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JP3336626B2 - 監視装置 - Google Patents
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JP3336626B2 - 監視装置 - Google Patents

監視装置

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JP3336626B2
JP3336626B2 JP06145292A JP6145292A JP3336626B2 JP 3336626 B2 JP3336626 B2 JP 3336626B2 JP 06145292 A JP06145292 A JP 06145292A JP 6145292 A JP6145292 A JP 6145292A JP 3336626 B2 JP3336626 B2 JP 3336626B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は監視装置に関し、詳しく
は店舗、倉庫、催事場中の監視対象となる所定監視領域
を効率的あるいは多面的に撮像する監視装置に関する。
【0002】
【従来技術】従来、この種の監視装置としては、店舗、
倉庫、催事場中の所定監視領域に向けてテレビカメラを
設け、テレビカメラで撮像した画像を監視センター等に
集め、これをモニタテレビに表示するものがある。こう
した装置では、監視領域ごとに専用のテレビカメラが設
けられ、あるいは監視領域が広範囲であるときにはテレ
ビカメラをスキャンしたり、また重要な監視領域には複
数のテレビカメラを配備して多面的な監視を可能として
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
監視装置では、監視領域が広大な場合、あるいは監視点
が大きく離隔している場合など、テレビカメラのスキャ
ンによっても当該領域を監視し得ないことがあり、例え
ば大きな店舗や催事場などの監視を行なう際には、テレ
ビカメラの設置台数を増やさなければならなかった。ま
た、監視領域が特定の狭い範囲である場合であっても、
その監視領域が特に厳重な監視を必要とする場合、例え
ば重要物の展示位置などの監視にあっては、当該監視領
域を多面的に監視して死角をなくし、事象を的確に捕え
る必要がある。こうした場合には、当該監視領域の回り
に複数台のテレビカメラを配備せざるを得ず、高価かつ
操作の複雑な監視装置が必要となっていた。
【0004】本発明は上記問題点を解決し、広範囲な監
視領域あるいは最重要領域の多面的な監視を安価かつ簡
易なシステムで構築することを目的としてなされ、次の
構成を採った。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の監視装置は、店
舗、倉庫、工場、催事場などの所定監視領域を監視対象
として撮像する撮像手段と、前記監視領域に設置され、
該監視領域内あるいは該監視領域外からの光を反射また
は屈折させる視点変更手段と、前記撮像手段が撮像した
画像を表示する監視画像表示手段とを備えた監視装置に
おいて、前記撮像手段の姿勢を制御する姿勢制御手段を
備え、該姿勢制御手段は、前記撮像手段の姿勢を、一の
前記監視対象を直接に第一の視点から撮像する姿勢と、
前記一の監視対象が前記第一の視点とは異なる第二の視
点から映し出された前記視点変更手段を介して該一の監
視対象を撮像する姿勢とに切り換える制御を行なう手段
であることをその要旨とする。
【0006】ここで、視点変更手段とは、光の反射また
は屈折の作用を常時奏するものに限らず、ハーフミラー
のようにミラーの前後の明るさの相違により、反射光と
透過光との割合が違って見えるものや、カーセル等のよ
うに印加する電圧により反射あるいは透過の特性が変化
するもの、液晶等を利用して所定の信号が入力されたと
きにのみ鏡として作用するもの、また曲率が連続的に変
更可能な凹面あるいは凸面鏡などであってもよい。ま
た、撮像手段に対して視点変更手段を複数設けてもよ
く、その際には、複数の視点変更手段によって順次反射
あるいは屈折された光が最終的に撮像手段に至るような
複雑な経路を構築することも可能である。また、視点変
更手段を、監視領域内の、前記一の監視対象が第二の視
点から映し出される位置と、前記一の監視対象が前記第
一の視点および前記第二の視点とは異なる第三の視点か
ら映し出される位置に複数設置し、姿勢制御手段を、
記撮像手段の姿勢を、前記一の監視対象を直接に第一の
視点から撮像する姿勢と前記一の監視対象が第二の視点
から映し出された視点変更手段を介して該一の監視対象
を撮像する姿勢と前記一の監視対象が第三の視点から映
し出された視点変更手段を介して該一の監視対象を撮像
する姿勢とに切り換える制御を行なう手段とすることも
望ましい。撮像手段を、一の監視対象を異なる大きさ,
焦点,角度のうちの少なくとも一つで撮像する手段とす
ることも好適である。この場合において、一の撮像手段
につき、撮影される監視対象の大きさ,焦点,角度の組
み合わせを複数通りに設定する設定手段と、所定の期間
の経過に応じて複数の組み合わせを順次に切り換え、撮
像手段による撮像を実行する切換実行手段とを備えても
差し支えない。視点変更手段の姿勢を制御する制御手段
を備えることも可能である。視点変更手段を凸面鏡とし
てもよい。また、監視対象を時刻に応じて切り換える切
換手段や、監視対象を、所定のセンサ検出または所定の
操作に基づいて切り換える監視対象切換手段を備える構
成とすることも可能である。更に、撮像手段が撮像した
画像を連続画像およびコマ撮り画像の形態で録画可能な
録画手段と、該録画手段によって録画される一の形態
を、監視対象を切り換える所定のセンサ検出または所定
の操作の内容に応じて決定する録画形態決定手段とを備
える構成とすることも好適である。
【0007】
【作用】以上のように構成された本発明の監視装置で
は、撮像手段の姿勢を制御する姿勢制御手段が、該撮像
手段の姿勢を、一の監視対象を直接に第一の視点から撮
像する姿勢と前記一の監視対象が第一の視点とは異なる
第二の視点から映し出された視点変更手段を介して該一
の監視対象を撮像する姿勢とに切り換える。こうして姿
勢が切り換えられた撮像手段により、視点変更手段によ
って反射または屈折された監視領域内あるいは監視領域
外の光が画像化され、監視画像表示手段による監視が可
能となる。
【0008】
【実施例】以上説明した本発明の構成・作用を一層明ら
かにするために、以下本発明の監視装置の好適な実施例
について説明する。図1は、実施例としての監視装置の
ブロック図である。
【0009】図示するように、この監視装置は、周知の
CPU等を備えた電子制御装置1と、監視対象に配設さ
れたセンサ群3と、オペレータが種々の設定を行なうキ
ーボード5と、テレビカメラおよび鏡の姿勢制御入力を
行なうジョイスティック7と、10台のモニタテレビM
Ti(i=1,2,・・・10)と、タッチパネル12
が組み込まれたディスプレイパネル15と、20台のテ
レビカメラTVn(n=1,2,・・・20)およびそ
のカメラ姿勢制御装置CInと、20枚の鏡MLn(n
=1,2,・・・20)およびその鏡姿勢制御装置CM
nとから構成されている。これらの装置は、総て図示し
ないコンソールパネルに組み込まれている。
【0010】なお、本実施例では、モニタテレビMTi
の台数をテレビカメラTVnの台数より少なくしたが、
同数のモニタテレビMTiを設けても差し支えない。ま
た、テレビカメラTVnより多い台数のモニタテレビM
Tiを用意して、1ないし2台のモニタテレビMTiを
例えば表示面積や解像力の大きなメインモニタとして用
い、重要な画像をメインモニタに重複して表示する構成
とすることもできる。同様に、本実施例では鏡MLnを
テレビカメラTVnと同数としたが、テレビカメラTV
nより多く鏡MLnを設けたり、重要な箇所を監視して
いるテレビカメラTVnにのみ鏡MLnを設ける構成と
してもよい。
【0011】電子制御装置1は、CPU21,ROM2
2,RAM24,タイマ26などの素子のほかに、セン
サ群3に接続されその入力インターフェースを司るセン
サ入力ポート28、キーボード5およびジョイスティッ
ク7からの信号を入力するキー入力ポート30、ディス
プレイパネル15の液晶パネル32を制御する液晶パネ
ルインタフェース34、タッチパネル12からのデータ
入力を制御するタッチパネルインタフェース36、テレ
ビカメラTVn毎に設けられたカメラ姿勢制御装置CI
nのパン,チルト,ズーム,フォーカス用の各モータを
制御するカメラモータインタフェース38、そのテレビ
カメラTVnからの画像信号を選択的にモニタテレビM
Tiに出力するビデオセレクタ40、鏡姿勢制御装置C
Mnを上下方向あるいは左右方向にスキャンさせる各モ
ータを制御する鏡モータインタフェース42等を内蔵
し、これらをコモンバス43で相互に接続している。
【0012】なお、本実施例では、RAM24の一部を
図示しないバッテリでバックアップする構成をとってい
る。バックアップされたRAM24には、後述する撮像
条件等のデータが保存されるが、ROM22の一部をE
EPROMとしたり、フレキシブルディスクなどの外部
記憶装置にデータを保存する構成としても差し支えな
い。
【0013】センサ群3は、本実施例では、監視対象が
スーパーマーケットのような店舗であることから、キャ
ッシュレジスタの使用状態を検出するセンサ(特に現金
を収納する引き出しの開閉を検出するセンサ)、店内の
自動販売機の扉の開閉を検出するセンサ、店舗の出入り
口の自動扉の開閉を検出するセンサ、非常口の開閉を検
出するセンサ、あるいは陳列ケースの開閉を検出するセ
ンサ、などが設けられている。
【0014】キーボード5はジョイスティック7と共
に、カメラ姿勢制御装置CInや鏡姿勢制御装置CMn
を制御するものであり、ズームやフォーカスを調整する
矢印キー45、カメラ姿勢制御装置CInや鏡姿勢制御
装置CMnの選択、テレビカメラ毎の撮像条件番号PN
あるいはそれらの群であるテーブル番号TNを指定する
設定キー47、カメラや鏡の番号等を入力するテンキー
49、などが設けられている。
【0015】ジョイスティック7は、テレビカメラTV
nや鏡MLnのパン(垂直軸回りの回転位置)およびチ
ルト(上下方向の回転位置)を決めるもので、テレビカ
メラTVnあるいは鏡MLnいずれの姿勢制御を実行す
るかを選択するための2つの選択スイッチ(TV,M
L)8が設けられている。CPU21は、選択スイッチ
8の選択状態をキー入力ポート30を介して読み込み、
その選択された制御対象に対して、ジョイスティック7
の操作量に応じた姿勢制御を実行する。即ち、TVを指
定する選択スイッチ8が押されている場合には、スティ
ックを左右に倒すことでテレビカメラTVnがその方向
にパンし、前後に倒すことでチルトする。一方、MLを
指定する選択スイッチ8が押されている場合には、鏡M
Lnが、パンおよびチルトするのである。
【0016】次に、かかる姿勢制御の行なわれるテレビ
カメラTVnおよび鏡MLnの構成を、図2に基づいて
説明する。本実施例のテレビカメラTVnは、天井釣り
下げ型のものであり、全体を天井に固定するフランジ部
51Aからアーム部52Aを介してレンズ部53とカメ
ラ本体55が取り付けられている。フランジ部51Aに
は、カメラ全体を回転・駆動する図示しないカメラパン
用モータが組み込まれており、更にアーム部52Aに
は、カメラ本体55をこれを固定する固定部57Aごと
上下に回転・駆動する図示しないカメラチルト用モータ
が組み込まれている。また、カメラ本体55とレンズ部
53には、焦点距離を調整するフォーカス用モータとズ
ームの割合を調整するズーム用モータ(いずれも不図
示)とが組み込まれている。これらのモータは、直接に
はフランジ部51Aの上部に配設されたカメラ姿勢制御
装置CInにより駆動されているが、カメラ姿勢制御装
置CInは、カメラモータインタフェース38を介し
て、CPU21の指令を受けて各モータを制御してい
る。従って、CPU21は、所望のパン、チルト、ズー
ム(カメラの倍率)、フォーカス(焦点)を実現するこ
とができる。
【0017】鏡MLnも、テレビカメラTVnと同一の
天井釣り下げ型機構にてパン、チルトが実現される。す
なわち、鏡本体60は、全体を天井に固定するフランジ
部51Bから延出するアーム部52Bに対して、固定部
57Bを用いて取り付けられる。そして、前記同様に、
これらのフランジ部51Bには図示しない鏡パン用モー
タ、アーム部52Bには図示しない鏡チルト用モータが
組み込まれており、鏡本体60全体を回転・駆動(パ
ン)し、あるいは鏡本体60を固定する固定部57Bご
と上下に回転・駆動(チルト)することができる。CP
U21は、鏡モータインタフェース42を介し、フラン
ジ部51Bの上部に配設された鏡姿勢制御装置CMnへ
パン、チルト指令を送出することで、鏡本体60の姿勢
を所望の角度に制御することができる。
【0018】また、上記のように天井釣り下げされる2
0台のテレビカメラTVnと20枚の鏡MLnは、図2
に示すように、それぞれのテレビカメラTVnをパンお
よびチルトすることによって監視可能となる領域、即ち
テレビカメラTVnの視野内の所定の位置にそれぞれの
鏡MLnを配設して、一対の組を構成している。従っ
て、図示するごとく、テレビカメラTVnを駆動制御し
て鏡MLnの鏡面に映し出された像を撮像することによ
って、例えば店舗内のキャッシュレジスタXの上面を監
視し(図中の一点鎖線に示す光軸)、あるいはテレビカ
メラTVnをチルトすることで同レジスタXの前面を直
接的に撮像し、監視すること(図中の二点鎖線に示す光
軸)もできる。なお、両者では、光路長が異なるから、
監視箇所の変更に伴い、テレビカメラTVnの焦点と倍
率も制御している。
【0019】20台のテレビカメラTVnからの各画像
信号は、電子制御装置1のビデオセレクタ40に入力さ
れ、ここで適宜選択されて10台のモニタテレビMTi
に出力される。画像信号の選択の手法については後述す
る。
【0020】ディスプレイパネル15の液晶パネル32
は、バックライトを備えた透過型のものであり、液晶パ
ネルインタフェース34により駆動される。CPU21
は、予め入力されたデータに基づき、液晶パネル32
に、監視対象である店舗の平面図に相当する図形を表示
する。一方、液晶パネル32の表面に配置されたタッチ
パネル12は、オペレータが指もしくは専用のペンで押
さえた位置を入力する装置であり、縦32×横24程度
の分解能を有する。タッチパネル12は透明なので、オ
ペレータは、タッチパネル12下の液晶パネル32の表
示を視認しつつ、所望の位置をタッチパネル12を用い
て入力することができる。タッチパネル12とそのイン
タフェース36により、CPU21は、押された位置に
対応する区画番号Qを読み取ることができる。なお、セ
ンサ群3からの信号とタッチパネル12からの信号は、
いずれもCPU21に対しては、割込処理を要求する信
号として働く。
【0021】以上の構成を有する監視装置において、電
子制御装置1が実行する各種の処理について説明する。
図3はテレビカメラTVnの撮像条件を設定するルーチ
ンを示すフローチャート、図4は定常的な監視を実行す
る処理ルーチンを示すフローチャート、図5はセンサ群
からの信号やタッチパネル12の操作により割込処理と
して実行される監視割込処理ルーチンを示すフローチャ
ートである。撮像条件設定ルーチン(図3)から説明す
る。
【0022】本実施例の監視装置を設置した際、撮像条
件設定ルーチンを実行することにより、各テレビカメラ
TVn毎に撮像条件の設定が行なわれる。このルーチン
が実行されると、まずテーブル番号TNを指定する処理
が行なわれる(ステップ100)。本実施例の監視装置
では、20台のテレビカメラTVnについての複数の撮
像条件の組を何種類か持つことができ、その一の組の撮
像条件を特定する番号をテーブル番号と呼ぶ。テーブル
番号TNの指定は、キーボード5の設定キー(TN)4
7を押してからテンキー49を操作することにより行な
われる。
【0023】テーブル番号TNの設定に引き続いて、撮
像条件の設定を行なうカメラ番号CNの入力を行なう
(ステップ110)。カメラ番号CNも、キーボード5
の設定キー(CN)47とテンキー49との操作により
入力する。こうしてカメラ番号CNの入力を完了する
と、入力された番号CNのテレビカメラTVnからの画
像をモニタテレビMTiの一つに表示する(ステップ1
20)。
【0024】次に、タッチパネル12またはセンサ群3
と撮像対象との関連を設定する処理を行なう(ステップ
130)。これは、今から設定する撮像条件がどういう
条件が成立した時に優先的に表示するかを設定するもの
であり、例えば設定しようとする撮像条件がキャッシュ
レジスタのアップというものであれば、キャッシュレジ
スタの使用状態を検出するセンサからの検出信号とその
撮像条件とを関連付けるのである。また、タッチパネル
12の所定の場所を押したときに液晶パネル32に表示
された場所の画像を表示する場合には、タッチパネル1
2の操作箇所と設定しようとする撮像条件とが関連づけ
られる。更に、これらの関連は一対一である必要はな
く、一つのセンサもしくはタッチパネル12の一つの操
作箇所に対して複数の撮像条件を関連づけることも差し
支えない。なお、両者を関連付ける作業は、センサ群の
一つ一つおよびタッチパネル12の区画の一つ一つに割
り当てられた番号をキーボード5から入力し、特定の設
定キー(PN)47を操作することにより行なわれる。
【0025】両者を関連付ける作業が完了した後、撮像
条件番号PNを決定する処理を行なう(ステップ14
0)。撮像条件番号PNは、通常はそのテレビカメラT
Vnについて番号1からの連番として決定される。一つ
のテレビカメラTVnに関して、最大128の撮像条件
が設定可能である。
【0026】撮像条件番号PNが決まると、続いて、ス
テップ130で設定した撮像対象を、液晶パネル32の
対応する箇所を一定の大きさでブリンクさせることによ
り表示する(ステップ150)。この状態で、撮像画像
がモニタテレビMTiに表示されるているので、これを
見ながらキーボード5の矢印キー45を操作してテレビ
カメラTVnのズーム,フォーカスを、一方、ジョイス
ティック7および選択スイッチ8を操作して撮像方向を
決定するテレビカメラTVnおよび鏡MLnの姿勢(パ
ンとチルト)の設定を行なう(ステップ160)。
【0027】所望の画像が得られたところで設定キー
(PN)47を再度操作し、撮像条件を確定する(ステ
ップ170)。こうして入力された撮像条件は、図6に
示すように、各テーブル番号TN毎に、カメラ番号C
N、関連付けられたセンサ番号Sまたはタッチパネルの
区画番号Q、テレビカメラのチルト,パン,フォーカ
ス,ズームの条件Tc,Tp,Tf,Tzおよび鏡のチ
ルト,パン条件Mc,Mpと共に、バッテリによりバッ
クアップされたRAM24の所定の領域に格納される。
【0028】なお、本実施例では、テーブルにまとめら
れたこのデータをRAM24に記憶して用いるが、EE
PROM等に書き込んで使用しても良い。その際、RA
M24のデータがパリティエラー等を生じた場合にEE
PROMのデータに切り換えて使用する構成、停電など
が生じたときのリカバリーを人手に頼れない夜間にはR
AM24のデータに代えてPROMのデータを用いる構
成など、安全性を高める構成をとることもできる。
【0029】続いて、全撮像条件の入力が完了したか否
かの判断を行ない(ステップ180)、終了していなけ
ればステップ110に戻って、カメラ番号CNの入力か
ら上述した処理を繰り返す。全撮像条件の入力が完了し
ていれば、次に各テーブルの条件入力が完了したか否か
の判断を行なう(ステップ190)。店舗の場合、客の
出入りする昼間と無人となる夜間とでは、監視装置によ
り監視する場所が相当に異なるから、少なくとも2つの
テーブルを作製して、異なる内容の撮像条件の組を設定
・記憶する。従って、この場合には、上述した全処理が
各テーブル毎に行なわれ、20台のテレビカメラTVn
に関して128の撮像条件が2組、最大5120点の撮
像条件が設定されることになる。各テーブルについての
撮像条件の入力が完了すれば、「END」に抜けて、本
ルーチンを終了する。
【0030】以上説明した撮像条件の設定を完了した上
で、監視装置は使用される。実使用時には、監視装置
は、監視処理のルーチンを実行する。センサ等からの割
込が発生していない場合には、図4に示す定常監視処理
ルーチンが他の処理と共に繰り返し実行され、割込要因
が発生した場合には、図5に示す割込処理ルーチンが起
動されて実行される。
【0031】定常監視処理ルーチンでは、まず時刻等の
条件を判別し(ステップ200)、タイマ26にて計測
される時刻等が予め定めた所定の条件、例えば店舗の閉
店時刻となった場合には、テーブルを切り換えるとして
テーブル番号TNを切り換える処理を行なう(ステップ
210)。こうした条件としては、時刻の他、手動によ
る切替指示などが考えられる。特に条件が整っていなけ
れば、それまでのテーブル番号を継続する。
【0032】その後、タイマ26内で計時されているイ
ンターバルタイムIが経過したか否かの判断を行ない
(ステップ220)、インターバルタイムIが経過する
度に、各テレビカメラTVnの撮像条件をその番号PN
に従って順次切り換える共にビデオセレクタ40を制御
して、モニタテレビMTiの表示を切り換える処理を行
なう(ステップ230)。更に、切替後の画像を、図示
しないビデオテープレコーダにコマ撮り録画し(ステッ
プ240)、「NEXT」に抜けて本ルーチンを終了す
る。この定常監視ルーチンは、その他の定常的に実行さ
れるルーチンと共に繰り返し実行され、インターバルタ
イムI毎に、モニタテレビMTiの画像を順次切り換え
てゆく。
【0033】こうした定常監視処理が実行されている間
に、センサ群3の一つが検出信号を出力して割込がかか
ったり、タッチパネル12が操作されて割込がかかった
場合には、図5に示す割込処理ルーチンが起動され、ま
ず、検出信号を出力したセンサ番号Sまたはタッチパネ
ル12の操作された区画番号Qに対応した撮像条件番号
PNを読み出す処理を行なう(ステップ300)。撮像
条件番号PNの読み出しは、例えば図6に示したテーブ
ルの第3欄をサーチして、対応するセンサ番号Sもしく
はタッチパネル12の区画番号Qを捜し出し、これに対
応する第2欄の撮像条件番号PNを得ることにより実現
することができる。なお、センサ群3内の一つのセンサ
やタッチパネル12の一つの区画について撮像条件が2
以上存在することもありえるので、第3欄のサーチはテ
ーブル全体に対して行ない、該当する撮像条件が2以上
あれば、これらを総てRAM24の所定の領域に記憶し
ておく。
【0034】撮像条件番号PNを読みだした後、この番
号PNに従って、対応するカメラ番号CNのテレビカメ
ラTVn姿勢(パン,チルト),ズーム,フォーカスや
鏡MLn姿勢(パン,チルト)を制御する(ステップ3
10)。テレビカメラTVnや鏡MLnの各制御要素
は、図6に示したテーブルの第4欄および第5欄に記録
されており、この一群のデータに従ってパン,チルト等
を制御するのである。
【0035】テレビカメラTVnや鏡MLnを制御した
後、ビデオセレクタ40を切り替えて、姿勢等が制御さ
れたテレビカメラTVnが撮像した画像をモニタテレビ
MTiに表示する処理を行なう(ステップ320)。そ
の後、モニタテレビMTiに表示した画像の撮像条件に
関連する撮像条件が他にあるかを判別し(ステップ33
0)、RAM24に記憶した関連条件の数だけ、関連し
た撮蔵条件のテレビカメラTVnや鏡MLnのパン等を
制御し、かつそのテレビカメラTVnの撮像した画像を
モニタテレビMTiに表示する処理を繰り返す(ステッ
プ340)。この結果、10台のモニタテレビMTiの
うちの数台には、検出信号を出力したセンサまたはタッ
チパネル12の操作された区画に関連した画像が表示さ
れることになる。
【0036】かかる表示の際、画像を表示したモニタテ
レビMTiにスーパーインポーズしたりや表示ランプを
点灯する等の方法で、センサ等の信号により切替表示さ
れた画像であることを示しても良い。また、検出信号を
出力したセンサの位置をディスプレイパネル15上に表
示しても良い。スーパーインポーズとして日付や時刻、
更に要因となったセンサの番号などを用いることも好適
である。
【0037】その後、ビデオテープレコーダによる画像
の録画をコマ撮り録画に代えて連続録画とし(ステップ
350)、「RTN」に抜けて本ルーチンを終了する。
ビデオテープレコーダの録画を連続とするのは、センサ
等からの検出信号が入力したということは、現金の出し
入れなどの事態が発生したということであり、緊急事態
の発生または発生の可能性が生じたということであり、
こうした事態に備えて、より詳細な録画を得るためであ
る。なお、タッチパネル12の操作により画像の表示を
切り換えた場合には、連続録画に切り換えずにそのまま
コマ撮り録画を継続することも考えられる。
【0038】以上説明した本実施例の監視装置によれ
ば、店舗に配設したセンサ群3からの検出信号が入力さ
れたときもしくは店舗を表示したディスプレイパネル1
5の所望の位置に触れたとき、これらのセンサ群3もし
くはタッチパネル12の区画に対応付けられた画像を、
直ちにモニタテレビMTiに表示することができる。し
かも、20台のテレビカメラTVnでありなが、そのパ
ン,チルト,ズーム等を制御することで、最大2560
の画像を取り込んで表示することができる。従って、例
えば通常は店舗内の大まかな画像を順次切り換えて表示
し、キャッシュレジスタや自動販売機等が使用されると
きには、全体を撮影していたテレビカメラTVnを制御
して、使用されるその機器の周辺をアップで撮影し、機
器周辺の詳細な画像を表示するといった使い方が可能に
なる。
【0039】しかも、それぞれのテレビカメラTVnに
対応して鏡MLnが設けられているため、単一のテレビ
カメラTVnをパン等するだけで同一の場所を異なる視
点から撮影することもできるので、必要な場合には、異
なる方向から撮像した画像を表示することができ、状況
を一層詳細に把握することが可能となる。すなわち、2
0台のテレビカメラTVnだけで構成される監視装置で
ありながら、監視の視点としては鏡MLnの配置された
20箇所を含めた合計40の視点から総合的な監視体制
を構築することができる。また、タッチパネル12を操
作することで、所望の位置の画像を直ちに表示させるこ
ともできる。
【0040】更に、本実施例では、センサやタッチパネ
ル12の区画により定まる撮像条件に、他の撮像条件を
関連付けておくことができるので、所定の事態が発生し
たとき、効率よくかつ的確に必要な画像を表示し録画す
ることができる。例えば、防犯ボタンが押されたとき
に、押されたボタンの周辺の画像と共に、これに関連付
けられた他の画像として、逃走経路となりそうな出入口
近傍の拡大画像を同時に表示するといった構成をとるこ
とができる。その際、当該拡大画像を鏡MLnの反射を
利用して撮像するようにテレビカメラTVnと鏡MLn
の配置およびテレビカメラTVnの焦点距離と倍率を決
定すれば、出入口近傍から視認されるものは鏡MLnだ
けとなり、監視装置の存在を知られることなく画像を記
録することができる。
【0041】また、本実施例では、複数のテーブルを用
意して複数組の撮像条件を記憶することができるので、
例えば昼間と夜間のように撮影すべき対象や監視の視点
を異ならせた方が効率の良い場合、テーブルを切り換え
ることで容易に対応することができる。1テーブル当た
り最大2560の撮像条件を記憶できることから、テー
ブルを2組持てば5120の撮像条件を実現できること
になり、監視をより確実なものにすることができる。こ
うしたテーブルの切替としては、店舗であれば開店中と
閉店後、店内と倉庫などを考えることができ、催事場な
どでは同様に開場中と閉場後のほか、開門時と閉門時の
ように人の流れが逆になる場合、展示のみの催事と販売
を行なう催事の場合などの使い分けを考えることができ
る。なお、テーブルは2つに限る必要はなく、一つでも
良いし3以上であっても良い。
【0042】このほか本実施例では、監視対象を液晶パ
ネル32により表示しているので、店舗の模様替えや増
改築などにより監視対象が変更された場合でも、データ
を変更するだけで簡単に対応することができる。また、
データを入れ換えるだけで、表示を変更できるので、機
器の汎用性も高いものとなっている。しかも、この液晶
パネル32上にタッチパネル12を配置し、オペレータ
が直接指等で表示させたい区画を指示することができ、
使い勝手に優れるという特徴も有する。なお、このディ
スプレイパネル15は、電子制御装置1から分離し、無
線,超音波もしくは赤外線によるリモートコントロール
可能な構成としても良い。リモートコントロール可能と
すれば、モニタテレビMTiが設置されたコンソールパ
ネルの近くに常駐する必要がなくなるので、複数台のモ
ニタテレビMTiの全体を視認できる位置を自由に選ぶ
ことができ、全体を監視しつつ、所望の区域の画像を自
由に参照することができる。また、ディスプレイパネル
15と共にキーボード5,ジョイスティック7も分離し
て、撮像条件の設定やズームキーもしくはジョイスティ
ック7によるテレビカメラTVnの手動操作などを可能
にすることも好適である。
【0043】以上本発明の一実施例について説明した
が、本発明の監視装置のテレビカメラTVnと鏡MLn
との組み合わせは監視対象の条件により適宜決定される
ものである。例えば、図7に示すように、鏡MLを固定
式として安価に監視装置を構成してもよく、このような
構成であっても、1台のテレビカメラTVによって出入
口近傍やそのテレビカメラTVからは死角となる柱の後
部エリアAの監視まで実現することができる。同様に、
テレビカメラの大きな死角は、当該テレビカメラの設置
されている場所であり、1台のテレビカメラだけではそ
のカメラへの破壊工作を監視することは不可能である。
しかし、本発明の監視装置によれば、テレビカメラが自
らの設置場所をも監視することが可能となり、監視装置
の信頼性も大きく向上する。
【0044】また、8図に示すように、1台のテレビカ
メラTV当たりの鏡MLの設置数を2以上とし、高価な
テレビカメラTVの台数を増やすことなく監視の視点を
更に増やすことで、監視対象を多面的に捕らえ、より正
確な状況の把握が可能となる。
【0045】その他、鏡MLとして最も一般的な平面鏡
を使用するばかりでなく、凸面鏡を使用すること容易に
監視範囲を拡大することができ、またその曲率が変更可
能な凸面鏡を利用すれば、その監視範囲を自由に制御す
ることも可能となるなど、テレビカメラTVとして不足
する機能を鏡MLとの組み合わせで実現することができ
る。
【0046】なお、以上のような本発明の監視装置は、
単に店舗などの監視に留まらず、火災検出センサなどと
組み合わせて防災用に用いた構成、工場の生産ラインに
適用してロボットや自動加工機の運転と連動させ無人工
場とした構成、警備保障会社や警察・消防署などへの報
知システムと連動した構成あるいはパチンコホールなど
の遊技場に適用した構成など、本発明の要旨を逸脱しな
い範囲において、種々なる態様で実施し得ることは勿論
である。
【0047】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の監視装置
によれば、撮像手段の姿勢を制御する姿勢制御手段が、
該撮像手段の姿勢を、一の監視対象を直接に第一の視点
から撮像する姿勢と前記一の監視対象が第一の視点とは
異なる第二の視点から映し出された視点変更手段を介し
て該一の監視対象を撮像する姿勢とに切り換える。こう
した撮像手段の姿勢の切り換えにより、撮像手段の監視
領域に設けられた視点変更手段により反射または屈折さ
れた光が撮像手段に至り、画像化され、監視画像表示手
段による監視が可能となる。従って、撮像手段を増設す
ることなく容易に監視領域を拡大し、監視の視点を多面
的とすることができ、更に、撮像手段と視点変更手段と
の総合的な光学機能を自由に設計して所望の監視状況を
構築できるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例としての監視装置の概略構成
図である。
【図2】そのテレビカメラTVnおよび鏡MLnの設置
および機能の説明図である。
【図3】その監視装置の電子制御装置が実行する撮像条
件設定ルーチンのフローチャートである。
【図4】同じく電子制御装置が実行する定常監視処理ル
ーチンのフローチャートである。
【図5】同じく電子制御装置が実行する監視割込処理ル
ーチンのフローチャートである。
【図6】撮像条件などの記憶の様子を示す説明図であ
る。
【図7】テレビカメラTVと鏡MLとの他の配置を示す
説明図である。
【図8】同じくテレビカメラTVと鏡MLとの他の配置
を示す説明図である。
【符号の説明】
1 電子制御装置 3 センサ群 5 キーボード 7 ジョイスティック 12 タッチパネル 15 ディスプレイパネル 21 CPU 28 センサ入力ポート 30 キー入力ポート 32 液晶パネル 38 カメラモータインタフェース 42 鏡モータインタフェース 51A,51B フランジ部 52A,52B アーム部 53 レンズ部 55 カメラ本体 57A,57B 固定部 60 鏡本体 CIn カメラ姿勢制御装置 CMn 鏡姿勢制御装置

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 店舗、倉庫、工場、催事場などの所定監
    視領域を監視対象として撮像する撮像手段と、 前記監視領域に設置され、該監視領域内あるいは該監視
    領域外からの光を反射または屈折させる視点変更手段
    と、 前記撮像手段が撮像した画像を表示する監視画像表示手
    段とを備えた監視装置において、 前記撮像手段の姿勢を制御する姿勢制御手段を備え、 該姿勢制御手段は、前記撮像手段の姿勢を、一の前記監
    視対象を直接に第一の視点から撮像する姿勢と、前記一
    の監視対象が前記第一の視点とは異なる第二の視点から
    映し出された前記視点変更手段を介して該一の監視対象
    を撮像する姿勢とに切り換える制御を行なう手段である
    監視装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の監視装置であって、 前記視点変更手段は、前記監視領域内の、前記一の監視
    対象が第二の視点から映し出される位置と、前記一の監
    視対象が前記第一の視点および前記第二の視点とは異な
    る第三の視点から映し出される位置に複数設置されてお
    り、 前記姿勢制御手段は、前記撮像手段の姿勢を、前記一の
    監視対象を直接に第一の視点から撮像する姿勢と前記一
    の監視対象が第二の視点から映し出された視点変更手段
    を介して該一の監視対象を撮像する姿勢と前記一の監視
    対象が第三の視点から映し出された視点変更手段を介し
    て該一の監視対象を撮像する姿勢とに切り換える制御を
    行なう手段である監視装置。
  3. 【請求項3】 前記撮像手段は、一の監視対象を、異な
    る大きさ,焦点,角度のうちの少なくとも一つで撮像す
    る手段である請求項1または2に記載の監視装置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の監視装置であって、 一の前記撮像手段につき、撮影される監視対象の大き
    さ,焦点,角度の組み合わせを複数通りに設定する設定
    手段と、 所定の期間の経過に応じて前記複数の組み合わせを順次
    に切り換え、前記撮像手段による撮像を実行する切換実
    行手段とを備えた監視装置。
  5. 【請求項5】 前記視点変更手段の姿勢を制御する制御
    手段を備えた請求項1ないし4のいずれかに記載の監視
    装置。
  6. 【請求項6】 前記視点変更手段が凸面鏡である請求項
    1ないし5のいずれかに記載の監視装置。
  7. 【請求項7】 前記監視対象を時刻に応じて切り換える
    切換手段を備えた請求項1ないし6のいずれかに記載の
    監視装置。
  8. 【請求項8】 前記監視対象を、所定のセンサ検出また
    は所定の操作に基づいて切り換える監視対象切換手段を
    備えた請求項1ないし7のいずれかに記載の監視装置。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載の監視装置であって、 前記撮像手段が撮像した画像を連続画像およびコマ撮り
    画像の形態で録画可能な録画手段と、 該録画手段によって録画される一の形態を、前記監視対
    象を切り換える所定のセンサ検出または所定の操作の内
    容に応じて決定する録画形態決定手段とを備えた監視装
    置。
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