JP3324830B2 - 機械翻訳装置 - Google Patents
機械翻訳装置Info
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- Document Processing Apparatus (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、機械翻訳装置を用いて
翻訳作業を行った後で訳文を編集する際に、ユーザに対
して翻訳で使用した装置内の辞書の出典を明示する機械
翻訳装置に関するものである。
翻訳作業を行った後で訳文を編集する際に、ユーザに対
して翻訳で使用した装置内の辞書の出典を明示する機械
翻訳装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、翻訳作業を行うためには、参照す
る辞書や辞典は市販されているものだけでは十分でな
く、翻訳者らの知識や独自に集めた用語集などが併用し
て使用される。この状況は機械翻訳の場合でも同じであ
る。
る辞書や辞典は市販されているものだけでは十分でな
く、翻訳者らの知識や独自に集めた用語集などが併用し
て使用される。この状況は機械翻訳の場合でも同じであ
る。
【0003】一般に、機械翻訳などのシステムで用いら
れる辞書としては、一般的な語法、訳語が付与され、か
つ一番広い範囲のエントリーを網羅している基本辞書
が、第1の辞書としてシステムの内部に保有されてい
る。更に、ある特定の分野に依存している語句のための
分野別専門辞書が、第2の辞書としてシステムの内部に
保有されており、この専門辞書は用途に応じて使い分け
ることができる。ここには特定の分野にしか出てこない
語句や、特殊な用法になる語句、訳語が変化する語句な
どが含まれている。これにより、特定の分野に依存して
いる語句にその分野の一般的な訳語が当てられる。
れる辞書としては、一般的な語法、訳語が付与され、か
つ一番広い範囲のエントリーを網羅している基本辞書
が、第1の辞書としてシステムの内部に保有されてい
る。更に、ある特定の分野に依存している語句のための
分野別専門辞書が、第2の辞書としてシステムの内部に
保有されており、この専門辞書は用途に応じて使い分け
ることができる。ここには特定の分野にしか出てこない
語句や、特殊な用法になる語句、訳語が変化する語句な
どが含まれている。これにより、特定の分野に依存して
いる語句にその分野の一般的な訳語が当てられる。
【0004】しかし、実際の翻訳文中には、個々のユー
ザが独自に用いる用語や言い回しがかなりの割合で含ま
れているために、システム側で予め用意してある前記基
本辞書や専門辞書だけではどうしても不十分で、未登録
語が存在してしまう。
ザが独自に用いる用語や言い回しがかなりの割合で含ま
れているために、システム側で予め用意してある前記基
本辞書や専門辞書だけではどうしても不十分で、未登録
語が存在してしまう。
【0005】また、基本辞書や専門辞書にエントリーさ
れている語句であっても、その訳語がユーザに最もふさ
わしいものであるとは限らない。特定のユーザが使う決
まり文句や独特の表現など、文字どおりに訳すのではな
く、希望の訳語でないと不自由なものもある。例えば、
「かま」という読みに対する日本語の漢字表記には、
「窯」,「釜」,「鎌」などがある。また、一口に
「窯」といっても、英語になると、陶器を焼くの“kil
n”,パンを焼くの“oven”,炉を表すの“furnance”
などがあり、「釜」にしても、湯沸しのかまの“iron p
ot”や“kettle”,鍋かまの“ca(u)ldron”などがあ
り、「鎌」についても“sickle”や“hook”などがある
ようにさまざまな「かま」が存在する。更に、ミシン用
語として、下糸を巻き付けているボビンを入れるボビン
ケースのことを「かま」と言い、その訳語は“shuttl
e”である。ミシンの分野のテキストを翻訳する場合
は、“shuttle”以外の訳語が出てくるとしたならば、
それはおそらく誤りであるから、ユーザは決して満足す
ることができない。このように、何気なく使う「かま」
という表記でも、テキストの種類により表している意味
が限定されて様々に訳し分けられるのがわかる。
れている語句であっても、その訳語がユーザに最もふさ
わしいものであるとは限らない。特定のユーザが使う決
まり文句や独特の表現など、文字どおりに訳すのではな
く、希望の訳語でないと不自由なものもある。例えば、
「かま」という読みに対する日本語の漢字表記には、
「窯」,「釜」,「鎌」などがある。また、一口に
「窯」といっても、英語になると、陶器を焼くの“kil
n”,パンを焼くの“oven”,炉を表すの“furnance”
などがあり、「釜」にしても、湯沸しのかまの“iron p
ot”や“kettle”,鍋かまの“ca(u)ldron”などがあ
り、「鎌」についても“sickle”や“hook”などがある
ようにさまざまな「かま」が存在する。更に、ミシン用
語として、下糸を巻き付けているボビンを入れるボビン
ケースのことを「かま」と言い、その訳語は“shuttl
e”である。ミシンの分野のテキストを翻訳する場合
は、“shuttle”以外の訳語が出てくるとしたならば、
それはおそらく誤りであるから、ユーザは決して満足す
ることができない。このように、何気なく使う「かま」
という表記でも、テキストの種類により表している意味
が限定されて様々に訳し分けられるのがわかる。
【0006】すなわち、的確に翻訳処理を行うためには
翻訳するテキストの種類に応じた訳語を含んだ辞書を選
んで用いる必要がある。そして、システムが通常提供す
る基本辞書や専門辞書は一般的なものであるから、複数
の専門辞書の選択と同時に、最も語句の用途を限定でき
る第3の辞書としてユーザ辞書が必要になってくる。そ
して、場合によっては、ユーザ辞書の中でも分野やユー
ザによって複数のユーザ辞書を開発する必要があること
もある。言い換えれば、ユーザ辞書がなければこなれた
訳文はできない。従って、このような状況下において
は、ユーザ自身によるユーザ辞書の開発は不可欠なもの
になっている。
翻訳するテキストの種類に応じた訳語を含んだ辞書を選
んで用いる必要がある。そして、システムが通常提供す
る基本辞書や専門辞書は一般的なものであるから、複数
の専門辞書の選択と同時に、最も語句の用途を限定でき
る第3の辞書としてユーザ辞書が必要になってくる。そ
して、場合によっては、ユーザ辞書の中でも分野やユー
ザによって複数のユーザ辞書を開発する必要があること
もある。言い換えれば、ユーザ辞書がなければこなれた
訳文はできない。従って、このような状況下において
は、ユーザ自身によるユーザ辞書の開発は不可欠なもの
になっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、包括的
に構築されている基本辞書や専門辞書とは異なり、ユー
ザ辞書はユーザがその場しのぎで作成した語句も含まれ
ているし、またシステムの処理手順なども考慮されてい
ないので、基本辞書などに比べてその信憑性が低い。そ
のため、翻訳に失敗した原因がユーザ辞書の品詞や個々
の情報の不具合である可能性もある。
に構築されている基本辞書や専門辞書とは異なり、ユー
ザ辞書はユーザがその場しのぎで作成した語句も含まれ
ているし、またシステムの処理手順なども考慮されてい
ないので、基本辞書などに比べてその信憑性が低い。そ
のため、翻訳に失敗した原因がユーザ辞書の品詞や個々
の情報の不具合である可能性もある。
【0008】ところが、ユーザにとって訳文からだけで
は不具合は見つけにくい。また、使われている分野が異
なることにより、意味が異なったり訳語が変わったりす
ることがある語句でも、一度訳文中で相手言語に置き変
わってしまっていると、個々の語句一つ一つが本当にふ
さわしい訳語であるかを見分けることは、その分野の専
門家であっても困難なことであり、大変手間のかかる作
業である。特に、複数のユーザが一つのシステムを使用
する場合、専門知識のないユーザが、本当は修正しては
いけない専門用語を、専門用語とは知らないがために編
集してしまう危険性もあり得る。
は不具合は見つけにくい。また、使われている分野が異
なることにより、意味が異なったり訳語が変わったりす
ることがある語句でも、一度訳文中で相手言語に置き変
わってしまっていると、個々の語句一つ一つが本当にふ
さわしい訳語であるかを見分けることは、その分野の専
門家であっても困難なことであり、大変手間のかかる作
業である。特に、複数のユーザが一つのシステムを使用
する場合、専門知識のないユーザが、本当は修正しては
いけない専門用語を、専門用語とは知らないがために編
集してしまう危険性もあり得る。
【0009】一方、一度ユーザ辞書を作成しておけばそ
れ以降の翻訳は万全であるという保証もない。すなわ
ち、特殊な用法と基本的な用法とを合わせ持つような語
句について、ユーザが不用意にユーザ辞書を作成してし
まうと、普通の文章がうまく訳せなくなることがある。
例えば、「型」において「型に流す」,「型から外す」
などの「鋳物の型」の意味の場合は、いろいろな分野あ
るいは使い方に応じて、“die”,“mold”,“castin
g”という訳語が必要である。また、「機種」を表す“m
odel” や「種類」を表す“type”もある。そして、前
記「かま」は分野によって表す意味がほぼ分けられる
が、「型」の“model” や“type”は分野に依存してい
るわけではなく、どのような分野にも使われる「語」で
あり、「訳語」である。
れ以降の翻訳は万全であるという保証もない。すなわ
ち、特殊な用法と基本的な用法とを合わせ持つような語
句について、ユーザが不用意にユーザ辞書を作成してし
まうと、普通の文章がうまく訳せなくなることがある。
例えば、「型」において「型に流す」,「型から外す」
などの「鋳物の型」の意味の場合は、いろいろな分野あ
るいは使い方に応じて、“die”,“mold”,“castin
g”という訳語が必要である。また、「機種」を表す“m
odel” や「種類」を表す“type”もある。そして、前
記「かま」は分野によって表す意味がほぼ分けられる
が、「型」の“model” や“type”は分野に依存してい
るわけではなく、どのような分野にも使われる「語」で
あり、「訳語」である。
【0010】このため、ユーザ辞書に「型」を“die”
や“mold”として登録すると、例えば、「一般型」,
「特殊型」などの「型」も“general model” とは訳さ
れず、“general die” と訳される。それでよい場合は
もちろんあるだろうが、不都合な場合もある。しかし、
やはり「型」に対して“die” や“mold”といった訳語
は専門辞書やユーザ辞書のレベルでは必要であるから、
ユーザが専門辞書を使用するなり、自分でユーザ辞書に
登録した場合は、訳文中から“general die” を見つけ
出さなくてはならなかった。
や“mold”として登録すると、例えば、「一般型」,
「特殊型」などの「型」も“general model” とは訳さ
れず、“general die” と訳される。それでよい場合は
もちろんあるだろうが、不都合な場合もある。しかし、
やはり「型」に対して“die” や“mold”といった訳語
は専門辞書やユーザ辞書のレベルでは必要であるから、
ユーザが専門辞書を使用するなり、自分でユーザ辞書に
登録した場合は、訳文中から“general die” を見つけ
出さなくてはならなかった。
【0011】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、機械翻訳装置を用いて翻訳作業
を行った後で訳文を編集する際に、ユーザにより指定さ
れた辞書を出典とする訳語の語句を強調表示させ、ユー
ザがそれを参照しながら、訳文を編集することができる
ようにすることにより、ユーザの後編集の手間の軽減と
訳文の品質の向上を促すことができる機械翻訳装置を提
供することを目的としている。
になされたものであり、機械翻訳装置を用いて翻訳作業
を行った後で訳文を編集する際に、ユーザにより指定さ
れた辞書を出典とする訳語の語句を強調表示させ、ユー
ザがそれを参照しながら、訳文を編集することができる
ようにすることにより、ユーザの後編集の手間の軽減と
訳文の品質の向上を促すことができる機械翻訳装置を提
供することを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に請求項1の機械翻訳装置は、原言語による原文を入力
する入力手段と、見出し語と、その見出し語に対応する
訳語と、該見出し語を翻訳する際に必要な語法などの知
識情報とを格納する第1の辞書と、特定の分野に依存す
る見出し語と、その見出し語に対応する訳語と、該見出
し語を翻訳する際に必要な知識情報とを格納する第2の
辞書と、任意の見出し語と、その見出し語に対する任意
の訳語と、該見出し語を翻訳する際に必要な知識情報と
を格納するユーザ辞書と、そのユーザ辞書を作成する辞
書作成手段と、第2の辞書とユーザ辞書との中から少な
くとも1つを選択する選択手段と、その選択手段による
選択に基づいて、第2の辞書とユーザ辞書との優先順位
を制御し、前記各辞書を用いて翻訳処理を行う翻訳手段
と、その翻訳手段により得られた目的言語による訳文を
表示する出力手段と、翻訳処理に用いられた各辞書から
一つの辞書の種類を指定する指定手段と、その指定手段
により辞書の種類が指定された時、翻訳処理に用いられ
た該辞書に属する原言語の見出し語が原文中に存在して
いる場合に、原文あるいは該当する見出し語あるいは訳
語を強調出力させる強調手段とを設けている。
に請求項1の機械翻訳装置は、原言語による原文を入力
する入力手段と、見出し語と、その見出し語に対応する
訳語と、該見出し語を翻訳する際に必要な語法などの知
識情報とを格納する第1の辞書と、特定の分野に依存す
る見出し語と、その見出し語に対応する訳語と、該見出
し語を翻訳する際に必要な知識情報とを格納する第2の
辞書と、任意の見出し語と、その見出し語に対する任意
の訳語と、該見出し語を翻訳する際に必要な知識情報と
を格納するユーザ辞書と、そのユーザ辞書を作成する辞
書作成手段と、第2の辞書とユーザ辞書との中から少な
くとも1つを選択する選択手段と、その選択手段による
選択に基づいて、第2の辞書とユーザ辞書との優先順位
を制御し、前記各辞書を用いて翻訳処理を行う翻訳手段
と、その翻訳手段により得られた目的言語による訳文を
表示する出力手段と、翻訳処理に用いられた各辞書から
一つの辞書の種類を指定する指定手段と、その指定手段
により辞書の種類が指定された時、翻訳処理に用いられ
た該辞書に属する原言語の見出し語が原文中に存在して
いる場合に、原文あるいは該当する見出し語あるいは訳
語を強調出力させる強調手段とを設けている。
【0013】また、請求項2の機械翻訳装置は、前記翻
訳処理に用いられた辞書の種類を必要に応じて前記出力
手段へ表示させる出力制御手段を設け、その出力手段に
表示された各辞書のうちの一つの辞書を前記指定手段に
より指定し、前記強調手段が、指定手段により指定され
た辞書を出典とする訳語あるいは該当する見出し語ある
いは原文を強調表示させる。
訳処理に用いられた辞書の種類を必要に応じて前記出力
手段へ表示させる出力制御手段を設け、その出力手段に
表示された各辞書のうちの一つの辞書を前記指定手段に
より指定し、前記強調手段が、指定手段により指定され
た辞書を出典とする訳語あるいは該当する見出し語ある
いは原文を強調表示させる。
【0014】
【作用】上記の構成を有する請求項1の機械翻訳装置に
於いては、翻訳手段は、第1の辞書と、第2の辞書と、
ユーザが辞書作成手段により作成したユーザ辞書とを使
用して翻訳作業を行い、出力手段により、得られた目的
言語による訳文を表示する。その翻訳作業後、訳文を編
集する際に、指定手段により、翻訳処理に用いられた各
辞書から一つの辞書の種類を指定し、強調手段が、指定
手段により辞書の種類が指定された時、翻訳処理に用い
られた該辞書に属する原言語の見出し語が原文中に存在
している場合に、原文あるいは該当する見出し語あるい
は訳語を強調表示させることによって、ユーザはそれを
参照しながらユーザ辞書を作成、修正したり、別の訳語
に置き換えたりして、訳文を編集する。
於いては、翻訳手段は、第1の辞書と、第2の辞書と、
ユーザが辞書作成手段により作成したユーザ辞書とを使
用して翻訳作業を行い、出力手段により、得られた目的
言語による訳文を表示する。その翻訳作業後、訳文を編
集する際に、指定手段により、翻訳処理に用いられた各
辞書から一つの辞書の種類を指定し、強調手段が、指定
手段により辞書の種類が指定された時、翻訳処理に用い
られた該辞書に属する原言語の見出し語が原文中に存在
している場合に、原文あるいは該当する見出し語あるい
は訳語を強調表示させることによって、ユーザはそれを
参照しながらユーザ辞書を作成、修正したり、別の訳語
に置き換えたりして、訳文を編集する。
【0015】また、請求項2の機械翻訳装置に於いて
は、出力制御手段により翻訳処理に用いられた各辞書の
種類を出力手段に表示させ、指定手段にて出力手段に表
示された各辞書のうちの一つの辞書を指定し、強調手段
により指定された辞書を出典とする訳語あるいは該当す
る見出し語あるいは原文を強調表示させる。
は、出力制御手段により翻訳処理に用いられた各辞書の
種類を出力手段に表示させ、指定手段にて出力手段に表
示された各辞書のうちの一つの辞書を指定し、強調手段
により指定された辞書を出典とする訳語あるいは該当す
る見出し語あるいは原文を強調表示させる。
【0016】
【実施例】以下、本発明を具体化した日英機械翻訳装置
としての一実施例を図面を参照して説明する。
としての一実施例を図面を参照して説明する。
【0017】図1は、本発明に関する機械翻訳装置のハ
ードウェア構成を概略的に示すブロック図である。図1
に示すように、この機械翻訳装置は、CRT等から構成
される表示部11と、キーボード等にて構成される入力
部12と、レーザープリンタ等により構成される印刷部
13と、ハードディスクや光ディスク等に格納され翻訳
処理に利用される電子辞書部14と、入力部12から入
力された入力文と翻訳された結果の訳文とを対にして格
納する格納部15と、本システム全体を制御する編集部
16と、翻訳処理を実行する翻訳部17と、翻訳処理に
利用する電子辞書部14内の各辞書をユーザに選択させ
る辞書選択部18と、その辞書選択部18で選択された
電子辞書部14の辞書を制御する辞書制御部19と、電
子辞書部14内の辞書を編集したり、辞書情報を検索す
る辞書編集部20と、表示部11に送るデータを制御す
る表示制御部21とから構成されている。
ードウェア構成を概略的に示すブロック図である。図1
に示すように、この機械翻訳装置は、CRT等から構成
される表示部11と、キーボード等にて構成される入力
部12と、レーザープリンタ等により構成される印刷部
13と、ハードディスクや光ディスク等に格納され翻訳
処理に利用される電子辞書部14と、入力部12から入
力された入力文と翻訳された結果の訳文とを対にして格
納する格納部15と、本システム全体を制御する編集部
16と、翻訳処理を実行する翻訳部17と、翻訳処理に
利用する電子辞書部14内の各辞書をユーザに選択させ
る辞書選択部18と、その辞書選択部18で選択された
電子辞書部14の辞書を制御する辞書制御部19と、電
子辞書部14内の辞書を編集したり、辞書情報を検索す
る辞書編集部20と、表示部11に送るデータを制御す
る表示制御部21とから構成されている。
【0018】前記電子辞書部14は、システムが予め内
部に保有している基本辞書31および専門辞書32と、
ユーザが辞書編集部20を介して必要な語句を登録でき
るユーザ辞書33とから構成されている。専門辞書32
とユーザ辞書33とは、それぞれ複数個存在することが
可能であるが、本実施例においては便宜上各一つずつと
する。
部に保有している基本辞書31および専門辞書32と、
ユーザが辞書編集部20を介して必要な語句を登録でき
るユーザ辞書33とから構成されている。専門辞書32
とユーザ辞書33とは、それぞれ複数個存在することが
可能であるが、本実施例においては便宜上各一つずつと
する。
【0019】図2は基本辞書31の辞書データの構成を
示しており、個々の辞書情報は、見出し語51と、その
見出し語の品詞52と、見出し語51に対応する訳語5
3と、その訳語の品詞54と、見出し語51を翻訳する
際に必要な語法や意味などの知識情報55とから成って
いる。
示しており、個々の辞書情報は、見出し語51と、その
見出し語の品詞52と、見出し語51に対応する訳語5
3と、その訳語の品詞54と、見出し語51を翻訳する
際に必要な語法や意味などの知識情報55とから成って
いる。
【0020】また、図3は専門辞書32の辞書データの
構成を示しており、前記基本辞書31と同様に、個々の
辞書情報は、特定の分野に依存する見出し語61と、そ
の見出し語の品詞62と、見出し語61に対応する訳語
63と、訳語の品詞64と、見出し語61を翻訳する際
に必要な語法や意味などの知識情報65とから構成され
ている。
構成を示しており、前記基本辞書31と同様に、個々の
辞書情報は、特定の分野に依存する見出し語61と、そ
の見出し語の品詞62と、見出し語61に対応する訳語
63と、訳語の品詞64と、見出し語61を翻訳する際
に必要な語法や意味などの知識情報65とから構成され
ている。
【0021】さらに、図4はユーザ辞書33の辞書デー
タの構成を示しており、基本辞書31や専門辞書32と
同様に、個々の辞書情報は、見出し語71と、その見出
し語71の品詞72と、その見出し語71に対する任意
の訳語73と、その訳語73の品詞74と、見出し語7
1を翻訳する際に必要な語法や意味などの知識情報75
とから構成されている。
タの構成を示しており、基本辞書31や専門辞書32と
同様に、個々の辞書情報は、見出し語71と、その見出
し語71の品詞72と、その見出し語71に対する任意
の訳語73と、その訳語73の品詞74と、見出し語7
1を翻訳する際に必要な語法や意味などの知識情報75
とから構成されている。
【0022】次に、このように構成された機械翻訳装置
の基本的な翻訳動作について図5を用いて概略的に説明
する。
の基本的な翻訳動作について図5を用いて概略的に説明
する。
【0023】まず、入力部12の文字キーなどを操作し
て原言語である日本文をする(S1)。そして、入力部
12の翻訳実行キー(図示せず)を操作すると(S
2)、翻訳制御処理が開始され、編集部16にて入力部
12から入力された日本文が必要に応じて適切な形に編
集されて、翻訳部17に送られ、翻訳部17において電
子辞書部14内の各辞書31,32,33を用いて日本
文を相手言語である英語に翻訳し、出力文を得る(S
3)。次いで、編集部16は、入力文と出力文とを対に
して格納部15へ格納する(S4)。そして、編集部1
6は格納部15から入力文と出力文とのデータを読み出
して表示部11に表示する(S5)。
て原言語である日本文をする(S1)。そして、入力部
12の翻訳実行キー(図示せず)を操作すると(S
2)、翻訳制御処理が開始され、編集部16にて入力部
12から入力された日本文が必要に応じて適切な形に編
集されて、翻訳部17に送られ、翻訳部17において電
子辞書部14内の各辞書31,32,33を用いて日本
文を相手言語である英語に翻訳し、出力文を得る(S
3)。次いで、編集部16は、入力文と出力文とを対に
して格納部15へ格納する(S4)。そして、編集部1
6は格納部15から入力文と出力文とのデータを読み出
して表示部11に表示する(S5)。
【0024】もしも、出力文(翻訳文)が正しくないか
あるいは不自然である場合には、入力文の日本語を再編
集して再翻訳するか、ユーザ辞書33の内容を変更した
後に再翻訳するか、あるいは出力文(翻訳文)を直接修
正する。
あるいは不自然である場合には、入力文の日本語を再編
集して再翻訳するか、ユーザ辞書33の内容を変更した
後に再翻訳するか、あるいは出力文(翻訳文)を直接修
正する。
【0025】入力文の日本語を再編集して再翻訳する場
合は、入力部12の入力文編集キー(図示せず)を操作
した後(S6・S7共にYES)、表示部11に表示さ
れている入力文を入力部12の文字キーなどを操作して
修正し、新たな入力文を作成する(S1)。その後、翻
訳実行キーを操作して(S2)、再度翻訳処理を行う
(S3〜S5)。
合は、入力部12の入力文編集キー(図示せず)を操作
した後(S6・S7共にYES)、表示部11に表示さ
れている入力文を入力部12の文字キーなどを操作して
修正し、新たな入力文を作成する(S1)。その後、翻
訳実行キーを操作して(S2)、再度翻訳処理を行う
(S3〜S5)。
【0026】ユーザ辞書33の内容を変更した後に再翻
訳する場合は、入力部12の辞書編集キー(図示せず)
を操作して(S6・YES,S7・NO,S8・YE
S)、編集部17により電子辞書部14内のユーザ辞書
33の情報を検索しその結果を表示部11に表示させ、
辞書編集部20によりユーザ辞書33に必要な語句を登
録したり、既に登録されている辞書情報を修正したりし
た後(S9)、翻訳実行キーを操作して(S6・YE
S,S7・S8共にNO,S10・YES)、再度翻訳
処理を行う(S3〜S5)。
訳する場合は、入力部12の辞書編集キー(図示せず)
を操作して(S6・YES,S7・NO,S8・YE
S)、編集部17により電子辞書部14内のユーザ辞書
33の情報を検索しその結果を表示部11に表示させ、
辞書編集部20によりユーザ辞書33に必要な語句を登
録したり、既に登録されている辞書情報を修正したりし
た後(S9)、翻訳実行キーを操作して(S6・YE
S,S7・S8共にNO,S10・YES)、再度翻訳
処理を行う(S3〜S5)。
【0027】また、出力文を修正する場合は、入力部1
2の出力文編集キー(図示せず)を操作した後(S6・
YES,S7・S8・S10共にNO,S11・YE
S)、出力文を入力部12の文字キーなどを操作し、直
接手直して出力文を格納部15に格納する(S12)。
2の出力文編集キー(図示せず)を操作した後(S6・
YES,S7・S8・S10共にNO,S11・YE
S)、出力文を入力部12の文字キーなどを操作し、直
接手直して出力文を格納部15に格納する(S12)。
【0028】そして、ユーザが求める翻訳結果が得られ
たところで、図示しない印刷キーを操作すると(S6・
YES,S7・S8・S10・S11・S13共にN
O)、印刷部13により印刷用紙に出力する(S1
4)。また、この制御を終了する場合には、S6にて図
示しない翻訳終了キーを操作する(S6・YES,S7
・S8・S10・S11共にNO,S13・YES)。
たところで、図示しない印刷キーを操作すると(S6・
YES,S7・S8・S10・S11・S13共にN
O)、印刷部13により印刷用紙に出力する(S1
4)。また、この制御を終了する場合には、S6にて図
示しない翻訳終了キーを操作する(S6・YES,S7
・S8・S10・S11共にNO,S13・YES)。
【0029】ここで、前記S3における翻訳部17内で
の翻訳処理について図6を参照して説明する。
の翻訳処理について図6を参照して説明する。
【0030】翻訳部17の形態素解析部は、編集部16
より送られた入力文を構成している各単語について、形
態素解析部内の形態素解析規則41を用いて、電子辞書
部14内の辞書データを検索し、入力文を構成する単語
を切り出し、品詞情報等を形態素解析結果に付与する
(S21)。次いで、翻訳部17の解析部は、形態素解
析結果を受け取り、解析部内の解析文法42を用いて、
日本語の構造を解析する(S22)。また、翻訳部17
の変換部は、変換部内の変換文法43を用いて、前記解
析部で解析された日本語の構造を英語の構造に変換する
(S23)。続いて、翻訳部17の生成部は、生成部内
の生成文法44を用いて、変換部で変換された英語の構
造から英語の語順を決定したり、テンス、アスペクト、
人称等を処理し、英語の単語列から成る出力文を生成す
る(S24)。そして、翻訳部17の形態素生成部は、
形態素生成部内の形態素生成規則45を用いて、生成部
で生成された英語の単語列に対して、名詞の複数形、動
詞の過去、過去分詞等の活用形を生成して、出力文を得
る(S25)。
より送られた入力文を構成している各単語について、形
態素解析部内の形態素解析規則41を用いて、電子辞書
部14内の辞書データを検索し、入力文を構成する単語
を切り出し、品詞情報等を形態素解析結果に付与する
(S21)。次いで、翻訳部17の解析部は、形態素解
析結果を受け取り、解析部内の解析文法42を用いて、
日本語の構造を解析する(S22)。また、翻訳部17
の変換部は、変換部内の変換文法43を用いて、前記解
析部で解析された日本語の構造を英語の構造に変換する
(S23)。続いて、翻訳部17の生成部は、生成部内
の生成文法44を用いて、変換部で変換された英語の構
造から英語の語順を決定したり、テンス、アスペクト、
人称等を処理し、英語の単語列から成る出力文を生成す
る(S24)。そして、翻訳部17の形態素生成部は、
形態素生成部内の形態素生成規則45を用いて、生成部
で生成された英語の単語列に対して、名詞の複数形、動
詞の過去、過去分詞等の活用形を生成して、出力文を得
る(S25)。
【0031】また、翻訳を行う際に、ユーザは入力文に
最もふさわしい辞書データとして、電子辞書部14内の
専門辞書32やユーザ辞書33をどのような構成で用い
るか選択する必要がある。この指定方法について図7を
参照して説明する。
最もふさわしい辞書データとして、電子辞書部14内の
専門辞書32やユーザ辞書33をどのような構成で用い
るか選択する必要がある。この指定方法について図7を
参照して説明する。
【0032】まず、ユーザが入力部12の辞書メニュー
キー(図示せず)を操作すると、辞書選択部18が起動
され、表示部11にメニューが表示される(S31)。
ここで、どの辞書を用いるのかを入力部12の次候補キ
ー及び選択キー(共に図示せず)を操作して、どの辞書
を用いるのかを選択指定する(S32)。そして、ユー
ザ辞書33が選択されると(S33・YES)、辞書制
御部19はユーザ辞書33が選択されたことを示すフラ
グを立てる、つまりフラグをON状態にする(S3
4)。また、専門辞書32が選択されると(S35・Y
ES)、辞書制御部19は専門辞書32が選択されたこ
とを示すフラグをON状態にする(S36)。本実施例
ではユーザ辞書33及び専門辞書32の両方をユーザが
選択したものとする。そして、辞書制御部19は、それ
ら各フラグデータを翻訳部17に送信される(S3
7)。
キー(図示せず)を操作すると、辞書選択部18が起動
され、表示部11にメニューが表示される(S31)。
ここで、どの辞書を用いるのかを入力部12の次候補キ
ー及び選択キー(共に図示せず)を操作して、どの辞書
を用いるのかを選択指定する(S32)。そして、ユー
ザ辞書33が選択されると(S33・YES)、辞書制
御部19はユーザ辞書33が選択されたことを示すフラ
グを立てる、つまりフラグをON状態にする(S3
4)。また、専門辞書32が選択されると(S35・Y
ES)、辞書制御部19は専門辞書32が選択されたこ
とを示すフラグをON状態にする(S36)。本実施例
ではユーザ辞書33及び専門辞書32の両方をユーザが
選択したものとする。そして、辞書制御部19は、それ
ら各フラグデータを翻訳部17に送信される(S3
7)。
【0033】なお、ユーザ辞書33及び専門辞書32が
複数個設けられており、それぞれ複数個選択された場合
には、それらの辞書のフラグを立てて、翻訳部17にフ
ラグデータを送信する。またもしも、ユーザ辞書33も
専門辞書32も選択されなかった場合は、翻訳部17に
フラグデータを送信することはないが、翻訳部17にお
ける基本辞書31のフラグデータは常にON状態になっ
ており、翻訳処理においては基本辞書31のみ使用され
ることになる。
複数個設けられており、それぞれ複数個選択された場合
には、それらの辞書のフラグを立てて、翻訳部17にフ
ラグデータを送信する。またもしも、ユーザ辞書33も
専門辞書32も選択されなかった場合は、翻訳部17に
フラグデータを送信することはないが、翻訳部17にお
ける基本辞書31のフラグデータは常にON状態になっ
ており、翻訳処理においては基本辞書31のみ使用され
ることになる。
【0034】翻訳部17は、フラグの状態を見て、ユー
ザ辞書33が選択されていれば、最優先して翻訳処理を
行い、専門辞書32が選択されていればユーザ辞書33
の次に優先して翻訳処理を行う。この翻訳処理のなか
で、前記S21内の形態素解析処理における辞書検索の
詳細な流れについて図8を参照して説明する。
ザ辞書33が選択されていれば、最優先して翻訳処理を
行い、専門辞書32が選択されていればユーザ辞書33
の次に優先して翻訳処理を行う。この翻訳処理のなか
で、前記S21内の形態素解析処理における辞書検索の
詳細な流れについて図8を参照して説明する。
【0035】翻訳部17に送られた入力文は、まず、形
態素解析部で入力文を構成する単語の切り出しが行われ
る(S41)。このとき、形態素解析部は、翻訳部17
に格納されている基本辞書31、専門辞書32、ユーザ
辞書33の使用の有無を示すフラグに従って(S42、
S45)、電子辞書部14内の各辞書データを検索する
(S43、S46、S48)。
態素解析部で入力文を構成する単語の切り出しが行われ
る(S41)。このとき、形態素解析部は、翻訳部17
に格納されている基本辞書31、専門辞書32、ユーザ
辞書33の使用の有無を示すフラグに従って(S42、
S45)、電子辞書部14内の各辞書データを検索する
(S43、S46、S48)。
【0036】ここでは、ユーザ辞書33のフラグがON
状態になっているため(S42・YES)、まずユーザ
辞書33の辞書データを検索する(S43)。そして、
辞書が引けれれば、見出し語が検索された辞書の出典を
示す出典フラグが付与される(S44)。次いで、専門
辞書32のフラグがON状態になっているため(S45
・YES)、ユーザ辞書32の辞書データを検索し(S
46)、見出し語が検索された辞書の出典を示す出典フ
ラグが付与される(S47)。続いて、基本辞書31の
辞書データを検索し(S48)、見出し語が検索された
辞書の出典を示す出典フラグが付与される(S49)。
状態になっているため(S42・YES)、まずユーザ
辞書33の辞書データを検索する(S43)。そして、
辞書が引けれれば、見出し語が検索された辞書の出典を
示す出典フラグが付与される(S44)。次いで、専門
辞書32のフラグがON状態になっているため(S45
・YES)、ユーザ辞書32の辞書データを検索し(S
46)、見出し語が検索された辞書の出典を示す出典フ
ラグが付与される(S47)。続いて、基本辞書31の
辞書データを検索し(S48)、見出し語が検索された
辞書の出典を示す出典フラグが付与される(S49)。
【0037】そして、ここで検索された単語で、見出し
語は同じで、かつ品詞が同じものがあれば(S50・Y
ES)、優先順位の高い辞書の見出し語が残り、他の見
出し語は捨てられる(S51)。この場合の優先順位
は、ユーザ辞書33,専門辞書32,基本辞書31の順
である。見出し語が同じでも品詞が異なれば、単語の候
補として残る。この後、これら複数の候補は、前記S2
2内の解析部に入ってから適切な候補に絞りこまれる。
このようにして入力文は、構成する単語に切り分けら
れ、どの辞書を出典としたかを示す出典フラグや品詞情
報等を付与されたまま以降の処理がなされ、最終的に出
典を示す出典フラグを出力文を構成する単語と対応させ
て記憶して、出力文が生成される。
語は同じで、かつ品詞が同じものがあれば(S50・Y
ES)、優先順位の高い辞書の見出し語が残り、他の見
出し語は捨てられる(S51)。この場合の優先順位
は、ユーザ辞書33,専門辞書32,基本辞書31の順
である。見出し語が同じでも品詞が異なれば、単語の候
補として残る。この後、これら複数の候補は、前記S2
2内の解析部に入ってから適切な候補に絞りこまれる。
このようにして入力文は、構成する単語に切り分けら
れ、どの辞書を出典としたかを示す出典フラグや品詞情
報等を付与されたまま以降の処理がなされ、最終的に出
典を示す出典フラグを出力文を構成する単語と対応させ
て記憶して、出力文が生成される。
【0038】ユーザは出力文ができあがったら、ある入
力文を翻訳する際に、出力文の後編集を効率よく行うた
めに、どの辞書を用いるのが良いかの判断を行って適切
な辞書を選択する必要がある。ユーザが辞書を選択する
際の判断方法と、効率的な後編集の流れを「このかまの
型としては半回転型を用いる」という入力文を例にとつ
て図5及び図9を参照して説明する。
力文を翻訳する際に、出力文の後編集を効率よく行うた
めに、どの辞書を用いるのが良いかの判断を行って適切
な辞書を選択する必要がある。ユーザが辞書を選択する
際の判断方法と、効率的な後編集の流れを「このかまの
型としては半回転型を用いる」という入力文を例にとつ
て図5及び図9を参照して説明する。
【0039】なお、前記例文の場合について簡単に説明
すると、1番目の「型」は、ユーザ辞書33に登録され
た訳語“mold”でよいが、2番目の「型」は、ユーザ辞
書33の“mold”ではなく、「種類」を表す“type”が
ふさわしい。
すると、1番目の「型」は、ユーザ辞書33に登録され
た訳語“mold”でよいが、2番目の「型」は、ユーザ辞
書33の“mold”ではなく、「種類」を表す“type”が
ふさわしい。
【0040】また、翻訳部17は、翻訳処理を行う際に
入力文の中の語句を用いた辞書の出典を示す出典フラグ
を出力文を構成する単語と対応させて記憶して翻訳処理
を終了している。更に、編集部16は、入力文と翻訳結
果である出力文を対にして格納部15に格納している。
入力文の中の語句を用いた辞書の出典を示す出典フラグ
を出力文を構成する単語と対応させて記憶して翻訳処理
を終了している。更に、編集部16は、入力文と翻訳結
果である出力文を対にして格納部15に格納している。
【0041】ユーザはこの状態で、前述したように、図
5のS6にて入力部12の翻訳終了キーを操作すると
(S11・NO)、翻訳処理を終了し、図9に示す編集
制御が開始され、表示部11に入力文と出力文との先頭
部分が表示される(S61)。そして、入力部12の図
示しない使用辞書メニューキーを操作して表示制御部2
1を起動させる(S62)。表示制御部21は辞書制御
部19内に記憶された専門辞書32及びユーザ辞書33
の使用の有無を示すフラグに従って、図10に示すよう
に、ユーザによって選択されている辞書データの種類を
示すメニューを表示部11に表示する(S63)。
5のS6にて入力部12の翻訳終了キーを操作すると
(S11・NO)、翻訳処理を終了し、図9に示す編集
制御が開始され、表示部11に入力文と出力文との先頭
部分が表示される(S61)。そして、入力部12の図
示しない使用辞書メニューキーを操作して表示制御部2
1を起動させる(S62)。表示制御部21は辞書制御
部19内に記憶された専門辞書32及びユーザ辞書33
の使用の有無を示すフラグに従って、図10に示すよう
に、ユーザによって選択されている辞書データの種類を
示すメニューを表示部11に表示する(S63)。
【0042】どの辞書の使用状況を調べるのかを選択指
定する。具体的には、入力部12の次候補キー(S64
・YES,S65・S66共にNO,S67)あるいは
選択キー(S64・S65共にYES)を操作して選択
指定する。そして、ユーザ辞書33が選択されると(S
64・S65・S68共にYES)、表示制御部21は
翻訳部17に出力文と対応させて記憶しておいた出典フ
ラグを調べ、出典がユーザ辞書33である単語を表示部
11上で強調表示つまり点滅表示させる(S69)。図
10に示すように、この場合はユーザ辞書33を出典と
する“mold”が2つ点滅表示される。
定する。具体的には、入力部12の次候補キー(S64
・YES,S65・S66共にNO,S67)あるいは
選択キー(S64・S65共にYES)を操作して選択
指定する。そして、ユーザ辞書33が選択されると(S
64・S65・S68共にYES)、表示制御部21は
翻訳部17に出力文と対応させて記憶しておいた出典フ
ラグを調べ、出典がユーザ辞書33である単語を表示部
11上で強調表示つまり点滅表示させる(S69)。図
10に示すように、この場合はユーザ辞書33を出典と
する“mold”が2つ点滅表示される。
【0043】これにより、ユーザは、「型」が“die”
や“casting”ではなく、“mold”を訳語とするように
ユーザ辞書33に登録されていることが認識できると共
に、「型」の訳語が正確に使われているかを非常に楽に
検証することができる。しかしながら、2番目の「型」
は、ユーザ辞書33の“mold”ではなく、「種類」を表
す“type”がふさわしいので、この強調表示中に、ユー
ザが、入力部12の出力文編集キーを操作すると(S6
4・YES,S65・S66共にNO)、S67にて前
記12と同様な出力文修正処理を行うことができる。具
体的には、“mold”を削除し、“type”を入力すること
により、その手直された出力文が格納部15に格納され
る。また、他の辞書情報を辞書編集部20を起動して確
認し、訳語を置き換えることもできる。
や“casting”ではなく、“mold”を訳語とするように
ユーザ辞書33に登録されていることが認識できると共
に、「型」の訳語が正確に使われているかを非常に楽に
検証することができる。しかしながら、2番目の「型」
は、ユーザ辞書33の“mold”ではなく、「種類」を表
す“type”がふさわしいので、この強調表示中に、ユー
ザが、入力部12の出力文編集キーを操作すると(S6
4・YES,S65・S66共にNO)、S67にて前
記12と同様な出力文修正処理を行うことができる。具
体的には、“mold”を削除し、“type”を入力すること
により、その手直された出力文が格納部15に格納され
る。また、他の辞書情報を辞書編集部20を起動して確
認し、訳語を置き換えることもできる。
【0044】一方、同様にして、ユーザによって専門辞
書32が選択されると(S64・S65共にYES,S
68・NO,S70・YES)、表示制御部21は翻訳
部17に出力文と対応させて記憶しておいた出典フラグ
を調べ、出典が専門辞書32である単語を表示部11上
で強調表示させる(S71)。図11に示すように、こ
の場合は専門辞書32を出典とする“shuttle” が点滅
表示される。この場合、「かま」は専門的な表現として
の“shuttle” が適切であり、これを修正する必要はな
いということもユーザには一目で分かる。
書32が選択されると(S64・S65共にYES,S
68・NO,S70・YES)、表示制御部21は翻訳
部17に出力文と対応させて記憶しておいた出典フラグ
を調べ、出典が専門辞書32である単語を表示部11上
で強調表示させる(S71)。図11に示すように、こ
の場合は専門辞書32を出典とする“shuttle” が点滅
表示される。この場合、「かま」は専門的な表現として
の“shuttle” が適切であり、これを修正する必要はな
いということもユーザには一目で分かる。
【0045】そして、ユーザが終了キーを操作すると
(S64・YES,S65・NO,S66・YES)、
表示部11上の強調表示を終了して、この制御を終了す
る。
(S64・YES,S65・NO,S66・YES)、
表示部11上の強調表示を終了して、この制御を終了す
る。
【0046】このように構成することにより、ユーザ
は、訳語の出典辞書を的確に認識できると共に、各ユー
ザ固有の訳語であり、かつ専門的な訳語である単語の統
一あるいは確認ができる。また、ユーザは各訳語が正し
い状態で使われているかを非常に楽に検証することがで
きる。更に、複数のユーザ辞書、専門辞書を操って翻訳
処理を行う際にも、辞書の組合せ方、優先順位を決める
際などの検証にも非常に有効である。
は、訳語の出典辞書を的確に認識できると共に、各ユー
ザ固有の訳語であり、かつ専門的な訳語である単語の統
一あるいは確認ができる。また、ユーザは各訳語が正し
い状態で使われているかを非常に楽に検証することがで
きる。更に、複数のユーザ辞書、専門辞書を操って翻訳
処理を行う際にも、辞書の組合せ方、優先順位を決める
際などの検証にも非常に有効である。
【0047】また、前記実施例においては、ユーザがす
でにあるユーザ辞書33、専門辞書32を用いて翻訳を
行い、出力結果を検証する場合を述べたが、ユーザ辞書
33のデータの検証も同様に行うことができる。すなわ
ち、出力文中に不適切なユーザ辞書33がないかどうか
を検証する際にも十分な効果が期待できる。更に、適切
な専門辞書32があるかどうか、それを翻訳に用いるか
どうかを検証するのも同様の方法で確認可能である。
でにあるユーザ辞書33、専門辞書32を用いて翻訳を
行い、出力結果を検証する場合を述べたが、ユーザ辞書
33のデータの検証も同様に行うことができる。すなわ
ち、出力文中に不適切なユーザ辞書33がないかどうか
を検証する際にも十分な効果が期待できる。更に、適切
な専門辞書32があるかどうか、それを翻訳に用いるか
どうかを検証するのも同様の方法で確認可能である。
【0048】そしてまた、ユーザ辞書33を出典とした
訳語を強調表示させたまま、それと同じ見出し語が他の
辞書内にあるかどうかを表示させて、その中に希望の訳
語が含まれていれば簡単に置き換えるというようなユー
ザインターフェイスにも応用できる。
訳語を強調表示させたまま、それと同じ見出し語が他の
辞書内にあるかどうかを表示させて、その中に希望の訳
語が含まれていれば簡単に置き換えるというようなユー
ザインターフェイスにも応用できる。
【0049】なお、前記実施例においては、強調表示と
して点滅表示を行っているが、他の語句との識別ができ
ればよく、例えば反転表示であってもよい。また、前記
実施例においては、訳語だけを強調表示していたが、原
文あるいは該当する見出し語あるいは訳語をそれぞれ単
独で強調出力させるか、またはそれらを同時に強調表示
するようにしてもよい。
して点滅表示を行っているが、他の語句との識別ができ
ればよく、例えば反転表示であってもよい。また、前記
実施例においては、訳語だけを強調表示していたが、原
文あるいは該当する見出し語あるいは訳語をそれぞれ単
独で強調出力させるか、またはそれらを同時に強調表示
するようにしてもよい。
【0050】更に、前記実施例においては、ある辞書を
出典とする訳語を全て同時に強調表示するようにしてい
るが、見出し語毎に先頭の見出し語から順次表示するよ
うにしてもよく、また、見出し語毎に識別できるように
異なる強調表示方法で表示するようにしてもよい。
出典とする訳語を全て同時に強調表示するようにしてい
るが、見出し語毎に先頭の見出し語から順次表示するよ
うにしてもよく、また、見出し語毎に識別できるように
異なる強調表示方法で表示するようにしてもよい。
【0051】
【発明の効果】以上説明したことから明かなように、本
発明の機械翻訳装置においては、機械翻訳装置を用いて
翻訳作業を行った後で訳文を編集する際に、ユーザによ
り指定された辞書を出典とする訳語を強調表示させ、ユ
ーザがそれを参照しながら、訳文を編集することができ
るようにすることにより、ユーザの後編集の手間の軽減
と訳文の品質の向上を促すことができる。
発明の機械翻訳装置においては、機械翻訳装置を用いて
翻訳作業を行った後で訳文を編集する際に、ユーザによ
り指定された辞書を出典とする訳語を強調表示させ、ユ
ーザがそれを参照しながら、訳文を編集することができ
るようにすることにより、ユーザの後編集の手間の軽減
と訳文の品質の向上を促すことができる。
【図1】本発明の一実施例の構成を示すブロック図であ
る。
る。
【図2】本実施例の基本辞書の辞書データの構成を示
す。
す。
【図3】本実施例の専門辞書の辞書データの構成を示
す。
す。
【図4】本実施例のユーザ辞書の辞書データの構成を示
す。
す。
【図5】本実施例の翻訳処理の流れを示すフローチャー
トである。
トである。
【図6】本実施例の翻訳部内の処理の流れを示すフロー
チャートである。
チャートである。
【図7】本実施例の辞書選択の処理の流れを示すフロー
チャートである。
チャートである。
【図8】本実施例の形態素解析部内の出典フラグを付与
する処理の流れを示すフローチャートである。
する処理の流れを示すフローチャートである。
【図9】本実施例の辞書表示制御の流れを示すフローチ
ャートである。
ャートである。
【図10】本実施例のユーザ辞書表示を選択した場合の
表示状態を示す図である。
表示状態を示す図である。
【図11】本実施例の専門辞書表示を選択した場合の表
示状態を示す図である。
示状態を示す図である。
11 表示部 12 入力部 17 翻訳部 18 辞書選択部 19 辞書制御部 20 辞書編集部 21 表示制御部 31 基本辞書 32 専門辞書 33 ユーザ辞書 51 見出し語 53 訳語 55 知識情報 61 見出し語 63 訳語 65 知識情報 71 見出し語 73 訳語 75 知識情報
Claims (2)
- 【請求項1】 原言語による原文を入力する入力手段
と、 見出し語と、その見出し語に対応する訳語と、該見出し
語を翻訳する際に必要な語法などの知識情報とを格納す
る第1の辞書と、 特定の分野に依存する見出し語と、その見出し語に対応
する訳語と、該見出し語を翻訳する際に必要な知識情報
とを格納する第2の辞書と、 任意の見出し語と、その見出し語に対する任意の訳語
と、該見出し語を翻訳する際に必要な知識情報とを格納
するユーザ辞書と、 そのユーザ辞書を作成する辞書作成手段と、 前記第2の辞書と前記ユーザ辞書との中から少なくとも
1つを選択する選択手段と、 その選択手段による選択に基づいて、第2の辞書とユー
ザ辞書との優先順位を制御し、前記各辞書を用いて翻訳
処理を行う翻訳手段と、 その翻訳手段により得られた目的言語による訳文を表示
する出力手段と、 前記翻訳処理に用いられた各辞書から一つの辞書の種類
を指定する指定手段と、 その指定手段により辞書の種類が指定された時、前記翻
訳処理に用いられた該辞書に属する原言語の見出し語が
原文中に存在している場合に、原文あるいは該当する見
出し語あるいは訳語を強調出力させる強調手段とを設け
たことを特徴とする機械翻訳装置。 - 【請求項2】 前記翻訳処理に用いられた辞書の種類を
必要に応じて前記出力手段へ表示させる出力制御手段を
設け、その出力手段に表示された各辞書のうちの一つの
辞書を前記指定手段により指定し、前記強調手段が、指
定手段により指定された辞書を出典とする訳語あるいは
該当する見出し語あるいは原文を強調表示させることを
特徴とする請求項1に記載の機械翻訳装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16544393A JP3324830B2 (ja) | 1993-07-05 | 1993-07-05 | 機械翻訳装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16544393A JP3324830B2 (ja) | 1993-07-05 | 1993-07-05 | 機械翻訳装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0721187A JPH0721187A (ja) | 1995-01-24 |
| JP3324830B2 true JP3324830B2 (ja) | 2002-09-17 |
Family
ID=15812536
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16544393A Expired - Fee Related JP3324830B2 (ja) | 1993-07-05 | 1993-07-05 | 機械翻訳装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3324830B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| JP4843596B2 (ja) * | 2007-11-06 | 2011-12-21 | 株式会社東芝 | 機械翻訳装置及び機械翻訳プログラム |
| JP6226321B2 (ja) | 2013-10-23 | 2017-11-08 | 株式会社サン・フレア | 翻訳支援システム、翻訳支援システムのサーバー、翻訳支援システムのクライアント、翻訳支援システムの制御方法、及びそのプログラム |
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-
1993
- 1993-07-05 JP JP16544393A patent/JP3324830B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0721187A (ja) | 1995-01-24 |
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