JP3335563B2 - 塗料の分離装置 - Google Patents
塗料の分離装置Info
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】建築分野などで用いられる塗
壁に塗布する塗料において、固体化した塗料と液体状の
塗料とを分離する塗料の分離装置に関する。
壁に塗布する塗料において、固体化した塗料と液体状の
塗料とを分離する塗料の分離装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、建築分野においては、建築物の
内・外壁、天井などを仕上げるために、塗料を吹付機を
用いて吹き付けたり、ハケを用いて塗料を塗布すること
が行われている。このような仕上げ塗装に用いられる塗
料は、施工時に液体であったものが各種の硬化機構によ
って硬化することによって、壁面や天井等を構成するこ
とになる。上記の塗料としては、合成樹脂エマルジョン
系塗材、合成樹脂溶液系塗材などが挙げられる。これら
の塗料には、塗料を硬化させる結合材料、高価な結合材
料の増量材として働き、結合材料の寸法安定性を向上さ
せるなどの機能を有する骨材、無機結合材料の脆性を改
善し、ひび割れ等を防止する機能などを有するのり材料
などが含まれている。これらの塗料は、通常、密封され
た収容缶に収容されており、これらの塗料を使用する際
には、上記の収容缶の上端を開口し、吹付機等に塗料を
供給して使用する。
内・外壁、天井などを仕上げるために、塗料を吹付機を
用いて吹き付けたり、ハケを用いて塗料を塗布すること
が行われている。このような仕上げ塗装に用いられる塗
料は、施工時に液体であったものが各種の硬化機構によ
って硬化することによって、壁面や天井等を構成するこ
とになる。上記の塗料としては、合成樹脂エマルジョン
系塗材、合成樹脂溶液系塗材などが挙げられる。これら
の塗料には、塗料を硬化させる結合材料、高価な結合材
料の増量材として働き、結合材料の寸法安定性を向上さ
せるなどの機能を有する骨材、無機結合材料の脆性を改
善し、ひび割れ等を防止する機能などを有するのり材料
などが含まれている。これらの塗料は、通常、密封され
た収容缶に収容されており、これらの塗料を使用する際
には、上記の収容缶の上端を開口し、吹付機等に塗料を
供給して使用する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】例えば、吹付機等によ
る壁面等の仕上げ作業終了後に、収容缶に塗料が残存す
ることがある。通常、塗料缶に残った塗料は、結合材料
等を含有するため、時間の経過とともに、塗料の一部が
固形化し、塗料缶内には、固形物と液体物とが混在する
状態になる。塗料のうち固形化した固形物は、塗装に使
用することができなくなるため廃棄する必要がある。し
かしながら、固形物と液体物とが混在した状態では、廃
棄が困難であり、また、塗料は産業廃棄物であるため、
一般のゴミと同様に廃棄することはできない。また、収
容缶内に残存した液体物は、再使用が可能な場合もあ
る。このため、塗装作業が終了後に、固体物と液体物と
を分離する必要がある。
る壁面等の仕上げ作業終了後に、収容缶に塗料が残存す
ることがある。通常、塗料缶に残った塗料は、結合材料
等を含有するため、時間の経過とともに、塗料の一部が
固形化し、塗料缶内には、固形物と液体物とが混在する
状態になる。塗料のうち固形化した固形物は、塗装に使
用することができなくなるため廃棄する必要がある。し
かしながら、固形物と液体物とが混在した状態では、廃
棄が困難であり、また、塗料は産業廃棄物であるため、
一般のゴミと同様に廃棄することはできない。また、収
容缶内に残存した液体物は、再使用が可能な場合もあ
る。このため、塗装作業が終了後に、固体物と液体物と
を分離する必要がある。
【0004】しかしながら、従来においては、建築業等
の作業現場等では、固体物と液体物とを首尾良く分離す
る適切な手段がなかった。したがって、固体物と液体物
を分離する作業は時間を要するという不利益があった。
また、分離後の固形物を廃棄する際に、固形物を収容す
る袋物等の容器が必要となるが、通常、作業現場にこの
ような容器を準備していないため、廃棄に手間がかかる
という不利益もあった。さらに、固体物と液体物との分
離が十分でなく、再使用が可能な液体物を無駄にしてし
まうという不利益もあった。また、建築業等の作業現場
等では、ゴミ等の異物が多数存在するため、上記の塗料
を収容した収容缶内に異物が混入することもあり、分離
後の液体物に異物が混入して再使用が不可能な場合もあ
った。
の作業現場等では、固体物と液体物とを首尾良く分離す
る適切な手段がなかった。したがって、固体物と液体物
を分離する作業は時間を要するという不利益があった。
また、分離後の固形物を廃棄する際に、固形物を収容す
る袋物等の容器が必要となるが、通常、作業現場にこの
ような容器を準備していないため、廃棄に手間がかかる
という不利益もあった。さらに、固体物と液体物との分
離が十分でなく、再使用が可能な液体物を無駄にしてし
まうという不利益もあった。また、建築業等の作業現場
等では、ゴミ等の異物が多数存在するため、上記の塗料
を収容した収容缶内に異物が混入することもあり、分離
後の液体物に異物が混入して再使用が不可能な場合もあ
った。
【0005】本発明は、かかる従来の不利益を解消すべ
くなされたものであって、一部が固体化した塗料におけ
る固体物と液体物とを簡易に分離可能で、分離後の固体
物を容易に廃棄可能で、分離後の液体物の再使用が可能
な塗料の分離装置を提供することを目的とする。
くなされたものであって、一部が固体化した塗料におけ
る固体物と液体物とを簡易に分離可能で、分離後の固体
物を容易に廃棄可能で、分離後の液体物の再使用が可能
な塗料の分離装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、伸縮性に富む
繊維をメッシュ状に織った織布からなり、一端が開口
し、前記開口部から固形物および液体物を含む塗料を収
容する袋体と、前記液体物を収容可能な収容容器の開口
端に沿って前記袋体の開口端部の周囲を固定可能な固定
手段と、前記収容容器に固定された袋体に塗料を導入す
ることにより、前記固形物を袋体に残存させ、前記液体
物を前記収容容器に収容して前記固形物と液体物とを分
離したのちに、前記袋体の開口端の周囲から挿入され、
袋体に収容された固形物および液体物を含む塗料を絞り
上げるリング状の部材からなる絞り手段とを有する。
繊維をメッシュ状に織った織布からなり、一端が開口
し、前記開口部から固形物および液体物を含む塗料を収
容する袋体と、前記液体物を収容可能な収容容器の開口
端に沿って前記袋体の開口端部の周囲を固定可能な固定
手段と、前記収容容器に固定された袋体に塗料を導入す
ることにより、前記固形物を袋体に残存させ、前記液体
物を前記収容容器に収容して前記固形物と液体物とを分
離したのちに、前記袋体の開口端の周囲から挿入され、
袋体に収容された固形物および液体物を含む塗料を絞り
上げるリング状の部材からなる絞り手段とを有する。
【0007】本発明では、袋体が伸縮性に富む繊維を織
った織布から形成されているため、袋体も伸縮性に富
む。また、袋体はメッシュ状に織った織布から形成され
ているため、液体物と固体物を分離することができる。
したがって、袋体が伸縮性に富むことから、袋体の開口
端部を種々の形状や大きさの開口部を有する収容容器の
開口端に沿って固定手段により固定可能となる。収容容
器の開口端に沿って開口部を固定された袋体に、液体物
と固体物とからなる塗料を導入することにより、液体物
はメッシュ状に織られた織布からなる袋体を通じて収容
容器に収容され、固体物は袋体内に残存することにな
る。このとき、固体物が小さい場合には、袋体は伸びる
ことなく当該固体物を収容し、固体物が大きい場合に
は、袋体は伸びることによって当該固体物を収容するこ
とができる。すなわち、袋体は固体物を収容可能な容積
が収容される固体物の体積に応じて変化するため、袋体
は未だ伸びていない状態においてはコンパクトであり、
一方で、大きな体積の固体物を収容可能となる。袋体に
収容された固体物は、袋体とともに廃棄することによ
り、容易に処分することができる。また、絞り手段を有
することにより、塗料を構成する液体物のろ過が迅速に
おこなわれ、また、固体物と液体物とを十分に分離する
ことができるため、塗料の、無駄を防止することができ
る。
った織布から形成されているため、袋体も伸縮性に富
む。また、袋体はメッシュ状に織った織布から形成され
ているため、液体物と固体物を分離することができる。
したがって、袋体が伸縮性に富むことから、袋体の開口
端部を種々の形状や大きさの開口部を有する収容容器の
開口端に沿って固定手段により固定可能となる。収容容
器の開口端に沿って開口部を固定された袋体に、液体物
と固体物とからなる塗料を導入することにより、液体物
はメッシュ状に織られた織布からなる袋体を通じて収容
容器に収容され、固体物は袋体内に残存することにな
る。このとき、固体物が小さい場合には、袋体は伸びる
ことなく当該固体物を収容し、固体物が大きい場合に
は、袋体は伸びることによって当該固体物を収容するこ
とができる。すなわち、袋体は固体物を収容可能な容積
が収容される固体物の体積に応じて変化するため、袋体
は未だ伸びていない状態においてはコンパクトであり、
一方で、大きな体積の固体物を収容可能となる。袋体に
収容された固体物は、袋体とともに廃棄することによ
り、容易に処分することができる。また、絞り手段を有
することにより、塗料を構成する液体物のろ過が迅速に
おこなわれ、また、固体物と液体物とを十分に分離する
ことができるため、塗料の、無駄を防止することができ
る。
【0008】本発明は、好ましくは、前記袋体の開口端
は、当該開口を閉じる閉鎖手段を有する。このような閉
鎖手段を有することにより、袋体に塗料を導入して固体
物と液体物とを分離した後、袋体の開口を閉鎖手段によ
って閉鎖することにより、袋体内に収容された固体物を
運搬、廃棄するなどの際に、固体物の袋体からの散乱が
防止され、運搬等が容易になる。
は、当該開口を閉じる閉鎖手段を有する。このような閉
鎖手段を有することにより、袋体に塗料を導入して固体
物と液体物とを分離した後、袋体の開口を閉鎖手段によ
って閉鎖することにより、袋体内に収容された固体物を
運搬、廃棄するなどの際に、固体物の袋体からの散乱が
防止され、運搬等が容易になる。
【0009】
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して詳細に説明する。第1実施形態 図1は、本発明の塗料の分離装置の一実施形態を示す外
観斜視図である。図1において、塗料の分離装置1は、
一端に開口4を有する袋状に形成された袋体3と、袋体
3の開口端部5に形成された導通部6と、導通する導通
部6に導通される一本の紐体7とを有している。
を参照して詳細に説明する。第1実施形態 図1は、本発明の塗料の分離装置の一実施形態を示す外
観斜視図である。図1において、塗料の分離装置1は、
一端に開口4を有する袋状に形成された袋体3と、袋体
3の開口端部5に形成された導通部6と、導通する導通
部6に導通される一本の紐体7とを有している。
【0011】袋体3は、例えば、ストッキングなどに用
いられるナイロン繊維からなるメッシュ状(網目状)の
織布から形成されている。なお、図1に示す円A内に、
織布の拡大図を示している。袋体3は、このような織布
によって形成されていることから伸縮性に富むものとな
っており、袋体3の容積および開口部5の形状も様々な
形状および大きさに変化可能となっている。
いられるナイロン繊維からなるメッシュ状(網目状)の
織布から形成されている。なお、図1に示す円A内に、
織布の拡大図を示している。袋体3は、このような織布
によって形成されていることから伸縮性に富むものとな
っており、袋体3の容積および開口部5の形状も様々な
形状および大きさに変化可能となっている。
【0012】袋体3の開口端部5に形成された導通部6
は、袋体3の開口端が所定の長さで折り返され、その端
部が固体部6aにおいて袋体3に例えば縫合によって固
定されている。これにより、導通部6は、管路状に形成
される。
は、袋体3の開口端が所定の長さで折り返され、その端
部が固体部6aにおいて袋体3に例えば縫合によって固
定されている。これにより、導通部6は、管路状に形成
される。
【0013】紐体7は、上記の管路状に形成された導通
部6に導通され、紐体7の両端部は、導通部6の外部に
導出している。この紐体7を両端部から引っ張ることに
より、開口端部5を後述する収容缶の開口に沿って固定
したり、開口4を閉鎖することが可能になる。
部6に導通され、紐体7の両端部は、導通部6の外部に
導出している。この紐体7を両端部から引っ張ることに
より、開口端部5を後述する収容缶の開口に沿って固定
したり、開口4を閉鎖することが可能になる。
【0014】次に、上記構成の分離装置1を用いた塗料
の分離方法について、図2〜図4を参照して説明する。
上述したように、例えば、吹付機等による壁面等の仕上
げ作業終了後に、収容缶に塗料が残存することがある。
通常、塗料缶に残った塗料は、結合材料等を含有するた
め、時間の経過とともに、塗料の一部が固形化し、塗料
缶内には、固形物と液体物とが混在する状態になる。本
実施形態の分離装置1は、上記の固形物と液体物とが混
在する状態にある塗料を固形物と液体物とに分離するの
に適用される。
の分離方法について、図2〜図4を参照して説明する。
上述したように、例えば、吹付機等による壁面等の仕上
げ作業終了後に、収容缶に塗料が残存することがある。
通常、塗料缶に残った塗料は、結合材料等を含有するた
め、時間の経過とともに、塗料の一部が固形化し、塗料
缶内には、固形物と液体物とが混在する状態になる。本
実施形態の分離装置1は、上記の固形物と液体物とが混
在する状態にある塗料を固形物と液体物とに分離するの
に適用される。
【0015】図2に示すように、塗料を固形物と液体物
とに分離した際に、分離された液体物を収容する収容缶
11を用意する。収容缶11は、もともとは塗料が収容
され、すでに塗料を使い果たして空になったものなどを
使用することができ、また、液体物を収容するために特
別に準備したものを使用することもできる。ここで、図
2に示すように、この収容缶11の開口端部の外周に沿
って、分離装置1の開口端部5を折り返えすことによ
り、分離装置1を収容缶11の開口端部に装着する。分
離装置1の開口端部5の外径は、収容缶11の開口端部
の外径よりも十分小さく形成されている。しかしなが
ら、分離装置1は、上述したように、伸縮性に富むた
め、開口端部5を伸ばしながら、開口端部5を収容缶1
1の開口端部の外周に沿って折り返すことにより、収容
缶11の開口端部に容易に装着が可能となる。
とに分離した際に、分離された液体物を収容する収容缶
11を用意する。収容缶11は、もともとは塗料が収容
され、すでに塗料を使い果たして空になったものなどを
使用することができ、また、液体物を収容するために特
別に準備したものを使用することもできる。ここで、図
2に示すように、この収容缶11の開口端部の外周に沿
って、分離装置1の開口端部5を折り返えすことによ
り、分離装置1を収容缶11の開口端部に装着する。分
離装置1の開口端部5の外径は、収容缶11の開口端部
の外径よりも十分小さく形成されている。しかしなが
ら、分離装置1は、上述したように、伸縮性に富むた
め、開口端部5を伸ばしながら、開口端部5を収容缶1
1の開口端部の外周に沿って折り返すことにより、収容
缶11の開口端部に容易に装着が可能となる。
【0016】分離装置1が収容缶11の開口端部に装着
された状態で、紐体7を両端から引っ張り、ある程度の
張力を保持した状態で、端部を互いに結び合わせる。こ
れにより、紐体7は、収容缶11の外周に巻着された状
態になり、紐体7が導通された分離装置1の開口端部5
は、収容缶11の外周に固定されることになる。
された状態で、紐体7を両端から引っ張り、ある程度の
張力を保持した状態で、端部を互いに結び合わせる。こ
れにより、紐体7は、収容缶11の外周に巻着された状
態になり、紐体7が導通された分離装置1の開口端部5
は、収容缶11の外周に固定されることになる。
【0017】図3(a)は、収容缶11に分離装置1を
装着した状態を示す断面図である。図3(a)に示す状
態において、固形物と液体物とが混在する状態にある塗
料12を塗料缶から袋体3内に導入する。袋体3上に固
形物と液体物とが混在する状態にある塗料12を導入す
ると、塗料12の液体物15は、袋体3を通過して収容
缶11の底部に溜められる。これは、上述したように、
袋体3がメッシュ状の織布から形成されているためであ
る。
装着した状態を示す断面図である。図3(a)に示す状
態において、固形物と液体物とが混在する状態にある塗
料12を塗料缶から袋体3内に導入する。袋体3上に固
形物と液体物とが混在する状態にある塗料12を導入す
ると、塗料12の液体物15は、袋体3を通過して収容
缶11の底部に溜められる。これは、上述したように、
袋体3がメッシュ状の織布から形成されているためであ
る。
【0018】一方、塗料12の固形物13は、図3
(b)に示すように、袋体3内に収容される。このと
き、袋体3は、上述したように、伸縮性の富むため、固
形物13の容積に応じて伸縮する。すなわち、固形物1
3の容積が非常に大きい場合には、これにあわせて袋体
3の容積は拡大し、固形物13が比較的小さい場合に
は、袋体3の容積は拡大しない。したがって、袋体3
は、未だ伸びていない状態においてはコンパクトであ
り、一方で、大きな体積の固形物13が収容可能であ
る。
(b)に示すように、袋体3内に収容される。このと
き、袋体3は、上述したように、伸縮性の富むため、固
形物13の容積に応じて伸縮する。すなわち、固形物1
3の容積が非常に大きい場合には、これにあわせて袋体
3の容積は拡大し、固形物13が比較的小さい場合に
は、袋体3の容積は拡大しない。したがって、袋体3
は、未だ伸びていない状態においてはコンパクトであ
り、一方で、大きな体積の固形物13が収容可能であ
る。
【0019】塗料12の固形物13と液体物15の分離
が完了すると、図4に示すように、分離装置1を収容缶
11から離脱する。このとき、分離装置1の紐体7を両
端からさらに引っ張って、分離装置1の開口端部5を収
縮させ、開口4を閉じる。これにより、袋体3内に収容
された固形物13を運搬、廃棄するなどの際に、固形物
13が袋体3から散乱するのを防止でき、運搬等が容易
になる。
が完了すると、図4に示すように、分離装置1を収容缶
11から離脱する。このとき、分離装置1の紐体7を両
端からさらに引っ張って、分離装置1の開口端部5を収
縮させ、開口4を閉じる。これにより、袋体3内に収容
された固形物13を運搬、廃棄するなどの際に、固形物
13が袋体3から散乱するのを防止でき、運搬等が容易
になる。
【0020】そして、図4に示す状態の分離装置1をそ
のまま産業廃棄物として、所定の場所に廃棄する。した
がって、固形物13の廃棄が非常に容易である。また、
分離され収容缶11に溜められた液体物15は、再利用
可能なものであれば再利用し、そうでなければ、所定の
場所に廃棄することができる。
のまま産業廃棄物として、所定の場所に廃棄する。した
がって、固形物13の廃棄が非常に容易である。また、
分離され収容缶11に溜められた液体物15は、再利用
可能なものであれば再利用し、そうでなければ、所定の
場所に廃棄することができる。
【0021】第2実施形態 図5および図6は、本発明の分離装置の第2の実施形態
を示す説明図である。図5および図6に示す分離装置3
1は、基本的には第1の実施形態に係る分離装置1と同
様の構成となっているが、分離装置31はリング状の部
材からなる絞り手段を有している。図5において、分離
装置31は、固形物13と液体物15とを分離した後
に、分離装置31の紐体7を両端からさらに引っ張っ
て、分離装置31の開口端部5を収縮させ、開口4を閉
じた状態にある。固形物と液体物とが混在した状態にあ
る塗料を袋体3内に収容して分離しただけでは、固形物
と液体物との分離が十分でない場合もある。
を示す説明図である。図5および図6に示す分離装置3
1は、基本的には第1の実施形態に係る分離装置1と同
様の構成となっているが、分離装置31はリング状の部
材からなる絞り手段を有している。図5において、分離
装置31は、固形物13と液体物15とを分離した後
に、分離装置31の紐体7を両端からさらに引っ張っ
て、分離装置31の開口端部5を収縮させ、開口4を閉
じた状態にある。固形物と液体物とが混在した状態にあ
る塗料を袋体3内に収容して分離しただけでは、固形物
と液体物との分離が十分でない場合もある。
【0022】そこで、本実施形態では、リング状の絞り
部材17を有している。すなわち、図5に示すように、
分離装置31の収縮した状態にある開口端部5の外周か
ら絞り部材17を挿入する。そして、図6に示すよう
に、この絞り部材17を固形物13に向かう方向に押圧
する。これにより、袋体3の収容容積は縮小していき、
袋体3に収容された固形物13の外周には、袋体3から
の弾性力が次第に強く働くことになる。したがって、固
形物13に未だ含まれる液体が絞り出されることにな
る。この結果、固形物と液体物との十分な分離を行うこ
とができ、再利用可能な液体物の無駄を防止することが
できるとともに、固形物を廃棄する際に液体が含まれて
いないため廃棄状の問題は生じない。
部材17を有している。すなわち、図5に示すように、
分離装置31の収縮した状態にある開口端部5の外周か
ら絞り部材17を挿入する。そして、図6に示すよう
に、この絞り部材17を固形物13に向かう方向に押圧
する。これにより、袋体3の収容容積は縮小していき、
袋体3に収容された固形物13の外周には、袋体3から
の弾性力が次第に強く働くことになる。したがって、固
形物13に未だ含まれる液体が絞り出されることにな
る。この結果、固形物と液体物との十分な分離を行うこ
とができ、再利用可能な液体物の無駄を防止することが
できるとともに、固形物を廃棄する際に液体が含まれて
いないため廃棄状の問題は生じない。
【0023】なお、上述した第1および第2実施形態で
は、本発明の固定手段と閉鎖手段とが兼用される構成と
したが、本発明はこれに限定されるものではなく、固定
手段と閉鎖手段とを別々のものとすることも可能であ
る。固定手段としては、例えば、伸縮自在のリング状の
ゴム紐を用いても良い。また、紐体7等のような固定手
段を設けなくとも、袋体3に伸縮性があるため、固形物
が軽量の場合には、開口端部5を収容缶11の開口に沿
って折り返した状態でも固定可能である。
は、本発明の固定手段と閉鎖手段とが兼用される構成と
したが、本発明はこれに限定されるものではなく、固定
手段と閉鎖手段とを別々のものとすることも可能であ
る。固定手段としては、例えば、伸縮自在のリング状の
ゴム紐を用いても良い。また、紐体7等のような固定手
段を設けなくとも、袋体3に伸縮性があるため、固形物
が軽量の場合には、開口端部5を収容缶11の開口に沿
って折り返した状態でも固定可能である。
【0024】
【発明の効果】本発明によれば、一部が固体化した塗料
における固体物と液体物とを簡易に分離することがで
き、分離後の固体物を容易に廃棄することができ、分離
後の液体物の再使用が可能となる。
における固体物と液体物とを簡易に分離することがで
き、分離後の固体物を容易に廃棄することができ、分離
後の液体物の再使用が可能となる。
【図1】本発明の塗料の分離装置の一実施形態を示す外
観斜視図である。
観斜視図である。
【図2】本発明の塗料の分離装置を収納容器に装着した
状態を示す斜視図である。
状態を示す斜視図である。
【図3】図1の分離装置を収容缶に装着し、塗料を液体
物と固体物とに分離する様子を示す説明図である。
物と固体物とに分離する様子を示す説明図である。
【図4】図1の分離装置によって塗料を液体物と固体物
とに分離した後、紐体によって開口を閉鎖した状態を示
す説明図である。
とに分離した後、紐体によって開口を閉鎖した状態を示
す説明図である。
【図5】本発明の第2の実施形態を示す説明図であっ
て、絞り部材を開口端部から挿入した状態を示す説明図
である。
て、絞り部材を開口端部から挿入した状態を示す説明図
である。
【図6】本発明の第2の実施形態を示す説明図であっ
て、絞り部材によって固形物を絞り上げる様子を示す説
明図である。
て、絞り部材によって固形物を絞り上げる様子を示す説
明図である。
1,31…分離装置 3…袋体 4…開口 5…開口端部 6…導通部 7…紐体 11…収容缶 12…塗料 13…固形物 15…液体物 17…絞り部材
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B01D 29/27 A47J 19/00 - 19/06 B05C 21/00 B65B 1/00 - 3/36
Claims (4)
- 【請求項1】伸縮性に富む繊維をメッシュ状に織った織
布からなり、一端が開口し、前記開口部から固形物およ
び液体物を含む塗料を収容する袋体と、 前記液体物を収容可能な収容容器の開口端に沿って前記
袋体の開口端部の周囲を固定可能な固定手段と、 前記収容容器に固定された袋体に塗料を導入することに
より、前記固形物を袋体に残存させ、前記液体物を前記
収容容器に収容して前記固形物と液体物とを分離したの
ちに、前記袋体の開口端の周囲から挿入され、袋体に収
容された固形物および液体物を含む塗料を絞り上げるリ
ング状の部材からなる絞り手段とを有する塗料の分離装
置。 - 【請求項2】前記袋体の開口端部は、当該開口を閉じる
閉鎖手段をさらに有する請求項1に記載の塗料の分離装
置。 - 【請求項3】前記固定手段は、前記閉鎖手段を兼ねてい
る請求項1または2に記載の塗料の分離装置。 - 【請求項4】前記固定手段は、前記袋体の開口端の周囲
に沿って設けられ、開口端に係合する紐部材からなる請
求項1〜3のいずれかに記載の塗料の分離装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22528597A JP3335563B2 (ja) | 1997-08-21 | 1997-08-21 | 塗料の分離装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22528597A JP3335563B2 (ja) | 1997-08-21 | 1997-08-21 | 塗料の分離装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1157330A JPH1157330A (ja) | 1999-03-02 |
| JP3335563B2 true JP3335563B2 (ja) | 2002-10-21 |
Family
ID=16826946
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22528597A Expired - Fee Related JP3335563B2 (ja) | 1997-08-21 | 1997-08-21 | 塗料の分離装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3335563B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5271740B2 (ja) * | 2009-02-10 | 2013-08-21 | 株式会社 ユメックス | 濾過装置 |
| GB2474066A (en) * | 2009-10-05 | 2011-04-06 | Jessica Lane | Paint container liner bag |
| JP5271883B2 (ja) * | 2009-12-04 | 2013-08-21 | 株式会社 ユメックス | 濾過装置 |
| JP2012236183A (ja) * | 2011-05-12 | 2012-12-06 | Tokio Ishii | 風呂用吸水フイルタ− |
-
1997
- 1997-08-21 JP JP22528597A patent/JP3335563B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH1157330A (ja) | 1999-03-02 |
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