JP3293482B2 - ナトリウム−硫黄電池の正極容器材および正極容器 - Google Patents
ナトリウム−硫黄電池の正極容器材および正極容器Info
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- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/10—Energy storage using batteries
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- Coating By Spraying Or Casting (AREA)
- Sealing Battery Cases Or Jackets (AREA)
- Secondary Cells (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、高強度を有し、
かつ溶融多硫化ナトリウムおよび溶融硫黄(S)に対す
る耐食性(以下、耐Na・S腐食性と云う)にすぐれ、
したがってナトリウム(Na)一硫黄(S)電池の大容
量化および軽量化に寄与する正極容器材及び正極容器に
関するものである。
かつ溶融多硫化ナトリウムおよび溶融硫黄(S)に対す
る耐食性(以下、耐Na・S腐食性と云う)にすぐれ、
したがってナトリウム(Na)一硫黄(S)電池の大容
量化および軽量化に寄与する正極容器材及び正極容器に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、一般に、Na・S電池が、電気自
動車や電力貯蔵などに用いられ、さらに図6にその1例
を概略縦断面図で示す通り、一端が閉じたβ一アルミナ
製固体電解質管61の開口端に、α−アルミナ製絶縁リ
ング62をガラスで封着し、この絶縁リング62に正極
容器63と負極棒64を、前記固体電解質管内にはナト
リウム(Na)65を、またこれと前記正極容器との空
隙には硫黄(S)66を充填した状態で、それぞれ封着
した構造をもつことが知られている。
動車や電力貯蔵などに用いられ、さらに図6にその1例
を概略縦断面図で示す通り、一端が閉じたβ一アルミナ
製固体電解質管61の開口端に、α−アルミナ製絶縁リ
ング62をガラスで封着し、この絶縁リング62に正極
容器63と負極棒64を、前記固体電解質管内にはナト
リウム(Na)65を、またこれと前記正極容器との空
隙には硫黄(S)66を充填した状態で、それぞれ封着
した構造をもつことが知られている。
【0003】また、上記の構造を有するNa一S電池に
おいては、一般に動作温度が350℃であり、放電時に
は溶融NaがNaイオンになり固体電解質管1の中を正
極容器3側に移動して、溶融Sと反応して多硫化ナトリ
ウムを生成し、一方充電はこの逆反応となるものであ
る。
おいては、一般に動作温度が350℃であり、放電時に
は溶融NaがNaイオンになり固体電解質管1の中を正
極容器3側に移動して、溶融Sと反応して多硫化ナトリ
ウムを生成し、一方充電はこの逆反応となるものであ
る。
【0004】したがって、Na・S電池の正極容器は、
腐食性の強い多硫化ナトリウムおよぴ溶融硫黄にさらさ
れる苛酷な腐食環境下におかれるため、耐Na・S腐食
性の良好な、例えば特開平7−85886号公報に記載
されるようなFe一Cr系合金、すなわち、重量%で
(以下、%はいずれも重量%を示す)、Cr:25〜4
0%、Mo:1〜3.5%、A1:0.5〜3.5%、
を含有し、残りがFeと不可避不純物からなる組成を有
するFe一Cr系合金などが用いられている。
腐食性の強い多硫化ナトリウムおよぴ溶融硫黄にさらさ
れる苛酷な腐食環境下におかれるため、耐Na・S腐食
性の良好な、例えば特開平7−85886号公報に記載
されるようなFe一Cr系合金、すなわち、重量%で
(以下、%はいずれも重量%を示す)、Cr:25〜4
0%、Mo:1〜3.5%、A1:0.5〜3.5%、
を含有し、残りがFeと不可避不純物からなる組成を有
するFe一Cr系合金などが用いられている。
【0005】一方、近年の無公害エネルギーの益々の必
要性から、Na一S電池が注目され、かつ、これの大容
量化および軽量化が強く求められているが、これらの要
求を満足させる手段のlつとして正極容器の薄肉化があ
る。しかしながら、上記の従来正極容器を構成するFe
一Cr系合金はじめ、その他の材料は充分な強度と耐N
a・S腐食性を具備するものでないために、これを薄肉
化することは実用上困難であるのが現状である。
要性から、Na一S電池が注目され、かつ、これの大容
量化および軽量化が強く求められているが、これらの要
求を満足させる手段のlつとして正極容器の薄肉化があ
る。しかしながら、上記の従来正極容器を構成するFe
一Cr系合金はじめ、その他の材料は充分な強度と耐N
a・S腐食性を具備するものでないために、これを薄肉
化することは実用上困難であるのが現状である。
【0006】そこで、本発明者等は、上述のような観点
から、より一段と高い強度を有し、かつ耐Na・S腐食
性にもすぐれたNa・S電池の正極容器を開発すべく研
究を行った結果、Na一S電池の正極容器を、Cr:2
0〜35%、Fe:10〜30%、Moおよび/または
W:1〜10%、Mn:0.2〜2%、を含有し、さら
に必要に応じて、(a)Cu:0.5〜5%、(b)C
o:1〜5%、(c)Nbおよび/またはTa:0.5
〜3%、上記(a)〜(c)のうちの1種以上を含有
し、残りがNi(但し35%以上含有)と不可避不純物
からなる組成を有するNi基合金で構成すると、この結
果のNi基合金製正極容器材は、高強度とすぐれた耐N
a・S腐食性をもつことから、これを薄肉化してもNa
−S電池への実用に際して充分満足な性能を長期に亘っ
て発揮するという研究結果を得たのである。
から、より一段と高い強度を有し、かつ耐Na・S腐食
性にもすぐれたNa・S電池の正極容器を開発すべく研
究を行った結果、Na一S電池の正極容器を、Cr:2
0〜35%、Fe:10〜30%、Moおよび/または
W:1〜10%、Mn:0.2〜2%、を含有し、さら
に必要に応じて、(a)Cu:0.5〜5%、(b)C
o:1〜5%、(c)Nbおよび/またはTa:0.5
〜3%、上記(a)〜(c)のうちの1種以上を含有
し、残りがNi(但し35%以上含有)と不可避不純物
からなる組成を有するNi基合金で構成すると、この結
果のNi基合金製正極容器材は、高強度とすぐれた耐N
a・S腐食性をもつことから、これを薄肉化してもNa
−S電池への実用に際して充分満足な性能を長期に亘っ
て発揮するという研究結果を得たのである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記Ni基
合金は、高強度とすぐれた耐Na・S腐食性をもつもの
の、原料コストが高いものであり、正極容器を前記Ni
基合金のみで製造しようとするとNa−S電池自体の製
造コストが高くなる。
合金は、高強度とすぐれた耐Na・S腐食性をもつもの
の、原料コストが高いものであり、正極容器を前記Ni
基合金のみで製造しようとするとNa−S電池自体の製
造コストが高くなる。
【0008】また、前記Ni基合金は、変形能が小さい
ため、大きな加工度の組成加工を行うことができず、筒
状の正極容器を製造しようとする場合には、圧延加工さ
れた板材を筒状に成形して端部同士を溶接により接合す
るといった方法を採用する必要があった。したがって、
このように溶接により接合されて製造された正極容器
は、溶接された部分の、腐食に対する性能が他の部分に
比べて低下することは避けられない。
ため、大きな加工度の組成加工を行うことができず、筒
状の正極容器を製造しようとする場合には、圧延加工さ
れた板材を筒状に成形して端部同士を溶接により接合す
るといった方法を採用する必要があった。したがって、
このように溶接により接合されて製造された正極容器
は、溶接された部分の、腐食に対する性能が他の部分に
比べて低下することは避けられない。
【0009】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、製造コストを安価とすることができ、しかも、腐食
に対する性能を高めることができるナトリウム−硫黄電
池の正極容器材及び正極容器を提供することを目的とす
る。
で、製造コストを安価とすることができ、しかも、腐食
に対する性能を高めることができるナトリウム−硫黄電
池の正極容器材及び正極容器を提供することを目的とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明のナトリウム−硫
黄電池の正極容器材は、多硫化ナトリウムおよび溶融硫
黄に対する耐食性を有する外層部分と、この外層部分の
内側に配置された内層部分とを備えるナトリウム−硫黄
電池の正極容器材であって、前記内層部分が、Ni基合
金からなることを特徴とする。これにより、耐Na・S
腐食性をもつNi基合金を多硫化ナトリウムおよび溶融
硫黄と接する内層部分に配置することにより正極容器の
耐食性を高めることができ、外層部分に多硫化ナトリウ
ムおよび溶融硫黄に対する耐食性を有する材料を配置し
たので、万が一内層部分を多硫化ナトリウムおよび溶融
硫黄が通って外層部分に達しても腐食が進行することが
ない。また、内層部分にのみNi基合金を使用したの
で、原料コストの低減を図ることができる。
黄電池の正極容器材は、多硫化ナトリウムおよび溶融硫
黄に対する耐食性を有する外層部分と、この外層部分の
内側に配置された内層部分とを備えるナトリウム−硫黄
電池の正極容器材であって、前記内層部分が、Ni基合
金からなることを特徴とする。これにより、耐Na・S
腐食性をもつNi基合金を多硫化ナトリウムおよび溶融
硫黄と接する内層部分に配置することにより正極容器の
耐食性を高めることができ、外層部分に多硫化ナトリウ
ムおよび溶融硫黄に対する耐食性を有する材料を配置し
たので、万が一内層部分を多硫化ナトリウムおよび溶融
硫黄が通って外層部分に達しても腐食が進行することが
ない。また、内層部分にのみNi基合金を使用したの
で、原料コストの低減を図ることができる。
【0011】前記ナトリウム−硫黄電池の正極容器材
は、前記外層部分と内層部分とがクラッドにより一体と
することもできる。このものでは、クラッド工程で外層
部分と内層部分との接合強度を高めることができ、両者
の機械的、電気的な密着性を高めることができ、電池の
正極容器としての機能を十分に発揮することができる。
は、前記外層部分と内層部分とがクラッドにより一体と
することもできる。このものでは、クラッド工程で外層
部分と内層部分との接合強度を高めることができ、両者
の機械的、電気的な密着性を高めることができ、電池の
正極容器としての機能を十分に発揮することができる。
【0012】前記内層部分が前記外層部材の表面にNi
基合金を溶射することにより形成することもできる。こ
のものでは、高価なNiを必要最小限の膜厚に形成すれ
ばよく、非常に経済的である。
基合金を溶射することにより形成することもできる。こ
のものでは、高価なNiを必要最小限の膜厚に形成すれ
ばよく、非常に経済的である。
【0013】外層部分をアルミニウムまたはアルミニウ
ム合金から構成することもできる。これにより、万が一
内層部分を多硫化ナトリウムおよび溶融硫黄が通って外
層部分に達しても腐食が進行することがない。なお、ア
ルミニウムまたはアルミニウム合金においては、多硫化
ナトリウムおよび溶融硫黄に接すると、不電導体である
不動体の被膜が形成されるが、外側部分は内側部材によ
り被覆されているので、多硫化ナトリウムおよび溶融硫
黄が接することがないので、電池の機能を阻害すること
がない。
ム合金から構成することもできる。これにより、万が一
内層部分を多硫化ナトリウムおよび溶融硫黄が通って外
層部分に達しても腐食が進行することがない。なお、ア
ルミニウムまたはアルミニウム合金においては、多硫化
ナトリウムおよび溶融硫黄に接すると、不電導体である
不動体の被膜が形成されるが、外側部分は内側部材によ
り被覆されているので、多硫化ナトリウムおよび溶融硫
黄が接することがないので、電池の機能を阻害すること
がない。
【0014】筒状の側壁部材と、この側壁部材の開口部
に開口部を覆って配置・固定された底板部材とを備える
ナトリウム−硫黄電池の正極容器において、本発明の正
極容器材を使用し、前記底板部材を前記内側部材と同一
の材料により形成し、前記側壁部材と底板部材との境界
部分でこれらを溶接により一体とすることができる。こ
のものでは、溶接が内側部分と底板部材との同一材料の
部分で行われ、溶接強度を高めることができる。
に開口部を覆って配置・固定された底板部材とを備える
ナトリウム−硫黄電池の正極容器において、本発明の正
極容器材を使用し、前記底板部材を前記内側部材と同一
の材料により形成し、前記側壁部材と底板部材との境界
部分でこれらを溶接により一体とすることができる。こ
のものでは、溶接が内側部分と底板部材との同一材料の
部分で行われ、溶接強度を高めることができる。
【0015】なお、前記Ni基合金は、 Cr:20〜35%、Fe:10〜30%、 Moおよび/またはW:1〜10%、Mn:0.2〜2
%、を含有し、さらに必要に応じて、 (a)Cu:0.5〜5%、 (b)Co:1〜5%、 (c)Nbおよび/またはTa::0.5〜3%、 以上(a)〜(c)のうちの1種以上を含有し、残りが
Ni(但し35%以上含有)と不可避不純物からなる組
成を有するNi基合金である。
%、を含有し、さらに必要に応じて、 (a)Cu:0.5〜5%、 (b)Co:1〜5%、 (c)Nbおよび/またはTa::0.5〜3%、 以上(a)〜(c)のうちの1種以上を含有し、残りが
Ni(但し35%以上含有)と不可避不純物からなる組
成を有するNi基合金である。
【0016】つぎに、この発明の正極容器材を構成する
Ni基合金の組成を上記の通りに限定した理由を説明す
る。
Ni基合金の組成を上記の通りに限定した理由を説明す
る。
【0017】(a)Cr Cr成分には、素地に固溶して耐Na・S腐食性を向上
させる作用があるが、その含有量が20%未満では前記
作用に所望の向上効果が得られず、一方その含有量が3
5%を越えると、圧延加工性および溶接性がく低下(い
ずれの場合も割れが発生するようになる)するようにな
ることから、その含有量を20〜35%、望ましくは2
5〜30%と定めた。
させる作用があるが、その含有量が20%未満では前記
作用に所望の向上効果が得られず、一方その含有量が3
5%を越えると、圧延加工性および溶接性がく低下(い
ずれの場合も割れが発生するようになる)するようにな
ることから、その含有量を20〜35%、望ましくは2
5〜30%と定めた。
【0018】(b)Fe Fe成分には、素地に固溶して圧延加工性を向上させる
作用があるが、その含有量が10%未満では前記作用に
所望の向上効果が得られず、一方その含有量が30%を
越えると耐Na・S腐食性および強度が低下するように
なることから、その含有量を10〜30%、望ましくは
15〜20%と定めた。
作用があるが、その含有量が10%未満では前記作用に
所望の向上効果が得られず、一方その含有量が30%を
越えると耐Na・S腐食性および強度が低下するように
なることから、その含有量を10〜30%、望ましくは
15〜20%と定めた。
【0019】(c)MoおよびW これらの成分には、いずれも素地に固溶して強度および
耐Na・S腐食性を向上させる作用があるが、その含有
量が1%未満では前記作用に所望の向上効果がえられ
ず、一方その含有量が10%を越えると、圧延加工性お
よび溶接性が低下するようになることから、その含有量
を1〜10%、望ましくは4〜9%と定めた。
耐Na・S腐食性を向上させる作用があるが、その含有
量が1%未満では前記作用に所望の向上効果がえられ
ず、一方その含有量が10%を越えると、圧延加工性お
よび溶接性が低下するようになることから、その含有量
を1〜10%、望ましくは4〜9%と定めた。
【0020】(d)Mn Mn成分には、素地に固溶して、耐Na・S腐食性を向
上させる作用があるが、その含有量が0.2%未満では
前記作用に所望の効果が得られず、一方その含有量が2
%を越えると、素地にフェライト相が出現するようにな
って耐Na・S腐食性に低下傾向が現れるようになるこ
とから、その含有量を0.2〜2%、望ましくは1〜2
%と定めた。
上させる作用があるが、その含有量が0.2%未満では
前記作用に所望の効果が得られず、一方その含有量が2
%を越えると、素地にフェライト相が出現するようにな
って耐Na・S腐食性に低下傾向が現れるようになるこ
とから、その含有量を0.2〜2%、望ましくは1〜2
%と定めた。
【0021】(e)Cu Cu成分には、素地に固溶して、耐Na・S腐食性を一
段と向上させる作用があるので、必要に応じて含有させ
るが、その含有量が0.5%未満では前記作用に所望の
向上効果が得られず、一方その含有量が5%を越える
と、低融点化合物が形成されるようになり、これが原因
で圧延加工性および溶接性が低下するようになることか
ら、その含有量を0.5〜5%、望ましくは1〜3%と
定めた。
段と向上させる作用があるので、必要に応じて含有させ
るが、その含有量が0.5%未満では前記作用に所望の
向上効果が得られず、一方その含有量が5%を越える
と、低融点化合物が形成されるようになり、これが原因
で圧延加工性および溶接性が低下するようになることか
ら、その含有量を0.5〜5%、望ましくは1〜3%と
定めた。
【0022】(f)Co Co成分には、素地に固溶して強度を一段と向上させる
作用があるので、必要に応じて含有されるが、その含有
量が1%未満では所望の強度向上効果が得られず、一方
その含有量が5%を越えても、さらに一段の向上効果が
得られないことから、その含有量を1〜5%、望ましく
は2〜5%と定めた。
作用があるので、必要に応じて含有されるが、その含有
量が1%未満では所望の強度向上効果が得られず、一方
その含有量が5%を越えても、さらに一段の向上効果が
得られないことから、その含有量を1〜5%、望ましく
は2〜5%と定めた。
【0023】(g)NbおよびTa これらの成分には、Niと結合して金属間化合物を形成
し、もって強度を一段と向上させる作用があるので、必
要に応じて含有されるが、その含有量が0.5%未満で
は所望の強度向上効果が得られず、一方その含有量が3
%を越えると圧延加工性および溶接性が低下するように
なることから、その含有量を0.5〜3%、望ましくは
0.5〜2.5%と定めた。
し、もって強度を一段と向上させる作用があるので、必
要に応じて含有されるが、その含有量が0.5%未満で
は所望の強度向上効果が得られず、一方その含有量が3
%を越えると圧延加工性および溶接性が低下するように
なることから、その含有量を0.5〜3%、望ましくは
0.5〜2.5%と定めた。
【0024】(h)Ni Ni成分は、高強度とすぐれた耐Na・S腐食性を確保
するには不可欠の成分であり、したがってその含有量が
35%未満では所望の高強度および耐Na・S腐食性が
得られないことから、その含有量を35%以上と定め
た。
するには不可欠の成分であり、したがってその含有量が
35%未満では所望の高強度および耐Na・S腐食性が
得られないことから、その含有量を35%以上と定め
た。
【0025】
【発明の実施の形態】以下に、この発明の実施の一形態
の正極容器材及びその製造方法について説明する。
の正極容器材及びその製造方法について説明する。
【0026】まず、図1〜図4に基づいて、本実施の形
態の正極容器の製造方法について説明する。本原料とし
てFe一Cr合金(Cr:66%含有)、金属Cr、純
鉄、金属Mo、金属W、金属Mn、無酸素銅、金属C
o、金属Nb、金属Ta、および電解Niを用い、これ
ら原料を所定の割合に配合し、これを高周波誘導溶解炉
にて脱酸剤としてSiおよびA1を用いて溶解して、そ
れぞれ表1〜4に示される成分組成をもった溶湯を調製
し、この溶湯をさらに同じく脱酸剤としてNi−Mg合
金を用いて脱酸した状態で出湯して、外径:500mm
のインゴットに鋳造し(この結果インゴットは通常0.
1〜0.6%のSi、0.1〜0.4%のAl、および
0.01〜0.06%のMgを含有するようになる)、
前記インゴットを1200℃に10時間保持の条件で均
質化処理した後、1100〜1200℃の温度で熱間圧
延して厚さ:3mmの熱延板とし、さらにこの熱延板に
冷間圧延を施して厚さ:0.5mmの冷延板とすること
により本発明正極容器材に使用する板材1〜43、比較
正極容器材l〜4、および従来正極容器材を製造した。
態の正極容器の製造方法について説明する。本原料とし
てFe一Cr合金(Cr:66%含有)、金属Cr、純
鉄、金属Mo、金属W、金属Mn、無酸素銅、金属C
o、金属Nb、金属Ta、および電解Niを用い、これ
ら原料を所定の割合に配合し、これを高周波誘導溶解炉
にて脱酸剤としてSiおよびA1を用いて溶解して、そ
れぞれ表1〜4に示される成分組成をもった溶湯を調製
し、この溶湯をさらに同じく脱酸剤としてNi−Mg合
金を用いて脱酸した状態で出湯して、外径:500mm
のインゴットに鋳造し(この結果インゴットは通常0.
1〜0.6%のSi、0.1〜0.4%のAl、および
0.01〜0.06%のMgを含有するようになる)、
前記インゴットを1200℃に10時間保持の条件で均
質化処理した後、1100〜1200℃の温度で熱間圧
延して厚さ:3mmの熱延板とし、さらにこの熱延板に
冷間圧延を施して厚さ:0.5mmの冷延板とすること
により本発明正極容器材に使用する板材1〜43、比較
正極容器材l〜4、および従来正極容器材を製造した。
【0027】
【表1】
【0028】
【表2】
【0029】
【表3】
【0030】
【表4】
【0031】この結果得られた各種の板材及び正極容器
材より、強度を評価する目的で、平行部長さ:120m
m×幅:20mm×厚さ:0.5mmの寸法をもった引
張試験片を切り出し、さらにこれらの耐Na・S腐食性
を評価する目的で、造管機とTlG溶接機を用いて、外
径:65mm×長さ:400mmの寸法をもったNa一
S電池の正極容器を形成した。
材より、強度を評価する目的で、平行部長さ:120m
m×幅:20mm×厚さ:0.5mmの寸法をもった引
張試験片を切り出し、さらにこれらの耐Na・S腐食性
を評価する目的で、造管機とTlG溶接機を用いて、外
径:65mm×長さ:400mmの寸法をもったNa一
S電池の正極容器を形成した。
【0032】引張試験は、350℃で行って引張強さを
測定し、また上記正極容器については、Na一S電池に
組み込んで、運転温度:350℃、充電電流密度:20
0mA/cm2、放電電流密度:270mA/cm2、
連続充放電回数:150サイクルの加速条件で実機試験
を行い、正極容器内面における最大浸食深さを測定し
た。これらの測定結果を表5、6に示した。
測定し、また上記正極容器については、Na一S電池に
組み込んで、運転温度:350℃、充電電流密度:20
0mA/cm2、放電電流密度:270mA/cm2、
連続充放電回数:150サイクルの加速条件で実機試験
を行い、正極容器内面における最大浸食深さを測定し
た。これらの測定結果を表5、6に示した。
【0033】
【表5】
【0034】
【表6】
【0035】図1に示すように、前記板材1〜43に塑
性加工を施して、造管機で筒状に成形する。そして、筒
状に成形された板材の端部aを例えばTIG溶接機で溶
接して接合して(図中b参照)、管状に成形する。
性加工を施して、造管機で筒状に成形する。そして、筒
状に成形された板材の端部aを例えばTIG溶接機で溶
接して接合して(図中b参照)、管状に成形する。
【0036】次に、図2及び図3に示すように、前記管
状に成形された板材1〜43をアルミニウム製の筒体5
0内に圧入する。ここで、アルミニウム製の筒体50
は、アルミニウムのインゴットを押出加工により製造さ
れるもので、継目のない、いわゆるシームレス管となっ
ている。
状に成形された板材1〜43をアルミニウム製の筒体5
0内に圧入する。ここで、アルミニウム製の筒体50
は、アルミニウムのインゴットを押出加工により製造さ
れるもので、継目のない、いわゆるシームレス管となっ
ている。
【0037】次に、図4に示すように、板材1〜43が
圧入された筒体50をダイを通すことにより、内径及び
外径が所定の寸法の素材52となるように、引抜加工を
施す。これにより前記板材1〜43と筒体50との密着
性が高められ、相互に一体となった正極電極材が製造さ
れる。なお、前記筒体50の内面にニッケルメッキを施
しておけば、前記板材1〜43と筒体50の密着性が向
上しさらに強固に一体化される。
圧入された筒体50をダイを通すことにより、内径及び
外径が所定の寸法の素材52となるように、引抜加工を
施す。これにより前記板材1〜43と筒体50との密着
性が高められ、相互に一体となった正極電極材が製造さ
れる。なお、前記筒体50の内面にニッケルメッキを施
しておけば、前記板材1〜43と筒体50の密着性が向
上しさらに強固に一体化される。
【0038】また、引抜加工を施すことにより、筒体5
0が引き延ばされ、筒体50の表面に形成された不電導
体である不動体に微細なクラックが形成され、このクラ
ックの中に板材1〜43が侵入し、板材1〜43と筒体
50の内部の導電層との電気的な接続が達せられ、電池
の正極容器として使用した場合に好適である。
0が引き延ばされ、筒体50の表面に形成された不電導
体である不動体に微細なクラックが形成され、このクラ
ックの中に板材1〜43が侵入し、板材1〜43と筒体
50の内部の導電層との電気的な接続が達せられ、電池
の正極容器として使用した場合に好適である。
【0039】以上のようにして得られた素材52は、外
層部分53と内層部分54とを備えた複合材となってい
る。なお、アルミニウムは、多硫化ナトリウムおよび溶
融硫黄に対する十分な耐食性を有するものである。すな
わち、アルミニウムは、多硫化ナトリウム又は溶融硫黄
に接すると不動体の被膜が生成され、この被膜により腐
食がそれ以上進行しなくなるのである。
層部分53と内層部分54とを備えた複合材となってい
る。なお、アルミニウムは、多硫化ナトリウムおよび溶
融硫黄に対する十分な耐食性を有するものである。すな
わち、アルミニウムは、多硫化ナトリウム又は溶融硫黄
に接すると不動体の被膜が生成され、この被膜により腐
食がそれ以上進行しなくなるのである。
【0040】次に、前記素材52を所定の加工を施し正
極電極を製造する。すなわち、図5に示すように、素材
52を所定の長さに切断し、一方の開口部にNi基合金
製の底板55を挿入して、この底板55と前記素材52
との境界部56をエレクトロビーム法により溶接して両
者を一体にする。ここで、溶接すべき境界部56は、底
板55と内層部分54とが接した部分であり、溶接は同
一材料で形成された底板55と内層部分54との領域内
で行われるので、両者の溶接強度を高めることができ
る。
極電極を製造する。すなわち、図5に示すように、素材
52を所定の長さに切断し、一方の開口部にNi基合金
製の底板55を挿入して、この底板55と前記素材52
との境界部56をエレクトロビーム法により溶接して両
者を一体にする。ここで、溶接すべき境界部56は、底
板55と内層部分54とが接した部分であり、溶接は同
一材料で形成された底板55と内層部分54との領域内
で行われるので、両者の溶接強度を高めることができ
る。
【0041】次に、前記製造方法により製造された正極
容器の作用について説明する。
容器の作用について説明する。
【0042】正極容器の内面は、多硫化ナトリウムおよ
び溶融硫黄に曝されることになるが、本発明の実施の一
形態の正極容器では、内面にはNi基合金からなる内層
部分54が配置されているので大きな腐食孔が生ずるこ
とがない。また、アルミニウムからなる外層部分53
は、多硫化ナトリウム又は溶融硫黄に対して非常に腐食
されにくく、万が一、多硫化ナトリウム又は溶融硫黄が
外層部分に到達することがあっても、外層部分53が腐
食されることがない。特に、外層部分53は、いわゆる
シームレス管であるので、腐食に対する安全性は非常に
高い。
び溶融硫黄に曝されることになるが、本発明の実施の一
形態の正極容器では、内面にはNi基合金からなる内層
部分54が配置されているので大きな腐食孔が生ずるこ
とがない。また、アルミニウムからなる外層部分53
は、多硫化ナトリウム又は溶融硫黄に対して非常に腐食
されにくく、万が一、多硫化ナトリウム又は溶融硫黄が
外層部分に到達することがあっても、外層部分53が腐
食されることがない。特に、外層部分53は、いわゆる
シームレス管であるので、腐食に対する安全性は非常に
高い。
【0043】また、前記アルミニウムは、多硫化ナトリ
ウム又は溶融硫黄に接すると、不動体の被膜が形成さ
れ、電池としての機能を発揮することができなくなる
が、本実施の形態の正極容器では、Ni基合金製の内層
部分54が設けられているので、前記不動体の被膜が形
成されることがなく、電池の機能を常に正常に保つこと
ができる。
ウム又は溶融硫黄に接すると、不動体の被膜が形成さ
れ、電池としての機能を発揮することができなくなる
が、本実施の形態の正極容器では、Ni基合金製の内層
部分54が設けられているので、前記不動体の被膜が形
成されることがなく、電池の機能を常に正常に保つこと
ができる。
【0044】なお、前記内層部分54を引抜加工により
外層部分53に接合するようにしているが、前記外層部
分53の内面に溶融したNi基合金を溶射することによ
り、内層部分54を形成するようにすることができる。
この溶射によれば、必要最小限の厚さ(数十μm程度)
の厚さの内層部分54を形成することができ、高価であ
るNi基合金の使用量を節約することができ、製造コス
トを更に減少させることができる。
外層部分53に接合するようにしているが、前記外層部
分53の内面に溶融したNi基合金を溶射することによ
り、内層部分54を形成するようにすることができる。
この溶射によれば、必要最小限の厚さ(数十μm程度)
の厚さの内層部分54を形成することができ、高価であ
るNi基合金の使用量を節約することができ、製造コス
トを更に減少させることができる。
【0045】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明のナトリ
ウム−硫黄電池の正極容器材および正極容器によれば、
以下のような効果を奏する。
ウム−硫黄電池の正極容器材および正極容器によれば、
以下のような効果を奏する。
【0046】耐Na・S腐食性をもつNi基合金を多硫
化ナトリウムおよび溶融硫黄と接する内層部分に配置す
ることにより正極容器の耐食性を高めることができる。
また、外層部分に多硫化ナトリウムおよび溶融硫黄に対
する耐食性を有する材料を配置したので、万が一内層部
分を多硫化ナトリウムおよび溶融硫黄が通って外層部分
に達しても腐食が進行することがない。また、内層部分
にのみNi基合金を使用したので、原料コストの低減を
図ることができる。
化ナトリウムおよび溶融硫黄と接する内層部分に配置す
ることにより正極容器の耐食性を高めることができる。
また、外層部分に多硫化ナトリウムおよび溶融硫黄に対
する耐食性を有する材料を配置したので、万が一内層部
分を多硫化ナトリウムおよび溶融硫黄が通って外層部分
に達しても腐食が進行することがない。また、内層部分
にのみNi基合金を使用したので、原料コストの低減を
図ることができる。
【0047】クラッド工程で外層部分と内層部分との接
合強度を高めることができ、両者の機械的、電気的な密
着性を高めることができ、電池の正極容器としての機能
を十分に発揮することができる。
合強度を高めることができ、両者の機械的、電気的な密
着性を高めることができ、電池の正極容器としての機能
を十分に発揮することができる。
【0048】溶射によれば、高価なNiを必要最小限の
膜厚に形成すればよく、非常に経済的である。
膜厚に形成すればよく、非常に経済的である。
【0049】アルミニウムまたはアルミニウム合金にお
いては、多硫化ナトリウムおよび溶融硫黄に接すると、
不電導体である不動体の被膜が形成されるが、外側部分
は内側部材により被覆されているので、多硫化ナトリウ
ムおよび溶融硫黄が接することがないので、電池の機能
を阻害することがない。
いては、多硫化ナトリウムおよび溶融硫黄に接すると、
不電導体である不動体の被膜が形成されるが、外側部分
は内側部材により被覆されているので、多硫化ナトリウ
ムおよび溶融硫黄が接することがないので、電池の機能
を阻害することがない。
【0050】本発明の正極容器によれば、正極溶接が内
側部分と底板部材との同一材料の部分で行われ、溶接強
度を高めることができる。
側部分と底板部材との同一材料の部分で行われ、溶接強
度を高めることができる。
【図1】 本発明の正極容器の製造工程を示す図であ
る。
る。
【図2】 本発明の正極容器の製造工程を示す図であ
る。
る。
【図3】 本発明の正極容器の製造工程を示す図であ
る。
る。
【図4】 本発明の正極容器の製造工程を示す図であ
る。
る。
【図5】 本発明の正極容器の製造工程を示す図であ
る。
る。
【図6】 Na・S電池の構造を例示する概略縦断面図
である。
である。
1〜43 板材 50 筒体 51 ダイ 52 素材 53 外層部分 54 内層部分 61 固体電解質管 62 絶縁リング 63 正極容器 64 負極棒 65 ナトリウム(Na) 66 硫黄(S)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C22C 19/05 C23C 4/08 H01M 2/02 H01M 10/39
Claims (6)
- 【請求項1】 多硫化ナトリウムおよび溶融硫黄に対す
る耐食性を有する外層部分と、この外層部分の内側に配
置された内層部分とを備えるナトリウム−硫黄電池の正
極容器材であって、 前記内層部分が、Ni基合金からなり、 前記Ni基合金が、重量%で、 Cr:20〜35%、Fe:10〜30%、 Moおよび/またはW:1〜10%、Mn:0.2−2
%、 を含有し、残りがNi(但し35%以上含有)と不可避
不純物からなる組成を有するNi基合金で構成された こ
とを特徴とするナトリウム−硫黄電池の正極容器材。 - 【請求項2】 多硫化ナトリウムおよび溶融硫黄に対す
る耐食性を有する外層部分と、この外層部分の内側に配
置された内層部分とを備えるナトリウム−硫黄電池の正
極容器材であって、 前記内層部分が、Ni基合金からなり、 前記Ni基合金が、重量%で、 Cr:20〜35%、Fe:10〜30%、 Moおよび/またはW:1〜10%、Mn:0〜2〜2
%、 を含有し、さらに、 Cu:0.5〜5%、またはCo:1〜5%、またはN
bおよび/またはTa:0.5〜3%、のうちの1種以
上を含有し、残りがNi(但し35%以上含有)と不可
避不純物からなる組成を有するNi基合金で構成された
ことを特徴とするナトリウム−硫黄電池の正極容器材。 - 【請求項3】 前記外層部分と内層部分とがクラッドに
より一体とされていることを特徴とする請求項1又は2
に記載されたナトリウム−硫黄電池の正極容器材。 - 【請求項4】 前記内層部分が前記外層部分の表面にN
i基合金を溶射することにより形成されていることを特
徴とする請求項1又は2に記載のナトリウム−硫黄電池
の正極容器材。 - 【請求項5】 前記外層部分がアルミニウムまたはアル
ミニウム合金からなることを特徴とする請求項1〜4の
いずれかに記載のナトリウム−硫黄電池の正極容器材。 - 【請求項6】 筒状の側壁部材と、この側壁部材の開口
部に開口部を覆って配置・固定された底板部材とを備え
るナトリウム−硫黄電池の正極容器であって、 前記側壁部材が前記請求項1〜3、5のいずれかに記載
の正極容器材により形成され、前記底板部材が前記内側
部材と同一の材料により形成され、前記側壁部材と底板
部材との境界部分でこれらが溶接により一体とされたこ
とを特徴とするナトリウム−硫黄電池の正極容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20263796A JP3293482B2 (ja) | 1996-07-31 | 1996-07-31 | ナトリウム−硫黄電池の正極容器材および正極容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20263796A JP3293482B2 (ja) | 1996-07-31 | 1996-07-31 | ナトリウム−硫黄電池の正極容器材および正極容器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1046276A JPH1046276A (ja) | 1998-02-17 |
| JP3293482B2 true JP3293482B2 (ja) | 2002-06-17 |
Family
ID=16460642
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20263796A Expired - Fee Related JP3293482B2 (ja) | 1996-07-31 | 1996-07-31 | ナトリウム−硫黄電池の正極容器材および正極容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3293482B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103746147B (zh) * | 2013-12-11 | 2016-02-03 | 中国东方电气集团有限公司 | 一种钠硫电池的正极容器 |
-
1996
- 1996-07-31 JP JP20263796A patent/JP3293482B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH1046276A (ja) | 1998-02-17 |
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