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JP3306489B2 - 自動番組制御装置 - Google Patents
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JP3306489B2 - 自動番組制御装置 - Google Patents

自動番組制御装置

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JP3306489B2
JP3306489B2 JP21556496A JP21556496A JP3306489B2 JP 3306489 B2 JP3306489 B2 JP 3306489B2 JP 21556496 A JP21556496 A JP 21556496A JP 21556496 A JP21556496 A JP 21556496A JP 3306489 B2 JP3306489 B2 JP 3306489B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自動番組制御装置に
関し、特に地方のテレビジョン放送局における自動番組
制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】テレビジョン放送局(ラジオ放送局も同
じ)の番組放送運行が、一種のコンピュータである自動
番組制御装置により、行われるようになってすでに久し
い。
【0003】地方の民間放送局のテレビジョン放送形態
は、東京や大阪にあるキー局(ステーション)から、ネ
ットワーク(ネット;以下NETと記す)を通じて送ら
れてくる放送番組(NET受け番組)を主体とし、自局
制作の番組(例えばローカルニュース)を挿入する形で
行われる。一つの地方(例えば九州や北海道)の中心都
市(例えば福岡や札幌)には準キー局が置かれ、準キー
局で受けたNET受け番組を、さらに他の都市にある放
送局へ送る(NET送り)ようなことも発生する。
【0004】民間放送局の収入源は、すべてCM(コマ
ーシャルメッセージ)放送料に依存している。以前は、
全国的に名の知られた大スポンサが一つの番組を買い切
り、CMを含めて一つの番組として、全国に一度に放送
されることが多かった。その後、スポンサの数が多くな
ると共にスポンサ料金が高くなって、一つの番組に多く
のスポンサが相乗りする形の番組が多くなった。当然、
一つの番組に対し、放送局によってスポンサが異なるこ
とが多くなり、放送局によってCM番組を差し替えるこ
とが多くなった。
【0005】CM番組の放送は、例えば15秒の長さの
CM番組素材を例えば4本、あるいは8本つないだ、1
分あるいは2分間のCM番組枠単位で放送が行われる。
定時番組相互間のステーションブレークのCM番組枠
は、放送時間があらかじめ決まっているが、例えば野球
放送のようなスポーツ番組中のCM番組枠は、放送時間
をあらかじめ定めておくことはできない。この場合、キ
ー局からNET受けで番組を貰っている地方の放送局で
は、CM番組の差し替えに困っていた。この問題を解決
するために、キー局からのNET送り番組のCM番組枠
の3秒前に、キュー信号をNET送り信号の垂直ブラン
キング期間内に挿入することが行われるようになった。
【0006】NET受けの地方民放局では、このキュー
信号を検出して3秒後から自局のCM番組枠をスタート
させ、NET受け番組に挿入している。
【0007】しかし、NET送り局(キー局)のキュー
信号送出装置の差によって、キュー信号と実際の映像
(音声)信号の切り替えタイミングとの間の時間差に微
妙な違いがある。従って、NET受け局で例えばCM番
組枠を差し替えたとき、CM番組枠の前後にNET送り
局(キー局)側のCM番組のごく一部が漏れて見えるこ
とが起こる。この現象を放送局では「チラ見え」と呼
ぶ。この「チラ見え」を防ぐためには、正確にキュー信
号と実際の映像信号の切り替えタイミングとの時間差を
知ることが必要となる。この時間差は各NET送り局
(キー局)によって一定している。
【0008】特開平4−170166号公報には、NE
T受け番組にNET受け局側で例えば2フィールドの遅
延回路を設け、遅延回路の前で実際に映像信号の切り替
えタイミングを確認してから、例えばCM番組枠を差し
替える方法が提案されている。
【0009】また、特開平1−309487号公報に
は、何局かのNET送り局(キー局)に対応する、キュ
ー信号と実際の映像信号の切り替えタイミングとの間の
時間差をメモリーに記憶しておいて、NET受け番組が
どのNET送り局(キー局)かによって時間差を、メモ
リーから読み出して制御する方法が提案されている。
【0010】さらに、特開平5−244497号公報に
は、差し替える例えばCM番組枠を前後にわずかに広げ
ることにより、「チラ見え」を防ぐ方法が提案されてい
る。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】特開平4−17016
6号公報記載の提案の場合、必要に応じて映像・音声信
号本線に遅延回路を挿入したり、切り離したりする必要
があるため、制御が複雑になる問題がある。
【0012】特開平1−309487号公報記載の提案
の場合、放送ネットワークに含まれるすべての系列局
が、NET送り局となりうるため、自局を除いたすべて
の系列局の数だけ、キュー信号と実際の映像信号の切り
替えタイミングとの間の時間差のメモリーを設けること
が必要となる問題がある。
【0013】特開平5−244497号公報記載の提案
の場合、わずかとはいえ例えばCM番組枠が広がる問題
が残る。
【0014】本発明の目的は、映像(音声)信号本線に
遅延回路を挿入したり、キュー信号と実際の映像信号の
切り替えタイミングとの間の時間差のメモリーを複数個
準備する必要のない自動番組制御装置を提供することで
ある。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明によるネット送り
局から送られてくる映像番組をキュー信号を基に差し替
えるネット受け局の自動番組制御装置は、前記キュー信
号を検出するキュー検出手段と、前記映像番組の音声モ
ードの切り替えタイミングを検出する音声モード検出手
段と、前記キュー信号を遅延させて前記映像番組を差し
替えタイミングを決める遅延手段と、前記キュー信号と
前記音声モードの切り替えタイミングの時間差データを
記憶する時間差記憶手段と、前記差し替えタイミングと
前記音声モードの切り替えタイミングとを比較し前記記
憶された時間差データを補正する手段と、前記補正され
た時間差データにより前記遅延手段を制御する制御手段
を含むことを特徴とする。
【0016】本発明の作用は次の通りである。NET受
け局側で、NET送り局(キー局)で挿入されたキュー
信号と、実際の映像信号の切り替えタイミングを、音声
モード信号の変化で検出して時間差を実測することで、
NET送り信号の例えばCM番組枠を正確に差し替え
る。
【0017】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施例について
図面を参照して説明する。
【0018】図1は本発明による自動番組制御装置の実
施例の構成を示すブロック図である。なお、重複する説
明は省略する。
【0019】図1において、NET送り局(キー局)側
の自動番組制御装置1は、映像切り替え器2で選ばれた
NET送り(映像)番組aあるいはbに、キュー信号重
畳装置3でキュー信号を重畳した後、送信装置5を介し
てNET送り番組cを、ネットワークを通じてNET受
け局へ送る。遅延装置4は、NET送り番組のキュー信
号と映像信号の切り替えタイミングとの時間差を決定す
る。
【0020】NET受け局側では、NET送り番組を受
信装置6で受信し、映像切り替え器10で例えばCM番
組枠を自局のCM番組枠dで差し替えて、映像信号出力
として放送(送出)する。一方、受信装置6の出力か
ら、キュー信号検出装置7はキュー信号を検出し、音声
モード検出装置11は音声モードを検出する。
【0021】音声モード信号は、映像信号の1フィール
ド毎に垂直ブランキング期間に重畳されている、ステレ
オ、モノーラル、二ヶ国語等のテレビ放送の音声放送モ
ードを示す信号で、通常、番組により変わる。特に通常
番組とCM番組枠とでは音声放送モードが変化すること
が多い。従って、映像信号の変化を音声放送モードの変
化として、音声モード信号を検出することにより、1フ
ィールド単位で正確に検出することができる。
【0022】キュー信号検出装置7で検出されたキュー
信号は、遅延装置9にキュー信号受信タイミングを通知
し、タイミング制御器14にキュー信号検出を通知す
る。遅延装置9は、キュー信号受信タイミングを起点に
して、時間差データ保持部13に記憶されている時間例
えば3秒経過後、制御装置8に映像信号切り替え制御信
号の出力を指令する。
【0023】制御装置8は、遅延装置9からの指令を受
けて映像切り替え器10を制御し、映像切り替え器10
の入力信号c及びdを切り替えると同時に、映像切り替
え器10に対する制御信号出力タイミングを、タイミン
グ比較器12に出力する。
【0024】音声モード検出装置11は、音声モード信
号の変化したタイミングをタイミング比較器12に送出
する。タイミング比較器12は、制御装置8からの映像
切り替え器制御信号出力タイミングと、音声モード検出
装置11からの音声モード切り替わりタイミングを比較
し、その時間差で時間差データ保持部に記憶されている
時間を補正し、時間差がなくなるように制御する。
【0025】図2に示すように、NET送り局(キー
局)における映像信号の切り替えタイミングAは、例え
ば映像信号aは通常番組で、映像信号bがCM番組
(枠)であるとすると、キュー信号からt3時間例えば
3秒間後のタイミングt0で、映像信号aから映像信号
bに切り替えられる。同時に音声モードも切り替わる。
【0026】一方、NET受け局の映像信号の切り替え
タイミングBは、キュー信号からt4時間遅れたタイミ
ングt1で、映像信号cから映像信号dに切り替わると
すると、t4=t3ならば、NET受け番組(信号)の
映像信号bが、正確に映像信号dに差し替えられるが、
図2に示す如く、例えばt4>t3ならば、その時間差
に相当する期間t5の間NET受け番組(信号)の映像
信号bが「チラ見え」することとなる。
【0027】逆に、t4<t3ならば、差し替えの始ま
りで「チラ見え」することはないが、差し替えの終わり
で、差し替える例えばCM番組枠の終わるタイミングが
早いので、映像信号bが「チラ見え」することとなる。
音声モード検出装置11でタイミングt0を正確に検出
することにより、時間差データ保持部13に記憶されて
いる時間を補正して、t4=t3になるようにタイミン
グを制御する。
【0028】いわゆるクロスネット(例えば、二つのキ
ー局から番組を貰っている場合)のNET受け局の場
合、NET送り局(キー局)が変わるとt3が変化す
る。NET送り局(キー局)が変化した後の最初のキュ
ー信号のタイミングでは、t4≠t3となる可能性が大
きいので「チラ見え」が発生する可能性が大きい。この
場合は、例えば特開平5−244497号公報記載の提
案を採用して、「チラ見え」を防ぐ必要がある。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、映像(音
声)信号本線に遅延回路を挿入したり、キュー信号と実
際の映像信号の切り替えタイミングとの間の時間差のメ
モリーを複数個準備する必要なしに、NET受け局で例
えばCM番組枠を差し替える際の「チラ見え」を防止で
きる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例のブロック図である。
【図2】番組差し替えタイミングの説明図である。
【符号の説明】
1,8 制御装置 2,10 映像切り替え器 3 キュー信号重畳装置 4,9 遅延装置 5 送信装置 6 受信装置 7 キュー信号検出装置 11 音声モード検出装置 12 タイミング比較器 13 時間差データ保持部 14 タイミング制御器

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネット送り局から送られてくる映像番組
    をキュー信号を基に差し替えるネット受け局の自動番組
    制御装置であって、前記キュー信号を検出するキュー検
    出手段と、前記映像番組の音声モードの切り替えタイミ
    ングを検出する音声モード検出手段と、前記キュー信号
    を遅延させて前記映像番組を差し替えタイミングを決め
    る遅延手段と、前記キュー信号と前記音声モードの切り
    替えタイミングの時間差データを記憶する時間差記憶手
    段と、前記差し替えタイミングと前記音声モードの切り
    替えタイミングとを比較し前記記憶された時間差データ
    を補正する手段と、前記補正された時間差データにより
    前記遅延手段を制御する制御手段を含むことを特徴とす
    る自動番組制御装置。
  2. 【請求項2】 前記ネット受け局で差し替えられる前記
    映像番組がCM番組枠であることを特徴とする請求項1
    記載の自動番組制御装置。
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