JP3289638B2 - 廃棄物中の廃プラスチックの資源化方法 - Google Patents
廃棄物中の廃プラスチックの資源化方法Info
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- Manufacture Of Porous Articles, And Recovery And Treatment Of Waste Products (AREA)
- Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
- Separation, Recovery Or Treatment Of Waste Materials Containing Plastics (AREA)
Description
び産業廃棄物などの廃棄物中の廃棄物プラスチック(以
下、「廃プラスチック」という)をリサイクルに供する
ために資源化する方法に関するものである。
から廃却および有効利用までのフローチャートを説明す
る工程図である。廃プラスチックは、自治体によって異
なる取扱いがなされているが、廃却工程としては、概
ね、可燃ごみとして焼却炉で単純焼却処理されるか、あ
るいは、不燃ごみとして埋め立てにより廃却されてい
る。プラスチックを可燃ごみとして焼却処理するために
は、焼却中にプラスチック中の塩素含有プラスチック
{PVC(ポリ塩化ビニル)およびPVDC(ポリ塩化
ビニリデン)等}が熱分解して塩化水素ガスが発生する
ため、この塩化水素の回収装置および中和装置の設備化
が必要である。
て処理をする場合は、処分場の不足が問題になってお
り、埋立て処分を禁止する自治体もある。廃棄物中の廃
プラスチックは、前述の方法で処理される場合が多く、
再資源としての利用率は極めて低いのであるが、プラス
チックはカロリー価も高く、リサイクルすることが望ま
れている。
るプラスチックは、不燃物または可燃物として他の廃棄
物と混合状態で回収され、また、その中に含まれるプラ
スチックについても、PE(ポリエチレン)、PP(ポ
リプロピレン)、PS(ポリスチレン)、PET(ポリ
エチレンテレフタレート)およびPVC、PVDCなど
様々な種類のものがある。中でもPVCおよびPVDC
などの塩素含有プラスチックは、燃焼する際に塩素を発
生するため、エネルギーとしてリサイクルするためには
燃焼工程の前に脱塩素工程を用意し、燃焼時に塩素ガス
が発生しないようにするか、または、燃焼後の排ガス処
理で脱塩素を行う必要がある。
再利用するためには、材質毎に分別を行う必要がある。
廃プラスチックをゴミ形状で分類すると、大きく分け
て、フィルム、シート、袋、トレー等のフィルム系プラ
スチックとプラスチックボトル等のボトル系プラスチッ
クとに分けることができる。フィルム系プラスチックに
は、比重分離などによる機械的な方法で材質を分別する
方法がある。
用のためには、前述のようにPVCおよびPVDC等に
見られるような燃焼の際に有害物質を発生する塩素含有
プラスチックを分別する必要がある。しかしながら、廃
プラスチックから塩素含有プラスチックを高精度で分別
することは難しいといった問題がある。
解決し、一般廃棄物および産業廃棄物などの廃棄物から
分離した廃プラスチックを少ない工程で脱塩素し有効に
資源化しリサイクルすることができる廃棄物中の廃プラ
スチックの資源化方法を提供することにある。
スチックを塩素含有プラスチックを含んだまま分離し、
分離した廃プラスチックをフィルム系廃プラスチックと
ボトル系廃プラスチックとに分離し、分離したフィルム
系廃プラスチックを所定の温度で加熱し溶融して前記フ
ィルム系廃プラスチックに含まれる塩素を除去し、次い
で、塩素が除去された前記フィルム系廃プラスチックを
造粒することに特徴を有するものである。
ルム系廃プラスチックを高炉原料として使用することに
特徴を有するものである。廃棄物中から廃プラスチック
を分離する。分離した廃プラスチックには、塩素含有プ
ラスチックが含まれたままである。このようにして、塩
素含有プラスチックが含まれたままの廃プラスチックを
溶融可能な温度、例えば、約350℃の高温度で加熱し
溶融して塩素を除去し、このようにして脱塩素されたプ
ラスチックを造粒し資源化する。
般廃棄物中に含まれ、一般廃棄物中の廃プラスチックに
は、フィルム系プラスチックおよびボトル系プラスチッ
クが含まれている。一般廃棄物から廃プラスチックを塩
素含有プラスチックを含んだまま、即ち、塩素含有プラ
スチックを分別処理することなく分離し、分離した前記
廃プラスチックからフィルム系プラスチックを分離し、
分離したフィルム系プラスチックを破砕し、次いで、破
砕したフィルム系プラスチックを溶融可能な所定の高温
度で加熱し溶融して塩素を除去し、次いで、造粒するこ
とにより、廃プラスチックを含んだまま効率的に資源化
可能である。
プラスチックを含んだまま分離し、一方、一般廃棄物か
ら廃プラスチックを塩素含有プラスチックを含んだまま
分離し、一般廃棄物から分離した前記廃プラスチックか
らフィルム系プラスチックを分離し、次いで、破砕し、
次いで、産業廃棄物から分離した前記廃プラスチックお
よび破砕した前記フィルム系プラスチックを前記両プラ
スチックが溶融可能な所定の高温度で加熱し溶融して塩
素を除去し、次いで、造粒することにより、フィルム系
プラスチックを、産業廃棄物から分離したプラスチック
とともに資源化可能である。
プラスチックを含んだまま分離し、分離した前記廃プラ
スチックをプラスチックボトルとフィルム系プラスチッ
クとに分類し、前記プラスチックボトルおよび前記フィ
ルム系プラスチックを破砕し、次いで、破砕した前記プ
ラスチックボトルおよび前記フィルム系プラスチックを
両プラスチックが溶融可能な所定の高温度で加熱し溶融
して塩素を除去し、次いで、造粒することにより、一般
廃棄物から分離された廃プラスチック(プラスチックボ
トルおよびフィルム系プラスチック)を効率的に資源化
可能である。
プラスチックを含んだまま分離し、一方、一般廃棄物か
ら廃プラスチックを塩素含有プラスチックを分別処理す
ることなく分離し、一般廃棄物から分離した前記廃プラ
スチックをプラスチックボトルとフィルム系プラスチッ
クとに分類し、分類した前記プラスチックボトルおよび
前記プラスチックフィルムを破砕し、次いで、産業廃棄
物から分離した前記廃プラスチック、破砕した前記プラ
スチックボトルおよび前記プラスチックフィルムを前記
全プラスチックが溶融可能な所定の高温度で加熱し溶融
して塩素を除去し、次いで、造粒することにより、一般
廃棄物および産業廃棄物から分離した廃プラスチックを
纏めて資源化可能である。
使用可能である。
面を参照しながら説明する。 〔実施の形態1〕図1は、この発明の実施の形態1のフ
ローチャートを説明する工程図である。実施の形態1
は、塩素含有プラスチックを分別処理することが難しい
フィルム系プラスチックに関する処理を示している。一
般廃棄物は、自治体1により容器包装廃プラスチック混
合袋収集工程2により収集される。次いで、一般廃棄物
は、分類工程3において、破袋、磁力選別、風力選別に
よって、廃プラスチックとビン、カン等のその他のゴミ
とに分離される。更に、廃プラスチックは、フィルム系
(図1中に「フィルム類」と記載)とボトル系(図1中
に「廃プラボトル類」と記載)とに分類される。分類さ
れたフィルム系プラスチックは、塩素含有プラスチック
の分別処理を行なっておらずPVC等の塩素含有プラス
チックを含んでいる。このようにして分類工程3で分類
されたフィルム類、即ち、フィルム、シート、袋および
トレー等を、破砕工程4で破砕し、次いで、これを脱塩
素工程5で加熱し溶融して脱塩素処理する。脱塩素工程
5においては、破砕したフィルム系プラスチックを約3
50℃の温度で溶融する。これによりフィルム系プラス
チックに含まれる塩素含有プラスチック(PVC、PV
DC)、PE、PP等すべてのプラスチックが溶融し、
PVC、PVDCは熱分解し、塩素ガスが除去され塩酸
回収工程6で回収される。次いで、このようにして、脱
塩素された残りのプラスチックは、造粒工程7によって
造粒加工され、造粒プラスチックはリサイクル工程8で
高炉原料等としてまたは再商品化され再利用される。以
上により、フィルム系プラスチックを効率的に資源化可
能である。
の形態2のフローチャートを説明する工程図である。実
施の形態2は、実施の形態1の工程により分離したフィ
ルム系プラスチックの処理および産業廃棄物から分離し
た塩素含有プラスチックを含む廃プラスチック(図2で
は「産廃系PVC」と記載)9の処理を行う例を示して
いる。図2に示すように、産業廃棄物から分離した産廃
系PVC9を、フィルム類と共に脱塩素工程5で脱塩素
処理することが可能である。
の形態3のフローチャートを説明する工程図である。図
3に示すように、実施の形態3は、フィルム系プラスチ
ックおよびプラスチックボトルの処理を行う例を示して
いる。一般廃棄物に混じっている廃プラスチックは、分
類工程3において、破袋、磁力選別、風力選別によっ
て、廃プラスチックとビン、カン等のその他のゴミとに
分離される。更に、廃プラスチックは、フィルム系(フ
ィルム類)とボトル系(廃プラボトル類)とに分類され
る。分類された。フィルム類および廃プラボトル類は、
塩素含有プラスチックの分別処理を行なっておらず塩素
含有プラスチックを含んでいる。このようにして分類工
程3で分類されたフィルム系プラスチックは、破砕工程
4で破砕し、次いで、これを脱塩素工程5で脱塩素処理
する。一方、廃プラボトル類は、所定の分類工程10
(図3中に「PVCボトル除去」と記載)で、塩素含有
プラスチックボトル(図3中に「PVCボトル」と記
載)と非塩素含有プラスチックボトル(図3中に「その
他のボトル」と記載)とに分類される。PVCボトルの
方は破砕工程11で破砕され、次いで、脱塩素工程5で
脱塩素処理される。一方、その他のボトルは、破砕工程
12で破砕され、そのまま、リサイクル工程8で資源化
される。
ィルム系プラスチックおよびプラスチックボトルをそれ
ぞれ個別に脱塩素、資源化処理することが可能である。 〔実施の形態4〕図4は、実施の形態4のフローチャー
トを説明する工程図である。実施の形態4は、実施の形
態3の工程により分離したフィルム系プラスチックの処
理と共に、産業廃棄物から分離した塩素含有プラスチッ
クを含む廃プラスチック9の追加処理を行う例を示して
いる。図4に示すように、産業廃棄物から分離された産
廃系PVC9を、フィルム系プラスチックと共に脱塩素
工程5で脱塩素処理することも可能である。
る工程図である。図5に示すように、参考例1は、一般
廃棄物から分離した廃プラスチックをフィルム系とボト
ル系とに分類せずに、脱塩素する処理を示している。一
般廃棄物に混じっている廃プラスチックは、分類工程3
において、破袋、磁力選別、風力選別によって、廃プラ
スチックとビン、カン等のその他のゴミとに分離され
る。このようにして分類工程3でビン、カンを除去され
た廃プラスチック(フィルム系およびボトル系混合)
を、破砕工程4で破砕し、次いで、これを脱塩素工程5
で脱塩素処理する。
チックとを分類せずに脱塩素工程5で脱塩素、資源化処
理することも可能である。 〔参考例2〕 図6は、参考例2のフローチャートを説明する工程図で
ある。参考例2は、参考例1の工程により分離したフィ
ルム系プラスチックの処理と共に、産業廃棄物から分離
した塩素含有プラスチックを含む廃プラスチック9の追
加処理を行う例を示している。図6に示すように、産業
廃棄物から分離された産廃系PVC9を、廃プラスチッ
ク(フィルム系およびボトル系混合)と共に脱塩素工程
5で脱塩素処理することも可能である。
り、一般廃棄物および/または産業廃棄物から廃プラス
チックを塩素含有プラスチックを含んだまま分離し、そ
して、廃プラスチックを破砕し溶融し脱塩素し、次い
で、造粒することにより、塩素を含まない廃プラスチッ
クを高炉原料等として資源化することが可能である。
ば、有効利用が難しい一般廃棄物および産業廃棄物中の
廃プラスチックを、少ない工程で脱塩素して高炉原料等
として使用可能に資源化することができ、他のプラスチ
ックと同様に高い効率で有効利用することができ、かく
して、工業上有用な効果がもたらされる。
明する工程図である。
明する工程図である。
明する工程図である。
明する工程図である。
る工程図である。
る工程図である。
有効利用までのフローチャートを説明する工程図であ
る。
Claims (2)
- 【請求項1】廃棄物から廃プラスチックを塩素含有プラ
スチックを含んだまま分離し、分離した廃プラスチック
をフィルム系廃プラスチックとボトル系廃プラスチック
とに分離し、分離したフィルム系廃プラスチックを所定
の温度で加熱し溶融して前記フィルム系廃プラスチック
に含まれる塩素を除去し、次いで、塩素が除去された前
記フィルム系廃プラスチックを造粒することを特徴とす
る廃棄物中の廃プラスチックの資源化方法。 - 【請求項2】造粒した前記フィルム系廃プラスチックを
高炉原料として使用する請求項1記載の方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP06839797A JP3289638B2 (ja) | 1997-03-21 | 1997-03-21 | 廃棄物中の廃プラスチックの資源化方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP06839797A JP3289638B2 (ja) | 1997-03-21 | 1997-03-21 | 廃棄物中の廃プラスチックの資源化方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10259272A JPH10259272A (ja) | 1998-09-29 |
| JP3289638B2 true JP3289638B2 (ja) | 2002-06-10 |
Family
ID=13372535
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP06839797A Expired - Lifetime JP3289638B2 (ja) | 1997-03-21 | 1997-03-21 | 廃棄物中の廃プラスチックの資源化方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3289638B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE102011005568A1 (de) | 2011-03-15 | 2012-09-20 | Krones Aktiengesellschaft | Anlage und Verfahren zum Recyceln von Kunststoffen, bevorzugt PET |
| CN102785299A (zh) * | 2012-08-21 | 2012-11-21 | 六安市洁美再生物资回收有限公司 | 聚苯乙烯泡沫塑料的回收造粒工艺 |
| CN104044227B (zh) * | 2014-06-13 | 2016-08-17 | 临沂清宇环境资源工程设备有限公司 | 一种从废旧塑料中分选聚乙烯类和聚丙烯类塑料的方法 |
| CN110014581A (zh) * | 2017-11-13 | 2019-07-16 | 无锡市兴盛新材料科技有限公司 | 一种pbt废料的新型回用装置 |
-
1997
- 1997-03-21 JP JP06839797A patent/JP3289638B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH10259272A (ja) | 1998-09-29 |
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