JP3343568B2 - トンネル掘削機 - Google Patents
トンネル掘削機Info
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Description
にトンネル軸心周りに揺動可能に設けられるカッタヘッ
ドと、このカッタヘッドを揺動させる揺動機構とを備え
るトンネル掘削機に関するものである。
削機本体の前部に設けられるカッタヘッドを回転させな
がら地山の掘削を行うようにされている。この場合、カ
ッタヘッドは、油圧モータもしくは電動モータの回転力
をギアもしくはスプロケットもしくはそれと同等の機能
を有する回転トルク伝達機構に伝達することにより回転
される。
においては、これら油圧モータもしくは電動モータの1
台当たりの出力トルクが小さいため、大きな回転トルク
を必要とするトンネル掘削機の場合に、所要掘削回転ト
ルクを得るために多数のモータを設置する必要があった
り、あるいはカッタヘッドに連結されたギアなどを大き
くして減速比を大きく確保する必要があった。このた
め、カッタヘッドの駆動部が全体として大掛かりにな
り、掘削機本体内にその駆動部を設置するのが困難であ
ったり、製作コストが嵩むといった問題点があった。
特開平10−140979号公報および特許第2872
656号公報には、前部に設けられるカッタヘッドをジ
ャッキにより揺動駆動させるトンネル掘削機が提案され
ている。
案されているトンネル掘削機50は、図9(a)に示さ
れるように、前部に設けられるカッタヘッドを揺動させ
て矩形等の異形断面を掘削するものであり、そのカッタ
ヘッドの揺動機構は、前記カッタヘッドの主軸51に固
着される4本のブラケット52a,52b,52c,5
2dと、掘削機本体57の内壁面に固着される各ブラケ
ット53a,53b,53c,53dと、各ブラケット
52a〜52d;53a〜53dの間にそれぞれ装着さ
れる揺動ジャッキ54a,54b,54c,54dとに
より構成される。
0においては、前記揺動ジャッキ54a〜54dのうち
の互いに対角線の位置にある一対の揺動ジャッキ54
a,54cを伸長方向に作動させると同時に、他の一対
の揺動ジャッキ54b,54dを収縮方向に作動させる
ことでカッタヘッドを所定角度回動させ(図9
(b))、この回動の後に前記一対の揺動ジャッキ54
a,54cを収縮方向に作動させると同時に、他の一対
の揺動ジャッキ54b,54dを伸長方向に作動させる
ことで、カッタヘッドを逆方向に所定角度回転させ(図
9(c))、これら各作動を交互に繰り返し行なうこと
で前記カッタヘッドに所定の角度範囲内での揺動運動を
行わせるようにされている。
開示されるトンネル掘削機61は、図10に示されるよ
うに、前部に設けられるカッタヘッドをトンネル軸心周
りに揺動させて掘削するものであり、この揺動機構が直
線的に往復動可能な油圧シリンダ62と、この油圧シリ
ンダ62により往復動されるラック63と、このラック
63の往復動をカッタヘッドの揺動運動に変換して伝達
するようにカッタヘッドの主軸64に取り付けられるス
プロケット65とを有する構造とされている。
開平10−140979号公報に提案されているトンネ
ル掘削機50においては、カッタヘッドの揺動行程端
(図9(b)(c))で各揺動ジャッキ54a〜54d
が最も出力トルクを発生できない位置となってしまう。
なお、各揺動ジャッキ54a〜54dは、そのストロー
ク中央付近で最も大きな出力トルクを発生させている。
この揺動機構を例えば円形断面のカッタヘッドに適用し
た場合には、揺動ジャッキの配置によりカッタヘッドの
揺動行程端で出力トルクの減少がより顕著となり、トル
ク不足が生じ掘削が不安定になるという問題点がある。
一方、十分な掘削トルクを得るためには、必要以上に高
出力の揺動ジャッキが必要になるという問題点がある。
開示されるトンネル掘削機61の揺動機構においては、
油圧シリンダ62の伸縮速度に対するカッタヘッドの角
速度を一定に保つことができるため、回転位置によるト
ルク変動がなく、安定した掘削が行なえるが、構造が複
雑であるとともに、カッタヘッドに伝達される揺動力の
反力が前記油圧シリンダ62を撓ませる方向に作用して
しまうため、油圧シリンダ62の剛性を上げざるを得な
いという問題点がある。このため、前記揺動機構が全体
として大掛かりなものになってしまう。
めになされたもので、揺動式のカッタヘッドを備える形
式のトンネル掘削機において、小型で簡易な構成の揺動
機構により、十分な掘削力が得られ、掘削断面形状を問
わず常に安定した掘削を行なうことができるようにする
ことを目的とするものである。
れた目的を達成するために、本発明によるトンネル掘削
機は、掘削機本体の前部にトンネル軸心周りに揺動可能
に設けられるカッタヘッドと、このカッタヘッドを揺動
させる揺動機構とを備えるトンネル掘削機において、前
記揺動機構が、前記カッタヘッドの駆動軸から半径方向
に突設されるアームと、このアームに一端が枢着される
とともに他端が掘削機本体に枢着されるカッタ揺動ジャ
ッキと、前記アームに一端が枢着されるとともに他端が
掘削機本体に枢着されるアシストジャッキを備え、この
アシストジャッキが、前記カッタ揺動ジャッキの伸縮に
より揺動する前記カッタヘッドの揺動行程端に近づくに
つれてそのカッタヘッドに加えられるトルクが大きくな
るように配置されることを特徴とするものである。
れるとともに他端が掘削機本体に枢着されるカッタ揺動
ジャッキを伸縮させて、前記アームに揺動力を伝達して
カッタヘッドを揺動させ、このカッタヘッドの揺動角度
が大きくなるに従って、一端がアームに枢着されるとと
もに他端が掘削機本体に枢着されるアシストジャッキを
伸長させる。こうしてアームの回動に伴いカッタヘッド
が揺動されるに際して、カッタ揺動ジャッキによりカッ
タヘッドに加えられるトルクが減少するのに対してアシ
ストジャッキによりカッタヘッドに加えられるトルクを
増大させて、カッタヘッドトルクの減少が抑制される。
りカッタヘッドに加えられるトルクの減少を補うように
アシストジャッキが設けられる非常に簡易な構成で、か
つその揺動機構の装着スペースをコンパクトにすること
ができるとともに、掘削断面形状を問わずカッタヘッド
トルクの減少を抑えて十分な掘削力が得られ、常に安定
した掘削を行なうことが可能となる。
は、前記カッタ揺動ジャッキのストロークの略中央付近
で死点となるように配置されるのが好ましい。このよう
にアシストジャッキを配置することにより、カッタヘッ
ドの揺動行程端に近づくに従って大きなトルクを発生さ
せることができ、より安定した掘削を行うことができる
効果を奏する。また、1本のアシストジャッキにより、
2本の揺動ジャッキの動作を補助することができるた
め、構造がより簡素となり、その制御も容易となる。
機の具体的な実施の形態につき、図面を参照しつつ説明
する。
トンネル掘削機1の正面図が図1に、同トンネル掘削機
1の縦断面図が図2に、図2のA矢視図が図3にそれぞ
れ示されている。
円筒状のスキンプレート2が設けられ、このスキンプレ
ート2の前方にはカッタヘッド3が後述するカッタヘッ
ド揺動機構4により揺動可能に配設されている。このカ
ッタヘッド3の後方に先端部には、バルクヘッド5との
間にチャンバ6が区画形成されて、このチャンバ6内か
ら後方に向けてそのチャンバ6内の土砂を後方に排出す
る土砂排出装置(図示省略)が延設されている。なお、
前記スキンプレート2およびバルクヘッド5は、本発明
における掘削機本体を構成している。
構4により揺動させつつ、図示されない推進装置を伸長
させることで掘進が行なわれる。この掘進によりカッタ
ヘッド3前方の土砂が前記チャンバ6内に取り込まれ、
このチャンバ6内に貯留される掘削土砂は土砂排出装置
により後方へ搬出される。
揺動機構4の詳細構造について説明する。
カッタヘッドであって、4本のスポーク7,8,9,1
0が互いに隣接するスポーク同士のなす角度が90°に
なるように配置される。前記各スポーク7〜10にはオ
ーバカッタ装置11が内蔵され、このオーバカッタ装置
11の先端部に設けられるオーバカッタ12がそれらス
ポーク7〜10の先端部から外方へ突出することで、掘
削径を大きく設定できるようにされている。
における駆動軸に相当する。)13はセンタシャフト式
とされ、前部がブッシュ14により、後部がベアリング
15によりそれぞれ軸心回りに回動自在に支持されてい
る。
5の後方)の外周面には、前記カッタヘッド3の半径方
向に突出する2つのアーム16,17が固着されてい
る。
本のカッタ揺動ジャッキ(以下、揺動ジャッキとい
う。)18,19の一端側が回動自在に連結されてお
り、これら揺動ジャッキ18,19の他端側がバルクヘ
ッド5の後方面上部に回動自在に連結されている。
ぞれ一本のアシストジャッキ20,21の一端側が回動
自在に連結されており、これらアシストジャッキ20,
21の他端側がバルクヘッド5の後方面側下部に回動自
在に連結されている。本実施例におけるカッタヘッド揺
動機構4は、前記アーム16,17と、揺動ジャッキ1
8,19と、アシストジャッキ20,21とにより構成
されている。
揺動ジャッキ18,19をストローク中央部まで伸縮さ
せた際に、最も収縮された状態とされるとともに、前記
アシストジャッキ20,21の両端側の各連結点と前記
主軸13の中心点とを結んだ直線が一直線上にあるよう
に、すなわち死点となるように配置されている。また、
これらアシストジャッキ20,21は、伸長方向に作動
させるに伴って発生トルク、言い換えればカッタヘッド
3に加えられるトルクが大きくなるような配置とされて
いる。
ローク中央部まで伸縮させた際に、前記1つのアーム1
6に連結される揺動ジャッキ18およびアシストジャッ
キ20の配置状態と他方のアーム17に連結される揺動
ジャッキ19およびアシストジャッキ21の配置状態
は、前記主軸13の中心点を通る直線B(図4参照)に
対して線対称になるようにされている。
機構4の動作を説明する。
中央部まで伸縮させた状態を揺動基準状態(図中実線で
示す。)とし、この揺動基準状態から前記揺動ジャッキ
18を伸長方向に作動させると同時に、他方の揺動ジャ
ッキ19を収縮方向に作動させることで、カッタヘッド
3を左方向に所定角度(本実施例では約+15°)回動
させて、アシスト開始位置に達した時点で伸長方向に作
動する揺動ジャッキ18を補助するようにアシストジャ
ッキ20を伸長方向に作動させて、カッタヘッド3を揺
動行程端(本実施例では+47.5°)まで回動させ
る。この回動の後、前記揺動ジャッキ18を収縮方向に
作動させると同時に他方の揺動ジャッキ19を伸長方向
に作動させ、さらにアシストジャッキ20を収縮方向に
作動させることで、カッタヘッド3を右方向に回動さ
せ、前記アシスト開始位置に達した時点でアシストジャ
ッキ20の作動を停止させる。
び揺動ジャッキ19の伸長により揺動基準状態を経て所
定角度(本実施例では約−15°)回動させてアシスト
開始位置に達した時点で伸長方向に作動する揺動ジャッ
キ19を補助するようにアシストジャッキ21を伸長方
向に作動させて、カッタヘッド3を揺動行程端(本実施
例では−47.5°)まで回動させる。この回動の後、
前記揺動ジャッキ18を伸長方向に作動させると同時に
他方の揺動ジャッキ19を収縮方向に作動させ、さらに
アシストジャッキ21を収縮方向に作動させることで、
カッタヘッド3を右方向に回動させ前記アシスト開始位
置に達した時点でアシストジャッキ21の作動を停止さ
せる。こうして揺動ジャッキ18,19が前記揺動基準
位置を通過し、これら一連の動作を繰り返し行なうこと
で、カッタヘッド3に所定の角度範囲(本実施例の場合
95°)内での揺動運動を行なわせる。なお、図4には
前記カッタヘッド3を左右両側の揺動行程端まで回動さ
せた際の揺動ジャッキ18,19およびアシストジャッ
キ20,21の配置状態がそれぞれ二点鎖線で示されて
いる。
よびアシストジャッキ20,21を作動させる油圧回路
が示されている。
油圧配管22,22’およびボトム側油圧配管23,2
3’は、パイロットチェック弁24,24’を介して電
磁弁25,25’に連結されており、これら電磁弁2
5,25’はPライン26を介してポンプ27に連結さ
れるとともに、Rライン28を介してタンク29に連結
されている。
6とボトム側油圧配管23,23’とを連結させるとと
もにRライン28とヘッド側油圧配管22,22’とを
連結させて揺動ジャッキ18,19を伸長させるAポー
トと、Pライン26とヘッド側油圧配管22,22’と
を連結させるとともにRライン28とボトム側油圧配管
23,23’とを連結させて揺動ジャッキ18,19を
収縮させるBポートと、前記揺動ジャッキ18,19の
伸縮動作を停止させるHポートとが設けられている。
のヘッド側油圧配管31,31’およびボトム側油圧配
管32,32’は電磁弁33,33’に連結されてお
り、各電磁弁33,33’は絞り弁34を有するPライ
ン26aを介して前記ポンプ27に連結されるととも
に、前記Rライン28を介してタンク29に連結されて
いる。なお、この絞り弁34は、アシストジャッキ2
0,21に圧力油を供給する際に、回路全体の圧力が低
下するのを防止するために設けられている。
6aとボトム側油圧配管32,32’とを連結させると
ともにRライン28とヘッド側油圧配管31,31’と
を連結させてアシストジャッキ20,21を伸長させる
aポートと、Pライン26aとヘッド側油圧配管31,
31’とを連結させるとともにRライン28とボトム側
油圧配管32,32’とを連結させてアシストジャッキ
20,21を収縮させるbポートと、前記アシストジャ
ッキ20,21の作動を停止させて揺動ジャッキ18の
伸縮により伸縮可能とするJポートとが設けられてい
る。
コントローラ30からの信号により制御される。この制
御のために前記コントローラ30には、図示されないカ
ッタヘッド3の揺動角度検出装置によって検出されるカ
ッタヘッド3の揺動角度が入力されており、この検出値
に応じて各電磁弁25,25’,33,33’はそれぞ
れ任意のポートに切替え操作される。
25,25’,33,33’の制御手順について説明す
る。まず、前記カッタヘッド3を揺動基準位置から左方
向に回動させる際には、前記電磁弁25がAポートに、
電磁弁25’がBポートに同時に切替えられて、前記揺
動角度検出装置による検出値(揺動角度)がアシスト開
始位置(約+15°)に達した時点で、電磁弁33がa
ポートに切替えられる。こうして検出値が揺動行程端
(47.5°)に達した時点で、前記電磁弁25がBポ
ートに、電磁弁25’がAポートに同時に切替えられる
とともに、前記電磁弁33がbポートに切替えられる。
こうして前記検出値が前記アシスト開始位置に達した時
点で、電磁弁33がJポートに切替えられる。
°)を通過してアシスト開始位置(約−15°)に達し
た時点で、電磁弁33’がaポートに切替えられる。こ
うして検出値が揺動行程端(揺動角度が−47.5°)
に達した時点で、前記電磁弁25がAポートに、電磁弁
25’がBポートに同時に切替えられるとともに、前記
電磁弁33’がbポートに切替えられる。こうして前記
検出値が前記アシスト開始位置に達した時点で、電磁弁
33’がJポートに切替えられる。これら一連の制御が
繰り返えされることによって、カッタヘッド3が揺動駆
動するよう制御されている。
タヘッドのトルクとの関係を説明する関係図が示されて
いる。なお、この図6には、カッタヘッド3を揺動基準
位置から揺動行程端まで揺動させた後、逆回動させて前
記揺動基準位置まで揺動させた場合について示されてい
る。
のみを作動させてカッタヘッドを揺動させるとその揺動
角度により徐々にカッタヘッドトルクが低下するが、前
記アシスト開始位置(約15°)でアシストジャッキ2
0(21)を作動させることによりカッタヘッドトルク
が上昇し、前記揺動行程端(47.5°)で得られるカ
ッタヘッドトルクを揺動基準状態(0°)で揺動ジャッ
キ18,19により得られるカッタヘッドトルクと略同
程度とすることができる。なお、図6において、アシス
トジャッキを伸長方向に作動させる場合の発生トルク
が、収縮方向に作動させる場合の発生トルクより小さく
なっている。これは伸長方向に作動させる場合に比べて
収縮方向に作動させる場合に油圧を受ける面積が小さく
なるためである。
9によるカッタヘッドトルク減少をアシストジャッキ2
0(21)の作動により補うようにされており、トルク
変動を抑えて十分な掘削力で常に安定した掘削を行なう
ことができるという効果を奏する。また、本実施例によ
れば、カッタヘッド揺動機構4が非常に簡易な構成にな
り、その装着スペースをコンパクトにすることができる
という効果を奏する。
10が互いに隣接するスポーク同士のなす角度が90°
とされているため、揺動角度を95°(90°以上であ
ればよい)とすることにより切羽面を確実に掘削するこ
とができる。
25’を介して各揺動ジャッキ18,19のヘッド側油
圧配管22,22’およびボトム側油圧配管23,2
3’が連結されているが、揺動ジャッキ18のヘッド側
油圧配管22と揺動ジャッキ19のボトム側油圧配管2
3’とを連結し、揺動ジャッキ18のボトム側油圧配管
23と揺動ジャッキ19のヘッド側油圧配管22’を連
結して、1つの電磁弁に接続して作動させるように制御
することも可能である。
トジャッキ20,21のうち、揺動基準状態から伸長す
る側のみの揺動ジャッキの作動を補助する1つのアシス
トジャッキを作動させるように制御されているが、これ
に限らず、前記揺動ジャッキ18,19の伸縮に応じて
2本のアシストジャッキ20,21を作動するように制
御してもよい。この場合は、アシストジャッキ20,2
1を作動させることにより発生トルクが大きくなり過ぎ
ないように制御する必要がある。また、前述のように各
アシストジャッキ20,21の作動を制御する2つの電
磁弁を1つの電磁弁で制御させることが可能である。
タヘッド3の揺動機構4aの構成が異なる以外は、基本
的には第1実施例と異なるところがない。したがって、
第1実施例と共通する部分には、同一符号を用いて説明
する。
機構4aの動作を説明する説明図が示されている。
13中央部(前記バルクヘッド5の後方)の外周面に
は、前記カッタヘッド3の半径方向に突出する2つのア
ーム16,17が固着されている。これらアーム16,
17には、それぞれ1本の揺動ジャッキ18,19の一
端側が回動自在に連結されており、これら揺動ジャッキ
18,19の他端側がバルクヘッド5の後方面上部に回
動自在に連結されている。
ぞれ一本のアシストジャッキ20,21の一端側が回動
自在に連結されており、これらアシストジャッキ20,
21の他端側がバルクヘッド5の後方面側部に回動自在
に連結されている。
ーム16,17と、揺動ジャッキ18,19と、アシス
トジャッキ20,21とにより構成されており、前記ア
シストジャッキ20,21は前記揺動基準状態(揺動ジ
ャッキ18,19をストローク中央部まで伸縮させた状
態)(図中、実線で示す)で略収縮された状態にされ、
伸長方向に作動可能な配置とされるとともに、アシスト
ジャッキ20は左回転時、アシストジャッキ21は右回
転時に伸長させるに伴って発生トルクが大きくなり、揺
動行程端で発生トルクが最大となるように配置されてい
る。また、前記揺動ジャッキ18,19を揺動基準状態
とした際に、前記1つのアーム16に連結される揺動ジ
ャッキ18およびアシストジャッキ20の配置状態と他
方のアーム17に連結される揺動ジャッキ19およびア
シストジャッキ21の配置状態は、前記主軸13の中心
点を通る直線Cに対して線対称とされている。
機構4aの動作について説明する。
中央部まで伸縮させた状態を揺動基準状態(図中、実線
で示す。)とし、この揺動基準状態から前記揺動ジャッ
キ18を伸長方向に作動させると同時に、他方の揺動ジ
ャッキ19を収縮方向に作動させて、さらに前記揺動ジ
ャッキ18の作動を補助するようにアシストジャッキ2
0を伸長方向に作動させることで、カッタヘッド3を左
方向に揺動行程端(本実施例では+47.5°)まで回
動させる。
長方向に作動させると同時に、揺動ジャッキ18および
アシストジャッキ20を収縮方向に作動させてカッタヘ
ッド3を右方向に揺動させて前記揺動基準状態に達した
時点で、前記アシストジャッキ20の収縮動作を停止さ
せる。
および揺動ジャッキ18の収縮動作が行なわれるととも
に、前記揺動ジャッキ19の作動を補助するようにアシ
ストジャッキ21を伸長方向に作動させて、カッタヘッ
ド3を右方向に揺動行程端(本実施例では−47.5
°)まで回動させる。
長方向に作動させると同時に、揺動ジャッキ19および
アシストジャッキ21を収縮方向に作動させてカッタヘ
ッド3を左方向に揺動させて前記揺動基準状態に達した
時点で、前記アシストジャッキ21の収縮動作を停止さ
せる。こうして前述の操作を繰り返すことによって、カ
ッタヘッド3に所定の角度範囲(本実施例の場合95
°)内での揺動運動を行なわせる。なお、図7には前記
カッタヘッド3を左右両側の揺動行程端まで回動させた
際の揺動ジャッキ18,19およびアシストジャッキ2
0,21の配置状態がそれぞれ二点鎖線で示されてい
る。
8,19およびアシストジャッキ20,21は第1実施
例と同様の油圧回路によって、前述のように作動するよ
うにされている。すなわち、前記コントローラ30によ
って、揺動基準状態から伸長する側のみの揺動ジャッキ
の作動を補助するアシストジャッキを作動させるように
制御されている。
トルク変動を抑えて十分な掘削力で常に安定した掘削を
行なうことができるとともに、カッタヘッド揺動機構4
aが非常に簡易な構成とされているため、その装着スペ
ースをコンパクトにすることができるという効果を奏す
る。さらに、前記揺動ジャッキ18,19およびアシス
トジャッキ20,21の制御を容易にすることができ
る。
タヘッド3の揺動機構4bの構成が異なる以外は、基本
的には第1実施例と異なるところがない。したがって、
第1実施例と共通する部分には、同一符号を用いて説明
する。
機構4bの動作を説明する説明図が示されている。
13中央部(前記バルクヘッド5の後方)の外周面に
は、前記カッタヘッド3の半径方向に突出する1つのア
ーム16’が固着されている。これらアーム16’に
は、揺動ジャッキ18,19の一端側がそれぞれ回動自
在に連結されており、これら揺動ジャッキ18,19の
他端側がバルクヘッド5の後方面側下部に回動自在に連
結されている。また、前記アーム16’には、一本のア
シストジャッキ20’の一端側が回動自在に連結されて
おり、このアシストジャッキ20’の他端側がバルクヘ
ッド5の後方面上部に回動自在に連結されている。
ーム16’と、揺動ジャッキ18,19と、アシストジ
ャッキ20’とにより構成されており、前記アシストジ
ャッキ20’は揺動ジャッキ18,19をストローク中
央部まで伸縮させた際に(図中、実線で示す。)アシス
トジャッキ20’の両端側の各連結点と前記主軸13の
中心点とを結んだ直線が一直線上にあるように、すなわ
ち死点となるように配置され、さらにこの状態で前記ア
シストジャッキ20’は最も収縮された状態にされてい
る。
機構4bの動作について説明する。
中央部まで伸縮させた状態を揺動基準状態(図中、実線
で示す。)とし、この揺動基準状態から前記揺動ジャッ
キ18を伸長方向に作動させると同時に、他方の揺動ジ
ャッキ19を収縮方向に作動させることで、カッタヘッ
ド3を右方向に所定角度(本実施例では約+15°)回
動させて、アシスト開始位置に達した時点でアシストジ
ャッキ20’を伸長方向に作動させて、カッタヘッド3
を揺動行程端(本実施例では+47.5°)まで回動さ
せる(図中、二点鎖線で示す。)。
縮方向に作動させると同時に他方の揺動ジャッキ19を
伸長方向に作動させ、さらにアシストジャッキ20’を
収縮方向に作動させることで、カッタヘッド3を左方向
に回動させ、前記アシスト開始位置に達した時点でアシ
ストジャッキ20’の作動を停止させる。
び揺動ジャッキ19の伸長により揺動基準状態を経て所
定角度(本実施例では約−15°)回動させてアシスト
開始位置に達した時点で、再び前記アシストジャッキ2
0’を伸長方向に作動させて、カッタヘッド3を揺動行
程端(本実施例では−47.5°)まで回動させる(図
中、二点鎖線で示す。)。
長方向に作動させると同時に他方の揺動ジャッキ19を
収縮方向に作動させ、さらにアシストジャッキ20’を
収縮方向に作動させることで、カッタヘッド3を右方向
に作動させ、前記アシスト開始位置に達した時点でアシ
ストジャッキ20’の作動を停止させる。こうして前述
の一連の動作を繰り返し行なうことで、カッタヘッド3
に所定の角度範囲(本実施例の場合95°)内での揺動
運動を行なわせる。
と同等の効果を得ることができるとともに、一本のアシ
ストジャッキで2本の揺動ジャッキの動作を補助するこ
とができるため、構造がより簡易となり、その制御も容
易となるという効果を奏する。
動機構4,4a,4bが円形断面を掘削するトンネル掘
削機に適用される例について説明したが、これに限ら
ず、前記カッタヘッド揺動機構4,4a,4bを例えば
矩形断面等の異形断面を掘削するトンネル掘削機に適用
することも可能である。
面図である。
断面図である。
動作を説明する説明図である。
油圧回路図である。
ドのトルクとの関係を説明する関係図である。
動作を説明する説明図である。
動作を説明する説明図である。
ヘッド揺動機構(a)(b)(c)の説明図である。
ッタヘッド揺動機構の説明図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 掘削機本体の前部にトンネル軸心周りに
揺動可能に設けられるカッタヘッドと、このカッタヘッ
ドを揺動させる揺動機構とを備えるトンネル掘削機にお
いて、 前記揺動機構が、前記カッタヘッドの駆動軸から半径方
向に突設されるアームと、このアームに一端が枢着され
るとともに他端が掘削機本体に枢着されるカッタ揺動ジ
ャッキと、前記アームに一端が枢着されるとともに他端
が掘削機本体に枢着されるアシストジャッキを備え、こ
のアシストジャッキが、前記カッタ揺動ジャッキの伸縮
により揺動する前記カッタヘッドの揺動行程端に近づく
につれてそのカッタヘッドに加えられるトルクが大きく
なるように配置されることを特徴とするトンネル掘削
機。 - 【請求項2】 前記アシストジャッキは、前記カッタ揺
動ジャッキのストロークの略中央付近で死点となるよう
に配置される請求項1に記載のトンネル掘削機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12378599A JP3343568B2 (ja) | 1999-04-30 | 1999-04-30 | トンネル掘削機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12378599A JP3343568B2 (ja) | 1999-04-30 | 1999-04-30 | トンネル掘削機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000314295A JP2000314295A (ja) | 2000-11-14 |
| JP3343568B2 true JP3343568B2 (ja) | 2002-11-11 |
Family
ID=14869249
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12378599A Expired - Lifetime JP3343568B2 (ja) | 1999-04-30 | 1999-04-30 | トンネル掘削機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3343568B2 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000192784A (ja) | 1998-12-25 | 2000-07-11 | Hitachi Zosen Corp | 矩形断面用シ―ルド掘進機 |
-
1999
- 1999-04-30 JP JP12378599A patent/JP3343568B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000192784A (ja) | 1998-12-25 | 2000-07-11 | Hitachi Zosen Corp | 矩形断面用シ―ルド掘進機 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2000314295A (ja) | 2000-11-14 |
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Legal Events
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