JP3335945B2 - 多層プリント配線板の製造方法 - Google Patents
多層プリント配線板の製造方法Info
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Description
の製造方法に関し、特に回路配線を有する内層回路基板
に樹脂付き銅箔シートの外層をロールラミネートする多
層プリント配線板の製造方法に関する。
合、回路配線を有する内層回路基板上にガラスクロス基
材にエポキシ樹脂を含浸して半硬化させたプリプレグシ
ートを重ね、更にその上に外層用銅箔を重ねた後、熱盤
プレスにて加熱一体成形してシールド基板を形成し、こ
のシールド基板に穴明け,めっきおよびエッチングで外
層回路を形成する工程を経ている。しかし、この工程で
は熱盤プレスにて加熱加圧成形を行うため、長い時間が
必要であり、また熱盤プレスのように高価格設備やプリ
プレグシートにガラスクロスを用いるために、多層プリ
ント配線板の層間厚さの極薄化が困難であり、かつ製造
コストが高い問題があった。
プレスにて加熱一体成形を行わず、層間絶縁材料にガラ
スクロスを用いない、ビルドアップ方式による多層プリ
ント配線板の技術が注目されている。
板の製造方法には、内層回路基板上に感光性絶縁樹脂の
塗布とめっきを交互に行い、多層回路配線を形成する方
法と、内層回路基板上に樹脂付き銅箔シートをロールラ
ミネートしてめっきとエッチングで多層回路を形成する
方法が提案されている。
き銅箔シートをロールラミネートして多層プリント配線
板を製造する方法(以下、ロールラミネーション法とい
う)に関するものである。
ト配線板の製造法として、特開平9−293988号公
報および特開平11−46063号公報には、上下に配
設した一対の同質の熱ロール間に内層回路基板を通し、
内層回路基板の両面に同時にエポキシ樹脂系樹脂付き銅
箔をラミネートする技術が開示されている。これらの技
術では熱ロールの表面硬度については特に規定はされて
いない。また、特許第2803579号公報にはアラミ
ド−エポキシ樹脂などのプリプレグシートの貫通孔に導
体ペーストを充填後、このプリプレグシートの両面にゴ
ム硬度70度の耐熱シリコンゴムをライニングした金属
ロールで金属箔を加熱圧接し両面金属箔付き基板を形成
する方法が開示されている。
部品搭載用基板を構成するための開口を有した絶縁基材
の表面に導体回路等となるべき金属箔を一対のロールで
ラミネートする場合に、ラミネーションする金属箔側の
ロール表面を金属製の中心部材の表面に絶縁基材よりも
軟質で一方のロールの表面より硬質な材料(硬質シリコ
ンゴムやフッ素樹脂)によって形成し、他方のロール表
面を絶縁基材より軟質なものとするとともに前記一方の
ロール表面よりも軟質な材料(通常のシリコンゴム)に
よって形成する技術が開示されている。この技術におい
ては、金属箔をラミネーションしない面のロール表面硬
度は軟質として、ラミネーション時に軟質ロール材が開
口部に貫入し、金属箔が開口部内へ陥没することを防止
している。
回路基板の両面に熱硬化型絶縁性接着剤付き銅箔を上下
に配置した同質の一対の硬質ロールでラミネート後、同
時一体熱硬化させる方法が開示されている。
5480号公報や特開平11−46063号公報に開示
されているロールラミネーション法による多層プリント
配線板の製造方法を説明するためのロールラミネーショ
ン時の内層回路基板とロールラミネーターの配置概要断
面図である。図5によれば、まず、内層回路基板1上に
液状のアンダーコート材(表示なし)をスクリーン印
刷、ローラーコーター、カーテンコーター等のコーティ
ング装置を使用して内層回路(表示なし)を完全に被覆
するように塗布する。このときアンダーコート材は未硬
化状態である。次にロールラミネーターの上下に配置し
た硬質ローラー9間に搬送ローラー5で内層回路基板1
を搬送して内層回路基板1の表面にエポキシ樹脂付き銅
箔シート3aを100〜130℃の温度でラミネートす
る。次いで、140〜180℃の温度で熱処理を行うこ
とによりアンダーコート材と銅箔シート3aのエポキシ
樹脂(熱硬化型絶縁性接着剤)とを同時に加熱一体硬化
し強固に密着させて多層プリント配線板が形成される。
ールラミネーション法で製造した多層プリント配線板要
部の拡大断面図であり、符号1は内層回路基板、2は内
層回路、3は外層銅箔、4はアンダーコート材とエポキ
シ樹脂(熱硬化型絶縁接着剤)からなるビルドアップ絶
縁層を示す。外層銅箔3の表面は、内層回路2の表面の
凸面が転写されて凹凸形状を示していることがわかる。
を使用して製造された多層印刷配線板の外層銅箔表面に
は、凹凸が転写されるために下記のような問題点があっ
た。 (1)外層銅箔をラミネーションした多層プリント配線
板(以下、基板という)を重ねて穴明けする際に基板間
に間隙ができ、基板に穴バリや貫通穴のコーナー部に欠
損が生じるために、基板を重ねて穴明けすることができ
ず、穴明け工事は一枚ずつ行っており、穴明けのコスト
上昇をきたしていた。 (2)ロールラミネーション後の外層の回路形成工程に
おいては、フォトマスクフィルムと基板の完全な密着が
行えず、フォトレジストに回路を露光印刷する工程にお
いて、フォトマスクフィルムの密着不足による光の漏れ
が生じ、回路欠損、断線、ショートなどの不良が発生し
やすく、細線回路を有する高精度、高密度回路形成も困
難であった。
ョン法における問題点を解決した多層プリント配線板の
製造方法を提供することにある。
線板の製造方法は、アンダーコート材の塗付された内層
回路基板の両面に熱硬化性樹脂付き銅箔シートをロール
ラミネーションし、シールド積層板を形成する多層プリ
ント配線板の製造方法において、前記熱硬化性樹脂付き
銅箔を前記内層回路基板の両面に上下に互いにずれて配
置され、かつ硬質ローラーに対向して配置された軟質ロ
ーラーで加熱加圧してロールラミネーションすることを
特徴として構成される。
Sゴム硬度が55〜90度のシリコンゴムまたはフッ素
ゴムをライニングしたローラーを使用することができ、
また、前記硬質ローラーとしてチタン金属,アルミニウ
ムまたはアルミニウム合金製のローラーを使用すること
ができる。
は通常の多層プリント配線板の積層プレスを使用した外
層積層工程におけるクラフト紙の樹脂埋め込み性を改善
させる作用と同じような作用をし、硬質ローラーは基板
を平面的に圧延する作用の鏡板と同じような作用をす
る。この結果、本発明では、外層用の熱硬化性樹脂付き
銅箔のロールラミネーションにおいて、内層回路基板の
凹凸形状の外層用の銅箔表面への転写が防止できる。
ラミネーション時に前記内層回路基板の進入先方の前記
軟質ローラに対向した前記硬質ローラーと前記内層回路
基板の間に離型性シートを介在させることによって、内
層回路基板表面の傷発生防止と内層回路基板の水平維持
向上ができ、外層銅箔面のさらなる平滑性向上ができ
る。
について図面を参照して詳細に説明する。図1は、本発
明の第1の実施の形態の多層プリント配線板の製造方法
を説明するためのロールラミネーション時の内層回路基
板とロールラミネーターの配置概要断面図である。図2
は図1のロールラミネーション法で製造されたシールド
積層板要部の拡大断面図である。なお、図1において、
ロールラミネータはローラー部だけを表示し、軟質ロー
ラーの加温装置や圧力調整装置等は省略してある。
電気特性を有するように内層回路(表示せず)が形成さ
れ、全面にアンダーコート材(表示せず)が塗布された
内層回路基板である。符号3aは、銅箔の表面にエポキ
シ樹脂の熱硬化性樹脂が塗布され、半硬化状態にあるエ
ポキシ樹脂付き銅箔シートである。符号5は内層回路基
板1の搬送用ローラーであり、符号8a,8bはロール
ラミネーターの樹脂付き銅箔シート3aのラミネート用
のそれぞれ上部軟質ローラーおよび下部軟質ローラーで
ある。符号9a,9bは上部軟質ローラー8a,下部軟
質ローラー8bに対向して配置され、内層回路基板1に
樹脂付き銅箔シート3aを上部軟質ローラー8a,下部
軟質ローラー8bでラミネートする際に、内層回路基板
の他面を保持するためのそれぞれ上部硬質ローラーおよ
び下部硬質ローラーである。
金属芯にJIS硬度55〜90度のシリコンゴムやフッ
素ゴムをライニングしたものを使用できる。また,硬質
ローラーとしてはチタンやアルミニウム金属製のローラ
ーを使用できる。
て前側の下部硬質ローラー9bで内層回路基板(下面)
に圧接された後、巻取ローラーで巻取られる離型シート
であり、7は離型シート巻取ローラーを示す。離型シー
トには、フッ素高分子樹脂が使用される。
に圧接される離型シート6は、内層回路基板1の両面の
エポキシ樹脂付き銅箔シート3aのラミネート開始点が
異なるために内層回路基板を水平に保つためと内層回路
表面の下部硬質ローラー9bによる傷発生防止のために
使用される。なお、図1における軟質ローラーと硬質ロ
ーラーの上下配置は逆であっても構わない。
度55〜90度)同士と硬質ローラー同士をずれて配置
し、かつ軟質ローラーと硬質ローラーを対向して配置す
ることにより、内層回路基板表面の凹凸が平坦化され、
外層銅箔表面が平坦化された多層プリント配線板(シー
ルド板)を得ることができる。
板1に樹脂付き銅箔シート3aをラミネートする方法に
ついて詳細に説明する。
けたエポキシガラス基材の銅箔をエッチングして所定の
幅の回路を有する内層回路基板1を準備する。次いで内
層回路基板1の両面全面に粘度10〜20ポイズの熱硬
化性のエポキシ樹脂アンダーコート材をスクリーン印刷
法により、内層回路上のアンダーコート材の厚さが5〜
20μmになるようにコーテイングし、100℃で10
〜20分間予備乾燥する。
ーラーを有するロールラミネーターに、内層回路基板1
を搬送用ローラー5で搬入し、上部軟質ローラー 8
a,下部軟質ローラー8bの表面温度 を100〜13
0℃、圧力2〜6Kgf/cm2にて内層回路基板1の
両面に厚さ樹脂厚さ40〜100μmの樹脂付き銅箔シ
ート3aをラミネートし、シールド積層板を形成する。
〜35μmである。樹脂付き銅箔シート3aを内層回路
基板1にラミネートする際に、最初に接する下部硬質ロ
ーラー9b には、内層回路基板の上面と下面のエポキ
シ樹脂付き銅箔シート3aのラミネート開始点を所定の
距離にずらしているために、内層回路基板の水平維持と
内層回路基板1の樹脂付き銅箔シート3aがラミネート
されていない面の傷発生防止を考慮する必要がある。そ
のために、図1における下部硬質ローラー9bにはエポ
キシ樹脂付き銅箔シート3aの軟質ローラーへの投入と
同時に離型シート6 が投入され、下部硬質ローラー9
bを通過後離型シート巻取ローラー7で自動的に巻き取
られる。
ラミネートされた内層回路基板1をベーキング炉により
温度140〜180℃で10〜60分間加熱しエポキシ
樹脂を完全硬化させ、図2のごとく所望の平滑な表面を
有するシールド積層板10を得た。なお、図2の符号4
はビルドアップ絶縁層であり、内層回路基板のアンダー
コート材とエポキシ樹脂付き銅箔シートの樹脂からな
る。シールド積層板10を形成後、通常の穴明け、めっ
き、エッチング法で外層回路を形成し、多層プリント配
線板が製造される。
て図3及び図4を参照して説明する。図3は、本発明の
第2の実施の形態の多層プリント配線板の製造方法を説
明するためのロールラミネーション時の内層回路基板と
ロールラミネーターの配置概要断面図である。図4は図
3のロールラミネーション法で製造されたシールド積層
板要部の拡大断面図である。なお、図3において、ロー
ルラミネータはローラー部だけを表示し、軟質ローラー
や硬質ローラーの加温装置や圧力調整装置等は省略して
あり、また、図1,図2と同じ符号は図1,図2と同一
のものを示す。
層回路基板1にエポキシ樹脂付き銅箔シート3aをラミ
ネートする際に内層回路基板1 とエポキシ樹脂付き銅
箔シート3aの密着性を上げるために内層回路基板1
の表面温度がエポキシ樹脂付き銅箔シート3aの樹脂溶
融温度である70〜95℃を保持出来るように硬質ロー
ラー9a,9bを90〜100℃で加熱しながら、軟質
のローラー 8a,8bを100〜130℃で加熱し、
2〜6Kgf/cm2の圧力にて圧着を行い、続いてベ
ーキング炉により温度140〜180℃で10〜60分
間加熱し、エポキシ樹脂を完全硬化させることにより図
4の如く所望の平滑な表面を有するシールド積層板10
を得た。
するためには内層回路基板1内部を含め基板全体を加熱
する必要があり、硬質ローラーとしては熱伝導性の良い
上部硬質ローラー(遠赤外線ヒーター付)9cおよび,
下部硬質ローラー(遠赤外線ヒーター付)9dを使用し
た。
脂付き銅箔シートをラミネ−トする際に内層回路基板全
体の温度を最適温度まで暖めながらラミネート出来るた
め、上記の第1の実施形態に比べ、ラミネートによるビ
ルドアップ絶縁層の配線回路埋め込み性を向上させるこ
とができる。
多層プリント配線板が製造でき、下記のような効果を得
ることができる。 (1)貫通穴あけ工程において一度に複数枚のプリント
配線板を重ねて穴あけ工事が可能となり、従来作業に対
し3倍以上の作業効率の向上、ドリル費用を1/3以下
に削減することが可能となる。 (2)外層の銅箔表面が平滑であるために、回路形成工
程における回路欠損、回路断線、回路ショートの不良低
減ができ、また外層の回路幅、間隙が100μm以下の
細線回路形成が可能となる。
板の製造方法を説明するためのロールラミネーション時
の内層回路基板とロールラミネーターの配置概要断面図
である。
ールド積層板要部の拡大断面図である。
板の製造方法を説明するためのロールラミネーション時
の内層回路基板とロールラミネーターの配置概要断面図
である。
ールド積層板要部の拡大断面図である。
ント配線板の製造方法を説明するためのロールラミネー
ション時の内層回路基板とロールラミネーターの配置概
要断面図である。
ールド積層板要部の拡大断面図である。
Claims (7)
- 【請求項1】 アンダーコート材の塗付された内層回路
基板の両面に熱硬化性樹脂付き銅箔シートをロールラミ
ネーションし、シールド積層板を形成する多層プリント
配線板の製造方法において、前記熱硬化性樹脂付き銅箔
を前記内層回路基板の両面に、上下に水平方向に互いに
ずれて配置され、かつ硬質ローラーに対向して配置され
た軟質ローラーで加熱加圧してロールラミネーションす
ることを特徴とする多層プリント配線板の製造方法。 - 【請求項2】 前記アンダーコート材および前記熱硬化
性樹脂付き銅箔シートの樹脂としてエポキシ樹脂系樹脂
を使用したことを特徴とする請求項1記載の多層プリン
ト配線板の製造方法。 - 【請求項3】 前記軟質ローラーとして金属芯にJIS
ゴム硬度が55〜90度のシリコンゴムまたはフッ素ゴ
ムをライニングしたローラーを使用したことを特徴とす
る請求項1記載の多層プリント配線板の製造方法。 - 【請求項4】 前記硬質ローラーとしてチタン金属,ア
ルミニウムまたはアルミニウム合金製のローラーを使用
したことを特徴とする請求項1記載の多層プリント配線
板の製造方法。 - 【請求項5】 請求項1の前記ロールラミネーション時
に前記内層回路基板の進入先方の前記軟質ローラに対向
した前記硬質ローラーと前記内層回路基板の間に離型性
シートを介在させたことを特徴とする多層プリント配線
板の製造方法。 - 【請求項6】 前記離型性シートに硬質フッ素樹脂シー
トを使用したことを特徴とする請求項5記載の多層プリ
ント配線板の製造方法。 - 【請求項7】 前記硬質ローラーを前記熱硬化性樹脂付
き銅箔の樹脂溶融温度に加熱することを特徴とする請求
項1記載の多層プリント配線板の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11865499A JP3335945B2 (ja) | 1999-04-26 | 1999-04-26 | 多層プリント配線板の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11865499A JP3335945B2 (ja) | 1999-04-26 | 1999-04-26 | 多層プリント配線板の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000312064A JP2000312064A (ja) | 2000-11-07 |
| JP3335945B2 true JP3335945B2 (ja) | 2002-10-21 |
Family
ID=14741922
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11865499A Expired - Fee Related JP3335945B2 (ja) | 1999-04-26 | 1999-04-26 | 多層プリント配線板の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3335945B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6497487B2 (ja) | 2016-12-02 | 2019-04-10 | 株式会社村田製作所 | 多層配線基板 |
-
1999
- 1999-04-26 JP JP11865499A patent/JP3335945B2/ja not_active Expired - Fee Related
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|---|---|
| JP2000312064A (ja) | 2000-11-07 |
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