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JP3334736B2 - 流量計 - Google Patents
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JP3334736B2 - 流量計 - Google Patents

流量計

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JP3334736B2
JP3334736B2 JP31113494A JP31113494A JP3334736B2 JP 3334736 B2 JP3334736 B2 JP 3334736B2 JP 31113494 A JP31113494 A JP 31113494A JP 31113494 A JP31113494 A JP 31113494A JP 3334736 B2 JP3334736 B2 JP 3334736B2
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秀男 加藤
克人 酒井
繁憲 岡村
孝人 佐藤
完治 平井
尚志 一色
正成 今崎
雅彦 松下
忠夫 澁谷
靖 水越
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Takenaka Seisakusho Co Ltd
Osaka Gas Co Ltd
Tokyo Gas Co Ltd
Aichi Tokei Denki Co Ltd
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Takenaka Seisakusho Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、流体の圧力変動を吸収
する機構を有する流量計に関する。
【0002】
【従来の技術】ガスメータ等に利用される流量計とし
て、フルイディック流量計が知られている。このフルイ
ディック流量計は、噴流を発生させるノズルの下流側
に、一対の側壁によって流路拡大部を形成すると共に、
側壁の外側に設けられたリターンガイドによって、ノズ
ルを通過した流体を各側壁の外側に沿ってノズルの噴出
口側へ導く一対のフィードバック流路を形成し、ノズル
を通過した流体が一対のフィードバック流路を交互に流
れる現象(本出願において、フルイディック発振とい
う。)を利用し、フルイディック発振の周波数や周期に
基づいて流体の流量を計測するものである。
【0003】このフルイディック流量計では、上流側に
おける流体の圧力変動によってフルイディック発振が乱
れると、正確な流量を計測できなくなる場合がある。そ
こで、従来は、フルイディック流量計内に、例えば図3
に示すような圧力変動吸収機構を設けていた。この圧力
変動吸収機構は、フルイディック流量計内に設けられた
隔壁110と、この隔壁110に設けられた圧力変動吸
収用の小径の開口部111と、隔壁110に設けられ、
開口部111よりも開口面積の大きい大径の開口部11
2と、開口部111を開閉する小流量用のフロート弁1
20と、開口部112を開閉する大流量用のフロート弁
130とを備えている。フロート弁120は、フロート
弁体121と、このフロート弁体121に連結されたシ
ャフト122と、このシャフト122を摺動自在に支持
するガイド122とを有している。同様に、フロート弁
130は、フロート弁体131と、このフロート弁体1
31に連結されたシャフト132と、このシャフト13
2を摺動自在に支持するガイド132とを有している。
フロート弁体131はフロート弁体121よりも重くな
っている。
【0004】この圧力変動吸収機構では、流体、例えば
ガスの流量が小さいときは、ガスの圧力によって小流量
用のフロート弁120のフロート弁体121が持ち上げ
られ、ガスは図中矢印140で示すように、小径の開口
部111を通過する。この際、開口部111、および隔
壁110とフロート弁体121との間の間隙が抵抗とし
て作用してガスの圧力変動が吸収される。また、ガスの
流量が大きいときは、ガスの圧力によって大流量用のフ
ロート弁130のフロート弁体131も持ち上げられ、
ガスは大径の開口部112も通過し、圧力損失が低く抑
えられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな圧力変動吸収機構では、一定流量のとき、2つのフ
ロート弁120、130のバランスがうまく取られず、
両方または一方の弁が上下方向に振動する圧力ハンチン
グを生じやすいという問題点があった。更に、ダストや
ミストの付着によって大流量用のフロート弁130の締
切性が低下すると、圧力変動吸収効果が著しく低下する
という問題点があった。
【0006】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
ので、その目的は、圧力変動吸収のための弁が不安定な
動作をすることがないと共に、弁にダストやミストが付
着しても圧力変動吸収効果を確保できるようにした流量
計を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の流量計
は、流体の入口部から出口部に到る流路を形成する流量
計本体と、流路を通過する流体の流量を計測する流量計
測手段と、流路内において上流側と下流側を隔てる隔壁
と、この隔壁に設けられた圧力変動吸収用の第1の開口
部と、隔壁に設けられ、第1の開口部よりも開口面積の
大きい第2の開口部と、流体の圧力によって第1の開口
部を開閉する第1の弁と、電気的に駆動されて第2の開
口部を開閉する第2の弁と、流量計測手段によって計測
される流量に応じて第2の弁を制御する弁制御手段とを
備えたものである。
【0008】この流量計では、流体の圧力によって第1
の弁が第1の開口部を開閉し、流体が第1の開口部を通
過することによって流体の圧力変動が吸収される。ま
た、第2の弁は、流量に応じて弁制御手段によって制御
され、電気的に駆動されて第2の開口部を開閉する。
【0009】請求項2記載の流量計は、請求項1記載の
流量計において、弁制御手段が、流量計測手段によって
計測される流量が所定流量以下のときは第2の開口部を
閉じ、流量が所定流量を越えるときは第2の開口部を開
けるように第2の弁を制御するようにして、大流量時に
おける圧力損失を抑えるようにしたものである。
【0010】請求項3記載の流量計は、請求項1または
2記載の流量計において、流量計測手段が、隔壁の下流
側に設けられ、ノズルから噴出される流体によるフルイ
ディック発振を生成するフルイディック発振生成部と、
このフルイディック発振生成部によって生成されるフル
イディック発振を検出するフルイディック発振検出セン
サと、このフルイディック発振検出センサの出力に基づ
いて流量を算出する流量演算手段とを有し、フルイディ
ック発振を利用して流量を計測するように構成したもの
である。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て詳細に説明する。
【0012】図1は本発明の一実施例に係る流量計の構
成を示す断面図である。本実施例に係る流量計は、ガス
メータとして使用されるものである。図1に示すよう
に、流量計は、気体(ガス)を受け入れる入口部11と
気体を排出する出口部12とを有する本体10を備えて
いる。本体10内には、上流側と下流側を隔てる隔壁1
3が設けられ、この隔壁13と入口部11との間に気体
流路14が形成され、隔壁13と出口部12との間に気
体流路15が形成されている。隔壁13には、圧力変動
吸収用の小径の開口部41と、この開口部41よりも開
口面積の大きい大径の開口部42とが形成されている。
開口部41の上方には、気体の圧力によって開口部41
を開閉する第1の弁としてのフロート弁43が設けられ
ている。このフロート弁43は、開口部41を閉塞可能
なフロート弁体44と、このフロート弁体44に連結さ
れたシャフト45と、このシャフト45を摺動自在に支
持するガイド46とを有している。一方、開口部42の
上方には、開口部42を開閉する第2の弁としての電磁
弁47が設けられている。この電磁弁47は、開口部4
2を閉塞可能な弁体48と、一端が弁体48に連結さ
れ、他端側が本体10の側壁を貫通して外部に導出され
たシャフト49と、本体10の外側に設けられ、シャフ
ト49を進退するソレノイドからなるアクチュエータ5
0とを有している。
【0013】気体流路15内には、入口部11から受け
入れた気体を通過させて噴流を発生させるノズル21が
設けられている。ノズル21の下流側には、拡大された
流路を形成する一対の側壁23,24が設けられてい
る。この側壁23,24の間には、所定の間隔を開け
て、上流側にターゲット25、下流側にターゲット26
がそれぞれ配設されている。側壁23,24の外側に
は、ノズル21を通過した気体を各側壁23,24の外
周部に沿ってノズル21の噴出口側へ帰還させる一対の
フィードバック流路27,28を形成するリターンガイ
ド29が配設されている。フィードバック流路27,2
8の各出口部分と出口部12との間には、リターンガイ
ド29の背面と本体10とによって、一対の排出路3
1,32が形成されている。これらノズル21から排出
路31,32に到る部分が本発明におけるフルイディッ
ク発振生成部に対応する。
【0014】ノズル21の噴出口の近傍には導圧孔3
3,34が設けられ、本体10の底部の外側には、図示
しない導圧路を介して導圧孔33,34に連通し、導圧
孔33と導圧孔34における差圧を検出するフルイディ
ック発振検出センサとしての圧電膜センサ35(図1で
は図示せず。)が設けられている。
【0015】図2は図1に示した流量計の回路部分の構
成を示すブロック図である。この図に示すように、流量
計は、圧電膜センサ35の出力信号を増幅するアナログ
増幅器51と、このアナログ増幅器51の出力を波形整
形してパルスを生成する波形整形回路52と、この波形
整形回路52の出力パルスの周期に基づいて流量および
積算流量を算出する流量演算部53と、この流量演算部
53によって算出された積算流量を表示する表示部54
と、流量演算部53によって算出される流量に応じて電
磁弁47のアクチュエータ50を制御する弁制御部55
とを備えている。弁制御部55は、流量演算部53によ
って算出される流量が所定流量以下のときは弁体48に
よって開口部42を閉じ、流量が所定流量を越えるとき
は弁体48によって開口部42を開けるようにアクチュ
エータ50を制御するようになっている。
【0016】なお、流量演算部53および弁制御部55
は、例えばマイクロコンピュータによって構成される。
【0017】次に、本実施例に係る流量計の動作につい
て説明する。
【0018】流量計の入口部11から受け入れられた気
体は、気体流路14、気体流路15を順に経て、ノズル
21に入る。ノズル21を通過した気体は、噴流となっ
て噴出口より噴出される。噴出口より噴出された気体
は、コアンダ効果により一方の側壁に沿って流れる。こ
こでは、まず側壁23に沿って流れるものとする。側壁
23に沿って流れた気体は、更にフィードバック流路2
7を経て、ノズル21の噴出口側へ帰還され、排出路3
1を経て出口部12より排出される。このとき、ノズル
21より噴出された気体は、フィードバック流路27を
流れてきた気体によって方向が変えられ、今度は他方の
側壁24に沿って流れるようになる。この気体は、更に
フィードバック流路28を経て、ノズル21の噴出口側
へ帰還され、排出路32を経て出口部12より排出され
る。すると、ノズル21より噴出された気体は、今度
は、フィードバック流路28を流れてきた気体によって
方向が変えられ、再び側壁23、フィードバック流路2
7に沿って流れるようになる。以上の動作を繰り返すこ
とにより、ノズル21を通過した気体は一対のフィード
バック流路27,28を交互に流れるフルイディック発
振を行う。このフルイディック発振の周波数、周期は流
量と対応関係がある。フルイディック発振は圧電膜セン
サ35によって検出される。
【0019】流量演算部53は、波形整形回路52から
出力されるパルスの周期に基づいて、流量および積算流
量を算出し、表示部54は流量演算部53によって算出
された積算流量を表示する。
【0020】ここで、流量演算部53によって算出され
る流量が所定流量以下のときは、弁制御部55によって
電磁弁47のアクチュエータ50が制御されて、弁体4
8によって開口部42が閉じられる。この状態では、気
体の圧力によってフロート弁43のフロート弁体44が
持ち上げられ、気体は小径の開口部41を通過して気体
流路14から気体流路15へ流れる。この際、開口部4
1、および隔壁13とフロート弁体44との間の間隙が
抵抗として作用して気体の圧力変動が吸収される。一
方、流量演算部53によって算出される流量が所定流量
を越えるときは、弁制御部55によって電磁弁47のア
クチュエータ50が制御されて、弁体48によって開口
部42が開けられる。これにより、気体は大径の開口部
42も通過し、圧力損失が低く抑えられる。
【0021】以上説明したように、本実施例によれば、
開口部42を開閉する弁を電磁弁47としたので、2つ
のフロート弁を用いた場合のような2つの弁のバランス
による圧力ハンチングを生じることがない。また、電磁
弁47の弁体48にダストやミストが付着しても弁体4
8による開口部42の締切性は確保されるので、開口部
41およびフロート弁43による圧力変動吸収効果が常
に確保される。
【0022】なお、本発明は上記実施例に限定されず、
例えば、開口部42を開閉する弁としては、電磁弁47
に限らず、ねじ等を用いてモータの回転を進退運動に変
換して、シャフト49を進退する電動の弁を用いても良
い。
【0023】また、本発明は、気体のみならず液体の流
量を計測する流量計にも適用することができる。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように本発明の流量計によ
れば、圧力変動吸収用の第1の開口部よりも開口面積の
大きい第2の開口部を開閉する弁として、電気的に駆動
される第2の弁を用いたので、圧力変動吸収のための弁
が不安定な動作をすることがないと共に、弁にダストや
ミストが付着しても圧力変動吸収効果を確保することが
できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る流量計の構成を示す断
面図である。
【図2】本発明の一実施例に係る流量計の回路構成を示
すブロック図である。
【図3】従来の流量計における圧力変動吸収機構を示す
断面図である。
【符号の説明】
35 圧電膜センサ 41 開口部(第1の開口部) 42 開口部(第2の開口部) 43 フロート弁 47 電磁弁 48 弁体 49 シャフト 50 アクチュエータ 53 流量演算部 55 弁制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (73)特許権者 000142425 株式会社金門製作所 東京都板橋区大原町13番1号 (73)特許権者 000150109 株式会社竹中製作所 大阪府大阪市生野区中川西1丁目1番51 号 (73)特許権者 000156813 関西ガスメータ株式会社 京都府京都市下京区中堂寺鍵田町10 (73)特許権者 000222211 東洋ガスメーター株式会社 富山県新湊市本江2795番地 (72)発明者 温井 一光 神奈川県藤沢市みその台9−10 (72)発明者 加藤 秀男 東京都荒川区南千住3−28−70−108 (72)発明者 酒井 克人 東京都葛飾区高砂3−2−7−123 (72)発明者 岡村 繁憲 大阪府大阪市中央区平野町4−1−2 大阪瓦斯株式会社内 (72)発明者 佐藤 孝人 愛知県東海市新宝町 507−2 東邦瓦 斯株式会社 総合技術研究所内 (72)発明者 平井 完治 愛知県名古屋市熱田区千年1−2−70 愛知時計電機株式会社内 (72)発明者 一色 尚志 東京都板橋区志村1−2−3 株式会社 金門製作所 中央研究所内 (72)発明者 今崎 正成 大阪府東大阪市西岩田4−7−31 株式 会社金門製作所 関西研究所内 (72)発明者 松下 雅彦 東京都渋谷区広尾5−1−11 (72)発明者 澁谷 忠夫 大阪府大阪市東成区東小橋2−10−16 関西ガスメータ株式会社内 (72)発明者 水越 靖 富山県新湊市本江2795番地 東洋ガスメ ーター株式会社内 審査官 森口 正治 (56)参考文献 特開 平4−145327(JP,A) 実開 平4−109273(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01F 1/00 - 9/02

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流体の入口部から出口部に到る流路を形
    成する流量計本体と、 前記流路を通過する流体の流量を計測する流量計測手段
    と、 前記流路内において上流側と下流側を隔てる隔壁と、 この隔壁に設けられた圧力変動吸収用の第1の開口部
    と、 前記隔壁に設けられ、前記第1の開口部よりも開口面積
    の大きい第2の開口部と、 流体の圧力によって前記第1の開口部を開閉する第1の
    弁と、 電気的に駆動されて前記第2の開口部を開閉する第2の
    弁と、 前記流量計測手段によって計測される流量に応じて前記
    第2の弁を制御する弁制御手段とを備えたことを特徴と
    する流量計。
  2. 【請求項2】 前記弁制御手段は、前記流量計測手段に
    よって計測される流量が所定流量以下のときは第2の開
    口部を閉じ、流量が所定流量を越えるときは第2の開口
    部を開けるように前記第2の弁を制御することを特徴と
    する請求項1記載の流量計。
  3. 【請求項3】 前記流量計測手段は、前記隔壁の下流側
    に設けられ、ノズルから噴出される流体によるフルイデ
    ィック発振を生成するフルイディック発振生成部と、こ
    のフルイディック発振生成部によって生成されるフルイ
    ディック発振を検出するフルイディック発振検出センサ
    と、このフルイディック発振検出センサの出力に基づい
    て流量を算出する流量演算手段とを有することを特徴と
    する請求項1または2記載の流量計。
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