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JP3308690B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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JP3308690B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP3308690B2
JP3308690B2 JP33123893A JP33123893A JP3308690B2 JP 3308690 B2 JP3308690 B2 JP 3308690B2 JP 33123893 A JP33123893 A JP 33123893A JP 33123893 A JP33123893 A JP 33123893A JP 3308690 B2 JP3308690 B2 JP 3308690B2
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勝 日比野
健一郎 脇
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、電子写真法あ
るいは静電記録法等により形成された静電潜像を現像す
る画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、フルカラー化、システム化に伴っ
て複写機、プリンタのデジタル化が進んでいる。例え
ば、レーザー光を走査し、このレーザー光のON、OF
Fにより感光ドラム上に潜像を形成して所望の画像を記
録するレーザービームプリンタ等の装置が広く知られる
ようになってきている。その代表的な用途は文字、図形
等の二値記録である。その点、文字、図形等の記録は、
中間調を必要としないので、プリンタ構造も簡単にでき
る。ところで、このような二値記録方式であっても中間
調形成できるプリンタがある。かかるプリンタとしては
ディザ法、濃度パターン法等を採用したものが良く知ら
れている。しかし周知のごとく、ディザ法、濃度パター
ン法を採用したプリンタでは、高解像が得られない。そ
こで近年、高記録密度を低下させずに、各画素におい
て、中間調画素を形成する方法が提案されている。これ
はレーザービームを画像信号でパルス幅(PWM)変調
することにより、中間調形成を行うもので、この方式に
よれば、高解像度かつ高階調性の画像を形成できる。
【0003】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながら、従
来例のようなディジタル化された複写機により画像を出
力したところ、反射濃度にして0.3以下のハーフトー
ン領域において、がさつきが生じてしまった。このがさ
つきは、文字原稿等においてはあまり発生せず、写真画
像等の濃度の薄い領域にて発生した。
【0004】そこで、がさつきの発生原因について検討
を行ったところ以下のことがわかった。通常ドット潜像
によりハイライト部の潜像を形成する場合、ミクロに見
ると感光体上の潜像は、アナログ潜像のようなブロード
な潜像ではなく局所的な潜像となっている。更により低
濃度を再現しようとすると、感光体の膜厚の影響から潜
像がなまり図6の様に最大コントラストV0 が徐々に小
さくなってしまう。例えば、反射濃度0.2程度の画像
を再現しようとすると、その時の潜像のV0 は、150
〜200V程度となってしまう。また、反転現像の場
合、かぶりを取るために非画像部の表面電位は、現像バ
イアスのDC成分よりも100〜200V高く設定され
ているため、V0 が150〜200の場合の現像バイア
スのDC成分との電位差Vcontは、0〜50V程度
のなってしまう。この、Vcontが0〜50Vという
のは、トナーが感光体側につくかスリーブ側につくか非
常に不安定なコントラストである。そのために、2成分
現像剤によって上記潜像を現像する際、磁気ブラシの接
触状態が現像効率に大きく清磁気ブラシの穂のムラに対
応したドットの欠落等によるがさつきが発生しやすくな
るのである。
【0005】本発明は、上述した従来例の欠点に鑑みて
なされたものであり、その目的とするところは、磁気ブ
ラシ密度は密な状態となり、かつ該最小記録面積(S)
に相当する同度データ(Ms)より淡い濃度データ(O
〜Ms)は使用されないため、前記ハイライト部におけ
る濃度ムラが発生しにくくなり、全濃度領域において良
好なハーフトーン画像が得られる画像形成装置を提供す
る点にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決し、
目的を達成するため、本発明にかかる画像形成装置は、
非磁性トナーと磁性キャリアを含む現像剤を支持し、入
力された濃度データに基づいて感光体上に形成された多
値潜像を現像する現像部へ搬送する現像剤支持手段と、
前記現像剤支持手段上の磁気ブラシを前記現像部にて穂
立たせる現像主極を備え磁界を発生する磁界発生手段
と、を有する現像装置において、前記現像主極のピーク
の磁界の強さを印加した時の、磁性キャリアの磁化の強
さは100emu/cm 以下であり、各画素の最小記
録面積をS、非磁性トナーの体積平均粒径をrとする
と、S>10r が成立することを特徴とする
【0007】
【作用】かかる構成によれば、ハイライト部における濃
度ムラが発生しにくくなり、全濃度領域において良好な
ハーフトーン画像が得られるようになる
【0008】
【実施例】以下に添付図面を参照して、本発明に係る好
適な実施例を詳細に説明する。 <第1の実施例>まず、本実施例の概要について説明す
る。ドット潜像を現像する場合、アナログ潜像の比べて
シャープである反面、局所的な潜像となるために、磁気
ブラシの穂に対応したムラ(ドットの欠落)画より発生
しやすくなる。よって、ドット潜像を現像する際には、
より磁気ブラシの穂の状態が密であることが望まれる。
【0009】そこで本実施例では、磁性キャリアとして
像担持体と現像剤支持手段の最近接部の磁界発生手段の
磁極のピークの磁界の強さを印加した時に、1立方セン
チメートル当たり100emu以下の磁化の強さを有
し、かつ各画素の最小記録面積(S)を該トナーの体積
平均粒径(r)に対して、S>10r2 、とすることに
より磁気ブラシ密度は密な状態となり、かつ該最小記録
面積(S)に相当する同度データ(Ms)より淡い濃度
データ(O〜Ms)は使用されないため、前記ハイライ
ト部における濃度ムラが発生しにくくなり、全濃度領域
において良好なハーフトーン画像が得られる様になる。
【0010】図1は本発明の第1の実施例による画像形
成装置の構成を示す側断面図である。まず、原稿台10
上に原稿Gを複写すべき面を下側にしてセットする。次
にコピーボタンを押すことにより複写が開始される。原
稿照射用ランプ、短焦点レンズアレイ、CCDセンサー
が画一体のユニット9となって原稿を照射しながら操作
することにより、その照明走査光の原後面反射光が、短
焦点レンズアレイによって結像されてCCDセンサに入
射される。CCDセンサは受光部、転送部、出力部より
構成されている。CCD受光部において光信号が電気信
号に変えられ、転送部でクロックパルスに同期して順次
出力部へ転送され、出力部において電化信号を電圧信号
に変換し、増幅、低インピーダンス化して出力する。こ
のようにして得られたアナログ信号を周知の画像処理を
行ってディジタル信号に変換してプリンタ部に送られ
る。プリンタ部においては、上記の画像信号を受けて以
下の用にして静電潜像を形成する。感光ドラム1は、中
心支軸を中心に所定の周速度で回転駆動され、その回転
過程に帯電器3により正極性または負極性の一様な帯電
処理を受け、その一様帯電面に画像信号の対応してO
N、OFF発光される固体レーザー素子103の光を高
速で回転する回転多面鏡104によって走査することに
より感光ドラム1面には、原稿画像に対応した静電潜像
が順次に形成され図3は、前記の装置において、レーザ
ー光を走査するレーザー走査部100の概略構成を示す
図である。このレーザー走査部100によりレーザー光
を走査する場合には、まず入力された画像信号に基づき
発光信号発生器101により、固体レーザー素子102
を所定タイミングで明滅させる。そして固体レーザー素
子102から放射されたレーザー光は、コリメーターレ
ンズ系103により略平行な光束に変換され、更に矢印
b方向に回転する回転多面鏡104により矢印c方向に
走査されると共にfθレンズ群105a、105b、1
05c、により感光ドラムなどの非走査面106上には
画像一走査分の露光分布が形成され、更に各走査毎に非
走査面106を前記走査方向とは垂直に所定量だけスク
ロールさせれば、該非走査面106上に画像信号に応じ
た露光分布が得られる。
【0011】本実施例においては、レーザーPWM方式
(パルス幅変調)を用いて、1画素の面積階調による多
値記録を行ったため、PWM方式について簡単に説明す
る。図4はパルス幅階調回路の一例を示す回路ブロック
図、図5はパルス幅変調回路の動作を示すタイミングチ
ャートである。図4において、401は8ビットのデジ
タル画像信号をラッチするTTL(transisitor transi
stor logic)ラッチ回路、402はTTL論理レベルを
高速ECL(emitter coupled logic )論理レベルに変
換するレベル変換器、403はECL論理レベルをアナ
ログ信号に変換するA/Dコンバータである。404は
PWM信号を発生するECLコンパレータ、405はE
CL論理レベルをTTL論理レベルに変換するレベル変
換器、406はクロック信号2fを発信するクロック発
振器、407はクロック信号2fに同期して略理想的三
角波信号を発生する三角波発生器、408はクロック信
号2fを1/2分周して画像クロック信号fを作成して
いる1/2分周期である。これによりクロック信号2f
は画像クロック信号fの2倍の周期を有していることと
なる。なお、回路を高速動作させるために、随所にEC
L論理回路を配している。
【0012】かかる構成からなる回路動作を、図5のタ
イミングチャートを参照して説明する。信号aはクロッ
ク信号2f、信号bは画像クロック信号fを示してお
り、図示のごとく画像信号と関係付けてある。また、三
角波407内部においても、三角波信号のデューティー
比を50%に保つため、クロック信号2fを一旦1/2
分周して三角波信号cを発生させている。更に、この三
角波信号cはECLレベル(0〜−1V)に変換されて
三角波信号dになる。
【0013】一方、画像信号は00h(白)〜FFh
(黒)まで256階調レベルで変化する。尚、記号’
h’は16進数表示を示している。そして画像信号eは
いくつかの画像信号値についてそれらをD/A変換した
ECL電圧レベルを示している。たとえば、第1画素は
黒画素レベルのFFh、第2画素は中間調レベルの80
h、第3画素は中間調レベルの40h、第4画素は中間
調レベルの20hの各電圧を示している。コンパレータ
404は三角波信号dと画像信号eを比較することによ
り、形成すべき画素濃度に応じたパルス幅T、t2、t
3、t4、などのPWM信号を発生する。そしてこのP
WM信号は、0V又は5VのTTLレベルに変換されて
PWM信号fになりレーザードライバ回路500に入力
される。
【0014】このようにして得られたPWM信号値に対
応して1画素あたりの露光時間を変化させることにより
1画素で256階調を得ることが可能となる。図2中、
11は現像スリーブ、12は現像スリーブ内に固定配置
されたマグネットローラ、13、14は撹拌スクリュ
ー、15は現像剤を現像スリーブ表面に薄層形成するた
めに配置された規制ブレード、16は現像容器である。
ここで前記静電潜像を、上記現像装置を用いて2成分磁
気ブラシ法により顕像化する現像工程と現像剤に循環系
について以下説明する。まず、現像スリーブ11の回転
に伴いN2極で汲み上げられた現像剤は、S2極→N1
極と搬送させる過程において、現像スリーブ11に大し
て垂直に配置された規制ブレード15によって規制さ
れ、現像スリーブ11上に薄層形成される。ここで薄層
形成された現像剤が、現像主極S1極に搬送されてくる
と磁気力によって穂立ちが形成される。この穂状に形成
された現像剤によって前記静電潜像を現像し、その後N
3極、N2極の反発磁界によって現像スリーブ11上の
現像剤は、現像容器16内に戻される。
【0015】現像スリーブ11には図示しない電源から
直流バイアス及び交流バイアスが印加され、本実施例で
は交流成分としてVpp=2000V,f=2000H
zが印加されている。一般に2成分現像法においては交
流バイアスを印加すると現像効率が増し、画像は高品位
になるため、本実施例においては、交流バイアスの印加
による画像品位の向上も実現させている。
【0016】現像剤は8μmの非磁性トナーと50μm
の磁性キャリアを用い、磁性キャリアは現像主極の磁界
の強さ1000Gを印加したとき1立方センチメートル
当たり100emu以下の磁化の強さを有するものを用
いている。このようにして、感光ドラム1上に形成され
たトナー像は、転写帯電器7によって転写材上に静電転
写される。その後転写材上は、分離帯電器8によって静
電分離されて定着器6へと搬送され、熱定着されて画像
が出力される。
【0017】一方、トナー像転写後の感光ドラム1の面
は、クリーナ5によって転写残りトナーなどの付着汚染
物の除去を受けて繰り返し画像形成に使用される。とこ
ろで本発明に用いられる構成の現像装置において前記し
たような現像主極S1のピークの磁界の強さを印加した
ときの(図では1000Gのとき)体積当たりの磁化の
強さσdを様々ふった磁性キャリアを用いて検討したと
ころ、図7に示すようにσdが増加すると穂の密度は粗
くなることがわかった。磁性キャリアの磁気特性測定に
は理研電子株式会社の直流磁化B−H特性自動記録装置
BHH−50を用いている。
【0018】
【表1】
【0019】表1に示すように穂の密度は5本/mm2
以上あればガサツキない良好な画像が得られ7本/mm
2 以上あれば更に良好な画像が得られる。このガサツキ
感というのは人間の目の視覚特性に大きく依存するもの
で、前記した穂の密度以上になれば、それによって発生
する画像上のノイズ成分はほとんど感じ取れなくなって
くる。
【0020】これは、人間の目の視覚限界によってい
る。図9は、空間周波数υ(line/mm)と認識可
能なレベル数L(濃度差)を示している。濃度差Lを次
式(1)で示す。
【0021】
【数1】
【0022】一般にガサツキが目立ちやすい画像濃度
(反射濃度)0.2〜0.3のハイライト部分における
濃度の振れ幅は約0.02程度であり、図9から、空間
周波数が約2.3(lime/mm)よりも高い場合に
は、上記の程度の濃度変動については人間の目では認識
されにくく、空間周波数が約2.7(line/mm)
よりも高い場合にはほとんど認識できなくなることがわ
かる。
【0023】つまり磁気ブラシの密度が5.3(本/m
2 )(2.3×2.3=5.3)以上の場合には上記
の理由によりガサツキの周波数成分がより高周波になる
ために人間の目に認識されにくくなるのである。以上の
結果より図7を見ると体積当たりの磁化の強さσdは1
00emu以下であればガサツキのない良好な画像が得
られることがわかる。
【0024】また、このハイライト部に存在する画像の
ノイズ成分を更に詳しく分析してみると、現像部の磁気
ブラシを可能な限り密にしてもガサツキの発生する要因
が存在する。これは磁気ブラシの密度とは相関がなく、
感光体上にトナーにより現像された各画素の面積がある
一定の値よりも小さくなると画素の形成が急激に不安定
になるために発生するものであることがわかった。
【0025】図8にレーザーのPWM法によって画素の
ドット系を変化させたときに、各粒径のトナーによって
現像され、得られる画素の面積のゆらぎを測定したもの
を示している。PWM法の用に画素の面積を変調して階
調を表現する方式では、各画素の面積のゆらぎ量が画素
のノイズ成分と相関があることがわかっている。図8で
は、ゆらぎ量として一定の濃度データを出力したときの
各画素の面積の変動の標準偏差(σ)を、その濃度デー
タでの画素面積の平均(A)で割った値(σ/A)とし
て示している。
【0026】図8から明らかな様に、画素面積が小さく
なればなるほどゆらぎ量が増え、画素形成が不安定にな
っていることが確認される。また、トナー粒径が小さく
なるほどより小さい画素が安定して形成できることがわ
かる。次に図8のノイズ量と人の目に感じるガサツキ感
との相関を調べてみると、画素面積のゆらぎ量が約0.
35以上となると画像がガサツイてくる。
【0027】一般にガサツキが目立ちやすい画像濃度
(反射濃度)0.2〜0.3のハイライト部分におい
て、画素面積のゆらぎ量が0.35以上になると画像濃
度(反射濃度)にして約0.1の濃度変動が発生するこ
とになる。この約0.1の濃度変動が人の目に感じられ
るかは、図9に示される人の目の視覚限界に関係してい
る。
【0028】通常、レーザーPWM法により画像を形成
する場合は、画素の記録密度は人の目の粒状感を与えな
いためにも約150dpi以上の高密度記録が行われ
る。この記録密度は図9に示される空間周波数(υ)に
換算すると約6(line/mm)以上となる。このよ
うな空間周波数の高い領域では認識可能な濃度変動は約
0.1程度となり、図8に示すように画素面積のゆらぎ
量が0.35以上になると画像にガサツキ感が感じられ
る点と良く一致する。
【0029】したがって画像上のガサツキ感をなくして
高品位な画像を得ようとすれば、図8に示されるように
画素面積のゆらぎ量が0.35を越えない範囲で画像形
成を行えば良いことを示している。また、この時のゆら
ぎ量が0.35を越えない最小画素面積(S)は使用す
るトナーの体積平均粒径(r)にほぼ依存しており、以
下の式(2)に示す。
【0030】S=10r2 …(2)
【0031】
【表2】
【0032】表2にトナーの体積平均粒径(r)とその
時の上式の値が示が、図8の結果と良く一致することが
認められる。以上の結果より本発明においては、使用す
るトナーの体積平均粒径(r)に大して、各画素の最小
の最小記録面積(S)を、次式(3)のように、 S>10r2 …(3) とすることで、画像形成に不安な画素面積の領域を使用
しないため、ハイライト部においてもガサツキのない極
めて高品異な画像が得られることになる。
【0033】ところで本実施例において、トナーの体積
分布及び体積平均粒径は、たとえば、下記測定法で測定
されたものを使用する。測定装置としてはコールターカ
ウンターTA−2型(コールター社製)を用い、個数平
均分布、体積平均分布を出力するインターフェイス(日
科機製)及びCX−iパーソナルコンピュータ(キャノ
ン製)を接続し、電解液は1級塩化ナトリウムを用いて
1%NaCl水溶液を調整する。
【0034】測定法としては、前記電解水溶液100〜
150ml中に分散剤として界面活性剤(好ましくはア
ルキルベンゼンスルホン塩酸)を0.1〜5ml加え、
さらに測定試料0.5〜50mgを加える。試料を懸濁
した電解液は、超音波分散機で約1〜3分間分散処理を
行い、前記コールターカウンターTA−2型により、ア
パチャーとして100μmアパチャーを用いて2〜40
μmの粒子の粒度分布を測定した体積分布を求める。
【0035】これら求めた体積分布より、サンプルの体
積平均粒径が得られる。以上説明したように、第1の実
施例によれば、現象スリーブ上に密な磁気ブラシを形成
できかつ該最小記録面積(S)に相当する濃度データ
(Ms)より淡い濃度データ(O〜Ms)は使用されな
いため、前記ハイライト部における濃度ムラが発生しに
くくなり、全濃度領域において良好なハーフトーン画像
が得られるようになる。 <第2の実施例>さて、上述した第1の実施例において
は、画像形成に使用する各画素の最小記録面積を前述し
た式の範囲に設定することで、ハイライト部における画
像ノイズを著しく減少できることを説明したが、本実施
例では、レーザーPWM方式による面積階調表現に対し
て、さらに疑似階調表現の技術を導入することで、より
淡い濃度領域においても均一な画像を再現できるように
したものである。
【0036】画素の最小記録面積(S)は、その画素が
隣接した画素とは孤立して形成される場合には、(例え
ば円形上の孤立ドット等)その孤立した画素の面積を示
し、他方、隣接した画素とお互いにつながり合い線上の
スクリーンを形成する場合には(例えば縦スクリーン
等)、その線上のスクリーンの面積をそのスクリーンを
形成するのに要した画素数で割った面積を示す。
【0037】たとえば、画像濃度データM(0〜25
5)に対して、前述の最小記録面積Sに相当する画像濃
度データMsが決定したとすると、濃度データMsより
も淡い濃度データ(0〜Ms−1)はそのままでは記録
できないことになる。そこで、淡い濃度データ(0〜M
s−1)を特定のしきい値(たとえば1/2Ms)で二
値化処理することで、淡い濃度データ(0〜Ms−1)
が(0orMs)に二値化され、淡い濃度データ(0〜
Ms−1)が表現されることになる。
【0038】また、この時に発生する二値化誤差は、周
辺の画素に分配して濃度を保存させる周知の誤差拡散法
を応用することで、さらに安定で正確な階調表現ができ
ることになる。さて、本発明は、前記2つの実施例に限
定されるものではなく、入力された濃度データに基づ
き、各画素のレーザー発光時間を変調させて感光体上に
多値潜像を形成し、該感光体上の多値潜像を磁性キャリ
アと着色剤を含むトナーからなる2成分現像剤を用いて
静電潜像を現像する画像形成装置であれば、すべてに適
応できる。
【0039】たとえば、複数の現像装置を有する(イエ
ロー、マゼンタ、シアン、ブラックなど)カラー画像形
成装置においては、階調画像が主で要求される画像品位
が高いうえ、さらに形成される画像上に各色現像時のノ
イズ成分が累積されるため、現像時に発生するノイズ成
分を如何に減少するかが大きな課題となっている。従っ
て、この種の画像形成装置に本発明を適応することの効
果は大きなものがある。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
現像部における磁気ブラシの穂を密にし、かつS>10
が成立するように構成されるので、ハイライト部に
おける濃度ムラが発生しにくくなり、全濃度領域におい
て良好なハーフトーン画像が得られるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す画像形成装置のプロセス
図である。
【図2】本発明の実施例に用いた現像装置の図である。
【図3】本発明の実施例に用いたレーザー走査部の該略
図である。
【図4】本発明の実施例に用いたPWM法回路のブロッ
ク図である。
【図5】図4の動作を示すタイミングチャート図であ
る。
【図6】高濃度部及びハイライト部の潜像を模式した表
面電位図である。
【図7】現像磁場が1000ガウスのときの磁化の値と
磁気のブラシの穂の密度の関係である。
【図8】画素面積とノイズ量の関係である。
【図9】人の目の視覚特性を表す図である。
【符号の説明】
1 感光ドラム 2 前露光ランプ 3 1次帯電器 4 現像装置 5 クリーナ 6 定着器 7 転写帯電器 8 分離帯電器 9 原稿スキャンユニット 10 原稿台 11 現像スリーブ 12 マグネットローラ 13 14 撹拌スクリュー 15 規制ブレード 16 現像容器 17 隔壁 18 補給用トナー 19 現像剤 20 補給口 101 発光信号発生器 102 固体レーザ素子 103 コリメーターレンズ系 104 回転多面鏡 105 fθレンズ群 106 被走査面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 啓之 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (56)参考文献 特開 平2−132459(JP,A) 特開 平5−303284(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 15/09

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 非磁性トナーと磁性キャリアを含む現像
    剤を支持し、入力された濃度データに基づいて感光体上
    に形成された多値潜像を現像する現像部へ搬送する現像
    剤支持手段と、前記現像剤支持手段上の磁気ブラシを前
    記現像部にて穂立たせる現像主極を備え磁界を発生する
    磁界発生手段と、を有する現像装置において、 前記現像主極のピークの磁界の強さを印加した時の、磁
    性キャリアの磁化の強さは100emu/cm 以下で
    あり、 各画素の最小記録面積をS、非磁性トナーの体積平均粒
    径をrとすると、S>10r が成立することを特徴と
    する現像装置。
  2. 【請求項2】 請求項1の現像装置を複数有し、前記各
    現像装置に収容された互いに異なる色のトナーを用いて
    カラー画像を形成することを特徴とする画像形成装置
  3. 【請求項3】 前記最小記録面積Sに相当する濃度デー
    タをMs、これよりも淡い濃度データを0〜Msとする
    、0とMsのどちらか一方に二値化処理する二値化手
    段を有することを特徴とする請求項2記載の画像形成装
    置。
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