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JP3306966B2 - ガイドローラの振れ測定方法及びその装置 - Google Patents
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JP3306966B2 - ガイドローラの振れ測定方法及びその装置 - Google Patents

ガイドローラの振れ測定方法及びその装置

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JP3306966B2
JP3306966B2 JP05308493A JP5308493A JP3306966B2 JP 3306966 B2 JP3306966 B2 JP 3306966B2 JP 05308493 A JP05308493 A JP 05308493A JP 5308493 A JP5308493 A JP 5308493A JP 3306966 B2 JP3306966 B2 JP 3306966B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ビデオテープレコーダ
やDAT等の磁気記録・再生装置における磁気テープ等
の移送に用いられるガイドローラの振れ測定方法及びそ
の装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ビデオテープレコーダやDAT等
の磁気記録・再生装置では、磁気テープをガイドするた
めに、例えば、図7に示すテープガイドが設けられてい
る。このテープガイドは、磁気記録・再生装置のフレー
ム側に固定されるベース2に特定の角度で傾斜させたガ
イドローラ4、6が立設されており、移送される磁気テ
ープはガイドローラ4のローラ8に掛け回されて所定方
向に移送される。
【0003】ガイドローラ4は、図8に示すように、シ
ャフト10の頂部側に上フランジ12、中間部側に下フ
ランジ14が取り付けられ、これら上フランジ12及び
下フランジ14の間のシャフト10上に合成樹脂等で形
成された軸受16を介して円筒状を成すローラ8が取り
付けられたものである。このローラ8は合成樹脂で形成
される場合もある。下フランジ14は、ローラ8側に窪
ませられており、その凹部18内のシャフト10にはベ
ース2への固定手段としてのスクリュウ20が取り付け
られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
ガイドローラ4は、磁気テープの安定走行を支援するた
めの手段であり、滑らかな磁気テープの走行を実現する
には回転振れがないことが必要であるので、その回転振
れが許容限度を越える場合には、不良品として製品から
除く必要がある。
【0005】従来、この回転振れの検査は手作業で行わ
れており、ガイドローラの測定治具への固定、回転ゲー
ジの振れを視覚的に読み取り、その振れの大きさから良
品、不良品の判定を経た後、良品と不良品を仕分けする
各工程を一人の作業者が行っていた。このような作業
は、作業工数が多く、作業能率が悪いばかりか、判定及
び仕分け作業の過誤が製品品質に影響を与えるおそれが
ある。
【0006】この種のガイドローラの回転振れは、ガイ
ドローラ4の回転部材の寸法精度の悪化、バリ等の異物
に起因する。回転部材の寸法精度は加工精度等に依存す
るので、製品段階で解消することはできないが、ばり等
の異物は製品の最終的な加工ないし出荷段階で除去でき
るものである。
【0007】そこで、本発明は、ガイドローラの回転振
れ測定精度を高め、測定効率の向上を図ったガイドロー
ラの振れ測定方法及びその装置を提供することを目的と
する。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のガイドローラの
振れ測定方法は、図1に例示されるように、シャフト
(10)に上フランジ(12)と下フランジ(14)と
を取り付けるとともに、上フランジと下フランジとの間
に磁気テープを案内する円筒状のローラ(8)を回転可
能に設けたガイドローラの振れ測定方法であって、前記
シャフトを保持するとともに、前記ローラに一定の張力
を以て回転するベルト(52)を押し当てて回転を付与
し、回転する前記ローラのローラ面に測定子(例えば、
測定子26、28)を当て、この測定子の変位を電気信
号のレベルに変換し、前記ガイドローラの回転振れを測
定することを特徴とする。 また、本発明のガイドローラ
の振れ測定方法は、図1に例示されるように、シャフト
(10)に上フランジ(12)と下フランジ(14)と
を取り付けるとともに、上フランジと下フランジとの間
に磁気テープを案内する円筒状のローラ(8)を回転可
能に設けたガイドローラの振れ測定方法であって、前記
シャフトを保持するとともに、前記ローラに一定の張力
を以て回転するベルト(52)を押し当てて回転を付与
し、回転する前記ローラの上部側、下部側の一方又は双
方のローラ面に測定子(例えば、測定子26、28)を
当て、この測定子の変位を電気信号のレベルに変換し、
そのレベル差によって前記ガイドローラの回転振れを測
定することを特徴とする。
【0009】また、本発明のガイドローラの振れ測定装
置は、図1に例示されるように、シャフト(10)に上
フランジ(12)と下フランジ(14)とを取り付ける
とともに、上フランジと下フランジとの間に磁気テープ
を案内する円筒状のローラ(8)を回転可能に設けたガ
イドローラの振れ測定装置であって、前記シャフトを保
持する保持手段(チャック装置22)と、一定の張力を
以て回転するベルト(52)を備え、このベルトを前記
ローラに押し当てて回転を付与する回転付与手段(回転
付与機構24)と、回転する前記ローラのローラ面に接
触させて変位を検出する測定子(26、28)と、前記
測定子の変位を電気信号のレベルに変換する変換手段
(変換部36、38)とを備えたことを特徴とする。
【0010】
【作用】シャフトに上フランジと下フランジとを取り付
けるとともに、上フランジと下フランジとの間に磁気テ
ープを案内する円筒状のローラを回転可能に設けたガイ
ドローラにおいて、ローラの振れは、その回転中心に対
してローラの周面の偏心回転であり、特に、上部側と下
部側の振れの差が磁気テープの安定走行に影響する。そ
こで、本発明のガイドローラの振れ測定方法では、ガイ
ドローラを実際に回転させ、そのローラの上部側、下部
側のローラ面の一方又は双方に測定子を接触させること
で、回転振れを直線方向の変位として検出するととも
に、その振れの大きさを電気信号のレベルで検出し、ガ
イドローラの回転振れを測定することができる。そし
て、そのレベル差からガイドローラの回転振れを測定
ることもできる。
【0011】また、このガイドローラの振れ測定装置で
は、ローラのローラ面に回転するベルトを当てて強制的
な回転を与える。回転するローラのローラ面には測定子
が当てられ、ローラの回転振れは測定子に直線方向の機
械的な変位を与える。この変位は、変換手段に加えられ
て電気信号に変換され、その大きさは電気信号のレベル
変化として現れる。したがって、ガイドローラの回転振
れは、その実動時と同様の状態を実現して電気的に測定
することができる。
【0012】
【実施例】以下、本発明を図面に示した実施例を参照し
て詳細に説明する。
【0013】図1は、本発明のガイドローラの振れ測定
方法及びその装置の実施例を示している。検査すべきガ
イドローラ4は、そのシャフト10を以て保持手段であ
るチャック装置22に把持されて直立状態に設定されて
いる。即ち、このガイドローラ4は、ローラ8が回転可
能に設定され、そのローラ8には回転付与機構24を以
て例えば、矢印Nの方向又は反対方向に一定の回転が与
えられる。
【0014】ガイドローラ4の回転振れを測定する部位
として最も回転振れが大きくなる部分である上フランジ
12及び下フランジ14側のローラ8のローラ面が測定
部位として設定されている。上フランジ12側の部位に
は第1の測定子26、下フランジ14側の部位には第2
の測定子28が設けられ、各測定子26、28の先端部
が各部位のローラ面に接触している。測定子26、28
の先端部は磨耗を防止するため、球形を成している。
【0015】各測定子26、28は直線状を成す支持部
30、32に固定され、この実施例では、一定の角度を
成して固定ピン34を以て固定されている。即ち、ガイ
ドローラ4の回転振れは、測定子26、28によって直
線方向の変位A、Bに変換され、支持部30、32を水
平方向に移動させることになる。
【0016】そして、支持部30、32の機械的な変位
を電気信号に変換する手段として変換器36、38が設
置されている。変換器36にはコイル40、変換器38
にはコイル42が設置されており、コイル40には支持
部30によって進退移動する鉄心45、コイル42には
支持部32によって進退移動する鉄心46が挿入されて
いる。鉄心45、46は磁石を以て構成してもよい。
【0017】各コイル40、42には、ガイドローラ4
の回転振れによって得られる電気信号のレベル及び両者
の差から回転振れの有無及びその程度を測定し、ガイド
ローラ4の適否を判断する測定・判断手段として処理装
置44が接続されている。この処理装置44は、アナロ
グ測定処理装置やマイクロコンピュータ等のディジタル
処理装置で構成することができる。
【0018】この振れ測定装置を用いた振れ測定方法に
ついて説明すると、チャック装置22に振れ測定をすべ
きガイドローラ4をそのシャフト10を以て固定する。
この固定は、搬送ロボット等の搬送手段を用いて所定位
置に固定する。次に、回転付与機構24を通してローラ
8を定回転させ、測定子26、28の先端をローラ面に
接触させる。ローラ8の回転振れが測定子26、28に
機械的な変位を生じさせ、矢印A、Bで示すように、左
右に移動する。この機械的な変位は、支持部30、32
を通して鉄心45、46に機械的な変位、即ち、コイル
40、42の挿入位置に変換を生じさせ、この移動が電
気信号の変化として処理装置44に加えられる。
【0019】変換器36側に発生する信号をV1 、変換
器38側に発生する信号をV2 とすると、各信号V1
2 は同期状態で発生し、回転振れがある場合は、その
大きさ位置に応じてレベル変化として現れる。特に、偏
心回転している場合には、その振れが規則的にレベル変
化として生じ、そのレベルがV1 、V2 に現れる。これ
らレベル差を取ることで、回転振れの程度を測ることが
でき、そのレベルが許容範囲を越えるとき、そのガイド
ローラを不良品として除くことができる。
【0020】次に、図2ないし図5は、振れ測定装置の
具体的な実施例を示している。この振れ測定装置には、
チッャク装置22にガイドローラ4を強制的に回転させ
る回転付与機構24が設けられている。この回転付与機
構24は、駆動プーリ47及び従動プーリ48、50を
三角形の頂角位置に設置したものであり、各プーリ4
7、48、50にはゴムベルト52が一定の張力を与え
て掛け回されている。この場合、駆動プーリ46には、
回転駆動手段であるモータ54の回転軸がギヤ機構等を
介して連結されて一定の回転が与えられる。
【0021】各プーリ47、48、50は、フレーム5
6上に設置された進退可能なスライド板58に配置され
ており、このスライド板58は振れ測定時に矢印Cで示
すように、加圧手段を通してガイドローラ4側に進出
し、その待機時には後退させられる。そして、スライド
板58を支持するフレーム56上には、ガイドローラ4
の上下部の振れを測定する測定機構として測定子26、
28が設置されている。
【0022】したがって、回転振れの測定時には、図5
の(A)に示すように、ガイドローラ4のローラ8の表
面に回転しているゴムベルト52が押し付けられること
により、ガイドローラ4は、一方向に強制的に回転させ
られる。そして、回転しているガイドローラ4のローラ
8の表面に測定子26、28が所定の測定部位に当てら
れる結果、ガイドローラ4の回転振れが測定される。
【0023】図6は、その測定結果の一例を示してい
る。図6において、V1 は上フランジ12側の測定子2
6を以て検出された信号、V2 は下フランジ14側の測
定子28を以て検出された信号である。横軸は時間であ
り、Tはガイドローラ4の1回転分の波形である。横軸
は振れ振幅を表し、その振幅の大小から、この測定結果
では上フランジ12側の回転振れが大きいことが分か
る。スケールの幅は一定であり、そのスケールから振れ
の大きさを読み取ることができる。この結果から、例え
ば、磁気テープの走行スピードとその走行ぶれの大きさ
を推測することが可能である。この測定結果から、許容
範囲を越える振幅を以てガイドローラ4の適否を判別す
ることができる。
【0024】なお、実施例では、一対の測定子26、2
8を以てガイドローラ8の上部側及び下部側のローラ面
の振れを同時に測定しているが、単一の測定子を用いて
各部の振れを測定するようにしてもよく、また、3以上
の測定子を用いて3箇所以上の振れ測定を行なってもよ
い。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のガイドロ
ーラの振れ測定方法によれば、ガイドローラの実動作か
らその回転振れを電気的に測定でき、その測定精度を高
めることができるとともに測定効率を高めることができ
る。
【0026】また、本発明のガイドローラの振れ測定装
置によれば、ガイドローラの製造及び検査工程のライン
上に組み込んで、回転振れの測定を行なうことができ、
手作業による過誤を防止でき、その自動化及び測定精度
を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のガイドローラの振れ測定方法及びその
装置の一実施例を示す図である。
【図2】本発明のガイドローラの振れ測定装置の具体的
な実施例を示す平面図である。
【図3】図2に示したガイドローラの振れ測定装置の正
面図である。
【図4】図2に示したガイドローラの振れ測定装置の側
面図である。
【図5】図2に示したガイドローラの振れ測定装置によ
るガイドローラの回転付与及び振れ測定を示す図であ
る。
【図6】ガイドローラの振れ測定結果を示す図である。
【図7】テープガイドを示す斜視図である。
【図8】ガイドローラを示す縦断面図である。
【符号の説明】
4 ガイドローラ 24 回転付与機構(回転付与手段) 26,28 測定子 36,38 変換器(変換手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−117406(JP,A) 特開 昭59−38959(JP,A) 特開 平3−108152(JP,A) 実開 昭61−173013(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01B 5/00 - 5/30 G01B 21/00 - 21/32 G11B 15/00 G11B 15/60

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シャフトに上フランジと下フランジとを
    取り付けるとともに、上フランジと下フランジとの間に
    磁気テープを案内する円筒状のローラを回転可能に設け
    たガイドローラの振れ測定方法であって、 前記シャフトを保持するとともに、前記ローラに一定の
    張力を以て回転するベルトを押し当てて回転を付与し、
    回転する前記ローラのローラ面に測定子を当て、この測
    定子の変位を電気信号のレベルに変換し、前記ガイドロ
    ーラの回転振れを測定することを特徴とするガイドロー
    ラの振れ測定方法。
  2. 【請求項2】 シャフトに上フランジと下フランジとを
    取り付けるとともに、上フランジと下フランジとの間に
    磁気テープを案内する円筒状のローラを回転可能に設け
    たガイドローラの振れ測定方法であって、 前記シャフトを保持するとともに、前記ローラに一定の
    張力を以て回転するベルトを押し当てて回転を付与し、
    回転する前記ローラの上部側、下部側の一方又は双方の
    ローラ面に 測定子を当て、この測定子の変位を電気信号
    のレベルに変換し、そのレベル差によって前記ガイドロ
    ーラの回転振れを測定することを特徴とするガイドロー
    ラの振れ測定方法。
  3. 【請求項3】 シャフトに上フランジと下フランジとを
    取り付けるとともに、上フランジと下フランジとの間に
    磁気テープを案内する円筒状のローラを回転可能に設け
    たガイドローラの振れ測定装置であって、 前記シャフトを保持する保持手段と、 一定の張力を以て回転するベルトを備え、このベルトを
    前記ローラに押し当てて回転を付与する 回転付与手段
    と、回転する前記ローラのローラ面に接触させて変位を検出
    する 測定子と、前記 測定子の変位を電気信号のレベルに変換する変換手
    段と、 を備えたことを特徴とするガイドローラの振れ測定装
    置。
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