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JP3301467B2 - 画像パターン同定・認識方法 - Google Patents
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JP3301467B2 - 画像パターン同定・認識方法 - Google Patents

画像パターン同定・認識方法

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JP3301467B2
JP3301467B2 JP29179494A JP29179494A JP3301467B2 JP 3301467 B2 JP3301467 B2 JP 3301467B2 JP 29179494 A JP29179494 A JP 29179494A JP 29179494 A JP29179494 A JP 29179494A JP 3301467 B2 JP3301467 B2 JP 3301467B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は入力パターンが白または
黒で表わされる2値パターンの画像パターン同定・認識
方法に関する。2値パターンの代表例である印刷漢字、
手書き漢字、英数字、記号、数式、図形など多くの文字
・図形カテゴリを対象とする場合には、かすれ、つぶれ
などの雑音が加わった画像、縞模様などからなるデザイ
ン処理を施した文字画像、さらには白抜き文字などを認
識する文字認識方法に適用できる。また災害、医療など
で用いる多項目の診断結果をもとに、システムで起きる
複数の障害や病気のカテゴリを認識する方法にも適用で
きる。
【0002】
【従来の技術】従来、漢字OCR(Optical Characte
r Reader)などの文字認識処理装置や図面認識装置で
は、文字や図形パターンから認識のための特徴をベクト
ルの形で抽出し、予め作成してある標準辞書内の各カテ
ゴリの標準パターンベクトルとの間で類似度または相違
度などの識別関数を求めて、もっとも類似した文字また
は図形カテゴリを認識結果とする方法が知られている。
従来の文字認識などの特徴ベクトルの要素には、文字線
の方向や接続関係、位置関係などの文字線構造を反映し
た特徴量が広く用いられているが、特異なテキスチャで
構成されているデザイン文字や、かすれ、つぶれ、文字
背景雑音などが激しい画像に対して、これらの特徴量が
大きく変動してしまい、十分な認識精度を得ることがほ
とんど不可能であった。
【0003】また、従来の文字認識で入力の白黒パター
ンを特徴ベクトルの要素とし、予め作成してある標準辞
書内の各カテゴリの標準パターンベクトル(特徴ベクト
ルと同様に2値パターンで表現)との間で共に黒画素と
なる数をもとにした識別関数として、単純類似度が知ら
れている。しかし、この方法では、特異なテキスチャで
構成されているデザイン文字や文字背景雑音などが激し
い画像に対して、標準パターンベクトルの黒画素数が多
いカテゴリに誤認識してしまう問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、従来の
OCRをはじめとする認識技術は、デザイン文字、かす
れ、つぶれ、文字背景雑音、白ぬき文字混在などによっ
て誤認識となる文字などを正しく認識できる手法が十分
に確立していないという問題点があった。本発明の目的
は、デザイン文字やかすれ、つぶれなどの激しい文字変
形、白ぬき文字が混在した文字列などに対処できる認識
機能をもつ画像パターンの同定・認識方法を提供するこ
とにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1に記載の発明は、入力された2値画像パター
ンに対して、予め作成済みの認識カテゴリ毎の各2値マ
スクパターンと照合して該2値画像パターンが属する認
識カテゴリを決定する画像パターン同定・認識方法であ
って、前記入力2値画像パターンの黒部を計数する第1
ステップと、前記入カ2値画像パターンの黒部が、前記
認識カテゴリ毎の2値マスクパターンの黒部に含まれる
個数を計数する第2ステップと、前記第2のステップで
計数した数(以下Ciという(iはカテゴリ数))と前
記認識カテゴリ毎の黒部の数(以下Biという(iはカ
テゴリ数))を比較する第3のステップと、前記前記第
1のステップで計数した数(以下Aという)とCiを比
較する第4のステップを有し、 前記第3のステップでC
i≦Biかつ前記第4のステップでA=Ciとなる認識
カテゴリiがただ一つしか存在しない場合に、前記入力
2値画像パターンは前記認識カテゴリiに属するとする
同定手順を有することを特徴とする。
【0006】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
記載の画像パターン同定・認識方法において、前記第3
のステップでCi≦Biかつ前記第4のステップでA=
Ciとなる認識カテゴリiが複数存在する場合に、前記
入力2値画像パターンを棄却する棄却手順を有すること
を特徴とする。
【0007】また、請求項3に記載の発明は、入力され
た2値画像パターンに対して、予め作成済みの認識カテ
ゴリ毎の各2値マスクパターンと照合して該2値画像パ
ターンが属する認識カテゴリを決定する画像パターン同
定・認識方法であって、前記入力2値画像パターンの白
部を計数する第1ステップと、前記入カ2値画像パター
ンの白部が、前記認識カテゴリ毎の2値マスクパターン
の白部に含まれる個数を計数する第2ステップと、前記
第2のステップで計数した数(以下Ciという(iはカ
テゴリ数))と前記認識カテゴリ毎の白部の数(以下B
iという(iはカテゴリ数))を比較する第3のステッ
プと、前記前記第1のステップで計数した数(以下Aと
いう)とCiを比較する第4のステップを有し、前記第
3のステップでCi≦Biかつ前記第4のステップでA
=Ciとなる認識カテゴリiがただ一つしか存在しない
場合に、前記入力2値画像パターンは前記認識カテゴリ
iに属するとする同定手順を有することを特徴とする。
【0008】また、請求項4に記載の発明は、請求項3
記載の画像パターン同定・認識方法において、前記第3
のステップでCi≦Biかつ前記第4のステップでA=
Ciとなる認識カテゴリiが複数存在する場合に、前記
入力2値画像パターンを棄却する棄却手順を有すること
を特徴とする。
【0009】
【0010】
【作用】上記構成によれば、入力された2値画像パター
ンと、予め作成済みの認識カテゴリ毎の各2値マスクパ
ターンを照合して、該2値画像パターンが属する認識カ
テゴリを効率よく同定、認識または棄却することができ
る。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面により
説明する。図1は本発明の方法を適用する画像パターン
同定・認識処理装置の構成例を示すブロック図で、1は
2値画像パターン記憶回路、2は正規化処理回路、3は
2値マスクパターン記憶回路、4は同定・認識判定回
路、5は2値マスクパターン作成回路、6は画像入出力
装置である。2値画像パターン記憶回路1は、同定また
は認識する文字や図形の2値画像パターンを記憶してい
る。該2値画像パターンはn画素からなり、例えば白画
素は“0”、黒画素は“1”である。
【0012】正規化処理回路2は、2値画像パターン記
憶回路1から取り出されたn画素からなる2値画像パタ
ーンを入力し、例えば、従来から知られている重心と2
次モーメントを用いて位置および大きさの正規化処理を
行う。2値マスクパターン記憶回路3は、入力画像パタ
ーンの同定および認識判定に用いる各カテゴリの2値マ
スクパターンを、あらかじめ各カテゴリ毎に一つあるい
は複数(一般には複数)記憶している。
【0013】同定・認識判定回路4は、正規化処理回路
2からn画素の2値画像パターンを入力し、2値マスク
パターン記憶回路3の各カテゴリの2値マスクパターン
と照合して、例えば、入力画像パターンの黒部(または
白部)が特定のカテゴリの2値マスクパターンの黒部
(または白部)に含まれ、かつ、その2値マスクパター
ン黒部(または白部)と他のカテゴリの2値マスクパタ
ーン黒部(または白部)との重複部分だけに含まれてい
なければ、その特定のカテゴリであると同定、認識し、
入力画像パターンの黒部(または白部)がその重複部分
だけに含まれている場合は棄却し、それ以外の場合は入
力画像パターンの白部または黒部の情報をもとに、公知
の類似度等の識別関数または白ぬき文字などを高精度に
認識する識別関数による認識または棄却を行い、認識結
果を出力する。
【0014】2値マスクパターン作成回路5は、画像入
出力装置6から出力される画像情報および正規化処理回
路2から追加・更新または新規作成カテゴリの正規化さ
れた2値画像パターンを入力し、2値マスクパターンを
作成する。該2値マスクパターン作成回路5で作成され
た2値マスクパターンが、2値マスクパターン記憶回路
3に新規に登録、あるいは、該2値マスクパターン記憶
回路3の内容に追加・更新される。
【0015】画像入出力装置6は、同定・認識判定回路
4から出力される文字または図形カテゴリ番号、識別関
数値、2値画像パターンなどの分類結果の情報を入力
し、該情報を表示し、また、例えば、キーボードやマウ
スなどによって画像情報を入力し、表示する。さらに、
該画像入出力装置6は2値マスクパターン作成回路5に
2値マスクパターンの新規作成または更新に必要となる
情報を送出する。
【0016】初めに、図1を参照して、入力画像パター
ンの同定および認識処理について説明する。2値画像パ
ターン記憶回路1から同定・認識対象文字の2値画像パ
ターンが読み出され、正規化処理回路2において該文字
画像パターンに対して位置および大きさの正規化が行わ
れた後、同定・認識判定回路4に入力される。ここで、
正規化処理回路2で正規化された文字画像パターンを正
規化文字パターンXと呼ぶことにする。正規化文字パタ
ーンXは、X=(x1,x2,…,xi,…xn)なるn個
の要素をもつベクトルで表現でき、各要素xiは画像位
置i(=1,2,…,n)の画素値(例えばxi
“0”を白点、xi=“1”を黒点とする)を表す。
【0017】同定・認識判定回路4は、正規化文字パタ
ーンXに対して、2値マスクパターン記憶回路3の第j
文字カテゴリ(j=1,2,…,J)のk番目(k=
1,2,…,Kj)の2値マスクパターンMjkと照合す
る。MjkはMjk=(m1,m2,…mi,…,mnjkで表
すと、各miは2値をとり、例えばmi=“0”ならば白
点、mi=“1”なら黒点を表す。
【0018】照合の例として、正規化文字パターンXと
2値マスクパターンMjkとを照合する場合を説明する。
図2に、処理フローチャートの一例を示す。はじめに、
正規化文字パターンXの要素xiと2値マスクパターン
jkの要素miとの間で、(a)xi=“1”となる個数
Aと、(b)mi=“1”となる個数Bjkと、(c)xi
=“1”かつmi=“1”となる個数Cjkと、(d)xi
=“1”かつmi=“0”となる個数Djkと、を計数す
る(ステップ101)。
【0019】次に、以下に示す条件(1)から条件
(3)まで、順に判定処理を行い、同定、棄却、認識を
判定する(ステップ102)。 条件(1):もし、Cjk≦BjkかつA=Cjkを満たす文
字カテゴリjがただ1個のカテゴリしか存在しない場
合、入力文字は文字カテゴリjに同定できたと判定する
(ステップ110)。 条件(2):もし、Cjk≦BjkかつA=Cjkを満たす文
字カテゴリjが2個以上存在する場合、入力文字は棄却
と判定する(ステップ120)。 条件(3):条件(1)、条件(2)を満す文字カテゴ
リが1個もない場合は、正規化文字パターンXと2値マ
スクパターンMjkとの間で、背景雑音の激しい文字や白
抜き文字を認識する識別関数あるいは公知の識別関数を
用いて認識処理を行い(ステップ103)、認識または
棄却を判定する(ステップ104)。そして、認識され
た場合、その文字カテゴリを候補カテゴリとする(ステ
ップ130)。
【0020】ここで、条件(3)の場合の認識処理(ス
テップ103)の一実施例として、識別関数に本発明に
よる新しい類似度SH(X,Mjk)を用いる場合につい
て説明する。即ち、正規化文字パターンXの黒画素数A
に対して、次式で表す類似度SH(X,Mjk)を計算す
る。
【0021】
【数1】
【0022】認識の判定結果としては、最大の類似度を
もつ文字カテゴリjを第1位に認識した文字カテゴリと
して出力する。この場合、類似度SH(X,Mjk)は文
字線の方向や接続関係などの文字線構造に関する特徴量
を抽出しなくてすむため、特徴抽出の処理が簡易にな
り、しかも、かすれ、つぶれ、文字背景の雑音などによ
って、これらの文字線構造が変形しても認識性能に影響
を受けにくい特長を持っている。なお、条件(3)の場
合の認識処理では、上記類似度SH(X,Mjk)の絶対
値|SH(X,Mjk)|を識別関数に用いてもよい。
【0023】次に、同定・認識・棄却判定処理の具体的
な処理を図3を参照して説明する。図3は、n=16
(画素)、2文字カテゴリ(j=1,2)、K1=1,
2=2の場合の正規化文字パターンXと2値マスクパ
ターンMjkとの例を示したものである。11は2値マス
クパターンM11(第1文字カテゴリの第1番目の2値マ
スクパターン)で、mi=“1”となる個数B11=8で
ある。12は2値マスクパターンM21(第2文字カテゴ
リの第1番目の2値マスクパターン)で、mi=“1”
となる個数B21=7である。 13は2値マスクパター
ンM22(第2文字カテゴリの第2番目の2値マスクパタ
ーン)で、mi=“1”となる個数B22=8である。2
1〜26は正規化文字パターンXの6つのパターン例で
ある。なお、正規化文字パターン25は正規化文字パタ
ーン24の正規化文字パターンを白黒反転した白抜き文
字パターンを示したものである。
【0024】初めに、正規化文字パターン21の正規化
文字パターンXと2値マスクパターン11〜13の各2
値マスクパターンMjkとを照合する場合を説明する。x
i=“1”となる個数A=5で、xi=“1”かつmi
“1”となる個数はそれぞれC11=5,C21=4,C22
=3となり、2値マスクパターン11の2値マスクパタ
ーンM11だけが、条件(1)を満たすため、正規化文字
パターン21の正規化文字パターンXは、第1文字カテ
ゴリに同定される。
【0025】次に、正規化文字パターン22の正規化文
字パターンXの場合は、A=6で、xi=“1”かつmi
=“1”となる個数はそれぞれC11=5,C21=6,C
22=5となり、2値マスクパターンM21だけが、条件
(1)を満たすため、正規化文字パターン22の正規化
文字パターンXは、第2文字カテゴリに同定される。
【0026】次に、正規化文字パターン23の正規化文
字パターンXの場合は、A=4で、xi=“1”かつmi
=“1”となる個数はそれぞれC11=4,C21=4,C
22=3となり、2値マスクパターン11の2値マスクパ
ターンM11と2値マスクパターン12の2値マスクパタ
ーンM21が、条件(2)を満たすため、正規化文字パタ
ーン23の正規化文字パターンXは、棄却される。
【0027】また、正規化文字パターン24の正規化文
字パターンXの場合は、A=7で、xi=“1”かつmi
=“1”となる個数はそれぞれC11=5,C21=6,C
22=6となり、2値マスクパターン11〜13のいずれ
の2値マスクパターンも、条件(1)および(2)を満
たさないため、条件(3)の識別関数が実行される。
【0028】この場合、正規化文字パターン24の正規
化文字パターンXと2値マスクパターン11〜13の各
2値マスクパターンMjkとの類似度SHは、
【0029】
【数2】
【0030】となり、2値マスクパターン12の2値マ
スクパターンM21が最も類似度が高くなり、第2文字カ
テゴリが第1位の認識結果となる。
【0031】最後に、正規化パターン25の正規化パタ
ーンX、すなわち正規化文字パターン24を白黒反転し
た白ぬき文字パターンの場合は、A=9で、xi
“1”かつmi=“1”となる個数は、それぞれC11
3,C21=1,C22=2となり、2値マスクパターン1
1〜13のいずれの2値マスクパターンMjkも条件
(1)および(2)を満たさないため、条件(3)の識
別関数が実行される。ここで、識別関数として、上記の
類似度SH(X,Mjk)に代えて、その絶対値|S
H(X,Mjk)|を用いた場合、正規化文字パターン2
5の正規化文字パターンXと2値マスクパターン11〜
13の各2値マスクパターンMjkとの類似度|SH
は、
【0032】
【数3】
【0033】となり、2値マスクパターン12の2値マ
スクパターンM21が最も類似度が高くなり、正規化文字
パターン24の白黒反転パターンである正規化文字パタ
ーン25に対しても、同様に第2文字カテゴリが第1位
の認識結果となる。
【0034】次に、上述した条件(3)の認識処理(ス
テップ103)の他の実施例を説明する。次の実施例で
は、条件(3)の場合の認識処理における識別関数とし
て、下式に示す本発明による他の新規な類似度S
c(X,Mjk)を用いる。
【0035】
【数4】
【0036】この新規の類似度Sc(X,Mjk)の分子
の項は、入力と2値マスクパターンで、 xi=“1”か
つmi=“1”となる個数Cjkとxi=“0”かつmi
“0”となる個数(n−Bjk−Djk)との積から、xi
=“0”かつmi=“1”となる個数(Bjk−Cjk)と
i=“1”かつmi=“0”となる個数Djkとの積を差
し引いた値から、 Cjk(n−Bjk−Djk)−(Bjk−Cjk)・Djk=n・
jk−A・Bjk と導いたものである。図3に示す正規化文字パターン2
4の正規化文字パターンXと各2値マスクパターン11
〜13の各2値マスクパターンMjkとの類似度Scは、
【0037】
【数5】
【0038】となり、類似度SH(X,Mjk)を用いた
場合と同様に、2値マスクパターン12の2値マスクパ
ターンM21が最も類似度が高くなり、第2文字カテゴリ
が第1位の認識結果となる。
【0039】また、正規化文字パターン24を白黒反転
した白抜き文字パターンである正規化文字パターン25
の正規化文字パターンXの場合に、条件(3)の識別関
数の実行において、識別関数として類似度Sc(X,M
jk)の絶対値|Sc(X,Mj k)|を用いたとき、正規
化文字パターン25と各2値マスクパターン11〜13
との類似度|Sc|は、
【0040】
【数6】
【0041】となり、2値マスクパターン12の2値マ
スクパターンM21が最も類似度が高くなり、正規化文字
パターン24の場合と同様に、正規化文字パターン25
に対しても、第2文字カテゴリが第1位の認識結果とな
る。
【0042】次に、同定・棄却判定処理の他の方法を説
明する。この方法では、上記の条件(1)〜(3)の判
定において、識別関数に前述した新規の類似度S
c(X,Mj k)を用い処理を行う。なお、以下の説明で
は、上記の条件(1)〜(3)に対応する条件を、それ
ぞれ条件(1a)〜(3a)とする。
【0043】この同定・認識・棄却判定処理では、正規
化文字パターンXの要素xiと2値マスクパターンMjk
の要素miとの間で、前記のA、Bjk、Cjkを計数し
(ステップ101参照)、類似度Sc(X,Mjk)を計
算し、予め2値マスクパターン記憶回路3に格納された
各2値マスクパターンの同定しきい値tjkを用いて、以
下に示す条件(1a)〜(3a)の処理を順次行う(ス
テップ102参照)。なお、2値マスクパターンの同定
しきい値tjkの設定方法の詳細については、後述する。
【0044】条件(1a):Sc(X,Mjk)≧tjk
満たす文字カテゴリjがただ1個のカテゴリしか存在し
ない場合、入力文字は文字カテゴリjに同定できたと判
定する(ステップ110参照)。
【0045】条件(2a):Sc(X,Mjk)≧tjk
満たす文字カテゴリjが2個以上存在する場合、入力文
字は棄却と判定する(ステップ120参照)。
【0046】条件(3a):条件(1a)または条件
(2a)を満す文字カテゴリが1個もない場合は、正規
化文字パターンXと2値マスクパターンMjkとの間で、
類似度Scを識別関数として用いて認識処理を行い(ス
テップ103参照)、類似度Sc(X,Mjk)≧ujk
満たす文字カテゴリjが存在する場合は、最も類似度が
高い、2値マスクパターンMjkの文字カテゴリを第1位
の認識結果として出力する(ステップ130参照)。他
方、類似度Sc(X,Mjk)≧ujkを満たす文字カテゴ
リjが存在しない場合、すなわち、すべての2値マスク
パターンMjkについて類似度Sc(X,Mjk)<ujk
なる場合は、認識棄却と判定する(ステップ120参
照)。なお、変数ujkは、各2値マスクパターンMjk
ついて、予め設定してある棄却判定のためのしきい値で
あり、同定しきい値tjkよりもさらに小さい値(uj k
jk)に設定されている。
【0047】ここで、同定、棄却判定処理の具体的な処
理を再び図3を参照して説明する。初めに、正規化文字
パターン22の正規化文字パターンXと2値マスクパタ
ーン11〜13の各2値マスクパターンMjkと照合する
場合を説明する。正規化文字パターン22と各2値マス
クパターン11〜13との類似度Sc
【0048】
【数7】
【0049】となり、2値マスクパターンM21だけが条
件(1a)を満たすため、正規化文字パターン22の正
規化文字パターンXは第2文字カテゴリに同定される。
次に、正規化文字パターン26の場合は、2値マスクパ
ターン11〜13の各2値マスクパターンとの類似度S
cは、
【0050】
【数8】
【0051】となり、2値マスクパターン11の2値マ
スクパターンM11と2値マスクパターン12の2値マス
クパターンM21が条件(2a)を満たすため、26の正
規化文字パターンXは棄却される。また、正規化文字パ
ターン23の場合は、各2値マスクパターン11〜13
との類似度Scは、
【0052】
【数9】
【0053】となり、2値マスクパターン11〜13の
いずれの2値マスクパターンも条件(1a)及び条件
(2a)を満たさないため、条件(3a)の類似度Sc
の識別関数が実行される。条件(3a)では、2値マス
クパターン12の2値マスクパターンM21が最も類似度
が高いので、第2文字カテゴリが第1位の認識結果とな
る。
【0054】次に、誤認識した文字や未学習の文字等か
ら2値マスクパターンを新規に作成し、2値マスクパタ
ーン記憶回路3の内容を追加・更新する処理について、
二、三の実施例を説明する。
【0055】<実施例1>これは、入力画像パターンの
黒部または白部の情報をもとに、公知の識別関数として
次式に示す類似度Sを用いて、反復学習により2値マス
クパターンを作成する例である。
【0056】
【数10】
【0057】まず、画像入出力装置6から、追加・更新
または新規に作成(ここでは追加とする)すべき文字カ
テゴリ(第j文字カテゴリとする)に関する情報が2値
マスクパターン作成回路5に入力される。2値マスクパ
ターン作成回路5は、追加すべき入力画像に対して、正
規化処理回路2から得られる、学習すべき第j文字カテ
ゴリに属するN個の入力画像パターン(正規化文字パタ
ーン)X1,X2,…,XNについて、以下のステップで
新しい2値マスクパターンMj(k+1)を作成する。
【0058】(ステップ1)N個の入力画像パターンX
1,X2,…,XNについて、xi=“1”となる個数Aの
合計ATと画素位置iでxi=“1”となる入力画像パタ
ーンXの合計個数Aiを計数する。Aiを大きい順に並べ
替え、その列をA’1,A’2,…,A’l,…,A’n
おくと、予め設定したしきい値a(0<a<1)に対し
【0059】
【数11】
【0060】を満すLを求める。ただし、Nが小さい場
合、たとえばN=1の場合はa=1とする。
【0061】(ステップ2)l=1,2,…,Lの各順
位に対応する画像位置iについて、2値マスクパターン
j(k+1)の要素をmi=“1”とし、それ以外の画像位
置iをmi=“0”に設定する。
【0062】(ステップ3)N個の入力画像パターンX
1,X2,…,XNの各画像Xtとステップ2で作成した2
値マスクパターンMj(k+1)との間で類似度S(Xt,M
j(k+1))を計算し、最大類似度となる画像Xtを求め、
その画像Xtを新しい2値マスクパターンMj ( k+1)に置
き換える。
【0063】(ステップ4)再度、N個の入力画像
1,X2,…,XNについて、各画像Xlと、すでに2値
マスクパターン記憶回路3に記憶されているすべての2
値マスクパターンMjkおよびステップ3で作成した2値
マスクパターンMj(k+1)との間で類似度Sを計算し、認
識する。もし、N個の画像すべてが第j文字カテゴリに
認識されればステップ6へ、さもなければステップ5へ
いく。
【0064】(ステップ5)第j文字カテゴリに正しく
認識されたM(<N)個の画像について、ステップ1お
よびステップ2と同様の手順で2値マスクパターンM
j(k+1)を作成し、2値マスクパターン記憶回路3に記憶
する。残りの(N−M)個の画像については、k=k+
1、N=N−Mとしてステップ1へもどる。
【0065】(ステップ6)ステップ1およびステップ
2と同様の手順で2値マスクパターンMj(k+1)を作成
し、2値マスクパターン記憶回路3に記憶して終了とす
る。
【0066】<実施例2>これは、入力画像パターン
(サンプルパターン)の黒部または白部の情報をもと
に、類似度SHを用いて、反復学習により新規に各文字
カテゴリの2値マスクパターンおよび同定しきい値を作
成する例である。
【0067】まず、画像入出力装置6から、新規に作成
すべき文字カテゴリ(第j文字カテゴリとする)に関す
る情報が2値マスクパターン作成回路5に入力される。
2値マスクパターン作成回路5は入力画像に対して、正
規化処理回路2から得られる、新規に作成すべき文字カ
テゴリj=1,2,…,Jの各文字カテゴリについて、
以下のステップでKj個の2値マスクパターンMj1,M
j2,…,Mjk,…,Mj k jを作成する。
【0068】(ステップ1a)新規に作成すべき第j文
字カテゴリの2値マスクパターンの個数をKj=1とす
る。第j文字カテゴリに属するNj個の入力画像パター
ン(正規化文字パターン)X1,X2,…XNjについて、
i=“1”となる個数ATと画素位置iでxi=“1”
となる個数Aiを計数する。そして、画素位置iのxi
“1”となる個数の割合Ai/Njと全画素のxi
“1”となる個数の割合AT/(nNj)を次式のように
比べて、2値マスクパターンMj1を作成する。もし、A
i/Nj≧AT/(nNj)ならば、 Mj1の要素をmi=“1”に設定 さもなければ、 Mj1の要素をmi=“0”に設定 また、入力画像パターン(正規化文字パターン)X1
2,…,XNjに対して2値マスクパターンMj1の作成
に用いたパターンとしてラベルj1を割り当てる。新規
に作成すべき文字カテゴリすべてについて、上記処理を
行う。
【0069】(ステップ2a)新規に作成すべき全入力
画像パターンXtについて、全文字カテゴリの全2値マ
スクパターンMjkとの間で類似度SH(Xt,Mjk)を計
算し、最大類似度をもつMlhを求める。いま、すでに入
力画像パターンXtにラベルjkが割り当てられている
とする。もし、l=jならば、Xtは第j文字カテゴリ
に正しく認識できたと判定して、新たにラベルjhを割
り当てる。さもなければ、Xtは誤認識したと判定し
て、新たにラベルjeを割り当てる。この処理終了後
に、もし、全入力画像パターンXtについて、誤認識し
たと判定するXtがなければ、ステップ4aへ進む。さ
もなければ、ステップ3aへ進む。
【0070】(ステップ3a)新規に作成すべき第j文
字カテゴリについてh=1とおく。ラベルjkが割り当
てられているすべての入力画像パターンについて、も
し、入力画像パターンが1つ以上存在すれば、ステップ
1aと同様の手順で新しい2値マスクパターンMjhを作
成し、h=h+1とおく。第j文字カテゴリのKj個の
ラベルすべてについて、この判定処理を行う。次に、も
し、ラベルjeを割り当てられている入力画像パターン
が1つ以上存在するならば、それらの入力画像パターン
tすべてについて、ステップ1aと同様の手順で、一
時的な2値マスクパターンMjeを作成し、すべてのXt
とMjeとの間で類似度SH(Xt,Mje)を計算し、最大
類似度をもつ入力画像パターンXSを新規の2値マスク
パターンMjhとし、h=h+1とおく。第j文字カテゴ
リについて新しい2値マスクパターンの個数をKj=h
とおく。新規に作成すべきすべての文字カテゴリについ
て、この処理を繰り返し、新しい2値マスクパターンを
2値マスクパターン記憶回路3に記憶する。そして、ス
テップ2aへ戻る。
【0071】(ステップ4a)各2値マスクパターンM
jkと第j文字カテゴリ以外の全入力画像パターンXt
の間で、類似度SH(Xt,Mjk)を計算し、各2値マス
クパターンMjkについての最大類似度tjkを求め、この
最大類似度を2値マスクパターンMjkの同定しきい値t
jkに割り当て、これを2値マスクパターン記憶回路3に
記憶する。全2値マスクパターンについて、これらの処
理が終われば終了する。
【0072】<実施例3>これは、類似度SHを用いる
ことは実施例2と同様であるが、誤認識した文字や未学
習文字の画像パターンを用いて2値マスクパターンおよ
び同定しきい値を更新する例である。まず、画像入出力
装置6から、更新すべき文字カテゴリ(第j文字カテゴ
リとする)に関する情報が2値マスクパターン作成回路
5に入力される。2値マスクパターン作成回路5は入力
画像に対して、正規化処理回路2から得られる、更新す
べき文字カテゴリj=1,2,…,Jの各文字カテゴリ
について、以下のステップで2値マスクパターンを更新
する。
【0073】(ステップ1b)更新前の第j文字カテゴ
リの2値マスクパターンの個数をKjとする。更新すべ
き全入力画像パターンXtについて、全文字カテゴリの
全2値マスクパターンMjk(j=1,2…,J)(k=
1,2…,Kj)との間で類似度SH(Xt,Mjk)を計
算し、最大類似度をもつMlhを求める。いま、入力画像
パターンXtが第j文字カテゴリに属するとする。も
し、l≠jならば、Xtは誤認識したと判定して、新た
にラベルjeを割り当てる。更新すべき全文字カテゴリ
について、この処理終了後に、もし、全入力画像パター
ンXtについて、誤認識したと判定するXtがなければ、
ステップ3bへ進む。さもなければ、ステップ2bへ進
む。
【0074】(ステップ2b)ラベルjeが割り当てら
れた入力画像パターンXtすべてについて、実施例2の
ステップ1aと同様の手順で、一時的な2値マスクパタ
ーンMjeを作成し、すべてのXtとMjeとの間で類似度
H(Xt,Mje)を計算し、最大類似度をもつ入力画像
パターンXsを追加すべき2値マスクパターンMj(Kj+1)
として2値マスクパターン記憶回路3に記憶する。ま
た、Kj=Kj+1とおき、ステップ1bへ戻る。
【0075】(ステップ3b)各2値マスクパターンM
jkと第j文字カテゴリ以外の全入力画像パターンXt
あれば、そのXtとの間で類似度SH(Xt,Mjk)を計
算し、各2値マスクパターンMjkについての最大類似度
t’jkを求め、この最大類似度がすべて2値マスクパタ
ーン記憶回路3に記憶されている同定しきい値tjk(新
規に作成される場合はtjk=−n)よりも大きい場合
は、2値マスクパターンMjkの同定しきい値tjk=t'
jkに更新し、新しい値を2値マスクパターン記憶回路3
に記憶する。全2値マスクパターンについて、これらの
処理が終われば終了する。
【0076】ここで、第2および第3の実施例では、識
別関数に類似度SHを用いた場合を述べたが、識別関数
として、類似度SHの絶対値を用いることも可能であ
る。
【0077】また、2値マスクパターンを作成する方法
としては、これ以外にも公知の統計的推論による方法
(たとえば「統計学」鈴木哲夫著(朝倉書店)や「Pat
tern classification and scence analysis」 R.O.
Duda and P.E.Hart著(John Wiley & Sons I
ns.))による方法を用いることも可能である。また、
第1の実施例においても、どの文字カテゴリにも含まれ
ない画像パターンがあった場合にも、その画像パターン
を用いて新たな文字カテゴリの2値マスクパターンを作
成することが可能である。
【0078】さらに、以上の説明では文字を中心に示し
たが、図形などの一般の2値画像についても同様に処理
可能である。一例として、医療などで用いる多項目の診
断結果をもとに、病気のカテゴリを認識する方法に適用
する場合を、以下、簡単に説明する。例えば、複数の診
断項目の結果を、図3に示すような2値画像パターンと
してチェックシート上に表し(例えば、血圧の項目であ
れば、血圧が高ければ“1”、低ければ“0”としてそ
の項目に該当する位置に“黒”または“白”で表
す。)、このチェックシート上のパターンを2値画像パ
ターンとして入力し、各病名のカテゴリの典型的な診断
データに基づいて、予め記憶させておいた2値マスクパ
ターンとの照合をとり、病名のカテゴリを認識する。こ
のように、認識対象を2値画像化した後、上記の実施例
のようにして認識することによって、病名のカテゴリの
認識性能を向上させることができる。
【0079】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明によれば、
入力画像パターンと標準辞書に予め記憶してある2値マ
スクパターンとを比較して入力画像を同定・棄却または
認識することにより、OCRの利用者が誤認識やリジェ
クトパターンを逐次、目視により再検査し修正していく
作業において、同定された画像については再検査する必
要が不要となり、仕事の負担が軽減される利点がある。
また、従来の文字認識法では、認識特徴の1要素が深さ
n(n>1)ビットで記憶する場合が多いが、本発明で
は2値マスクパターンの各要素は1ビットで表現できる
ので、記憶容量が1/nに削減できる。さらに、公知の
画像符号化法を併用することで、2値マスクパターンの
記憶容量を更に削減でき、処理効率が高く、辞書容量が
コンパクトですむという利点を持つ。
【0080】また、課題を解決する手段の欄で述べた第
一の方法、第二の方法又は第三の方法のいずれの方法に
よっても、文字線の方向や接続関係などの文字線構造に
関する特徴量を抽出しなくてすむため、特徴抽出の処理
が簡易になり、しかも、かすれ、つぶれ、文字背景の雑
音などによって、これらの文字構造が変形しても認識性
能に影響を受けにくい利点がある。かすれ、つぶれ、文
字背景の雑音だけでなく、文字部を黒点、背景を白点と
して構成される画像パターンから作成した2値マスクパ
ターンを用いても、文字部が白点、背景が黒点として構
成される、いわゆる白抜き文字についてのかすれ、つぶ
れ、文字背景の雑音などに対しても高い認識性能をもつ
利点ある。
【0081】なお、第一の方法によれば入力画像パター
ンと標準辞書に予め記憶してある2値マスクパターンと
を比較して入力画像を同定・棄却または認識することに
より、OCRの利用者が誤認識やリジェクトパターンを
逐次、目視により再検査し修正していく作業において、
認識された画像については再検査する必要が不要とな
り、仕事の負担が軽減される利点もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による画像パターンの同定・認識処理装
置の構成例を示すブロック図である。
【図2】本発明による同定・棄却・認識の判定処理の一
例のフローチャートである。
【図3】同定・棄却・認識の具体的判定処理を説明する
ためのパターン例を示す図である。
【符号の説明】
1 2値画像パターン記憶回路 2 正規化処理回路 3 2値マスクパターン記憶回路 4 認識判定回路 5 2値マスクパターン作成回路 6 画像入出力装置

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力された2値画像パターンに対して、
    予め作成済みの認識カテゴリ毎の各2値マスクパターン
    と照合して該2値画像パターンが属する認識カテゴリを
    決定する画像パターン同定・認識方法であって、 前記入力2値画像パターンの黒部を計数する第1ステッ
    プと、前記入カ2値画像パターンの黒部が、前記認識カ
    テゴリ毎の2値マスクパターンの黒部に含まれる個数を
    計数する第2ステップと、前記第2のステップで計数し
    た数(以下Ciという(iはカテゴリ数))と前記認識
    カテゴリ毎の黒部の数(以下Biという(iはカテゴリ
    数))を比較する第3のステップと、前記前記第1のス
    テップで計数した数(以下Aという)とCiを比較する
    第4のステップを有し、 前記第3のステップでCi≦Biかつ前記第4のステッ
    プでA=Ciとなる認識カテゴリiがただ一つしか存在
    しない場合に、前記入力2値画像パターンは前記認識カ
    テゴリiに属するとする同定手順を有することを特徴と
    する画像パターン同定・認識方法。
  2. 【請求項2】 前記第3のステップでCi≦Biかつ前
    記第4のステップでA=Ciとなる認識カテゴリiが複
    数存在する場合に、前記入力2値画像パターンを棄却す
    る棄却手順を有することを特徴とする請求項1記載の画
    像パターン同定・認識方法。
  3. 【請求項3】 入力された2値画像パターンに対して、
    予め作成済みの認識カテゴリ毎の各2値マスクパターン
    と照合して該2値画像パターンが属する認識カテゴリを
    決定する画像パターン同定・認識方法であって、 前記入力2値画像パターンの白部を計数する第1ステッ
    プと、前記入カ2値画像パターンの白部が、前記認識カ
    テゴリ毎の2値マスクパターンの白部に含まれる個数を
    計数する第2ステップと、前記第2のステップで計数し
    た数(以下Ciという(iはカテゴリ数))と前記認識
    カテゴリ毎の白部の数(以下Biという(iはカテゴリ
    数))を比較する第3のステップと、前記前記第1のス
    テップで計数した数(以下Aという)とCiを比較する
    第4のステップを有し、 前記第3のステップでCi≦Biかつ前記第4のステッ
    プでA=Ciとなる認識カテゴリiがただ一つしか存在
    しない場合に、前記入力2値画像パターンは前記認識カ
    テゴリiに属するとする同定手順を有することを特徴と
    する画像パターン同定・認識方法。
  4. 【請求項4】 前記第3のステップでCi≦Biかつ前
    記第4のステップでA=Ciとなる認識カテゴリiが複
    数存在する場合に、前記入力2値画像パターンを棄却す
    る棄却手順を有することを特徴とする請求項3記載の画
    像パターン同定・認識方法。
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