JP3346869B2 - Sawスペクトル拡散変復調器、これを用いた通信装置及びシステム並びにsawスペクトル拡散変復調器の構成方法 - Google Patents
Sawスペクトル拡散変復調器、これを用いた通信装置及びシステム並びにsawスペクトル拡散変復調器の構成方法Info
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、表面弾性波(SAW)
マッチドフィルタを用いてスペクトル拡散変調信号を復
調するSAWスペクトル拡散復調器に関し、特にこれを
改良して得られるSAWスペクトル拡散変復調器に関す
る。本発明は、さらに、このSAWスペクトル拡散変復
調器を用いて構成されるスペクトル拡散通信装置や、こ
のスペクトル拡散通信装置を用いて構成されるスペクト
ル拡散通信システムに関する。そして、本発明は、本発
明のSAWスペクトル拡散変復調器の構成方法に関す
る。
マッチドフィルタを用いてスペクトル拡散変調信号を復
調するSAWスペクトル拡散復調器に関し、特にこれを
改良して得られるSAWスペクトル拡散変復調器に関す
る。本発明は、さらに、このSAWスペクトル拡散変復
調器を用いて構成されるスペクトル拡散通信装置や、こ
のスペクトル拡散通信装置を用いて構成されるスペクト
ル拡散通信システムに関する。そして、本発明は、本発
明のSAWスペクトル拡散変復調器の構成方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】スペクトル拡散方式は、信号の秘匿性が
高くかつ他の信号源からの干渉に強い無線通信方式であ
る。スペクトル拡散方式としてはいくつかの方式が知ら
れているが、例えば直接変調方式においては、送信機に
搭載される符号変調器により送信信号が位相変調され、
受信機に搭載される符号復調器により受信信号が復調さ
れる。この変復調(スペクトル拡散変復調)の際に用い
られる符号は擬似雑音(PN)符号と呼ばれ、この符号
により変調を行うことで送信信号のスペクトル分布が拡
散する。従って、スペクトル拡散変調を施された送信信
号を他者が受信したとしても、この変調の際に用いたP
N符号を知らない限り復調することができない(信号の
秘匿性)。また、他の信号源から近接した帯域の無線信
号が発せられていても、スペクトルが拡散しているため
その干渉を受けにくい。
高くかつ他の信号源からの干渉に強い無線通信方式であ
る。スペクトル拡散方式としてはいくつかの方式が知ら
れているが、例えば直接変調方式においては、送信機に
搭載される符号変調器により送信信号が位相変調され、
受信機に搭載される符号復調器により受信信号が復調さ
れる。この変復調(スペクトル拡散変復調)の際に用い
られる符号は擬似雑音(PN)符号と呼ばれ、この符号
により変調を行うことで送信信号のスペクトル分布が拡
散する。従って、スペクトル拡散変調を施された送信信
号を他者が受信したとしても、この変調の際に用いたP
N符号を知らない限り復調することができない(信号の
秘匿性)。また、他の信号源から近接した帯域の無線信
号が発せられていても、スペクトルが拡散しているため
その干渉を受けにくい。
【0003】スペクトル拡散方式の特質のうち信号の秘
匿性は、特に、情報の秘匿が重要な軍事関連通信機器に
おいて重視されている。さらに、この秘匿性に加え、干
渉に強いという特質は、各種民生機器において重視され
ている。第1に、近年では無線システムの高周波化が進
行しており、マルチパス干渉による受信信号品質の劣化
が大きな問題となっている。この問題は、干渉に対して
強いスペクトル拡散方式により緩和乃至解決することが
できる。第2に、周波数資源を有効利用するため他の無
線システムとの無線周波数共用化を実現しようとする場
合、送信信号のスペクトルを拡散させるスペクトル拡散
方式が有効である。
匿性は、特に、情報の秘匿が重要な軍事関連通信機器に
おいて重視されている。さらに、この秘匿性に加え、干
渉に強いという特質は、各種民生機器において重視され
ている。第1に、近年では無線システムの高周波化が進
行しており、マルチパス干渉による受信信号品質の劣化
が大きな問題となっている。この問題は、干渉に対して
強いスペクトル拡散方式により緩和乃至解決することが
できる。第2に、周波数資源を有効利用するため他の無
線システムとの無線周波数共用化を実現しようとする場
合、送信信号のスペクトルを拡散させるスペクトル拡散
方式が有効である。
【0004】スペクトル拡散方式を実施するためには、
送信機に符号変調器(スペクトル拡散変調器)を、受信
機に符号復調器(スペクトル拡散復調器)を、それぞれ
搭載する必要がある。また、このスペクトル拡散変調器
における変調速度は送信すべき信号(データ)の伝送レ
ートに比べ高くしなければならない。さらに、受信機の
スペクトル拡散復調器による復調の速度は、送信機にお
ける変調速度同様、高速でなくてはならない。このよう
な高速処理が必要とされるため、スペクトル拡散変復調
に関連する部品については、データ変復調に関連する部
品以上の配慮が、設計者等に対して求められる。
送信機に符号変調器(スペクトル拡散変調器)を、受信
機に符号復調器(スペクトル拡散復調器)を、それぞれ
搭載する必要がある。また、このスペクトル拡散変調器
における変調速度は送信すべき信号(データ)の伝送レ
ートに比べ高くしなければならない。さらに、受信機の
スペクトル拡散復調器による復調の速度は、送信機にお
ける変調速度同様、高速でなくてはならない。このよう
な高速処理が必要とされるため、スペクトル拡散変復調
に関連する部品については、データ変復調に関連する部
品以上の配慮が、設計者等に対して求められる。
【0005】さらに、スペクトル拡散復調器において
は、送信機において使用した符号との同期を獲得する必
要がある。同期を獲得する方法としては、例えば、同期
するまで復調を繰り返す方法や、同期獲得及びスペクト
ル拡散復調を並行して実行する方法がある。しかし、こ
れらの方法においては、同期獲得に時間を必要とすると
いう問題点や、受信機の構成が複雑となるという問題点
がある。
は、送信機において使用した符号との同期を獲得する必
要がある。同期を獲得する方法としては、例えば、同期
するまで復調を繰り返す方法や、同期獲得及びスペクト
ル拡散復調を並行して実行する方法がある。しかし、こ
れらの方法においては、同期獲得に時間を必要とすると
いう問題点や、受信機の構成が複雑となるという問題点
がある。
【0006】この種の問題を発生させないスペクトル拡
散復調器としては、SAWコンボルバを用いた構成があ
る。すなわち、スペクトル拡散変調器において使用した
符号と同一の符号を時間反転してSAWコンボルバに入
力し、受信した信号との相関を求め、相関値がピークと
なったときにデータを復調する方法により、上述した問
題を発生させずにスペクトル拡散復調することができ
る。しかし、このような構成を使用する場合、スペクト
ル拡散変調器において使用した符号を時間反転した符号
が必要になる。また、SAWコンボルバの効率はさほど
よくなく、挿入損失が大きい。
散復調器としては、SAWコンボルバを用いた構成があ
る。すなわち、スペクトル拡散変調器において使用した
符号と同一の符号を時間反転してSAWコンボルバに入
力し、受信した信号との相関を求め、相関値がピークと
なったときにデータを復調する方法により、上述した問
題を発生させずにスペクトル拡散復調することができ
る。しかし、このような構成を使用する場合、スペクト
ル拡散変調器において使用した符号を時間反転した符号
が必要になる。また、SAWコンボルバの効率はさほど
よくなく、挿入損失が大きい。
【0007】スペクトル拡散復調器の他の構成として
は、SAWマッチドフィルタを用いた構成がある。すな
わち、スペクトル拡散変調された送信信号の周波数スペ
クトルに対して複素共役の周波数応答を有するフィルタ
(マッチドフィルタ)をSAW遅延線を用いて実現し、
このフィルタに受信信号を入力してスペクトル拡散復調
することができる。このような構成を用いた場合、SA
Wコンボルバのように時間反転した符号は必要でなく、
また挿入損失も比較的良好である。
は、SAWマッチドフィルタを用いた構成がある。すな
わち、スペクトル拡散変調された送信信号の周波数スペ
クトルに対して複素共役の周波数応答を有するフィルタ
(マッチドフィルタ)をSAW遅延線を用いて実現し、
このフィルタに受信信号を入力してスペクトル拡散復調
することができる。このような構成を用いた場合、SA
Wコンボルバのように時間反転した符号は必要でなく、
また挿入損失も比較的良好である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、SAWマッチ
ドフィルタを用いてスペクトル拡散復調を行う場合、こ
のフィルタを、スペクトル拡散変調された送信信号の周
波数スペクトルに応じて設計しなければならない。すな
わち、SAWマッチドフィルタの特性は、スペクトル拡
散変調器で使用した符号に応じて設計しなければならな
い。
ドフィルタを用いてスペクトル拡散復調を行う場合、こ
のフィルタを、スペクトル拡散変調された送信信号の周
波数スペクトルに応じて設計しなければならない。すな
わち、SAWマッチドフィルタの特性は、スペクトル拡
散変調器で使用した符号に応じて設計しなければならな
い。
【0009】また、SAWマッチドフィルタの温度特性
は、そのシステムが使用される温度範囲内全域に亘って
安定でなければならず、この安定性は環境温度基準で絶
対的に得られなければならない。
は、そのシステムが使用される温度範囲内全域に亘って
安定でなければならず、この安定性は環境温度基準で絶
対的に得られなければならない。
【0010】さらに、事務所内に配設されるローカルエ
リアネットワーク(LAN)のように双方向通信が必要
となる場合、例えばサーバとクライアントの間でスペク
トル拡散通信を行おうとすると、各機器にスペクトル拡
散変調器とスペクトル拡散復調器を共に搭載しなければ
ならなくなり、装置構成の大型化や複雑化、ひいてはコ
ストデメリットが生じてしまう。
リアネットワーク(LAN)のように双方向通信が必要
となる場合、例えばサーバとクライアントの間でスペク
トル拡散通信を行おうとすると、各機器にスペクトル拡
散変調器とスペクトル拡散復調器を共に搭載しなければ
ならなくなり、装置構成の大型化や複雑化、ひいてはコ
ストデメリットが生じてしまう。
【0011】本発明は、このような問題点を解決するこ
とを課題としてなされたものであり、第1に、送信機に
搭載されるスペクトル拡散変調器と受信機に搭載される
スペクトル拡散復調器を全く同一の構成とすることを可
能にし、これにより、スペクトル拡散復調器の特性をス
ペクトル拡散変調器の特性と容易に適合させることを目
的とする。第2に、温度特性の安定性を環境温度基準で
絶対的に確保する必要をなくし送信機と受信機の温度差
(相対温度)を基準として確保するのみでよくすること
により、より広い温度範囲で使用可能にすることを目的
とする。第3に、スペクトル拡散変調器及びスペクトル
拡散復調器を単一の部品として構成することにより、例
えばスペクトル拡散を伴う双方向通信を行うシステムの
ように単一の機器にスペクトル拡散変調器及びスペクト
ル拡散復調器を共に搭載しなければならないアプリケー
ションであっても、当該機器を小形軽量化可能にするこ
とを目的とする。
とを課題としてなされたものであり、第1に、送信機に
搭載されるスペクトル拡散変調器と受信機に搭載される
スペクトル拡散復調器を全く同一の構成とすることを可
能にし、これにより、スペクトル拡散復調器の特性をス
ペクトル拡散変調器の特性と容易に適合させることを目
的とする。第2に、温度特性の安定性を環境温度基準で
絶対的に確保する必要をなくし送信機と受信機の温度差
(相対温度)を基準として確保するのみでよくすること
により、より広い温度範囲で使用可能にすることを目的
とする。第3に、スペクトル拡散変調器及びスペクトル
拡散復調器を単一の部品として構成することにより、例
えばスペクトル拡散を伴う双方向通信を行うシステムの
ように単一の機器にスペクトル拡散変調器及びスペクト
ル拡散復調器を共に搭載しなければならないアプリケー
ションであっても、当該機器を小形軽量化可能にするこ
とを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明のSAWスペクトル拡散変復調器は、
その表面においてSAWを伝搬可能な圧電基板と、上記
表面に構成された入力電極及び出力電極を有し、スペク
トル拡散変調された信号が入力電極に入力された場合に
この信号をスペクトル拡散復調して出力電極から出力す
る第1のSAWフィルタと、上記表面に構成された入力
電極及び出力電極を有し、インパルスが入力電極に入力
された場合にこの信号を第1のフィルタと同一の符号に
よりスペクトル拡散変調して出力電極から出力する第2
のSAWフィルタと、を備え、第1のSAWフィルタの
入力電極及び出力電極のいずれか一方と第2のSAWフ
ィルタの入力電極及び出力電極のいずれか一方を共通の
電極として構成すると共に、第2のSAWフィルタの入
力電極及び出力電極のうち他方が第1のSAWフィルタ
の入力電極及び出力電極のうち他方を上記表面上で平行
移動した構成を有することを特徴とする。
るために、本発明のSAWスペクトル拡散変復調器は、
その表面においてSAWを伝搬可能な圧電基板と、上記
表面に構成された入力電極及び出力電極を有し、スペク
トル拡散変調された信号が入力電極に入力された場合に
この信号をスペクトル拡散復調して出力電極から出力す
る第1のSAWフィルタと、上記表面に構成された入力
電極及び出力電極を有し、インパルスが入力電極に入力
された場合にこの信号を第1のフィルタと同一の符号に
よりスペクトル拡散変調して出力電極から出力する第2
のSAWフィルタと、を備え、第1のSAWフィルタの
入力電極及び出力電極のいずれか一方と第2のSAWフ
ィルタの入力電極及び出力電極のいずれか一方を共通の
電極として構成すると共に、第2のSAWフィルタの入
力電極及び出力電極のうち他方が第1のSAWフィルタ
の入力電極及び出力電極のうち他方を上記表面上で平行
移動した構成を有することを特徴とする。
【0013】また、本発明のSAWスペクトル拡散変復
調器は、その表面においてSAWを伝搬可能な圧電基板
と、上記表面に形成され、電気信号の入力に応じSAW
を発生させ圧電基板上の所定方向にこのSAWを送波す
る一方で、この所定方向と逆の方向からSAWを受波し
た場合にこれを電気信号に変換して出力する第1の電極
と、上記表面において第1の電極から見て上記所定方向
に所定距離隔てて形成され、第1の電極によって送波さ
れたSAWを受波した場合にこれを電気信号に変換して
出力する第2の電極と、上記表面において第1の電極か
ら見て上記逆の方向に所定距離隔てて形成され、電気信
号の入力に応じSAWを発生させ第1の電極に送波する
第3の電極と、を備え、スペクトル拡散変調された信号
が第1の電極又は第2の電極に入力された場合に第2の
電極又は第1の電極からこの信号をスペクトル拡散復調
した信号が出力されるよう、第1の電極及び第2の電極
のパターン及びその間隔が設定されており、インパルス
が第3の電極又は第1の電極に入力された場合に第1の
電極又は第3の電極からこのインパルスをスペクトル拡
散変調した信号が出力されるよう、第3の電極が第2の
電極とほぼ同一のパターンを有することを特徴とする。
調器は、その表面においてSAWを伝搬可能な圧電基板
と、上記表面に形成され、電気信号の入力に応じSAW
を発生させ圧電基板上の所定方向にこのSAWを送波す
る一方で、この所定方向と逆の方向からSAWを受波し
た場合にこれを電気信号に変換して出力する第1の電極
と、上記表面において第1の電極から見て上記所定方向
に所定距離隔てて形成され、第1の電極によって送波さ
れたSAWを受波した場合にこれを電気信号に変換して
出力する第2の電極と、上記表面において第1の電極か
ら見て上記逆の方向に所定距離隔てて形成され、電気信
号の入力に応じSAWを発生させ第1の電極に送波する
第3の電極と、を備え、スペクトル拡散変調された信号
が第1の電極又は第2の電極に入力された場合に第2の
電極又は第1の電極からこの信号をスペクトル拡散復調
した信号が出力されるよう、第1の電極及び第2の電極
のパターン及びその間隔が設定されており、インパルス
が第3の電極又は第1の電極に入力された場合に第1の
電極又は第3の電極からこのインパルスをスペクトル拡
散変調した信号が出力されるよう、第3の電極が第2の
電極とほぼ同一のパターンを有することを特徴とする。
【0014】本発明のスペクトル拡散通信装置は、送信
機として構成する場合、本発明のSAWスペクトル拡散
変復調器と、送信すべきデータによって変調されたイン
パルスを第3の電極又は第1の電極に入力する手段と、
第1の電極又は第3の電極から出力されるスペクトル拡
散変調された信号を、送信出力する手段と、を備えるこ
とを特徴とする。
機として構成する場合、本発明のSAWスペクトル拡散
変復調器と、送信すべきデータによって変調されたイン
パルスを第3の電極又は第1の電極に入力する手段と、
第1の電極又は第3の電極から出力されるスペクトル拡
散変調された信号を、送信出力する手段と、を備えるこ
とを特徴とする。
【0015】本発明のスペクトル拡散通信装置は、受信
機として構成する場合、本発明のSAWスペクトル拡散
変復調器と、データを搬送しておりスペクトル拡散変調
されている信号を受信し、第1の電極又は第2の電極に
入力する手段と、第2の電極又は第1の電極から出力さ
れるスペクトル拡散復調された信号に基づき、データを
再生する手段と、を備えることを特徴とする。
機として構成する場合、本発明のSAWスペクトル拡散
変復調器と、データを搬送しておりスペクトル拡散変調
されている信号を受信し、第1の電極又は第2の電極に
入力する手段と、第2の電極又は第1の電極から出力さ
れるスペクトル拡散復調された信号に基づき、データを
再生する手段と、を備えることを特徴とする。
【0016】本発明のスペクトル拡散通信装置は、送受
信機として構成する場合、本発明のSAWスペクトル拡
散変復調器と、送信すべきデータによって変調されたイ
ンパルスを第3の電極又は第1の電極に入力する手段
と、第1の電極又は第3の電極から出力されるスペクト
ル拡散変調された信号を、送信出力する手段と、データ
を搬送しておりスペクトル拡散変調されている信号を受
信し、第1の電極又は第2の電極に入力する手段と、第
2の電極又は第1の電極から出力されるスペクトル拡散
復調された信号に基づき、データを再生する手段と、を
備えることを特徴とする。
信機として構成する場合、本発明のSAWスペクトル拡
散変復調器と、送信すべきデータによって変調されたイ
ンパルスを第3の電極又は第1の電極に入力する手段
と、第1の電極又は第3の電極から出力されるスペクト
ル拡散変調された信号を、送信出力する手段と、データ
を搬送しておりスペクトル拡散変調されている信号を受
信し、第1の電極又は第2の電極に入力する手段と、第
2の電極又は第1の電極から出力されるスペクトル拡散
復調された信号に基づき、データを再生する手段と、を
備えることを特徴とする。
【0017】本発明のスペクトル拡散通信システムは、
スペクトル拡散変調された信号を送信する本発明のスペ
クトル拡散通信装置と、スペクトル拡散変調された信号
を受信する本発明のスペクトル拡散通信装置と、を有す
ることを特徴とする。
スペクトル拡散変調された信号を送信する本発明のスペ
クトル拡散通信装置と、スペクトル拡散変調された信号
を受信する本発明のスペクトル拡散通信装置と、を有す
ることを特徴とする。
【0018】そして、本発明のSAWスペクトル拡散変
復調器の第1の構成方法は、第1の電極から送波された
SAWが第2の電極によって受波された場合に、第1の
電極を励振した電気信号に施されているスペクトル拡散
変調が復調されて第2の電極から電気信号として出力さ
れるよう、第1の電極及び第2の電極のパターン及び両
者の配置間隔を定め、第3の電極から送波されたSAW
が第1の電極によって受波された場合に、第3の電極を
励振した電気信号にスペクトル拡散変調を施した信号が
第1の電極から電気信号として出力されるよう、第3の
電極のパターン及び第1の電極に対する配置間隔を定
め、その表面においてSAWを伝搬可能な圧電基板の当
該表面に、第1の電極を定められたパターンで形成し、
第1の電極から送波されたSAWが伝搬する2個の方向
それぞれに、定められた配置間隔だけ第1の電極から間
隔してかつ定められたパターンで第2の電極及び第3の
電極を配置することにより、単一の圧電基板の表面にス
ペクトル拡散変調器及びスペクトル拡散復調器を構成す
ると共に、スペクトル拡散変調器の出力電極及びスペク
トル拡散復調器の入力電極を第1の電極として兼用構成
したことを特徴とする。
復調器の第1の構成方法は、第1の電極から送波された
SAWが第2の電極によって受波された場合に、第1の
電極を励振した電気信号に施されているスペクトル拡散
変調が復調されて第2の電極から電気信号として出力さ
れるよう、第1の電極及び第2の電極のパターン及び両
者の配置間隔を定め、第3の電極から送波されたSAW
が第1の電極によって受波された場合に、第3の電極を
励振した電気信号にスペクトル拡散変調を施した信号が
第1の電極から電気信号として出力されるよう、第3の
電極のパターン及び第1の電極に対する配置間隔を定
め、その表面においてSAWを伝搬可能な圧電基板の当
該表面に、第1の電極を定められたパターンで形成し、
第1の電極から送波されたSAWが伝搬する2個の方向
それぞれに、定められた配置間隔だけ第1の電極から間
隔してかつ定められたパターンで第2の電極及び第3の
電極を配置することにより、単一の圧電基板の表面にス
ペクトル拡散変調器及びスペクトル拡散復調器を構成す
ると共に、スペクトル拡散変調器の出力電極及びスペク
トル拡散復調器の入力電極を第1の電極として兼用構成
したことを特徴とする。
【0019】本発明のSAWスペクトル拡散変復調器の
第2の構成方法は、第1の電極から送波されたSAWが
第2の電極によって受波された場合に、第1の電極を励
振した電気信号に施されているスペクトル拡散変調が復
調されて第2の電極から電気信号として出力されるよ
う、第1の電極及び第2の電極のパターン及び両者の配
置間隔を定め、第1の電極から送波されたSAWが第3
の電極によって受波された場合に、第1の電極を励振し
た電気信号にスペクトル拡散変調を施した信号が第3の
電極から電気信号として出力されるよう、第3の電極の
パターン及び第1の電極に対する配置間隔を定め、その
表面においてSAWを伝搬可能な圧電基板の当該表面
に、第1の電極を定められたパターンで形成し、第1の
電極からSAWを送波する場合にこのSAWが伝搬する
2個の方向それぞれに、定められた配置間隔だけ第1の
電極から間隔してかつ定められたパターンで第2の電極
及び第3の電極を配置することにより、単一の圧電基板
の表面にスペクトル拡散変調器及びスペクトル拡散復調
器を構成すると共に、スペクトル拡散変調器の入力電極
及びスペクトル拡散復調器の入力電極を第1の電極とし
て兼用構成したことを特徴とする。
第2の構成方法は、第1の電極から送波されたSAWが
第2の電極によって受波された場合に、第1の電極を励
振した電気信号に施されているスペクトル拡散変調が復
調されて第2の電極から電気信号として出力されるよ
う、第1の電極及び第2の電極のパターン及び両者の配
置間隔を定め、第1の電極から送波されたSAWが第3
の電極によって受波された場合に、第1の電極を励振し
た電気信号にスペクトル拡散変調を施した信号が第3の
電極から電気信号として出力されるよう、第3の電極の
パターン及び第1の電極に対する配置間隔を定め、その
表面においてSAWを伝搬可能な圧電基板の当該表面
に、第1の電極を定められたパターンで形成し、第1の
電極からSAWを送波する場合にこのSAWが伝搬する
2個の方向それぞれに、定められた配置間隔だけ第1の
電極から間隔してかつ定められたパターンで第2の電極
及び第3の電極を配置することにより、単一の圧電基板
の表面にスペクトル拡散変調器及びスペクトル拡散復調
器を構成すると共に、スペクトル拡散変調器の入力電極
及びスペクトル拡散復調器の入力電極を第1の電極とし
て兼用構成したことを特徴とする。
【0020】本発明のSAWスペクトル拡散変復調器の
第3の構成方法は、第2の電極から送波されたSAWが
第1の電極によって受波された場合に、第2の電極を励
振した電気信号に施されているスペクトル拡散変調が復
調されて第1の電極から電気信号として出力されるよ
う、第1の電極及び第2の電極のパターン及び両者の配
置間隔を定め、第3の電極から送波されたSAWが第1
の電極によって受波された場合に、第3の電極を励振し
た電気信号にスペクトル拡散変調を施した信号が第1の
電極から電気信号として出力されるよう、第3の電極の
パターン及び第1の電極に対する配置間隔を定め、その
表面においてSAWを伝搬可能な圧電基板の当該表面
に、第1の電極を定められたパターンで形成し、第1の
電極からSAWを送波する場合にこのSAWが伝搬する
2個の方向それぞれに、定められた配置間隔だけ第1の
電極から間隔してかつ定められたパターンで第2の電極
及び第3の電極を配置することにより、単一の圧電基板
の表面にスペクトル拡散変調器及びスペクトル拡散復調
器を構成すると共に、スペクトル拡散変調器の出力電極
及びスペクトル拡散復調器の出力電極を第1の電極とし
て兼用構成したことを特徴とする。
第3の構成方法は、第2の電極から送波されたSAWが
第1の電極によって受波された場合に、第2の電極を励
振した電気信号に施されているスペクトル拡散変調が復
調されて第1の電極から電気信号として出力されるよ
う、第1の電極及び第2の電極のパターン及び両者の配
置間隔を定め、第3の電極から送波されたSAWが第1
の電極によって受波された場合に、第3の電極を励振し
た電気信号にスペクトル拡散変調を施した信号が第1の
電極から電気信号として出力されるよう、第3の電極の
パターン及び第1の電極に対する配置間隔を定め、その
表面においてSAWを伝搬可能な圧電基板の当該表面
に、第1の電極を定められたパターンで形成し、第1の
電極からSAWを送波する場合にこのSAWが伝搬する
2個の方向それぞれに、定められた配置間隔だけ第1の
電極から間隔してかつ定められたパターンで第2の電極
及び第3の電極を配置することにより、単一の圧電基板
の表面にスペクトル拡散変調器及びスペクトル拡散復調
器を構成すると共に、スペクトル拡散変調器の出力電極
及びスペクトル拡散復調器の出力電極を第1の電極とし
て兼用構成したことを特徴とする。
【0021】本発明のSAWスペクトル拡散変復調器の
第4の構成方法は、第2の電極から送波されたSAWが
第1の電極によって受波された場合に、第2の電極を励
振した電気信号に施されているスペクトル拡散変調が復
調されて第1の電極から電気信号として出力されるよ
う、第1の電極及び第2の電極のパターン及び両者の配
置間隔を定め、第1の電極から送波されたSAWが第3
の電極によって受波された場合に、第1の電極を励振し
た電気信号にスペクトル拡散変調を施した信号が第3の
電極から電気信号として出力されるよう、第3の電極の
パターン及び第1の電極に対する配置間隔を定め、その
表面においてSAWを伝搬可能な圧電基板の当該表面
に、第1の電極を定められたパターンで形成し、第1の
電極からSAWを送波する場合にこのSAWが伝搬する
2個の方向それぞれに、定められた配置間隔だけ第1の
電極から間隔してかつ定められたパターンで第2の電極
及び第3の電極を配置することにより、単一の圧電基板
の表面にスペクトル拡散変調器及びスペクトル拡散復調
器を構成すると共に、スペクトル拡散変調器の入力電極
及びスペクトル拡散復調器の出力電極を第1の電極とし
て兼用構成したことを特徴とする。
第4の構成方法は、第2の電極から送波されたSAWが
第1の電極によって受波された場合に、第2の電極を励
振した電気信号に施されているスペクトル拡散変調が復
調されて第1の電極から電気信号として出力されるよ
う、第1の電極及び第2の電極のパターン及び両者の配
置間隔を定め、第1の電極から送波されたSAWが第3
の電極によって受波された場合に、第1の電極を励振し
た電気信号にスペクトル拡散変調を施した信号が第3の
電極から電気信号として出力されるよう、第3の電極の
パターン及び第1の電極に対する配置間隔を定め、その
表面においてSAWを伝搬可能な圧電基板の当該表面
に、第1の電極を定められたパターンで形成し、第1の
電極からSAWを送波する場合にこのSAWが伝搬する
2個の方向それぞれに、定められた配置間隔だけ第1の
電極から間隔してかつ定められたパターンで第2の電極
及び第3の電極を配置することにより、単一の圧電基板
の表面にスペクトル拡散変調器及びスペクトル拡散復調
器を構成すると共に、スペクトル拡散変調器の入力電極
及びスペクトル拡散復調器の出力電極を第1の電極とし
て兼用構成したことを特徴とする。
【0022】
【作用】本発明のSAWスペクトル拡散変復調器におい
ては、単一の圧電基板上に第1及び第2のSAWフィル
タが構成される。そのうち第1のSAWフィルタは、ス
ペクトル拡散復調のためのフィルタ(通常はマッチドフ
ィルタ)であり、第2のSAWフィルタは、スペクトル
拡散変調のためのフィルタである。すなわち、第1のS
AWフィルタの入力電極にスペクトル拡散変調された信
号(スペクトル拡散変調信号)が入力されると、このフ
ィルタの出力電極からは、スペクトル拡散復調された信
号(スペクトル拡散復調信号)が出力される。また、第
2のSAWフィルタの入力電極にスペクトル拡散復調信
号が入力されると、このフィルタの出力電極からは、ス
ペクトル拡散変調信号が出力される。第2のフィルタに
よって施されるスペクトル拡散変調に係る符号は、第1
のフィルタによって復調されるスペクトル拡散変調信号
の変調符号と同じである。
ては、単一の圧電基板上に第1及び第2のSAWフィル
タが構成される。そのうち第1のSAWフィルタは、ス
ペクトル拡散復調のためのフィルタ(通常はマッチドフ
ィルタ)であり、第2のSAWフィルタは、スペクトル
拡散変調のためのフィルタである。すなわち、第1のS
AWフィルタの入力電極にスペクトル拡散変調された信
号(スペクトル拡散変調信号)が入力されると、このフ
ィルタの出力電極からは、スペクトル拡散復調された信
号(スペクトル拡散復調信号)が出力される。また、第
2のSAWフィルタの入力電極にスペクトル拡散復調信
号が入力されると、このフィルタの出力電極からは、ス
ペクトル拡散変調信号が出力される。第2のフィルタに
よって施されるスペクトル拡散変調に係る符号は、第1
のフィルタによって復調されるスペクトル拡散変調信号
の変調符号と同じである。
【0023】本発明においては、第1のSAWフィルタ
の入力電極及び出力電極のうちいずれか一方と第2のS
AWフィルタの入力電極及び出力電極のうちいずれか一
方が、共通の電極として構成される。ここで、共通の電
極として構成される電極を第1の電極と呼び、残りの2
種類の電極のうち第1のSAWフィルタを構成する電極
及び第2のSAWフィルタを構成する電極をそれぞれ第
2又は第3の電極と呼ぶこととする。本発明において
は、第3の電極が第2の電極を圧電基板の表面上で平行
移動した電極として構成される。これにより、単一の圧
電基板上に、従って同一特性で、スペクトル拡散変調機
能とスペクトル拡散復調機能とがその一部構成を兼用し
つつコンパクトに構成される。
の入力電極及び出力電極のうちいずれか一方と第2のS
AWフィルタの入力電極及び出力電極のうちいずれか一
方が、共通の電極として構成される。ここで、共通の電
極として構成される電極を第1の電極と呼び、残りの2
種類の電極のうち第1のSAWフィルタを構成する電極
及び第2のSAWフィルタを構成する電極をそれぞれ第
2又は第3の電極と呼ぶこととする。本発明において
は、第3の電極が第2の電極を圧電基板の表面上で平行
移動した電極として構成される。これにより、単一の圧
電基板上に、従って同一特性で、スペクトル拡散変調機
能とスペクトル拡散復調機能とがその一部構成を兼用し
つつコンパクトに構成される。
【0024】このように、本発明においては、単一の圧
電基板上にスペクトル拡散変調器とスペクトル拡散復調
器が構成される。従って、本発明のスペクトル拡散変復
調器を搭載したスペクトル拡散通信装置によれば、スペ
クトル拡散を伴う双方向通信を行う通信機のようにスペ
クトル拡散変調器及びスペクトル拡散復調器を共に搭載
しなければならない通信機が、より小形軽量になる。
電基板上にスペクトル拡散変調器とスペクトル拡散復調
器が構成される。従って、本発明のスペクトル拡散変復
調器を搭載したスペクトル拡散通信装置によれば、スペ
クトル拡散を伴う双方向通信を行う通信機のようにスペ
クトル拡散変調器及びスペクトル拡散復調器を共に搭載
しなければならない通信機が、より小形軽量になる。
【0025】さらに、ある通信機(スペクトル拡散通信
装置)に搭載されるスペクトル拡散変復調器と他のスペ
クトル拡散通信装置に搭載されるスペクトル拡散変復調
器とを共に本発明に係る同一の構成とした場合、両スペ
クトル拡散通信装置のいずれにおいても同一原理でかつ
同一特性の変復調が行われることになるから、スペクト
ル拡散変調器の特性を考慮してスペクトル拡散復調器の
特性を決定するといった設計を従来に比べ厳密に行わな
くてもよくなる。
装置)に搭載されるスペクトル拡散変復調器と他のスペ
クトル拡散通信装置に搭載されるスペクトル拡散変復調
器とを共に本発明に係る同一の構成とした場合、両スペ
クトル拡散通信装置のいずれにおいても同一原理でかつ
同一特性の変復調が行われることになるから、スペクト
ル拡散変調器の特性を考慮してスペクトル拡散復調器の
特性を決定するといった設計を従来に比べ厳密に行わな
くてもよくなる。
【0026】加えて、相互に無線通信する複数のスペク
トル拡散通信装置のいずれにおいても同一原理でかつ同
一特性の変復調が行われるため、スペクトル拡散復調器
の温度安定性を環境温度基準で絶対的に確保する必要が
なくなる。すなわち、各スペクトル拡散通信装置の温度
安定性の規格は相互の使用温度の差に対して定めればよ
くなる。一般に、通信システムにおける通信装置相互の
使用温度差は、各通信装置が使用される温度の範囲より
小さいため、本発明を使用することによりスペクトル拡
散通信装置の使用可能温度範囲が広がる。
トル拡散通信装置のいずれにおいても同一原理でかつ同
一特性の変復調が行われるため、スペクトル拡散復調器
の温度安定性を環境温度基準で絶対的に確保する必要が
なくなる。すなわち、各スペクトル拡散通信装置の温度
安定性の規格は相互の使用温度の差に対して定めればよ
くなる。一般に、通信システムにおける通信装置相互の
使用温度差は、各通信装置が使用される温度の範囲より
小さいため、本発明を使用することによりスペクトル拡
散通信装置の使用可能温度範囲が広がる。
【0027】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例について図面に
基づき説明する。
基づき説明する。
【0028】(1)SAWスペクトル拡散変復調器構成 図1には、本発明の一実施例に係るSAWスペクトル拡
散変復調器101の構成が示されている。この図に示さ
れるSAWスペクトル拡散変復調器101は圧電基板1
の同一表面に3種類の電極2〜4を形成した構成を有し
ている。
散変復調器101の構成が示されている。この図に示さ
れるSAWスペクトル拡散変復調器101は圧電基板1
の同一表面に3種類の電極2〜4を形成した構成を有し
ている。
【0029】これらの電極のうちマッチドフィルタ電極
3及び復調信号出力電極4は、スペクトル拡散変調信号
を復調するためのSAWマッチドフィルタを構成してい
る。すなわち、端子6を介して電極3に信号が入力され
ると、この信号によって電極3が励振され、基板1の表
面にSAWが発生する。このSAWは電極3から見て図
中右方向と左方向に伝搬する。そのうち、右方向に伝搬
したSAWは電極4によって受波され、電気信号に変換
される。ここに、電極3及び4の電極パターン(例えば
電極幅、電極ピッチ、電極長等のパターン)や、電極3
と電極4の間隔X0は、電極3にスペクトル拡散変調信
号(スペクトル拡散変調が施された信号)が入力された
場合に当該信号と電極パターンとの相関がピークとなる
よう、設計されている。従って、電極3にスペクトル拡
散変調信号を入力した場合に電極4から端子7を介して
出力される信号に基づき、スペクトル拡散変調信号によ
って搬送されているデータを再生することができる。端
子6及び7は、従って、この図の素子を通信装置に搭載
する際、それぞれ、スペクトル拡散変調信号入力端子又
はスペクトル拡散復調信号出力端子として用いられる。
3及び復調信号出力電極4は、スペクトル拡散変調信号
を復調するためのSAWマッチドフィルタを構成してい
る。すなわち、端子6を介して電極3に信号が入力され
ると、この信号によって電極3が励振され、基板1の表
面にSAWが発生する。このSAWは電極3から見て図
中右方向と左方向に伝搬する。そのうち、右方向に伝搬
したSAWは電極4によって受波され、電気信号に変換
される。ここに、電極3及び4の電極パターン(例えば
電極幅、電極ピッチ、電極長等のパターン)や、電極3
と電極4の間隔X0は、電極3にスペクトル拡散変調信
号(スペクトル拡散変調が施された信号)が入力された
場合に当該信号と電極パターンとの相関がピークとなる
よう、設計されている。従って、電極3にスペクトル拡
散変調信号を入力した場合に電極4から端子7を介して
出力される信号に基づき、スペクトル拡散変調信号によ
って搬送されているデータを再生することができる。端
子6及び7は、従って、この図の素子を通信装置に搭載
する際、それぞれ、スペクトル拡散変調信号入力端子又
はスペクトル拡散復調信号出力端子として用いられる。
【0030】また、インパルス入力電極2及びマッチド
フィルタ電極3は、スペクトル拡散変調信号を発生させ
るSAWフィルタとして構成されている。すなわち、端
子5を介して電極2にインパルスが入力されると、この
インパルスによって電極2が励振され、基板1の表面に
SAWが発生する。このSAWは電極2から見て図中右
方向と左方向に伝搬する。そのうち、右方向に伝搬した
SAWは電極3によって受波され、電気信号に変換され
る。ここに、電極3の電極パターンが上述のように設計
されているのに加え、電極2は電極4を圧電基板1上で
平行移動したほぼ同一の電極構成(パターン)を有して
いる。従って、電極2にインパルスを入力した場合に電
極3から端子6を介して出力される信号は、電極3及び
4から構成されるマッチドフィルタの復調符号と同一の
符号で、インパルスをスペクトル拡散変調した信号とな
る。インパルスとしてデータにより変調されているイン
パルスを入力することにより、データを搬送するスペク
トル拡散変調信号が、端子6から出力される。端子5及
び6は、従って、この図の素子を通信装置に搭載する
際、それぞれ、データによって変調されたインパルスの
入力端子又はスペクトル拡散変調信号出力端子として用
いられる。
フィルタ電極3は、スペクトル拡散変調信号を発生させ
るSAWフィルタとして構成されている。すなわち、端
子5を介して電極2にインパルスが入力されると、この
インパルスによって電極2が励振され、基板1の表面に
SAWが発生する。このSAWは電極2から見て図中右
方向と左方向に伝搬する。そのうち、右方向に伝搬した
SAWは電極3によって受波され、電気信号に変換され
る。ここに、電極3の電極パターンが上述のように設計
されているのに加え、電極2は電極4を圧電基板1上で
平行移動したほぼ同一の電極構成(パターン)を有して
いる。従って、電極2にインパルスを入力した場合に電
極3から端子6を介して出力される信号は、電極3及び
4から構成されるマッチドフィルタの復調符号と同一の
符号で、インパルスをスペクトル拡散変調した信号とな
る。インパルスとしてデータにより変調されているイン
パルスを入力することにより、データを搬送するスペク
トル拡散変調信号が、端子6から出力される。端子5及
び6は、従って、この図の素子を通信装置に搭載する
際、それぞれ、データによって変調されたインパルスの
入力端子又はスペクトル拡散変調信号出力端子として用
いられる。
【0031】作用効果 このように、本実施例によれば、単一の圧電基板1上に
形成した3種類の電極2〜4のうち電極3及び4により
マッチドフィルタが構成されるため、スペクトル拡散変
調信号をこのフィルタによって復調することができる。
さらに、電極2の構成を電極4のそれとほぼ同一の構成
としたため、電極2にインパルスを入力することにより
当該マッチドフィルタに対応した符号に係るスペクトル
拡散変調信号を発生させることができる。すなわち、単
一の圧電基板1上に、スペクトル拡散変調器とスペクト
ル拡散復調器を構成できる。また、その構成は一部共用
化されており、従って小形軽量となる。
形成した3種類の電極2〜4のうち電極3及び4により
マッチドフィルタが構成されるため、スペクトル拡散変
調信号をこのフィルタによって復調することができる。
さらに、電極2の構成を電極4のそれとほぼ同一の構成
としたため、電極2にインパルスを入力することにより
当該マッチドフィルタに対応した符号に係るスペクトル
拡散変調信号を発生させることができる。すなわち、単
一の圧電基板1上に、スペクトル拡散変調器とスペクト
ル拡散復調器を構成できる。また、その構成は一部共用
化されており、従って小形軽量となる。
【0032】(2)スペクトル拡散通信装置構成 図2には、図1に示されるSAWスペクトル変復調器1
01を用いて構成したスペクトル拡散通信装置201の
構成が示されている。この図に示されるスペクトル拡散
通信装置201は、SAWスペクトル変復調器101の
他に、インパルス発生装置102、送受信切替器10
3、送信用ミキサ104a、受信用ミキサ104b、局
部発振器105、高周波パワーアンプ106、分配器1
07、アンテナ108、ローノイズアンプ109及びデ
ータ再生器110を有している。
01を用いて構成したスペクトル拡散通信装置201の
構成が示されている。この図に示されるスペクトル拡散
通信装置201は、SAWスペクトル変復調器101の
他に、インパルス発生装置102、送受信切替器10
3、送信用ミキサ104a、受信用ミキサ104b、局
部発振器105、高周波パワーアンプ106、分配器1
07、アンテナ108、ローノイズアンプ109及びデ
ータ再生器110を有している。
【0033】インパルス発生装置102は、送信すべき
データにより変調されたインパルスを発生させ、SAW
スペクトル変復調器101の端子5を介して電極2に入
力する。電極2はこのインパルスによって励振され、圧
電基板1の表面にSAWが発生する。発生したSAWは
電極3によって時間T0´=X0´/v(但し、X
0´:電極2と電極3の間隔、v:SAWの伝搬速度)
経過後に受波される。電極3は、受波したSAWを電気
信号に変換する。得られた信号は、インパルスをスペク
トル拡散変調した信号である。このスペクトル拡散変調
信号は、端子6を介して送受信切替器103に入力さ
れ、さらに送信用ミキサ104aに入力される。送信用
ミキサ104aは、局部発振器105によって生成され
る局部発振信号とスペクトル拡散変調信号とを混合し、
無線周波数(RF)に変換する。高周波パワーアンプ1
06は、RFに変換された信号を電力増幅し、分配器1
07を介してアンテナ108に供給する。これにより、
データを搬送しておりかつスペクトル拡散変調されてい
る信号が、無線送信される。
データにより変調されたインパルスを発生させ、SAW
スペクトル変復調器101の端子5を介して電極2に入
力する。電極2はこのインパルスによって励振され、圧
電基板1の表面にSAWが発生する。発生したSAWは
電極3によって時間T0´=X0´/v(但し、X
0´:電極2と電極3の間隔、v:SAWの伝搬速度)
経過後に受波される。電極3は、受波したSAWを電気
信号に変換する。得られた信号は、インパルスをスペク
トル拡散変調した信号である。このスペクトル拡散変調
信号は、端子6を介して送受信切替器103に入力さ
れ、さらに送信用ミキサ104aに入力される。送信用
ミキサ104aは、局部発振器105によって生成され
る局部発振信号とスペクトル拡散変調信号とを混合し、
無線周波数(RF)に変換する。高周波パワーアンプ1
06は、RFに変換された信号を電力増幅し、分配器1
07を介してアンテナ108に供給する。これにより、
データを搬送しておりかつスペクトル拡散変調されてい
る信号が、無線送信される。
【0034】逆に、データを搬送しているスペクトル拡
散変調信号を他の通信装置から受信した場合、まず分配
器107を介してローノイズアンプ109にこの信号が
供給され、ローノイズアンプ109により低雑音増幅さ
れる。低雑音増幅された信号は、受信用ミキサ104b
によって局部発振信号と混合され、RFから中間周波数
(IF)に変換される。IFに変換された信号は、送受
信切替器103及び端子6を介して電極3に入力され
る。電極3はこの信号によって励振され、圧電基板1の
表面にSAWが発生する。発生したSAWは電極4によ
って時間T0=X0/v経過後に受波される。電極4
は、受波したSAWを電気信号に変換する。受信した信
号に施されているスペクトル拡散変調に係る符号が電極
3及び4のパターンと一致している場合、電極4から得
られる信号に基づきデータを再生することができる。こ
の再生は、データ再生器110が行う。
散変調信号を他の通信装置から受信した場合、まず分配
器107を介してローノイズアンプ109にこの信号が
供給され、ローノイズアンプ109により低雑音増幅さ
れる。低雑音増幅された信号は、受信用ミキサ104b
によって局部発振信号と混合され、RFから中間周波数
(IF)に変換される。IFに変換された信号は、送受
信切替器103及び端子6を介して電極3に入力され
る。電極3はこの信号によって励振され、圧電基板1の
表面にSAWが発生する。発生したSAWは電極4によ
って時間T0=X0/v経過後に受波される。電極4
は、受波したSAWを電気信号に変換する。受信した信
号に施されているスペクトル拡散変調に係る符号が電極
3及び4のパターンと一致している場合、電極4から得
られる信号に基づきデータを再生することができる。こ
の再生は、データ再生器110が行う。
【0035】作用効果 従って、本実施例に係るSAWスペクトル拡散変復調器
101を搭載することにより、事務所内のLAN等、ス
ペクトル拡散を伴う双方向通信を行うスペクトル拡散変
復調装置201を、より小形軽量にすることができる。
101を搭載することにより、事務所内のLAN等、ス
ペクトル拡散を伴う双方向通信を行うスペクトル拡散変
復調装置201を、より小形軽量にすることができる。
【0036】(3)スペクトル拡散通信システム 図3には、図2のスペクトル拡散通信装置201と、こ
れと同一の構成を有するスペクトル拡散通信装置201
´とを有するスペクトル拡散通信システムの構成が示さ
れている。この図に示されるようにシステムを構成した
場合、各スペクトル拡散通信装置201及び201´に
搭載されるスペクトル拡散変復調器101が同一原理、
同一特性に係る構成とすることができるため、同一原理
でかつ同一特性の変復調を各スペクトル拡散通信装置2
01及び201´において実現できる。その際、電極2
の構造を、第4の電極を平行移動させたほぼ同一の構造
とするため、スペクトル拡散変調器の特性を考慮してス
ペクトル拡散復調器の特性を決定するといった設計が不
要になる。さらには、スペクトル拡散通信装置201及
び201´のいずれにおいても同一原理でかつ同一特性
の変復調が行われるため、スペクトル拡散復調器の温度
安定性を環境温度基準で絶対的に確保する必要がなくな
る。すなわち、スペクトル拡散通信装置201の使用温
度とスペクトル拡散通信装置201´の使用温度の差に
対して、温度特性が安定であればよい。一般に、スペク
トル拡散通信装置201及び201´の使用温度範囲と
両者の使用温度差を比較すると後者の方が小さいから、
これにより、スペクトル拡散通信装置201及び201
´の使用可能温度範囲が広がる。
れと同一の構成を有するスペクトル拡散通信装置201
´とを有するスペクトル拡散通信システムの構成が示さ
れている。この図に示されるようにシステムを構成した
場合、各スペクトル拡散通信装置201及び201´に
搭載されるスペクトル拡散変復調器101が同一原理、
同一特性に係る構成とすることができるため、同一原理
でかつ同一特性の変復調を各スペクトル拡散通信装置2
01及び201´において実現できる。その際、電極2
の構造を、第4の電極を平行移動させたほぼ同一の構造
とするため、スペクトル拡散変調器の特性を考慮してス
ペクトル拡散復調器の特性を決定するといった設計が不
要になる。さらには、スペクトル拡散通信装置201及
び201´のいずれにおいても同一原理でかつ同一特性
の変復調が行われるため、スペクトル拡散復調器の温度
安定性を環境温度基準で絶対的に確保する必要がなくな
る。すなわち、スペクトル拡散通信装置201の使用温
度とスペクトル拡散通信装置201´の使用温度の差に
対して、温度特性が安定であればよい。一般に、スペク
トル拡散通信装置201及び201´の使用温度範囲と
両者の使用温度差を比較すると後者の方が小さいから、
これにより、スペクトル拡散通信装置201及び201
´の使用可能温度範囲が広がる。
【0037】(4)SAWスペクトル拡散変復調器の構
成方法 次に、図1に示されるSAWスペクトル拡散変復調器1
01の構成方法に関してより詳細に説明する。
成方法 次に、図1に示されるSAWスペクトル拡散変復調器1
01の構成方法に関してより詳細に説明する。
【0038】復調機能の構成方法 まず、復調すべきスペクトル拡散変調信号の周波数スペ
クトルをH(ω)(但し、ω:角周波数)とする。この
信号をスペクトル拡散復調するマッチドフィルタの周波
数応答は、周波数スペクトルH(ω)の複素共役H
*(ω)にする必要がある。しかし、周波数応答H
*(ω)は負の時間を含むため、実現することができな
い。これを避けるためには、この負の時間に比べて十分
に大きな遅延T0を与えるようにすればよい。すなわ
ち、遅延を表す項exp(−jωT0)(但し、j:虚
数単位)を含む周波数応答H*(ω)・exp(−jω
T0)であれば、実現することができる。圧電基板上の
SAW伝搬遅延を利用したSAW遅延線は、この遅延T
0を与える上で有効であり、SAWマッチドフィルタは
SAW遅延線を利用して構成される。具体的には、2個
の電極の間隔X0を、必要な遅延T0にSAW伝搬速度
vを乗じた値にすればよい。
クトルをH(ω)(但し、ω:角周波数)とする。この
信号をスペクトル拡散復調するマッチドフィルタの周波
数応答は、周波数スペクトルH(ω)の複素共役H
*(ω)にする必要がある。しかし、周波数応答H
*(ω)は負の時間を含むため、実現することができな
い。これを避けるためには、この負の時間に比べて十分
に大きな遅延T0を与えるようにすればよい。すなわ
ち、遅延を表す項exp(−jωT0)(但し、j:虚
数単位)を含む周波数応答H*(ω)・exp(−jω
T0)であれば、実現することができる。圧電基板上の
SAW伝搬遅延を利用したSAW遅延線は、この遅延T
0を与える上で有効であり、SAWマッチドフィルタは
SAW遅延線を利用して構成される。具体的には、2個
の電極の間隔X0を、必要な遅延T0にSAW伝搬速度
vを乗じた値にすればよい。
【0039】図1においては、このようなマッチドフィ
ルタが、電極3及び4によって構成されている。まず、
電気信号をSAWに変換する電極3の周波数応答をS
IN(ω)、SAWを電気信号に変換する電極4の周波
数応答をSOUT(ω)、電極3と電極4の間隔をX0
=T0・vとすると、電極3及び4によって構成される
SAWフィルタの周波数応答S(ω)を、次のように表
すことができる。
ルタが、電極3及び4によって構成されている。まず、
電気信号をSAWに変換する電極3の周波数応答をS
IN(ω)、SAWを電気信号に変換する電極4の周波
数応答をSOUT(ω)、電極3と電極4の間隔をX0
=T0・vとすると、電極3及び4によって構成される
SAWフィルタの周波数応答S(ω)を、次のように表
すことができる。
【0040】
【数1】 S(ω)=SIN(ω)・SOUT(ω)・exp(−jωT0) … (1) 本実施例においては、電極3及び4によって構成される
SAWフィルタの周波数応答S(ω)がマッチドフィル
タに要求される周波数応答H*(ω)・exp(−jω
T0)となるよう、電極3及び4のパターンが設計され
る。従って、本実施例においては、式(1)は次のよう
に変形される。
SAWフィルタの周波数応答S(ω)がマッチドフィル
タに要求される周波数応答H*(ω)・exp(−jω
T0)となるよう、電極3及び4のパターンが設計され
る。従って、本実施例においては、式(1)は次のよう
に変形される。
【0041】
【数2】 H*(ω)=SIN(ω)・SOUT(ω) … (2) すなわち、本実施例においては、遅延T0を用いて負の
時間に対処しつつ、電極3及び4のパターンにより決定
される周波数応答SIN(ω)及びSOUT(ω)によ
り、マッチドフィルタに要求される周波数応答H
*(ω)が実現されている。このような方法でマッチド
フィルタを構成しスペクトル拡散変調信号から原信号を
復調することは、SAWスペクトル拡散復調器において
一般に行われている。
時間に対処しつつ、電極3及び4のパターンにより決定
される周波数応答SIN(ω)及びSOUT(ω)によ
り、マッチドフィルタに要求される周波数応答H
*(ω)が実現されている。このような方法でマッチド
フィルタを構成しスペクトル拡散変調信号から原信号を
復調することは、SAWスペクトル拡散復調器において
一般に行われている。
【0042】変調機能の構成方法 本発明の最大の特徴は、このような方法で実現されるS
AWスペクトル拡散復調器の圧電基板上にさらに電極を
追加することにより、スペクトル拡散変調機能を実現し
ている点である。実施例においては、そのための電極と
してインパルス入力電極2が設けられている。
AWスペクトル拡散復調器の圧電基板上にさらに電極を
追加することにより、スペクトル拡散変調機能を実現し
ている点である。実施例においては、そのための電極と
してインパルス入力電極2が設けられている。
【0043】 SAWの伝搬遅延 上述のように、電極3から送波されたSAWは電極4に
よって受波される。しかし、一般に、SAWは一方向で
はなく二方向に伝搬する。従って、電極2に電気信号を
入力し圧電基板1の表面を励振した場合、発生するSA
Wは図1中右方向のみならず左方向にも伝搬する。左方
向に伝搬したSAWは、この実施例では電極2によって
受波される。電極3から電極2までの距離をX0´とす
ると、図中左方向に伝搬したSAWが電極3から電極2
に伝搬するため発生する遅延はT0´=X0´/vとな
り、この遅延を表す周波数応答はexp(−jωT
0´)となる。
よって受波される。しかし、一般に、SAWは一方向で
はなく二方向に伝搬する。従って、電極2に電気信号を
入力し圧電基板1の表面を励振した場合、発生するSA
Wは図1中右方向のみならず左方向にも伝搬する。左方
向に伝搬したSAWは、この実施例では電極2によって
受波される。電極3から電極2までの距離をX0´とす
ると、図中左方向に伝搬したSAWが電極3から電極2
に伝搬するため発生する遅延はT0´=X0´/vとな
り、この遅延を表す周波数応答はexp(−jωT
0´)となる。
【0044】 電極3から左方向に送波されるSAW
の時間特性 また、電極3は、式(2)を満たすよう構成されてい
る。言い換えれば、電極3にインパルスを入力した場合
の応答(インパルス応答)が周波数領域では
の時間特性 また、電極3は、式(2)を満たすよう構成されてい
る。言い換えれば、電極3にインパルスを入力した場合
の応答(インパルス応答)が周波数領域では
【数3】 SIN(ω)=H*(ω)/SOUT(ω) … (3) となり、時間領域ではその逆フーリエ変換sIN(t)
=sIN(X/v)となるよう、構成されている。な
お、Xは、電極3を基準とし図1中右方向を正とする位
置座標である。従って、この電極3にインパルスを入力
した場合には、図1中右方向には時間領域でsIN(X
/v)=sIN *(t)(但し、t:時刻)と表される
SAWが伝搬し、図1中左方向には時間領域でsIN *
(−X/v)=sIN *(−t)と表されるSAWが伝
搬する。
=sIN(X/v)となるよう、構成されている。な
お、Xは、電極3を基準とし図1中右方向を正とする位
置座標である。従って、この電極3にインパルスを入力
した場合には、図1中右方向には時間領域でsIN(X
/v)=sIN *(t)(但し、t:時刻)と表される
SAWが伝搬し、図1中左方向には時間領域でsIN *
(−X/v)=sIN *(−t)と表されるSAWが伝
搬する。
【0045】 電極3から左方向に送波されるSAW
の周波数特性 さらに、フーリエ変換の一般式は、
の周波数特性 さらに、フーリエ変換の一般式は、
【数4】 であるから、電極3にインパルスを入力した場合に図1
中左方向に伝搬するSAWの周波数特性は、次のよう
に、SIN *(ω)と表される。
中左方向に伝搬するSAWの周波数特性は、次のよう
に、SIN *(ω)と表される。
【0046】
【数5】 電極2が電極3から受波するSAWの周波数特性 従って、電極2が電極3から受波するSAWの周波数特
性は、このSIN *(ω)に遅延項exp(−jωT0
´)を乗じた特性SIN *(ω)exp(−jωT
0´)となる。
性は、このSIN *(ω)に遅延項exp(−jωT0
´)を乗じた特性SIN *(ω)exp(−jωT
0´)となる。
【0047】 電極2及び3から構成されるSAWフ
ィルタの周波数応答 一方で、式(3)の両辺の複素共役を求めると、
ィルタの周波数応答 一方で、式(3)の両辺の複素共役を求めると、
【数6】 SIN *(ω)=H(ω)/SOUT *(ω) … (6) となる。電極3及び2により構成されるSAWフィルタ
の周波数応答は、式(1)と同様、次のように
の周波数応答は、式(1)と同様、次のように
【数7】 S*(ω)=SIN *(ω)・SOUT *(ω)・exp(−jωT0´) … (7) と表すことができる。この式に、式(6)を代入する
と、
と、
【数8】 S*(ω)={H(ω)/SOUT *(ω)}・SOUT *(ω) ・exp(−jωT0´) =H(ω)・exp(−jωT0´) … (8) となる。
【0048】この式は、電極3にインパルスを入力した
とき、遅延時間T0´経過後に、周波数特性がH(ω)
の電気信号が電極2から得られることを示している。S
AWフィルタは入出力を入れ替えても同一の特性となる
という性質を有しているから、この式は、同時に、電極
2にインパルスを入力したとき、遅延時間T0´経過後
に、周波数特性がH(ω)の電気信号が電極3から得ら
れることを示している。H(ω)は、先に定義したよう
に、電極3及び4から構成されるマッチドフィルタによ
って復調可能なスペクトル拡散変調信号の周波数スペク
トルである。従って、図1の実施例においては、電極4
とほぼ同一の構成の電極を圧電基板1の表面に沿って平
行移動させ電極2とすることにより、同一符号に係るS
AWスペクトル拡散変調器と復調器が得られ、またこれ
らを構成する電極のうち一つが電極3として実現される
ことになる。
とき、遅延時間T0´経過後に、周波数特性がH(ω)
の電気信号が電極2から得られることを示している。S
AWフィルタは入出力を入れ替えても同一の特性となる
という性質を有しているから、この式は、同時に、電極
2にインパルスを入力したとき、遅延時間T0´経過後
に、周波数特性がH(ω)の電気信号が電極3から得ら
れることを示している。H(ω)は、先に定義したよう
に、電極3及び4から構成されるマッチドフィルタによ
って復調可能なスペクトル拡散変調信号の周波数スペク
トルである。従って、図1の実施例においては、電極4
とほぼ同一の構成の電極を圧電基板1の表面に沿って平
行移動させ電極2とすることにより、同一符号に係るS
AWスペクトル拡散変調器と復調器が得られ、またこれ
らを構成する電極のうち一つが電極3として実現される
ことになる。
【0049】(5)その他 なお、電極3及び4から構成されるフィルタの特性は、
電極3及び電極4のいずれを入力電極としても変わらな
い。同様に、電極2及び3から構成されるフィルタの特
性は、電極2及び電極3のいずれを入力電極としても変
わらない。従って、本発明の構成は、電極2及び3を入
力電極として用い電極3及び4を出力電極として用いる
構成に限定されるものではない。
電極3及び電極4のいずれを入力電極としても変わらな
い。同様に、電極2及び3から構成されるフィルタの特
性は、電極2及び電極3のいずれを入力電極としても変
わらない。従って、本発明の構成は、電極2及び3を入
力電極として用い電極3及び4を出力電極として用いる
構成に限定されるものではない。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
単一の圧電基板上に形成した3種類の電極のうち第1及
び第2の電極によりマッチドフィルタを構成し、スペク
トル拡散変調された信号をこのフィルタによって復調す
ると共に、第3の電極の構成を第2の電極のそれとほぼ
同一の構成とするようにしたため、第3の電極又は第1
の電極にインパルスを入力することにより上記マッチド
フィルタに対応した符号でスペクトル拡散変調された信
号を発生させることができ、単一の圧電基板上に、その
構成が一部共用化されたスペクトル拡散変調器とスペク
トル拡散復調器を構成できる。
単一の圧電基板上に形成した3種類の電極のうち第1及
び第2の電極によりマッチドフィルタを構成し、スペク
トル拡散変調された信号をこのフィルタによって復調す
ると共に、第3の電極の構成を第2の電極のそれとほぼ
同一の構成とするようにしたため、第3の電極又は第1
の電極にインパルスを入力することにより上記マッチド
フィルタに対応した符号でスペクトル拡散変調された信
号を発生させることができ、単一の圧電基板上に、その
構成が一部共用化されたスペクトル拡散変調器とスペク
トル拡散復調器を構成できる。
【0051】従って、本発明のSAWスペクトル拡散変
復調器を搭載することにより、事務所内のLAN等、ス
ペクトル拡散を伴う双方向通信を行うスペクトル拡散変
復調装置を、より小形軽量にすることができる。
復調器を搭載することにより、事務所内のLAN等、ス
ペクトル拡散を伴う双方向通信を行うスペクトル拡散変
復調装置を、より小形軽量にすることができる。
【0052】さらに、本発明によれば、複数のスペクト
ル拡散通信装置に搭載されるSAWスペクトル拡散変復
調器を本発明に係る同一の構成とすることができるた
め、同一原理でかつ同一特性の変復調を各スペクトル拡
散通信装置において実現できる。すなわち、第3の電極
の構造を、第2の電極を平行移動させたほぼ同一の構造
とするため、スペクトル拡散変調器の特性を考慮してス
ペクトル拡散復調器の特性を決定するといった設計が不
要になる。
ル拡散通信装置に搭載されるSAWスペクトル拡散変復
調器を本発明に係る同一の構成とすることができるた
め、同一原理でかつ同一特性の変復調を各スペクトル拡
散通信装置において実現できる。すなわち、第3の電極
の構造を、第2の電極を平行移動させたほぼ同一の構造
とするため、スペクトル拡散変調器の特性を考慮してス
ペクトル拡散復調器の特性を決定するといった設計が不
要になる。
【0053】加えて、本発明によれば、相互に無線通信
する複数のスペクトル拡散通信装置のいずれにおいても
同一原理でかつ同一特性の変復調が行われるため、SA
Wスペクトル拡散復調器の温度安定性を環境温度基準で
絶対的に確保する必要がなくなる。これにより、スペク
トル拡散通信装置の使用可能温度範囲が広がる。
する複数のスペクトル拡散通信装置のいずれにおいても
同一原理でかつ同一特性の変復調が行われるため、SA
Wスペクトル拡散復調器の温度安定性を環境温度基準で
絶対的に確保する必要がなくなる。これにより、スペク
トル拡散通信装置の使用可能温度範囲が広がる。
【図1】本発明の一実施例に係るSAWスペクトル拡散
変復調器の構成を示す斜視図である。
変復調器の構成を示す斜視図である。
【図2】この実施例を応用して実現したスペクトル拡散
通信装置の構成を示すブロック図である。
通信装置の構成を示すブロック図である。
【図3】図2に示されるスペクトル拡散通信装置から構
成されるスペクトル拡散通信システムの構成を示すブロ
ック図である。
成されるスペクトル拡散通信システムの構成を示すブロ
ック図である。
1 圧電基板 2 インパルス入力電極 3 マッチドフィルタ電極 4 復調信号出力電極 5 インパルス入力端子 6 スペクトル拡散変調信号出力及びスペクトル拡散変
調信号入力端子 7 スペクトル拡散復調信号出力端子 101 SAWスペクトル拡散変復調器 102 インパルス発生装置 103 送受信切替器 104a 送信用ミキサ 104b 受信用ミキサ 105 局部発振器 106 高周波パワーアンプ 107 分配器 108 アンテナ 109 ローノイズアンプ 201,201´ スペクトル拡散通信装置
調信号入力端子 7 スペクトル拡散復調信号出力端子 101 SAWスペクトル拡散変復調器 102 インパルス発生装置 103 送受信切替器 104a 送信用ミキサ 104b 受信用ミキサ 105 局部発振器 106 高周波パワーアンプ 107 分配器 108 アンテナ 109 ローノイズアンプ 201,201´ スペクトル拡散通信装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04J 13/00 - 13/06 H04B 1/69 - 1/713 H03H 9/42 H03H 9/72 JICSTファイル(JOIS)
Claims (10)
- 【請求項1】 その表面において弾性表面波を伝搬可能
な圧電基板と、 上記表面に構成された入力電極及び出力電極を有し、ス
ペクトル拡散変調された信号が入力電極に入力された場
合にこの信号をスペクトル拡散復調して出力電極から出
力する第1のSAWフィルタと、 上記表面に構成された入力電極及び出力電極を有し、イ
ンパルスが入力電極に入力された場合にこの信号を第1
のフィルタと同一の符号によりスペクトル拡散変調して
出力電極から出力する第2のSAWフィルタと、 を備え、 第1のSAWフィルタの入力電極及び出力電極のいずれ
か一方を第2のSAWフィルタの入力電極及び出力電極
のいずれか一方と共通の電極として構成すると共に、第
2のSAWフィルタの入力電極及び出力電極の他方が第
1のSAWフィルタの入力電極及び出力電極の他方を上
記表面上で平行移動した構成を有することを特徴とする
SAWスペクトル拡散変復調器。 - 【請求項2】 その表面において弾性表面波を伝搬可能
な圧電基板と、 上記表面に形成され、電気信号の入力に応じ弾性表面波
を発生させ圧電基板上の所定方向にこの弾性表面波を送
波する一方で、この所定方向と逆の方向から弾性表面波
を受波した場合にこれを電気信号に変換して出力する第
1の電極と、 上記表面において第1の電極から見て上記所定方向に所
定距離隔てて形成され、第1の電極によって送波された
弾性表面波を受波した場合にこれを電気信号に変換して
出力する第2の電極と、 上記表面において第1の電極から見て上記逆の方向に所
定距離隔てて形成され、電気信号の入力に応じ弾性表面
波を発生させ第1の電極に送波する第3の電極と、 を備え、 スペクトル拡散変調された信号が第1の電極又は第2の
電極に入力された場合に第2の電極又は第1の電極から
この信号をスペクトル拡散復調した信号が出力されるよ
う、第1の電極及び第2の電極のパターン及びその間隔
が設定されており、 インパルスが第3の電極又は第1の電極に入力された場
合に第1の電極又は第3の電極からこのインパルスをス
ペクトル拡散変調した信号が出力されるよう、第3の電
極が第2の電極とほぼ同一のパターンを有することを特
徴とするSAWスペクトル拡散変復調器。 - 【請求項3】 請求項2記載のSAWスペクトル拡散変
復調器と、 送信すべきデータによって変調されたインパルスを第3
の電極又は第1の電極に入力する手段と、 第1の電極又は第3の電極から出力されるスペクトル拡
散変調された信号を、送信出力する手段と、 を備えることを特徴とするスペクトル拡散通信装置。 - 【請求項4】 請求項2記載のSAWスペクトル拡散変
復調器と、 データを搬送しておりスペクトル拡散変調されている信
号を受信し、第1の電極又は第2の電極に入力する手段
と、 第2の電極又は第1の電極から出力されるスペクトル拡
散復調された信号に基づき、データを再生する手段と、 を備えることを特徴とするスペクトル拡散通信装置。 - 【請求項5】 請求項4記載のスペクトル拡散通信装置
において、 データを搬送しておりスペクトル拡散変調されている信
号を受信し、第1の電極又は第2の電極に入力する手段
と、 第2の電極又は第1の電極から出力されるスペクトル拡
散復調された信号に基づき、データを再生する手段と、 を備えることを特徴とするスペクトル拡散通信装置。 - 【請求項6】 スペクトル拡散変調された信号を送信す
る請求項3又は5記載のスペクトル拡散通信装置と、 スペクトル拡散変調された信号を受信する請求項4又は
5記載のスペクトル拡散通信装置と、 を有することを特徴とするスペクトル拡散通信システ
ム。 - 【請求項7】 第1の電極から送波された弾性表面波が
第2の電極によって受波された場合に、第1の電極を励
振した電気信号に施されているスペクトル拡散変調が復
調されて第2の電極から電気信号として出力されるよ
う、第1の電極及び第2の電極のパターン及び両者の配
置間隔を定め、 第3の電極から送波された弾性表面波が第1の電極によ
って受波された場合に、第3の電極を励振した電気信号
にスペクトル拡散変調を施した信号が第1の電極から電
気信号として出力されるよう、第3の電極のパターン及
び第1の電極に対する配置間隔を定め、 その表面において弾性表面波を伝搬可能な圧電基板の当
該表面に、第1の電極を定められたパターンで形成し、 第1の電極から弾性表面波を送波する場合にこの弾性表
面波が伝搬する2個の方向それぞれに、定められた配置
間隔だけ第1の電極から間隔してかつ定められたパター
ンで第2の電極及び第3の電極を配置することにより、 単一の圧電基板の表面にスペクトル拡散変調器及びスペ
クトル拡散復調器を構成すると共に、スペクトル拡散変
調器の出力電極及びスペクトル拡散復調器の入力電極を
第1の電極として兼用構成したことを特徴とするSAW
スペクトル拡散変復調器の構成方法。 - 【請求項8】 第1の電極から送波された弾性表面波が
第2の電極によって受波された場合に、第1の電極を励
振した電気信号に施されているスペクトル拡散変調が復
調されて第2の電極から電気信号として出力されるよ
う、第1の電極及び第2の電極のパターン及び両者の配
置間隔を定め、 第1の電極から送波された弾性表面波が第3の電極によ
って受波された場合に、第1の電極を励振した電気信号
にスペクトル拡散変調を施した信号が第3の電極から電
気信号として出力されるよう、第3の電極のパターン及
び第1の電極に対する配置間隔を定め、 その表面において弾性表面波を伝搬可能な圧電基板の当
該表面に、第1の電極を定められたパターンで形成し、 第1の電極から弾性表面波を送波する場合にこの弾性表
面波が伝搬する2個の方向それぞれに、定められた配置
間隔だけ第1の電極から間隔してかつ定められたパター
ンで第2の電極及び第3の電極を配置することにより、 単一の圧電基板の表面にスペクトル拡散変調器及びスペ
クトル拡散復調器を構成すると共に、スペクトル拡散変
調器の入力電極及びスペクトル拡散復調器の入力電極を
第1の電極として兼用構成したことを特徴とするSAW
スペクトル拡散変復調器の構成方法。 - 【請求項9】 第2の電極から送波された弾性表面波が
第1の電極によって受波された場合に、第2の電極を励
振した電気信号に施されているスペクトル拡散変調が復
調されて第1の電極から電気信号として出力されるよ
う、第1の電極及び第2の電極のパターン及び両者の配
置間隔を定め、 第3の電極から送波された弾性表面波が第1の電極によ
って受波された場合に、第3の電極を励振した電気信号
にスペクトル拡散変調を施した信号が第1の電極から電
気信号として出力されるよう、第3の電極のパターン及
び第1の電極に対する配置間隔を定め、 その表面において弾性表面波を伝搬可能な圧電基板の当
該表面に、第1の電極を定められたパターンで形成し、 第1の電極から弾性表面波を送波する場合にこの弾性表
面波が伝搬する2個の方向それぞれに、定められた配置
間隔だけ第1の電極から間隔してかつ定められたパター
ンで第2の電極及び第3の電極を配置することにより、 単一の圧電基板の表面にスペクトル拡散変調器及びスペ
クトル拡散復調器を構成すると共に、スペクトル拡散変
調器の出力電極及びスペクトル拡散復調器の出力電極を
第1の電極として兼用構成したことを特徴とするSAW
スペクトル拡散変復調器の構成方法。 - 【請求項10】 第2の電極から送波された弾性表面波
が第1の電極によって受波された場合に、第2の電極を
励振した電気信号に施されているスペクトル拡散変調が
復調されて第1の電極から電気信号として出力されるよ
う、第1の電極及び第2の電極のパターン及び両者の配
置間隔を定め、 第1の電極から送波された弾性表面波が第3の電極によ
って受波された場合に、第1の電極を励振した電気信号
にスペクトル拡散変調を施した信号が第3の電極から電
気信号として出力されるよう、第3の電極のパターン及
び第1の電極に対する配置間隔を定め、 その表面において弾性表面波を伝搬可能な圧電基板の当
該表面に、第1の電極を定められたパターンで形成し、 第1の電極から弾性表面波を送波する場合にこの弾性表
面波が伝搬する2個の方向それぞれに、定められた配置
間隔だけ第1の電極から間隔してかつ定められたパター
ンで第2の電極及び第3の電極を配置することにより、 単一の圧電基板の表面にスペクトル拡散変調器及びスペ
クトル拡散復調器を構成すると共に、スペクトル拡散変
調器の入力電極及びスペクトル拡散復調器の出力電極を
第1の電極として兼用構成したことを特徴とするSAW
スペクトル拡散変復調器の構成方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP143194A JP3346869B2 (ja) | 1994-01-12 | 1994-01-12 | Sawスペクトル拡散変復調器、これを用いた通信装置及びシステム並びにsawスペクトル拡散変復調器の構成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP143194A JP3346869B2 (ja) | 1994-01-12 | 1994-01-12 | Sawスペクトル拡散変復調器、これを用いた通信装置及びシステム並びにsawスペクトル拡散変復調器の構成方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07212273A JPH07212273A (ja) | 1995-08-11 |
| JP3346869B2 true JP3346869B2 (ja) | 2002-11-18 |
Family
ID=11501267
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP143194A Expired - Fee Related JP3346869B2 (ja) | 1994-01-12 | 1994-01-12 | Sawスペクトル拡散変復調器、これを用いた通信装置及びシステム並びにsawスペクトル拡散変復調器の構成方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3346869B2 (ja) |
-
1994
- 1994-01-12 JP JP143194A patent/JP3346869B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH07212273A (ja) | 1995-08-11 |
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