JP3306882B2 - 汎用エンジンのガバナ装置 - Google Patents
汎用エンジンのガバナ装置Info
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- JP3306882B2 JP3306882B2 JP25802291A JP25802291A JP3306882B2 JP 3306882 B2 JP3306882 B2 JP 3306882B2 JP 25802291 A JP25802291 A JP 25802291A JP 25802291 A JP25802291 A JP 25802291A JP 3306882 B2 JP3306882 B2 JP 3306882B2
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- general
- lever
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- Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、クランクシャフトの回
転速度を一定に制御する汎用エンジンのガバナ装置に関
する。
転速度を一定に制御する汎用エンジンのガバナ装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】汎用エンジンには、負荷の大小に拘らず
クランクシャフトの回転速度を一定に保つガバナ装置が
備えられる。このガバナ装置は、クランクシャフトの回
転速度に応じて回動するガバナレバーにキャブレタのス
ロットルバルブを連動させており、汎用エンジンへの負
荷が増大してクランクシャフトの回転速度が低くなる
と、スロットルバルブを開いて回転速度を上昇させ、負
荷が減少してクランクシャフトの回転速度が高まると、
スロットルバルブを閉じて回転速度を下降させる。
クランクシャフトの回転速度を一定に保つガバナ装置が
備えられる。このガバナ装置は、クランクシャフトの回
転速度に応じて回動するガバナレバーにキャブレタのス
ロットルバルブを連動させており、汎用エンジンへの負
荷が増大してクランクシャフトの回転速度が低くなる
と、スロットルバルブを開いて回転速度を上昇させ、負
荷が減少してクランクシャフトの回転速度が高まると、
スロットルバルブを閉じて回転速度を下降させる。
【0003】ガバナレバーを回動変位させるレバー回動
機構は、一般にクランクシャフトに直接駆動されるため
にクランクケース内に設置され、ガバナレバーを回動さ
せるリターンシャフトがクランクケースから突出し、こ
の突出部にガバナレバーが固定される。
機構は、一般にクランクシャフトに直接駆動されるため
にクランクケース内に設置され、ガバナレバーを回動さ
せるリターンシャフトがクランクケースから突出し、こ
の突出部にガバナレバーが固定される。
【0004】ガバナレバーとスロットルバルブはガバナ
ロッドによって連結され、さらにガバナレバーはガバナ
スプリングによってスロットルバルブが全開となる方向
にばね付勢される。このためガバナレバーは、レバー回
動機構からの力と、ガバナスプリングのばね付勢力とが
釣り合う位置に回動し、汎用エンジンのクランクシャフ
ト回転速度を一定に保つ。
ロッドによって連結され、さらにガバナレバーはガバナ
スプリングによってスロットルバルブが全開となる方向
にばね付勢される。このためガバナレバーは、レバー回
動機構からの力と、ガバナスプリングのばね付勢力とが
釣り合う位置に回動し、汎用エンジンのクランクシャフ
ト回転速度を一定に保つ。
【0005】一方、ガバナレバーにはソレノイドバルブ
が連結される。このソレノイドバルブは、汎用エンジン
の無負荷時に、前記スロットルバルブが閉じるようにガ
バナレバーを操作して汎用エンジンをアイドリング状態
にし、エンジン騒音の低減および省燃費化を図るもので
ある。
が連結される。このソレノイドバルブは、汎用エンジン
の無負荷時に、前記スロットルバルブが閉じるようにガ
バナレバーを操作して汎用エンジンをアイドリング状態
にし、エンジン騒音の低減および省燃費化を図るもので
ある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
汎用エンジンのガバナ装置は、ガバナレバーの回転軸と
なるリターンシャフトがクランクシャフト近傍に軸支さ
れていたため、リターンシャフトが過回動した場合にク
ランクシャフトに衝突し、汎用エンジンが故障する恐れ
があった。これを防ぐためにはクランクケース内にリタ
ーンシャフト回動規制用のストッパを設ける必要があ
り、クランクケースの形状を複雑化させていた。
汎用エンジンのガバナ装置は、ガバナレバーの回転軸と
なるリターンシャフトがクランクシャフト近傍に軸支さ
れていたため、リターンシャフトが過回動した場合にク
ランクシャフトに衝突し、汎用エンジンが故障する恐れ
があった。これを防ぐためにはクランクケース内にリタ
ーンシャフト回動規制用のストッパを設ける必要があ
り、クランクケースの形状を複雑化させていた。
【0007】また、従来ではレバー回動機構がクランク
ケースの深部に設けられていたため、レバー回動機構の
分解、組立を伴うようなメインテナンスが非常に行い難
かったばかりか、クランクケース内における他の機器類
がレバー回動機構によりレイアウト的に制約を加えられ
て汎用エンジンの設計が困難になっていた。
ケースの深部に設けられていたため、レバー回動機構の
分解、組立を伴うようなメインテナンスが非常に行い難
かったばかりか、クランクケース内における他の機器類
がレバー回動機構によりレイアウト的に制約を加えられ
て汎用エンジンの設計が困難になっていた。
【0008】しかも、レバー回動機構に直結されるガバ
ナレバーが、クランクケースとその上に配置される燃料
タンクとの間に奥深く位置することになり、その調整や
修理の際には燃料タンクを取り外す必要があってメイン
テナンス作業に時間が掛かる原因となっていた。
ナレバーが、クランクケースとその上に配置される燃料
タンクとの間に奥深く位置することになり、その調整や
修理の際には燃料タンクを取り外す必要があってメイン
テナンス作業に時間が掛かる原因となっていた。
【0009】さらに従来のガバナ装置では、ソレノイド
バルブやガバナロッド、およびガバナスプリング等が外
部に露出しており、異物等の接触や塵、水分の付着など
によって円滑な作動が防げられたり、故障したりする恐
れがあった。
バルブやガバナロッド、およびガバナスプリング等が外
部に露出しており、異物等の接触や塵、水分の付着など
によって円滑な作動が防げられたり、故障したりする恐
れがあった。
【0010】本発明はこれらの問題点を解決するために
なされたものであり、クランクケースの形状を複雑化す
ることなく、かつメインテナンス性と設計性に優れ、し
かも異物などとの接触を避けて故障を防止し、円滑に作
動することのできる汎用エンジンのガバナ装置を提供す
ることを目的とする。
なされたものであり、クランクケースの形状を複雑化す
ることなく、かつメインテナンス性と設計性に優れ、し
かも異物などとの接触を避けて故障を防止し、円滑に作
動することのできる汎用エンジンのガバナ装置を提供す
ることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明に係る汎用エンジンのガバナ装置は、クラン
クケースの側部に取り外し可能な蓋部が設けられて上記
クランクケースと蓋部とにかけて汎用エンジンのクラン
クシャフトが軸支され、上記クランクシャフトの回転速
度に応じてスロットルバルブを連動させ、負荷の大小に
拘らず上記クランクシャフトの回転速度を一定に保つガ
バナレバーと、このガバナレバーをクランクケースに軸
支されたリターンシャフト回りに回動変位させるレバー
回動機構と、汎用エンジンの無負荷時にガバナレバーを
アイドリング位置に操作するソレノイドバルブとを備え
た汎用エンジンのガバナ装置において、上記レバー回動
機構を、クランクケースと蓋部とがなす空間の内部の最
も蓋部寄りの上方隅角部に位置するように、蓋部の内面
に取り付け、前記蓋部の取り外しに付随してレバー回動
機構をクランクケースから取り出し可能に構成するとと
もに、上記リターンシャフトをレバー回動機構の回動軸
となるガバナシャフトを挟んでクランクシャフトの反対
側に配置したものである。
め、本発明に係る汎用エンジンのガバナ装置は、クラン
クケースの側部に取り外し可能な蓋部が設けられて上記
クランクケースと蓋部とにかけて汎用エンジンのクラン
クシャフトが軸支され、上記クランクシャフトの回転速
度に応じてスロットルバルブを連動させ、負荷の大小に
拘らず上記クランクシャフトの回転速度を一定に保つガ
バナレバーと、このガバナレバーをクランクケースに軸
支されたリターンシャフト回りに回動変位させるレバー
回動機構と、汎用エンジンの無負荷時にガバナレバーを
アイドリング位置に操作するソレノイドバルブとを備え
た汎用エンジンのガバナ装置において、上記レバー回動
機構を、クランクケースと蓋部とがなす空間の内部の最
も蓋部寄りの上方隅角部に位置するように、蓋部の内面
に取り付け、前記蓋部の取り外しに付随してレバー回動
機構をクランクケースから取り出し可能に構成するとと
もに、上記リターンシャフトをレバー回動機構の回動軸
となるガバナシャフトを挟んでクランクシャフトの反対
側に配置したものである。
【0012】また、ソレノイドバルブを汎用エンジンの
主要構成部品間に設置し、汎用エンジンの平面輪郭内の
外方に位置させるとともに、ソレノイドバルブの作動部
を汎用エンジンの中心部側に向けている。
主要構成部品間に設置し、汎用エンジンの平面輪郭内の
外方に位置させるとともに、ソレノイドバルブの作動部
を汎用エンジンの中心部側に向けている。
【0013】さらに、ガバナレバーとスロットルバルブ
とを連結するガバナロッドと、スロットルバルブを開く
方向にガバナレバーをばね付勢させるガバナスプリング
とを、汎用エンジンの主要構成部品間に配設したことを
特徴としている。
とを連結するガバナロッドと、スロットルバルブを開く
方向にガバナレバーをばね付勢させるガバナスプリング
とを、汎用エンジンの主要構成部品間に配設したことを
特徴としている。
【0014】
【作用】汎用エンジンのガバナ装置をこのように構成す
れば、レバー回動機構がクランクケースの蓋部の内面に
取り付けられ、前記蓋部の取り外しに付随してレバー回
動機構をクランクケースから取り出し可能に構成するこ
とから、蓋部を取り外すと同時にレバー回動機構をクラ
ンクケースから取り出すことができ、レバー回動機構の
分解・組立を伴なうメインテナンス性が著しく向上す
る。
れば、レバー回動機構がクランクケースの蓋部の内面に
取り付けられ、前記蓋部の取り外しに付随してレバー回
動機構をクランクケースから取り出し可能に構成するこ
とから、蓋部を取り外すと同時にレバー回動機構をクラ
ンクケースから取り出すことができ、レバー回動機構の
分解・組立を伴なうメインテナンス性が著しく向上す
る。
【0015】しかも、クランクケースと蓋部とがなす空
間の内部の最も蓋部寄りの上方隅角部にレバー回動機構
が位置するため、レバー回動機構による他に機器類への
レイアウト的な制約が少なくなり、汎用エンジンの設計
性が向上する。
間の内部の最も蓋部寄りの上方隅角部にレバー回動機構
が位置するため、レバー回動機構による他に機器類への
レイアウト的な制約が少なくなり、汎用エンジンの設計
性が向上する。
【0016】さらに、リターンシャフトがクランクシャ
フトから離れた位置に配置されるので、リターンシャフ
トがクランクシャフトに衝突する恐れがなくなり、故に
クランクケース内にリターンシャフト回動規制用のスト
ッパを設ける必要もなく、クランクケースの形状複雑化
を防止できる。
フトから離れた位置に配置されるので、リターンシャフ
トがクランクシャフトに衝突する恐れがなくなり、故に
クランクケース内にリターンシャフト回動規制用のスト
ッパを設ける必要もなく、クランクケースの形状複雑化
を防止できる。
【0017】また、レバー回動機構のみならず、ガバナ
レバーやソレノイドバルブ等にも手が届き易くなるた
め、この点でもメインテナンス性が向上する上に、ソレ
ノイドバルブの作動部やガバナロッド、ガバナスプリン
グに異物などが接触しにくくなり、故障の防止と作動の
円滑化を図ることができる。
レバーやソレノイドバルブ等にも手が届き易くなるた
め、この点でもメインテナンス性が向上する上に、ソレ
ノイドバルブの作動部やガバナロッド、ガバナスプリン
グに異物などが接触しにくくなり、故障の防止と作動の
円滑化を図ることができる。
【0018】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
しながら説明する。
しながら説明する。
【0019】図1は、本発明に係るガバナ装置を備えた
汎用エンジン1の右側面図であり、図2は汎用エンジン
のクランクケース内部構造を示す平断面図、図3は本発
明の一実施例を示す、汎用エンジンの平面図、図4は図
1のIV矢視図である。
汎用エンジン1の右側面図であり、図2は汎用エンジン
のクランクケース内部構造を示す平断面図、図3は本発
明の一実施例を示す、汎用エンジンの平面図、図4は図
1のIV矢視図である。
【0020】この汎用エンジン1は、例えば単気筒4ス
トロークOHV形式のエンジンで、その主要構成部品は
クランクケース2と、クランクケース2の前部に斜め上
向きに設置されたシリンダアッセンブリ3およびキャブ
レタ4と、クランクケース2の左側面に装着されるファ
ンカバー5およびリコイルスタータハウジング6と、ク
ランクケース2およびファンカバー5の上方に載置され
る燃料タンク7と、ファンカバー5および燃料タンク7
の間に配置され、キャブレタ4に接続するエアクリーナ
8と、シリンダアッセンブリ3の上方に取り付けられた
排気マフラ9などである。
トロークOHV形式のエンジンで、その主要構成部品は
クランクケース2と、クランクケース2の前部に斜め上
向きに設置されたシリンダアッセンブリ3およびキャブ
レタ4と、クランクケース2の左側面に装着されるファ
ンカバー5およびリコイルスタータハウジング6と、ク
ランクケース2およびファンカバー5の上方に載置され
る燃料タンク7と、ファンカバー5および燃料タンク7
の間に配置され、キャブレタ4に接続するエアクリーナ
8と、シリンダアッセンブリ3の上方に取り付けられた
排気マフラ9などである。
【0021】クランクケース2内で左右方向に延びるク
ランクシャフト11は、クランクケース2と、クランク
ケース2の右側面に取り外し可能に設けられた蓋部12
とにかけて軸支されており、その一端が蓋部12から突
出し、この突出部に発電機、ポンプ等の作業機械が接続
され、汎用エンジン1の動力を受ける。そして、蓋部1
2を取り外すことによりクランクケース2内のメインテ
ナンスを行うことができる。
ランクシャフト11は、クランクケース2と、クランク
ケース2の右側面に取り外し可能に設けられた蓋部12
とにかけて軸支されており、その一端が蓋部12から突
出し、この突出部に発電機、ポンプ等の作業機械が接続
され、汎用エンジン1の動力を受ける。そして、蓋部1
2を取り外すことによりクランクケース2内のメインテ
ナンスを行うことができる。
【0022】このような汎用エンジン1の運転時におい
てクランクシャフト2の回転速度を一定に保つガバナ装
置13は、クランクケース2と燃料タンク7との間に配
置されたガバナレバー14と、ソレノイドバルブ15
と、クランクケース2内に配置されたレバー回動機構1
6と、クランクケース2の上面を鉛直方向に貫通する形
で回動自在に軸支されたリターンシャフト17と、後述
するガバナロッド19およびガバナスプリング21など
から構成される。
てクランクシャフト2の回転速度を一定に保つガバナ装
置13は、クランクケース2と燃料タンク7との間に配
置されたガバナレバー14と、ソレノイドバルブ15
と、クランクケース2内に配置されたレバー回動機構1
6と、クランクケース2の上面を鉛直方向に貫通する形
で回動自在に軸支されたリターンシャフト17と、後述
するガバナロッド19およびガバナスプリング21など
から構成される。
【0023】リターンシャフト17の上端はクランクケ
ース2の上面から上方に突出し、この突出部にガバナレ
バー14が回動一体に固定され、ガバナレバー14はリ
ターンシャフト17を回動軸として回動自在であり、ガ
バナレバー14の先端とキャブレタ4のスロットルバル
ブ18との間がガバナロッド19で連結されている。ま
た、ガバナレバー14の先端にはガバナスプリング21
の一端が掛けられており、このガバナスプリング21の
他端は、シリンダアッセンブリ3等に回動自在に設けら
れた回転速度設定レバー22に掛けられ、ガバナスプリ
ング21はスロットルバルブ18を開かせる方向にガバ
ナレバー14を付勢している。
ース2の上面から上方に突出し、この突出部にガバナレ
バー14が回動一体に固定され、ガバナレバー14はリ
ターンシャフト17を回動軸として回動自在であり、ガ
バナレバー14の先端とキャブレタ4のスロットルバル
ブ18との間がガバナロッド19で連結されている。ま
た、ガバナレバー14の先端にはガバナスプリング21
の一端が掛けられており、このガバナスプリング21の
他端は、シリンダアッセンブリ3等に回動自在に設けら
れた回転速度設定レバー22に掛けられ、ガバナスプリ
ング21はスロットルバルブ18を開かせる方向にガバ
ナレバー14を付勢している。
【0024】レバー回動機構16は、クランクケース2
と蓋部12とがなす空間の内部の最も蓋部12寄りの上
方隅角部に位置するように蓋部12の内面に取り付けら
れており、クランクシャフト11に平行するように蓋部
12に固定されたガバナシャフト23と、このガバナシ
ャフト23廻りに回転自在であるカップ状のガバナギヤ
24と、ガバナギヤ24内に枢支され、遠心方向に揺動
可能なウエイトレバー25と、上記ガバナシャフト23
沿いに摺動自在とされたスライダ26とから構成されて
いる。ガバナギヤ24はクランクシャフト11の固定ギ
ヤ27に噛合する一方、リターンシャフト17はガバナ
シャフト23を挟んでクランクシャフト11の反対側に
配置され、クランクケース2内でL字形に湾曲し、その
先端部17aがスライダ26に当接している。
と蓋部12とがなす空間の内部の最も蓋部12寄りの上
方隅角部に位置するように蓋部12の内面に取り付けら
れており、クランクシャフト11に平行するように蓋部
12に固定されたガバナシャフト23と、このガバナシ
ャフト23廻りに回転自在であるカップ状のガバナギヤ
24と、ガバナギヤ24内に枢支され、遠心方向に揺動
可能なウエイトレバー25と、上記ガバナシャフト23
沿いに摺動自在とされたスライダ26とから構成されて
いる。ガバナギヤ24はクランクシャフト11の固定ギ
ヤ27に噛合する一方、リターンシャフト17はガバナ
シャフト23を挟んでクランクシャフト11の反対側に
配置され、クランクケース2内でL字形に湾曲し、その
先端部17aがスライダ26に当接している。
【0025】汎用エンジン1の回転速度は、前記回転速
度設定レバー22を操作してスロットルバルブ18の開
度を決定し、回転速度設定レバー22を蝶ネジ28等で
固定して設定される。
度設定レバー22を操作してスロットルバルブ18の開
度を決定し、回転速度設定レバー22を蝶ネジ28等で
固定して設定される。
【0026】汎用エンジン1の運転時に、クランクシャ
フト11に掛かる負荷が減少し、クランクシャフト11
の回転速度が設定速度よりも上昇すると、図5に示すよ
うにガバナギヤ24内のウエイトレバー25が遠心方向
に回動し、ウエイトレバー25のアーム25aがスライ
ダ26を押圧してスライダ26がリターンシャフト17
を回動させ、ガバナレバー14はスロットルバルブ18
を閉じる方向Aに回動し、汎用エンジン1の回転速度を
下降させる。
フト11に掛かる負荷が減少し、クランクシャフト11
の回転速度が設定速度よりも上昇すると、図5に示すよ
うにガバナギヤ24内のウエイトレバー25が遠心方向
に回動し、ウエイトレバー25のアーム25aがスライ
ダ26を押圧してスライダ26がリターンシャフト17
を回動させ、ガバナレバー14はスロットルバルブ18
を閉じる方向Aに回動し、汎用エンジン1の回転速度を
下降させる。
【0027】また、逆に負荷が増大してクランクシャフ
ト11の回転速度が設定速度より下降すると、ウエイト
レバー25に掛かる遠心力が減少してウエイトレバー2
5はガバナシャフト23側に戻り、ガバナレバー14が
スロットルバルブ18を開く方向Bに回動して汎用エン
ジン1の回転速度を上昇させる。
ト11の回転速度が設定速度より下降すると、ウエイト
レバー25に掛かる遠心力が減少してウエイトレバー2
5はガバナシャフト23側に戻り、ガバナレバー14が
スロットルバルブ18を開く方向Bに回動して汎用エン
ジン1の回転速度を上昇させる。
【0028】このようにして汎用エンジン1の回転速度
は負荷の大小に拘わらず一定に保たれる。一方、ソレノ
イドバルブ15は汎用エンジン1側に固定され、その作
動部15aがガバナレバー14の中間部分に連結され
る。このソレノイドバルブ15は、汎用エンジン1の運
転中に負荷が掛からなくなった時、この無負荷状態を例
えば電気的に検知し、ガバナスプリング21の力に抗し
てガバナレバー14を引き、スロットルバルブ18を閉
じさせて汎用エンジン1をアイドリング状態にし、エン
ジン騒音の低減および省燃費化を図る。
は負荷の大小に拘わらず一定に保たれる。一方、ソレノ
イドバルブ15は汎用エンジン1側に固定され、その作
動部15aがガバナレバー14の中間部分に連結され
る。このソレノイドバルブ15は、汎用エンジン1の運
転中に負荷が掛からなくなった時、この無負荷状態を例
えば電気的に検知し、ガバナスプリング21の力に抗し
てガバナレバー14を引き、スロットルバルブ18を閉
じさせて汎用エンジン1をアイドリング状態にし、エン
ジン騒音の低減および省燃費化を図る。
【0029】本発明では、前述のようにガバナ装置13
のレバー回動機構16をクランクケース2と蓋部12と
がなす空間の内部の最も蓋部12寄りの上方隅角部に位
置するように蓋部12の内面に取り付けている。また、
ガバナレバー14の回動軸となるリターンシャフト17
を、レバー回動機構16の回動軸となるガバナシャフト
23の設置位置を挟んでクランクシャフト11の反対側
に配置している。
のレバー回動機構16をクランクケース2と蓋部12と
がなす空間の内部の最も蓋部12寄りの上方隅角部に位
置するように蓋部12の内面に取り付けている。また、
ガバナレバー14の回動軸となるリターンシャフト17
を、レバー回動機構16の回動軸となるガバナシャフト
23の設置位置を挟んでクランクシャフト11の反対側
に配置している。
【0030】このようにすれば、クランクケース2から
蓋部12を取り外すと同時にレバー回動機構16をクラ
ンクケース2から取り出すことができるため、レバー回
動機構16の分解、組立を伴うようなメインテナンスを
行い易くなり、メインテナンス性を著しく向上させるこ
とができる。しかも、クランクケース2内において最も
蓋部12寄りの上方隅角部に位置するレバー回動機構1
6が、クランクケース2内に設置される他の機器類にレ
イアウト的な制約を与えにくいため、汎用エンジン1の
設計性を向上させることができる。
蓋部12を取り外すと同時にレバー回動機構16をクラ
ンクケース2から取り出すことができるため、レバー回
動機構16の分解、組立を伴うようなメインテナンスを
行い易くなり、メインテナンス性を著しく向上させるこ
とができる。しかも、クランクケース2内において最も
蓋部12寄りの上方隅角部に位置するレバー回動機構1
6が、クランクケース2内に設置される他の機器類にレ
イアウト的な制約を与えにくいため、汎用エンジン1の
設計性を向上させることができる。
【0031】さらに、リターンシャフト17がどのよう
に回動してもクランクシャフト11に衝突する恐れがな
いため、クランクケース2内に回動規制用のストッパ等
を設ける必要がなく、クランクケース2の形状複雑化を
防止できる。
に回動してもクランクシャフト11に衝突する恐れがな
いため、クランクケース2内に回動規制用のストッパ等
を設ける必要がなく、クランクケース2の形状複雑化を
防止できる。
【0032】また、リターンシャフト17がクランクケ
ース2上面の隅角部に位置しているため、ここに固定さ
れるガバナレバー14は汎用エンジン1の中心部から離
れた手の届き易い部位に配置され、ガバナレバー14の
調整や修理の際に燃料タンク7を取り外す手間がいらな
い。
ース2上面の隅角部に位置しているため、ここに固定さ
れるガバナレバー14は汎用エンジン1の中心部から離
れた手の届き易い部位に配置され、ガバナレバー14の
調整や修理の際に燃料タンク7を取り外す手間がいらな
い。
【0033】さらに本発明では、ソレノイドバルブ15
を汎用エンジン1の主要構成部品であるクランクケース
2と燃料タンク7との間に設置し、汎用エンジン1の平
面輪郭内の外方に位置させるとともに、ソレノイドバル
ブ15の作動部15aを汎用エンジン1の中心部側に向
けている。
を汎用エンジン1の主要構成部品であるクランクケース
2と燃料タンク7との間に設置し、汎用エンジン1の平
面輪郭内の外方に位置させるとともに、ソレノイドバル
ブ15の作動部15aを汎用エンジン1の中心部側に向
けている。
【0034】これによってソレノイドバルブ15は、ガ
バナレバー14と同様に手の届き易い場所に位置しなが
らも外方に露出せず、作動部15aが異物に接触した
り、作動部15aに塵や水分などが付着する恐れがな
く、円滑に作動できる。
バナレバー14と同様に手の届き易い場所に位置しなが
らも外方に露出せず、作動部15aが異物に接触した
り、作動部15aに塵や水分などが付着する恐れがな
く、円滑に作動できる。
【0035】また、ガバナロッド19およびガバナスプ
リング21は、汎用エンジン1の主要構成部品であるフ
ァンカバー5と燃料タンク7とエアクリーナ8との間に
配設されており、異物との接触による故障が防止され、
スムーズに作動する。
リング21は、汎用エンジン1の主要構成部品であるフ
ァンカバー5と燃料タンク7とエアクリーナ8との間に
配設されており、異物との接触による故障が防止され、
スムーズに作動する。
【0036】このように構成されたガバナ装置13によ
れば、クランクケース2の形状をシンプルに保って汎用
エンジン1の軽量化や低コスト化に貢献するとともに、
各部のメインテナンス性を向上させ、かつ故障を少なく
して汎用エンジン1の信頼性を高めることができる。
れば、クランクケース2の形状をシンプルに保って汎用
エンジン1の軽量化や低コスト化に貢献するとともに、
各部のメインテナンス性を向上させ、かつ故障を少なく
して汎用エンジン1の信頼性を高めることができる。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る汎用
エンジンのガバナ装置は、クランクケースの側部に取り
外し可能な蓋部が設けられて上記クランクケースと蓋部
とにかけてクランクシャフトが軸支された汎用エンジン
に設置されるものであって、上記クランクシャフトの回
転速度に応じてスロットルバルブを連動させ、負荷の大
小に拘らず上記クランクシャフトの回転速度を一定に保
つガバナレバーと、このガバナレバーをリターンシャフ
ト回りに回動変位させるレバー回動機構と、汎用エンジ
ンの無負荷時にガバナレバーをアイドリング位置に操作
するソレノイドバルブとを備えた汎用エンジンのガバナ
装置において、上記レバー回動機構を、クランクケース
と蓋部とがなす空間の内部の最も蓋部寄りの上方隅角部
に位置するように蓋部の内面に取り付け、前記蓋部の取
り外しに付随してレバー回動機構をクランクケースから
取り出し可能に構成するとともに、上記リターンシャフ
トをレバー回動機構の回動軸となるガバナシャフトを挟
んでクランクシャフトの反対側に配置したことを特徴と
するものである。
エンジンのガバナ装置は、クランクケースの側部に取り
外し可能な蓋部が設けられて上記クランクケースと蓋部
とにかけてクランクシャフトが軸支された汎用エンジン
に設置されるものであって、上記クランクシャフトの回
転速度に応じてスロットルバルブを連動させ、負荷の大
小に拘らず上記クランクシャフトの回転速度を一定に保
つガバナレバーと、このガバナレバーをリターンシャフ
ト回りに回動変位させるレバー回動機構と、汎用エンジ
ンの無負荷時にガバナレバーをアイドリング位置に操作
するソレノイドバルブとを備えた汎用エンジンのガバナ
装置において、上記レバー回動機構を、クランクケース
と蓋部とがなす空間の内部の最も蓋部寄りの上方隅角部
に位置するように蓋部の内面に取り付け、前記蓋部の取
り外しに付随してレバー回動機構をクランクケースから
取り出し可能に構成するとともに、上記リターンシャフ
トをレバー回動機構の回動軸となるガバナシャフトを挟
んでクランクシャフトの反対側に配置したことを特徴と
するものである。
【0038】したがって、レバー回動機構をクランクケ
ースの内部から取り外し易くしてメインテナンス性を向
上させると同時に、レバー回動機構による他の機器類へ
のレイアウト的な制約を少なくして汎用エンジンの設計
性を向上させることができる。また、リターンシャフト
がクランクシャフトに衝突する懸念がなくなるため、ク
ランクケース内にリターンシャフト回動規制用のストッ
パを設ける必要をなくしてクランクケースの構造をシン
プルにすることができる。しかも、リターンシャフトが
クランクケース上面の隅角部に位置するため、ここに固
定されるガバナレバーにも手が届き易く、調整および修
理が行い易い。
ースの内部から取り外し易くしてメインテナンス性を向
上させると同時に、レバー回動機構による他の機器類へ
のレイアウト的な制約を少なくして汎用エンジンの設計
性を向上させることができる。また、リターンシャフト
がクランクシャフトに衝突する懸念がなくなるため、ク
ランクケース内にリターンシャフト回動規制用のストッ
パを設ける必要をなくしてクランクケースの構造をシン
プルにすることができる。しかも、リターンシャフトが
クランクケース上面の隅角部に位置するため、ここに固
定されるガバナレバーにも手が届き易く、調整および修
理が行い易い。
【0039】また、ソレノイドバルブを汎用エンジンの
主要構成部品間に設置し、汎用エンジンの平面輪郭内の
外方に位置させるとともに、ソレノイドバルブの作動部
を汎用エンジンの中心部に向けたので、ソレノイドバル
ブの脱着や調整が容易であるとともに、ソレノイドバル
ブの作動部が異物との接触や塵、水分の付着などから保
護され、円滑な作動ができる。
主要構成部品間に設置し、汎用エンジンの平面輪郭内の
外方に位置させるとともに、ソレノイドバルブの作動部
を汎用エンジンの中心部に向けたので、ソレノイドバル
ブの脱着や調整が容易であるとともに、ソレノイドバル
ブの作動部が異物との接触や塵、水分の付着などから保
護され、円滑な作動ができる。
【0040】さらに、ガバナレバーとスロットルバルブ
とを連結するガバナロッドと、スロットルバルブを開く
方向にガバナレバーをばね付勢させるガバナスプリング
とを汎用エンジンの主要構成部品間に配設したので、異
物との接触による故障を防止して汎用エンジンの信頼性
を高めることができる。
とを連結するガバナロッドと、スロットルバルブを開く
方向にガバナレバーをばね付勢させるガバナスプリング
とを汎用エンジンの主要構成部品間に配設したので、異
物との接触による故障を防止して汎用エンジンの信頼性
を高めることができる。
【図1】本発明に係るガバナ装置を備えた汎用エンジン
の右側面図。
の右側面図。
【図2】汎用エンジンのクランクケース内部構造を示す
平断面図。
平断面図。
【図3】本発明の一実施例を示す、汎用エンジンの平面
図。
図。
【図4】図1のIV矢視図。
【図5】ガバナ装置の作動を示す図。
1 汎用エンジン 2 クランクケース 4 キャブレタ 5 ファンカバー 7 燃料タンク 8 エアクリーナ 9 排気マフラ 11 クランクシャフト 12 クランクケースの蓋部 13 ガバナ装置 14 ガバナレバー 15 ソレノイドバルブ 15a ソレノイドバルブの作動部 16 レバー回動機構 17 リターンシャフト 18 スロットルバルブ 19 ガバナロッド 21 ガバナスプリング 22 回転速度設定レバー 23 ガバナシャフト 28 蝶ネジ
Claims (3)
- 【請求項1】 クランクケースの側部に取り外し可能な
蓋部が設けられて上記クランクケースと蓋部とにかけて
汎用エンジンのクランクシャフトが軸支され、上記クラ
ンクシャフトの回転速度に応じてスロットルバルブを連
動させ、負荷の大小に拘らず上記クランクシャフトの回
転速度を一定に保つガバナレバーと、このガバナレバー
をクランクケースに軸支されたリターンシャフト回りに
回動変位させるレバー回動機構と、汎用エンジンの無負
荷時にガバナレバーをアイドリング位置に操作するソレ
ノイドバルブとを備えた汎用エンジンのガバナ装置にお
いて、上記レバー回動機構を、クランクケースと蓋部と
がなす空間の内部の最も蓋部寄りの上方隅角部に位置す
るように、蓋部の内面に取り付け、前記蓋部の取り外し
に付随してレバー回動機構をクランクケースから取り出
し可能に構成するとともに、上記リターンシャフトをレ
バー回動機構の回動軸となるガバナシャフトを挟んでク
ランクシャフトの反対側に配置したことを特徴とする汎
用エンジンのガバナ装置。 - 【請求項2】 前記ソレノイドバルブを汎用エンジンの
主要構成部品間に設置し、汎用エンジンの平面輪郭内の
外方に位置させるとともに、ソレノイドバルブの作動部
を汎用エンジンの中心部側に向けた、請求項1に記載の
汎用エンジンのガバナ装置。 - 【請求項3】 前記ガバナレバーとスロットルバルブと
を連結するガバナロッドと、スロットルバルブを開く方
向にガバナレバーをばね付勢させるガバナスプリングと
を、汎用エンジンの主要構成部品間に配設した、請求項
1に記載の汎用エンジンのガバナ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25802291A JP3306882B2 (ja) | 1991-10-04 | 1991-10-04 | 汎用エンジンのガバナ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25802291A JP3306882B2 (ja) | 1991-10-04 | 1991-10-04 | 汎用エンジンのガバナ装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0599000A JPH0599000A (ja) | 1993-04-20 |
| JP3306882B2 true JP3306882B2 (ja) | 2002-07-24 |
Family
ID=17314445
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25802291A Expired - Fee Related JP3306882B2 (ja) | 1991-10-04 | 1991-10-04 | 汎用エンジンのガバナ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3306882B2 (ja) |
-
1991
- 1991-10-04 JP JP25802291A patent/JP3306882B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0599000A (ja) | 1993-04-20 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |