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JP3316331B2 - マイクロスコープ - Google Patents
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JP3316331B2 - マイクロスコープ - Google Patents

マイクロスコープ

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JP3316331B2
JP3316331B2 JP03050795A JP3050795A JP3316331B2 JP 3316331 B2 JP3316331 B2 JP 3316331B2 JP 03050795 A JP03050795 A JP 03050795A JP 3050795 A JP3050795 A JP 3050795A JP 3316331 B2 JP3316331 B2 JP 3316331B2
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lens
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halogen lamp
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microscope
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、観察対象となる微小な
被写体に接触または近接させて使用され、被写体にラン
プ光を照射し、CCDカメラで撮影した映像をモニター
画面により観察できるようにレンズを通して拡大するよ
うに構成されたマイクロスコープに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のマイクロスコープとし
て、例えば実開平5−6984号公報に開示されている
ように、固体撮像素子としてCCD、CCDの画像信号
を処理する制御回路基板および被写体を照射するための
光源を一体化して本体ケースに内装した形態の拡大観察
装置(マイクロスコープ)が知られている。
【0003】通常マイクロスコープでは、手で持って使
用するため、小型で扱いやすいことが望まれる。そのた
め、被写体を照射するための光源として、小型で光量の
大きなハロゲンランプを用い、照度可変用ボリューム等
で照度を可変させて使用することが多い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ハロゲンラ
ンプは使用していくにつれて劣化し、照度が低下してい
き、寿命となる。しかしながら、従来のマイクロスコー
プでは、以下に示す原因があるため、ハロゲンランプの
寿命がくるのが早まるという問題があり、ハロゲンラン
プの交換時期が早まる。
【0005】すなわち、ハロゲンランプは、駆動する電
圧が高いほど寿命時間が短くなる。ところが、使用する
レンズの倍率が違えば、レンズのF数が異なり必要照度
が異なり、ハロゲンランプを駆動する電圧も異なる。高
倍率レンズでは、高い照度が必要になり、高い電圧でハ
ロゲンランプを駆動することになるが、低倍率レンズで
は、低い照度でもよく、低い電圧でハロゲンランプを駆
動することになる。しかしながら、通常は使用する最高
倍率レンズの必要照度に合わせてハロゲンランプは高い
電圧に固定して駆動されているため、使用するレンズに
応じた最適な電圧でハロゲンランプを駆動できず、ハロ
ゲンランプの寿命時間が短くなってしまう。
【0006】なお、使用時間の経過とともに照度が低下
するのを防ぐ方法として、特開平4−30105号公報
において、光量を一定化する方法が提案されている。し
かし、この方法では、使用するレンズの明るさについて
は全く考慮されておらず、根本的な解決方法ではない。
【0007】そこで、本発明は、上記に鑑み、使用レン
ズの種類を考慮することによってハロゲンランプの寿命
がくるのを遅くすることができるマイクロスコープの提
供を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明による課題解決手
段は、マイクロスコープ本体1に、固体撮像素子4a、
その制御回路4bおよび被写体照明用ハロゲンランプ9
が一体的に内装され、レンズ18を通して拡大された被
写体を固体撮像素子4aにより撮影するマイクロスコー
プにおいて、使用するレンズ18の倍率あるいはF数に
応じてハロゲンランプ9の出力を設定する設定手段31
が設けられ、レンズ18の種類を識別して使用レンズ1
8の倍率あるいはF数に応じた照度となるようにハロゲ
ンランプ9の駆動電圧値を設定するものである。
【0009】
【作用】上記課題解決手段において、使用するレンズ1
8の種類を識別して、その倍率あるいはF数に対応した
照度が得られるようにハロゲンランプ9の駆動電圧値を
設定する。この駆動電圧値でハロゲンランプ9を駆動す
ることによって、レンズ18に応じた最適な状態でハロ
ゲンランプ9は駆動されることになり、必要な照度が得
られるとともにハロゲンランプ9の寿命がくるのも遅く
なる。
【0010】
【実施例】本実施例のマイクロスコープを図2,3に示
す。マイクロスコープは、マイクロスコープ本体1と制
御装置2とから構成されており、マイクロスコープ本体
1は、図2の如く、合成樹脂製の本体ケース3に、固体
撮像素子(CCD)4aおよびその制御回路基板4bと
からなるCCDカメラ4、被写体照明用光源としてのハ
ロゲンランプユニット5、および冷却ファン6が一体的
に内装されたものである。本体ケース3は手で持ちやす
い形状とされ、制御装置2とは図示しない可撓性のケー
ブルによって接続されている。
【0011】CCD4aは、本体ケース3の軸心に沿っ
て配設され、制御回路基板4b上に設けられた映像信号
処理部7を介してモニターテレビ8にケーブルによって
接続されている。ハロゲンランプユニット5は、ハロゲ
ンランプ9、防熱フィルター10、集光レンズ11、お
よび光ファイバー12をその順序で本体ケース3の後端
3bから前方に同軸に配置してなり、本体ケース3の上
半分に配設されている。また、このような配置関係によ
り、ハロゲンランプ9の上面は本体ケース3の天面3a
と近接対向している。冷却ファン6は、プロペラファン
からなり、制御回路4bのプリント基板を冷却するとと
もにハロゲンランプ9から発生する熱を排気口13から
外部へ排出するために設けられたもので、本体ケース3
の後端部3bでハロゲンランプ9の斜め後方部位に配設
されている。なお、図2中、14は吸入口、15はカバ
ー、16は整流板である。
【0012】また、本体ケース3の前側には中空状のレ
ンズマウントユニット17が固定され、その先端にレン
ズ18が内嵌され螺合されている。さらに、レンズ18
の前方にフォーカスキャップ19が設けられ、レンズマ
ウントユニット17に外嵌され螺合されている。レンズ
18の交換は、フォーカスキャップ19を外してからレ
ンズ18を取り外し、別のレンズ18をねじ込むことに
よって行われる。
【0013】レンズマウントユニット17では、中央に
被写体からの反射光が通過する光路が形成され、光路の
周囲に光ファイバー12が挿通され、後端にCCD4a
が装着されている。これによって、光ファイバー12か
らの照明光はフォーカスキャップ19の孔19aを通過
して被写体に到達し、被写体からの反射光がフォーカス
キャップ19の孔19aからレンズ18を経てCCD4
aに達する。
【0014】そして、制御装置2は、図3に示すよう
に、中央制御部であるマイクロコンピュータ20、マイ
クロスコープ本体1からの映像信号を加工するための処
理部である映像出力切替部21、デコーダ22、A/D
変換器23、メモリ24、D/A変換器25、エンコー
ダ26、メモリ制御部27、キャラクタ制御部28で構
成されている。
【0015】マイクロスコープ本体1においては、マイ
クロコンピュータ20からハロゲンランプ9に駆動信号
が出力されることによってハロゲンランプ9が駆動さ
れ、ハロゲンランプ9の光は、防熱フィルター10を介
して集光レンズ11で集光され、光ファイバー12を通
じて被写体を照射する。また、レンズ18を通して拡大
されCCDカメラ4に撮像された被写体の光信号は、映
像信号処理部7を通して映像信号として制御装置2に入
力され、制御装置2で加工され、映像信号としてモニタ
ーテレビ8に出力され、モニターテレビ8に映し出され
る。モニターテレビ8に出力される映像信号には、動画
と静止画の2種類があり、マイクロコンピュータ20が
切り替え制御を行っている。動画では、マイクロスコー
プ本体1からの映像信号がそのままモニターテレビ8に
出力され、静止画では、マイクロスコープ本体1からの
映像信号に対して、デコード(Y/C分離、クロマ信号
により色差信号の生成)、メモリ書き込み・読み出し、
および、エンコード(輝度信号、色差信号よりコンポジ
ットビデオ信号の生成)の各処理を施した上、モニター
テレビ8に出力される。
【0016】ここで、使用するレンズ18の倍率が異な
れば、必要照度が変わる。すなわち、高倍率ほど高い照
度が必要となり、ハロゲンランプ9への駆動電圧値が高
くなり、ハロゲンランプ9の寿命に影響してくる。例え
ば、ハロゲンランプ9として、定格入力端子電圧12
V、定格寿命2000H、入力電圧可変範囲12V±1
0%(10.8〜13.0V)、寿命範囲700(入力
電圧13.0V固定時)〜8000H(入力電圧10.
8V固定時)といった仕様のものを用いたときのハロゲ
ンランプ9の寿命時間特性および照度特性を図5に示
す。
【0017】600倍レンズ使用時は、ハロゲンランプ
9の照度(フォーカスキャップ19先端の照度)として
28000lx必要なため、ハロゲンランプ9への入力
電圧である駆動電圧値として12.57Vに設定され
る。仮に、600倍レンズ固定で使用したとすると、ハ
ロゲンランプ9の寿命時間は1250Hとなる。50倍
レンズ使用時は、ハロゲンランプ9の照度として200
00lx必要なため、ハロゲンランプ9の駆動電圧値と
して11.38Vに設定される。仮に、50倍レンズ固
定で使用したとすると、ハロゲンランプ9の寿命時間は
4250Hとなる。
【0018】このように、50倍から600倍のレンズ
18を各種使用したとき、ハロゲンランプ9の寿命時間
は1250〜4250Hの範囲になる。したがって、6
00倍レンズ18に合わせた駆動電圧値に固定するより
も使用レンズ18に合わせた駆動電圧値にすることによ
り寿命がくるまでの時間を長くすることができる。
【0019】そこで、本実施例のマイクロスコープの制
御装置2には、図1の如く、使用しているレンズ18の
倍率を識別する手段として使用レンズ18を設定する使
用レンズ設定手段30と、ハロゲンランプ9の出力を設
定する手段として使用レンズ18の種類に応じたハロゲ
ンランプ9の必要照度に合わせて駆動電圧値を自動設定
するハロゲンランプ駆動電圧値設定手段31とが設けら
れている。
【0020】使用レンズ設定手段30は、使用者が操作
する使用レンズ選択スイッチ30aからなり、マイクロ
コンピュータ20に接続されており、使用者が使用する
レンズ18の種類に応じて設定するようになっている。
また、ハロゲンランプ駆動電圧値設定手段31として
は、マイクロコンピュータ20およびハロゲンランプ9
の駆動制御を行うハロゲンランプ制御部32からなる。
マイクロコンピュータ20には、レンズ18の倍率に応
じた駆動電圧値であるハロゲンランプへの入力電圧があ
らかじめ設定されており、選択スイッチ30aによって
設定されたレンズ18に対してマイクロコンピュータ2
0内のプログラムコードからハロゲンランプ9の駆動電
圧値を読み出し、ハロゲンランプ制御部32に駆動電圧
値に応じた駆動信号を出力している。
【0021】上記構成において、図4に示すように、使
用者がマイクロスコープの電源を入れると、マイクロコ
ンピュータ20は、使用者が設定した選択スイッチ30
aの使用レンズ18の設定状態を読み取り、使用レンズ
18に応じたハロゲンランプ駆動電圧値をマイクロコン
ピュータ20内のプログラムコードから選択する。例え
ば、600倍レンズ18の設定状態であると読み取った
とき、600倍レンズ18に対応した駆動電圧値を選択
する。ここで、レンズ18が交換されて選択スイッチ3
0aが操作される場合があるので、もう一度選択スイッ
チ30aの設定状態を確認し変更されていれば、それに
応じたハロゲンランプ9の駆動電圧値を選択する。そし
て、選択された駆動電圧値に対応する駆動信号をハロゲ
ンランプ制御部32に出力し、ハロゲンランプ制御部3
2によって使用レンズ18に応じた照度となるようにハ
ロゲンランプ9を駆動する。
【0022】ところで、使用レンズ18が低倍率のもの
になれば、高倍率に比べてハロゲンランプ9の照度が低
下しても十分使用できるので、高い駆動電圧値で駆動す
る必要はなくなる。レンズ18が交換されたかどうか確
認するために、定期的に選択スイッチ30aの設定状態
を読み取り、低倍率のレンズ18に交換され選択スイッ
チ30aが操作された場合にはハロゲンランプ9の駆動
電圧値を低くした駆動信号が出力され、ハロゲンランプ
9は低電圧で駆動される。
【0023】したがって、使用するレンズ18に応じた
最適な駆動電圧値でハロゲンランプ9は駆動され、レン
ズ18に関係なく駆動電圧値を一定にしておく場合に比
べて必要な照度を得つつ寿命がくるまでの時間を延ばす
ことができ、ハロゲンランプ9を頻繁に交換する必要が
なくなる。また、最適な電圧より高い電圧で駆動される
ことがなくなり、無駄な電圧の出力がなく省電力にもな
る。
【0024】また、上記実施例では、使用するレンズ1
8の倍率に応じてハロゲンランプ9の駆動電圧値を設定
したが、レンズ18の倍率が異なると、レンズ18のF
数が異なり、必要照度が変わることより、図6の如く、
レンズ18のF数を識別する使用レンズ設定手段として
使用レンズ18のF数選択スイッチ30bを設けて、使
用レンズ18のF数に応じたハロゲンランプ9の必要照
度に合わせて駆動電圧値を自動設定する。すなわち、F
数の小さいレンズ18を使用するときは、ハロゲンラン
プ9の駆動電圧値を低くし、F数の大きいレンズ18の
場合は駆動電圧値を高くする。これによって、上記と同
じ作用効果を奏する。
【0025】なお、本発明は、上記実施例に限定される
ものではなく、本発明の範囲内で上記実施例に多くの修
正および変更を加え得ることは勿論である。例えば、使
用するレンズを識別する手段として、レンズの種類は使
用者が選択スイッチの操作により設定していたが、レン
ズに倍率あるいはF数に対応した被検出体を設け、マイ
クロスコープ本体側に被検出体を検出する検出器を設
け、レンズをマイクロスコープ本体に装着したとき自動
的にレンズの種類を識別できるようにする。これによっ
て、使用者が選択スイッチを操作する手間が省けるとと
もに、操作忘れも防止でき、確実に使用レンズに応じた
駆動電圧値でハロゲンランプを駆動でき、ハロゲンラン
プが寿命になるまでの時間を延長する効果を高めること
ができる。
【0026】
【発明の効果】以上の説明から明らかな通り、本発明に
よると、使用するレンズを識別して、レンズの倍率ある
いはF数に応じて光源の駆動電圧値を設定することによ
って、レンズに対応した必要な照度が得られ、光源へ無
駄な電圧が出力されることがなくなり、しかも光源が寿
命になるまでの時間を長くすることができ、光源の交換
する回数を低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例のマイクロスコープの機能ブロ
ック図
【図2】マイクロスコープ本体の断面図
【図3】マイクロスコープの制御ブロック図
【図4】ハロゲンランプの駆動電圧値を設定するための
フローチャート
【図5】ハロゲンランプの入力電圧に対する寿命時間お
よび照度の特性図
【図6】他の実施例のマイクロスコープの制御ブロック
【符号の説明】
1 マイクロスコープ本体 2 制御装置 9 ハロゲンランプ 18 レンズ 30a 選択スイッチ 32 ハロゲンランプ制御部

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マイクロスコープ本体に、固体撮像素
    子、その制御回路および被写体照明用光源が一体的に内
    装され、レンズを通して拡大され前記固体撮像素子によ
    り撮像された被写体の映像信号を加工して出力する制御
    装置と、使用するレンズの種類を設定するレンズ設定手
    段とを備え、前記制御装置に、電源入時に前記レンズ設
    定手段の設定状態を読み取って、使用するレンズの種類
    に応じて前記光源の出力を設定する設定手段と、定期的
    に前記レンズ設定手段の設定状態を読み取って、レンズ
    が交換されたかを確認する手段とが設けられ、レンズが
    交換されていた場合に、そのレンズの種類に応じた出力
    を設定することを特徴とするマイクロスコープ。
  2. 【請求項2】 マイクロスコープ本体に、固体撮像素
    子、その制御回路および被写体照明用光源が一体的に内
    装され、レンズを通して拡大され前記固体撮像素子によ
    り撮像された被写体の映像信号を加工して出力する制御
    装置と、使用するレンズの種類を設定するレンズ設定手
    段とを備え、前記制御装置に、電源入時に前記レンズ設
    定手段の設定状態を読み取って、使用するレンズの種類
    に応じて前記光源の出力を設定する設定手段と、設定後
    に再度レンズ設定手段の設定状態を確認する手段とが設
    けられ、レンズが交換されていた場合に、そのレンズの
    種類に応じた出力を設定することを特徴とするマイクロ
    スコープ。
  3. 【請求項3】 レンズ設定手段は、使用レンズの倍率あ
    るいはF数を設定する選択スイッチからなり、該選択ス
    イッチの状態から使用レンズの倍率あるいはF数に応じ
    た照度となるように光源の出力が設定されることを特徴
    とする請求項1または2記載のマイクロスコープ。
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