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JP3307766B2 - 車両用ウインチ - Google Patents
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JP3307766B2 - 車両用ウインチ - Google Patents

車両用ウインチ

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JP3307766B2
JP3307766B2 JP07805794A JP7805794A JP3307766B2 JP 3307766 B2 JP3307766 B2 JP 3307766B2 JP 07805794 A JP07805794 A JP 07805794A JP 7805794 A JP7805794 A JP 7805794A JP 3307766 B2 JP3307766 B2 JP 3307766B2
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drum
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、車両の前後に装着さ
れるウインチに関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば図7に示すオフロード用四輪駆動
車においては、ウインチ61がフロントのバンパ62の
内側に配設されている。このウインチ61は、車体に固
定した取付ブラケット63にドラム64が、図示しない
駆動機構により正逆可能に回転可能に支持されている。
また、このドラム64の前方において左右及び上下の各
一対のガイドローラ65a,65bを有するローラブラ
ケット65が取付ブラケット63に固定して支持されて
いる。そして、図示しない駆動機構によってドラム64
が回転されると、このドラム64に巻き付けられた牽引
ワイヤ66が、ガイドローラ65a,65bによって囲
まれる空間から前方へ繰り出され又はドラム64に巻き
取られるようになっている。
【0003】左右に一対のガイドローラ65aは、縦方
向に設けられており、また、上下一対のガイドローラ6
5bは、ガイドローラ65aよりもバンパ62に近い位
置に設けられて、それぞれ牽引ワイヤ66によって自由
回転するようになっている。このため、両二対のガイド
ローラ65a,65bによって、前方から視てドラム6
4を中心として方形をなして配置され、ドラム64から
繰り出される牽引ワイヤ66は、これらのガイドローラ
65a,65bで囲まれた方形空間内から、バンパ62
に形成したバンパ孔62aを通って前方へ引き出され
る。これにより、牽引ワイヤ66の引き出し方向が上下
左右のいずれかに大きく振れている場合であっても、ガ
イドローラ65a,65bのいずれかにガイドされて、
バンパ62のバンパ孔62aの口縁と干渉することな
く、ドラム64に対して常に略直交する方向に巻き取り
がなされるようにされている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ここで、ガイドローラ
65a,65bを設けているために、ウインチ61は前
後方向に長くなり、このため、ウインチ61を装着しな
い車両に比べてその車両全長が長くなってしまう。特
に、ウインチ61を車両の前部に設ける場合には、図7
に示すようにラジエータ68が配設されているために、
後方へ配設することには限界があり、車両が長くならざ
るを得なかった。このように、ウインチ61を装備しな
い車両に較べて、ウインチ61を装備することによっ
て、車両が長くなってしまうために、車両の全長によっ
て定められている法令の適用が異なったり、駐車スペー
スが大きくなるなどの課題がある。
【0005】そこで、請求項1の発明では、通常はロー
ラブラケットを取付ない状態とできるように着脱可能と
し、牽引作業を行う場合にのみローラブラケットを取付
けることにした。また、請求項2の発明では、請求項1
の発明においてローラブラケットを着脱可能としたこと
に伴い、ローラブラケットの取付けが不十分な状態で牽
引作業が行われないようにした。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明では、車
体の前部又は後部に固定された取付ブラケットと、この
取付ブラケットに取り付けられたドラムと、このドラム
から引き出される牽引ワイヤをガイドするガイドローラ
とを備えたウインチにおいて、前記取付ブラケットの外
面には、前記ドラムと対応するバンパ孔を有するバンパ
を固定し、前記ガイドローラをローラブラケットに設け
るとともに、このローラブラケットを、前記パンパの外
面に対して前記パンパ孔を覆うように且つ取外し可能に
取付けている構成とした。請求項2の発明では、請求項
1の発明に加えて、車体へ取付ピンを係合することによ
りローラブラケットを取付け、この取付けられた取付ピ
ンによりオン作動する検知スイッチを車体に設けてい
る。
【0007】
【作用及び発明の効果】請求項1の発明においては、ウ
インチを使用する際には、ローラブラケットを車体に装
着する。これにより、ウインチを使用しない通常の状態
では、車両を短い状態としておくことができる。
【0008】請求項2の発明においては、取付ピンによ
りローラブラケットを車体に取付ける。この際、取付け
られた取付ピンにより検知スイッチがオン作動して、取
付けられたことを検知する。これにより取付の不十分な
ままに牽引作業の行われることが防止される。
【0009】
【実施例】<実施例1> 以下、この発明を具体化した実施例1を図1〜図4を参
照して説明する。図1に示すように、車両前部のラジエ
ータ1の前方には、車体に固定した取付ブラケット2が
設けられ、この取付ブラケット2に牽引ワイヤ3が巻き
付けられたドラム4が、図示しない駆動機構により正逆
可能に回転可能に取付固定されている。また、この取付
ブラケット2の前面には、フロントバンパ5が取付固定
され、このフロントバンパ5のドラム4と対応する中央
部位には、バンパ孔6が形成されている。
【0010】このバンパ孔6の孔縁を覆って、ローラブ
ラケット10が取付けられている。このローラブラケッ
ト10は、図2に示すように、横長の方形をなすフレー
ム11からなり、このフレーム11の左右には、取付ブ
ラケット2に取り付けるための取付孔12を形成した取
付片13が設けられ、図3に示すように、取付ピンとし
ての取付ボルト14と取付ナット15との螺着とによっ
てフロントバンパ5に設けた挿通孔5aを通して取付ブ
ラケット2に取付けられている。また、このフレーム1
1の内側には、その上下に一対のガイドローラ16が略
水平に並列して回転自由に取付けられている。また、こ
のガイドローラ16よりも前方位置の左右には一対のガ
イドローラ17が略垂直に並列して回転自由に取付けら
れており、この両一対のガイドローラ16,17によっ
て、前方から見て方形に配置され、これらのガイドロー
ラ16,17によってワイヤ引出口18が形成されてい
る。この構成とされたこの実施例1のウインチを使用す
るときには、ドラム4に巻き付けられている牽引ワイヤ
3をワイヤ引出口18から前方に繰り出して、牽引する
対象物にその先端を掛けて牽引可能とされている。一
方、ウインチを使用しないときは、牽引ワイヤ3をドラ
ム4に完全に巻取り可能とされ、取付ボルト14を取り
外して、ローラブラケット10を取付ブラケット2から
取り外し可能とされている。そして、ローラブラケット
10を取付けていない際には、取付ボルト14と取付ナ
ット15により、取付ブラケット2にカバー19を取付
けて、バンパ孔6を被覆可能とされている(図4参
照)。なお、この取付ボルト14の頭部14aを車輪取
付用の図示しないボルトの頭部と共通化しておけば、一
本のホイールレンチにより取付ボルト14の取付け作業
を容易に行なうことができる。
【0011】また、図3に示すように、取付ボルト14
を取付ける部位の取付ブラケット2には、その後面にス
イッチブラケット20が固定され、これに取付ボルト1
4の進出位置に対向して検知スイッチ21が設けられて
いる。この検知スイッチ21は、例えばリミットスイッ
チやマイクロスイッチを用いたものであって、ドラム4
を駆動する駆動機構の回路に接続されており、この検知
スイッチ21がオン状態の際にはドラム4を駆動回転可
能とされ、オフ状態ではドラム4の回転駆動を不能とさ
れている。そして、取付ボルト14の先端が取付ナット
15からさらに螺進して、十分に締め付けられた所定の
取付位置まで進出すると、この取付ボルト14の先端が
検知スイッチ21の検知ピン21aを押圧して、検知ス
イッチ21をオン状態になるようにされている。
【0012】次に、この実施例1の作用について説明す
る。ウインチを使用しない通常状態では、ローラブラケ
ット10が取り外されており、フロントバンパ5の前面
のワイヤ引出口18をカバー19によって塞がれた図4
の状態にされている。これにより、ローラブラケット1
0を装着した場合に比較して、前方への突出量が長さL
だけ短い状態になっている。また、カバー19により覆
うことによって、外観を美しくするとともに、フロント
バンパ5内に異物が進入することを防止して、ドラム4
や牽引ワイヤ3を保護している。
【0013】そして、ウインチを使用する際には、まず
フロントバンパ5からカバー19を取り外し、ローラブ
ラケット10の取付片13を取付ブラケット2に取付ボ
ルト14及び取付ナット15を螺合することによって取
付固定する。この際、取付ボルト14を締め付けてロー
ラブラケット10を十分に固定する状態に至ると、この
先端が検知スイッチ21の検知ピン21aを押圧して、
検知スイッチ21がオン状態となる。これにより、ドラ
ム4が駆動回転可能な状態になる。このため、ウインチ
のスイッチ操作を行うことにより、ドラム4を回転して
牽引ワイヤ3の繰り出し、牽引を行なうことができるよ
うになる。
【0014】なお、ローラブラケット10の装着が不十
分な場合には、検知スイッチ21がオン状態となってい
ないために、ウインチのスイッチ操作を行ってもドラム
4は回転しない。これにより、ローラブラケット10が
不十分な取付状態でウインチが作動するということが防
止される。これにより、取付状態が不十分なままでウイ
ンチが起動されることに起因する故障などを防止するこ
とができる。
【0015】牽引作業を行なう際には、その牽引方向に
よって、ガイドローラ16又はガイドローラ17のいず
れかによって牽引ワイヤ3がガイドされ、ドラム4に対
してほぼ直交する方向から巻き取られる。
【0016】上述したように、この実施例1では、ウイ
ンチを使用するときだけ、ローラブラケット10を取付
ける構成としているので、ウインチを使用しない通常状
態では、車体の長さを短くすることができる。
【0017】<実施例2>次に、この発明の実施例2を
図5及び図6を参照して説明する。実施例2のウインチ
は、実施例1と比較してローラブラケットの着脱をさら
に容易なものにしたものであって、その主要部を共通に
するため、共通部分の説明を省略又は同一符号により説
明し、主に相違する部位について説明する。
【0018】ローラブラケット40は横長の方形をなす
フレーム41と、この外周にフランジ43が形成されて
いる。このフランジ43は、下側及び左右両側の嵌合片
43aと上側の取付片43bとから形成されている。こ
の上側の取付片43bの中央には、後述する取付ピン4
4を取付ける取付孔42が設けられている。
【0019】また、フロントバンパ35には、バンパ孔
36が設けられている。そしてこのフロントバンパ35
の前面に保持枠50が、フロントバンパ35を挟着し
て、取付ブラケット2に図示しない取付ボルトによって
取付固定されている。この保持枠50は、バンパ孔36
の下縁及び左右両側縁に沿う略U字状に形成されてい
て、上方からこの保持枠50内に嵌合片43aを挿入可
能とされている。また、このフロントバンパ35の上部
には挿通孔35aが、ローラブラケット40の取付孔4
2と連通するように設けられている。フロントバンパ3
5の内側には、実施例1と同様に、スイッチブラケット
20が設けられ、取付ピン44の進出位置に対向して検
知スイッチ21が設けられている。また、このスイッチ
ブラケット20内には、板バネからなる弾性挟持片51
が設けられて、取付ピン44を挟持可能とされている。
【0020】取付ピン44には、軸部44aの一端に取
付孔42の外面側の孔縁に当接する頭部44bが設けら
れるとともに、先側に弾性挟持片51により挟持される
挟持部44cが形成され、さらに先端面が前述した検知
スイッチ21を押圧する押圧部44dとされている。
【0021】このように構成された実施例2において、
ウインチを使用する際には、ローラブラケット30の嵌
合片43aをフロントバンパ35の前面上方から保持枠
50内に嵌め入れる。これにより、ローラブラケット3
0はフロントバンパ35の所定の取付位置に位置決めさ
れて保持される。そして、取付ピン44を取付孔42か
ら押し込むと、取付ピン44は、その挟持部44cが弾
性挟持片によって挟着される。これにより、ローラブラ
ケット30は上方への抜け出すことも防止されて、保持
枠50によって取付けられる。また、この際取付ピン4
4の押圧部44dが検知スイッチ21を作動してオン状
態として検知信号が出力される。
【0022】ウインチの使用後は、図示しない牽引ワイ
ヤ3をドラム4に巻き取った上で、取付ピン44を弾性
挟持片51の弾力に抗して引き抜けば、ローラブラケッ
ト40を上方へ取り外すことができる。
【0023】このように、この実施例2においても、実
施例1と同様に、ウインチを使用しない際には、ローラ
ブラケット30を外しておくことができ、ローラブラケ
ット40の取付長さだけ車両の長さ短いものとすること
ができる。また、検知スイッチ21によって、取付ピン
44の取付不良や取付忘れに基づく取付状態が不十分な
ままでウインチが起動されることが防止されるので、こ
れに起因する故障などを防止することができる。特に、
実施例2では、フロントバンパ35の前面に保持枠50
を設け、この保持枠50にローラブラケット30の嵌合
片43aを挿入して保持するとともに、取付ピン44を
取付孔42内に差し込むことによって、取付作業を行な
うことができる構成としているので、ローラブラケット
30の取付作業を容易にすることができる。なお、ウイ
ンチを使用しない通常状態においては、バンパ孔36に
図示しないカバーをローラブラケット30と同様にして
取付けることができる。
【0024】この発明は上述した実施例1又は実施例2
に限定されるものではなく、例えば次のように実施する
こともできる。
【0025】(1)実施例1及び実施例2では、ウイン
チがフロントバンパに内蔵されたタイプのものについて
説明したが、この発明を、ドラムをバンパーの前面に突
出させて設けるタイプのものや、ドラムをバンパーの上
面に載置して設けるタイプのものにも適用することがで
きる。
【0026】(2)ローラブラケットに設けた二対のガ
イドローラ16,17については、ガイドローラ16と
ガイドローラ17の前後の取付位置を逆にした構成とし
てもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1の断面図
【図2】ローラブラケットの分離斜視図
【図3】ローラブラケットの取付構造を示す断面図
【図4】ローラブラケットを取り外した状態の断面図
【図5】実施例2のローラブラケットを外した状態の断
面図
【図6】断面図
【図7】従来のウインチを示す断面図
【符号の説明】
3…牽引ワイヤ 4…ドラム 16…ガイドローラ 17…ガイドローラ 21…検知スイッチ 40…ローラブラケット 44…取付ピン(取付ボルト)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B66D 1/54 - 1/82

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体の前部又は後部に固定された取付ブ
    ラケットと、この取付ブラケットに取り付けられたドラ
    ムと、このドラムから引き出される牽引ワイヤをガイド
    するガイドローラとを備えたウインチにおいて、前記取付ブラケットの外面には、前記ドラムと対応する
    バンパ孔を有するバンパを固定し、 前記ガイドローラを
    ローラブラケットに設けるとともに、このローラブラケ
    ットを、前記パンパの外面に対して前記パンパ孔を覆う
    ように且つ取外し可能に取付けていることを特徴とする
    車両用ウインチ。
  2. 【請求項2】 車体へ取付ピンを係合することによりロ
    ーラブラケットを取付け、この取付けられた取付ピンに
    よりオン作動する検知スイッチを車体に設けていること
    を特徴とする請求項1記載の車両用ウインチ。
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