JP3325857B2 - Phs交換機、ゲート通過管理システム - Google Patents
Phs交換機、ゲート通過管理システムInfo
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Description
者が特定のゲートを通過する際のゲート通過を管理する
ために良好なPHS交換機およびゲート通過管理システ
ムに関するものである。
者からの料金を徴収するために、施設の入口あるいは出
口にゲートが設けられている。例えば、施設として電車
を利用する場合、駅には入口用の改札(ゲート)、出口
用の改札(ゲート)が設けられている。利用者は、電車
の利用区間に相当する切符もしくは定期券を持ってこれ
らゲートを通る。そして、利用者が改札を通過する際
に、切符もしくは定期券が確認される。これにより、切
符もしくは定期券の内容にあった改札を通過しているか
といったゲート通過管理が行われる。また、利用者がオ
レンジカードのようなプリペイドカードを利用して電車
に乗る場合には、改札にてゲートの通過管理が行われる
とともに、通過したゲートに応じた課金処理が出口の改
札にてなされる。
道路には入口用のインターチェンジ(ゲート)、出口用
のインターチェンジ(ゲート)が一般に設けられてい
る。利用者は、入口用のインターチェンジにて入口用の
インターチェンジを特定するためのチケットを受け取
り、出口用のインターチェンジにてチケットに基づく使
用料を支払う。このようにして、有用道路においても、
利用者がいずれのインターチェンジより出入りかといっ
たゲート管理が行われ、出入りしたゲートに応じた課金
がなされる。
ークを利用する場合、アミューズメントパークの入口、
もしくは、アミューズメントパーク内の施設の入口には
ゲートが設けられている。そして、利用者は、これらゲ
ートを通過する際に、使用料を支払ったり、所持するチ
ケットを提示して施設の使用を行う。この場合において
も、利用者に対するゲート通過管理が行われ、通過した
ゲートに応じた課金に関する処理がなされる。
路等の施設の利用状況やゲートの通過状況を集中管理し
したい、という要望がある。しかし、施設に設けれられ
る自動改札等のゲートは、その設備に特化した装置とな
っている。このように、これら装置は専用装置であるた
めに、これら装置を情報を集中管理する管理センタの接
続される電話網等の公衆網や専用回線に接続するのは困
難であり、結果として施設の利用状況を集中管理するた
めの設備を整えにくい状況にある。
は定期券を自動改札に通さなければならず、利用者に負
担をかけることになる。また、切符もしくは定期券を自
動改札に通さなければならないため、通勤・通学の時間
帯において、改札が混雑する、という問題が生じる。有
料道路において、利用者は、入口のインターチェンジで
チケットを受け取らなければならず、さらに出口のイン
ターチェンジにおいて、料金支払いをしなければならな
い。そのため、これらは、利用者に負担をかけることに
なり、さらに、インターチェンジにおける渋滞の原因と
なる。さらに、アミューズメントパークにおいて、利用
者は、ゲートで料金の支払いやチケットの提示を行わな
ければならい。そのため、これらは、利用者に負担をか
けることになり、さらに、ゲートにおける混雑の原因と
なる。
もので、施設に設けられた改札、インターチェンジ等の
ゲートの通過情報の集中管理を容易にできるPHS交換
機、ゲート通過管理システムを提供することを目的とす
る。また、本発明は、結果として、ゲートにおける混雑
を解消することが可能となるPHS交換機、ゲート通過
管理システムを提供することを目的とする。
に、本発明は、PHS端末が通過するゲート近傍に設置
されるアンテナ(21)と、対象とするPHS端末に共
通の着信番号である共通着番号と、PHS交換機を特定
する番号である発番号と、前記アンテナが設置されるゲ
ートもしくはゲートを設置する施設を識別するためのゲ
ートIDとを記憶した記憶手段(26)と、前記共通着
番号を用いてPHS端末に対する呼設定処理を行う際に
前記発番号を発信信号に付加すると共にPHS端末から
前記発番号による接続要求の場合にのみ発信接続処理を
行う発着信処理手段(24)と、ゲートを通過する際に
発信接続処理されたPHS端末を特定する端末IDを前
記記憶手段に蓄積し、蓄積した端末IDとゲートIDと
を、PHS端末の発信接続処理と非同期にPHS端末を
管理する管理センタに送信する情報処理手段とを備えた
PHS交換機を提供する。発着信処理手段は、管理する
PHS端末に共通の共通着番号を用いた呼設定処理を行
う。よって、ゲートを通過するPHS端末で、かつ、管
理対象となる全てのPHS端末への着信が可能となり、
ゲートを通過する全てのPHS端末のゲート通過管理が
可能となる。発着信処理手段は、共通着番号を用いた呼
設定処理を行う際に、PHS交換機を特定する発番号を
付加して発信する。これにより、管理対象となるPHS
端末は、発信接続先の番号を予めメモリに記憶しなくて
も通過するゲート近傍において発信接続先となる番号を
取得でき、通過するゲート用に設置されたPHS交換機
に対する発信接続が可能となる。また、前記記憶手段
(26)は、アンテナが設置されるゲートもしくはゲー
トが設置される施設を識別するためのゲートIDをさら
に記憶し、情報処理手段(25)は、ゲートを通過する
際に発信接続処理されたPHS端末の端末IDを前記記
憶手段(26、30)に蓄積し、蓄積した端末IDとゲ
ートIDとを、PHS端末の発信接続処理と非同期に前
記管理センタに送信する。なお、本発明におけるPHS
交換機とは、無線基地局、あるいは、無線基地局とIS
MAからなる装置のことをいう。
発番号による接続要求の場合にのみ発信接続処理を行
う。よって、PHS交換機は、発番号以外の接続要求に
対する発信接続処理を行わず、結果として、管理対象の
PHS端末に対してのみ応答することになる。
端末がアンテナに対し比較的高速で直線的に移動してく
る条件下において、PHS端末に対するPHS端末の移
動方向に対する指向性が強い。例えば、車に搭載された
PHS端末をゲート管理に使う場合、このPHS端末と
PHS交換機間での通信が的確に行えるようになる。
b)の出力は、PHS端末の移動速度に応じて調整され
る。PHS交換機とPHS端末との接続には一定の時間
が必要である。よって、アンテナの出力をPHS端末の
移動速度が早い場合には強く、位相速度が遅い場合には
弱くすることで、PHS交換機とPHS端末との接続が
的確に行えるようになる。なお、ここで”移動速度”と
は、PHS端末の所持者あるいはPHS端末を搭載した
物の移動速度である。特にPHS端末の移動速度が遅い
場合に、ゲートを通過しないPSH端末が誤って反応す
るのを防止できる。
ート近傍に設置されるアンテナ(21)と、対象とする
PHS端末に共通の着信番号である共通着番号と、PH
S交換機を特定する番号である発番号と、前記アンテナ
が設置されるゲートもしくはゲートを設置する施設を識
別するためのゲートIDとを記憶した記憶手段(26)
と、前記共通着番号を用いてPHS端末に対する呼設定
処理を行う際に前記発番号を発信信号に付加すると共に
PHS端末から前記発番号による接続要求の場合にのみ
発信接続処理を行う発着信処理手段(24)と、ゲート
を通過する際に発信接続処理されたPHS端末を特定す
る端末IDを前記記憶手段に蓄積し、蓄積した端末ID
とゲートIDとを、PHS端末の発信接続処理と非同期
にPHS端末を管理する管理センタに送信する情報処理
手段とを備えたPHS交換機と、共通の着信番号である
共通着番号を記憶した記憶手段(46)と、PHS交換
機より前記共通着番号による着信があった場合に、該着
信に付加される番号を用いた接続要求を行う発信処理手
段(44)とからなるPHS端末とを備えたゲート通過
管理システム提供する。PHS端末は、メモリ内に記憶
する共通着番号とPHS交換機の呼設定処理の際に用い
る共通着番号とが一致する場合にのみ応答するようにな
っている。よって、管理対象となるPHS端末に対して
のみゲートの通過管理が行えると共に、通常のPHS端
末や管理対象外のPHS端末は、ゲート管理のためのP
HS交換機の発信に対して応答することがなくなる。発
信処理手段は、着信信号に付加しされた番号を用いて接
続要求を行うので、発信接続先の番号を予めメモリに記
憶しなくても通過するゲート近傍において発信接続先と
なる番号を取得でき、通過するゲート用に設置されたP
HS交換機に対する発信接続が可能となる。
PHS交換機、PHS端末を図面を参照して説明する。
末を用いたシステムの構成概要を示した図である。図1
に示すように、PHS交換機1は、電話網等の公衆網6
へ接続され、ゲートを通過するPHS端末4を収容す
る。また、PHS端末4のゲート通過情報を集中管理す
る管理センタ5が、公衆網6に接続されている。ここ
で、”ゲート”とは、ゲート管理のための専用のPHS
端末、あるいは、その所持者の通過管理を行うための場
所のことを言う。すなわち、設備の入口もしくは出口と
なる場所で、具体的には、駅における改札、高速道路に
おけるインターチェンジ、アミューズメントパークにお
ける入口、あるいは、会社の入退場口等である。なお、
本実施形態ではPHS交換機1は公衆網6に接続される
ものとして説明するが、これに限定されるものでなく、
PHS交換機1は、公衆網6のほか、LAN(Local Ar
ea Network)等のプライベート網、専用線に接続されて
も良い。
PHS端末4と無線通信を行う無線基地局2(CS:Co
rdless Station)と、無線回線制御機能を有するISM
A(I InterfaceSubscribere Module Adapter)3とか
らなる。ここで、ISMA3は、無線基地局2と、IS
M(図示せず)と接続される。なお、ISMとは、Iイ
ンターフェース加入者用モジュールであり、ISNネッ
トワークサービスのための局用デジタル交換機に付加す
るモジュールである。また、Iインターフェースとは、
ISDN網とユーザ端末間の国際標準インターフェース
である。また、ISMA3は、一般にPHS端末の一斉
呼び出し、PHS端末の認証、PHS端末の契約者情報
の登録・管理、位置登録制御等を行う。ISMは、一般
にISMA3への接続処理、課金情報の収集、明細情報
の作成を行う。ここで、PHS交換機1は、ISMも含
むものであってよい。また、PHS交換機1は、通常の
ISMAやISMを構成として備えるものであってもよ
く、また、通常のISMAやISMに対し、本発明にお
いて必要となる機能のみを備えたISMAやISMを構
成として備えるものであっても良い。無線基地局2は、
PHS端末4と通信を行うためのアンテナ21を備え
る。このアンテナ21は、ゲート近傍に設置されるとと
もに、本発明のPHS交換機1やPHS端末4が用いら
れるシステムに適した特性を備える。なお、アンテナ2
1の特性としては、指向性の有無、出力の強弱等であ
る。PHS交換機1やPHS端末4が行う通信では、暗
号化や通信プロトコル変換等の処理も行われるが、詳細
は規格の通りであり説明を省略する。なお、PHS交換
機と言う場合、一般にISMA3を意味するが、本実施
形態においては、無線基地局2およびISMA3からな
る装置のことを”PHS交換機”と呼ぶものとする。
末4の構成について説明する。図2は、本発明のPHS
交換機1、PHS端末4の構成を示した図である。図2
より、本発明のPHS交換機1内の無線基地局2は、ア
ンテナ21と、通信処理部22と、シーケンス処理部2
3と、メモリ26とにより構成される。ここで、メモリ
26は、管理対象となるPHS端末であってシステム専
用のPHS端末に共通の着信番号である共通着番号27
と、PHS交換機を特定する番号である発番号28とを
記憶している。さらに、メモリ26は、アンテナ21が
設置されるゲートもしくはゲートが設置される施設を特
定するためのゲートID等、応用分野に応じた固有デー
タ29を記憶する。また、メモリ26は、PHS端末3
0より収集した情報を所定期間蓄積するためのログデー
タ30を記憶する。
局2間、および、PHS端末4と無線基地局2間におけ
る、PHSの通常の通信シーケンス制御を行う。シーケ
ンス制御部23は、施設に設けられた改札・インターチ
ェンジ等のゲートの通過管理に必要となる情報の集中管
理を容易にできるようにするために設けられた特殊なシ
ーケンス制御を行う。シーケンス制御部23は、特殊な
発着信シーケンスを行うための発着信処理部24と、通
話開始後に応用するシステムに応じた情報のやり取りを
行うためのシーケンス制御を行うための情報処理部25
とを備える。発着信処理部24は、共通着番号27を用
いてPHS端末に対する呼設定処理を行うが、この際に
発番号28を発信信号に付加してPHS端末に対する呼
設定処理を行う。また、発着信処理部24は、PHS端
末から発番号28による接続要求の場合にのみ発信接続
処理を行う。情報処理部25は、通話開始後に、管理セ
ンタでPHS端末のゲート通過を管理するために必要と
なる情報をPHS端末4より取得するための送受信シー
ケンス制御を行う。また、情報処理部25は、接続処理
されたPHS端末の端末IDや固有データ29内のゲー
トID等を管理センタ5に送信するためのシーケンス制
御を行う。なお、情報処理部24は、シーケンス制御の
途中でやり取りした情報の保存や読み出し等の処理も必
要に応じて行う。ここで、通信処理部22およびシーケ
ンス処理部23は専用のハードウェアにより実現される
ものであってもよく、また、通信処理部22およびシー
ケンス処理部23はメモリおよびCPU(中央演算装
置)により構成され、通信処理部22やシーケンス制御
部23の機能を実現するためのプログラム(図示せず)
をメモリにロードして実行することによりその機能を実
現させるものであってもよい。
は、アンテナ41と、通信処理部42と、シーケンス処
理部43と、メモリ46とにより構成される。ここで、
メモリ46は、PHS端末として機能するためにあるい
は応用するシステムのために必要となるデータ47と、
応用されるシステムに応じて定められるPHS端末に共
通の着信番号である共通着番号48とを記憶する。ま
た、メモリ46は、PHS交換機1から送られる発番号
49を一時的に記憶するための領域が設けられている。
データ47をさらに詳しく説明すると、データ47はP
HS端末毎に付与される契約端末番号である端末ID
や、PHS端末として機能するために必要となる認証番
号・暗号化鍵等の基本データや、応用されるシステムに
応じて情報を記憶するための領域である個別データを含
む。
地局2間における、PHSの通常の通信シーケンス制御
を行う。シーケンス制御部43は、施設に設けられた改
札・インターチェンジ等のゲートの通過情報の集中管理
を容易にできるようにするために設けられた特殊なシー
ケンス制御を行う。シーケンス制御部43は、特殊な発
着信シーケンスを行うための発信処理部44と、通話開
始後に応用するシステムに応じた情報のやり取りを行う
ためのシーケンス制御を行うための情報処理部45とを
備える。発信処理部44は、共通着番号48による着信
があると、この信号に付加された発番号を取り出し、メ
モリ領域49に発番号を保存する。また、発信処理部4
4は、保存した発番号を用いた接続要求をPHS交換機
1に対して行う。情報処理部45は、PHS交換機1に
対し、管理センタでPHS端末のゲート通過を管理する
ために必要となる情報を送受信するシーケンス制御を行
う。このとき、情報処理部45は、シーケンス制御の途
中でやり取りした情報の保存や読み出し等の処理も必要
に応じて行う。なお、通信処理部42およびシーケンス
処理部43は専用のハードウェアにより実現されるもの
であってもよく、また、通信処理部42およびシーケン
ス処理部43はメモリおよびCPU(中央演算装置)に
より構成され、通信処理部42やシーケンス処理部43
の機能を実現するためのプログラム(図示せず)をメモ
リにロードして実行することによりその機能を実現させ
るものであってもよい。
する管理センタ5の一構成例を図2を用いて説明する。
図2より、管理センタ4は、通信処理部51と、情報管
理部52と、利用者情報データベース53と、関連情報
データベース55とより構成される。ここで、利用者デ
ータベース53は、PHS端末単位でPHS端末を管理
するために必要となる情報であり、PHS端末ごと、す
なわちPHS端末の所有者(施設の利用者)ごとの利用
者データ54,・・・を蓄積している。ここで利用者デ
ータは、PHS端末を特定する端末IDや、PHS端末
を管理する際に必要となる基本データ等を含む。関連情
報データベース53は、応用されるシステムに応じて構
築されるデータベースである。一例として、ゲートを識
別するための発番号と、ゲートの設置場所の関連を表し
た情報や、ゲート管理のために取得した情報を処理して
作成した情報などである。なお、PHS交換機1から送
られてくるデータは、応用されるシステムに応じて、利
用者データベース53もしくは関連情報データベース5
5のいずれかに保存される。
5間における通常の通信シーケンス制御を行う。情報管
理部52は、通話開始後に管理センタでPHS端末のゲ
ート通過を管理するために必要となる情報を取得するた
めの送受信シーケンス制御を行う。このとき、情報管理
部52は、シーケンス制御の途中でやり取りした情報の
保存や読み出し等の処理も必要に応じて行う。また、情
報管理部52は、取得した情報の加工を行い関連情報デ
ータベースに蓄積する処理も行う。なお、通信処理部5
1および情報管理部52は専用のハードウェアにより実
現されるものであってもよく、また、通信処理部51お
よび情報管理部52はメモリおよびCPU(中央演算装
置)により構成され、通信処理部51および情報管理部
52の機能を実現するためのプログラム(図示せず)を
メモリにロードして実行することによりその機能を実現
させるものであってもよい。
末4との間の通信シーケンスについて説明する。図3
は、PHS交換機1(無線基地局2)とPHS端末4と
の間の通信シーケンスを示した図である。PHS交換機
1内の着発信処理部24は、たえず、あるいは、所定の
周期で、メモリ26に記憶されている共通着番号27を
用いたPHS端末への着信接続処理(呼設定:SETP
U)を行う(ステップS31)。この際、着発信処理部
24は、メモリ27に記憶されている発番号28をアン
テナ21を介して信号に乗せて送信する。
にPHS交換機1のアンテナ21を介して送信される信
号を受信することになる。この際、PHS端末4内の発
信処理部44は、メモリ46の共通着番号48での着信
が有ると、PHS交換機1により信号に付加された発番
号を取り出し、発番号をメモリ領域49に保存する(ス
テップS32)。次に、発信処理部43は、記憶した発
番号を用いた発信接続要求(呼設定:SETUP)を行
う(ステップS33)。なお、PHS交換機1は、管理
対象以外のPHS端末の発信接続処理を行わないため
に、PHS端末からの発信接続要求が、メモリ26に記
憶した発番号28と一致する場合のみ、以下に続くシー
ケンス処理を続行する。
と無線基地局2間のシーケンス、および、ISMA4
(在圏ISMA)とホームISMA間のシーケンスは、
通話開始まで通常のシーケンスと同様である。すなわ
ち、通話開始までに、ホームISMAからのPSNデー
タの捕捉、端末認証等が行われる。なお、端末認証に続
いて接続先の呼出のための処理が行われるが、ここで
は、PHS端末4の発信接続要求による接続先は、PH
S交換機1そのものである。そのため、特に断らない限
り端末認証の後すぐにPHS端末4とPHS交換機1間
の呼の接続が完了し、通話開始となる。なお、これらの
シーケンスは通信処理部22、42により行われる。ま
た、上記シーケンス時に得た端末IDは、メモリ26に
一時的に記憶される。以上は、応用するシステムにかか
わらず共通なシーケンスである。
と、PHS端末4内の情報送受信部45との間で、予め
定めれた通信プロトコルにしたがって、ゲート通過管理
を行うために必要となるデータの送受信が行われる(ス
テップS34)。この際、PHS交換機1内の情報処理
部25およびPHS端末4内の情報送受信部45は、必
要に応じて送受信した情報の保存や、保存した情報ある
いは予め記憶された情報の読み出し等の処理も行う。こ
のステップS34の詳細なシーケンスは、応用されるシ
ステムに応じたものとなる。
末4および無線基地局2間のシーケンスは、通話切断ま
で通常のシーケンスと同様である。ただし、通話はPH
S端末4および無線基地局1間であるため、この間にお
ける通話切断処理となる。ステップS34以降のシーケ
ンスは通信処理部22、42により行われる。
2からS33間で、位置登録のためのシーケンス処理を
行っても良い。この処理も通常の処理と変わらないこと
から詳細は省略する。以上のようにして、PHS交換機
1とPHS端末4とのシーケンスが行われる。
たPHS端末4とゲート通過管理のためにやり取りした
情報をログデータ30に蓄える。そして、PHS交換機
1はシーケンス処理部23の制御ものと、PHS端末4
との通話と非同期であって、定期的あるいは不定期に、
メモリ26に記憶されている管理センタ5の番号(図示
せず)を用いて発呼することにより管理センタへの接続
を行う。そして、PHS交換機1は、蓄積したログデー
タを管理センタ5に対して送信する。これにより、管理
センタ5は、PHS交換機1が設置された各ゲートにお
けるPHS端末4の通過を集中管理することができるよ
うになる。
21をゲート付近に設け、PHS交換機1が管理するP
HS端末に共通の共通着番号27を用いた着信接続処理
を行うことで、ゲートを通過するPHS端末4であっ
て、管理対象となる全てのPHS端末4への着信が可能
となる。よって、ゲートを通過するシステム専用のPH
S端末4のゲート通過管理が可能となる。また、PHS
端末4は、メモリ内に記憶する共通着番号48とPHS
交換機1の着信接続処理の際に用いる共通着番号27と
が一致する場合にのみステップS31以降のシーケンス
処理を行う。よって、管理対象となるシステム専用のP
HS端末に対してのみゲートの通過管理が行えると共
に、通常のPHS端末や管理対象外のPHS端末は、ゲ
ート管理のためのPHS交換機1の発信に対して応答す
ることはない。また、PHS交換機1は、ステップS3
1の共通着番号27を用いた呼設定処理を行う際に、P
HS交換機1を特定する発番号28を付加して発信す
る。一方、PHS端末4は、メモリに記憶した共通着番
号48による着信が合った場合、信号に付加された発番
号を取得し、この発番号を用いた発信接続要求(呼設
定:SETUP)を行う。これにより、PHS端末4
は、発信接続先を予めメモリに記憶しなくても通過する
ゲート近傍において発信接続先となる番号を取得でき、
通過するゲート用に設置されたPHS交換機1に対する
発信接続が可能となる。また、これらの処理は、PHS
端末4が異なるゲート用に設置されたPHS交換機1に
対して発信接続することを防止する点でも有効である。
化が行われるとから、通信内容の秘守性が容易に保てる
とともに、クローンPHS端末の製造を困難にする。ま
た、PHSの通信において、認証・課金機能が備えられ
ていることから、PHS端末の認証や、課金処理におい
てこれらの機能を援用することもできる。また、PHS
は、Iインターフェースを備えていることから、通信網
6への接続が容易であり、結果として、PHS交換機1
から通信網6に接続された管理センタ5への接続が容易
に行えるようになる。また、PHSは、端末・アンテナ
・信号方式の技術が確立しており、小設計・低価格のシ
ステムの早期実現がしやすい。
S端末4が応用されるシステム例を示す。そして、以下
では、その際のゲート管理に必要となる情報、および、
図3のステップS34の具体的シーケンス例を中心に説
明を行う。
は、本発明のPHS交換機1、PHS端末4を有料道路
におけるインターチェンジ(ゲート)通過を管理するた
めのシステムに応用したものである。このシステムは、
入ったインターチェンジから出たインターチェンジに応
じて課金処理を行うためのシステムとする。また、PH
S端末は、プリペイドカード的に利用され、車に搭載さ
れるものとする。さらに、インターチェンジを通過する
全ての車がこのシステム用のPHS端末を備えているも
のとする。
ムの概要を示した図である。図4において、符号21a
は、PHS交換機1aに接続されるアンテナである。こ
のシステム用のPHS端末4aを搭載した車は、図中の
Aに示す方向にほぼ直進的でかつ高速(例えば、40
[Km/h]以上)に移動してくる。このような状態に
おいて、アンテナ21aは、車が近づいてくる方向(移
動方向)に対し指向性が強く、比較的出力の強いものと
する。ここで、指向性の高いアンテナ21aとするの
は、 1)有料道路に隣接する道路であって、有料道路以外の
道路を走行する車のPHS端末4aに対する着信がない
ようにする 2)PHS端末4aとPHS交換機1aとで、ゲート管
理のために必要となる通信を行うためには所定の時間が
かかるが、車は高速に移動してくる。そのため、車に搭
載されたPHS端末4aと通信するための所定の時間を
十分に確保するため等の理由である。また、アンテナ2
1aは、アンテナ21aが設置される手前の道路の直線
距離に応じて出力を調整し、アンテナ21aとの距離が
遠くても車内のPHS端末4aと通信可能なようにす
る。なお、指向性の強いアンテナ21aは、WLL(Wi
reless Local Loop)を利用することで容易に実現でき
る。
ジに設置されたPHS交換機1a,・・・から情報を収
集し、課金に関する情報の蓄積を行ったり、収集した情
報を利用した渋滞予測等を行ったりする。符号31は、
アンテナ21a後方に設置されるカメラであり、カメラ
アングルが車の進行方向Aに対向するように設置され
る。そして、カメラ31は、何らかの理由でPHS端末
4aとの通信エラーが生じた際に、インターチェンジを
通過した車を特定するための撮影を行うために設けられ
ている。なお、PHS交換機1aは図2のPHS交換機
1に対応し、PHS端末4aは図2のPHS端末4に対
応し、管理センタ5aは図2の管理センタ5に対応す
る。以下では、この応用例のために必要となる情報や、
それらの送受信について詳細に説明する。
a、PHS交換機1a、管理センタ5aがそれぞれ記憶
する情報の一例を示した図である。符号61は、PHS
端末4aにおけるデータ47の個別データが含む項目例
を示している。ここでは、PHS端末がプリペイドカー
ド的に使用されることから、個別データ61は、使用可
能な金額を示すメモリ領域”残高額”、入ったインター
チェンジを特定するIDを収めるためのメモリ領域”入
インターID”、インターチェンジに入った日時を収め
るメモリ領域”入日時”を含む。符号29は、PHS交
換機1bによる固有データ29が含む項目例を示してい
る。固有データ29は、インターチェンジを特定するた
めの”インターID”、PHS交換機1aが設けられる
インターチェンジが入口であるか出口であるかを示す”
出/入フラグ”を含む。さらに、固有データ29は、入
口のインターIDと出口のインターIDから有料道路の
使用料が求められる料金テーブルをさらに含む。符号6
2は、管理センタ5bにおける利用者データベース53
内の利用者データ54,・・・が含む収集データの構成
例を示している。収集データ62は、PHS端末4aの
インターチェンジの出入りおよびその日時を蓄積すると
共に、残高額の管理を行うために設けられている。符号
55は、管理センタ5bにおける関連情報データベース
55が含む情報の一例を示している。管理センタ5aで
は、収集した収集データ62を利用して有料道路の所定
の区間における交通量を求め、それを交通量情報63と
して保存する。
端末4aをプリペイドカード的に使用するための専用の
装置があり、PHS端末4aの所有者は装置に対し入金
することで、この装置は金額に相当する額を加算するよ
うにPHS端末4aのメモリ領域”残高額”の更新を行
う。さらに、この装置は、管理センタ5aにおける残高
額管理が行えるように、端末IDとともに入金額を管理
センタ5aにも通知する。
管理のための情報の送受が、この応用例においてどのよ
うに行われるかを説明する。図6は、PHS端末4aを
搭載した車が入口となるインターチェンジを通過する場
合の、通話中における通信シーケンスの一例を示した図
である。PHS端末4aとPHS交換機1aとが通話開
始となると、PHS交換機1a内の情報処理部25は、
固有データ29内の出/入フラグを参照し、インターチ
ェンジが出口か入り口かを判断する(ステップS4
1)。インターチェンジが入口の場合、情報処理部25
は、固有データ29内のインターID(入インターI
D)と現在の日時(入日時)をPHS端末4aに対して
送信する制御を行う(ステップS42)。なお、入日時
は、PHS交換機1a内の時計(図示せず)より取得す
る。また、情報処理部25は、端末の認証の際に得た端
末IDと関連付けて入日時をログデータ30に保存す
る。入インターIDと入日時を受信すると、PHS端末
4aの情報送受信部45は、これらを個別データ61の
対応するメモリ領域に保存し(ステップS44)、PH
S交換機1aに対して処理完了を通知する制御を行う
(ステップS45)。
中におけるゲート管理をするためのPHS端末4aとP
HS交換機1a間の情報の送受信シーケンスである。こ
こで、ゲート管理のための情報の送受信をPHS端末4
aと管理センタ5a間で行うことも可能である。しか
し、インターチェンジを通過する車が多いと、管理セン
タ5aに対する通信トラフィックや管理センタ5aの処
理量が膨大となる。そこで、管理センタ5aの負担を軽
減するために、ゲート単位、すなわち、ゲート管理のた
めの情報の送受信をPHS端末4aとPHS交換機1a
間で行うようにしている。
0には、PHS交換機1aのアンテナ21aが設置され
るインターチェンジを通過する車に搭載されたPHS端
末4aの端末ID、入日時が順次蓄積される。PHS交
換機1aは、発着信処理部24の制御のもと、定期的あ
るいは不定期に管理センタ5aへの回線接続を行う。そ
して、回線が接続されると、PHS交換機1aの情報処
理部25は、ゲートを固有データ29内のインターI
D、出/入フラグを管理センタ5aに対して送信すると
ともに、蓄積された端末IDと入日時の組の情報(ログ
データ)を管理センタ5aに対して送信する制御を行う
(ステップS46)。管理センタ5a内の情報管理部5
2は、PHS交換機1aからの情報をすべて正常に受信
すると、受信が正常に行われたことを通知する制御を行
う(ステップS48)。また、情報管理部52は、受信
した端末IDを検索キーとして、利用者データベースを
検索し、検索キーを含む利用者データを検索する。そし
て、情報管理部52は、受信した出/入フラグより、入
口のインターチェンジであることがわかるので、図5に
示す検索した利用者データにおける収集データ62内の
項目”入インターID”および””入日時”に受信した
情報を設定する(ステップS47)。これにより、利用
者毎のインターチェンジの通過状況の履歴を保存でき
る。
機1aの情報処理部25は、管理センタ5aに対し、同
一内容の2重送信を防止するために、ログデータ30の
記憶内容をクリアする(ステップS49)。
となるインターチェンジを通過する場合の通話中におけ
る通信シーケンスの一例を図7を用いて説明する。PH
S端末4aとPHS交換機1aとが通話開始となると、
PHS交換機1a内の情報処理部25は、固有データ2
9内の出/入フラグを参照し、インターチェンジが出口
か入り口かを判断する(ステップS51)。インターチ
ェンジが出口の場合、情報処理部25は、PHS端末4
aに対し、残高額、入インターIDを送信するよう要求
する制御を行う(ステップS52)。
情報送受信部45は、個別データ61のメモリ領域””
残高額”および”入インターID”より残高額、入イン
ターID等を読み出す(ステップS53)。そして、情
報送受信部45は、読み出した残高額、入りインターI
DをPHS交換機1aに対し送信する制御を行う(ステ
ップS55)。なお、情報送受信部45は、入日時も読
み出し送信する。
機1aの情報処理部25は、端末の認証の際に得た端末
IDと関連付けて出日時をログデータ30に保存する。
なお、出日時は、PHS交換機1a内の時計より取得す
る。また、情報処理部25は、受信した入インターID
と、固有データ29内のインターIDとを用いて、固有
データ29内の料金テーブルを参照し、有料道路の使用
料金を求める。そして、情報処理部25は、受信した残
高額から求め使用料金を減算することにより、有料道路
使用後の残高額を算出するとともに、ステップS56で
保存した端末IDに関連付けて算出した残高額をログデ
ータ30に保存する(ステップS57)。なお、情報処
理部25は、この際に出日時に対して受信した入日時が
不自然でないかチェックを行う。続いて、情報処理部2
5は、算出した残高額をPHS端末4aに送信する制御
を行う(ステップS58)。残高額を受信すると、PH
S端末4aの情報送受信部45は、これらを個別データ
61のメモリ領域”残高額”に保存し(ステップS5
8)、PHS交換機1aに対して処理完了を通知する
(ステップS60)。
中におけるゲート管理をするためのPHS端末4aとP
HS交換機1a間の情報の送受信のシーケンスである。
これにより、管理センタ5aの負担を軽減しつつ、PH
S交換機1a側でトラヒック管理を行えるようになる。
0には、PHS交換機1aの設置されるインターチェン
ジを通過する車に搭載されたPHS端末4aの端末I
D、出時間、残高額が順次蓄積される。PHS交換機1
aは、発着信処理部24の制御のもと、定期的あるいは
不定期に管理センタ5aへの回線接続を行い、ステップ
S61からS64に示すシーケンスがPHS交換機1a
と管理センタ5a間で行われる。なお、ステップS61
からS64は、図6のステップS46からS49とほぼ
同じであり、説明を省略する。これにより、管理センタ
5aは、利用者毎のインターチェンジの通過状況の履歴
を保存できる。また、管理センタ5aは、PHS交換機
1aから残高額も受信するので、管理センタ5a側で記
録された残高額と受信した残高額を用いて、残高額に対
する不正操作が行われたかのチェックも行える。
は、一定時間ごとに各PHS交換機1aから取得した情
報を処理して、例えば、所定の区間における交通量を求
めそれを交通量情報63として保存する。そして、管理
センタ5aは、各PHS端末4aに対し、公衆網6を介
した交通量情報63の提供を行うサービスを行っても良
い。また、管理センタ5aは、関連情報データベース5
5内に事故状況に関する情報を収め、事故状況を通知す
るサービスを行ってもよい。この場合、PHS端末4a
は、情報を表示するための液晶表示装置を備える。本応
用例では、有料道路の利用区間に応じた課金を行う場合
を例にしているが、有料道路の入口もしくは出口で一律
の課金を行う場合への対応も、容易に行える。本応用例
では、PHS端末4aをプリペイドカード的に利用した
場合の例としたが、クレジットカード的な使用による特
定の銀行口座から使用料金を引き落とすシステムへの対
応も容易に行える。以上のように、本発明のPHS端
末、PHS交換機を有料道路に応用することにより、P
HS端末を搭載した車は、インターチェンジを通過する
だけで済み、インターチェンジでの交雑解消を進めるこ
とができる。
明のPHS交換機1、PHS端末4を駅の改札(ゲー
ト)通過を管理するためのシステムに応用したものであ
る。このシステムは、入った改札から出た改札に応じて
課金処理を行うためのシステムとする。また、PHS端
末は定期券的に利用され、利用者は電車を利用する際こ
のシステム用のPSH端末を所持しているものとする。
ムの概要を示した図である。図8において、符号21b
は、PHS交換機1bに接続されるアンテナである。こ
のシステム用のPHS端末4bを所持した利用者は、図
中のBに示す方向に比較的低速(ex.15[Km/h]
以下)で移動してくる。このような状態において、アン
テナ21bは、改札近傍で、PHS端末4bとPHS交
換機1bとが改札付近でゲート通過管理のための情報の
送受信が問題なく行える程度の弱い出力とする。ここ
で、出力の弱いアンテナ21bとするのは、 1)改札を通過しないPHS端末であって、改札近くを
移動する利用者のPHS端末4aに対する着信がないよ
うにする 2)PHS端末4bとPHS交換機1bとで、ゲート管
理のために必要となる通信を行うためには所定の時間が
かかるが、利用者の移動速度はあまり早くないため、P
HS交換機1bからの電波が広い範囲に達する必要がな
いため等の理由である。
設置されたPHS交換機1bや他の改札に設置されたP
HS交換機から情報を収集し、収集した情報を利用した
駅の利用状況等の分析を行う。なお、PHS交換機1b
は図2のPHS交換機1に対応し、PHS端末4bは図
2のPHS端末4に対応し、管理センタ5bは図2の管
理センタ5に対応する。以下では、この応用例のために
必要となる情報や、それらの送受信について詳細に説明
する。
b、PHS交換機1b、管理センタ5bがそれぞれ記憶
する情報の一例を示した図である。符号71は、PHS
端末4bにおけるデータ47内の個別データが含む項目
例を示している。ここでは、PHS端末4bが定期券的
に使用されることから、個別データ71は、利用可能な
駅の区間を示すメモリ領域”有効区間”、定期の有効期
限を示すメモリ領域”有効期限”、最後に利用した駅を
特定するIDを収めるためのメモリ領域”駅ID”、最
後に利用した駅に入ったのか・出たのかを特定するフラ
グを収めるためのメモリ領域”出/入フラグ”、その駅
に入ったもしくは出た日時を収めるメモリ領域”日時”
を含む。
有データ29が含む項目例を示している。固有データ2
9は、駅を特定するための”駅ID”、駅の入口である
か出口であるかを示す”出/入フラグ”を含む。符号7
2は、管理センタ5bにおける利用者データ54,・・
・が含む基本データの構成例を示している。基本データ
54は、有効区間、有効期限の不正を防止すために、定
期として契約された有効区間、有効期限を含むものとす
る。符号55は、管理センタ5bにおける関連情報デー
タベース55が含む情報の一例を示している。管理セン
タ5bでは、各PHS交換機1b,・・・より収集した
データを蓄積するログデータや、ログデータを利用して
駅別、時間帯別に駅の利用状況を分析した駅別・時間帯
別統計情報等を関連情報データベース55に保存する。
端末4bを定期券的に使用するための専用の装置があ
り、PHS端末4bの所有者は、装置を用いて利用駅区
間、期限を選択し、これらに応じた額を入金すること
で、この装置は、PHS端末4bのメモリ領域”有効区
間”,”有効期限”に選択された内容の設定を行う。さ
らに、この装置は、管理センタ5bでの管理も行えるよ
うに、端末IDと共に有効区間、有効期限を管理センタ
5aにも通知する。また、”有効区間”は、駅IDを利
用して設定されるものとする。
管理のための情報の送受が、この応用例においてどのよ
うに行われるかを説明する。図10は、PHS端末4b
を所持した利用者が駅の入口となる改札を通過する場合
の、通話中における通信シーケンスの一例を示した図で
ある。PHS端末4bと入口の改札に設けられたPHS
交換機1bとが通話開始となると、PHS交換機1b内
の情報処理部25は、PHS端末4bに対し、PHS端
末4b内の個別データを送信するよう要求する制御を行
う(ステップS71)。送信要求を受信すると、PHS
端末4bの情報送受信部45は、個別データ71を読み
出す(ステップS72)。この個別データ71には、図
9に示す、有効区間,有効期限,駅ID,出/入フラ
グ,日時,・・・が含まれている。そして、情報送受信
部45は、読み出した個別データを送信する制御を行う
(ステップS73)。
固有データ29内の出/入フラグを参照し、改札が出口
か入口かを判断する(ステップS74)。改札が入口の
場合、情報処理部25は、固有データ29内の駅IDと
改札の通過時点における日時(ここでは、便宜上”乗車
日時”と呼ぶ)、および、受信した有効区間、有効期限
を用いて乗車が可能か判断を行う(ステップS75)。
また、情報処理部25は、受信した個別データ内の”日
時”を現日時と比較し、不正な使用がないか確認する。
さらに、情報処理部25は、受信した個別データ内の”
出/入フラグ”をチェックし、このフラグが”出”を示
しているかチェックを行う。以上のようにして、情報処
理部25は、乗車可能かをチェックする。そして、情報
処理部25は、乗車可能であれば、乗車日時、固有デー
タ29内の駅IDおよび出/入フラグをPHS端末4b
に対して送信する制御を行う。一方、情報処理部25
は、乗車可能でなければ、エラーを送信する制御を行う
(ステップS75)また、情報処理部25は、端末の認
証の際に得た端末IDと関連付けて乗車日時を保存す
る。また、ステップS75による結果が乗車不可である
場合、情報処理部25は、端末IDにその旨の情報を付
加して、ログデータ30に保存する(ステップS7
6)。
ると、PHS端末4bの情報送受信部45は、これらを
個別データ71の対応するメモリ領域に保存し(ステッ
プS78)、PHS交換機1bに対して処理完了を通知
する制御を行う(ステップS79)。なお、エラーを受
信した場合、PHS端末4bの情報送受信部45は、乗
車不可能な利用者を特定できるように、ステップS78
において、PHS端末1bのブザー(図示せず)を鳴ら
す制御を行うものとする。
中におけるゲート管理をするためのPHS端末4bとP
HS交換機1b間の情報の送受信シーケンスである。こ
こで、ゲート管理のための情報の送受信をPHS端末4
bと管理センタ5b間で行うことも可能である。しか
し、改札を通過する利用者が多いと、管理センタ5bに
対する通信トラフィックや管理センタ5bの処理量が膨
大となる。そこで、管理センタ5bの負担を軽減するた
めに、ゲート管理のための情報の送受信をPHS端末4
bとPHS交換機1b間で行うようにしている。
S交換機1b内のログデータ30には、PHS交換機1
bのアンテナ21bが設置される改札を通過する利用者
が所持するPHS端末4bの端末ID、乗車時間が順次
蓄積される。そのため、PHS交換機1bは、発着信処
理部24の制御のもと、定期的あるいは不定期に管理セ
ンタ5aへの回線接続を行い、PHS交換機1bと管理
センタ5b間において、図10に示すステップS80か
らS83のシーケンスが行われる。なお、このステップ
S80からS83は、図6のステップS46からS49
とほぼ同様であり説明を省略する。なお、ステップS8
1において、管理センタ5b内の情報管理部52は、受
信した情報を、図9に示す関連情報データベース55内
のログデータに追加していく点が異なる。これにより、
管理センタ5bでは、各改札の通過状況の履歴を保存で
きる。なお、PHS端末4bを所持した利用者が駅の出
口となる改札を通過する場合の、通話中における通信シ
ーケンスは、図10と同様であり説明を省略する。な
お、ステップS74では、出/入フラグが”出”を示
し、ステップS75では降車可能確認となる点が相違す
るのみである。
定時間ごとに関連情報データベース55内のログデータ
を処理して、例えば、ログデータを利用して駅別、時間
帯別に駅の利用状況を分析した駅別・時間帯別統計情報
等を関連情報データベース55に保存する。これによ
り、管理センタ5bでは、ログデータを処理すること
で、ほぼリアルタイムに、駅の利用状況等を得ることが
できるようになる。ここではPHS端末4bを定期券的
に利用した場合の例としたが、特定の銀行口座から乗車
料金を引き落とすシステム、すなわちクレジットカード
的な使い方への対応も容易に行える。さらに、有料道路
の応用例のように、PHS端末4bをプリペイドカード
的に利用するシステムへの対応も容易に行える。
S交換機を駅の改札に応用することにより、PHS端末
の所有者は、改札を抜けるだけで済み、改札での交雑解
消をさらに進めることができる。また、PHS端末をク
レジットカード的な使い方をした場合、利用者は切符を
買う必要がなくなる。さらに、改札では切符の回収が必
要なくなり、従来の自動改札に比べ省スペース化を図る
ことができる。また、管理センタ5bでは、全国の駅の
利用状況や収支をほぼリアルタイムで観察できるように
なる。なお、ここの応用例で用いられるPHS端末4b
は、持ち運びが便利なように小型なものが好ましい。
S交換機の、他への応用例として以下のものが考えられ
る。 1)アミューズメントパークへの応用 これにより、アミューズメントパークの入口における人
員削減が図れる。また、PHS端末に所有者の情報(性
別、年齢)を持たせることで、管理センタでは、利用者
の情報収集を容易に行えるようになる。 2)オフィスビルへの応用 PHS端末はタイムレコーダのカード的に使用され、ゲ
ート(PHS交換機)では、どの時刻にどの端末IDが
いずれの時刻に入退出したかを管理する。これにより、
管理センタでは、PHS交換機から収集した情報より、
就業時間管理が行えるとともに、給与計算も可能とな
る。
シーケンス処理部23およびメモリ26を備えるものと
して説明したが、これに限定されるものではない。たと
えば、ISMA3がこれらを備えても良い。すなわち、
PHS交換機として、シーケンス処理部23およびメモ
リ26を備えればよい。また、図2において、PHS交
換機1が記憶する発番号28と、ゲートと特定するため
に固有データ内のIDは、応用するシステムに応じて、
同じであっても良いし、異なっても良い。例えば、施設
へのゲートが1つのみの場合は、発番号28とゲートを
特定するIDが一致していると管理が容易となる。一
方、施設へのゲートが複数あり、ゲートを区別すること
なく管理したい場合には、一体として管理したいゲート
におけるIDを同じくし、各ゲートに設置したPHS交
換機1への発番号は、各PHS交換機のアンテナが設置
されたゲート毎に有効に機能するように、PHS交換機
ごとに異なるようにするとよい。
て詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限ら
れるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の
設計等も含まれる。
S交換機、ゲート通過管理システムによれば、下記の効
果を得ることができる。本発明は、PHS交換機、PH
S端末を改良したものであることから、公衆網に接続容
易であり、その結果、ゲートの情報を集中管理する管理
センタへゲートで収集した情報を容易に送信できる。
らの情報収集漏れが内容にしなれればならないが、本発
明のPHS交換機は、管理するPHS端末に共通の共通
着番号を用いた呼設定処理を行うことで、ゲートを通過
するPHS端末で、管理対象となる全てのPHS端末へ
の着信が可能となる。よって、ゲートを通過する全ての
PHS端末のゲート通過管理が可能となる。また、PH
S端末は、メモリ内に記憶する共通着番号とPHS交換
機の呼設定処理の際に用いる共通着番号とが一致する場
合にのみ応答するようになっている。よって、管理対象
となるPHS端末に対してのみゲートの通過管理が行え
ると共に、通常のPHS端末や管理対象外のPHS端末
は、ゲート管理のためのPHS交換機の発信に対して応
答することはない。また、PHS交換機は、共通着番号
を用いた着信接続処理を行う際に、PHS交換機特定す
る発番号を付加して発信する。これにより、PHS端末
は、発信接続先を予めメモリに記憶しなくても通過する
ゲート近傍において発信接続先となる番号を取得でき、
通過するゲート用に設置されたPHS交換機に対する発
信接続が可能となる。また、本発明のPHS端末の所有
者は、ゲートを通過するのみで良くなり、結果としてゲ
ートにおける混雑を解消することができる。
システムの構成概要を示した図である。
示した図である。
を示した図である。
示した図である。
を示した図である。
通話中における通信シーケンスの一例を示した図であ
る。
の、通話中における通信シーケンスの一例を示した図で
ある。
示した図である。
を示した図である。
信シーケンスの一例を示した図である。
(CS) 3 ISMA 4,4a,4b
PHS端末 5,5a,5b 管理センタ 6 公衆網(専
用線) 21 アンテナ 22 通信処理
部 23 シーケンス処理部 24 発着信処
理部(発着信処理手段) 25 情報処理部(情報処理手段) 26 メモリ 27 共通着番号 28 発番号 29 固有データ 30 ログデー
タ 41 アンテナ 42 通信処理
部 43 シーケンス処理部 44 発信処理
部(発信処理手段) 45 情報送受信部 46 メモリ 48 共通着番号 49 発番号 51 通信処理部 52 情報管理
部 53 利用者データベース 55 関連情報
データベース
Claims (5)
- 【請求項1】 PHS端末が通過するゲート近傍に設置
されるアンテナと、 対象とするPHS端末に共通の着信番号である共通着番
号と、PHS交換機を特定する番号である発番号と、前
記アンテナが設置されるゲートもしくはゲートを設置す
る施設を識別するためのゲートIDとを記憶した記憶手
段と、 前記共通着番号を用いてPHS端末に対する呼設定処理
を行う際に前記発番号を発信信号に付加すると共にPH
S端末から前記発番号による接続要求の場合にのみ発信
接続処理を行う発着信処理手段と、 ゲートを通過する際に発信接続処理されたPHS端末を
特定する端末IDを前記記憶手段に蓄積し、蓄積した端
末IDとゲートIDとを、PHS端末の発信接続処理と
非同期にPHS端末を管理する管理センタに送信する情
報処理手段とを備えたことを特徴とするPHS交換機。 - 【請求項2】 前記発着信処理手段は、PHS端末から
前記発番号による接続要求の場合にのみ発信接続処理を
行うことを特徴とする請求項1記載のPHS交換機。 - 【請求項3】 前記アンテナは、PHS端末がアンテナ
に対し比較的高速で直線的に移動してくる条件下におい
て、PHS端末に対するPHS端末の移動方向に対する
指向性が強いことを特徴とする請求項1または請求項2
記載のPHS交換機。 - 【請求項4】 前記アンテナの出力は、PHS端末の移
動速度に応じて調整されることを特徴とする請求項1ま
たは請求項2記載のPHS交換機。 - 【請求項5】 特定のゲートを通過したことを管理する
ゲート通過管理システムであって、 前記ゲート通過管理システムは、 (a)PHS端末が通過するゲート近傍に設置されるア
ンテナと、 対象とするPHS端末に共通の着信番号である共通着番
号と、PHS交換機を特定する番号である発番号と、前
記アンテナが設置されるゲートもしくはゲートを設置す
る施設を識別するためのゲートIDとを記憶した記憶手
段と、 前記共通着番号を用いてPHS端末に対する呼設定処理
を行う際に前記発番号を発信信号に付加すると共にPH
S端末から前記発番号による接続要求の場合にのみ発信
接続処理を行う発着信処理手段と、 ゲートを通過する際に発信接続処理されたPHS端末を
特定する端末IDを前記記憶手段に蓄積し、蓄積した端
末IDとゲートIDとを、PHS端末の発信接続処理と
非同期にPHS端末を管理する管理センタに送信する情
報処理手段とを備えたPHS交換機と、 (b)共通の着信番号である共通着番号を記憶した記憶
手段と、 前記PHS交換機より前記共通着番号による着信があっ
た場合に、着信信号に付加される番号を用いた接続要求
を前記PHS交換機に対して行う発信処理手段とを備え
たPHS端末とからなることを特徴とするゲート通過管
理システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14242999A JP3325857B2 (ja) | 1999-05-21 | 1999-05-21 | Phs交換機、ゲート通過管理システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14242999A JP3325857B2 (ja) | 1999-05-21 | 1999-05-21 | Phs交換機、ゲート通過管理システム |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000333229A JP2000333229A (ja) | 2000-11-30 |
| JP3325857B2 true JP3325857B2 (ja) | 2002-09-17 |
Family
ID=15315124
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14242999A Expired - Lifetime JP3325857B2 (ja) | 1999-05-21 | 1999-05-21 | Phs交換機、ゲート通過管理システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3325857B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4340730B2 (ja) * | 2003-11-18 | 2009-10-07 | 日本電気株式会社 | 特定エリアにおけるサービス提供方法およびシステム |
-
1999
- 1999-05-21 JP JP14242999A patent/JP3325857B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
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