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JP3328154B2 - 乗り物用小物入れ - Google Patents
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JP3328154B2 - 乗り物用小物入れ - Google Patents

乗り物用小物入れ

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JP3328154B2
JP3328154B2 JP00655697A JP655697A JP3328154B2 JP 3328154 B2 JP3328154 B2 JP 3328154B2 JP 00655697 A JP00655697 A JP 00655697A JP 655697 A JP655697 A JP 655697A JP 3328154 B2 JP3328154 B2 JP 3328154B2
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収 豊倉
和則 町田
信明 近藤
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Piolax Inc
Kasai Kogyo Co Ltd
Nissan Motor Co Ltd
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Piolax Inc
Kasai Kogyo Co Ltd
Nissan Motor Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車や列車、船
舶、航空機などの乗り物に用いられる小物入れに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の乗り物用小物入れの構造として
は、実開平4ー96634号公報及び実開平4ー160
56号公報に示す様なエアダンパーを用いた乗り物用小
物入れ、或いは特開平5ー272567号公報に示す様
なスライドダンパーを用いた乗り物用小物入れのような
ものがある。
【0003】かかるダンパーを用いることで、小物入れ
のインナーケースを、いきなり開成しないで、小さく開
成する一段階と、大きく開成する二段階とに開成するよ
うに制御している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】然しながら、かかる構
成によれば、構造が複雑で且つ原価高騰の一原因にな
り、改善が求められている。
【0005】そこで、本発明は、以上のような点に鑑み
てなされたもので、その目的とするところは、少なくと
も二つの開成角度を制御することができ、安価な乗り物
用小物入れを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1の発明は、固定部材に固設され且つ奥壁、
側壁、天井壁、底壁とにより横方向のボックス状に形成
されると共に前記奥壁と対向する位置に開口部を有する
アウターケースと、該アウターケースに対応した奥壁、
側壁、底壁及び前記開口部を覆う化粧板から形成され且
つ上部に開口が形成されると共に前記アウタケースの開
口部に対して出没自在に回動支持されてなるインナーケ
ースと、前記アウターケースに対して該インナーケース
を取り外し制御可能なるロック解除装置とを備えてなる
乗り物用小物入れにおいて、前記アウターケースの天井
は、前記インナーケースが第1突出位置に移動した段
階で該インナーケースの奥壁に形成した係止部に干渉し
て該移動を停止させ得るストッパ部を有し、前記ロック
解除装置は、前記ストッパ部より開口部側の天井壁に近
接した位置に配置し、前記インナーケースが第1突出位
置より突出した第2突出位置に移動した段階で該インナ
ーケースの係止部に干渉して該移動を停止させ得ると共
に、前記インナーケースの係止部への干渉を解除するこ
とで更なる移動が可能なる制御手段を有することを特
徴とする。
【0007】
【発明の効果】以上より明らかなように、請求項1の発
明によれば、固定部材に固設されてなるアウターケース
の開口部に対して出没自在なインナーケースを、突出方
向に付勢してなると、該インナーケースが第1突出位置
に移動した段階で、アウターケースのストッパ部にイン
ナーケースがぶつかることで、その位置に確実に停止で
きることになる。次に、前記インナーケースを操作する
と、再びインナーケースが突出方向に移動可能になる。
そして、該インナーケースの係止部が、第2突出位置に
移動してロック解除装置にぶつかるまで移動可能であ
る。次に、ロック解除装置を操作することで、インナー
ケースの更なる移動、つまりアウターケースからの取り
外しを可能にすることができる。こうして、少なくとも
二つの開成角度を制御することができ、安価な乗り物用
小物入れとすることができる。
【0008】また、奥壁、側壁、天井壁、底壁とにより
横方向のボックス状に形成されると共に前記奥壁と対向
する位置に開口部を有するアウターケースと、該アウタ
ーケースに対応した奥壁、側壁、底壁及び前記開口部を
覆う化粧板から形成され且つ上部に開口が形成されると
共に前記アウタケースの開口部に対して出没自在に回動
支持されてなるインナーケースとを備えているため、イ
ンナケースを開けたときに、アウタケースによりその内
部を遮蔽することができ、インナーケース開放時の外観
品質を著しく向上することができる。
【0009】更に、第1の突出位置で、前記インナーケ
ースを固定するストッパ部をアウターケースの天井壁に
設け、このストッパ部と干渉する係止部をインナーケー
スの奥壁に形成しているため、アウターケースの端部で
荷重を支持することができ、回転軸に対して最も離れた
位置でインナーケースを支持することができるので、イ
ンナーケースを小さな力で第1突出位置に保持すること
ができる。
【0010】更に、ストッパ部の拘束を解除して第1の
突出位置から第2突出位置に変位させる際には、化粧板
からの荷重により奥壁に荷重が集中し、奥壁は板材のた
め変位し易く且つ奥壁は底面のモーメントアーム分見か
けの荷重を大きく受けるため 、この点でも、容易に変位
させることができ、スムースな移動を行うことができ
る。
【0011】加えて、ロック解除装置が、前記ストッパ
部より開口部側の天井壁に近接した位置に配置し、前記
インナーケースが第1突出位置より突出した第2突出位
置に移動した段階で該インナーケースの係止部に干渉し
て該移動を停止させ得るだけでなく、前記インナーケー
スの係止部への干渉を解除することで更なる移動が可能
となる制御手段を備えているため、インナケースの奥壁
をアウターケースから突出させることができ、開放度を
一層向上することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面と共に説明する。
【0013】図1乃至図9は、本発明の第1の実施形態
に係る乗り物用小物入れを自動車用小物入れとして適用
した例を示している。
【0014】即ち、乗り物用小物入れ1は、「固定部
材」としてのドアトリム2に固設されてなるアウターケ
ース3と、該アウターケース3の正面に形成されてなる
開口部4に対して出没自在なインナーケース5と、該イ
ンナーケース5の突出位置を制御可能なる制御手段とし
てのロック解除装置6とを備えてなる。
【0015】前記アウターケース3は、図3に示すよう
に、奥壁31と、側壁32・32と、天井壁33と、底
壁34とより横方向のボックス状に形成されてなる。
【0016】前記インナーケース5は、図5及び図6に
示すように、奥壁51と、側壁52・52と、底壁53
と、前記開口部4を覆う化粧板54とよりボックス状に
形成され、上部に開口55が形成されてなる。
【0017】前記インナーケース5の奥壁51には、図
6及び図8、9に示すような係止部57が形成されてな
る。
【0018】該係止部57は、前記開口55の縁部55
aよりストッパ部35の幅寸法より大きな幅寸法を有し
且つ前記ストッパ部35にぶつかるよう該縁部55aよ
り段下がりされてなる開口縁部55bより外側に突出形
成されてなる。
【0019】また、前記化粧板54の開口55側には、
図7に示すように、前記ロック解除装置6の後述する爪
63係止する係合部54bが形成されてなるプレート
54aが突出形成されてなる。
【0020】前記アウターケース3の天井壁33には、
前記インナーケース5の化粧板54が図2に示すように
第1突出位置10に移動した段階で、該インナーケース
5の移動を停止させ得るストッパ部35が形成されてな
る。
【0021】該ストッパ部35は、図3及び図4に示す
ように、前記アウターケース3の天井壁33より突出し
てなる凸部36と、該凸部36の側部に形成されてなる
スリット37とよりなり、前記凸部36がインナーケー
ス5の係止部57によって押圧される際に、アウターケ
ース3の高い剛性を有する天井壁3の撓みを要求するこ
となく、該スリット37によって、前記凸部36及び該
凸部36周囲が外側に柔軟に弾性変形した移動が可能で
ある。
【0022】前記ロック解除装置6は、前記アウターケ
ース3の最上部に形成されてなるボックス部38内に支
持されてなる本体61と、該本体61に進退自在に支持
されてなる解除ノブ62と、該解除ノブ62の操作によ
り前記本体61より出没自在な爪63とを少なくとも有
する。
【0023】前記本体61内には、前記解除ノブ62を
常時突出方向に付勢してなる付勢手段(図示省略)が内
装されてなる。
【0024】符号7は、前記インナーケース5を回転自
在に軸支してなる回転軸部で、前記アウターケース3の
開口部4に架設され、前記インナーケース5の軸部56
が回転自在に軸支されてなる。
【0025】符号8は、該回転軸部7に巻装されてなる
リフトスプリングで、図2に二点鎖線で示す方向、つま
りインナーケース5をアウタケース3に対して繰り出す
方向に付勢されてなる。
【0026】符号9はダンパーで、前記インナーケース
5の側壁52に形成されてなる前記回転軸部7を中心と
した円弧状の第1ギア91と、前記アウターケース3の
側壁32に回転自在に軸支されてなる前記第1ギア91
より相当に小さな径よりなる第2ギア92と、該第2ギ
ア92と連結して設けられた粘性流体回転ダンパ(図示
省略)とよりなり、前記インナーケース5がリフトスプ
リング8に付勢されて繰り出す(つまり開く)際に手を
添えなくてもゆっくり開く機能を有する。
【0027】以上の第1の実施形態の構成であるから、
ドアトリム2に固設されてなるアウターケース3の開口
部4に対して図2に実線で示す位置にインナーケース5
が格納されてなる。
【0028】前記インナーケース5が格納されている状
態で、前記ロック解除装置6の解除ノブ62を押すこと
で図示しないロックが外れて、前記リフトスプリング8
により、前記インナーケース5が図2で左方向に突出す
るよう移動する。
【0029】該インナーケース5の化粧部材54が、図
2の第1突出位置10に移動した段階で、前記アウター
ケース3のストッパ部35に前記インナーケース5の係
止部57がぶつかることで、その位置に確実に停止でき
ることになるから、図示しない乗員の膝などに干渉する
ことがない。
【0030】次に、前記インナーケース5の化粧部材5
4を開く方向、即ち第2突出位置11側に力を入れる
と、係止部57がストッパ部35の凸部36の斜面を登
って該凸部36を乗り越えようとし、又、該凸部36が
スリット37により撓んで、前記ストッパ部35を移動
させるので、前記インナーケース5の位置を抑制しなく
なり、前記リフトスプリング8により図2の突出方向に
移動する。
【0031】そして、該インナーケース5の係止部54
が、第2突出位置11に移動してロック制御装置6の爪
63にぶつかるまで移動可能である。
【0032】次に、ロック解除装置6の操作ノブ62を
操作することで、爪63が移動して本体61内に没し、
インナーケース5の係止部54との係合が解除されるの
で、該インナケース5の更なる移動を可能にすることが
できる。
【0033】こうして、少なくとも二つの開成角度、つ
まり第1突出位置10及び第2突出位置11を制御する
ことができ、安価な乗り物用小物入れとすることができ
る。
【0034】前記ストッパ部35の凸部36及びスリッ
ト37は、前記アウターケース3に一体に形成されてい
るので、インナーケース5の停止位置は一定であり、製
造原価は安価になる。
【0035】また、凸部36の数を断続的に複数形成す
れば、インナーケース5の停止位置は適宜複数となり、
商品性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施形態に係るトレイを透過
して示す乗り物用小物入れの正面図である。
【図2】図1の側面図である。
【図3】図1のアウターケースの正面図である。
【図4】図3のA−A線に沿った断面図である。
【図5】図1のインナーケースの側面図である。
【図6】図5の矢視Bにかかる正面図である。
【図7】図6の矢視Cにかかる上面図である。
【図8】図6の矢視Dにかかる斜視図である。
【図9】図6のE−E線に沿った断面図である。
【符号の説明】
1 乗り物用小物入れ 2 「固定部材」としてのインストルメントパネル 3 アウターケース 4 アウターケースの開口部 5 インナーケース 6 「制御手段」としてのロック解除装置 10 第1突出位置 11 第2突出位置 33 アウターケースの天井壁 35 アウターケースのストッパ部 36 アウターケースの凸部 57 インナーケースの係止部 61 ロック解除装置の本体 62 ロック解除装置の解除ノブ 63 ロック解除装置の爪
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 町田 和則 神奈川県横浜市保土ヶ谷区岩井町51番地 株式会社パイオラックス内 (72)発明者 近藤 信明 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日 産自動車株式会社内 (56)参考文献 実開 平4−1052(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60R 7/04

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定部材に固設され且つ奥壁、側壁、天
    井壁、底壁とにより横方向のボックス状に形成されると
    共に前記奥壁と対向する位置に開口部を有するアウター
    ケースと、該アウターケースに対応した奥壁、側壁、底
    壁及び前記開口部を覆う化粧板から形成され且つ上部に
    開口が形成されると共に前記アウタケースの開口部に対
    して出没自在に回動支持されてなるインナーケースと、
    前記アウターケースに対して該インナーケースを取り外
    し制御可能なるロック解除装置とを備えてなる乗り物用
    小物入れにおいて、 前記アウターケースの天井壁は、前記インナーケースが
    第1突出位置に移動した段階で該インナーケースの奥壁
    に形成した係止部に干渉して該移動を停止させ得るスト
    ッパ部を有し、 前記ロック解除装置は、前記ストッパ部より開口部側の
    天井壁に近接した位置に配置し、前記インナーケースが
    第1突出位置より突出した第2突出位置に移動した段階
    で該インナーケースの係止部に干渉して該移動を停止さ
    せ得ると共に、前記インナーケースの係止部への干渉を
    解除することで更なる移動が可能なる制御手段を有す
    ることを特徴とする乗り物用小物入れ。
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