JP3331175B2 - 顕微鏡観察装置 - Google Patents
顕微鏡観察装置Info
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Description
源から放射される光を1次元または2次元的に走査して
試料面に照射し、試料からの反射光、透過光または蛍光
に基づいて画像を観察するようにした顕微鏡撮像装置に
関するものである。
Iなどの半導体デバイス、種々の材料、磁気テープなど
の製品検査や工程管理などに利用されている。また、光
源としてレーザを利用したレーザ走査型顕微鏡撮像装置
は既知であり、従来より種々の型式のものが提案されて
いる。
は、V. Wilkeが「Optical ScanningMicroscope 」と題
して、レーザ光源から放射されたレーザ光を第1および
第2の振動ミラーによって主走査方向および副走査方向
に順次に偏向して試料に投射し、試料からの反射光をホ
トマルチプライヤで受光するようにしたレーザ走査型顕
微鏡撮像装置が記載されている。
ROYAL MICROSCOPICAL SOCIETY のVol.1, pp242-250に
は、J. Brakengoff およびK. Visscher が、レーザ光源
からのレーザ光を高速走査する代わりにスリットを透過
した光を副走査方向に振動ミラーで走査して試料上を2
次元的に走査し、試料からの反射光または蛍光を副走査
方向の偏向を相殺するように振動ミラーで偏向して1次
元像を形成し、この位置にスリットを配置して副走査方
向の共焦点性を確保し、このスリットを透過した光を再
度振動ミラーによって偏向して2次元像を形成し、この
2次元像を2次元CCDで受光するようにした顕微鏡撮
像装置が開示されている。
5号公報やアメリカ特許第4,736,110 号明細書には、光
源としてレーザを用い、この光源から放射されるレーザ
光を音響光学素子によって主走査方向に偏向した後、振
動ミラーによって主走査方向と直交する副走査方向に偏
向して試料の観察点に照射し、試料からの反射光、透過
光または蛍光を副走査方向に偏向して、試料への入射光
の副走査方向の偏向を打ち消してCCDラインセンサの
ようなリニアイメージンサで受光するようにし、前記レ
ーザ光源、試料上の観察点、リニアイメージセンサが全
て共役な結像関係となるような共焦点光学系を構成する
ように配置した顕微鏡撮像装置が開示されている。
7178号公報には、上述した共焦点光学系を構成する
顕微鏡撮像装置において、試料からの反射光、透過光ま
たは蛍光を副走査方向に偏向して、試料への入射光の副
走査方向の偏向を打ち消した後、主走査方向に延在する
スリットを透過して第2の振動ミラーによって副走査方
向に偏向させた後に、リニアイメージセンサや写真フィ
ルムに入射させるようにしたものが開示されている。
では、高速の主走査に振動ミラーを用いているため、ミ
ラーの慣性重量および駆動部の応答性のため高速走査に
限界があり、2次元像の検出速度は0.5〜2画面/秒
程度と遅くなり、実時間での検出は不可能である。ま
た、検出した画像による試料の寸法の再現性は振動ミラ
ーの走査の再現性に依存するため、振動ミラーの駆動に
高精度で複雑な信号処理回路が必要となる欠点がある。
次元CCDによって撮像を行っているため、試料上の観
察点とCCD上の画素とは1:1に対応し、したがって
試料の寸法再現性は電気信号に変換された時点で既に上
述した第1の従来例に比べて優れている。しかし、主走
査方向にスリット照明を用いて高速走査の代わりとして
いるため以下のような問題がある。第1に、主走査方向
での開口数(NA)が低いため主走査方向の焦点面選択
性が悪い欠点がある。第2に、主走査方向の空間的コヒ
ーレンシが高いのでスペックル縞が発生し、検出した像
にシェージングむらとなって現れる欠点がある。第3
に、主走査方向ではCCDの面内分解能のみを使用して
いるため共焦点性が低く、共焦点を使用しない従来の顕
微鏡と解像度は変わらない欠点がある。
学偏向素子を用い、副走査に振動ミラーを使用し、試料
からの反射光、透過光、蛍光を、副走査方向の偏向を打
ち消すようにしてからCCDラインセンサに入射させる
ようにし、さらに点光源、試料上の観察点およびCCD
ラインセンサを全て共役な結像関係となるような共焦点
光学系を構成するように配置しているので、高速走査が
可能であり、実時間での像検出を行うことができるとと
もに主走査方向にも副走査方向にも高い分解能が得られ
る。また、検出された像の副走査方向での寸法再現性は
非常に高いものである。しかしながら、試料からの光を
副走査方向の走査を打ち消すように偏向してからCCD
ラインセンサに入射させているので、副走査方向におけ
る寸法再現性が低い欠点がある。さらに、この従来例に
おいては、CCDラインセンサにライン状の像を投射す
るようにしているので、CCDラインセンサの代わりに
写真フィルムを用いて撮影したり、肉眼で観察すること
はできない。
利点を維持したまま、試料上の任意の2次元方向におけ
る高い寸法再現性を有するとともにCCDラインセンサ
の代わりに写真フィルムを用いることができ、さらに目
視観察も可能である。しかしながら、試料に投射する光
と、リニアイメージセンサや写真フィルムに入射する光
とは同じ光であるので、試料に投射する光の波長の自由
度が低く、任意の波長の光を投射できない欠点がある。
また、試料を照明する光の明るさにむらがある場合に、
得られる画像の明るさにもむら生じる欠点がある。一般
に振動ミラーを用いて偏向する場合には、振動ミラーの
回動速度が走査端でゆっくりとなり、中央部で速くなる
傾向がある。したがって、画面の中央部が周辺部よりも
暗くなるが、このような明るさむらがそのまま画像に現
れることになる。さらに、従来の顕微鏡観察装置におい
ては、スリットを透過した光をイメージセンサに入射さ
せているので、このスリットの幅方向では共焦点の条件
を満たしているが、スリットの長手方向では共焦点とは
なっておらず、真の意味での共焦点とはなっていない欠
点がある。
点を解消し、試料の2次元像を実時間で得ることがで
き、主走査方向および副走査方向の双方において真の意
味での共焦点光学系を構成することによって分解能が高
く、また明るさのむらなどがない高品位の像を得ること
ができ、主走査方向および副走査方向はもとより任意の
方向における寸法再現性が高い像を得ることができ、写
真フィルムでの撮影や肉眼による目視観察をも行うこと
ができ、試料に入射させる光の波長の選択における自由
度が高い顕微鏡観察装置を提供しようとするものであ
る。
する第1の点光源手段と、この第1の点光源手段から放
射される光を主走査方向に偏向する第1の偏向手段と、
この第1の偏向手段から射出される光を試料の所望の部
位に照射する対物レンズ系と、この試料を、前記主走査
方向と直交する方向に移動させて副走査を行なう駆動手
段と、前記試料からの反射光、透過光または蛍光を、そ
の主走査方向の偏向を打ち消すように偏向する第2の偏
向手段と、この第2の偏向手段から射出される光を受け
るピンホールと、このピンホールを透過した光を光電変
換する光電変換手段と、この光電変換手段から出力され
る信号を受けて光を放射する第2の点光源手段と、この
第2の点光源手段からの光を主走査方向に偏向する第3
の偏向手段と、この第3の偏向手段から射出される光を
所定の像平面上に1次元画像として結像する光学系手段
とを具え、前記第1の点光源手段、試料上の観察点およ
びピンホールを、これらが全て共役な結像関係となる共
焦点光学系を構成するように配置すると共に、前記第
1、第2および第3の偏向手段を共通の偏向装置を以て
構成したことを特徴とするとするものである。
する第1の点光源手段と、この第1の点光源手段から放
射される光を互いに直交する主走査方向および副走査方
向に偏向する偏向手段と、この偏向手段から射出される
光を試料の所望の部位に照射する対物レンズ系と、この
試料からの反射光、透過光または蛍光を、その主走査方
向および副走査方向の偏向を打ち消すように偏向する第
2の偏向手段と、この第2の偏向手段から射出される光
を受けるピンホールと、このピンホールを透過した光を
光電変換する光電変換手段と、この光電変換手段から出
力される信号を受けて光を放射する第2の点光源手段
と、この第2の点光源手段からの光を主走査方向および
副走査方向に偏向する第3の偏向手段と、この第3の偏
向手段から射出される光を所定の像平面上に2次元画像
として結像する光学系手段とを具え、前記第1の点光源
手段、試料上の観察点およびピンホールを、これらが全
て共役な結像関係となる共焦点光学系を構成するように
配置すると共に、前記第1、第2及び第3の偏向手段を
共通の偏向装置を以て構成したことを特徴とするもので
ある。
は、前記光学系手段による結像面に、前記第3の偏向手
段から射出される光を受光して画像信号を出力するよう
に複数の受光素子が1次元状に配列された1次元光電変
換手段を配置するか、第3の偏向手段から射出される光
を受光して画像信号を出力するように複数の受光素子が
2次元状に配列された2次元光電変換手段を配置するこ
とができる。また、この結像面位置に、写真フィルムを
配置したり、目視観察用のスクリーンを配置することも
できる。
あるいは第1〜第3の偏向手段は、後述する実施例のよ
うに、それぞれ共通の一つの偏向装置を以て構成するの
が、構成が簡単になるとともに別個の偏向手段を用いる
場合の同期はずれなどの問題が生じないので好適であ
る。その場合に、偏向装置に設けたガルバノミラーの表
面および裏面を使用することができる。特にこのような
構成は、試料からの反射光を取り扱う装置において有効
に採用することができる。
からの反射光、透過光、蛍光を、第2の偏向手段によっ
て、第1の偏向手段による偏向を打ち消すように偏向し
た後、ピンホールに通すため、主走査方向および副走査
方向において共焦点性を確保することができ、解像度の
向上を図ることもできる。さらに、試料を走査するため
の光源として点光源を用い、この点光源の像をそのまま
高速走査に使用するためスペックル縞は発生しないとと
もに試料上では光スポットを走査するようにしているの
で主走査方向でのNAも確保できる。また、第2の点光
源手段からの光を第3の偏向手段によって偏向して2次
元像を得るようにしているので、2次元像の任意の方向
における寸法再現性はきわめて高いものとなる。また、
この2次元像を2次元CCD撮像素子で受光する場合に
は、試料の観察点と、2次元CCD撮像素子上の画素と
は1:1または1:複数で対応することになり、2次元
CCD撮像素子で得られる画像信号を処理することによ
って任意の2次元方向においてすぐれた寸法再現性が得
られることになる。
て一旦電気信号に変換し、これを第2の点光源手段によ
って再び光信号に変換し、これを1次元または2次元光
電変換手段によって受光しているので、第1の点光源か
ら放射される光と、第2の点光源手段から放射される光
とを別個の光とすることができ、それぞれの光の波長を
任意に設定することができる。さらに、ピンホールから
の光を受光する光電変換手段から得られる電気信号を電
気的に処理した後に、第2の点光源手段へ供給している
ので、例えば明るさのむらを補正することができる。
例の構成を示す線図であり、本例では、偏向手段として
主走査方向および副走査方向にミラーを振動させる偏向
装置を用いて2次元画像を所定の像平面に結像させ、こ
の像を2次元CCDで受光して画像信号を得るようにし
たものである。連続発振するレーザ光源11を第1の点
光源手段として設ける。本例では、このレーザ光源11
をHe-Nガスレーザを以て構成する。このレーザ光源11
から放射されるレーザ光をビームエクスパンダ12に通
して、その径を拡大する。
レーザビームをビームスプリッタ13に入射させ、それ
を透過するレーザビームを偏向装置14に入射させる。
この偏向装置14は、ガルバノミラーを振動させてレー
ザビームを主走査方向に高速で偏向するとともそれと直
交する副走査方向に低速で偏向するものである。この偏
向装置14の詳細な構造については後に図2を参照して
説明する。偏向装置14によって2次元的に偏向された
レーザビームを、リレーレンズ15を経て対物レンズ1
6に入射させ、試料17の所定の観察部位に投射する。
この試料17は試料ステージ18に載置されている。通
常のように、試料ステージ18はXYステージで構成さ
れており、試料17の所定の部位を観察できるようにす
る。
物レンズ14およびリレーレンズ15を経て再び偏向装
置14に入射させる。これにより主走査方向および副走
査方向の偏向は相殺され、固定のレーザビームが偏向装
置14からビームスプリッタ13へ入射される。このビ
ームスプリッタ13で反射されるレーザビームを結像レ
ンズ19によってピンホール20の位置に結像し、この
ピンホールを通過したレーザビームを受光素子21で受
光する。本例では、受光素子21をフォトダイオードを
以て構成する。
の信号処理回路22を経て第2の点光源手段を構成する
レーザダイオード23へ供給する。この第1の信号処理
回路22では、画像信号のレベルを走査ラスタの位置の
関数として補正することができる。すなわち、ガルバノ
ミラーを振動させて偏向を行なうような偏向装置14で
は、ミラーの回動速度は走査範囲に亘って均一とはなら
ず、走査の両端においては回動速度は低く、中央部で高
くなる傾向がある。したがって、画面の明るさは、周辺
部で明るく、中央部で暗くなる傾向がある。したがっ
て、第1の信号処理回路22では、画像信号の利得を画
面の周辺部で小さくし、中央部で大きくするような補正
を行なうことによって画像の位置による明るさむらを補
正することができる。
画像信号のダイナミックレンジの制御を行なうこともで
きる。すなわち、上述した特開平5−27178号公報
に記載されている従来の顕微鏡観察装置のように、試料
からの反射光を直接2次元CCDで受光する場合には、
得られる画像信号のダイナミックレンジは高々10×10 3
〜5 ×103 であるが、本例のようにフォトダイオード2
1で受光して得られる画像信号を処理した後、レーザダ
イオード23を発光させる場合には、ダイナミックレン
ジを1010程度まで上げることができる。このことは、特
に像平面に写真フィルムを配置して撮影する場合に重要
となる。
て所望の補正を行った画像信号をレーザダイオード23
に供給してレーザダイオードを発光させる。このレーザ
ダイオード23から放射されるレーザビームをコリメー
タレンズ24に通して平行光束として偏向装置14に入
射させ、主走査方向および副走査方向に偏向する。この
場合、レーザビームはガルバノミラーの裏面で反射させ
るようにする。偏向装置14によって2次元的に偏向さ
れたレーザビームを結像レンズ25によって所定の像平
面26に結像することによって、試料17の所望の部位
の2次元像を像平面に形成することができる。したがっ
て、この像平面26に、写真フィルムを配置することに
よって試料17の所望の部位の拡大像の写真撮影を行な
うことができ、また観察スクリーンを配置することによ
って試料の拡大像を目視観察することもできる。
光電変換手段を構成する2次元CCD27を配置する。
この2次元CCD27から得られる画像信号を第2の信
号処理回路28において処理した後、モニタ29へ供給
して試料17の拡大画像を表示することができる。本発
明では、上述したように試料17へ投射する光と、最終
的な画像信号を得るための光とは分離されているので、
これらの光の波長を自由に選択することができる。すな
わち本例では、試料17へ投射するレーザビームは、He
-Nガスレーザから放射される632.8 nm の波長の光と
し、2次元CCD27へ入射するレーザビームはレーザ
ダイオード23から放射される850 〜880 nm の波長の
光としている。
を処理する第2の信号処理回路28においては、画像信
号のインピーダンス変換および電圧増幅を行い、ビデオ
信号に不要な8MHz以上の高周波成分を減衰させ、さらに
信号線路をドライブするための電流増幅およびインピー
ダンス変換を行った後、画像信号に、通常のテレビモニ
タで表示するための信号を付加したりレベル設定を行っ
て、水平走査周波数15.75KHz, 垂直走査周波数60Hzの通
常のビデオ信号を作成する。これらの処理そのものは周
知であるので、これ以上詳細な説明は省略する。
成を示す斜視図である。本例では、ガルバノミラー31
を設け、これを主走査方向および副走査方向に振動させ
てレーザビームの2次元偏向を行なうものである。ま
た、このガルバノミラー31の裏面も鏡面に仕上げ、第
3の偏向手段として使用するものである。ガルバノミラ
ー31は、水平方向の走査を行なう水平駆動モータ32
の駆動軸32aの先端に固定する。この水平駆動モータ
32は、「コ」の字状のアーム33の一端に固着し、こ
のアームの他端には、カウンタバランス34を取り付け
る。また、アーム33の中心位置を、水平駆動モータ3
2の駆動軸32aの延在方向と直交する方向に延在する
垂直駆動モータ35の駆動軸35aに固着する。水平駆
動モータ32には、水平走査周波数15.75KHzを有する水
平駆動信号HDを供給し、垂直駆動モータ35には垂直走
査周波数60Hzを有する垂直駆動信号VDを供給することに
より、ガルバノミラー31は、水平走査周波数15.75KHz
で駆動軸32aを中心として振動するとともに垂直走査
周波数60Hzでそれと直交する駆動軸35aを中心として
振動するので、レーザビームを主走査方向および副走査
方向に偏向することができる。
2の実施例の構成を示す線図であり、前例と同様の部分
には前例と同じ符号を付けて示し、その詳細な説明は省
略する。本例では、試料17の所望の部位をレーザビー
ムによって主走査方向に1次元的に走査するので、偏向
装置として1次元偏向装置41を用いる。すなわち、図
2に示した偏向装置の内、ガルバノミラー31と水平駆
動モータ32とを以て構成することができ、簡単とな
る。また、試料17を載置した試料ステージ18をステ
ージ駆動装置42によって副走査方向へ駆動する。この
ように、1次元偏向装置41とステージ駆動装置42に
よって、試料の所望の部位をレーザビームによって2次
元的に走査することができる。
装置41に再び入射させて主走査方向の1次元偏向を相
殺し、前例と同様に、ピンホール20を経てフォトダイ
オード21で受光する。フォトダイオード21から出力
される画像信号を第1の信号処理回路22で処理した
後、レーザダイオード23に供給し、このレーザダイオ
ードから放射されるレーザビームを偏向装置41で1次
元的に偏向し、像平面26で1次元画像を形成する。本
例では、この像平面26に1次元CCD43を配置す
る。偏向装置41は、上述したようにレーザビームを主
走査方向に偏向するものであるから、1次元CCD43
も主走査方向に整列させる。これにより、試料ステージ
18の副走査方向の移動と同期して、順次の水平走査線
を構成する画像信号が1次元CCD43から出力される
ことになる。
画像を目視観察することはできないが、1次元CCD4
3の代わりに写真フィルムを用いることはできる。ただ
し、その場合には、例えば写真フィルムを1次元CCD
の配列方向と直交する方向に移動させる手段が必要とな
る。
ものではなく、幾多の変更や変形を加えることができ
る。例えば、上述した実施例では試料からの反射光を受
けて試料像を表示または観察するようにしたが、試料を
透過した光や、試料に光を照射したときに試料から発せ
られる蛍光を受けて試料像を観察することもできる。こ
れらの場合には、第1の点光源から放射される光ビーム
を偏向する第1の偏向手段、試料からの光を偏向する第
2の偏向手段および第2の点光源から放射される光ビー
ムを偏向する第3の偏向手段をそれぞれ別個の偏向装置
を以て構成しても良いが、適当な光学系を組み合わせる
ことによって、これらの偏向手段を1台の偏向装置で構
成するのが好適である。また、上述した実施例におい
て、第2の点光源であるレーザダイオード23から放射
される光を所定の像平面26に結像するレンズ25をズ
ームレンズとすることもできる。この場合にはズームレ
ンズを調整することによって、観察される試料像の拡大
倍率を簡単に変えることができる。
察装置によれば、第1の点光源、試料上の走査点および
ピンホールは、真の意味の共焦点関係になっているの
で、高解像度の試料画像を得ることができ、試料上の任
意の方向における高い寸法再現性が得られ、したがって
サブミクロンオーダーの微細パターンや微細構造体の像
検出や寸法計測を実時間で行なうことができる。
る光とを別個のものとすることができるので、これらの
波長の選択の自由度が高くなり、用途が広がる利点があ
る。したがって、例えば試料に紫外線を照射し、試料か
ら反射される紫外線像を目視観察することもできる。さ
らに、ピンホールを透過した光を光電変換して得られる
画像信号に対して所望の信号処理を施した後に、この画
像信号を第2の点光源へ供給するようにしたので、例え
ば偏向手段の特性によって走査の両端が明るくなり中央
部が暗くなるという明るさむらを電気的に補正すること
ができる。したがって、高品位の画像を得ることができ
る。
1、第2および第3の偏向手段を一つの共通の偏向手段
で構成した場合には、全体の構成がきわめて簡単になる
とともにコストを下げることができる。しかも、例えば
図2に示す2次元偏向装置の回動軸の直交関係がずれた
場合には、試料に照射される光によって形成されるラス
タが矩形から歪んで菱形になり、走査範囲はずれるが、
試料の画像そのものは歪むことはない。
施例の構成を示す線図である。
斜視図である。
施例の構成を示す線図である。
ームエクスパンダ 13 ビームスプリッタ、 14 偏向装置(第1〜第
3の偏向手段) 15 リレーレンズ、 16 対物レンズ、 17 試
料 18 試料ステージ、 19 ピンホール、 20 結
像レンズ 21 フォトダイオード(光電変換手段)、 22 信
号処理回路 23 レーザダイオード(第2の点光源手段)、 24
コリメータレンズ 25 結像レンズ、 26 結像面、 27 2次元C
CD 28 信号処理装置、 29 モニタ、 31 ガルバ
ノミラー 32 水平駆動モータ、 33 アーム、 34 カウ
ンタバランス 35 垂直駆動モータ、 41 偏向装置、 42 ス
テージ駆動装置 43 1次元CCD
Claims (11)
- 【請求項1】 走査光を発生する第1の点光源手段と、
この第1の点光源手段から放射される光を主走査方向に
偏向する第1の偏向手段と、この第1の偏向手段から射
出される光を試料の所望の部位に照射する対物レンズ系
と、この試料を、前記主走査方向と直交する方向に移動
させて副走査を行なう駆動手段と、前記試料からの反射
光、透過光または蛍光を、その主走査方向の偏向を打ち
消すように偏向する第2の偏向手段と、この第2の偏向
手段から射出される光を受けるピンホールと、このピン
ホールを透過した光を光電変換する光電変換手段と、こ
の光電変換手段から出力される信号を受けて光を放射す
る第2の点光源手段と、この第2の点光源手段からの光
を主走査方向に偏向する第3の偏向手段と、この第3の
偏向手段から射出される光を所定の像平面上に1次元画
像として結像する光学系手段とを具え、前記第1の点光
源手段、試料上の観察点およびピンホールを、これらが
全て共役な結像関係となる共焦点光学系を構成するよう
に配置すると共に、前記第1、第2および第3の偏向手
段を共通の偏向装置を以て構成したことを特徴とする顕
微鏡観察装置。 - 【請求項2】 前記共通の偏向装置が、ガルバノミラー
と、このガルバノミラーを主走査方向に振動させる駆動
装置とを具えることを特徴とする請求項1に記載の顕微
鏡観察装置。 - 【請求項3】 前記共通の偏向装置のガルバノミラーの
一方の反射面を第1および第2の偏向手段として用い、
他方の反射面を前記第3の偏向手段として用いることを
特徴とする請求項2に記載の顕微鏡観察装置。 - 【請求項4】 前記光学系手段によって試料像が形成さ
れる像平面に1次元撮像素子を配置したことを特徴とす
る請求項1〜3の何れかに記載の顕微鏡観察装置。 - 【請求項5】 前記1次元撮像素子から出力される画像
信号を表示する表示装置を設けたことを特徴とする請求
項4に記載の顕微鏡観察装置。 - 【請求項6】 前記光学系手段によって試料像が形成さ
れる像平面に配置された写真フィルムを、主走査方向と
直交する方向に駆動する駆動手段を設けたことを特徴と
する請求項1〜3の何れかに記載の顕微鏡観察装置。 - 【請求項7】 走査光を発生する第1の点光源手段と、
この第1の点光源手段から放射される光を互いに直交す
る主走査方向および副走査方向に偏向する偏向手段と、
この偏向手段から射出される光を試料の所望の部位に照
射する対物レンズ系と、この試料からの反射光、透過光
または蛍光を、その主走査方向および副走査方向の偏向
を打ち消すように偏向する第2の偏向手段と、この第2
の偏向手段から射出される光を受けるピンホールと、こ
のピンホールを透過した光を光電変換する光電変換手段
と、この光電変換手段から出力される信号を受けて光を
放射する第2の点光源手段と、この第2の点光源手段か
らの光を主走査方向および副走査方向に偏向する第3の
偏向手段と、この第3の偏向手段から射出される光を所
定の像平面上に2次元画像として結像する光学系手段と
を具え、前記第1の点光源手段、試料上の観察点および
ピンホールを、これらが全て共役な結像関係となる共焦
点光学系を構成するように配置すると共に、前記第1、
第2及び第3の偏向手段を共通の偏向装置を以て構成し
たことを特徴とする顕微鏡観察装置。 - 【請求項8】 前記共通の偏向装置が、ガルバノミラー
と、このガルバノミラーを主走査方向およびこれと直交
する副走査方向に振動させる駆動装置とを具えることを
特徴とする請求項7に記載の顕微鏡観察装置。 - 【請求項9】 前記共通の偏向装置のガルバノミラーの
一方の反射面を第1および第2の偏向手段として用い、
他方の反射面を前記第3の偏向手段として用いることを
特徴とする請求項9に記載の顕微鏡観察装置。 - 【請求項10】 前記光学系手段によって試料像が形成
される像平面に2次元撮像素子を配置したことを特徴と
する請求項7〜9の何れかに記載の顕微鏡観察装置。 - 【請求項11】 前記2次元撮像素子から出力される画
像信号を表示する表示装置を設けたことを特徴とする請
求項10に記載の顕微鏡観察装置。
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