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JP3324535B2 - 表示パネル - Google Patents
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JP3324535B2 - 表示パネル - Google Patents

表示パネル

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JP3324535B2
JP3324535B2 JP35544398A JP35544398A JP3324535B2 JP 3324535 B2 JP3324535 B2 JP 3324535B2 JP 35544398 A JP35544398 A JP 35544398A JP 35544398 A JP35544398 A JP 35544398A JP 3324535 B2 JP3324535 B2 JP 3324535B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は液晶表示パネル等
の表示パネルに関する。
【0002】
【従来の技術】従来例として、アクティブマトリクス型
の液晶表示パネルについて説明する。図8は従来のこの
ような液晶表示パネルの一例の一部の等価回路的平面図
を示したものである。この液晶表示パネルはガラス基板
1を備えている。ガラス基板1上の一点鎖線で囲まれた
領域は表示領域2で、その外側は非表示領域3となって
いる。表示領域2には、マトリクス状に配置された複数
の画素電極4と、これらの画素電極4にそれぞれ接続さ
れたスイッチング素子としての薄膜トランジスタ5と、
行方向に延ばされ、薄膜トランジスタ5に走査信号を供
給するための複数の走査線6と、列方向に延ばされ、薄
膜トランジスタ5にデータ信号を供給するための複数の
信号線7と、複数の画素電極4の周囲に配置された枠状
の短絡リング8と、短絡リング8の右辺部の外側におい
て短絡リング8の右辺部と各走査線6とにそれぞれ接続
された2つずつの静電保護用の薄膜トランジスタ9と、
短絡リング8の下辺部の外側において短絡リング8の下
辺部と各信号線7とにそれぞれ接続された2つずつの静
電保護用の薄膜トランジスタ10とが設けられている。
走査線6の右端部は、非表示領域3の点線で示す半導体
チップ搭載エリア11内に設けられた出力側接続パッド
12に接続されている。信号線7の下端部は、非表示領
域3の点線で示す半導体チップ搭載エリア13内に設け
られた出力側接続パッド14に接続されている。半導体
チップ搭載エリア11、13内に設けられた入力側接続
パッド15、16は、非表示領域3の所定の箇所に設け
られた外部接続端子17に引き回し線18を介して接続
されている。
【0003】次に、この液晶表示パネルの一部の具体的
な構造について図9を参照して説明する。まず、薄膜ト
ランジスタ5等形成領域について説明する。ガラス基板
1の上面の所定の箇所にはAlからなるゲート電極21
を含む走査線6が形成され、その上面全体には酸化シリ
コンからなるゲート絶縁膜22が形成されている。ゲー
ト絶縁膜22の上面の所定の箇所でゲート電極21に対
応する部分には真性アモルファスシリコンからなる半導
体層23が形成されている。半導体層23の上面中央部
には窒化シリコンからなるブロッキング層24が形成さ
れている。ブロッキング層24の上面両側及びその両側
における半導体層23の上面にはn+シリコンからなる
オーミックコンタクト層25、26が形成されている。
オーミックコンタクト層25、26の上面にはCrから
なるドレイン電極27及びソース電極28が形成されて
いる。ドレイン電極27の上面及びゲート絶縁膜22の
上面の所定の箇所にはAlからなる信号線7が形成され
ている。信号線7等を含むゲート絶縁膜22の上面全体
には窒化シリコンからなるオーバーコート膜29が形成
されている。オーバーコート膜29の上面の所定の箇所
にはITO(インジウム−錫酸化物)等の透明金属酸化
物からなる画素電極4がオーバーコート膜29の所定の
箇所に形成されたコンタクトホール30を介してソース
電極28に接続されて形成されている。そして、このよ
うな液晶表示パネルでは、画素電極4が最上層に位置す
ることから、トップ画素電極構造(トップITO構造)
と呼ばれている。
【0004】次に、走査線6とこれに直交する配線31
との接続部形成領域について説明する。この場合、走査
線6とこれに直交する配線31との接続部とは、図8に
おいて、走査線6と静電保護用の薄膜トランジスタ9と
を接続する配線のうち列方向に延びる配線31(この配
線31はAlからなる信号線7の形成と同時に形成され
る。)と走査線6との接続部のことをいう。当該列方向
に延びる配線31は、信号線7の形成と同時に形成され
るから、ゲート絶縁膜22の上面の所定の箇所に形成さ
れている。そして、この配線31は、ゲート絶縁膜22
の所定の箇所に形成された方形状のコンタクトホール3
2を介して走査線6と接続されている。なお、信号線7
と静電保護用の薄膜トランジスタ10とを接続する配線
のうち行方向に延びる配線(この配線はAlからなる走
査線6の形成と同時に形成される。)と信号線7との接
続部の構造も、当該行方向に延びる配線が下側で信号線
7が上側となるだけで、上記と同様な構造となってい
る。
【0005】次に、非表示領域3における走査線6形成
領域6aについて説明する。非表示領域3における走査
線6は信号線7と交差することがない。そこで、非表示
領域3における走査線6上にはAlからなる上部走査線
33が信号線7の形成と同時に形成されている。この場
合、上部走査線33は、ゲート絶縁膜22の上面に形成
され、且つ、ゲート絶縁膜22に形成された溝状のコン
タクトホール34を介して走査線6と接続されている。
この結果、非表示領域3における実質的な走査線は2層
構造となり、低抵抗化を図ることができる。なお、非表
示領域3における実質的な信号線の構造も、信号線7下
にAlからなる下部信号線が走査線6の形成と同時に形
成されていることにより、上記と同様な2層構造となっ
ている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のこの
ような液晶表示パネルでは、オーバーコート膜29に欠
陥がある場合、当該欠陥下の信号線7等の配線が断線し
てしまうことがある。例えば、半導体層23を形成する
ための真性アモルファスシリコン層、オーミックコンタ
クト層25、26を形成するためのn+シリコン層、ド
レイン電極27、ソース電極28を形成するためのCr
層を成膜した後にデバイスエリア形成のためにエッチン
グすると、特にドレイン電極27の周囲が庇状となり、
この上に信号線7を形成すると、当該庇下に空洞が形成
され、この空洞に起因してオーバーコート膜29にカバ
ーレッジ不良による欠陥が生じることがある。また、非
表示領域3における走査線6形成領域6aにおいては、
現実的には図10に示すように、上部走査線33の幅方
向両端部がコンタクトホール34の外側におけるゲート
絶縁膜22上に盛り上がることにより、これら盛り上が
り部33a間におけるオーバーコート膜29に膜厚の薄
い欠陥部29aが生じることがある。このような欠陥部
29aは、走査線6とこれに直交する配線31との接続
部形成領域においても生じることがある。このように、
オーバーコート膜29に欠陥が生じた場合、画素電極4
を形成する際のITOのエッチング液がオーバーコート
膜29の当該欠陥部に染み込んでAlからなる信号線7
等の配線と接触すると、Al−ITO電池反応により、
極めて細い配線が溶解して断線し、歩留低下の一要因と
なってしまう。また、引き回し線18上のオーバーコー
ト膜29に欠陥がある場合、空気中の水分がオーバーコ
ート膜29の当該欠陥部に染み込んで引き回し線18と
接触することがある。一方、互いに隣接する複数の引き
回し線18にそれぞれ印加される電圧には大きな差があ
る。この結果、互いに隣接する引き回し線18のうち印
加電圧の高い方の引き回し線18において、染み込んだ
水分に電界が印加されて起こる電気化学反応の所謂電食
作用により、腐食による断線が生じることがある。この
発明の課題は、オーバーコート膜等の絶縁膜に欠陥があ
っても、当該欠陥下の配線に断線が生じないようにする
ことである。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明に係
る表示パネルは、ガラス基板上に、それぞれ、ゲート電
極、半導体層、ソース電極およびドレイン電極を有する
複数の薄膜トランジスタが配列され、各トランジスタの
ゲート電極に走査線が接続され、ドレイン電極に信号線
が接続され、ソース電極が透明な画素電極に接続された
表示パネルにおいて、前記信号線の一部を前記各薄膜ト
ランジスタの各ドレイン電極に重ねて形成し、前記前記
薄膜トランジスタおよび前記信号線を絶縁膜で覆い、前
記絶縁膜上に、該絶縁膜に形成したコンタクトホールを
介して前記ソース電極に接続される前記画素電極を形成
すると共に、前記ドレイン電極と前記信号線が重なる領
域の対応部に、前記画素電極と同一の材料からなり、電
気的に隔絶された島状の保護膜を形成したものである。
請求項2記載の発明に係る表示パネルは、ガラス基板上
に、それぞれ、ゲート電極、半導体層、ソース電極およ
びドレイン電極を有する複数の薄膜トランジスタが配列
され、各トランジスタのゲート電極に走査線が接続さ
れ、ドレイン電極に信号線が接続され、ソース電極が透
明な画素電極に接続された表示領域と、該表示領域の周
縁部に配置された非表示領域とを有する表示パネルにお
いて、前記各走査線を非表示領域に延出し、この延出さ
れた部分を、該走査線の幅方向両端部を除いて露出する
コンタクトホールを有するゲート絶縁膜で覆い、前記各
走査線の前記コンタクトホールから露出された部分及び
前記ゲート絶縁膜の前記コンタクトホールの側縁部上に
上部走査線を形成し、前記薄膜トランジスタ、前記信号
線及び前記上部走査線を絶縁膜で覆い、前記表示領域に
おける前記絶縁膜上に、該絶縁膜に形成したコンタクト
ホールを介して前記ソース電極に接続される前記画素電
極を形成すると共に、前記非表示領域における前記上部
走査線に対応する領域に、前記画素電極と同一の材料か
らなり、電気的に隔絶された島状の保護膜を形成したも
のである。請求項3記載の発明に係る表示パネルは、ガ
ラス基板上に、それぞれ、ゲート電極、半導体層、ソー
ス電極およびドレイン電極を有する複数の薄膜トランジ
スタが配列され、各トランジスタのゲート電極に走査線
が接続され、ドレイン電極に信号線が接続され、ソース
電極が透明な画素電極に接続された表示領域と、該表示
領域の周縁部に配置された非表示領域とを有する表示パ
ネルにおいて、前記非表示領域に、前記各走査線又は信
号線に接続される出力側接続パッドと、外部接続端子
と、相対応する前記出力側接続パッドと外部接続端子と
を接続する引き回し線を形成し、前記出力側接続パッド
と前記外部接続端子を露出する第1、第2のコンタクト
ホールを有する絶縁膜で前記薄膜トランジスタ、前記信
号線および前記引き回し線を覆い、前記絶縁膜上に、該
絶縁膜に形成した第3のコンタクトホールを介して前記
ソース電極に接続される前記画素電極を形成すると共
に、前記引き回し線に対応してパターニングされ、前記
引き回し線で接続された相対応する前記出力側接続パッ
ドと前記外部接続パッドを前記第1、第2のコンタクト
ホールを介して接続する、前記画素電極と同一の材料か
らなる保護膜を形成したものである。この発明によれ
ば、絶縁膜の欠陥に起因する断線の発生を防止するため
の保護膜を配線の少なくとも一部に対応する絶縁膜上に
形成しているので、絶縁膜に欠陥があっても、当該欠陥
下の配線に断線が生じないようにすることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】次に、この発明の実施の形態につ
いて、液晶表示パネルの各領域に適用した場合について
説明する。
【0009】(薄膜トランジスタ等形成領域に適用した
場合)図1(A)、(B)はこの発明を液晶表示パネル
の薄膜トランジスタ等形成領域に適用した場合の一例を
示すもので、(A)は当該領域の平面図を示し、(B)
はそのB−B線に沿う断面図を示す。これらの図におい
て、図9と同一部分には同一の符合を付し、その説明を
適宜省略する。この例では、信号線7がドレイン電極2
7と重なる部分よりもやや大きめの部分におけるオーバ
ーコート膜(絶縁膜)29の上面に保護膜41が画素電
極4と同一の材料(ITO等の透明金属酸化物)によっ
て画素電極4の形成と同時に形成されている。この場
合、保護膜41は電気的にはどことも接続されていない
が、薄膜トランジスタ5の特性に悪影響を与えないよう
にするために、ブロッキング層24下の半導体層23と
重ならないようにするのが望ましい。
【0010】そして、ドレイン電極27の周囲が庇状と
なり、この上に信号線7が形成されることにより、当該
庇下に空洞が形成され、この空洞に起因してオーバーコ
ート膜29にカバーレッジ不良による欠陥が生じても、
当該欠陥上に保護膜41が存在することになる。この結
果、画素電極4を形成する際の、例えばITOのエッチ
ング液がオーバーコート膜29の当該欠陥部に染み込む
ことがなく、ひいてはAlからなる信号線7にAl−I
TO電池反応による断線が生じないようにすることがで
き、その分だけ歩留の向上を図ることができる。また、
保護膜41を画素電極4の形成と同時に形成しているの
で、製造工程数が増加しないようにすることができる。
【0011】なお、図2(A)、(B)に示すように、
ブロッキング層24の上面両側及びその両側における半
導体層23の上面にn+シリコンからなるドレイン電極
42及びソース電極43を形成し、ドレイン電極42の
上面及びゲート絶縁膜22の上面の所定の箇所にCr層
44aとAl層44bの2層からなる信号線44を形成
した場合には、Cr層44aの端部が庇状となることは
ない。しかし、信号線44がドレイン電極42上に形成
され、この部分における信号線44の図2(A)の右端
部とドレイン電極42の上下方向両端部とが交差する部
分に比較的大きな段差が生じ、この段差に起因してオー
バーコート膜29に欠陥が生じることがある。そこで、
この場合には、図2(A)、(B)に示すように、当該
段差の部分におけるオーバーコート膜29の上面のみに
保護膜41を形成するようにしてもよい。
【0012】(非表示領域における走査線形成領域に適
用した場合)図3はこの発明を液晶表示パネルの非表示
領域における走査線形成領域に適用した場合の一例の現
実的な断面図を示す。この図において、図10と同一部
分には同一の符合を付し、その説明を適宜省略する。こ
の例では、オーバーコート膜29の上面において走査線
6及び上部走査線33を覆う部分に保護膜51が画素電
極と同一の材料(ITO等の透明金属酸化物)によって
画素電極の形成と同時に形成されている。
【0013】したがって、上部走査線33の幅方向両端
部がコンタクトホール34の外側におけるゲート絶縁膜
22上に盛り上がることにより、これら盛り上がり部3
3a間におけるオーバーコート膜29に膜厚の薄い欠陥
部29aが生じても、当該欠陥部29a上に保護膜51
が存在することになる。この結果、画素電極を形成する
際の、例えばITOのエッチング液がオーバーコート膜
29の当該欠陥部29aに染み込むことがなく、ひいて
はAlからなる上部走査線33及び走査線6にAl−I
TO電池反応による断線が生じないようにすることがで
き、その分だけ歩留の向上を図ることができる。また、
保護膜51を画素電極の形成と同時に形成しているの
で、製造工程数が増加しないようにすることができる。
【0014】次に、図4はこの発明を液晶表示パネルの
非表示領域における走査線形成領域に適用した場合の他
の例を示すもので、(A)は当該領域の平面図、(B)
はそのB−B線に沿う断面図を示す。これらの図におい
て、図3と同一名称部分には同一の符合を付し、その説
明を適宜省略する。この例では、ゲート絶縁膜22に上
部走査線33の幅よりも大きめの溝状のコンタクトホー
ル34が形成されている。走査線6の上面及びその近傍
のガラス基板1の上面には上部走査線33が形成されて
いる。オーバーコート膜29の上面には保護膜51が上
部走査線33を覆うように形成されている。
【0015】ところで、この場合には、図3に示すよう
な盛り上がり部33a及び膜厚の薄い欠陥部29aは形
成されない。そこで、ここでは、上部走査線33上にお
けるオーバーコート膜29に異物の混入により欠陥が生
じた場合を想定する。このような場合も、オーバーコー
ト膜29の当該欠陥上に保護膜51が存在することによ
り、画素電極を形成する際の、例えばITOのエッチン
グ液がオーバーコート膜29の当該欠陥に染み込むこと
がなく、ひいてはAlからなる上部走査線33及び走査
線6にAl−ITO電池反応による断線が生じないよう
にすることができ、その分だけ歩留の向上を図ることが
できる。
【0016】(走査線とこれに直交する配線との接続部
形成領域に適用した場合)図5(A)、(B)はこの発
明を液晶表示パネルの走査線とこれに直交する配線との
接続部形成領域に適用した場合の一例を示すもので、
(A)は当該領域の平面図を示し、(B)はそのB−B
線に沿う断面図を示す。これらの図において、図9と同
一部分には同一の符合を付し、その説明を適宜省略す
る。この例では、配線31と走査線6との交差部よりも
やや大きめの部分におけるオーバーコート膜29の上面
に保護膜52が画素電極と同一の材料(ITO等の透明
金属酸化物)によって画素電極の形成と同時に形成され
ている。したがって、図3に示す場合と同様の効果を得
ることができる。
【0017】なお、図6(A)、(B)に示すように、
保護膜52の大きさを配線31と走査線6との交差部の
大きさよりも小さくし、コンタクトホール34の大きさ
を保護膜52の大きさよりも小さくしてもよい。このよ
うにしても、図3に示す場合と同様の効果を得ることが
できる。その上、保護膜52の大きさを図6に示す保護
膜51の大きさよりも小さくしているので、その周辺の
パターン設計の自由度を増大することができる。
【0018】(非表示領域における引き回し線等形成領
域に適用した場合)図7はこの発明を液晶表示パネルの
非表示領域における引き回し線等形成領域に適用した場
合の一例を示すもので、(A)は当該領域の平面図を示
し、(B)はそのB−B線に沿う断面図を示す。ただ
し、この例では、図8に示すもののうち、入力側接続パ
ッド16と外部接続端子17とを接続する引き回し線1
8の部分について説明する。入力側接続パッド16、外
部接続端子17及びその間の引き回し線18は、下から
順に、走査線の形成と同時に形成された第1のAl層6
1、信号線の形成と同時に形成された第2のAl層6
2、画素電極の形成と同時に形成された透明金属酸化物
であるITO層(保護膜)63の3層構造となってい
る。このうち両Al層61、62はガラス基板1の上面
に形成されている。この場合、ゲート絶縁膜は図示して
いないが、両Al層61、62の部分は図3に示すよう
な構造であってもよく、また図4に示すような構造であ
ってもよい。ITO層63は、オーバーコート膜29の
上面に形成され、オーバーコート膜29の所定の箇所に
形成されたコンタクトホール64を介して入力側接続パ
ッド16形成領域の第2のAl層62と接続されている
とともに、オーバーコート膜29の他の所定の箇所に形
成されたコンタクトホール65を介して外部接続端子1
7形成領域の第2のAl層62と接続されている。
【0019】したがって、この例でも、Al層61、6
2上におけるオーバーコート膜29に欠陥があっても、
当該欠陥上にITO層63が存在することにより、画素
電極を形成する際のITOのエッチング液がオーバーコ
ート膜29の当該欠陥部に染み込むことがなく、ひいて
はAl層61、62にAl−ITO電池反応による断線
が生じないようにすることができ、その分だけ歩留の向
上を図ることができる。また、空気中の水分がオーバー
コート膜29の当該欠陥部に染み込むのをITO層63
によって防止することができるので、Al層61、62
に腐食による断線が生じないようにすることができる。
ここで、ITO層63自体は金属酸化物であるので、こ
のような腐食による断線は生じにくい。また、ITO層
63を画素電極の形成と同時に形成しているので、製造
工程数が増加しないようにすることができる。上記にお
いて、コンタクトホール64、65は図1に示すコンタ
クトホール30の形成と同時に形成する。なお、上記の
各実施形態おいては、画素電極4をオーバーコート膜2
9上に形成する場合で説明したが、この発明は、画素電
極を中間の絶縁膜上に形成する場合にも適用可能であ
る。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、絶縁膜の欠陥に起因する断線の発生を防止するため
の保護膜を配線の少なくとも一部に対応する絶縁膜上に
形成しているので、絶縁膜に欠陥があっても、当該欠陥
下の配線に断線が生じないようにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明を液晶表示パネルの薄膜トランジスタ
等形成領域に適用した場合の一例を示すもので、(A)
は当該領域の平面図、(B)はそのB−B線に沿う断面
図。
【図2】この発明を液晶表示パネルの薄膜トランジスタ
等形成領域に適用した場合の他の例を示すもので、
(A)は当該領域の平面図、(B)はそのB−B線に沿
う断面図。
【図3】この発明を液晶表示パネルの非表示領域におけ
る走査線形成領域に適用した場合の一例を示す現実的な
断面図。
【図4】この発明を液晶表示パネルの非表示領域におけ
る走査線形成領域に適用した場合の他の例を示すもの
で、(A)は当該領域の平面図、(B)はそのB−B線
に沿う断面図。
【図5】この発明を液晶表示パネルの走査線とこれに直
交する配線との接続部形成領域に適用した場合の一例を
示すもので、(A)は当該領域の平面図、(B)はその
B−B線に沿う断面図。
【図6】この発明を液晶表示パネルの走査線とこれに直
交する配線との接続部形成領域に適用した場合の他の例
を示すもので、(A)は当該領域の平面図、(B)はそ
のB−B線に沿う断面図。
【図7】この発明を液晶表示パネルの非表示領域におけ
る引き回し線等形成領域に適用した場合の一例を示すも
ので、(A)は当該領域の平面図、(B)はそのB−B
線に沿う断面図。
【図8】従来の液晶表示パネルの一例の一部の等価回路
的平面図。
【図9】図8に示す液晶表示パネルの具体的な構造の一
部の断面図。
【図10】図9に示す液晶表示パネルにおけるオーバー
コート膜の欠陥の1つを説明するために示す断面図。
【符号の説明】
1 ガラス基板 4 画素電極 5 薄膜トランジスタ 6 走査線 7 信号線 27 ドレイン電極 28 ソース電極 29 オーバーコート膜 41 保護膜
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平10−325967(JP,A) 特開 平4−195122(JP,A) 特開 平7−318975(JP,A) 特開 平4−362923(JP,A) 特開 平5−53135(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02F 1/1368 G09F 9/30 338

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガラス基板上に、それぞれ、ゲート電
    極、半導体層、ソース電極およびドレイン電極を有する
    複数の薄膜トランジスタが配列され、各トランジスタの
    ゲート電極に走査線が接続され、ドレイン電極に信号線
    が接続され、ソース電極が透明な画素電極に接続された
    表示パネルにおいて、前記信号線の一部を前記各薄膜ト
    ランジスタの各ドレイン電極に重ねて形成し、前記前記
    薄膜トランジスタおよび前記信号線を絶縁膜で覆い、前
    記絶縁膜上に、該絶縁膜に形成したコンタクトホールを
    介して前記ソース電極に接続される前記画素電極を形成
    すると共に、前記ドレイン電極と前記信号線が重なる領
    域の対応部に、前記画素電極と同一の材料からなり、電
    気的に隔絶された島状の保護膜を形成したことを特徴と
    する表示パネル。
  2. 【請求項2】 ガラス基板上に、それぞれ、ゲート電
    極、半導体層、ソース電極およびドレイン電極を有する
    複数の薄膜トランジスタが配列され、各トランジスタの
    ゲート電極に走査線が接続され、ドレイン電極に信号線
    が接続され、ソース電極が透明な画素電極に接続された
    表示領域と、該表示領域の周縁部に配置された非表示領
    域とを有する表示パネルにおいて、前記各走査線を非表
    示領域に延出し、この延出された部分を、該走査線の幅
    方向両端部を除いて露出するコンタクトホールを有する
    ゲート絶縁膜で覆い、前記各走査線の前記コンタクトホ
    ールから露出された部分及び前記ゲート絶縁膜の前記コ
    ンタクトホールの側縁部上に上部走査線を形成し、前記
    薄膜トランジスタ、前記信号線及び前記上部走査線を絶
    縁膜で覆い、前記表示領域における前記絶縁膜上に、該
    絶縁膜に形成したコンタクトホールを介して前記ソース
    電極に接続される前記画素電極を形成すると共に、前記
    非表示領域における前記上部走査線に対応する領域に、
    前記画素電極と同一の材料からなり、電気的に隔絶され
    た島状の保護膜を形成したことを特徴とする表示パネ
    ル。
  3. 【請求項3】 ガラス基板上に、それぞれ、ゲート電
    極、半導体層、ソース電極およびドレイン電極を有する
    複数の薄膜トランジスタが配列され、各トランジスタの
    ゲート電極に走査線が接続され、ドレイン電極に信号線
    が接続され、ソース電極が透明な画素電極に接続された
    表示領域と、該表示領域の周縁部に配置された非表示領
    域とを有する表示パネルにおいて、前記非表示領域に、
    前記各走 査線又は信号線に接続される出力側接続パッド
    と、外部接続端子と、相対応する前記出力側接続パッド
    と外部接続端子とを接続する引き回し線を形成し、前記
    出力側接続パッドと前記外部接続端子を露出する第1、
    第2のコンタクトホールを有する絶縁膜で前記薄膜トラ
    ンジスタ、前記信号線および前記引き回し線を覆い、前
    記絶縁膜上に、該絶縁膜に形成した第3のコンタクトホ
    ールを介して前記ソース電極に接続される前記画素電極
    を形成すると共に、前記引き回し線に対応してパターニ
    ングされ、前記引き回し線で接続された相対応する前記
    出力側接続パッドと前記外部接続パッドを前記第1、第
    2のコンタクトホールを介して接続する、前記画素電極
    と同一の材料からなる保護膜を形成したことを特徴とす
    る表示パネル。
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