JP3300862B2 - 原子炉等の建屋の廃棄・収納方法と保管庫 - Google Patents
原子炉等の建屋の廃棄・収納方法と保管庫Info
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- JP3300862B2 JP3300862B2 JP25018892A JP25018892A JP3300862B2 JP 3300862 B2 JP3300862 B2 JP 3300862B2 JP 25018892 A JP25018892 A JP 25018892A JP 25018892 A JP25018892 A JP 25018892A JP 3300862 B2 JP3300862 B2 JP 3300862B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、原子炉を含む放射化さ
れた部分をその他の部分から縁切りし、該放射化された
部分からなる原子炉等の建屋を廃棄・収納する方法と保
管庫に関するものである。
れた部分をその他の部分から縁切りし、該放射化された
部分からなる原子炉等の建屋を廃棄・収納する方法と保
管庫に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、原子炉等の建屋は、地表面上に
立設されている。かかる原子炉等の建屋は、これらを廃
棄するときに、環境汚染等を防止するために、地中に設
けられた保管庫に廃棄・収納されている。この保管庫に
建屋を収納する場合には、この原子炉等の建屋を分解・
解体し、放射化された部分をその他の部分から区分し、
保管容器に密封した上で、建屋に収納する。
立設されている。かかる原子炉等の建屋は、これらを廃
棄するときに、環境汚染等を防止するために、地中に設
けられた保管庫に廃棄・収納されている。この保管庫に
建屋を収納する場合には、この原子炉等の建屋を分解・
解体し、放射化された部分をその他の部分から区分し、
保管容器に密封した上で、建屋に収納する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、保管庫
に原子炉等の建屋を廃棄・収納する場合、前記建屋を分
解・解体し、放射化された部分を切り離すために、原子
炉等の建屋の分解作業、切り離し作業が必要になり、こ
れら作業が煩雑であった。そして、原子炉等の建屋を一
括して廃棄・収納する場合、地中に設けた保管庫にあっ
ては、その底部と周壁とにコンクリート版が設けられる
から、保管庫を施工した後に、原子炉等の建屋を吊り降
ろす作業が必要になる。このため、原子炉等の建屋が大
きい場合には、この建屋の吊り降ろし作業が困難であっ
た。
に原子炉等の建屋を廃棄・収納する場合、前記建屋を分
解・解体し、放射化された部分を切り離すために、原子
炉等の建屋の分解作業、切り離し作業が必要になり、こ
れら作業が煩雑であった。そして、原子炉等の建屋を一
括して廃棄・収納する場合、地中に設けた保管庫にあっ
ては、その底部と周壁とにコンクリート版が設けられる
から、保管庫を施工した後に、原子炉等の建屋を吊り降
ろす作業が必要になる。このため、原子炉等の建屋が大
きい場合には、この建屋の吊り降ろし作業が困難であっ
た。
【0004】本発明は前記課題を有効に解決するもの
で、原子炉等の建屋を一括して地中に廃棄・収納できる
とともに、原子炉等の建屋の収納作業性を向上させた原
子炉等の建屋の廃棄・収納方法と保管庫を提供すること
を目的とする。
で、原子炉等の建屋を一括して地中に廃棄・収納できる
とともに、原子炉等の建屋の収納作業性を向上させた原
子炉等の建屋の廃棄・収納方法と保管庫を提供すること
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の原子炉等
の建屋の廃棄・収納方法は、原子炉を含む放射化された
部分をその他の部分から縁切りし、該放射化された部分
からなる原子炉等の建屋を一括して廃棄・収納する方法
であって、あらかじめ地表面に、外周下部に沿う刃口、
刃口に囲まれた作業室および内部の地下室をそれぞれ有
する受け台を設けておき、該受け台上に原子炉等の建屋
を牽引装置で移動させ、前記受け台を地盤を掘削しなが
ら所定の深さに沈下させるとともに、地中に周壁を前記
受け台の外周上部に設けることにより、地中に原子炉等
の建屋を移動させ、該建屋の上部に蓋部を設けることを
特徴とするものである。
の建屋の廃棄・収納方法は、原子炉を含む放射化された
部分をその他の部分から縁切りし、該放射化された部分
からなる原子炉等の建屋を一括して廃棄・収納する方法
であって、あらかじめ地表面に、外周下部に沿う刃口、
刃口に囲まれた作業室および内部の地下室をそれぞれ有
する受け台を設けておき、該受け台上に原子炉等の建屋
を牽引装置で移動させ、前記受け台を地盤を掘削しなが
ら所定の深さに沈下させるとともに、地中に周壁を前記
受け台の外周上部に設けることにより、地中に原子炉等
の建屋を移動させ、該建屋の上部に蓋部を設けることを
特徴とするものである。
【0006】請求項2記載の原子炉等の建屋の廃棄・収
納方法は、請求項1記載の原子炉等の建屋を廃棄・収納
する方法であって、あらかじめ地表面に受け台を設ける
とともに、該受け台の作業室に発泡モルタルを充填して
おき、原子炉等の建屋を受け台上に移動させた後、掘削
時に発泡モルタルを除去して作業室空間を形成し、この
作業室空間を利用して掘削することを特徴とするもので
ある。
納方法は、請求項1記載の原子炉等の建屋を廃棄・収納
する方法であって、あらかじめ地表面に受け台を設ける
とともに、該受け台の作業室に発泡モルタルを充填して
おき、原子炉等の建屋を受け台上に移動させた後、掘削
時に発泡モルタルを除去して作業室空間を形成し、この
作業室空間を利用して掘削することを特徴とするもので
ある。
【0007】請求項3記載の原子炉等の建屋の廃棄・収
納方法は、原子炉を含む放射化された部分をその他の部
分から縁切りし、該放射化された部分からなる原子炉等
の建屋を一括して廃棄・収納する方法であって、あらか
じめ地表面に、外周下部に沿う刃口、刃口に囲まれた作
業室および内部の地下室をそれぞれ有する受け台を設け
るとともに、該受け台を囲んで地中に周壁を設けてお
き、原子炉等の建屋を牽引装置で受け台上に移動させ、
該受け台を所定の深さに地盤を掘削しながら沈下させる
ことにより、地中に前記建屋を移動させ、該建屋の上部
に蓋部を設けることを特徴とするものである。
納方法は、原子炉を含む放射化された部分をその他の部
分から縁切りし、該放射化された部分からなる原子炉等
の建屋を一括して廃棄・収納する方法であって、あらか
じめ地表面に、外周下部に沿う刃口、刃口に囲まれた作
業室および内部の地下室をそれぞれ有する受け台を設け
るとともに、該受け台を囲んで地中に周壁を設けてお
き、原子炉等の建屋を牽引装置で受け台上に移動させ、
該受け台を所定の深さに地盤を掘削しながら沈下させる
ことにより、地中に前記建屋を移動させ、該建屋の上部
に蓋部を設けることを特徴とするものである。
【0008】請求項4記載の原子炉等の建屋の廃棄・収
納方法は、請求項3記載の原子炉等の建屋の廃棄・収納
方法であって、あらかじめ地表面に受け台を設けるとと
もに、該受け台の作業室に発泡モルタルを充填してお
き、原子炉等の建屋を受け台上に移動させた後、掘削時
に発泡モルタルを除去して作業室空間を形成し、この作
業室空間を利用して掘削することを特徴とするものであ
る。
納方法は、請求項3記載の原子炉等の建屋の廃棄・収納
方法であって、あらかじめ地表面に受け台を設けるとと
もに、該受け台の作業室に発泡モルタルを充填してお
き、原子炉等の建屋を受け台上に移動させた後、掘削時
に発泡モルタルを除去して作業室空間を形成し、この作
業室空間を利用して掘削することを特徴とするものであ
る。
【0009】請求項5記載の原子炉等の建屋の保管庫
は、請求項1記載の原子炉等の建屋の廃棄・収納方法に
より作られるとともに、原子炉を含む放射化された部分
がその他の部分から縁切りされ、該放射化された部分か
らなる原子炉等の建屋を一括して保管する保管庫であっ
て、原子炉等の建屋の下部を支持し、外周下部に沿う刃
口、内部の地下室をそれぞれ有する受け台と、前記建屋
の周囲を囲むよう前記受け台の外周上部に設けた周壁
と、前記建屋の上部を覆う蓋部とから構成され、前記周
壁と受け台とが地中に設けられてなることを特徴とする
ものである。
は、請求項1記載の原子炉等の建屋の廃棄・収納方法に
より作られるとともに、原子炉を含む放射化された部分
がその他の部分から縁切りされ、該放射化された部分か
らなる原子炉等の建屋を一括して保管する保管庫であっ
て、原子炉等の建屋の下部を支持し、外周下部に沿う刃
口、内部の地下室をそれぞれ有する受け台と、前記建屋
の周囲を囲むよう前記受け台の外周上部に設けた周壁
と、前記建屋の上部を覆う蓋部とから構成され、前記周
壁と受け台とが地中に設けられてなることを特徴とする
ものである。
【0010】
【作用】請求項1記載の原子炉等の建屋の廃棄・収納方
法では、あらかじめ地表面に受け台を設けておき、該受
け台上に原子炉等の建屋を牽引装置で移動させるから、
原子炉等の建屋が一括して移動される。その後、前記受
け台を所定の深さに沈下させるとともに、地中に周壁を
設けることにより、地中に原子炉等の建屋を移動させる
から、原子炉等の建屋が受け台にともなって沈下され
る。このときに、周壁が施工される。そして、原子炉等
の建屋の上部に蓋部を設けるから、原子炉等の建屋が一
括して保管庫に廃棄・収納される。
法では、あらかじめ地表面に受け台を設けておき、該受
け台上に原子炉等の建屋を牽引装置で移動させるから、
原子炉等の建屋が一括して移動される。その後、前記受
け台を所定の深さに沈下させるとともに、地中に周壁を
設けることにより、地中に原子炉等の建屋を移動させる
から、原子炉等の建屋が受け台にともなって沈下され
る。このときに、周壁が施工される。そして、原子炉等
の建屋の上部に蓋部を設けるから、原子炉等の建屋が一
括して保管庫に廃棄・収納される。
【0011】請求項2記載の原子炉等の建屋の廃棄・収
納方法では、請求項1記載の作用を有するとともに、あ
らかじめ地表面に受け台を設けるとともに、該受け台の
下部に発泡モルタルを充填しておくから、原子炉等の建
屋を受け台上に移動させるときに、この受け台にかかる
偏荷重が抑さえられる。
納方法では、請求項1記載の作用を有するとともに、あ
らかじめ地表面に受け台を設けるとともに、該受け台の
下部に発泡モルタルを充填しておくから、原子炉等の建
屋を受け台上に移動させるときに、この受け台にかかる
偏荷重が抑さえられる。
【0012】請求項3記載の原子炉等の建屋の廃棄・収
納方法では、あらかじめ地表面に受け台を設けるととも
に、該受け台を囲んで地中に周壁を設けておくから、こ
の周壁で保管庫にかかる土圧が支えられる。その後、原
子炉等の建屋を牽引装置で受け台上に移動させ、該受け
台を所定の深さに沈下させることにより、地中に原子炉
等の建屋を移動させ、該建屋の上部に蓋部を設けるか
ら、受け台にかかる土圧を前記周壁で支持し、原子炉等
の建屋が一括して保管庫に廃棄・収納される。
納方法では、あらかじめ地表面に受け台を設けるととも
に、該受け台を囲んで地中に周壁を設けておくから、こ
の周壁で保管庫にかかる土圧が支えられる。その後、原
子炉等の建屋を牽引装置で受け台上に移動させ、該受け
台を所定の深さに沈下させることにより、地中に原子炉
等の建屋を移動させ、該建屋の上部に蓋部を設けるか
ら、受け台にかかる土圧を前記周壁で支持し、原子炉等
の建屋が一括して保管庫に廃棄・収納される。
【0013】請求項4記載の原子炉等の建屋の廃棄・収
納方法は、請求項3記載の作用を有するとともに、あら
かじめ地表面に受け台を設けるとともに、該受け台の下
部に発泡モルタルを充填しておくから、原子炉等の建屋
を受け台上に移動させるときに、この受け台にかかる偏
荷重が防止される。
納方法は、請求項3記載の作用を有するとともに、あら
かじめ地表面に受け台を設けるとともに、該受け台の下
部に発泡モルタルを充填しておくから、原子炉等の建屋
を受け台上に移動させるときに、この受け台にかかる偏
荷重が防止される。
【0014】請求項5記載の原子炉等の建屋の保管庫で
は、原子炉等の建屋が一括して保管庫に廃棄・収納され
るから、原子炉等の建屋の分解・解体作業が不要にされ
る。保管庫では、原子炉等の建屋の下部を支持する受け
台と、原子炉等の建屋の周囲を囲む周壁とが地中に設け
られ、原子炉等の建屋の上部が蓋部で覆われているか
ら、原子炉等の建屋が地中に廃棄・収納される。前記受
け台は、地下室を有する構成にされているから、この地
下室で受け台下方の地盤が掘削される。
は、原子炉等の建屋が一括して保管庫に廃棄・収納され
るから、原子炉等の建屋の分解・解体作業が不要にされ
る。保管庫では、原子炉等の建屋の下部を支持する受け
台と、原子炉等の建屋の周囲を囲む周壁とが地中に設け
られ、原子炉等の建屋の上部が蓋部で覆われているか
ら、原子炉等の建屋が地中に廃棄・収納される。前記受
け台は、地下室を有する構成にされているから、この地
下室で受け台下方の地盤が掘削される。
【0015】
【実施例】以下、本発明の原子炉等の建屋の廃棄・収納
方法と保管庫の一実施例について、図1ないし図4を参
照しながら説明する。図1に示すように、符号1は原子
炉等の建屋の保管庫であり、この保管庫1は、原子炉等
の建屋2を一括して地中に収納しており、原子炉等の建
屋2の下部を支持する受け台3と、建屋2の周囲を囲む
周壁4と、建屋2の上部を覆う蓋部5とから構成されて
いる。
方法と保管庫の一実施例について、図1ないし図4を参
照しながら説明する。図1に示すように、符号1は原子
炉等の建屋の保管庫であり、この保管庫1は、原子炉等
の建屋2を一括して地中に収納しており、原子炉等の建
屋2の下部を支持する受け台3と、建屋2の周囲を囲む
周壁4と、建屋2の上部を覆う蓋部5とから構成されて
いる。
【0016】保管庫1では、受け台3、周壁4、蓋部5
がコンクリート等の構造体からなり、受け台3、周壁4
が地中に設けられ、蓋部5が地表面に設けられている。
すなわち、受け台3の周囲上部に周壁4の一方の端部が
接続され、この周壁4の他方の端部が蓋部5の周囲下部
に接続され、これら受け台3、周壁4、蓋部5に、原子
炉等の建屋2が密封されている。
がコンクリート等の構造体からなり、受け台3、周壁4
が地中に設けられ、蓋部5が地表面に設けられている。
すなわち、受け台3の周囲上部に周壁4の一方の端部が
接続され、この周壁4の他方の端部が蓋部5の周囲下部
に接続され、これら受け台3、周壁4、蓋部5に、原子
炉等の建屋2が密封されている。
【0017】前記受け台3は、いわゆるケーソン基礎か
らなり、底部を開口状態にされた円形、方形等の鉄筋コ
ンクリート製箱部と、この箱部の底部を覆うコンクリー
ト製底版とから構成されている。これら箱部と底版とに
より、複数の地下室7が形成されている。前記受け台3
の下部には、この受け台3の外周に沿って刃口8が突出
形成されている。
らなり、底部を開口状態にされた円形、方形等の鉄筋コ
ンクリート製箱部と、この箱部の底部を覆うコンクリー
ト製底版とから構成されている。これら箱部と底版とに
より、複数の地下室7が形成されている。前記受け台3
の下部には、この受け台3の外周に沿って刃口8が突出
形成されている。
【0018】次に、原子炉等の建屋の廃棄・収納方法に
ついて、図2ないし図4を参照しながら説明する。図2
に示すように、あらかじめ現場施工若しくは工場等で製
造した受け台3を保管庫1の設置対象の地表面に設ける
とともに、受け台3の下部に、刃口8に囲まれた作業室
9を設けておく。このときに、保管庫1の設置場所の地
耐力により作業室9に発泡モルタルを充填するととも
に、受け台3の上面と地表面とを同一面上に配置してお
く。一方、原子炉を含む放射化された部分をその他の部
分から縁切りし、該放射化された部分からなる原子炉等
の建屋2を他の部分から切り離しておく。そして、図3
に示すように、受け台3付近の地表面に油圧ジャッキ等
の牽引装置10を設置するとともに、建屋2を台車12
に載せる。これら台車12と牽引装置10とをワイヤ
ー、ステップロッド等の牽引部材11で接続する。この
牽引部材11は、受け台3上を横切る位置に配されてい
る。牽引装置10で牽引部材11を巻き込むことによ
り、建屋2を受け台3上に移動させ、この受け台3に建
屋2を載せる。
ついて、図2ないし図4を参照しながら説明する。図2
に示すように、あらかじめ現場施工若しくは工場等で製
造した受け台3を保管庫1の設置対象の地表面に設ける
とともに、受け台3の下部に、刃口8に囲まれた作業室
9を設けておく。このときに、保管庫1の設置場所の地
耐力により作業室9に発泡モルタルを充填するととも
に、受け台3の上面と地表面とを同一面上に配置してお
く。一方、原子炉を含む放射化された部分をその他の部
分から縁切りし、該放射化された部分からなる原子炉等
の建屋2を他の部分から切り離しておく。そして、図3
に示すように、受け台3付近の地表面に油圧ジャッキ等
の牽引装置10を設置するとともに、建屋2を台車12
に載せる。これら台車12と牽引装置10とをワイヤ
ー、ステップロッド等の牽引部材11で接続する。この
牽引部材11は、受け台3上を横切る位置に配されてい
る。牽引装置10で牽引部材11を巻き込むことによ
り、建屋2を受け台3上に移動させ、この受け台3に建
屋2を載せる。
【0019】その後、作業室9から発泡モルタルを取り
出して作業室空間を形成し、図4に示すように、作業室
9の空間で受け台3下方の地盤を掘削する。このとき
に、作業室9で掘削された掘削孔15の周囲にコンクリ
ート等の周壁4を構築していく。ここで、原子炉等の建
屋2は受け台3とともに沈下していく。そして、受け台
3が所定の深さに到達したときに、図1に示すように、
作業室9を埋設し、周壁4の上端面に蓋部5を載置し、
原子炉等の建屋2を一括して地中の保管庫1に廃棄・収
納する。
出して作業室空間を形成し、図4に示すように、作業室
9の空間で受け台3下方の地盤を掘削する。このとき
に、作業室9で掘削された掘削孔15の周囲にコンクリ
ート等の周壁4を構築していく。ここで、原子炉等の建
屋2は受け台3とともに沈下していく。そして、受け台
3が所定の深さに到達したときに、図1に示すように、
作業室9を埋設し、周壁4の上端面に蓋部5を載置し、
原子炉等の建屋2を一括して地中の保管庫1に廃棄・収
納する。
【0020】このような原子炉等の建屋の廃棄・収納方
法によれば、あらかじめ地表面に受け台3を設けるとと
もに、該受け台3の下部の作業室9に発泡モルタルを充
填しておくから、原子炉等の建屋2を揚重することなく
受け台3上に移動させることができ、この受け台3にか
かる偏荷重を抑さえることができる。このため、受け台
3の支持力を増加でき、受け台3は原子炉等の建屋2を
均等に支持できるから、原子炉等の建屋2を確実に支持
できる。そして、牽引装置10を作動させ、受け台3上
に原子炉等の建屋2を移動させるから、原子炉等の建屋
2を一括して移動でき、原子炉等の建屋の分解・解体作
業を不要にできるとともに、原子炉等の建屋の移動作業
性を向上でき、この移動作業における安全性を向上でき
る。
法によれば、あらかじめ地表面に受け台3を設けるとと
もに、該受け台3の下部の作業室9に発泡モルタルを充
填しておくから、原子炉等の建屋2を揚重することなく
受け台3上に移動させることができ、この受け台3にか
かる偏荷重を抑さえることができる。このため、受け台
3の支持力を増加でき、受け台3は原子炉等の建屋2を
均等に支持できるから、原子炉等の建屋2を確実に支持
できる。そして、牽引装置10を作動させ、受け台3上
に原子炉等の建屋2を移動させるから、原子炉等の建屋
2を一括して移動でき、原子炉等の建屋の分解・解体作
業を不要にできるとともに、原子炉等の建屋の移動作業
性を向上でき、この移動作業における安全性を向上でき
る。
【0021】その後、発泡モルタルを取り出し、作業室
9で地盤を掘削することにより、原子炉等の建屋2と受
け台3とを地中の所定の深さに沈下させるとともに、地
中に周壁4を設けるから、原子炉等の建屋2を受け台3
に載せて沈下できるとともに、周壁4を地中に施工でき
る。このため、原子炉等の建屋2の吊り降ろし作業を不
要にできるから、大きな原子炉等の建屋2にあっても、
地中に安全に移動できるとともに、受け台3を沈下させ
るときに周壁4を施工するから、建屋2の廃棄・収納に
要する期間を短縮できる。そして、原子炉等の建屋2の
上部に蓋部5を設けるから、原子炉等の建屋2の収納時
に保管庫1を施工できるから、建屋2の廃棄・収納に要
する期間を短縮できる。
9で地盤を掘削することにより、原子炉等の建屋2と受
け台3とを地中の所定の深さに沈下させるとともに、地
中に周壁4を設けるから、原子炉等の建屋2を受け台3
に載せて沈下できるとともに、周壁4を地中に施工でき
る。このため、原子炉等の建屋2の吊り降ろし作業を不
要にできるから、大きな原子炉等の建屋2にあっても、
地中に安全に移動できるとともに、受け台3を沈下させ
るときに周壁4を施工するから、建屋2の廃棄・収納に
要する期間を短縮できる。そして、原子炉等の建屋2の
上部に蓋部5を設けるから、原子炉等の建屋2の収納時
に保管庫1を施工できるから、建屋2の廃棄・収納に要
する期間を短縮できる。
【0022】一方、原子炉等の建屋の保管庫1によれ
ば、原子炉等の建屋2の下部が受け台3に支持され、原
子炉等の建屋2の周囲が周壁4に覆われ、原子炉等の建
屋2の上部が蓋部5で覆われ、前記周壁4と受け台3と
が地中に設けられるから、原子炉等の建屋2が一括して
地中の保管庫1に収納され、原子炉等の建屋2の分解・
解体作業が不要にされる。このため、建屋2の廃棄・収
納作業性を向上させることができ、環境汚染の拡大を防
止でき、被爆を低減させることができるから、原子炉等
の建屋2の廃棄・収納作業における安全性を向上させる
ことができる。前記受け台3は地下室7を有するから、
この地下室7から受け台3下方の作業室9に出入りで
き、この作業室9で地盤を掘削できるから、ケーソン工
法を適用できる。このケーソン工法で原子炉等の建屋2
を所定の深さに沈下できるから、原子炉等の建屋2をそ
の大きさ、重量に関わりなく安全・確実に沈設できる。
ば、原子炉等の建屋2の下部が受け台3に支持され、原
子炉等の建屋2の周囲が周壁4に覆われ、原子炉等の建
屋2の上部が蓋部5で覆われ、前記周壁4と受け台3と
が地中に設けられるから、原子炉等の建屋2が一括して
地中の保管庫1に収納され、原子炉等の建屋2の分解・
解体作業が不要にされる。このため、建屋2の廃棄・収
納作業性を向上させることができ、環境汚染の拡大を防
止でき、被爆を低減させることができるから、原子炉等
の建屋2の廃棄・収納作業における安全性を向上させる
ことができる。前記受け台3は地下室7を有するから、
この地下室7から受け台3下方の作業室9に出入りで
き、この作業室9で地盤を掘削できるから、ケーソン工
法を適用できる。このケーソン工法で原子炉等の建屋2
を所定の深さに沈下できるから、原子炉等の建屋2をそ
の大きさ、重量に関わりなく安全・確実に沈設できる。
【0023】〈他の実施例〉本発明の原子炉等の建屋の
廃棄・収納方法の他の実施例について、図5ないし図9
を参照しながら説明する。図5に示すように、あらかじ
め前記受け台3を保管庫1の設置対象の地表面に設ける
とともに、受け台3の下部に、刃口8に囲まれた作業室
9を設ける。この作業室9に発泡モルタルを充填すると
ともに、受け台3の上面と地表面とを同一面上に配置し
ておく。一方、受け台9を囲んで地中連続壁(周壁)4
を設けておく。この地中連続壁4は、円筒形、若しくは
多角柱状に形成され、鉛直方向に延在されている。
廃棄・収納方法の他の実施例について、図5ないし図9
を参照しながら説明する。図5に示すように、あらかじ
め前記受け台3を保管庫1の設置対象の地表面に設ける
とともに、受け台3の下部に、刃口8に囲まれた作業室
9を設ける。この作業室9に発泡モルタルを充填すると
ともに、受け台3の上面と地表面とを同一面上に配置し
ておく。一方、受け台9を囲んで地中連続壁(周壁)4
を設けておく。この地中連続壁4は、円筒形、若しくは
多角柱状に形成され、鉛直方向に延在されている。
【0024】そして、図6に示すように、受け台3付近
の地表面に牽引装置10を設置するとともに、原子炉等
の建屋2を台車12に載せる。これら台車12と牽引装
置10とを牽引部材11で接続する。牽引装置10で牽
引部材11を巻き込むことにより、原子炉等の建屋2を
受け台3上に移動させ、この受け台3上に建屋2を載せ
る。その後、図7に示すように、受け台3の作業室9で
地盤を掘削することにより、受け台3を所定の深さに沈
下させ、この受け台3に載せられた原子炉等の建屋2が
沈下される。このときに、図8に示すように、あらかじ
め設けられた地中連続壁4と、受け台3との外形が異な
る場合、これら地中連続壁4と受け台3との間には、間
隙が形成される。そして、図9に示すように、原子炉等
の建屋2が地中に移動した後、地中連続壁4の上端面に
蓋部5を載置することにより、保管庫1を施工するとと
もに、この保管庫1に原子炉等の建屋2を廃棄・収納す
る。
の地表面に牽引装置10を設置するとともに、原子炉等
の建屋2を台車12に載せる。これら台車12と牽引装
置10とを牽引部材11で接続する。牽引装置10で牽
引部材11を巻き込むことにより、原子炉等の建屋2を
受け台3上に移動させ、この受け台3上に建屋2を載せ
る。その後、図7に示すように、受け台3の作業室9で
地盤を掘削することにより、受け台3を所定の深さに沈
下させ、この受け台3に載せられた原子炉等の建屋2が
沈下される。このときに、図8に示すように、あらかじ
め設けられた地中連続壁4と、受け台3との外形が異な
る場合、これら地中連続壁4と受け台3との間には、間
隙が形成される。そして、図9に示すように、原子炉等
の建屋2が地中に移動した後、地中連続壁4の上端面に
蓋部5を載置することにより、保管庫1を施工するとと
もに、この保管庫1に原子炉等の建屋2を廃棄・収納す
る。
【0025】このような原子炉等の建屋の廃棄・収納方
法によれば、あらかじめ地表面に受け台3を設けるとと
もに、該受け台3の下部の作業室9に発泡モルタルを充
填しておくから、受け台3にかかる偏荷重を抑さえるこ
とができ、受け台3は原子炉等の建屋2を均等に支持で
きるから、原子炉等の建屋2を確実に支持できる。一
方、受け台3を囲んで地中連続壁4を設けておき、その
後、原子炉等の建屋2を牽引装置10で受け台3上に移
動させ、該受け台3の作業室9で地盤を掘削し、受け台
3と原子炉等の建屋2を沈下させる。このため、受け台
3を沈下させるときに、この受け台3にかかる土圧を地
中連続壁4で支持できるから、受け台3周囲の土を支持
する作業をなくすことができ、受け台3の沈下作業性を
向上させることができ、受け台3の沈下作業の安全性を
向上させることができる。
法によれば、あらかじめ地表面に受け台3を設けるとと
もに、該受け台3の下部の作業室9に発泡モルタルを充
填しておくから、受け台3にかかる偏荷重を抑さえるこ
とができ、受け台3は原子炉等の建屋2を均等に支持で
きるから、原子炉等の建屋2を確実に支持できる。一
方、受け台3を囲んで地中連続壁4を設けておき、その
後、原子炉等の建屋2を牽引装置10で受け台3上に移
動させ、該受け台3の作業室9で地盤を掘削し、受け台
3と原子炉等の建屋2を沈下させる。このため、受け台
3を沈下させるときに、この受け台3にかかる土圧を地
中連続壁4で支持できるから、受け台3周囲の土を支持
する作業をなくすことができ、受け台3の沈下作業性を
向上させることができ、受け台3の沈下作業の安全性を
向上させることができる。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の原子炉等
の建屋の廃棄・収納方法と保管庫によれば、以下の効果
を奏することができる。請求項1記載の原子炉等の建屋
の廃棄・収納方法によれば、あらかじめ地表面に受け台
を設けておき、該受け台上に原子炉等の建屋を牽引装置
で移動させる構成にしたから、原子炉等の建屋を一括し
て移動でき、この建屋の分解・解体作業を不要にでき、
前記建屋の移動作業における安全性を向上できる。その
後、前記受け台を所定の深さに沈下させるとともに、地
中に周壁を設けることにより、地中に原子炉等の建屋を
移動させる構成にしたから、この建屋を受け台に支持さ
せた状態で、該建屋を沈下できるとともに、周壁を地中
に施工できる。このため、建屋の吊り降ろし作業を不要
にできるから、大きな原子炉等の建屋にあっても、地中
に安全に移動できるとともに、該移動時に周壁を施工す
るから、建屋の廃棄・収納に要する期間を短縮できる。
そして、建屋の上部に蓋部を設ける構成にしたから、建
屋を一括して保管庫に廃棄・収納でき、この収納時に保
管庫を施工できるから、建屋の廃棄・収納に要する期間
を短縮できる。また、受け台を沈下させながら受け台上
に周壁を設けるので、受け台を沈下させることと周壁を
作製することとを同時に行うことができ、また、専用の
底盤を設ける必要もなく、もって、工期を大幅に短縮で
き、直接地盤を掘削して受け台とそれにより支持された
原子炉等の建屋を沈下させるので、予め埋め戻し材を充
填しておいて、この埋め戻し材を取り除くことにより上
側に配置した建屋を沈下させる方法に比べて、より一層
の工期短縮が図れる。
の建屋の廃棄・収納方法と保管庫によれば、以下の効果
を奏することができる。請求項1記載の原子炉等の建屋
の廃棄・収納方法によれば、あらかじめ地表面に受け台
を設けておき、該受け台上に原子炉等の建屋を牽引装置
で移動させる構成にしたから、原子炉等の建屋を一括し
て移動でき、この建屋の分解・解体作業を不要にでき、
前記建屋の移動作業における安全性を向上できる。その
後、前記受け台を所定の深さに沈下させるとともに、地
中に周壁を設けることにより、地中に原子炉等の建屋を
移動させる構成にしたから、この建屋を受け台に支持さ
せた状態で、該建屋を沈下できるとともに、周壁を地中
に施工できる。このため、建屋の吊り降ろし作業を不要
にできるから、大きな原子炉等の建屋にあっても、地中
に安全に移動できるとともに、該移動時に周壁を施工す
るから、建屋の廃棄・収納に要する期間を短縮できる。
そして、建屋の上部に蓋部を設ける構成にしたから、建
屋を一括して保管庫に廃棄・収納でき、この収納時に保
管庫を施工できるから、建屋の廃棄・収納に要する期間
を短縮できる。また、受け台を沈下させながら受け台上
に周壁を設けるので、受け台を沈下させることと周壁を
作製することとを同時に行うことができ、また、専用の
底盤を設ける必要もなく、もって、工期を大幅に短縮で
き、直接地盤を掘削して受け台とそれにより支持された
原子炉等の建屋を沈下させるので、予め埋め戻し材を充
填しておいて、この埋め戻し材を取り除くことにより上
側に配置した建屋を沈下させる方法に比べて、より一層
の工期短縮が図れる。
【0027】請求項2記載の原子炉等の建屋の廃棄・収
納方法によれば、請求項1記載の効果を奏することがで
きるとともに、あらかじめ地表面に受け台を設けるとと
もに、該受け台の作業室に発泡モルタルを充填しておく
構成にしたから、前記建屋を受け台上に移動させるとき
に、この受け台にかかる偏荷重を抑さえることができ
る。このため、受け台の支持力を増加できるから、原子
炉等の建屋を確実に支持できる。
納方法によれば、請求項1記載の効果を奏することがで
きるとともに、あらかじめ地表面に受け台を設けるとと
もに、該受け台の作業室に発泡モルタルを充填しておく
構成にしたから、前記建屋を受け台上に移動させるとき
に、この受け台にかかる偏荷重を抑さえることができ
る。このため、受け台の支持力を増加できるから、原子
炉等の建屋を確実に支持できる。
【0028】請求項3記載の原子炉等の建屋の廃棄・収
納方法によれば、あらかじめ地表面に受け台を設けると
ともに、該受け台を囲んで地中に周壁を設けておく構成
にしたから、この周壁で保管庫にかかる土圧が支えられ
る。その後、原子炉等の建屋を牽引装置で受け台上に移
動させ、該受け台を所定の深さに沈下させることによ
り、地中に建屋を移動させ、該建屋の上部に蓋部を設け
る構成にしたから、受け台を沈下させるときに、この受
け台にかかる土圧を前記周壁で支持される。このため、
受け台周囲の土を支持する作業をなくすことができるか
ら、受け台の沈下作業性を向上させることができ、受け
台の沈下作業の安全性を向上させることができる。ま
た、直接地盤を掘削しながら、受け台とそれにより支持
された原子炉等の建屋を沈下させるので、原子炉等の建
屋の設置個所を掘削し、そこに予め埋め戻し材を充填し
ておいて、この埋め戻し材を取り除くことにより上側に
配置した建屋を沈下させる方法に比べて、より一層の工
期短縮図れる。
納方法によれば、あらかじめ地表面に受け台を設けると
ともに、該受け台を囲んで地中に周壁を設けておく構成
にしたから、この周壁で保管庫にかかる土圧が支えられ
る。その後、原子炉等の建屋を牽引装置で受け台上に移
動させ、該受け台を所定の深さに沈下させることによ
り、地中に建屋を移動させ、該建屋の上部に蓋部を設け
る構成にしたから、受け台を沈下させるときに、この受
け台にかかる土圧を前記周壁で支持される。このため、
受け台周囲の土を支持する作業をなくすことができるか
ら、受け台の沈下作業性を向上させることができ、受け
台の沈下作業の安全性を向上させることができる。ま
た、直接地盤を掘削しながら、受け台とそれにより支持
された原子炉等の建屋を沈下させるので、原子炉等の建
屋の設置個所を掘削し、そこに予め埋め戻し材を充填し
ておいて、この埋め戻し材を取り除くことにより上側に
配置した建屋を沈下させる方法に比べて、より一層の工
期短縮図れる。
【0029】請求項4記載の原子炉等の建屋の廃棄・収
納方法は、請求項3記載の効果を奏することができると
ともに、あらかじめ地表面に受け台を設けるとともに、
該受け台の作業室に発泡モルタルを充填しておく構成に
したから、原子炉等の建屋を受け台上に移動させるとき
に、この受け台にかかる偏荷重を抑さえることができ
る。このため、受け台の支持力を増加できるから、原子
炉等の建屋を確実に支持できる。
納方法は、請求項3記載の効果を奏することができると
ともに、あらかじめ地表面に受け台を設けるとともに、
該受け台の作業室に発泡モルタルを充填しておく構成に
したから、原子炉等の建屋を受け台上に移動させるとき
に、この受け台にかかる偏荷重を抑さえることができ
る。このため、受け台の支持力を増加できるから、原子
炉等の建屋を確実に支持できる。
【0030】請求項5記載の原子炉等の建屋の保管庫に
よれば、原子炉等の建屋の下部を支持する受け台と、前
記建屋の周囲を囲むよう前記受け台の外周上部に設けた
周壁と、前記建屋の上部を覆う蓋部とから構成され、前
記周壁と受け台とが地中に設けられる構成にしたから、
原子炉等の建屋が一括して地中の保管庫に収納され、原
子炉等の建屋の分解・解体作業が不要にされる。このた
め、原子炉等の建屋の廃棄・収納作業性を向上させるこ
とができ、環境汚染の拡大を防止でき、被爆を低減させ
ることができるから、建屋の廃棄・収納作業における安
全性を向上させることができる。前記受け台は地下室を
有する構成にしたから、この地下室で受け台下方の地盤
を掘削でき、ケーソン工法を適用できる。このため、原
子炉等の建屋を受け台に支持させた状態で、原子炉等の
建屋を所定の深さに沈下できるから、原子炉等の建屋を
安全・確実に沈設できる。
よれば、原子炉等の建屋の下部を支持する受け台と、前
記建屋の周囲を囲むよう前記受け台の外周上部に設けた
周壁と、前記建屋の上部を覆う蓋部とから構成され、前
記周壁と受け台とが地中に設けられる構成にしたから、
原子炉等の建屋が一括して地中の保管庫に収納され、原
子炉等の建屋の分解・解体作業が不要にされる。このた
め、原子炉等の建屋の廃棄・収納作業性を向上させるこ
とができ、環境汚染の拡大を防止でき、被爆を低減させ
ることができるから、建屋の廃棄・収納作業における安
全性を向上させることができる。前記受け台は地下室を
有する構成にしたから、この地下室で受け台下方の地盤
を掘削でき、ケーソン工法を適用できる。このため、原
子炉等の建屋を受け台に支持させた状態で、原子炉等の
建屋を所定の深さに沈下できるから、原子炉等の建屋を
安全・確実に沈設できる。
【図1】本発明の原子炉等の建屋の保管庫を示す断面図
である。
である。
【図2】図1の受け台において、地表面に設置した受け
台を示す断面図である。
台を示す断面図である。
【図3】図1の原子炉等の建屋を図2の受け台に載せる
作業を示す断面図である。
作業を示す断面図である。
【図4】図3の原子炉等の建屋と受け台とを沈下させる
作業を示す断面図である。
作業を示す断面図である。
【図5】図1の他の実施例を示しており、図2の受け台
を囲む地中連続壁を示した断面図である。
を囲む地中連続壁を示した断面図である。
【図6】図1の原子炉等の建屋を図5の受け台に載せる
作業を示す断面図である。
作業を示す断面図である。
【図7】図6の原子炉等の建屋と受け台とを沈下させる
作業を示す断面図である。
作業を示す断面図である。
【図8】図7の正面図である。
【図9】図7の沈下作業後、保管庫に収納された保管庫
を示す断面図である。
を示す断面図である。
1 保管庫 2 原子炉等の建屋 3 受け台 4 周壁(地中連続壁) 5 蓋部 7 地下室 9 作業室 10 牽引装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大坪 文治 東京都港区芝浦一丁目2番3号 清水建 設株式会社内 (72)発明者 斎藤 正直 東京都港区芝浦一丁目2番3号 清水建 設株式会社内 (72)発明者 鳥井 克之 東京都港区芝浦一丁目2番3号 清水建 設株式会社内 (56)参考文献 特開 昭62−141260(JP,A) 特開 平1−66372(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E04G 23/06 E04H 7/00
Claims (5)
- 【請求項1】 原子炉を含む放射化された部分をその他
の部分から縁切りし、該放射化された部分からなる原子
炉等の建屋を一括して廃棄・収納する方法であって、 あらかじめ地表面に、外周下部に沿う刃口、刃口に囲ま
れた作業室および内部の地下室をそれぞれ有する受け台
を設けておき、 該受け台上に原子炉等の建屋を牽引装置で移動させ、 前記受け台を地盤を掘削しながら所定の深さに沈下させ
るとともに、 地中に周壁を前記受け台の外周上部に設けることによ
り、地中に原子炉等の建屋を移動させ、該建屋の上部に
蓋部を設けることを特徴とする原子炉等の建屋の廃棄・
収納方法。 - 【請求項2】 請求項1記載の原子炉等の建屋の廃棄・
収納方法であって、あらかじめ地表面に受け台を設ける
とともに、該受け台の作業室に発泡モルタルを充填して
おき、原子炉等の建屋を受け台上に移動させた後、掘削
時に発泡モルタルを除去して作業室空間を形成し、この
作業室空間を利用して掘削することを特徴とする原子炉
等の建屋の廃棄・収納方法。 - 【請求項3】 原子炉を含む放射化された部分をその他
の部分から縁切りし、該放射化された部分からなる原子
炉等の建屋を一括して廃棄・収納する方法であって、 あらかじめ地表面に、外周下部に沿う刃口、刃口に囲ま
れた作業室および内部の地下室をそれぞれ有する受け台
を設けるとともに、該受け台を囲んで地中に周壁を設け
ておき、 原子炉等の建屋を牽引装置で受け台上に移動させ、 該受け台を所定の深さに地盤を掘削しながら沈下させる
ことにより、地中に前記建屋を移動させ、 該建屋の上部に蓋部を設けることを特徴とする原子炉等
の建屋の廃棄・収納方法。 - 【請求項4】 請求項3記載の原子炉等の建屋の廃棄・
収納方法であって、あらかじめ地表面に受け台を設ける
とともに、該受け台の作業室に発泡モルタルを充填して
おき、原子炉等の建屋を受け台上に移動させた後、掘削
時に発泡モルタルを除去して作業室空間を形成し、この
作業室空間を利用して掘削することを特徴とする原子炉
等の建屋の廃棄・収納方法。 - 【請求項5】 請求項1記載の原子炉等の建屋の廃棄・
収納方法により作られるとともに、原子炉を含む放射化
された部分がその他の部分から縁切りされ、該放射化さ
れた部分からなる原子炉等の建屋を一括して保管する保
管庫であって、 原子炉等の建屋の下部を支持し、外周下部に沿う刃口、
内部の地下室をそれぞれ有する受け台と、 前記建屋の周囲を囲むよう前記受け台の外周上部に設け
た周壁と、 前記建屋の上部を覆う蓋部とから構成され、 前記周壁と受け台とが地中に設けられてなることを特徴
とする原子炉等の建屋の保管庫。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25018892A JP3300862B2 (ja) | 1992-09-18 | 1992-09-18 | 原子炉等の建屋の廃棄・収納方法と保管庫 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25018892A JP3300862B2 (ja) | 1992-09-18 | 1992-09-18 | 原子炉等の建屋の廃棄・収納方法と保管庫 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06101353A JPH06101353A (ja) | 1994-04-12 |
| JP3300862B2 true JP3300862B2 (ja) | 2002-07-08 |
Family
ID=17204126
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25018892A Expired - Fee Related JP3300862B2 (ja) | 1992-09-18 | 1992-09-18 | 原子炉等の建屋の廃棄・収納方法と保管庫 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3300862B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4507220B2 (ja) * | 1999-05-25 | 2010-07-21 | 大成建設株式会社 | 大型重量物の地中への設置方法 |
| JP7684875B2 (ja) * | 2021-09-22 | 2025-05-28 | 株式会社フジタ | 原子炉の廃炉方法 |
| JP7703413B2 (ja) * | 2021-09-27 | 2025-07-07 | 株式会社フジタ | 原子炉の廃炉方法 |
-
1992
- 1992-09-18 JP JP25018892A patent/JP3300862B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06101353A (ja) | 1994-04-12 |
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