JP3310100B2 - 歯科用口腔外バキューム装置 - Google Patents
歯科用口腔外バキューム装置Info
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Description
ム装置、より詳細には、歯科治療において、治療中に患
者の口腔から飛散しかつ患者の口腔近傍に浮遊している
唾液、血液、切削粉等の塵埃を吸引して排気する歯科治
療用の口腔外バキューム装置に関する。
室内を効果的に滅菌・消毒するための注意を怠れば、床
ならびに器械、器具の表面あるいは空気中などに、微生
物が多数残存する可能性があり、歯科治療室が、患者か
ら患者へ、患者から術者へ、あるいは術者から患者へ
と、病原微生物を伝播する場所となってしまうおそれが
ある。一方、人の口腔内には種々雑多な微生物が生息し
ているため、歯科治療がきっかけとなって口腔常在微生
物による2次感染が起こる危険性があり、最近では、黄
色葡萄状球菌による院内感染が注目を集めている。その
ため、歯科治療において、最近、術者を浮遊粉塵や細菌
から守るためにバキューム装置を使用して診療中に患者
の口腔から外部へ漏れる浮遊粉塵や細菌を患者の口元で
キャッチすることが提案されている。
いるバキューム装置、無影灯のアーム、或いは、ワーク
テーブルのアーム等を効果的に利用して浮遊粉塵を患者
の口元でキャッチして術者の健康を守ることのできる歯
科治療ユニットの一例を示す図で、周知のように、歯科
ユニット10は、治療椅子1、ワークテーブル2、スピ
ットン3、無影灯4等から成り、更に、例えば、給排水
ボックス5内に各種の制御弁を有し、該制御弁を開閉制
御して例えばスピットン3に排泄される汚物を真空(バ
キューム)吸引するようにしている。
ホース、7は該バキュームホース6の先端部に設けられ
た吸気口、8は無影灯4用の支柱で、該バキュームホー
ス6の図示しない端部はバキュームポンプに接続されて
いる。前記バキュームホース6は無影灯のアーム或いは
ワークテーブルのアーム等に沿って取り付けられてお
り、治療時、無影灯或いはワークテーブルを患者の近く
に引き寄せた時に、吸気口7も一緒に患者の近くに引き
寄せられる。このバキュームホース6はフレキシブルに
構成されており、従って、無影灯アームと一体的に自在
に動き、2重動作を行うことなく、吸気口7を患者の口
元に近づけることができ、これによって、患者の口元に
浮遊する粉塵を効果的に吸引することができる。
位置(倒又は寝位置)とうがい位置(起位置)に制御さ
れ、この倒位置、起位置は患者の身長等に合わせてセッ
ト、記憶(メモリ)され、以降、メモリ(アンドオー
ト)スイッチを押すごとに、自動的にセットされた倒位
置、起位置に制御される。
明するものであり、この無影灯4も前記治療椅子1の起
倒に追従して移動され、治療椅子1が倒位置に制御され
た時は、該治療椅子1の安頭台9の上部近傍に移動され
て患者の口腔内を照明するが、この時、同時に、吸気口
7も患者の口腔近傍に移動され、歯科治療によって生じ
る切削粉等の塵埃を吸引して排出する。治療椅子1が起
位置に戻される時は、無影灯4は先に所定の位置(患者
に当らない位置)に移動されるようになっている。
と、吸気口は無影灯の移動機構を利用して該無影灯と一
体的に移動されるので、該吸気口を移動させるための特
別の機構を必要としない利点があるが、その反面、吸気
口7のみを使用しようとしても、無影灯4が常に一緒に
移動するので、この無影灯が却って邪魔になる時があ
る。例えば、歯科治療中に術者は義歯の切削加工等を行
うことがあるが、このような場合、吸気口7のみ手元に
引き寄せれば、切削粉等を吸引、排出することができ便
利であるが、前記従来技術によると、その際、無影灯4
も一緒に移動されてしまい、無影灯4を再度治療位置に
戻す時に、患者の口腔内を照明する位置に戻さなければ
ならず、その位置調整が大変面倒であった。しかし、吸
気口のみの移動であれば、該吸気口の位置はそれ程正確
さを要求されるものではないため簡単に所望の位置に戻
すことができる。
れたもので、特に、吸気口のみを単独で位置調整可能に
支持し、もって、吸気口の使用をより使用勝手のよいも
のにすることを目的としてなされたものである。
腔位置に自動的にセットできるようにし、もって、術者
が吸気口およびアーム部等の口腔外バキューム装置の本
体部に手指を触れる必要をなくし、院内感染を防止する
ようにすることを目的としてなされたものである。
決するために、(1)患者の口腔近傍に移動自在に配置
される吸気口と、該吸気口を移動自在に支持する専用の
アーム機構とを有し、前記アーム機構が歯科治療椅子の
起倒に連動して移動され、前記歯科治療椅子は、該歯科
治療椅子を自動的に倒位置(治療位置)及び起位置(う
がい位置)にするメモリスイッチを有し、該スイッチが
作動された時に、前記アーム機構が前記スイッチに連動
して駆動され、倒時は、前記治療椅子が倒位置に達した
後に前記吸気口の移動が開始され、起時は、前記治療椅
子の起メモリスイッチが押された時に起動され、該吸気
口が治療椅子の起位置に対応した位置に達した後に治療
椅子の起動作が開始されること、更には、(2)前記吸
気口の吸気動作は、前記治療椅子が倒位置に達して該吸
気口が該倒位置に対応した所定位置に達した後に開始さ
れ、該治療椅子を起位置に戻す前記メモリスイッチがオ
ンされた時に停止されること、更には、(3)前記吸気
口の吸気動作は、歯科治療用インスツルメントの起動、
停止に連動して吸気開始、停止されることを特徴とした
ものである。
れ、歯科治療中に発生する汚液、切削粉等の塵埃を吸引
排出する吸気口を、無影灯の支持機構等を利用すること
なく、吸気口専用の支持機構で支持するようにするとと
もに、吸気口を任意の患者の口腔近傍に自動的にセット
し得るようにし、もって、衛生的でかつ使い勝手のより
よい歯科用口腔外バキューム装置を提供する。
が適用された歯科治療ユニットの一例を説明するための
図で、図中、11は吸気口、12は該吸気口11を移動
自在に支持するアーム機構、13は該アーム機構12を
給排水ボックス5に回転自在に取り付けるための取り付
け部材で、その他、図2に示した従来技術と同様の作用
をする部分には、図2の場合と同一の参照番号が付して
ある。而して、本発明においては、吸気口11用のアー
ム機構12は、無影灯用の支持アーム8とは全く関係な
く、独立して配設され、かつ、該アーム機構12が吸気
口11から吸引される汚染空気を排出するためのダクト
としても使用されるようになっている。なお、取り付け
部材13の下方に延長する排気ダクト14の端部は、床
下等に配設された配管ボックス20等に導かれ、該配管
ボックス内において、オン・オフ制御される電磁弁に接
続され、該電磁弁を介して図示しないバキュームポンプ
に導かれている。
治療位置(寝位置)に倒した時に患者の口腔近傍に位置
されて使用されるものであり、通常は、患者が治療椅子
1に乗り降りする際等の邪魔にならない位置に待避され
ている。治療椅子1を起倒するには、前述のように、メ
モリスイッチを押すことによって所定の位置に起倒する
ようにしているが、この吸気口11も同様にして所定の
位置に移動させるようにするとよい。しかし、この吸気
口11を移動させるのに、吸気口の移動に専用のメモリ
スイッチを設けるものとすれば、そのための操作が増
え、治療作業の効率を阻害する。
の移動を治療椅子1の移動と関連づけて移動させるよう
にしている。すなわち、治療椅子1を治療位置に倒すた
めに、メモリスイッチを押して、該治療椅子1が所定位
置まで倒れると、該治療椅子1の倒動作の終了に続いて
吸気口11が自動的に移動を開始し、患者の口腔付近の
所定位置まで移動して停止するようになっている。この
場合の所定位置の決め方は、前記治療椅子1の倒位置を
決める時に同時に行なわれ、例えば、治療椅子1及び吸
気口11を患者の身長、体形等に合わせて所定位置に調
整し、その状態でメモリ設定スイッチを押すと、倒位置
におけるこれら治療椅子1及び吸気口11の位置が記憶
され、以降、治療椅子1用の倒メモリスイッチを押す
と、該治療椅子1の倒動作に続いて吸気口11が患者の
口腔付近の所望位置に移動される。
する時も、同様にして治療椅子1の起位置の設定と同時
に吸気口11の位置も設定されるが、この場合は、治療
椅子1の起メモリスイッチが押された時に、まず、吸気
口11が所望の起位置まで移動され、その後に治療椅子
1が起される。15,16は、吸気口11を支持アーム
12の関節部に設けられたピストン・シリンダーで、こ
れらピストン・シリンダー15,16を作動させること
により、吸気口アーム機構12を矢印A及びB方向に移
動させ、これによって、吸気口11を治療椅子1の移動
に連動して所望の位置へ移動可能にしている。なお、こ
の吸気口11の位置を記憶するには、前記ピストン・シ
リンダー15,16のピストンの移動位置を記憶すれば
よく、この位置を記憶,設定することにより、以降、こ
の位置へ自動的に移動させるようにすることができる。
倒に応じた2位置の間を移動すればよいが、術者が義歯
の加工・調整等を行う時は、手元に引き寄せて使用した
い。そのため、吸気口11のアーム機構12は、支持部
材13に対して矢印C方向に回動自在に取り付けられて
おり、これによって、手動操作にて術者の手元に引き寄
せられるようになっており、加工作業終了後は、手動操
作にて再度患者の口腔付近に戻されるようになってい
る。而して、この場合或いはその他の場合に、吸気口1
1の向きを希望の方向に調整したい場合があるが、その
ような場合を考慮して、吸気口11の取り付け部12a
をフレキシブルチューブ等で構成し、このフレキシブル
チューブ12a部を用いて吸気口11を所望の方向に向
けるようにしたり、吸気口11をユニバーサルジョイン
トを用いてアーム機構(吸気ダクト兼用)12の先端に
取り付けるようにするとよい。
腔付近に位置された後、吸引・排気動作が開始され、治
療中に飛散する汚液,切削粉等が混入した汚染空気を吸
引・排出するが、この吸引・排出動作は、配管ボックス
20内の電磁弁をオン,オフすることによって行われ
る。しかし、この電磁弁のオン,オフ制御を該オン,オ
フ制御専用のスイッチを用いて行っていたのでは、その
操作が面倒くさく、また、作業能率の低下を招く。
吸引動作(電磁弁のオン,オフ動作)をインスツルメン
トのオン,オフによって行って行うようにしている。す
なわち、歯科治療においては、マイクロエンジン,エア
ータービン,スケーラ,シリンジ等、種々のインスツル
メントを使用するが、これらのインスツルメントには、
該インスツルメントを駆動,停止するためのスイッチが
備えられており、或いは、フットスイッチによって制御
されるようになっている。従って、これらのスイッチに
よって吸気口11の吸気動作を制御するようにすれば、
作業中は必ず吸気動作が行われ、かつ、吸気動作のため
の特別のスイッチを設ける必要も、又、操作する必要も
なく、効率的かつ経済的に行うことができる。なお、吸
気口11の吸気動作の制御は、治療椅子1が倒位置に達
した時に開始し、起位置復帰スイッチが押された時に停
止するようにすることも可能であり、更には、これらス
イッチと関係なく専用のスイッチを設けておいてもよい
ことは当然である。
によると、歯科治療中に患者の口腔から飛散する汚液,
切削粉等を吸引,排出する吸気口を該吸気口専用のアー
ム機構にて支持するようにしたので、該吸気口の移動が
簡単になり、施術の作業効率を上げることができる。ま
た、吸気口の吸気動作の制御をインスツルメントの起動
スイッチによって行うようにしたので、治療作業中に確
実に吸引,排気動作を行うことができ、しかも、特別の
スイッチを操作する必要がないので、作業効率を向上さ
せることができる。更には、吸気口を任意の患者の口腔
位置に自動的にセットできるため、術者は吸気口および
アーム部等の口腔外バキューム装置の本体部に手指を触
れる必要がなく、従って、院内感染等防止につながり、
機能面に加え、衛生面でも優れている。
れた歯科ユニットの一例を説明するための図である。
図である。
4…無影灯、5…給排水ボックス、6…排気チューブ、
7…吸気口、8…支持アーム、9…安頭台、10…歯科
ユニット、11…吸気口、12…吸気口支持アーム機
構、13…アーム支持部材、14…排気ダクト、15,
16…ピストン・シリンダー、20…配管ボックス。
Claims (3)
- 【請求項1】 患者の口腔近傍に移動自在に配置される
吸気口と、該吸気口を移動自在に支持する専用のアーム
機構とを有し、前記アーム機構が歯科治療椅子の起倒に
連動して移動される歯科用口腔外バキューム装置におい
て、前記歯科治療椅子は、該歯科治療椅子を自動的に倒
位置(治療位置)及び起位置(うがい位置)にするメモ
リスイッチを有し、該スイッチが作動された時に、前記
アーム機構が前記スイッチに連動して駆動され、倒時
は、前記治療椅子が倒位置に達した後に前記吸気口の移
動が開始され、起時は、前記治療椅子の起メモリスイッ
チが押された時に起動され、該吸気口が治療椅子の起位
置に対応した位置に達した後に治療椅子の起動作が開始
されることを特徴とする歯科用口腔外バキューム装置。 - 【請求項2】 前記吸気口の吸気動作は、前記治療椅子
が倒位置に達して該吸気口が該倒位置に対応した所定位
置に達した後に開始され、該治療椅子を起位置に戻す前
記メモリスイッチがオンされた時に停止されることを特
徴とする請求項1記載の歯科用口腔外バキューム装置。 - 【請求項3】 前記吸気口の吸気動作は、歯科治療用イ
ンスツルメントの起動、停止に連動して吸気開始、停止
されることを特徴とする請求項1記載の歯科用口腔外バ
キューム装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7032294A JP3310100B2 (ja) | 1994-04-08 | 1994-04-08 | 歯科用口腔外バキューム装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7032294A JP3310100B2 (ja) | 1994-04-08 | 1994-04-08 | 歯科用口腔外バキューム装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07275274A JPH07275274A (ja) | 1995-10-24 |
| JP3310100B2 true JP3310100B2 (ja) | 2002-07-29 |
Family
ID=13428103
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7032294A Expired - Fee Related JP3310100B2 (ja) | 1994-04-08 | 1994-04-08 | 歯科用口腔外バキューム装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3310100B2 (ja) |
-
1994
- 1994-04-08 JP JP7032294A patent/JP3310100B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH07275274A (ja) | 1995-10-24 |
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