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JP3321507B2 - 田植機 - Google Patents
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JP3321507B2 - 田植機 - Google Patents

田植機

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JP3321507B2
JP3321507B2 JP04672495A JP4672495A JP3321507B2 JP 3321507 B2 JP3321507 B2 JP 3321507B2 JP 04672495 A JP04672495 A JP 04672495A JP 4672495 A JP4672495 A JP 4672495A JP 3321507 B2 JP3321507 B2 JP 3321507B2
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seedling planting
divided
planting device
rice transplanter
posture
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、走行機体に取り付けた
苗植付装置を、少なくとも分割苗載せ台部とその分割苗
載せ台部から苗を取り出す苗植付機構とを備えた、左右
の分割苗植付装置部で構成するとともに、前記左右の分
割苗植付装置部を夫々の左右回動支点周りで揺動させ
て、前記分割苗載せ台部が機体左右方向に沿う作業姿勢
と、前記分割苗載せ台部が機体前後方向に沿う格納姿勢
とに切換可能に構成してある田植機に関する。
【0002】
【従来の技術】上記田植機においては、分割苗載せ台部
を機体前後方向に沿う格納姿勢においては、作業姿勢の
場合に比べて機体全体の横幅を小さくできる有利な構成
を有する。このような構成を有する田植機においても、
例えば、特開平6−292419号公報に開示されてい
るように、苗植付装置のローリング機構を装備するのが
望ましい。そのローリング機構とは、前記苗植付装置を
前記走行機体に対してローリング作動自在に構成すると
ともに、前記走行機体に属する摺動体と、左右の分割苗
植付装置部とを夫々左右の復帰バネで連結し、前記摺動
体の基準位置より左右一方への移動によって移動方向に
前記苗植付装置を強制ローリング作動させるものであっ
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
分割しない苗植付装置を前提としたローリング機構を分
割型の苗植付装置に適用するとすると、分割苗植付装置
部が作業姿勢と格納姿勢との間において姿勢を変更する
ことになるので、走行機体に属する摺動体と姿勢を変更
する分割苗植付装置部との亘って掛け渡される復帰バネ
の係止部位を合理的に選定しないと、姿勢変更時の不都
合を招くことになる。
【0004】本発明の目的は、分割苗植付装置部と復帰
バネとの連係部位を、分割苗植付装置部の姿勢変更を考
慮した状態で、選定することによって、ローリング作動
を行えるものであっても、分割苗植付装置部の姿勢変更
を円滑に行える田植機を提供する点にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明による特徴構成
は、前記作業姿勢において、前記苗植付装置を前記走行
機体に対してローリング作動自在に構成するとともに、
前記走行機体に属する摺動体と、左右の分割苗植付装置
部とを夫々左右の復帰バネで連結し、前記摺動体の基準
位置より左右一方への移動によって移動方向に前記苗植
付装置を強制ローリング作動させるべく構成するととも
に、前記復帰バネにおける前記左右の分割苗植付装置部
との連結部位を前記回動支点位置に設定してある点にあ
り、その作用効果は次の通りである。
【0006】
【作用】つまり、前記復帰バネにおける前記左右の分割
苗植付装置部との連結部位が前記回動支点位置に設定し
てあるので、姿勢を変更する際に分割苗植付装置部が回
動支点を中心として回動したとしても、連結部位の変化
を少なくでき、例えば、連結部位を回動支点から離れた
分割苗植付装置部の特定部分に設定した場合において
は、連係部位が偏位して復帰バネの架設長が変化する等
の分割苗植付装置部の姿勢変更が円滑でないことも起こ
り得るが、本発明においてはその点を解消でき、分割苗
植付装置部の姿勢変更を円滑に行い得るものである。
【0007】
【発明の効果】従って、復帰バネの連係部位を分割型の
苗植付装置に対応させた合理的な構成によって、格納姿
勢への変更を円滑に行い得るものである。
【0008】〔その他の目的・構成・作用・効果〕 (1) 請求項2における発明の目的は、請求項1における
発明の目的に加えて連結解除具の取り付け構造を強固に
できるものを提供する点にあり、この為に採られた構成
は、請求項1における構成において、前記走行機体に対
して揺動軸芯周りで回動自在なフレーム部材を設けると
ともに、そのフレーム部材の揺動先端部に前記回動支点
を形成し、前記分割苗植付装置部を前記回動支点周りで
自転させながら、前記揺動軸芯周りで公転するように構
成してある点にあり、その作用効果は次の通りである。
つまり、両分割植付装置部が自転をしながら公転すると
いう複雑な構成をとるものでありながら、復帰バネの分
割苗植付装置部に対する係止位置を、公転軸芯としての
揺動軸芯と一定長を保持する回動支点位置に設けてある
ので、摺動部材と回動支点とに亘って掛け渡された復帰
バネの架設長に余り変化はなく、復帰バネを取り外すこ
となく作業姿勢から格納姿勢等への姿勢変更も円滑に行
える。
【0009】(2) 請求項3における発明の目的は、請求
項2における発明の目的に加えて、復帰バネの作用を適
切にできる田植機を提供する点にあり、この為に採られ
た構成は、請求項2における構成において、前記作業姿
勢において、前記摺動体と前記回動支点とを機体横方向
に並ぶ線上に位置させるとともに、前記摺動体と前記回
動支点との中間位置に前記揺動軸芯を位置させ、前記回
動支点を前記揺動軸芯周りに回転させて前記格納姿勢に
切り換えた状態においては、前記回動支点を前記揺動軸
芯の機体後方側に位置させるべく構成してある点にあ
り、その作用効果は次の通りである。つまり、復帰バネ
の張設長さは、作業姿勢の状態において連結部位と回動
支点及び揺動軸芯が略一直線上に並ぶので、最長であ
り、格納姿勢に成るほど連結部位が揺動軸芯に近くなる
ので、短くなる。これによって、付勢力を必要としない
格納姿勢においては、復帰力を作用させず、必要とする
作業姿勢においてのみ作用させることができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1に示すように、ステアリング操作される駆動
型の前車輪1、及び、駆動型の後車輪2を備えた走行機
体3の前部にエンジン4を搭載すると共に、この走行機
体3の後部にエンジン4からの動力が伝えられる静油圧
式無段変速装置(HST)5、及び、変速ケース6を配
置し、又、走行機体3の中央部に運転座席7を配置し、
走行機体3の後端部に対し油圧シリンダ8で駆動昇降す
るリンク機構9を介して苗植付装置Aを連結して乗用型
の田植機を構成する。前記運転座席7の右側部に苗植付
装置Aの昇降制御と植付クラッチの入り切り操作とを行
う昇降レバー10を備え、又、運転座席7の左側部には
前記無段変速装置5を操作する変速レバー11を備えて
いる。
【0011】苗植付装置Aはマット状苗Wを載置し、か
つ、その上端側が走行機体3の前方側に傾斜する姿勢の
苗載せ台13、変速ケース6より前記伝動軸12を介し
て動力が伝えられる左右一対の伝動ケース14,14、
この伝動ケース14からチェーンケース15を介して伝
えられる動力で回転するロータリケース16、このロー
タリケース16に一対ずつ備えられた植付アーム17、
複数の整地フロート18夫々を備えて8条植え用に構成
されると共に、ホッパー、繰出し機構、作溝器等を有し
た施肥装置19を備え、作業時には苗載せ台13に載置
されたマット状苗Wの下端から苗を植付アーム17が1
株ずつ切出して圃場面に植え付けると同時に、植付けた
苗の近傍の圃場面に施肥装置19で肥料を供給する。
尚、ロータリケース16、植付アーム17、及び、これ
らを駆動する系で苗植付機構が構成されている。
【0012】図2乃至図5に示すように、この田植機で
は苗植付装置Aをその左右中央位置で4条ずつに2分割
自在に構成してあり、夫々の分割苗植付装置部AL,A
Rを、その分割苗植付装置部AL,ARを構成するフレ
ーム部材20に対して縦向き姿勢の第1軸芯X1周りで
回動自在に支持し、更に、前記リンク機構9の後端に備
えた主フレーム21に対して、このフレーム部材20を
縦向き姿勢の第2軸芯X2周りで回動自在に支持してあ
り、又、図10に示すように、苗植付装置9を作業姿勢
に設定した状態において、鉛直方向を基準に前記第1軸
芯X1、第2軸芯X2夫々の上端側を走行機体3の前方
側に向かう方向に傾斜させてある。
【0013】リンク機構9は上部に配置されるトップリ
ンク9Tと下部に配置されるロアーリンク9Lとで成
り、夫々の後端を支持する縦フレーム9Aの下端部に連
結するローリングボス22に対して前後向き姿勢のロー
リング軸芯Y周りでローリング自在に連結プレート23
を支持し、この連結プレート23に対して上部プレート
21Aと下部パイプ21Bとで成る前記主フレーム21
を固設すると共に、この主フレーム21の左右両端部に
前記第2軸芯X2と同軸芯に配置した第2軸24に回動
自在に外嵌するボス部材20Aに対して丸パイプ状の前
記フレーム部材20を固設して該フレーム部材20を第
2軸芯X2周りで回動自在に支持し、又、夫々のフレー
ム部材20,20の外端部に前記第1軸芯X1と同軸芯
に配置した第1軸25に対してチャンネル状のブラケッ
ト26を介して角パイプ状の支持フレーム27を該第1
軸芯X1周りで回動自在に支持し、この支持フレーム2
7に対して前記左右の伝動ケース14、及び、前記チェ
ーンケース15を固設し、更に、分割苗植付装置部A
L,AR夫々の一対のチェーンケース15,15の上面
に対して前記苗載せ台13を支持する左右の摺動レール
28,28を設けてある。
【0014】図4に示すように、左側の伝動ケース14
の動力で回転駆動される螺軸29を、該伝動ケース14
と、この側の支持フレーム27の端部の軸受部材30と
の間に亘って備えてあり、この螺軸29の螺旋溝に係入
するコマ(図示せず)の移動力を左側の分割苗載せ台部
13Lに伝える移動部材31を備えて、苗載せ台13の
横送り機構を構成してある。尚、苗載せ台13は左右の
分割苗載せ台部13L,13R夫々が連結部材D(図1
1、図12を参照)で連結されることで、この横送り機
構からの動力で摺動レール28,28上を一体的に横方
向に往復移動する。
【0015】前記ローリングボス22に対して、前記伝
動軸12からの動力が伝えられる軸体(図示せず)を前
記ローリング軸芯Yと同軸芯に遊転支承してあり、図6
(イ),(ロ)に示すように、この軸体の動力をベベル
ケース32、ベベルケース32に備えた一対の出力軸3
3,33、クラッチ機構34、中間軸35夫々を介して
左右の伝動ケース14,14に伝える伝動系を形成して
ある。又、クラッチ機構34は中間軸35の端部にスプ
ライン状に形成したクラッチ軸部34Aと、このクラッ
チ軸部34Aに係脱自在に出力軸33にスライド移動自
在に外嵌したシフト部材34Bと、このシフト部材34
Bをクラッチ軸部34Aの側に付勢するバネ34Cとで
成っている。
【0016】このクラッチ機構34は入り操作でクラッ
チ軸部34Aとシフト部材34Bとは特定の回転位相で
のみ嵌合し、図6(ロ)に示す如く、切り操作ではクラ
ッチ軸部34Aとシフト部材34Bとの離間によって、
中間軸35とベベルケース32の出力軸33とが完全に
分離するよう構成されている。尚、ベベルケース32は
走行機体側からの動力を2つの出力軸33,33に分岐
して出力するようベベルギヤ(図示せず)を有した伝動
系を内装し、中間軸35はフレーム部材20の系に対し
て横向き姿勢を維持するよう支承されると共にユニバー
サルジョイントを備えて構成されている。
【0017】図7乃至図9に示すように、第2軸24を
主フレーム21に対して回転不能に設け、第1軸25を
フレーム部材20に回転不能に設けてある。第2軸24
の上部位置に第2軸芯X2と同軸芯に主スプロケット3
6を固設すると共に、この第2軸24の上端位置に第2
軸芯X2周りで回動自在にプレート状の回動部材37を
備えている。又、第1軸25に対して回動自在に前記ブ
ラケット26を支持すると共に、このブラケット26に
対して中空状の延長軸53を一体回転すべく第1軸芯X
1と同軸芯に配置固定し、この延長軸53に、前記主ス
プロケット36の歯数の1/2の歯数の従動スプロケッ
ト38を配置し、主スプロケット36と従動スプロケッ
ト38とに亘ってチェーン39を巻回してある。
【0018】左右の回動部材37,37夫々を左右のフ
レーム部材20,20より高レベルに配置すると共に、
このフレーム部材20,20の回動力に連動して回動す
るよう吊り下げ姿勢のロッド40,40を介して連結固
定し、又、左右の回動部材37,37を互いに逆方向に
回転させるよう、夫々の間に交差姿勢で一対のワイヤ4
4,44を張設してある。又、左側の第2軸芯X2と同
軸芯に配置したセクタギヤ41をフレーム部材20の側
に固設し、このセクタギヤ41に咬合するピニオンギヤ
42を主フレーム21の側に備えると共に、このピニオ
ンギヤ42を駆動する電動モータ43を備えている。
【0019】前記ロッド40は中間部にターンバックル
40Aが介装されると共に、一方の端部が回動部材37
に溶接固定され、他方の端部がフレーム部材20に固設
された支持部材45を介してネジ式に連結され、又、ロ
ッド40は傾斜姿勢で直線的に回動部材37とフレーム
部材20との間を結ぶことによって、回動部材37に対
してフレーム部材20を吊り下げる形態として強度を向
上させている。又、前記ワイヤ44の中間部にはネジ式
に長さを調節する長さ調節部44Aを備えている。
【0020】このような構成から、苗植付装置Aを格納
する場合には、地面から離間するレベルまで苗植付装置
Aを上昇させた状態で、連結部材Dの連結を解除して右
側の分割苗載せ台部13Rを人為的に右側の移動端まで
移動させて該分割苗載せ台部13Rの摺動レール28上
での移動をロック手段(図示せず)で阻止する(この状
態で図9の姿勢に達し、左右の分割苗載せ台部13R,
13L夫々の間隔は約30センチメートルに達する)。
【0021】次に、図8に示すように、前記クラッチ機
構34を人為的に分離し、所定の操作で電動モータ43
を駆動することで、セクタギヤ41を回転させ、このセ
クタギヤ41の回転によって左フレーム部材20が回転
する。この左フレーム部材20の回転によって、ロッド
40で連結された左回動部材37が回転し、左回動部材
37の回動がワイヤ44を介して右回動部材37に伝達
されてその右回動部材37が回転し、この回転によって
右フレーム部材20が逆転する。つまり、左右の回動部
材37,37、一対のワイヤ44,44からの力によっ
て夫々のフレーム部材20,20が連動して第2軸芯X
2,X2周りで、その外端側が後方側に向かう側に回動
すると共に、この回動と同時に第1軸芯X1,X1周り
でブラケット26,26に支持された系が主スプロケッ
ト36、従動スプロケット38、チェーン39からの力
によってフレーム部材20,20の回動速度の2倍の速
度でフレーム部材20,20の回動方向と逆方向、即
ち、その左右外端部が走行機体3の前方に向かう側に回
動する。
【0022】尚、この格納姿勢への回動時には図13に
示す如く、左右の分割苗載せ台部13L,13Rの内端
上部の角部13E,13Eが接近するものの、平面視で
分割苗載せ台部13L,13Rが互いに離間する位置で
回動するので、夫々の角部13E,13Eの接触を回避
した回動が可能となっており、又、クラッチ機構34の
分離と中間軸35の伸縮とでこの回動が許容される。
【0023】そして、分割苗植付装置部AL,ARが格
納姿勢に達すると電動モータ43の駆動を停止して(制
御動作は詳述せず)格納が完了する。この状態では図1
4に示す如く、左右夫々の分割苗載せ台部13L,13
Rが摺動レール28,28上で走行機体3の側に近接す
る位置で、その上端縁同士が近接状態で平行する姿勢に
達するので苗植付装置A全体の重量を走行機体3の側に
寄せて田植機全体の重量バランスを向上させると共に、
苗植付装置Aの横方向への寸法を縮小するものとなる。
【0024】更に、この格納姿勢では前述のように傾斜
姿勢の第1軸芯X1周りでの回動によって分割苗載せ台
部13L,13Rが図16に示す如く、起立姿勢に向か
う姿勢に切換えられて苗植付装置Aの横方向の寸法を更
に縮小し、又、前述のように傾斜姿勢の第2軸芯X2周
りでのフレーム部材20の回動によって図15に示す如
く、分割苗植付装置部AL,ARの走行機体3の後方側
を上方に持ち上げる結果、平面視において前後方向での
寸法の縮小を可能にし、しかも、田植機全体の重心を更
に前方に移動させて重量バランスを向上させると同時
に、走行時に格納姿勢の苗植付装置Aの後端を地面に接
触させないものになっている。
【0025】そして、この格納姿勢の苗植付装置Aを作
業姿勢に復元する際には電動モータ43を逆回転させる
ことで分割苗植付装置部AL,ARが前述と逆方向に回
動する結果、前述とは逆の動作によって格納姿勢の苗植
付装置Aが作業姿勢に向かう姿勢変更が行われ、この姿
勢変更で苗植付装置Aが図9に示す姿勢に達すると電動
モータ43の駆動を停止し(制御動作は詳述せず)、ク
ラッチ機構33を連結し、右側の分割苗載せ台部13R
を左側の分割苗載せ台部13Lの側に寄せて夫々13
L,13Rを連結部材Dで連結することで作業可能な状
態に達する。
【0026】次に、苗植付装置Aのローリング制御につ
いて説明する。図2に示すように、苗載せ台13を支持
する左右縦向きフレームを立設して、この縦向きフレー
ムは前記した延長軸53を延設したものである。この左
右縦向きフレーム53,53に従動スプロケット38が
固着してあるのは前記した通りである。一方、図3及び
図16に示すように、昇降リンク機構9の縦フレーム9
Aに、一体的に支持ブラケット46を立設し、この支持
ブラケット46に対して螺旋軸47を架設するととも
に、螺旋軸47と平行にガイド棒48を架設して摺動体
49を螺旋軸47にコマ部材(図示せず)を介して連係
し、摺動体49を左右移動可能に構成する。この摺動体
49のブラケット49Aに対して、連係ロッド50の一
端を引っ掛け係止するとともに、この連係ロッド50の
他端に形成した係止孔にフックを係止して復帰バネ51
を連係し、さらに、この復帰バネ51の他端を縦向きフ
レーム53,53に固着したブラケット53Aに係止し
てある。このような構成によって、摺動体49を左右移
動させることによって、移動方向に縦向きフレーム5
3,53牽いては苗植付装置Aを軸芯Y周りにローリン
グ作動させるように構成してある。図中52は、螺旋軸
47を回転駆動するローリング用モータである。
【0027】左縦向きフレーム53に、ブラケット53
Bを延設し、このブラケット53Bに苗植付装置Aの水
平基準面に対する左右傾斜を検出する重力式傾斜検出手
段54を設け、傾斜設定器の設定値になるように苗植付
装置Aの傾斜姿勢を設定姿勢になるようにマイクロコン
ピュータを装備した制御手段からの指令に基づいて前記
ローリング用モータ52を駆動して摺動体49を駆動し
その駆動方向に苗植付装置Aを揺動させてローリング制
御を行うように構成してある。
【0028】前記作業姿勢において、摺動体ブラケット
49Aに対する連係ロッド50の係止部位と前記回動支
点としての第1軸芯X1とを略機体横方向に並ぶように
設定するとともに、その係止部位と第1軸芯X1との間
に第2軸芯X2を位置させるように設定し、この状態よ
り左右の分割苗植付装置部AL,ARを第1軸芯X1を
中心に自転させるとともに第2軸芯X2を中心に公転さ
せて格納姿勢にする。その格納姿勢においては、前記第
1軸芯X1,X1を前記揺動軸芯X2,X2の機体後方
側に位置させるべく構成してある。このような構成によ
って、復帰バネ51の張設長さは、作用姿勢において最
長に近い長さで格納姿勢側に切り換わる程、短くなる。
【0029】〔別実施例〕 本発明は上記実施例以外に、例えば、手動操作で苗
植付装置の格納操作を行うよう構成することが可能であ
り、又、10条植え以上の苗植付装置に適用することも
可能である。 復帰バネ51を架設するについては、復帰バネ51
のみを架設し連係ロッド50を介在させない構成を採る
ことが可能である。 復帰バネ51を回動支点X1において連係するにつ
いて、縦フレーム53より延出したブラケット53Aに
引っ掛け係止しているが、回動支点X1にブラケット5
3Aの復帰バネ51に対する係止孔を設けてもよい。 分割苗植付装置部AL,ARの姿勢を切り換える構
成としては、回動支点X1周りでの回動のみによって行
ってもよい。これによって、回動にかかるリンク機構の
構成が容易になる。
【0030】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】田植機の全体側面図
【図2】ローリング駆動構造を示す正面図
【図3】(イ) 作業姿勢における復帰バネの状態を示
す平面図 (ロ) 格納姿勢における復帰バネの状態を示す平面図
【図4】作業姿勢での苗植付装置の伝動系の平面図
【図5】格納姿勢での苗植付装置の伝動系の平面図
【図6】(イ)は入り状態のクラッチ機構の後面図 (ロ)は切り状態のクラッチ機構の後面図
【図7】作業姿勢の格納手段の平面図
【図8】格納姿勢の格納手段の平面図
【図9】主フレーム、フレーム部材の一部切欠き後面図
【図10】第1軸芯、第2軸芯の姿勢を表す側面図
【図11】作業姿勢を示す田植機の平面図
【図12】苗載せ台を分割した状態の田植機の平面図
【図13】苗植付装置を分割して旋回させた田植機の平
面図
【図14】苗植付装置を格納姿勢に設定した田植機の平
面図
【図15】格納状態の苗植付装置の側面図
【図16】格納状態の苗植付装置の後面図
【符号の説明】
3 走行機体 13L,13R 分割苗載せ台部 20 フレーム部材 49 摺動体 51 復帰手段 A 苗植付装置 AL,AR 分割苗植付装置部 X1 回動支点 X2 揺動軸芯
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A01C 11/02 350 - 366 A01C 11/02 320 A01B 73/06

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行機体(3)に取り付けた苗植付装置
    (A)を、少なくとも分割苗載せ台部(13L),(1
    3R)とその分割苗載せ台部(13L),(13R)か
    ら苗を取り出す苗植付機構とを備えた、左右の分割苗植
    付装置部(AL),(AR)で構成するとともに、前記
    左右の分割苗植付装置部(AL),(AR)を夫々の左
    右回動支点(X1),(X1)周りで揺動させて、前記
    分割苗載せ台部(13L),(13R)が機体左右方向
    に沿う作業姿勢と、前記分割苗載せ台部(13L),
    (13R)が機体前後方向に沿う格納姿勢とに切換可能
    に構成してある田植機であって、 前記作業姿勢において、前記苗植付装置(A)を前記走
    行機体(3)に対してローリング作動自在に構成すると
    ともに、前記走行機体(3)に属する摺動体(49)
    と、左右の分割苗植付装置部(AL),(AR)とを夫
    々左右の復帰バネ(51)で連結し、前記摺動体(4
    9)の基準位置より左右一方への移動によって移動方向
    に前記苗植付装置(A)を強制ローリング作動させるべ
    く構成するとともに、前記復帰バネ(51)における前
    記左右の分割苗植付装置部(AL),(AR)との連結
    部位を前記回動支点(X1),(X1)に設定してある
    田植機。
  2. 【請求項2】 前記走行機体(3)に対して揺動軸芯
    (X2),(X2)周りで回動自在なフレーム部材(2
    0),(20)を設けるとともに、そのフレーム部材
    (20),(20)の揺動先端部に前記回動支点(X
    1),(X1)を形成し、前記分割苗植付装置部(A
    L),(AR)を前記回動支点(X1),(X1)周り
    で自転させながら、前記揺動軸芯(X2),(X2)周
    りで公転するように構成してある請求項1記載の田植
    機。
  3. 【請求項3】 前記作業姿勢において、前記摺動体(4
    9)と前記回動支点(X1)とを機体横方向に並ぶ線上
    に位置させるとともに、前記摺動体(49)と前記回動
    支点(X1)との中間位置に前記揺動軸芯(X2)を位
    置させ、前記回動支点(X1)を前記揺動軸芯(X2)
    周りに回転させて前記格納姿勢に切り換えた状態におい
    ては、前記回動支点(X1)を前記揺動軸芯(X2)の
    機体後方側に位置させるべく構成してある請求項2記載
    の田植機。
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