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JP3342507B2 - Lanの制御方法 - Google Patents
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JP3342507B2 - Lanの制御方法 - Google Patents

Lanの制御方法

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JP3342507B2
JP3342507B2 JP13854892A JP13854892A JP3342507B2 JP 3342507 B2 JP3342507 B2 JP 3342507B2 JP 13854892 A JP13854892 A JP 13854892A JP 13854892 A JP13854892 A JP 13854892A JP 3342507 B2 JP3342507 B2 JP 3342507B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、独立した複数のパー
ソナルコンピュータ等の各種の機器を相互接続したロー
カルエリアネットワーク(LAN)の制御方法に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】ローカルエリアネットワーク(LAN)
は、ある限られた地域内に分散配置されているコンピュ
ータ,端末装置,パーソナルコンピュータ等の機器を相
互接続して通信できるように構成されている。このLA
Nを構成するパーソナルコンピュータ(以下、「パソコ
ン」と略称する)等の機器には、レジューム機能を備え
たものがある。
【0003】このレジューム機能とは、バッテリーバッ
クアップ付で、電源がオフ(電源スイッチ又はソフトウ
エアによる)になった時に、その作業中の内容をメモリ
(VRAM,RAM等)に保存し、次に電源がオンにな
った時に、電源がオフになる前の状態に戻す機能であ
る。これは、主にノートタイプやラップトップタイプの
バッテリ駆動型のパソコンで、バッテリの消耗を最小限
に抑え、且つシステム起動の手間を不要にする便利な機
能である。
【0004】この場合の電源オフは、完全に電源が切れ
ている訳ではなく、CPUやメモリなどの主要な回路が
スリープモード(必要最少限の電源しか供給されていな
い状態)となっている状態である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】通常、LANを構成す
る機器(パソコン等)では、仮想回線を確立している機
器に対して、定期的にパケットを送信して応答を待ち、
一定時間以上応答がない場合に、仮想回線相手の機器が
何等かの理由、例えばリセット等により応答できないと
判断して、仮想回線を切断するという機能を持ってい
る。このような機能を持たない機器であっても、パケッ
トを送信したときにそのパケットを正常に受信した旨を
知らせる応答がない場合には、再送して応答がないとき
に仮想回線を切断する。
【0006】このため、レジューム機能を有する機器に
おいて、電源をオフしてレジユーム機能によってスリー
プモードに入っていると、仮想回線を確立している機器
からの要求に応答できないため、仮想回線が切断されて
しまい、レジューム機能を活用することができないとい
う短所があった。
【0007】また、LANを使ってデータの送受信をす
るときには、LANインタフェースが割込要求信号を機
器のCPUに送り、CPUはこの割込要求信号を受け取
ると、進行中のプログラムを中断してLANインタフェ
ースからの命令を実行する。ところが、機器が前述のレ
ジューム機能によってスリープ状態になっている場合に
は、そのCPUがこの割込信号を受け取れないため、通
信相手はその機器が何らかの異常な状態であると判断し
て、その機器との仮想回線を一方的に切断してしまうた
め、通信エラーとなる。
【0008】この発明は上記の点に鑑みてなされたもの
であり、パソコン等のレジューム機能を活用することが
できるLANの制御方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明に係るLANの
制御方法は、レジューム機能を有する機器が電源をオフ
してスリープモードに入る時に、ネットワーク上で仮想
回線を確立している他の機器に対して、スリープモード
に入ることを知らせるメッセージを有するパケットを送
信し、次に電源をオンした後も電源をオフする前と変わ
らないネットワーク環境を得ることを特徴とする。ま
た、上記スリープモードに入ることを知らせるメッセー
ジ内に、他の機器に自らのネットワーク処理機能を代り
に実行してもらうデータを含めるとよい。
【0010】
【0011】
【作用】この発明においては、レジューム機能を有する
機器がLAN上の他の機器と仮想回線を確立している場
合に、電源をオフしてスリープモードに入るときに他の
機器に対してスリープモードに入ることを知らせるメッ
セージを送ることにより、電源をオフしてから電源をオ
ンする間もネットワーク環境を保存することができる。
【0012】また、スリープモードに入ることを知らせ
るメッセージ内に、他の機器に自らのネットワーク処理
機能を代りに実行してもらうデータを含ませることによ
り、電源をオフしたときに他の機器に自らのネットワー
ク処理機能を代りに実行してもらうことができる。
【0013】
【0014】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づいて具
体的に説明する。図2は代表的なLANの全体の綱形態
を示す構成図である。図に示すように、パソコン1〜4
が中央制御局5に接続されている。そして、パソコン1
はレジューム機能、すなわちバッテリーバックアップ付
で、電源をオフしてスリープモードに入ったときにもV
RAM,RAM等のデータが保存される機能を有する。
【0015】そして、図2の信号シーケンスに示すよう
に、現在、パソコン1がパソコン2,3と仮想回線を確
立しているものとすると、パソコン1とパソコン2,3
は相互に定期的にパケットを送信し相手の応答を待って
いる。
【0016】この状態でレジューム機能を有するパソコ
ン1の電源スイッチがオフになると、パソコン1のCP
Uに割り込みが入り停止処理に入る。この停止処理に入
るとパソコン1からパソコン2とパソコン3に、図3に
示すような宛先アドレスと発信元アドレス及びスリープ
モードに入る旨のメッセージを知らせるパケット6を送
信する。
【0017】このパケット6を受信したパソコン2とパ
ソコン3は、パソコン1が電源をオフしてスリープモー
ドになったことを知り、パソコン1との間に確立された
仮想回線への発信を中止する。しかし、この場合パソコ
ン1との仮想回線は保持しておく。そしてスリープモー
ドに入ったパソコン1はレジューム機能を発揮してい
る。
【0018】次に、パソコン1の電源スイッチがオンに
なると、パソコン1は起動処理でパソコン2とパソコン
3に、図4に示すような起動を表わすメッセージを知ら
せるパケット7を同時に送信する。パソコン2とパソコ
ン3はこのメッセージを受けるとパソコン1との仮想回
線を開放し、パソコン1と相互に送受信を再開する。こ
のように処理することにより、パソコン1の使用者は全
く意識せずに、パソコン1のレジューム機能を実現する
ことができる。
【0019】なお、上記実施例においてはパソコン1が
電源オフになった場合、仮想回線が確立されているパソ
コン2,3にはスリープモードに入る旨のメッセージを
知らせるパケット6が送信され、パソコン2,3はパソ
コン1がスリープモードになっていることを知っている
のでパケットの送受信を行なわないが、他のパソコン4
はそれを知らないため、パソコン1へコネクタ要求やブ
ロードキャスト型の送信を行なうことがある。その場
合、パソコン1からパソコン4には応答がないため、ネ
ットワークにエラーが生じることになる。そのため、こ
のエラーを回避する必要がある。
【0020】そこで、パソコン1からパソコン2,3に
スリープモードに入る旨のメッセージを知らせるパケッ
トを送信するときに、最初に送信するパソコン2へのパ
ケットに、図5に示すように、パソコン1の代替処理要
求を示すメッセージを付加する。パソコン2はこのパケ
ット6′を受信すると、パソコン4からブロードキャス
ト型のパケットを受信した時、パソコン1に代わってそ
の応答処理も行なう。
【0021】例えば、パソコン1が電源オフでスリープ
モードの状態のときに、パソコン4がパソコン1という
名前てネットワークを起動しようとした時、パソコン1
は応答できないため、パソコン2がパソコン4に応答を
返すという処理を行なう。また、パソコン4がパソコン
1と仮想回線を確立しようとしたとき、ブロードキャス
ト型のパケットを送信してパソコン1の応答を待つが、
パソコン1は応答できないため、パソコン2がパソコン
4へ「パソコン1はスリープ状態である」旨のパケット
を送信する。
【0022】このようにして、パソコン1がスリープモ
ードに入っているとき、ネットワークにエラーが生じる
ことを回避することができる。上記実施例では、説明を
簡単にするために複数のパソコンのみがネットワークに
接続されたLANにこの発明を適用した場合の例を説明
したが、パソコン以外の機器(ワークステーション,デ
ィスプレイ,プリンタ,FAX等を含む各種端末装置な
ど)を接続してもよいことは勿論である。
【0023】次に、この発明の他の実施例を図6によっ
て説明する。図6は、この実施例におけるレジューム機
能を備えたパソコン等の機器の要部を示すブロック構成
図である。
【0024】この機器は、中央処理装置であるCPU1
0,プログラムメモリであるROM11,データメモリ
であるRAM12,バッテリを用いた電源ユニット(P
SU)13,電源スイッチ14,割込コントローラ1
5,レジュームコントローラ16,LANインタフェー
ス17,及びこれらを接続するシステムバス18を備え
ている。そして、LANインタフェース17が、図示し
ないLANのネットワーク及び図2に示した中央制御局
を介して他のパソコン等の機器に接続される。
【0025】そのLANインタフェース17からの割込
要求線がレジュームコントローラ16と割込コントロー
ラ15を通って、CPU10に接続されている。この実
施例において、LANを使ってデータの送受信をすると
きには、LANインタフェース17から送信信号TxD
を送り、他の機器から受信信号RxDを受ける。
【0026】電源スイッチ14がオンの時には、電源ユ
ニット13が直流電圧Vccを出力して、CPU10,R
OM11,RAM12等に規定の電圧を供給している
が、電源スイッチ14がオフにされると、レジュームコ
ントローラ16が機能して、CPU10やRAM12な
どの主要な回路に必要最少限の電圧を供給してスリープ
モードの状態にする。
【0027】このスリープモードの状態のときに、ネツ
トワークに接続された他の機器から通信要求があると、
LANインタフェース17がそれを受信して割込要求信
号をレジュームコントローラ16へ送る。レジュームコ
ントローラ16はその割込要求信号を受け取ると、一旦
それを内部に保持し、スリープ状態を解除するために電
源ユニット13に指令を送って電源オン状態にし、各回
路に正規の電圧を供給させる。
【0028】そして、システム処理が再開された後(機
器を正常な動作状態に復帰させるレジュームに要する一
定時間後)に、レジュームコントローラ16が保持して
いた割込要求を割込信号IRQとしてCPU10へ送
る。このレジュームコントローラ16にはステータスレ
ジスタがあり、レジュームした要因をCPU10が読み
取ることができる。その要因としてはLANのネットワ
ークに接続された他の機器からの通信要求による割込信
号と電源スイッチ14のオンの2つがある。
【0029】CPU10は割込信号IRQを受け取る
と、進行中のプログラムを中断してLANインタフェー
ス17からの命令を実行する。一連の割込処理の終わり
にレジュームコントローラ16のステータスレジスタを
読み取り、割り込み前の状態(スリープか通常の電源ス
イッチONか)を判断し、スリープであったときは、割
込処理の終わりでレジュームコントローラ16を元のス
リープ状態に戻す。
【0030】それによって、レジュームコントローラ1
6は電源ユニット13に指令を送って必要最小限の電源
供給状態にさせる。なお、割込コントローラ15には他
の各種周辺機器からの複数の割込ラインも接続されてお
り、それらからの割込信号も受け付けるようになってい
る。
【0031】図7は上記実施例を一部変更した実施例の
機器の要部を示すブロック構成図であり、レジュームコ
ントローラと割込コントローラの機能が前述の実施例と
異なっている。
【0032】この実施例のレジュームコントローラ1
6′は、複数の割込要求信号を入力可能する割込信号入
力線(LANインタフェース17からの割込要求のほか
に他の周辺機器からの割込ラインも含む)及び出力線
(INT0〜INT3)を有し、その各入力信号線毎に
レジュームを有効にするか否かを指定するマスタレジス
タを設ける。そのレジスタはCPU10から操作できる
ものとする。
【0033】そして、この機器がスリープ動作に入る直
前にこのレジスタを操作して、スリープ中に複数の割込
要求信号の中から必要な割込信号だけを受け付け、不要
な割り込みをマスクする。また、複数の割り込みを許可
し、それらが同時に入力されたときには、割込コントロ
ーラ15′が割り込みの優先順位を決定する。その他の
作用は前述の実施例と同様であるので、その説明を省略
する。
【0034】
【発明の効果】以上説明してきたように、請求項1の発
明によれば、レジューム機能を有するパソコンがLAN
上の他のパソコンと仮想回線を確立している場合に、電
源をオフしてスリープモードに入るときに他のパソコン
に対してスリープモードに入ることを知らせるメッセー
ジを送ることにより、電源をオフしてから電源をオンす
る間もネットワーク環境を保存することができ、本来の
レジューム機能を使用者が意識せずに活用することがで
きる。
【0035】請求項2の発明によりば、スリープモード
に入ることを知らせるメッセージ内に、他のパソコンに
に自らのネットワーク処理機能を代りに実行してもらう
データを含ませることにより、電源をオフしたときに他
のパソコンに自らのネットワーク処理機能を代りに実行
してもらうことにより、他のパソコンのブロードキャス
トのパケットを処理することができ、ネットワークにエ
ラーが生じることを回避することができる。
【0036】
【図面の簡単な説明】
【図1】図1に示すLANにおけるこの発明の実施例の
動作を示す信号シーケンス図である。
【図2】この発明を適用するLANの全体の綱形態の一
例を示す構成図である。
【図3】図1及び図2に示すレジューム機能を有するパ
ソコン1が電源オフになった場合にスリープモードに入
る旨のメッセージを知らせるパケットのデータフレーム
を示す図である。
【図4】同じくパソコン1が電源オンになった場合に起
動を表わすメッセージを知らせるパケットのデータフレ
ームを示す図である。
【図5】同じくパソコン1がスリープモードに入る旨の
メッセージを知らせるパケットの他の例のデータフレー
ムを示す図である。
【図6】この発明の他の実施例におけるレジューム機能
を備えたパソコン等の機器の要部を示すブロック構成図
である。
【図7】図6の実施例を一部変更したさらに他の実施例
の機器の要部を示すブロック構成図である。
【符号の説明】
1〜4 パソコン 5 中央制御局 6,
6′,7 パケット 10 CPU 11 ROM 12 R
AM 13 電源ユニット 14 電源スイッチ 15,15′ 割込コントローラ 16,16′ レジュームコントローラ 17 LANインタフェース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 12/28 H04L 12/40 G06F 1/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レジューム機能を有する機器が電源をオ
    フしてスリープモードに入る時に、ネットワーク上で仮
    想回線を確立している他の機器に対して、スリープモー
    ドに入ることを知らせるメッセージを有するパケットを
    送信し、次に電源をオンした後も電源をオフする前と変
    わらないネットワーク環境を得ることを特徴とするLA
    Nの制御方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のLANの制御方法におい
    て、スリープモードに入ることを知らせるメッセージ
    に、他の機器に自らのネットワーク処理機能を代りに実
    行してもらうデータを含めることを特徴とするLANの
    制御方法。
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