面部はスプリング等を介して摺動自在に保持
し、ヒータ押さえ板は両側の長辺を折り曲げ強度を向上
したから、面状ヒータの全面が加熱平板の底面に押しつ
けられて伝熱が良くなり、ヒータ押さえ板が熱膨張で伸
びた場合は固定することなく自由に伸びるので、歪によ
る変形がより少なくなり、ヒータ押さえ板が歪によって
変形する事を防止し、ヒータの密着性をよくし、伝熱が
低下することなく、高い熱効率を確保するものである。
により、広面積の面状ヒータを加熱平板の下前面に装着
し、熱伝導が良い加熱平板の上に結晶化ガラスあるいは
セラミックプレートからなるヒートプレートを密着配備
したから、加熱面の温度の均一化が図られヒートプレー
ト上で効率良く調理が行なえ焦げつきが少ないので清掃
が容易であり、また、面状ヒータの全面積の1/3〜1
/5の大きさの短冊状に分割したから、温度の均一化が
図られ熱膨張による変形が少なく、さらにヒータ押さえ
板を固定手段にて中央部は固着して固定し、保持手段に
て外周端面部はスプリング等を介して摺動自在に保持
し、ヒータ押さえ板は両側の長辺を折り曲げ強度を向上
したから、面状ヒータの全面が加熱平板の底面に押しつ
けられて伝熱が良くなり、ヒータ押さえ板が熱膨張で伸
びた場合は固定することなく自由に伸びるので、歪によ
る変形がより少なくなり、ヒータ押さえ板が歪によって
変形する事を防止し、ヒータの密着性をよくし、伝熱が
低下することなく、高い熱効率を確保するものである。
【0024】電気による加熱であるため、ガスを燃焼さ
せての加熱のような排気ガスの発生がなく大がかりな排
気設備等が不要であり装置の簡素化が図れる。また、ガ
スによる燃焼加熱方式のものに比べ高い熱効率が得られ
る。
せての加熱のような排気ガスの発生がなく大がかりな排
気設備等が不要であり装置の簡素化が図れる。また、ガ
スによる燃焼加熱方式のものに比べ高い熱効率が得られ
る。
【図1】本発明の一実施例を示す加熱装置の断面図であ
る。
る。
【図2】同下面図である。
【図3】同要部断面図である。
1 加熱平板 2 ヒートプレート 3 面状ヒータ 6 ヒータ押さえ板 7 固定手段 8 保持手段 9 スプリング
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭61−190921(JP,U) 実開 昭56−35319(JP,U) 実開 昭51−102367(JP,U) 実開 昭56−109292(JP,U) 実開 昭56−128127(JP,U) 実開 昭63−196594(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47J 37/06 321
Claims (1)
- 【請求項1】 広面積の金属等熱良導体製加熱平板
(1)の下面に、この下面を全面均一加熱を行う面状ヒ
ータ(3)を装着した加熱装置において、前記面状ヒー
タ(3)の下側には面状ヒータ(3)の全面積の数分の
1に分割された短冊状のヒータ押さえ板(6)を配し、
このヒータ押さえ板(6)は面状ヒータ(3)の全面積
を覆うように加熱平板(1)の下面に複数個配備し、そ
れぞれのヒータ押さえ板(6)の中央部に加熱平板
(1)の下面に固着したボルト(7a)と、このボルト
(7a)にねじ止めするナット(7b)とからなる固定手
段(7)設け、ヒータ押さえ板(6)の中央部を固定す
るとともに、ヒータ押さえ板(6)の外周端面部複数ヶ
所に加熱平板(1)の下面に固着した支持部(8a)
と、この支持部(8a)に挿入したスプリング(9)
と、支持部(8a)の下端側に係止する係止部(8a)
とからなる保持手段(8)を設け、ヒータ押さえ板
(6)の外周部はスプリング(9)の反発力で前記加熱
平板(1)の下面側へ押し付け保持する構成となし、さ
らに前記加熱平板(1)の上に熱伝導率が小さく清掃性
が良い結晶化ガラスやセラミックプレート等からなるヒ
ートプレート(2)を密着配備し、さらにヒータ押さえ
板(6)の両側の長辺を折り曲げ、ヒータ押さえ板
(6)の強度を向上させたことを特徴とする加熱装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33011493A JP3282906B2 (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | 加熱装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33011493A JP3282906B2 (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | 加熱装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07184788A JPH07184788A (ja) | 1995-07-25 |
| JP3282906B2 true JP3282906B2 (ja) | 2002-05-20 |
Family
ID=18228959
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP33011493A Expired - Fee Related JP3282906B2 (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | 加熱装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3282906B2 (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2014203427A1 (ja) * | 2013-06-17 | 2014-12-24 | 住友電気工業株式会社 | 調理プレート及びこれを備えた調理器 |
| WO2014203428A1 (ja) * | 2013-06-17 | 2014-12-24 | 住友電気工業株式会社 | 加熱冷却調理器 |
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-
1993
- 1993-12-27 JP JP33011493A patent/JP3282906B2/ja not_active Expired - Fee Related
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|---|---|
| JPH07184788A (ja) | 1995-07-25 |
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