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JP3299741B2 - 自動撮影システム - Google Patents
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JP3299741B2 - 自動撮影システム - Google Patents

自動撮影システム

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JP3299741B2 JP06506590A JP6506590A JP3299741B2 JP 3299741 B2 JP3299741 B2 JP 3299741B2 JP 06506590 A JP06506590 A JP 06506590A JP 6506590 A JP6506590 A JP 6506590A JP 3299741 B2 JP3299741 B2 JP 3299741B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、自動撮影システム、詳しくは、待機撮影あ
るいはインターバル撮影等の自動撮影システムに関す
る。
[従来の技術] 通常の撮影装置における撮影モードには、手動トリガ
指令により撮影シーケンスを実行する通常撮影(セルフ
タイマ撮影等も含む)モードと、撮影者が該当するモー
ドの設定を行うだけで、その後、撮影装置自身により撮
影トリガ指令を発し撮影を実行する、所謂、待機撮影・
インターバル撮影等の自動撮影のモードの2つがある。
上記二つの撮影モードのうち後者の自動撮影に関し
て、従来知られているものとしては、比較的長い時間で
ある一定時間間隔、または各コマごとにあらかじめ決め
られた所定時間間隔で撮影トリガを発するインターバル
撮影、また、被写体が所定位置に到達したことを測距セ
ンサによって検出し撮影トリガを発するフォーカストリ
ガ撮影(待伏せ撮影)、また、音声に反応して撮影トリ
ガを発する音声トリガ撮影、更に、動被写体の変化をパ
ターン認識で検出し撮影トリガを発する動体トリガ撮影
等がある。これらの自動撮影は、目的に応じて使い分け
られそれぞれ利用価値の高いものである。
[発明が解決しようとする課題] ところが、上述のように従来の自動撮影におけるトリ
ガ作動のための情報源は、時間,距離,音,動き等に限
られた範囲のものであって、光,色,環境(気圧,気
流,温度,湿度等)の情報を供給してその情報に基づい
て撮影トリガを発信させるようなものはなかった。従っ
て、夕暮れ時などの薄暗い状態で発生する現象の自動撮
影は、従来では時刻を厳密に設定して行わなければなら
なかった。また、待伏撮影において、特定の色をもつ被
写体のみを選択して撮影することは不可能であった。更
に、自然現象の自動撮影で、その環境状態が特定の状態
に到達した時点でシャッタを切るということもできなか
った。
一方、従来の自動撮影装置において、カメラがフロッ
ピディスクを用いる電子スチルカメラであった場合、ス
ピンドルモータの立上げにある時間を要するために自動
的に撮影トリガが発信されても上記立上がり分だけ遅れ
てシャッタが切られ、撮影時機のずれが生じる可能性が
あった。また、その遅れを防止するには、自動撮影モー
ドにはいった時点から上記スピンドルモータの駆動を開
始させる必要があった。しかし、この方法によると待機
中の消費電力が非常に大きくなってしまう。一方、銀塩
カメラを含むカメラを用いたストロボ照明による自動撮
影の場合も、ストロボのチャージに時間が必要であり、
同様の問題を有している。
また、従来の自動撮影装置のうち、インターバル撮影
(計時撮影)を行うものにあって、出現と退去を繰返す
ような被写体を所定の時間々隔で自動的に撮影する場
合、その被写体が上記インターバルの撮影トリガ時点に
丁度、画枠から外れているようなタイミングであったと
してもシャッタが無駄に切られてしまうという不具合を
有していた。
本発明の目的は、自動撮影システムにおいて測光情
報、測色情報、環境に係る情報の何れかの情報が撮影開
始の条件を満たす量に到る以前の所定の範囲内の値に達
した時点で、起動に比較的長い時間を必要とする要素を
運転状態とする予備状態設定を実行させるようにして、
トリガ発信時のシャッタ切れの時機が遅れを発生せず、
しかも、消費電力も僅少に抑えることのできる自動撮影
システムを提供するにある。
[課題を解決するための手段および作用] 本発明による自動撮影システムは、測光情報、測色情
報、環境に係る情報の何れかの情報を検出する検出手段
と、上記検出手段により検出された情報が撮影開始の条
件を満たす量に到る以前の所定の範囲内の値に達したこ
とを認識する予備条件認識手段と、上記予備条件認識手
段の認識状態に応じて当該カメラを撮影動作実行に必要
な所定の予備状態になさしめるための予備状態設定手段
とを具備してなることを特徴とし、上記検出手段により
検出された情報が撮影開始の条件を満たす量に到る以前
の所定の範囲内の値に達したことを予備条件認識手段が
認識し、その認識状態に応じて撮影の予備状態を設定す
るものである。
[実 施 例] 以下、図示の実施例によって本発明を説明する。
第1図は、本発明の一実施例を示す自動撮影システム
のブロック構成図である。本システムは、マイクロコン
ピュータで構成されるシステムコントローラ1とそのコ
ントローラ1で駆動され撮像記録を行う撮像記録部2
と、上記コントローラ1に物象の状態の量である情報を
供給するセンサ群と、撮影指示,条件選択指示の上記コ
ントローラ1への入力のためのスイッチ群と、本システ
ムの主電源である電池16とその主電源の上記各制御要素
への複数の供給スイッチ15、および、タイマ専用電源で
ある電池18を有するタイマ17とによって構成されてい
る。
撮像記録部2は電子スチルカメラの撮像記録部であっ
て、レンズ及び撮像素子部と映像プロセス回路,記録回
路等の信号処理部とフロッピディスクドライブ部とスト
ロボ発光部、更に、その他の撮影制御要素を内蔵してい
る。そして、撮影記録の実行に際して比較的にその起動
時間の長い駆動系、即ち、上記ドライブ部のスピンドル
モータおよびストロボ発光充電部をスタンバイ動作用の
予備立上げブロック2aとして、上記コントローラ1によ
り単独に駆動(以下スタンバイ動作と称す)できるよう
に配設されている。なお、本実施例は電子スチルカメラ
に適応したものであるが、銀塩フィルム式カメラに適用
した場合は勿論上記ドライブ部が存在しないので予備立
上げブロックはストロボ発光充電部のみとなる。
上記センサ群は、被写体の測光情報である輝度を検出
する測光センサ3と、照明光および被写体からの反射光
の測色情報である色あいと色濃さを検出する測色センサ
4と、撮像記録部2に装着され、該撮像記録部2の加速
度を検出する加速度センサ5と、更に、環境に係る情報
であって、それぞれ気温,湿度,気圧を検出する温度セ
ンサ6,湿度センサ7,気圧センサ8、および、同様に環境
に係る情報であって気流に関する情報を取込む気流セン
サ9とで構成されている。上記環境情報の各センサはカ
メラ内蔵のほか、リモートセンシングも可能とする。上
記各センサの出力は上記コントローラ1に内蔵される条
件判断ブロック1bに入力される。
上記測光センサ3を第2図によって、更に、詳しく説
明する。撮影光は当該撮像部のテイキングレンズ2bを介
してイメージャ2d上に結像する。そして、ハーフミラー
2cで反射された一部の光が測光センサである受光素子3
に入射し、測光出力として検出される。なお、この撮像
部のようにイメージャ2dを用いるものにあってはイメー
ジャ出力を測光出力として利用することができ、更に、
エリア測光情報を供給することも可能となる。なお、こ
の場合、絞りによって出力が変化するので当然ながら補
正を必要とする。
また、上記測色センサについて、第3,4図を用いて詳
しく説明する。第3図は、光源色情報を得るための測光
センサ4′を示し、R,G,Bのフィルタが装着された受光
素子4a,4b,4cとそのプリアンプ4dによって構成されてい
る。そして、光源の色情報を上記素子で検出し出力する
ものである。また、第4図は、被写体による反射光の色
情報を得るための測色センサを示す。テイキングレンズ
2b′を介して取込まれた撮影光はイメージャ2d′上で結
像し、撮像信号として信号処理回路2e′に入力される。
そして、撮像情報が出力されると同時に、反射光色情報
が出力される。この反射光色情報と前記第3図に示す測
光センサ4′の光源の色情報とにより被写体自体の色あ
いを推定することが可能であり、その色あいに基づく撮
影トリガ信号を出力することも可能となる。更に、この
測色センサにおいても、その出力からエリア情報を含ん
だ色信号を検出することができる。
また、上記スイッチ群は、第1,2モードスイッチ10,11
と、後述するオートトリガ情報選択スイッチ12と、イン
ターバル撮影時のインターバル時間の設定を行うインタ
ーバル設定スイッチ13と、自動撮影スタート/ストップ
スイッチ14とで構成されている。そして、上記第1モー
ドスイッチ10はそのオフ動作により通常の撮影を行う手
動撮影モードを、また、そのオン動作により自動撮影モ
ードをそれぞれ指定する。また、第2モードスイッチ11
は、選択された自動撮影モードにおいて、そのオン動作
によりインターバル撮影を選択し、オフ動作により通常
の自動撮影を選択指定する。更に、自動撮影スタート/
ストップスイッチ14は、自動撮影動作の開始をそのオン
動作により指示し、またその撮影の停止をそのオフ動作
により指示するものである。
そしてシステムコントローラ1には、上記判断ブロッ
ク1bが内蔵されており、このブロック1bは、各物象の状
態の量を各センサから取込み、そして、自動撮影モード
において撮影開始のための条件即ち、供給情報が撮影動
作起動を容認する条件を満足するかどうか、あるいは、
撮影条件に至る以前の極近い所定の範囲即ち、予備条件
(スタンバイ条件)として認識される範囲を満足するか
どうかを上記各センサの出力に基づき認識する手段とな
る。また、このブロック1bの判断の対象とする情報の種
類とその判断の基準とする量またはその範囲は、後述す
るオートトリガ情報選択スイッチ12によりシステムコン
トローラ1に入力される。なお、インターバル撮影にお
いて、上記ブロック1bは上記供給情報が撮影条件を充足
していない場合を認識する手段でもある。
更に、システムコントローラ1は上記条件判断ブロッ
ク1bの他に、自動撮影モード時の撮影起動手段、上記予
備条件に基づいて予備立上げブロック2aを起動する予備
状態(以下、スタンバイ状態と称す)設定を指示する手
段、また、撮影条件未充足認識手段の指示に基づいてイ
ンターバル撮影での撮影動作を禁止する手段、更に、自
動撮影モードで待機中において主電源の供給をコントロ
ールを行う監視ブロック1aを内蔵している。
上記監視ブロック1aは一般の自動撮影モードにおいて
は自動撮影スタート/ストップスイッチ14のオン動作に
関連して作動を開始し、各センサ3〜9への微弱なセン
サ作動電力のみを供給する。また、予備条件認識が条件
判断ブロック1bでなされると予備立上げブロック2a系の
制御要素に主電源を供給するように作動し、そして、撮
影開始条件を満足した時点で撮影用の要素に主電源を供
給するように供給スイッチ15をコントロールするもので
ある。
また、自動撮影モードのうちインターバル撮影の場
合、監視ブロック1aはタイマ17を作動させ、その指定の
インターバルの検出を行うと同時に、各物象の状態が撮
影条件を満足しているかの判定のため各センサ3〜9に
よってセンシングするが、そのためのセンサ用電力の供
給コントロールも行う。
以上のように構成された本実施例の自動撮影システム
の動作を第5図のフローチャートによって説明する。
まず、電源スイッチ(図示せず)の投入により第5図
の処理が開始される。ステップS1において撮影中止の指
示の有無をチェックし、有であれば本ルーチンを終了す
る。そして、ステップS2において第1モードスイッチ10
のオン・オフのチェックを行う。オフの場合、通常撮影
モード選択の場合であって、ステップS3にジャンプし、
通常撮影シーケンス処理が実行される。オンの場合は、
自動撮影モードが選択されたときであって、ステップS4
に進み、オートトリガ撮影情報選択スイッチによって予
め設定されている、自動撮影開始を容認する各センサ3
〜9の検出条件がシステムコントローラ1に登録され
る。続いて、第2モードスイッチ11のオン・オフがチェ
ックされる(ステップS5)、オンの場合、即ち、インタ
ーバル撮影指定のときは、ステップS20に進み、オフの
場合、即ち、通常の自動撮影選択のときは、ステップS6
にジャンプする。
ステップS6において、自動撮影スタート/ストップス
イッチ14のオン・オフを判別し、オンの場合、自動撮影
動作をスタートさせ、ステップS7に進む。オフの場合
は、再度ステップS1に戻り、上記の処理を繰返す。ステ
ップS7においてスタンバイ条件が満足されたかどうかの
判断を行う、即ち、各センサ3〜9の出力を条件判断ブ
ロック1bで判断し、物象の状態の量が撮影条件を満たす
量に到る以前の近傍の範囲にあると認識されたかどうか
の判別する。そして、条件を満足している場合ステップ
S9に進み、スピンドルモータの起動やストロボ撮影時は
ストロボ充電を開始する予備立上げブロック2aを起動さ
せ、スタンバイ処理をする。また、条件を満足していな
い場合はステップS8にジャンプし、再度上記スタート/
ストップスイッチ14のオン・オフをチェックして、オフ
でない限りステップS7のチェックを繰返す。オフの場合
はステップS1に戻る。
ステップS9に続き、再度スタンバイ条件の確認を行い
(ステップS10)、条件範囲から逸脱していればステッ
プS11にジャンプし、スタンバイ状態を解除し、スター
ト/ストップスイッチ14のオン・オフのチェックを行
い、オフであればステップS1に戻り、オンであればステ
ップS7に戻る(ステップS12)。また、スタンバイ条件
を満足していれば、続いて、トリガ条件のチェックを行
う(ステップS13)。即ち、条件判断ブロック1bに供給
された情報が撮影条件に適合していると判断されたなら
ばステップS14に進み、適合していないと判断されれば
再びステップS10に戻る。
ステップS14においてシステムコントローラ1より撮
影記録部2に撮影トリガ信号を発信し、撮影シーケンス
処理が開始される(ステップS15)。続いて、再度スタ
ート/ストップスイッチ14のオン・オフのチェックを行
う。オフの場合、ステップS1に戻り、オンの場合、ステ
ップS17に進む(ステップS16)。ステップS17におい
て、撮影続行可否の判別、例えば、指定した枚数だけの
自動撮影が終了したか、あるいは、未記録トラックがデ
ィスク上になくなったかなどのチェックを行い、続行不
可ならば本ルーチンを終了し、続行可であれば再度ステ
ップS10に戻り、自動撮影を繰返す。この繰り返しの際
にスタンバイ条件やトリガ条件の判定を行い、少なくと
も一度、それらの条件を脱してから次の撮影を禁止する
ようにしても良い。即ち、条件が新たに満足される度に
一コマ撮影されるようにすることが可能である。
一方、ステップS5の第2モードスイッチ11のオン・オ
フのチェックにおいて、スイッチオンによりインターバ
ル撮影が選択された場合ステップS20に進むが、ステッ
プS20においてはスタート/ストップスイッチ14のチェ
ックを行い、オフの場合はステップS1に戻り、オンの場
合、ステップS21に進む。そして、撮影間隔の時間に対
応するインターバルタイマであるタイマ17をリセット
し、タイマの計時をスタートさせる。そして、ステップ
S22において計時時間が、予めインターバル設定スイッ
チ13で設定されているインターバル時間T2より前述のス
タンバイ処理に要する時間だけ少ない時間T1を経過した
かどうかチェックする。時間T1に到達した場合、スピン
ドルモータ起動などのスタンバイ処理を実行し(ステッ
プS23)、続いて、タイマ17の計時が時間T2に到達した
かどうかをチェックする(ステップS24)。そして、計
時が時間T2に到達したならば、条件判断ブロック1bでト
リガ条件をチェックする(ステップS25)。これは前述
のステップS13の判別と同一の処理である。トリガ条件
を満足、即ち、対象の状態の量が撮影開始条件を充足す
るに到った場合はステップS27に進み、撮影トリガ信号
を発信し、撮影シーケンス処理を実行する(ステップS2
8)。そしてステップS29に進む。
一方、ステップS25でトリガ条件を満足しない場合、
即ち、条件判断ブロック1bにおいて撮影開始条件を充足
するに到らないと認識された場合は、撮影禁止手段であ
るステップS26を経由してステップS29にジャンプする。
ステップS26は飛ばし処理ルーチンであって、撮影トリ
ガは発信せず、その代りに、「メモ」用としてその撮影
しなかった時刻あるいは撮影コマ数等をコントローラ1
中のメモリに記録するサブルーチン処理である。
ステップS29において、スタンバイ状態を解除し、続
いてステップS30で再度スタート/ステップスイッチ14
のオン・オフをチェックしオンであれば(撮影続行)、
ステップS21に戻り、オフであれば(撮影ストップ)、
ステップS1に戻る。
次に、上記撮影ルーチンの処理におけるステップS7,1
0のスタンバイ条件判別処理の具体例として第6,7,8,9図
の例について説明する。
第6図は、前記オートトリガ情報として被写体の輝度
情報(測光情報)が選択された場合の条件判別範囲を示
したものである。その条件判別の範囲として、B領域が
撮影開始条件(撮影トリガ発信条件)を満足する範囲を
示し、A/C領域が、B領域に極く近い範囲の予備条件
(スタンバイ条件)認識領域であって、この領域の条件
下にある場合は予備立上げブロック2aを起動させる。例
えば夕暮れ時の道路の交通状態の自動撮影しようとする
場合などがこの好適な適用例であって、測光データに基
づいて所定の明るさまで暗くなったことを検出したと
き、即ち、Cの領域に到達したとき、ストロボ充電とス
ピンドルモータを起動してスタンバイ状態とし、続い
て、トリガ条件である、Bの領域内に測光データが収ま
るような状態を待って撮影を実行することになる。以上
のように処理することによって、電力の浪費を抑えなが
ら、しかも撮影タイミングに遅れを生じることなく自動
撮影を実行できる。
第7図は、オートトリガ情報として被写体の色情報が
選択される場合の色情報の判別領域をカラーベクトル図
で示したものである、横,縦軸はそれぞれ青・赤の色差
信号軸EB−EY,ER−EYである。そして、色情報が領域H
であれば撮影開始(トリガ発信)条件を満足し、領域I
にあれば予備条件(スタンバイ条件)を満足するものと
する。例えば、「夕やけの雲」の撮影を自動撮影しよう
とする場合には、領域Hを夕やけの色として設定し、領
域Iを夕やけの色に極く近い色の範囲として設定すれば
よい。そして、雲の色が領域Iに該当するようになった
時点でスタンバイ状態とし、その後、領域Hに到達した
時点でシャッタを自動的に切るようにする。
更に、第8図は、撮影しようとする被写体の色を定
め、その色を持つ被写体の画枠中の位置を撮影開始(ト
リガ発信)条件あるいは予備条件(スタンバイ条件)領
域とした場合の各領域J,Kを示すものである。そして、
指定の色を持つ被写体が領域Kに出現したならば、スタ
ンバイ状態に撮像記録部を起動し、領域Jに位置した時
点で撮影を開始させるようにする。
更に、第9図は、雲の状態を自動撮影する場合、その
撮影トリガ発信条件とスタンバイ条件の気温,湿度,気
圧の範囲をそれぞれ示している。これらの値に基づい
て、スタンバイ処理並びに撮影トリガ発信がなされる。
第10図は、撮影開始を判定する物象状態の量として加
速度を適用し、所定の大きさの加速度α以上をカメラ
が受けた直後に撮影を実行するようなシステムに対する
加速度の変化と撮影トリガのタイミングt1,t2,t3を示し
た図である。図において加速度αは少なくとも撮影ト
リガを発信する時点の撮像記録部の受ける最大の加速度
とする。即ち、加速度α以下であってカメラ部が静止
に近い状態でのみシャッタを切るように設定される。こ
の撮影システムは手持ちのカメラを群衆の中まで持込ん
で撮影を行うような場合に利用される。そして、撮影に
際して大きく移動させ、それに応じて加速度がαを超
過し、その直後、加速度がα以下になった時点でシャ
ッタが切られる(例えばタイミングt1,t2,t3)。このよ
うにシステム化すれば、手振れの少ない自動撮影が実行
できるカメラを提供できる。
なお、本実施例では環境状態の情報用センサとして気
圧,気流センサ等を提案したが、勿論、その他のセン
サ、例えば、水圧センサ、水流センサ、水質センサ等と
液体に関するセンサ等、更には、振動センサ等を装備
し、それらの出力に応答して自動撮影することも可能で
ある。
[発明の効果] 以上述べたように本発明の自動撮影システムによれ
ば、撮影トリガ発信に対して、即シャッタが切られるの
で、シャッタ切の遅れが発生することなく、しかも、電
力の消費も極力抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例を示す自動撮影システムの
ブロック構成図、 第2図は、上記第1図の自動撮影システムに用いられる
測光センサの模式的配置を示す図、 第3図は、上記第1図の自動撮影システムに用いられる
光源用の測色センサの概略の構成を示す図、 第4図は、上記第1図の自動撮影システムに用いられる
被写体反射光の測色センサの模式的配置を示す図、 第5図は、上記第1図の自動撮影システムの撮影処理を
示すフローチャート、 第6,7,8図は、それぞれ上記第1図の自動撮影システム
の物象の状態の撮影開始条件と予備条件(スタンバイ条
件)の各領域を示し、第6図は、その物象の状態が輝度
である場合、第7図は、その物象の状態が被写体の色で
ある場合、また、第8図は、その物象の状態が被写体の
色であって、更にその位置が条件に加えられた場合の各
領域を示し、 第9図は、上記第1図の自動撮影システムの環境情報
(物象の状態)に対応する撮影開始条件と予備条件(ス
タンバイ条件)の領域を示す図、 第10図は、上記第1図の自動撮影システムの加速度情報
(物象の状態)に対応した撮影動作を示すタイムチャー
トである。 1……システムコントローラ(撮影起動手段,予備状態
設定手段,撮影条件未充足時の撮影禁止手段) 1b……条件判断ブロック(供給情報認識手段,予備条件
認識手段,撮影条件未充足認識手段)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】測光情報、測色情報、環境に係る情報の何
    れかの情報を検出する検出手段と、 上記検出手段により検出された情報が撮影開始の条件を
    満たす量に到る以前の所定の範囲内の値に達したことを
    認識する予備条件認識手段と、 上記予備条件認識手段の認識状態に応じて当該カメラを
    撮影動作実行に必要な所定の予備状態になさしめるため
    の予備状態設定手段と、 を具備してなることを特徴とする自動撮影システム。
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