JP3316587B2 - 外殻先行トンネル工法における鋼殻継手のプレートとその鋳造方法 - Google Patents
外殻先行トンネル工法における鋼殻継手のプレートとその鋳造方法Info
- Publication number
- JP3316587B2 JP3316587B2 JP28918199A JP28918199A JP3316587B2 JP 3316587 B2 JP3316587 B2 JP 3316587B2 JP 28918199 A JP28918199 A JP 28918199A JP 28918199 A JP28918199 A JP 28918199A JP 3316587 B2 JP3316587 B2 JP 3316587B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- washer
- plate
- outer shell
- joint
- steel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Lining And Supports For Tunnels (AREA)
- Connection Of Plates (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、外殻先行トンネル
工法(MMST(Multi-Micro Shield Tunneling)工
法)、すなわち、トンネルの外殻部躯体となる複数の単
体トンネルを先行掘削し、各単体トンネル同士を連結
し、それらの中にコンクリートを打設して外殻部躯体を
構築した後、その内部を掘削してトンネルとする工法に
おいて、隣接する単体トンネルを構成する鋼殻同士を締
結する鋼殻継手のプレートとその鋳造方法に関する。
工法(MMST(Multi-Micro Shield Tunneling)工
法)、すなわち、トンネルの外殻部躯体となる複数の単
体トンネルを先行掘削し、各単体トンネル同士を連結
し、それらの中にコンクリートを打設して外殻部躯体を
構築した後、その内部を掘削してトンネルとする工法に
おいて、隣接する単体トンネルを構成する鋼殻同士を締
結する鋼殻継手のプレートとその鋳造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】外殻先行トンネル工法は、図7〜図11
に示すように、矩形、扁平な小断面の単体シールド機
(図示せず)により、トンネルの外殻部躯体となる複数
の単体トンネル31を適宜に離隔して先行掘削し(図7
参照)、各単体トンネル31の隣接するもの同士を接続
部32を介して連結し(図8参照)、それら各単体トン
ネル31の中にコンクリート33を打設して外殻部躯体
34を構築した後(図9、図10参照)、外殻部躯体3
4の内部の土砂35を掘削して除去し(図10参照)、
しかる後に、外殻部躯体34の内部に内壁、中床版及び
隔壁等の内部部材36を構築してトンネルとする(図1
1参照)工法である。この工法において、単体トンネル
31は、矩形短角筒状(縦2.5m、横7〜7.5m
m、奥行1.2mm)の多数の鋼殻を単体シールド機の
掘進方向へ連結して構成されるものであり、鋼殻37
は、図12、図13に示すように、型鋼からなる矩形ル
ープ状の複数の主桁38を多数の連結プレート39によ
って等間隔で連結し、かつ、コンクリート33の打設時
の型枠を構成するように、外周をスキンプレート40に
よって覆って形成され、単体シールド機のエレクターに
よって自動組立可能な複数のセグメントからなる。図1
2において41は各主桁38に設けた中柱である。そし
て、隣接する単体トンネル31を構成する鋼殻37同士
を連結する接続部32は、図示を省略するが、鋼殻37
同士を鋼殻継手により締結し、締結部周辺に先行山留め
及び止水補助薬注等を施した後、支保工を設置して締結
部間の土砂を除去し、しかる後に、接続部鉄筋を配筋
し、コンクリートを打設して施工されている。一方、鋼
殻継手としては、隣接する鋼殻の位置ずれ(締結部が正
対しない状態)を許容するため、半凹球面状の複数の座
金座及び座金座側を小径となして各座金座の底部に開口
した截頭円錐面状のボルト孔を有し、隣接する鋼殻の締
結部分にそれぞれ溶接接合される矩形平板状のプレート
と、各座金座に摺動可能に係合される半球体状の座金
と、隣接する鋼殻にそれぞれ溶接接合されたプレートの
各座金座に係合した座金及び各ボルト孔に挿通される継
手ボルトと、各継手ボルトの両端部に螺合されるナット
とからなるものが検討されている。
に示すように、矩形、扁平な小断面の単体シールド機
(図示せず)により、トンネルの外殻部躯体となる複数
の単体トンネル31を適宜に離隔して先行掘削し(図7
参照)、各単体トンネル31の隣接するもの同士を接続
部32を介して連結し(図8参照)、それら各単体トン
ネル31の中にコンクリート33を打設して外殻部躯体
34を構築した後(図9、図10参照)、外殻部躯体3
4の内部の土砂35を掘削して除去し(図10参照)、
しかる後に、外殻部躯体34の内部に内壁、中床版及び
隔壁等の内部部材36を構築してトンネルとする(図1
1参照)工法である。この工法において、単体トンネル
31は、矩形短角筒状(縦2.5m、横7〜7.5m
m、奥行1.2mm)の多数の鋼殻を単体シールド機の
掘進方向へ連結して構成されるものであり、鋼殻37
は、図12、図13に示すように、型鋼からなる矩形ル
ープ状の複数の主桁38を多数の連結プレート39によ
って等間隔で連結し、かつ、コンクリート33の打設時
の型枠を構成するように、外周をスキンプレート40に
よって覆って形成され、単体シールド機のエレクターに
よって自動組立可能な複数のセグメントからなる。図1
2において41は各主桁38に設けた中柱である。そし
て、隣接する単体トンネル31を構成する鋼殻37同士
を連結する接続部32は、図示を省略するが、鋼殻37
同士を鋼殻継手により締結し、締結部周辺に先行山留め
及び止水補助薬注等を施した後、支保工を設置して締結
部間の土砂を除去し、しかる後に、接続部鉄筋を配筋
し、コンクリートを打設して施工されている。一方、鋼
殻継手としては、隣接する鋼殻の位置ずれ(締結部が正
対しない状態)を許容するため、半凹球面状の複数の座
金座及び座金座側を小径となして各座金座の底部に開口
した截頭円錐面状のボルト孔を有し、隣接する鋼殻の締
結部分にそれぞれ溶接接合される矩形平板状のプレート
と、各座金座に摺動可能に係合される半球体状の座金
と、隣接する鋼殻にそれぞれ溶接接合されたプレートの
各座金座に係合した座金及び各ボルト孔に挿通される継
手ボルトと、各継手ボルトの両端部に螺合されるナット
とからなるものが検討されている。
【0003】従来、上記鋼殻継手のプレートとしては、
座金とほぼ同等の硬度を有するものが使用されている。
座金とほぼ同等の硬度を有するものが使用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
外殻先行トンネル工法における鋼殻継手のプレートで
は、プレートの硬度が座金の硬度とほぼ同等であるの
で、座金座と座金の球面形状に差異がある場合、締結時
に片当りを生じ、締結後に外力による片当り状態の座金
座と座金の変形によって緩みを生じる不具合がある。そ
こで、本発明は、締結後の緩みのない外殻先行トンネル
工法における鋼殻継手のプレートとその鋳造方法を提供
することを目的とする。
外殻先行トンネル工法における鋼殻継手のプレートで
は、プレートの硬度が座金の硬度とほぼ同等であるの
で、座金座と座金の球面形状に差異がある場合、締結時
に片当りを生じ、締結後に外力による片当り状態の座金
座と座金の変形によって緩みを生じる不具合がある。そ
こで、本発明は、締結後の緩みのない外殻先行トンネル
工法における鋼殻継手のプレートとその鋳造方法を提供
することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明の外殻先行トンネル工法における鋼殻継手の
プレート外殻先行トンネル工法における隣接する単体ト
ンネルを構成する鋼殻同士を半球体状の座金、継手ボル
ト及びナットを介して締結するため、半凹球面状の複数
の座金座及び座金座側を小径になして各座金座の底部に
開口した截頭円錐面状のボルト孔を有し、隣接する鋼殻
の締結部分に接合されるプレートであって、前記少なく
とも座金座の硬度を座金のそれと異ならせたことを特徴
する。又、外殻先行トンネル工法における鋼殻継手のプ
レートの鋳造方法は、外殻先行トンネル工法における隣
接する単体トンネルを構成する鋼殻同士を半球体状の座
金、継手ボルト及びナットを介して締結するため、半凹
球面状の複数の座金座及び座金座側を小径になして各座
金座の底部に開口した截頭円錐面状のボルト孔を有し、
隣接する鋼殻の締結部分に接合されるプレートを鋳造す
る際し、少なくとも各座金座を形成する鋳物砂からなる
中子に砂鉄を混入することを特徴とする。前記砂鉄の混
入量は、5〜40wt%とすることが好ましい。
め、本発明の外殻先行トンネル工法における鋼殻継手の
プレート外殻先行トンネル工法における隣接する単体ト
ンネルを構成する鋼殻同士を半球体状の座金、継手ボル
ト及びナットを介して締結するため、半凹球面状の複数
の座金座及び座金座側を小径になして各座金座の底部に
開口した截頭円錐面状のボルト孔を有し、隣接する鋼殻
の締結部分に接合されるプレートであって、前記少なく
とも座金座の硬度を座金のそれと異ならせたことを特徴
する。又、外殻先行トンネル工法における鋼殻継手のプ
レートの鋳造方法は、外殻先行トンネル工法における隣
接する単体トンネルを構成する鋼殻同士を半球体状の座
金、継手ボルト及びナットを介して締結するため、半凹
球面状の複数の座金座及び座金座側を小径になして各座
金座の底部に開口した截頭円錐面状のボルト孔を有し、
隣接する鋼殻の締結部分に接合されるプレートを鋳造す
る際し、少なくとも各座金座を形成する鋳物砂からなる
中子に砂鉄を混入することを特徴とする。前記砂鉄の混
入量は、5〜40wt%とすることが好ましい。
【0006】プレートの少なくとも座金座の硬度を座金
のそれと異ならせることにより、座金座と座金の球面形
状に差異があったとしても、鋼殻継手による鋼殻同士の
締結時に座金座又は座金のいずれか硬度の低い方が変形
し、両者の片当りが解消する。プレートの少なくとも座
金座の硬度は、座金のそれより高くする(例えば、プレ
ートをHB 230〜280の硬度のSCW480等の鋳
鋼で形成し、かつ、座金をHB 160〜200の硬度の
S25C等の構造用炭素鋼で形成する。)ことが好まし
いが、プレートの少なくとも座金座の硬度を座金のそれ
より低くしてもよい。
のそれと異ならせることにより、座金座と座金の球面形
状に差異があったとしても、鋼殻継手による鋼殻同士の
締結時に座金座又は座金のいずれか硬度の低い方が変形
し、両者の片当りが解消する。プレートの少なくとも座
金座の硬度は、座金のそれより高くする(例えば、プレ
ートをHB 230〜280の硬度のSCW480等の鋳
鋼で形成し、かつ、座金をHB 160〜200の硬度の
S25C等の構造用炭素鋼で形成する。)ことが好まし
いが、プレートの少なくとも座金座の硬度を座金のそれ
より低くしてもよい。
【0007】少なくとも各座金座を形成する鋳物砂から
なる中子に砂鉄を混入することにより、砂鉄が冷し金と
して機能し、中子の周辺部の溶湯の凝固が早くなって組
織が密となる。砂鉄の混入量が、5wt%未満であると、
冷し金として機能しない、一方、40wt%を超えると、
中子として機能しなくなる。好ましい砂鉄の混入量は、
10〜30wt%である。
なる中子に砂鉄を混入することにより、砂鉄が冷し金と
して機能し、中子の周辺部の溶湯の凝固が早くなって組
織が密となる。砂鉄の混入量が、5wt%未満であると、
冷し金として機能しない、一方、40wt%を超えると、
中子として機能しなくなる。好ましい砂鉄の混入量は、
10〜30wt%である。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。図1、図2、図3及び図4
は本発明に係る外殻先行トンネル工法における鋼殻継手
のプレートの実施の形態の一例を示す平面図、図1にお
けるII−II線矢視断面図、図1における III−III 線矢
視断面図及び図1におけるIV−IV線矢視断面図である。
このプレート1は、SCW480等の鋳鋼からなり、矩
形平板状のプレート本体2の片面(図2〜図4において
は上面)に、半凹球面状の複数の座金座3を設け、か
つ、プレート本体2に、片面側、すなわち、座金座3側
を小径となして各座金座3の底部に開口した截頭円錐面
状のボルト孔4を設ける一方、プレート本体2の座金座
3側における後述する鋼殻との接合部分に、直線状を呈
する突縁状の複数の溶接部5を設けると共に、各溶接部
5の基部、すなわち、溶接部5とプレート本体2の接合
部をアール状に形成し、又、プレート本体2の座金座3
側に、各座金座3及びボルト孔4の周辺部を筒状に残
し、かつ、それから直線状に延びるリブ6を形成するよ
うにして肉抜き加工を施して構成され、各座金座3及び
ボルト孔4の周面部の硬度をHB 230〜280とし、
プレート本体2の硬度(HB 160〜200)より高く
している。図中7は溶接部5の端部に形成した開先であ
る。
て図面を参照して説明する。図1、図2、図3及び図4
は本発明に係る外殻先行トンネル工法における鋼殻継手
のプレートの実施の形態の一例を示す平面図、図1にお
けるII−II線矢視断面図、図1における III−III 線矢
視断面図及び図1におけるIV−IV線矢視断面図である。
このプレート1は、SCW480等の鋳鋼からなり、矩
形平板状のプレート本体2の片面(図2〜図4において
は上面)に、半凹球面状の複数の座金座3を設け、か
つ、プレート本体2に、片面側、すなわち、座金座3側
を小径となして各座金座3の底部に開口した截頭円錐面
状のボルト孔4を設ける一方、プレート本体2の座金座
3側における後述する鋼殻との接合部分に、直線状を呈
する突縁状の複数の溶接部5を設けると共に、各溶接部
5の基部、すなわち、溶接部5とプレート本体2の接合
部をアール状に形成し、又、プレート本体2の座金座3
側に、各座金座3及びボルト孔4の周辺部を筒状に残
し、かつ、それから直線状に延びるリブ6を形成するよ
うにして肉抜き加工を施して構成され、各座金座3及び
ボルト孔4の周面部の硬度をHB 230〜280とし、
プレート本体2の硬度(HB 160〜200)より高く
している。図中7は溶接部5の端部に形成した開先であ
る。
【0009】上記プレート1を製造するには、図5に示
すように、鋳物砂からなり、プレート本体2、溶接部5
及びリブ6を形成する砂型8内に、5〜40wt%の砂鉄
を鋳物砂に混入してなり、座金座3及びボルト孔4を形
成する複数の中子9を納置し、SCW480等の鋳鋼と
なる溶湯を注入し、型ばらしを行った後、後加工を施し
て行う。上記鋳造時に、各中子9の周辺部の溶湯が、冷
し金として機能する砂鉄によって冷却され、他の部分よ
り凝固が早くなって組織が密となり、硬度がHB 230
〜280と高くなる。
すように、鋳物砂からなり、プレート本体2、溶接部5
及びリブ6を形成する砂型8内に、5〜40wt%の砂鉄
を鋳物砂に混入してなり、座金座3及びボルト孔4を形
成する複数の中子9を納置し、SCW480等の鋳鋼と
なる溶湯を注入し、型ばらしを行った後、後加工を施し
て行う。上記鋳造時に、各中子9の周辺部の溶湯が、冷
し金として機能する砂鉄によって冷却され、他の部分よ
り凝固が早くなって組織が密となり、硬度がHB 230
〜280と高くなる。
【0010】上述したプレート1、S25C等の構造用
炭素鋼からなる半球体状の座金10、継手ボルト11及
びナット12を備える鋼殻継手13(図6参照)によ
り、単体トンネルを構成すべく、型鋼からなる矩形ルー
プ状の複数の主桁14を多数の連結プレート15によっ
て等間隔で連結すると共に、外殻部躯体とするためのコ
ンクリート打設時の型枠を構成するように、外周をスキ
ンプレート16によって被覆し、かつ、締結部分に複数
のリブ17(図6においては、1枚のみ示す)を設けて
なる矩形短角筒状の鋼殻18同士を締結するには、先
ず、予め、各鋼殻18の締結部分にプレート1をリブ1
7と溶接部5の溶接接合によって接合しておく。この接
合に際し、プレート1に溶接部5が設けられ、かつ、肉
抜き加工によって重量が軽減されているので、溶接接合
作業が容易に行われる。
炭素鋼からなる半球体状の座金10、継手ボルト11及
びナット12を備える鋼殻継手13(図6参照)によ
り、単体トンネルを構成すべく、型鋼からなる矩形ルー
プ状の複数の主桁14を多数の連結プレート15によっ
て等間隔で連結すると共に、外殻部躯体とするためのコ
ンクリート打設時の型枠を構成するように、外周をスキ
ンプレート16によって被覆し、かつ、締結部分に複数
のリブ17(図6においては、1枚のみ示す)を設けて
なる矩形短角筒状の鋼殻18同士を締結するには、先
ず、予め、各鋼殻18の締結部分にプレート1をリブ1
7と溶接部5の溶接接合によって接合しておく。この接
合に際し、プレート1に溶接部5が設けられ、かつ、肉
抜き加工によって重量が軽減されているので、溶接接合
作業が容易に行われる。
【0011】次に、適宜に離隔、隣接して構築された鋼
殻18におけるそれぞれのプレート1の各座金座3に座
金10を係合し、かつ、各座金10及びボルト孔4に継
手ボルト11を挿通した後、各継手ボルト11の両端部
にナット12を螺合して締め込む。この各ナット12の
締め込みに伴って、座金座3と座金10の球面形状に差
異があったとしても、ナット12の締め込みによる締結
力によって硬度の低い座金10(HB 160〜200)
が変形して座金座3となじんで片当りが解消され、締結
後に緩みを生じることがない。
殻18におけるそれぞれのプレート1の各座金座3に座
金10を係合し、かつ、各座金10及びボルト孔4に継
手ボルト11を挿通した後、各継手ボルト11の両端部
にナット12を螺合して締め込む。この各ナット12の
締め込みに伴って、座金座3と座金10の球面形状に差
異があったとしても、ナット12の締め込みによる締結
力によって硬度の低い座金10(HB 160〜200)
が変形して座金座3となじんで片当りが解消され、締結
後に緩みを生じることがない。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の外殻先行
トンネル工法における鋼殻継手のプレートによれば、座
金座と座金の球面形状に差異があったとしても、鋼殻継
手による鋼殻同士の締結時に座金座又は座金のいずれか
硬度の低い方が変形し、両者の片当りが解消するので、
締結後に緩みを生じることがない。又、外殻先行トンネ
ル工法における鋼殻継手のプレートの鋳造方法によれ
ば、少なくとも各座金座を形成する鋳物砂からなる中子
に砂鉄を混入することにより、砂鉄が冷し金として機能
し、中子の周辺部の溶湯の凝固が早くなって組織が密と
なるので、少なくとも各座金の硬度を座金のそれより高
くすることができる。
トンネル工法における鋼殻継手のプレートによれば、座
金座と座金の球面形状に差異があったとしても、鋼殻継
手による鋼殻同士の締結時に座金座又は座金のいずれか
硬度の低い方が変形し、両者の片当りが解消するので、
締結後に緩みを生じることがない。又、外殻先行トンネ
ル工法における鋼殻継手のプレートの鋳造方法によれ
ば、少なくとも各座金座を形成する鋳物砂からなる中子
に砂鉄を混入することにより、砂鉄が冷し金として機能
し、中子の周辺部の溶湯の凝固が早くなって組織が密と
なるので、少なくとも各座金の硬度を座金のそれより高
くすることができる。
【図1】本発明に係る外殻先行トンネル工法における鋼
殻継手のプレートの実施の形態の一例を示す平面図であ
る。
殻継手のプレートの実施の形態の一例を示す平面図であ
る。
【図2】図1におけるII−II線矢視断面図である。
【図3】図1における III−III 線矢視断面図である。
【図4】図1におけるIV−IV線矢視断面図である。
【図5】本発明に係る外殻先行トンネル工法における鋼
殻継手のプレートの鋳造方法の実施の形態の一例を示す
要部の断面図である。
殻継手のプレートの鋳造方法の実施の形態の一例を示す
要部の断面図である。
【図6】本発明に係る外殻先行トンネル工法における鋼
殻継手のプレートを備える鋼殻継手による鋼殻継手部の
断面図である。
殻継手のプレートを備える鋼殻継手による鋼殻継手部の
断面図である。
【図7】外殻先行トンネル工法の第1工程の説明図であ
る。
る。
【図8】外殻先行トンネル工法の第2工程の説明図であ
る。
る。
【図9】外殻先行トンネル工法の第3工程の説明図であ
る。
る。
【図10】外殻先行トンネル工法の第4工程の説明図で
ある。
ある。
【図11】外殻先行トンネル工法の第5工程の説明図で
ある。
ある。
【図12】外殻先行トンネル工法に用いる鋼殻の正面図
である。
である。
【図13】図12におけるXIII−XIII線矢視拡大断面図
である。
である。
1 プレート本体 3 座金座 4 ボルト孔 8 砂型 9 中子 10 座金 11 継手ボルト 12 ナット 18 鋼殻
フロントページの続き (72)発明者 斉藤 淳 千葉県八千代市上高野1780番地 川崎重 工業株式会社 八千代工場内 (72)発明者 渡部 信昭 千葉県八千代市上高野1780番地 川崎重 工業株式会社 八千代工場内 (72)発明者 平井 卓 東京都中央区銀座8丁目21番1号 株式 会社竹中土木内 (72)発明者 野村 成樹 東京都中央区銀座8丁目21番1号 株式 会社竹中土木内 (72)発明者 福本 忠浩 東京都中央区銀座8丁目21番1号 株式 会社竹中土木内 (72)発明者 近 信明 東京都中央区銀座8丁目21番1号 株式 会社竹中土木内 (72)発明者 杉山 稔明 東京都中央区銀座8丁目21番1号 株式 会社竹中土木内 (56)参考文献 特開 平10−331595(JP,A) 特開 平11−44193(JP,A) 特開2000−145397(JP,A) 特開 昭52−26977(JP,A) 実開 平5−24132(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E21D 11/14 E21D 13/00 F16B 5/02
Claims (3)
- 【請求項1】 外殻先行トンネル工法における隣接する
単体トンネルを構成する鋼殻同士を半球体状の座金、継
手ボルト及びナットを介して締結するため、半凹球面状
の複数の座金座及び座金座側を小径になして各座金座の
底部に開口した截頭円錐面状のボルト孔を有し、隣接す
る鋼殻の締結部分に接合されるプレートであって、前記
少なくとも座金座の硬度を座金のそれと異ならせたこと
を特徴とする外殻先行トンネル工法における鋼殻継手の
プレート。 - 【請求項2】 外殻先行トンネル工法における隣接する
単体トンネルを構成する鋼殻同士を半球体状の座金、継
手ボルト及びナットを介して締結するため、半凹球面状
の複数の座金座及び座金座側を小径になして各座金座の
底部に開口した截頭円錐面状のボルト孔を有し、隣接す
る鋼殻の締結部分に接合されるプレートを鋳造するに際
し、少なくとも各座金座を形成する鋳物砂からなる中子
に砂鉄を混入することを特徴とする外殻先行トンネル工
法における鋼殻継手のプレートの鋳造方法。 - 【請求項3】 前記砂鉄の混入量を5〜40wt%とする
ことを特徴とする請求項2記載の外殻先行プレート工法
における鋼殻継手のプレートの鋳造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28918199A JP3316587B2 (ja) | 1999-10-12 | 1999-10-12 | 外殻先行トンネル工法における鋼殻継手のプレートとその鋳造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28918199A JP3316587B2 (ja) | 1999-10-12 | 1999-10-12 | 外殻先行トンネル工法における鋼殻継手のプレートとその鋳造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001107691A JP2001107691A (ja) | 2001-04-17 |
| JP3316587B2 true JP3316587B2 (ja) | 2002-08-19 |
Family
ID=17739827
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28918199A Expired - Fee Related JP3316587B2 (ja) | 1999-10-12 | 1999-10-12 | 外殻先行トンネル工法における鋼殻継手のプレートとその鋳造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3316587B2 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000145397A (ja) | 1998-11-09 | 2000-05-26 | Takenaka Doboku Co Ltd | 外殻先行トンネル工法における単体シールド相互の接合部構造及び接合方法 |
-
1999
- 1999-10-12 JP JP28918199A patent/JP3316587B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000145397A (ja) | 1998-11-09 | 2000-05-26 | Takenaka Doboku Co Ltd | 外殻先行トンネル工法における単体シールド相互の接合部構造及び接合方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2001107691A (ja) | 2001-04-17 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| CN105275097A (zh) | 一种后浇带止水钢板和快易收口网安装方法 | |
| JP3285261B2 (ja) | トンネル覆工用プレキャスト型枠 | |
| JP3277793B2 (ja) | 壁構造物の補強工法 | |
| JP3316587B2 (ja) | 外殻先行トンネル工法における鋼殻継手のプレートとその鋳造方法 | |
| CN109578011A (zh) | 一种市政隧道内的支护结构及其施工方法 | |
| JP2612522B2 (ja) | トンネル覆工工法及びトンネル覆工構造 | |
| JPS61122320A (ja) | 連続地中壁と地下構築物との結合方法 | |
| JPS58153816A (ja) | 杭頭鉄筋キヤツプ装置 | |
| JP3659058B2 (ja) | 低強度地中壁による山留方法 | |
| JP3783386B2 (ja) | 一柱一杭基礎における柱材と鋼管杭との接合方法および 基礎構造 | |
| JPH0349199Y2 (ja) | ||
| JPH08218395A (ja) | 杭−柱基礎の接合構造 | |
| JP4006689B2 (ja) | ソイルセメント柱列壁を利用した地下ピットおよびソイルセメント柱列壁用芯材 | |
| JP2004019333A (ja) | 鋼管柱と鋼管杭の接合構造および工法 | |
| JP3584416B2 (ja) | トンネルおよびその構築方法 | |
| JP3406280B2 (ja) | 合成セグメントの製造方法 | |
| JPH03221613A (ja) | 地下連続壁と後打躯体との接合方法 | |
| JP2762899B2 (ja) | 鋼管コンクリ−ト柱と梁の仕口構造 | |
| JP2779860B2 (ja) | シールドトンネルの覆工方法 | |
| CN121473378A (zh) | 一种埋入式柱脚施工结构及其施工方法 | |
| JPH08193497A (ja) | 袋付きセグメント | |
| JP3119117B2 (ja) | Pc版打ち込み型枠および型枠工法 | |
| JPH0442395Y2 (ja) | ||
| JPH0656080B2 (ja) | 場所打ちライニング工法 | |
| JPH02256800A (ja) | 合成セグメント |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313115 |
|
| R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |