Deprecated: The each() function is deprecated. This message will be suppressed on further calls in /home/zhenxiangba/zhenxiangba.com/public_html/phproxy-improved-master/index.php on line 456
JP3321998B2 - 変位量検出装置 - Google Patents
[go: Go Back, main page]

JP3321998B2 - 変位量検出装置 - Google Patents

変位量検出装置

Info

Publication number
JP3321998B2
JP3321998B2 JP16021294A JP16021294A JP3321998B2 JP 3321998 B2 JP3321998 B2 JP 3321998B2 JP 16021294 A JP16021294 A JP 16021294A JP 16021294 A JP16021294 A JP 16021294A JP 3321998 B2 JP3321998 B2 JP 3321998B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
circuit
phase
counter
displacement amount
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP16021294A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0829195A (ja
Inventor
捷利 壬生
Original Assignee
ソニー・プレシジョン・テクノロジー株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ソニー・プレシジョン・テクノロジー株式会社 filed Critical ソニー・プレシジョン・テクノロジー株式会社
Priority to JP16021294A priority Critical patent/JP3321998B2/ja
Publication of JPH0829195A publication Critical patent/JPH0829195A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3321998B2 publication Critical patent/JP3321998B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は工作機械等において、相
対的に移動する物体間の相対的変位量を検出する変位量
検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】工作機械、産業機械等に用いられるロー
タリーエンコーダは、それらが光学式であるか磁気式で
あるかにかかわらず分解能が比較的粗いので、図6に示
すように、検出センサから正弦波状の2相信号を得て、
これらの信号を波形整形してA/B相信号として出力し
ていることが多い。
【0003】図6を参照してこの方法を更に詳しく説明
すると、601はロータリーエンコーダ等のスケールで
光学的又は磁気的に目盛が記録されている。602及び
603はセンサでスケール上の目盛を読み取って電気信
号に変えて出力するものである。604及び605はセ
ンサで読み取った信号を増幅し波形整形する回路でそれ
ぞれ出力端子A,Bに同図の右に示したような波形の出
力を出す。
【0004】出力端子Aに出力される信号と出力端子B
に出力される信号は位相が90°ずれており一般にA/
B相信号として知られた信号である。
【0005】図6に示す変位量検出装置は例えば図9に
示す工作機械等に取り付けて用いることができる。
【0006】同図において、901はベッド、902は
ベッドの上に配置され被工作物等を乗せて移動するテー
ブルである。このテーブル902は送りモータ903の
回転に伴って駆動されて水平方向に直線的に移動するこ
とができる。
【0007】送りモータ903の回転は、ロータリーエ
ンコーダ904で検出し、A/B相出力信号としてNC
(数値)制御装置905に送る。このロータリーエンコ
ーダ904のA/B相出力信号は送りモータの回転角度
を表しており、従って移動テーブルの位置を表してい
る。
【0008】NC制御装置905は送りモータ903に
位置制御出力を出し、その制御信号によって送りモータ
903を回転させテーブル902を所定距離だけ動か
す。NC制御装置は上記ロータリーエンコーダから供給
される信号の他に外部からの指令入力を受けて制御量を
決めることができるようになっている。
【0009】以上、工作機械等の制御について簡単に説
明したが、本発明に直接関係する部分はロータリーエン
コーダ904であり、他の部分は直接の関係はないので
これ以上の詳しい説明は省略する。
【0010】なお、上述の説明においては、本発明の変
位量検出装置をロータリーエンコーダに用いる場合を説
明したが、これに限定されることなく、リニアエンコー
ダの場合にも同様にあてはまることは勿論である。
【0011】再び図6に示す変位量検出装置の説明にも
どると、この方式は、構成が簡単でコストが安いという
特徴があるが、1回転当たりのパルス数を多くしようと
すると、種々の問題がある。1回転当たりのパルス数を
増やす方法としてまず考えられる方法は、記録波数を増
やすことであるが、このためにはロータリーエンコーダ
のドラムの径を大きくしなければならない。
【0012】ドラムの径を一定の大きさに保ったまま記
録波数を増やそうとすると、波長(記録ピッチ)を短く
しなければならない。波長を短くすると、それを読み取
るセンサも小さくしなければならない。センサの大きさ
が従来と同じならば出力の位相がズレる。
【0013】そこで第2の方法として、1波長を1/n
に分割する方法が考えられている。この方法の1つとし
て2相信号を適当な比率で加算して位相の異なる多数の
信号を得る方法がある。
【0014】図7はこの方法によって分解能をあげる回
路のブロック図である。スケール701上に記録された
目盛をセンサ702及び703で読み取る。第1チャン
ネル(CH1)センサ702で読み取った正弦波と第2
チャンネル(CH2)センサ703で読み取った余弦波
を加算回路704で種々の割合で加算して位相の異なっ
た多数の出力を出す。
【0015】これらの出力は波形整形回路で整形された
後パルス化回路706に印加され、ここで2つの出力A
及びBを作って出力端子707及び708に出力する。
【0016】加算回路704は正弦波sinxと余弦波
cosxを2つの抵抗R1とR2で抵抗分割した信号
{R1/(R1+R2)}sinx,{R2/(R1+
R2)}cosxを加算した出力を出す回路であり、 {R1/(R1+R2)}sinx+{R2/(R1+
R2)}cosx で与えられる。
【0017】式の形を簡単化するためR1/(R1+R
2)=A,R2/(R1+R2)=Bとおくと、上記の
式は
【数1】 但しφ=tan-1(B/A)となり、抵抗の大きさを変
えることにより位相差φの異なる種々の正弦波が得られ
る。
【0018】この方式は位相差φが分割抵抗R1,R2
で決まるので、抵抗の精度及びその抵抗の分割精度によ
って回路の精度が決まってしまいあまり高精度の回路は
得られない。
【0019】一方、分解能を容易に向上させる内挿方法
として、移動量に応じて位相が変化するキャリア周波数
fの位相変調信号を得て、その位相変調信号のN倍のク
ロック信号を用いて、記録波長λ内を1/Nに分割する
内挿回路として例えば特公昭50−25818号に記載
されているような変位量検出装置が提案されている。
【0020】この変位量検出装置について簡単に説明す
ると、基準搬送波をe3 ′=E3 ′sin ω0 tとし
て、相対的に移動する2物体(スケールとセンサ)の間
の相対変位量をxとすると、この変位量xに応じた位相
量2πx/λを有する位相変調信号は、 e3 =E3 sin{ω0 t+(2πx/λ)} ‥‥(1) で与えられ、時刻ti における磁気スケールの1波長λ
(1周期)内のセンサの位置x(図8参照)がx=xi
のとき位相変調信号e3 の値が零になったとすれば sin{ω0 i +(2πxi /λ)}=0 ‥‥(2) が成立し、同様にして、時刻ti+1 における上記位置が
x=xi+1 で同様にe3の値が零になったとすれば sin{ω0 i+1 +(2πxi+1 /λ)}=0 ‥‥(3) が成立するので、(2),(3)式より ω0 i +2πxi /λ=2πm ‥‥(4) ω0 i+1 +2πxi+1 /λ=2π(m+1) ‥‥(5) が成立し、(5)式から(4)式を減算すると ω0 (ti+1 −ti )+2π(xi+1 −xi )/λ=2π ‥‥(6) が成立する。
【0021】ここで位相変調信号e3 の周期Tは基準周
期Tc とその変化分ΔTの和として表せる(但し移動方
向に応じてΔT>0又はΔT<0)から T=Tc +ΔT ‥‥(7) であり、上述の説明から明らかなとおり、ti+1 −ti
は1周期に等しいので ti+1 −ti =T=Tc +ΔT ‥‥(8) となる。従ってxi+1 −xi =Δxとおけば(6)式よ
り Δx={Tc −(ti+1 −ti )}λ/Tc =−ΔTλ/Tc ‥‥(9) が得られ、スケールとセンサの相対変位量の変化分Δx
は基準周期Tc に対する周期変化分ΔTに比例するの
で、スケールとセンサの相対変位量xは位相変調信号の
周期を検出することにより知ることができる。
【0022】特公昭50−25818号に記載された変
位量検出装置はこの考えに基いて周期Tを計数するもの
である。
【0023】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この変
位量検出装置の出力は移動方向に応じて交互に放出され
るパルス(以下Up/Dnパルス信号と云う)形式を持
つため、A/B相信号でのインターフェース条件を持つ
システムとの接続に際しては、Up/Dnパルス信号か
らA/B相信号への変換のための回路を追加する必要が
あった。
【0024】本発明は、この種の変位量検出装置におい
て簡単な回路構成により90°位相差を持つ2相の出力
信号(以下A/B相信号と云う)を取り出せるようにし
た変位量検出装置を提供することを目的とする。
【0025】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、波形整
形された位相変調信号の立上がり(もしくは立下がり)
を、クロックパルスに同期した微分パルスを発生する同
期微分回路と、上記微分パルスによってセットされ、オ
ンに切替わる切替回路と、該切替回路がオンのとき開い
てクロックパルスを通過させる第1のゲート回路と、該
第1のゲート回路を通過したパルスを計数し、計数値が
内挿数Nによって予め定められた値に達したときに桁上
げ(又は桁下げ)信号を出力するカウンターと、上記桁
上げ(又は桁下げ)信号によって前記切替回路がオフに
なって第1のゲートを閉じたときに開かれる第2のゲー
ト回路と、上記第2のゲート回路を通して供給されるク
ロックパルスの到来毎に状態を遷移させる2相信号発生
手段と、該2相信号発生手段の出力を、前記カウンタの
計数期間内の任意の時点でラッチするラッチ回路と、を
備えた変位量検出装置を提供する。
【0026】本発明の変位量検出装置は、前記カウンタ
が任意の数値にプリセット可能であり、プリセット値を
変化させることにより、任意の内挿数Nを実現するよう
にするのが好ましい。
【0027】更に、本発明の変位量検出装置は、内挿数
がNのとき前記カウンタの計数するパルス数がN−4M
(但し、Mは正の整数でN>4M)であり、残余のパル
ス数4Mを前記2相信号回路への入力として、位相変調
信号の1周期時間を計数するようにするのが好ましい。
【0028】そうして、本発明の変位量検出装置は、位
相変調信号の1周期時間をカウンタと2相信号発生手段
との組み合わせによって計数するようにしたことを特徴
とする。
【0029】
【作用】本発明の上述の構成によれば、内挿数Nはカウ
ンタにプリセットすることにより任意にできるので分解
能の変更が容易であり、かつ容易に分解能を高めること
ができる。
【0030】また、2相信号発生回路でクロックパルス
を数えるだけでA/B相信号が得られるので特別に付加
回路を設ける必要がない。
【0031】更に本発明の変位量検出装置は、位相検出
方式なので信号レベルの変動に対しても安定な動作が可
能である。また、回路動作はクロックに同期して行われ
ているので、出力パルスのジッタは少ない。
【0032】
【実施例】次に本発明による変位量検出装置の一例につ
いて説明する。この変位量検出装置は、入力に供給され
るSPM信号の位相変化を検出し、その検出結果に基い
てスケールとヘッドの相対変位量を測定するようにした
ものである。
【0033】ここで、SPM信号は、検出信号の1周期
を実効波長λとし、その波長λ内の或る位置をxとし
て、 sin{ωt+(2πx/λ)} で表された正弦波状の位相変調信号を整形回路を通して
2値信号に変換したものであり、スケールとヘッドの相
対変位量xに応じて位相2πx/λが変化する信号であ
る。
【0034】この信号は2物体間の相対的移動方向、従
ってスケールとヘッドの相対的移動方向に応じて位相が
進み又は遅れる信号であって、この位相の変化量は位相
変調信号の一周期期間の時間の変化として検出できる。
【0035】次に、図1を参照して本例の変位量検出装
置の具体的な回路構成の説明をする。
【0036】同図に示すとおり、被測定位相変調信号S
PMは同期微分回路101の入力に供給され、ここでク
ロック信号CKに同期して同期微分した信号DPを出力
する。ここで信号DPは信号SPMを微分した信号その
ものではないが、立上り又は立下りのどちらか1つに関
して微分と同等のものであるから以下この用語を用いて
説明する。この同期微分回路101は図2に示す波形か
らもわかるとおり、位相変調信号SPMをクロック信号
CKに同期させた信号SD1を作り、この信号SD1の
立ち上がり位置を微分するもので、微分の仕方は信号S
D1を所定時間遅延した信号SD2を作り、信号SD1
と信号SD2の論理演算により信号SD1の立上り、又
は立下り部分の微分パルス信号DPを作ることができ
る。尚、この場合信号SD1を遅延する手段としてD型
フリップフロップを使用することができる。
【0037】同期微分回路101の出力DPは切替回路
102の入力に供給され、その立ち下り時点で切替回路
102をセットしその出力のGT信号をオンにする。な
お、このGT信号は後述するカウンタ104からの桁上
げ信号CAによってオフになる。
【0038】切替回路102の出力信号GTは第1ゲー
ト回路103及び第2ゲート回路105を切替制御する
ための信号であって、信号GTがオンのときは第1ゲー
ト回路103が開き、第2ゲート回路105が閉じる。
【0039】第1ゲート回路103が開くと、クロック
パルスCKがその開いたゲート回路を通ってカウンタ1
04に供給される。カウンタ104は第1ゲート回路1
03を通過したクロックパルスCK1を計数し、その数
が所定値に達すると桁上げ信号CAを出力するようにな
っている。
【0040】カウンタ104が計数する上記所定値は、
内挿数Nによって決められる。即ち、1波長λ内を10
等分する場合はN=10である。スケールとセンサの相
対変位量xがゼロのとき位相変調信号SPMの繰返し周
期はクロックパルスCKを10個数える長さとなってい
る。
【0041】従って、位相変調信号SPMの周期が長く
なってくれば計数パルスは11個,12個‥‥と増加
し、周期が短くなってくれば計数するパルスの数は9
個,8個‥‥と減少する。しかし位相の変化分は1周期
の長さに比べてさほど大きな値ではないので1周期の計
数のうちの相当部分は各周期に共通している。
【0042】この各周期に共通した部分をカウンタ10
4で計数するため上記所定値を例えばN−4(Nは正の
整数)に設定する。N=10の場合はカウンタ104は
N−4=10−4=6個のパルスを計数する毎に桁上げ
パルスCAを送出し、自らは初期値に戻るようになって
いる。
【0043】カウンタ104の初期値はゼロに選ぶこと
もできるが、図1に示すように、プリセットカウンタ等
を用いて、桁上げ信号CAが出力される毎に所望の数値
をプリセットできるように作っておけば任意の内挿数N
に対して容易に対応できる。上述の例では内挿数Nは1
0としたが、分解能を高めるためにはこの数を大きくす
ることが好ましく、本発明の変位量検出装置によればこ
の内挿数Nを200程度まで増やすことは容易である。
【0044】さて、上記桁上げ信号CAによって切換回
路102からの出力信号GTがオフになると、第1のゲ
ート回路103は閉じ、それに代えて、第2のゲート回
路105が開く。従って、この開かれたゲート回路10
5を通して2相信号発生回路(以下単に2相回路と云
う)106にクロック信号CK2が供給される。
【0045】この2相回路106は、前述の位相変調信
号SPMの位相変化を検出する回路であって、その出力
は2相信号QA及びQBで与えられる。これら2つの信
号のオン・オフ状態の組み合わせによって22 =4通り
の状態を表わすことができる。
【0046】この2相回路106は例えば図4に示すよ
うな状態遷移回路によって作ることができる。この回路
は、第1段のJKフリップフロップの出力Q及びQの補
数端子を夫々第2段のJKフリップフロップのJ及びK
入力端子に接続し、第2段のJKフリップフロップの出
力端子であるQの補数端子及びQ端子を夫々第1段のフ
リップフロップのJ及びK入力端子に接続して成り、第
1段のJKフリップフロップのQ端子から出力QAを取
り出し、第2段のJKフリップフロップのQ端子から出
力QBを取り出すようにしたものである。
【0047】第1段及び第2段のフリップフロップは第
2のゲート回路を通して供給されるクロック信号CK2
が到来するごとに入力に印加された状態に設定されるも
ので、その動作は図5に示したとおりである。
【0048】図5に示すとおり最初2つのフリップフロ
ップが論理値“0”にあるとして、時刻t1 にクロック
信号CK2が印加されると、第1のフリップフロップの
出力はそのまま第2のフリップフロップに供給されるの
で第2のフリップフロップは論理“0”のままであるが
第2のフリップフロップの出力は反転して第1のフリッ
プフロップの入力に供給されるので第1のフリップフロ
ップは論理“1”になる。従って時刻t1にはQAが
“1”でQBが“0”になる。
【0049】同様にして時刻t2 に次のクロック信号が
印加されると、第1段の出力がそのまま第2段の入力と
なり第2段フリップフロップは“1”になる。このとき
第1段フリップフロップの入力には第2段フリップフロ
ップが“1”になる前の“0”を反転した入力が供給さ
れるので第1段フリップフロップも“1”である。
【0050】次に時刻t3 にクロック信号CK2が印加
されると、第1段は第2段の反転入力“0”、第2段は
第1段の出力“1”が入力されて夫々“0”,“1”に
なる。そうして、時刻t4 では第1段に第2段の反転信
号“0”が入力し、第2段には第1段の出力信号“0”
が入力されるので夫々“0”,“0”になり最初の状態
に戻る。
【0051】時刻t5 以後についても上述のt1 〜t4
の動作と同じ動作が繰り返される。図5から明らかなと
おり、信号QA及びQBはクロックパルスCK2を4個
数えるともとに戻る周期信号であり信号QAと信号QB
は位相差が90°の2信号となっている。
【0052】再び図1の回路にもどると、2相回路10
6の出力QA及びQBはラッチ回路108に供給され
る。このラッチ回路108は、上記カウンタが桁上げパ
ルスCAを出力した時に、そのパルスCAによって開か
れるゲート107を通して与えられるパルスLPによっ
て上記2相信号QA,QBをラッチする。ラッチ回路1
08の出力はOUTA及びOUTBで与えられ次の状態
がラッチされるまで前の状態を保つ。
【0053】次に図2及び図3を参照して図1の回路の
動作について説明する。同図の説明においては内挿数は
N=10である。また、説明を簡単にするため、被測定
物体にスケールが取付けられ、センサが固定位置に取付
けられていて、被測定物体が移動するものとする。
【0054】図1の回路の入力に供給される位相変調信
号SPMは図2の2段目に図示したとおりクロックパル
スCKの6個分に相当するオン期間とそれに続くクロッ
クパルスCKの4±n個分に相当するオフ期間から成る
信号の繰り返しである。
【0055】この位相変調信号SPMの1周期の長さは
被測定物体の移動に対応して変わる可変値である。
【0056】同期微分回路101は入力に供給された位
相変調信号SPMからクロック信号CKに同期して立ち
上がるSD1信号を作り、このSD1信号を所定時間遅
延したSD2信号を作り、これらの信号SD1とSD2
の論理演算により信号DPを出力する。
【0057】従って、同期微分回路101の出力信号D
Pは入力位相変調信号SPMの立ち上がりをクロックC
Kに同期させて微分した信号である。なお、このパルス
DPの繰返し周期は可変である。
【0058】同期微分回路101の出力は切替回路10
2に供給され、その出力に送出されるゲートパルスGT
をオンにする。ゲートパルスGTががオンになると第1
のゲート回路が開いてクロックパルスCK1をカウンタ
104に供給する。
【0059】カウンタ104の計数範囲はN−4=10
−4=6に選んであるから、クロックパルスCK1を6
個数えると桁上げパルスCAを出力する。この桁上げパ
ルスCAによって切替回路102の出力GTはオフにな
り第1のゲート回路103は閉じるのでカウンタ104
はそれ以上の計数は行わない。
【0060】他方ゲートパルスGTがオフになったこと
により第2のゲート回路105が開くので2相信号発生
回路106にクロックパルスCK2を供給する。2相回
路106は図2のQA,QBに示すように、クロックパ
ルスCK2が到来する毎に00−10−11−01の順
で変わる出力信号QA,QBを出力する。この状態遷移
動作は次のDPパルスが到来して第2のゲート回路10
5が閉じるまで行なわれる。
【0061】パルス信号DPの周期は被測定物体の動き
によって変わるのでゲートパルスGTのオフ期間の長さ
も変わり2相回路に与えられるクロックパルスCK2の
数も変わる。
【0062】図2の最左端は被測定物体が静止している
場合を示し計数するパルスの総数は10個である。この
とき2相回路に与えられるパルスの数は4個であるから
出力QA,QBは前回と同じ状態となる。
【0063】次の周期では計数パルスの総数が11個に
なっており、2相回路に与えられるパルスは11−6=
5個である。上述のとおり2相回路はクロックパルスが
4個到来する毎にもとの状態に戻るので今の場合には1
つ次の状態に遷移する(00が10に変わる)。
【0064】更に、次の周期でも計数パルスの総数が1
1個になっているので2相回路106に供給されるパル
スの数は5個となり、更に次の状態に遷移する(10が
11になる)。2相回路の出力QA及びQBはラッチ回
路108でラッチされて出力OUTA及びOUTBを出
力する。
【0065】次に図3を参照すると、位相変調信号SP
Mの周期は初め(左端)が計数パルス11個分、次に計
数パルス10個分、更にその次が計数パルス9個分の長
さになっている。カウンタ104で計数されるクロック
パルスCK1の数は6個で一定であるから、2相回路に
供給されるパルスの数は、夫々5個,4個,3個とな
る。
【0066】2相回路はクロックパルスCK2を4個数
える毎に元の状態に戻るようになっているので、初めの
周期では状態が1つ先へ進み、次の周期では前回と同じ
状態を保ち、更に次の周期では1つ前の状態に移る。図
3においてはこの様子をラッチ出力OUTA,OUTB
として10−11−11−10で表わしている。
【0067】2相回路に与えられるクロックパルスCK
2の数は4個のとき被測定物体が静止していることを表
わし、5個のときは被測定物体が十方向に移動している
ことを表わし、3個のときは被測定物体が−方向に移動
していることを示す。従ってラッチ回路の出力OUT
A,OUTBは被測定物体の移動量と移動方向を表わし
ている。
【0068】以上、本発明の変位量検出装置の一例につ
いて、その回路構成及び動作について説明したが、上記
カウンタ104と上記2相回路106は1組になってパ
ルスの計数を行なうもので、位相変調信号SPMの1周
期時間をパルス数として計測している。そうして、この
計数結果を静止時における基準時間に対応するパルス数
と比較することにより変位量の測定が行なわれる。
【0069】なお、上述の説明においては2相回路に供
給されるクロックパルスCK2の数が4個のときに静止
状態として説明したが、この数は4の倍数4Mにすれば
よいことは上述の説明から容易に理解できるであろう。
【0070】また、スケールとセンサはどちらを移動体
に取り付けどちらを固定しても良いことは勿論ある。更
に、エンコーダとして図9にロータリーエンコーダの例
を示したがリニアーエンコーダの場合でも同様であるこ
とは容易に理解できよう。また、ラッチ回路108のラ
ッチのタイミングは2相回路が静止している時、即ち、
カウンタ104の計数期間中の任意の時点でラッチする
ことができる。
【0071】
【発明の効果】本発明によれば、簡単な回路構成で90
°位相差を持つ2相(A/B相)信号を取り出せる変位
量検出装置を提供することができる。
【0072】そうして、本発明の変位量検出装置は、分
解能の変更が容易であり、また、位相検出方式なので信
号レベルの変動に対して安定な動作が可能であり、回路
動作がクロックに同期して行なわれるようになっている
ため出力パルスのジッタが少ない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の変位量検出装置の一例を示すブロック
図である。
【図2】図1の変位量検出装置の動作を示す各部波形図
である。
【図3】図1の変位量検出装置の動作を示す各部波形図
である。
【図4】2相信号発生回路の構成例を示す回路図であ
る。
【図5】図4の回路の動作を説明するための波形図であ
る。
【図6】従来の変位量検出装置の一例を示すブロック図
である。
【図7】従来の変位量検出装置の他の例を示すブロック
図である。
【図8】センサ出力の波形図である。
【図9】本発明の変位量検出装置が適用される工作機械
等の一例を示す模式図である。
【符号の説明】
101 同期微分回路 102 切替回路 103,105,107 ゲート回路 104 カウンタ 106 2相信号発生回路 108 ラッチ回路 SPM 波形整形された位相変調信号 CK クロックパルス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01D 5/00 - 5/62 G01P 13/00 - 13/04

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 波形整形された位相変調信号の立上がり
    (もしくは立下がり)を、クロックパルスに同期した微
    分パルスを発生する同期微分回路と、 上記微分パルスによってセットされ、オンに切替わる切
    替回路と、 該切替回路がオンのとき開いてクロックパルスを通過さ
    せる第1のゲート回路と、 該第1のゲート回路を通過したパルスを計数し、計数値
    が内挿数Nによって予め定められた値に達したときに桁
    上げ(又は桁下げ)信号を出力するカウンターと、 上記桁上げ(又は桁下げ)信号によって前記切替回路が
    オフになって第1のゲートを閉じたときに開かれる第2
    のゲート回路と、 上記第2のゲート回路を通して供給されるクロックパル
    スの到来毎に状態を遷移させる2相信号発生手段と、 該2相信号発生手段の出力を、前記カウンタの計数期間
    内の任意の時点でラッチするラッチ回路と、を備えた変
    位量検出装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載した変位量検出装置にお
    いて、前記カウンタが任意の数値にプリセット可能であ
    り、プリセット値を変化させることにより、任意の内挿
    数Nを実現するようにしたことを特徴とする変位量検出
    装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載した変位量検出装
    置において、内挿数がNのとき前記カウンタの計数する
    パルス数がN−4M(但し、Mは正の整数でN>4M)
    であることを特徴とする変位量検出装置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか1つに記載した
    変位量検出装置において、位相変調信号の1周期時間を
    カウンタと2相信号発生手段との組み合わせによって計
    数するようにしたことを特徴とする変位量検出装置。
JP16021294A 1994-07-12 1994-07-12 変位量検出装置 Expired - Fee Related JP3321998B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16021294A JP3321998B2 (ja) 1994-07-12 1994-07-12 変位量検出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16021294A JP3321998B2 (ja) 1994-07-12 1994-07-12 変位量検出装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0829195A JPH0829195A (ja) 1996-02-02
JP3321998B2 true JP3321998B2 (ja) 2002-09-09

Family

ID=15710177

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16021294A Expired - Fee Related JP3321998B2 (ja) 1994-07-12 1994-07-12 変位量検出装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3321998B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0829195A (ja) 1996-02-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3015747B2 (ja) エンコーダの内挿回路
US4194184A (en) Bidirectional digital position encoder
EP1600741A2 (en) Pulse width modulation based digital incremental encoder
EP0415402B1 (en) Improved method and apparatus for measuring velocity in servo systems
US8341852B2 (en) Arrangement and method for generating a reference impulse for a position measuring device
JP2003185472A (ja) アブソリュートエンコーダおよびその絶対値信号生成処理方法
JP3321998B2 (ja) 変位量検出装置
US6285023B1 (en) Apparatus for generating origin signal of optical linear scale
CN1912549B (zh) 编码器输出的内插方法和内插电路
JP4953714B2 (ja) エンコーダ出力の内挿方法及び内挿回路
JP3322077B2 (ja) 変位量検出装置
JP4683511B2 (ja) リニヤスケール
JP2700944B2 (ja) 変位量検出装置
JP3015751B2 (ja) エンコーダの内挿回路
JP4195313B2 (ja) 原点検出装置
JPH02231523A (ja) アブソリュートエンコーダ
JPH0721421B2 (ja) 矩形波信号の評価回路
JP2638456B2 (ja) 光学式アブソリュートスケール
JPH01136019A (ja) パルスエンコーダ回路
JP4400996B2 (ja) 原点信号発生装置
JPH0820274B2 (ja) 位置検出装置
JPS6127226Y2 (ja)
JPS6367520A (ja) デイジタルパルスのパルス幅確保およびノイズ抑制のための回路
Denić et al. Pseudorandom position encoder and code conversion problems
JPH04329309A (ja) アブソリュート信号発生方法

Legal Events

Date Code Title Description
S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R370 Written measure of declining of transfer procedure

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R370

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080628

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080628

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090628

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090628

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100628

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100628

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110628

Year of fee payment: 9

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110628

Year of fee payment: 9

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110628

Year of fee payment: 9

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110628

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120628

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130628

Year of fee payment: 11

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees