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JP3295589B2 - 多機能地下収納庫 - Google Patents
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JP3295589B2 - 多機能地下収納庫 - Google Patents

多機能地下収納庫

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JP3295589B2
JP3295589B2 JP00196396A JP196396A JP3295589B2 JP 3295589 B2 JP3295589 B2 JP 3295589B2 JP 00196396 A JP00196396 A JP 00196396A JP 196396 A JP196396 A JP 196396A JP 3295589 B2 JP3295589 B2 JP 3295589B2
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正武 東
孝雄 細野
郁夫 佐治
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Mitsubishi Electric Corp
Sekisui House Ltd
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Landscapes

  • Underground Structures, Protecting, Testing And Restoring Foundations (AREA)
  • Residential Or Office Buildings (AREA)
  • Buildings Adapted To Withstand Abnormal External Influences (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、多機能地下収納庫
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、地中に埋設できるようにユニッ
ト状に形成された地下収納庫が知られている。
【0003】従来より、この種の地下収納庫は、建物の
建築に先立って、敷地に掘削した穴に埋設し、その内部
を物置として利用したり、換気設備を設けて簡単な居住
空間として利用したりしていた。
【0004】また、このような生活と結びついた地下収
納庫とは別に、家庭の庭などに埋設する避難用シェルタ
ーなども提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の地
下収納庫の場合、物置や簡単な居住空間といった利用範
囲に止まり、地下に埋設するといった特徴を生かした利
用がなされていなかった。
【0006】一方、上記従来の避難用シェルターの場合
は、普段の日常生活では利用されることがなく、無駄が
多いといった不都合を生じていた。
【0007】本発明は、係る実情に鑑みてなされたもの
であって、日常生活においても地下空間を有効に生かし
た利用ができるとともに、災害発生時にも有効な利用が
できる多機能地下収納庫を提供することを目的としてい
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明の多機能地下収納庫は、地中に埋設された状態
で地表面に設けられたハッチから出入りするようになさ
れた収納庫本体を具備し、この収納庫本体内に電気温水
器が設けられ、この電気温水器は、上水道からの給水管
と、住宅建物への給湯管と、過剰の温水をオーバーフロ
ーさせて排出するオーバーフロー管と、電気温水器を制
御する制御電源用配線と、収納室内の照明も含めて電気
温水器の運転を行う駆動電源用配線とが配管および配線
され、住宅建物への給湯が可能となされるとともに、
記給湯管は、収納庫本体内に開閉バルブが設けられ、
納庫本体内での給湯利用が可能となされたものである。
【0009】また、収納庫本体内に、雨水を回収する雨
水利用タンクまたは非常用貯水タンクが設けられ、この
タンクは、タンク内の水を屋外に散水する散水管と、過
剰の水をオーバーフローさせて排出するオーバーフロー
管と、収納庫本体内で使用するためのコックとを具備
し、屋外および収納庫本体内での水の利用が可能となさ
れたものである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0011】図1は、多機能地下収納庫1の全体構成の
概略を示している。
【0012】すなわち、この多機能地下収納庫1は、収
納庫本体10内に電気温水器2と雨水利用タンク3とを
具備している。
【0013】収納庫本体10は、例えば、溶融亜鉛メッ
キ鋼板によって高さ2m、幅1.5m、長さ3mの筺体
状に形成されたものが使用される。また、収納庫本体1
0は、長さ方向の一端側から1mの所で垂直に仕切られ
ており、収納室11と雨水利用タンク3との二気室に分
かれている。また、それぞれの天井壁部分に、ハッチ1
2,13が設けられている。さらに、収納室11に通じ
るハッチ12には、ハッチ12を開けた所にタラップ1
4が設けられ、この収納室11内への出入りができるよ
うになされている。また、この収納室11には、非常食
を収納しておく収納棚15や換気管(図示省略)が設け
られ、災害時などにこの収納室11内を避難場所として
使用できるようになされている。このようになる収納庫
本体10は、上述した大きさの場合、カーポート4の地
下部分に充分埋設することができ、限られた敷地を有効
に利用することができる。
【0014】ただし、この収納庫本体10の大きさは、
特に限定されるものではなく、例えば、収納室11内に
仮眠ができる程度のベットを配置したいような場合に
は、上述した大きさの収納庫本体10を長さ方向に長く
してもよいし、これは、敷地との兼ね合いで適宜決定す
ることができる。
【0015】また、収納庫本体10は、特に溶融亜鉛メ
ッキ鋼板によって形成されたものに限定されるものでは
なく、防水型の樹脂コンクリートなどによって形成した
ものであってもよい。
【0016】電気温水器2は、収納室11内の片隅に配
置される。この電気温水器2は、上水道からの給水管2
1と、住宅建物5への給湯管22と、過剰の温水をオー
バーフローさせて排出するオーバーフロー管23と、電
気温水器2を制御する制御電源用配線24と、収納室1
1内の照明も含めて電気温水器2の運転を行うための駆
動電源用配線25とを具備し、収納室11から外部にそ
れぞれ配管および配線される。このうち、給湯管22
は、収納室11内にも給湯管22の開閉バルブ26が設
けられ、収納室11内でも給湯利用が可能なようになさ
れている。また、制御電源用配線24および駆動電源用
配線25は、家庭用電源に直接接続するものであっても
よいが、その間にバックアップ電源となる充電型のバッ
テリー(図示省略)などを介在させておくことで、震災
などで被災して電源復旧するまでの間や、万が一の停電
時などであっても使用することが可能となる。
【0017】雨水利用タンク3は、住宅建物5の樋51
などから回収した雨水を、この雨水利用タンク3に導く
回収管31と、この回収した雨水を外部ポンプ32など
を利用して散水する散水管33と、過剰の雨水をオーバ
ーフローさせて排出するオーバーフロー管34とを具備
している。この雨水利用タンク3には、上述した収納庫
本体10の大きさで、約2トンの雨水を溜めることがで
きる。したがって、庭の植木6の散水や自動車7の洗車
などに使用することができ、水不足の猛暑などであって
も、植木6を枯らしたりすることなく、有効に水を使用
することができる。また、震災などで火災が発生した場
合でも、この雨水利用タンク3に溜まった雨水を、電気
温水器2のお湯とともに、消火活動に役立てることがで
きる。また、この雨水利用タンク3に溜められた雨水
は、ハッチ13を開けて、外部からくみ出すこともでき
るし、収納室11内にコック35を設けておくことで、
収納室11内での雨水の利用も可能となる。また、本実
施の形態では、雨水利用タンク3となされているが、雨
水を回収する回収管31を、上水道からの給水管21に
変更することで、飲料水の貯水タンクとして使用するこ
ともできる。
【0018】このようになる多機能地下収納庫1は、工
場でユニット状にした完成品として提供することがで
き、現場で埋設して配管や配線を行うだけで簡単に施工
することができる。したがって、新築の場合も既築の住
宅建物5の場合であっても、わずか数日で工事を完了す
ることができる。この多機能地下収納庫1の設置場所と
しては、特に地中であれば限定されるものではないが、
災害時などの使用勝手などを考えた場合、住宅建物5に
隣接した庭の部分や、カーポート4の地下部分などが好
ましい。
【0019】この多機能地下収納庫1の場合、年中通し
て温度および湿度の安定した地下空間に電気温水器2を
設けているので、収納室11で快適に過ごすことができ
る。また、電気温水器2を使用する場合には、温度が安
定しているため、熱効率良く使用することができる。
【0020】また、通常、電気温水器2は、深夜電力を
使用するため、家庭での一日の給湯利用量に見合う大容
量のものを設置すれば、非常に経済的なものとなるが、
大容量のものを設置する場合、設置場所が嵩張ることと
なる。そこで、この多機能地下収納庫1の場合、地下に
埋設される収納室11内に、この電気温水器2を設ける
ことで、このような設置場所の心配も無く、充分な大容
量の電気温水器2を設置することが可能となる。
【0021】さらに、電気温水器2は、普段、家庭用の
給湯に使用できるとともに、住宅建物5が震災などで被
災して電気、ガス、水道などが停止された場合であって
も、震災の影響を受け難い地中に埋設した収納室11内
に配置しているので、住宅建物5と一緒に被災してしま
うといったことを防止することができる。また、被災に
よって電気温水器2の給水管21や給湯管22が破裂す
るようなことがあっても、電気温水器2自身は、これら
給水管21や給湯管22よりも低い地中に埋設されてい
るため、これら給水管21や給湯管22から電気温水器
2の水が漏れ出てしまうといったことを防止することが
できる。さらに、被災時には、収納室11内に避難し
て、この収納室11内で電気温水器2のお湯や、雨水利
用タンク3の雨水を利用することができる。そして、震
災などで火災が発生した場合でも、この電気温水器2に
溜まったお湯や雨水利用タンク3の雨水を、消火活動に
役立てることができる。
【0022】なお、本実施の形態では、収納庫本体10
を、収納室11と雨水利用タンク3との二気室に仕切っ
ているが、特に雨水利用や飲料水の確保を考えない場合
には、図2に示すように、この雨水利用タンク3の部分
を省略した形の多機能地下収納庫1であってもよい。こ
の場合であっても、被災時に電気温水器2のお湯を利用
したり、このお湯をある程度の消火活動に役立てること
ができる。
【0023】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によると、年
中通して温度および湿度の安定した地下空間に電気温水
器を設けているので、電気温水器を熱効率良く使用する
ことができる。また、通常、電気温水器は、大容量のも
のを設置する場合、設置場所が嵩張ることとなるが、地
下に埋設される収納庫本体内に設けることで、このよう
な設置場所の心配も無く、充分な大容量の電気温水器を
設置することが可能となる。さらに、電気温水器は、普
段、家庭用の給湯に使用できるとともに、建物が大震災
などで被災して電気、ガス、水道などが停止された場合
であっても、震災の影響を受け難い地中に埋設した収納
庫本体内に配置しているので、建物と一緒に被災してし
まうといったことを防止することができる。そして、被
災時には、収納庫本体内に避難して、この収納庫本体内
で電気温水器の給湯利用ができることとなる。さらに、
震災などで火災が発生した場合でも、この電気温水器に
溜まったお湯を、消火活動に役立てることができるとと
もに、非常用の飲料水として利用することもできる。加
えて、この収納庫本体内に米を貯蔵しておけば、年中通
して安定した温度および湿度により米の質が低下しない
ので、新米と同じ味のごはんを長く食することが可能と
なる。
【0024】また、請求項2記載の本発明によると、雨
水利用タンクまたは非常用貯水タンクに溜まった水を、
別付けのポンプなどを利用して庭の植木の散水や自動車
の洗車などに使用することができるので、水不足の猛暑
などであっても、植木を枯らしたりすることなく、有効
に水を使用することができる。また、震災などで火災が
発生した場合でも、この雨水利用タンクまたは非常用貯
水タンクに溜まった水を、電気温水器のお湯とともに、
消火活動に役立てることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】多機能地下収納庫の全体構成の概略を示す断面
図である。
【図2】多機能地下収納庫の他の実施の形態を示す断面
図である。
【符号の説明】
1 多機能地下収納庫 10 収納庫本体 11 収納室 12 ハッチ 13 ハッチ 2 電気温水器 3 雨水利用タンク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐治 郁夫 大阪府大阪市北区大淀中一丁目1番88号 積水ハウス株式会社内 (56)参考文献 特開 平8−254042(JP,A) 特開 昭48−35645(JP,A) 実開 昭53−142741(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E04H 9/14

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 地中に埋設された状態で地表面に設けら
    れたハッチから出入りするようになされた収納庫本体を
    具備し、この収納庫本体内に電気温水器が設けられ、
    の電気温水器は、上水道からの給水管と、住宅建物への
    給湯管と、過剰の温水をオーバーフローさせて排出する
    オーバーフロー管と、電気温水器を制御する制御電源用
    配線と、収納室内の照明も含めて電気温水器の運転を行
    う駆動電源用配線とが配管および配線され、住宅建物へ
    の給湯が可能となされるとともに、前記給湯管は、収納
    庫本体内に開閉バルブが設けられ、収納庫本体内での給
    湯利用が可能となされたことを特徴とする多機能地下収
    納庫。
  2. 【請求項2】 収納庫本体内に、雨水を回収する雨水利
    用タンクまたは非常用貯水タンクが設けられ、このタン
    クは、タンク内の水を屋外に散水する散水管と、過剰の
    水をオーバーフローさせて排出するオーバーフロー管
    と、収納庫本体内で使用するためのコックとを具備し、
    屋外および収納庫本体内での水の利用が可能となされた
    請求項1記載の多機能地下収納庫。
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JP6524425B2 (ja) * 2015-05-28 2019-06-05 有限会社フジカ 避難装置

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