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JP3330737B2 - 自動車用ランプの構造 - Google Patents
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JP3330737B2 - 自動車用ランプの構造 - Google Patents

自動車用ランプの構造

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JP3330737B2 JP19039794A JP19039794A JP3330737B2 JP 3330737 B2 JP3330737 B2 JP 3330737B2 JP 19039794 A JP19039794 A JP 19039794A JP 19039794 A JP19039794 A JP 19039794A JP 3330737 B2 JP3330737 B2 JP 3330737B2
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  • Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,例えば自動車の後部に
配置されるリアコンビネーションランプ等の自動車用ラ
ンプの構造に係り,特に洗車時等に高圧で噴射された水
が内部へ侵入することを防止することのできるランプの
構造に関する。
【0002】
【従来の技術】例えばリアコンビネーションランプ等の
自動車用ランプでは,図8に示すように,ランプを内蔵
したハウジング80の前面をレンズ81で被ってレンズ
室82が形成される。該レンズ室82は前記ハウジング
80を自動車のバンパーに組み合わせることにより自動
車に取り付けられる。このようなレンズ室82の下部の
2箇所には,水抜き部83,83が形成されており,ラ
ンプ室82内に侵入した水を各水抜き部83から外部へ
排出するようになっている。前記ハウジング80の周縁
部には,図8中のX−X断面に相当する図9または図1
0に示すように,環溝状のリム85が形成されており,
該リム85に前記レンズ81のフランジ部86が嵌合さ
れている。このような自動車用ランプの水抜き部83で
は,従来から,図9に示すシールゴム90を使用した構
造と,図10に示すホットメルト接着剤91を使用した
構造とが知られている。まず,図9のシールゴム90を
使用した従来例では,前記リム85の内面と前記フラン
ジ部86の端面との間に,リム85の全周にわたって連
続したシールゴム90を介装し,シールゴム90で水密
性を保つと共に,ランプ室82の下辺部に配置された水
抜き部83において,フランジ部86に水抜き用の切り
欠き部87を形成し,切り欠き部87からランプ室82
内部の水を排出するようになっている。次に,図10の
ホットメルト接着剤91を使用した従来例では,前記リ
ム85とフランジ部86との隙間に,リム85の全周に
わたって連続したホットメルト接着剤91を充填し,ホ
ットメルト接着剤91で水密性を保つと共に,前記水抜
き部83において,フランジ部86およびリム85の外
側周壁に水抜き孔88および89を穿孔し,両水抜き孔
88,89からランプ室82内部の水を排出するように
なっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記図9および図10
の従来例では,ランプ室82内に侵入した水を外部へ排
出することはできるが,洗車時等に高圧水が噴射された
場合には,矢印H,I,Jに示すように,切り欠き部8
7または水抜き孔88,89から高圧水が逆流して,ラ
ンプ室82内に水が侵入するという問題がある。ランプ
室82に水が侵入すると,レンズ81に水滴が付着して
レンズ81が曇ったり,ランプに水滴が付着すると,ラ
ンプ切れを起こす恐れがある。本発明は,このような従
来の技術における課題を解決するために,高圧水が噴射
された場合でも,水抜き用の開口部から高圧水が逆流し
てランプ室内に水が侵入することを防止できる自動車用
ランプの構造を提供することを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は,自動車のバンパーに組み込まれたハウジン
グに,該ハウジングの前面を被うレンズを組み合わせて
ランプ室を形成する自動車用ランプの構造であって,上
記ハウジングの周縁部に形成された環溝状のリムに上記
レンズの周縁部に形成された環状のフランジ部を嵌合し
てなる自動車用ランプの構造において,上記環溝状リム
の下辺部側面に水抜き用開口が形成されると共に,上記
リムの下辺部裏側に上記ハウジングと自動車用バンパー
との間の隙間に流入した水を下方へ案内するガイド板が
形成され,且つ上記環溝状リム内に上記水抜き用開口を
挟む仕切板が形成されてなることを特徴とする自動車用
ランプの構造である。
【0005】
【作用】本発明によれば,環溝状リムとフランジ部との
間に充填される接着剤が,仕切板で遮られて水抜き用開
口が形成されている部分に侵入する恐れがない。ハウジ
ングとレンズとの隙間に噴射された水流は,環溝状リム
とフランジ部との間の隙間を流れて水抜き部に集まり,
水抜き用開口から外部へ排出される。ハウジングと自動
車用バンパーとの間の隙間に噴射された水流は,ガイド
板により下方へ案内され,水抜き用開口から水が逆流す
ることが防止される。
【0006】
【実施例】以下,添付図面を参照して本発明を具体化し
た実施例につき説明し,本発明の理解に供する。尚,以
下の実施例は,本発明を具体化した一例であって,本発
明の技術的範囲を限定する性格のものではない。ここ
に,図1は本発明の一実施例に係る自動車用ランプの要
部縦断面図,図2は同分解斜視図,図3は自動車用ラン
プの正面図,図4は図3のY−Y断面図,図5は図3の
Z−Z断面図である。図3に示すように,例えば自動車
用ランプの一例であるリアコンビネーションランプ1に
は,ハウジング2の前面にレンズ3を組み合わせたラン
プ室4が形成されている。該ランプ室4の下辺部2箇所
にはランプ室4内に侵入した水を外部へ排出するための
水抜き部5,5が設けられている。前記ハウジング2に
は,リアコンビネーションランプ1全体を自動車のボデ
ィに固定するための上部取付部6および下部ピボット
7,7が形成されている。図4に示すように,前記ハウ
ジング2は自動車のボディ15およびバンパー16に組
み込まれており,バンパー16とハウジング2との間に
は隙間17が隔てられている。ハウジング2とレンズ3
との間には,全周にわたって連続した隙間18が形成さ
れている。ハウジング2の周縁部には環溝状のリム10
が全周にわたって形成されており,該リム10内にはレ
ンズ3の周囲に設けられた環状のフランジ部11が嵌合
している。前記リム10とフランジ部11との隙間12
には,前記水抜き部5,5を除いてホットメルト接着剤
14が充填されている。
【0007】図5に示すように,水抜き部5では前記リ
ム10とフランジ部11との隙間12にホットメルト接
着剤14が充填されず,リム10の下辺部側面に水抜き
用開口20(以下,単に開口と称する。)が形成されて
おり,ランプ室4内に侵入した水を前記隙間12及び開
口20から外部へ排出するようになっている。しかし,
洗車時等にレンズ3とハウジング2との間の前面の隙間
18またはハウジング2とバンパー16との隙間17に
高圧水が噴射された場合に,水の抜けない構造にしてお
くと,高圧水の噴流が隙間12または開口20を逆流し
てランプ室4内へ侵入する恐れがある。そこで,水抜き
部5には高圧水の逆流により水がランプ室4へ侵入する
ことを防止するための構造が備えられている。図1およ
び図2に示すように,前記開口部20の全幅にわたって
リム10の下辺部裏面に斜め下後方に向かうガイド板2
1が一体に延設されており,このガイド板21で矢印B
方向に沿って前記隙間17に流入した水を下方へ案内し
て,開口20から水が逆流することを防止するようにな
っている。尚,図1中で2点鎖線で示すように,ガイド
板21aを更に下方へ向けて湾曲させることもできる。
また,図2に示すようにリム10内には前記開口20に
対応した区間L内へホットメルト接着剤14が侵入する
ことを防止する外側の仕切板22,22および内側の仕
切板23,23が開口20を挟むように形成されてい
る。仕切板の数は増加させることも,減少させることも
できる。一方,前記レンズ3のフランジ部11には,両
仕切板22に対応した位置に切り欠き部24,24が形
成されており,リム10とフランジ部11とが嵌合され
た状態では各切り欠き部24内に各仕切板22が収容さ
れる。
【0008】前記リム10の外側周壁内面には,前記両
仕切板22間の範囲でリム10の外側周壁の肉厚を厚く
した平面状の段付き部25が形成されており,該段付き
部25は隙間18に向けて噴射された高圧水の流入を遮
るようになっている。この段付き部25の幅方向中央部
には,突条形をなすガイドリブ27が形成されており,
このガイドリブ27で段付き部25上を流れる水を矢印
D,Eに沿って整流しながら前記開口20から排出する
ようになっている。尚,図2中で2点鎖線で示すように
ガイドリブ27aをレンズ3のフランジ部11の下面に
形成することもできる。本発明の一実施例において,洗
車時等にリアコンビネーションランプ1に高圧水が噴射
された場合に,ランプ室4内への水の侵入経路は,次の
2経路が考えられる。それは,図1に示すようにハウ
ジング2の全周にわたって形成されたハウジング2とレ
ンズ3との間の隙間18から段付き部25とフランジ部
11との間を通って図1の矢印Fのように反転してラン
プ室4内に侵入する経路,ハウジング2とバンパー1
6との間の隙間17に噴射された水がハウジング2の下
部で矢印Gで示すように反転して開口20からランプ室
4内へ侵入する経路である。まず,経路から侵入した
水は,矢印Aに沿ってリム10とフランジ部11との間
の隙間13に流入し,隙間13内を流れてリム10の下
辺部へ流下し,左右両方向から2箇所の水抜き部5,5
へ集中する。各水抜き部5に流入した水は,前記ガイド
リブ27で整流されて,矢印D,Eに沿って速やかに開
口20から(矢印C)外部へ排出される。また,経路
の水の流量が多い場合でも,左右両方向から水抜き部5
へ流れ込んだ水流が段付き部25上で遮られ,ガイドリ
ブ27で整流されて開口20から排出されるので,水が
隙間12を逆流して(矢印F)ランプ室4へ侵入するこ
とを防止できる。
【0009】次に,経路については,隙間17に矢印
B方向に噴射された水流はガイド板21(または21
a)で遮られると共に,水流の向きが下方へ偏向され
る。このため,万一開口20へ水が侵入したとしても,
水流の勢いが弱くなっているので,矢印Gのように流れ
た水が隙間12を逆流してランプ室4に水が侵入するこ
とを防止できる。以上のように本発明の一実施例では,
洗車時等に高圧水がリアコンビネーションランプ1に噴
射されて,ハウジング2とレンズ3との間の隙間18
や,ハウジング2とバンパー16との隙間17に水が流
入した場合でも,前記各水抜き部5部分で水が通路12
を逆流してランプ室4内に水が侵入することを防止で
き,水抜き部5が設けられているリアコンビネーション
ランプ1の防水性を向上させることができる。なお,本
発明は以上の一実施例に限定されず,種々変形可能であ
る。例えば,上記一実施例では自動車用ランプの一例と
してリアコンビネーションランプ1に本発明を適用して
いるが,他の自動車用ランプにも応用できることは勿論
である。また,図6に示すように,段付き部25の代わ
りにフランジ部11の下面にリブ30を形成して,隙間
18に噴射された水流を遮るようにしてもよい。さら
に,図7に示すように,開口20の近傍部分でフランジ
部11の下面にリブ31を形成すると共に,リム10の
外周壁に水抜き孔32を穿孔して,リブ31より外側の
水を水抜き孔32から外部へ排出するようにしてもよ
い。
【0010】
【発明の効果】本発明にかかる自動車用ランプの構造
は,上記したように構成されているため,例えば洗車時
等に高圧水が,ハウジングとレンズとの間の隙間や,ハ
ウジングとバンパーとの間の隙間に噴射された場合で
も,水抜き部に形成されているハウジングのリムとレン
ズのフランジ部との間の隙間を水が逆流して水がランプ
室内に侵入することを防止でき,水抜き部を有する自動
車ランプの防水性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は本発明の一実施例に係る自動車用ラン
プの要部縦断面図。
【図2】 図2は同分解斜視図。
【図3】 自動車用ランプの正面図。
【図4】 図3のY−Y断面図。
【図5】 図3のZ−Z断面図。
【図6】 本発明の別の実施例を示す要部縦断面図。
【図7】 本発明のさらに別の実施例を示す要部縦断面
図。
【図8】 従来の自動車用ランプを示す斜視図。
【図9】 シールゴムを使用した従来の水抜き部を示す
縦断面図。
【図10】 ホットメルト接着剤を使用した従来の水抜
き部を示す縦断面図。
【符号の説明】 1…リアコンビネーションランプ 2…ハウジング 3…レンズ 4…ランプ室 5…水抜き部 10…リム 11…フランジ部 12…隙間 20…水抜き用開口 21…ガイド板 22,23…仕切板

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車のバンパーに組み込まれたハウジ
    ングに,該ハウジングの前面を被うレンズを組み合わせ
    てランプ室を形成する自動車用ランプの構造であって,
    上記ハウジングの周縁部に形成された環溝状のリムに上
    記レンズの周縁部に形成された環状のフランジ部を嵌合
    してなる自動車用ランプの構造において,上記環溝状リ
    ムの下辺部側面に水抜き用開口が形成されると共に,上
    記リムの下辺部裏側に上記ハウジングと自動車用バンパ
    ーとの間の隙間に流入した水を下方へ案内するガイド板
    が形成され,且つ上記環溝状リム内に上記水抜き用開口
    を挟む仕切板が形成されてなることを特徴とする自動車
    用ランプの構造。
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