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JP3346728B2 - 磁気カード、カード計数装置及びカード計数方法 - Google Patents
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JP3346728B2 - 磁気カード、カード計数装置及びカード計数方法 - Google Patents

磁気カード、カード計数装置及びカード計数方法

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JP3346728B2
JP3346728B2 JP26249097A JP26249097A JP3346728B2 JP 3346728 B2 JP3346728 B2 JP 3346728B2 JP 26249097 A JP26249097 A JP 26249097A JP 26249097 A JP26249097 A JP 26249097A JP 3346728 B2 JP3346728 B2 JP 3346728B2
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俊夫 黒井
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、表面層と裏面層の
間に磁性層を有する磁気カードと、光学的に磁気カード
を計数するカード計数装置及び方法に関し、特に、光学
的計数を可能にする磁気カードと、該磁気カードを計数
するカード計数装置及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】プリペイドカード等の磁気カードは、機
械的計数装置又は光学的計数装置により計数されてい
る。機械的計数装置は、磁気カードを1枚ずつ機械的に
計数するため、計数に時間がかかり、機械的エラーによ
り正確な計数値が得られないことがある。一方、光学的
計数装置は、磁気カードの側面に光を照射し、磁気カー
ドからの反射光の強弱をパルス信号に変換し、パルス信
号に含まれるパルスの数を計数し、計数値を磁気カード
の枚数とする。この光学的計数装置は、機械的計数装置
に比べて、高速計数が可能で、計数値も正確である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】磁気カードのなかに
は、表面層と裏面層の間の全面に磁性層を有するものが
ある。この種の磁気カードを光学的計数装置で計数する
と、磁性層に混入されている磁気記録媒体により、光が
不均一に吸収されるため、磁性層の光の反射率が一様に
定まらず、正確に計数することができないという問題が
ある。
【0004】本発明は、上記実状に鑑みてなされたもの
で、表面層と裏面層との間に磁性層を有する磁気カード
であって、光学的計数方法により計数することができる
磁気カードと、該磁気カードを計数するカード計数装置
及び方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明の第1の観点に係る磁気カードは、対向し
て配置された表面層と裏面層と、前記表面層と前記裏面
層の間に、その端面が露出するように配置され、前記端
面において光を吸収するための加工が施された磁性層
と、を備える。上記構成の磁気カードにおいて、前記端
面に、光吸収性の材料が塗布されていてもよい。上記構
成の磁気カードにおいて、前記磁性層には、磁性材料と
共に光吸収性の非磁性材料が混入されていてもよい。上
記構成の磁気カードにおいて、前記磁性層は、その端面
が、前記表面層および前記裏面層の端面よりも、低い光
反射率を有するように光を吸収するための加工が施され
ていてもよい。
【0006】このような構成によれば、磁気カードの側
面に露出している磁性層の端面では光が吸収されるた
め、磁性層の光の反射率がほぼ一様に定まる。また、表
面層及び裏面層と磁性層との光の反射率に明確な差が表
れる。従って、磁気カードを光センサを使用して計数す
ることができる。表面層と裏面層は光の反射率の高い材
質又は反射率の高い色の材料により構成されることが望
ましい。
【0007】光を吸収するための加工としては、例え
ば、磁性層の端面にカーボン等の光吸収性の材料を塗布
する、磁性層に光吸収性の非磁性材料を混入する等の手
法がある。この手法により、磁性層の磁気特性に影響を
与えることなく、磁性層の光の吸収率を大きくすること
ができる。
【0008】この発明の第2の観点に係るカード計数装
置は、磁気カード用のカード計数装置であって、前記磁
気カードの側面に光を照射し、該磁気カードからの反射
光を受光し、受光した反射光に対応する信号を出力する
光センサと、該光センサからの信号を2値化してパルス
信号に変換する変換手段と、該パルス信号に含まれるパ
ルスの数を計数するカウンタと、磁気カード1枚あたり
のパルス数を記憶する記憶部と、前記カウンタの計数値
を前記記憶部が記憶しているパルス数で除算することに
より磁気カードの枚数を求める手段と、を備える。
【0009】この発明の第3の観点に係るカード計数方
法は、磁気カード用のカード計数方法であって、前記磁
気カードの側面に光を照射しながら前記磁気カードの主
面の法線方向に走査し、反射光を電気信号に変換し、該
電気信号を2値化してパルス信号に変換し、該パルス信
号に含まれるパルスの数を計数し、計数値を磁気カード
1枚あたりのパルス数で除算することにより、磁気カー
ドの枚数を求める手段と、を備える。
【0010】第2及び第3の観点に係るカード計数装置
及び方法によれば、請求項1に記載の構成を有する磁気
カードを計数する場合でも、記憶部にその磁気カードに
適したパルス数を設定することにより、磁気カード枚数
を適切に計数できる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態に係る
磁気カード、カード計数装置及びカード計数方法につい
て図面を参照しつつ説明する。磁気カード1は、図1に
示すように、表面層21と、裏面層23と、表面層21
と裏面層23の間に配置された磁性層22と、を備え
る。
【0012】表面層21と裏面層23は、ポリイミド等
の有機高分子化合物からなる。磁性層22は、情報を高
密度に記録するための磁気記録媒体24と、磁気記録媒
体24をつなぎ止める役目をするバインダ25と、から
構成される。磁気記録媒体24は、暗色、黒色の金属粉
(磁性粒子)、磁性繊維等からなり、バインダ25は、
ポリウタレン等の高分子樹脂からなる。磁気カード1の
側面に露出している磁性層22の端面には、光を吸収す
るためにカーボンが塗布されている。また、表面層21
と裏面層23の端面は白色等の比較的反射率の高い状態
に形成されている。
【0013】カード計数装置は、図2に示すように、カ
ード収納部2と、光センサ3と、支持体4と、増幅器5
と、コンパレータ6と、カウンタ7と、制御装置8と、
表示装置10と、モータ11と、ストップボタン12
と、を備える。
【0014】カード収納部2は、複数枚の磁気カード1
を側面をそろえて収納する。
【0015】光センサ3は、支持体4に固定され、支持
体4の移動によってカード収納部2に収納されている磁
気カード1の主面の法線方向に一定速度で移動しなが
ら、磁気カード1の側面に向けて光を照射し、その反射
光を受光し、受光した光を電気信号に変換し、増幅器5
に供給する。
【0016】増幅器5は、光センサ3から供給された電
気信号を増幅して、コンパレータ6に供給する。
【0017】コンパレータ6は、増幅された電気信号
を、所定のしきい値で2値化することにより、パルス信
号を出力する。
【0018】カウンタ7は、コンパレータ6から出力さ
れるパルス信号に含まれるパルスの数を計数する。
【0019】制御装置8は、CPU等からなり、記憶部
9を備え、この計数装置全体の動作を制御する。記憶部
9は、1枚の磁気カード1に対応するコンパレータ6か
ら出力されるパルスの数を記憶する。後述するように、
記憶部9は「2」を1枚あたりの磁気カード1のパルス
数として記憶している。制御装置8は、カウンタ7の計
数値をこの「2」で除算して磁気カード1の枚数を求
め、求めた枚数を表示装置10に送る。制御装置8の動
作の詳細については後述する。
【0020】表示装置10は、制御装置8より送られた
磁気カード1の枚数を表示する。
【0021】モータ11は、制御装置8の制御下に一定
速度で回転し、支持体4を一定速度で磁気カード1の主
面の法線方向に移動させる。これにより光センサ3が磁
気カード1の側面を走査する。
【0022】ストップボタン12は、光センサ3が磁気
カード1の走査を終了すると、支持体4に押され、走査
終了の信号を制御装置8に送る。
【0023】次に、このカード計数装置の動作を、制御
装置の動作を示す図4のフローチャートを参照しつつ説
明する。このカード計数装置の操作者は、カード収納部
2に、複数枚の磁気カード1を、側面をそろえて収納
し、計数動作の開始を制御装置8に指示する。
【0024】この指示に応答し、制御装置8は、光セン
サ3をオンし、さらにカウンタ7の計数値をリセットす
る(ステップS1)。制御装置8は、モータ11を一定
速度で回転させ、支持体4を一定速度で磁気カード1の
主面の法線方向に移動させる。支持体4に固定されてい
る光センサ3は、支持体4の移動に伴って磁気カード1
の端面を走査する(ステップS2)。
【0025】図3に示すように、光センサ3は、1枚目
の磁気カード1から順番に光を照射し、反射光を受光す
る。各磁気カード1の表面層21では、光の反射率が高
いため、光が強く反射する。磁性層22では、端面をカ
ーボンで塗布し、光の反射率を低くしたため、光が吸収
される(弱く反射する)。裏面層23では、光の反射率
が高いため、光を強く反射する。ある磁気カード1の裏
面層23と次の磁気カード1の表面層21との間では、
光の反射率が低く、光が吸収される(弱く反射する)。
【0026】光センサ3は、受光した反射光をその強度
に対応する電圧レベルの信号に変換し、増幅器5は、こ
の信号を増幅して出力する。従って、増幅された信号
は、図3(A)と(B)に示すように、磁気カード1の
位置に対応した振幅の信号になり、そのレベルの差は明
確なものとなる。コンパレータ6はこの信号の電圧レベ
ルとしきい値を比較して2値化し、図3(A)と(C)
に示すように磁気カード1のパルス信号を出力する。カ
ウンタ7はパルス信号に含まれるパルスの数を計数す
る。
【0027】図3(A)と(B)に示すように、表面層
21と裏面層23では、ハイレベルの信号が出力され、
磁性層22と裏面層23と次の磁気カード1の表面層2
1との間では、ローレベルの信号が出力される(ステッ
プS2)。従って、1枚の磁気カード1に、2つのパル
スが対応する。このため、記憶部9には、1枚あたりの
パルス数として「2」が予め記録されている。
【0028】磁気カード1の走査が終了し、支持体4が
ストップボタン12を押すと(ステップS3)、ストッ
プボタン12からの信号に応答して制御装置8は、光セ
ンサ3をオフにして、カウンタ7の計数値を読み出す
(ステップS4)。
【0029】制御装置8は、カウンタ7の計数値を読み
出し、記憶部9に記憶されている値「2」でカウンタ7
の計数値を除算し、磁気カード1の枚数に変換し(ステ
ップS5)、得られた値を表示装置10に出力する(ス
テップS6)。また、必要に応じてプリンタ等で磁気カ
ード1の枚数を印刷する。表示装置10への出力が完了
すると、モータ11を駆動して支持体4を移動し、光セ
ンサ3をホームポジションに移動し(ステップS7)、
動作を終了する。
【0030】以上説明したように、本実施の形態によれ
ば、表面層21及び裏面層23と磁性層22との光の反
射率に明確な差が表れる。従って、表面層21と裏面層
23の間の全面に磁性層22を有する磁気カード1を光
学的計数装置を使用して、正確に計数することができ
る。
【0031】なお、光センサ3が最後の磁気カード1の
裏面層23の走査を終了した後、光センサ3が光を照射
し続けても、反射物がないため、光は反射しない。その
ため、光センサが受光する反射光の強度に対応するパル
ス信号はローレベルを維持し続け、カウンタ7の計数値
は変化しない。従って、制御装置8が、例えばカウンタ
7の計数値を定期的に監視し、計数値が所定時間変化し
ない場合、光センサ3の走査を終了させるようにすれ
ば、ストップボタン12を使用せずに光センサ3の走査
を終了させることができる。このようにすることで、支
持体4がストップボタン12を押すまでにかかる時間を
短縮することができ、能率良く磁気カード1を計数する
ことができる。また、ストップボタン12を取り付ける
ためのコスト等も削減でき、低コストのカード計数装置
を提供することができる。
【0032】また、上記説明では、磁気カード1の側面
に露出している磁性層22の端面に、カーボンを塗布し
て光を吸収させたが、カーボン以外の光吸収性の材料を
塗布しても良い。
【0033】また、光吸収性の材料を塗布する代わり
に、磁性層自体に光吸収性の非磁性体を混入、添加し
て、光を吸収させても良い。このようにしても磁性層の
光の反射率が一様に低い値に定まり、磁気カード1を光
学的計数装置により計数することができる。
【0034】光吸収性材料の塗布量、光吸収性の非磁性
体の混入量は、その材質等に依存して任意であり、光セ
ンサ3が照射した光の反射強度に対応するパルス信号
が、磁性層22で安定してローレベルになる量を実験的
に求め、その量を塗布し、又は混入すればよい。
【0035】また、上記説明では、1枚の磁気カードの
側面に露出している磁性層は1つであったが、複数の磁
性層が露出していても良い。例えば、露出している磁性
層が2つある場合(表面層21と裏面層23の間に2つ
の磁性層が設けられている場合)には、3つのパルスが
1枚の磁気カードで発生するため、記憶部9に「3」と
記憶させ、カウンタ7の計数値を「3」で除算すること
により磁気カードを計数することができる。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の磁気カー
ド、カード計数装置、及びカード計数方法によれば、表
面層と裏面層の間の全面に磁性層を有する磁気カードを
高速且つ正確に計数することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】磁性層を有する磁気カードの立体図である。
【図2】カード計数装置の構成を示す図である。
【図3】磁気カードの各層に対応した光の反射強度を電
気信号、パルス信号に変換した図である。
【図4】制御装置の動作を説明するためのフローチャー
トである。
【符号の説明】
1 磁気カード 2 カード収納部 3 光センサ 4 支持体 5 増幅器 6 コンパレータ 7 カウンタ 8 制御装置 9 記憶部 10 表示装置 11 モータ 12 ストップボタン 21 表面層 22 磁性層 23 裏面層 24 磁気記録媒体 25 バインダ
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06M 7/00 - 11/04 G11B 5/62 - 5/82 G06K 19/00 - 19/08

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】対向して配置された表面層と裏面層と、 前記表面層と前記裏面層の間に、その端面が露出するよ
    うに配置され、前記端面において光を吸収するための加
    工が施された磁性層と、 を備えることを特徴とする磁気カード。
  2. 【請求項2】前記端面に、光吸収性の材料が塗布されて
    いる、ことを特徴とする請求項1に記載の磁気カード。
  3. 【請求項3】前記磁性層には、磁性材料と共に光吸収性
    の非磁性材料が混入されている、ことを特徴とする請求
    項1に記載の磁気カード。
  4. 【請求項4】前記磁性層は、その端面が、前記表面層お
    よび前記裏面層の端面よりも、低い光反射率を有するよ
    うに光を吸収するための加工が施されている、ことを特
    徴とする請求項1、2又は3に記載の磁気カード。
  5. 【請求項5】磁気カード用のカード計数装置であって、
    前記磁気カードの側面に光を照射し、該磁気カードから
    の反射光を受光し、受光した反射光に対応する信号を出
    力する光センサと、該光センサからの信号を2値化して
    パルス信号に変換する変換手段と、該パルス信号に含ま
    れるパルスの数を計数するカウンタと、磁気カード1枚
    あたりのパルス数を記憶する記憶部と、前記カウンタの
    計数値を前記記憶部が記憶しているパルス数で除算する
    ことにより磁気カードの枚数を求める手段と、を備える
    ことを特徴とするカード計数装置。
  6. 【請求項6】前記磁気カードは、対向して配置された表
    面層と裏面層と、前記表面層と前記裏面層の間に配置さ
    れ、光を吸収する加工が施された磁性層と、を備え、 前記記憶部は、前記磁気カード1枚あたりのパルス数と
    して「2」を記憶している、 ことを特徴とする請求項5に記載のカード計数装置。
  7. 【請求項7】磁気カード用のカード計数方法であって、
    前記磁気カードの側面に光を照射しながら前記磁気カー
    ドの主面の法線方向に走査し、反射光を電気信号に変換
    し、該電気信号を2値化してパルス信号に変換し、該パ
    ルス信号に含まれるパルスの数を計数し、計数値を磁気
    カード1枚あたりのパルス数で除算することにより磁気
    カードの枚数を求める、ことを特徴とするカード計数方
    法。
  8. 【請求項8】前記磁気カードは、対向して配置された表
    面層と裏面層と、前記表面層と前記裏面層の間に配置さ
    れ、光を吸収する加工が施された磁性層と、を備え、 磁気カードの枚数は、計数値を磁気カード1枚あたりの
    パルス数である「2」で除算して求められる、 ことを特徴とする請求項7に記載のカード計数方法。
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