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JP3349066B2 - 苗移植機 - Google Patents
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JP3349066B2 - 苗移植機 - Google Patents

苗移植機

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JP3349066B2
JP3349066B2 JP12999397A JP12999397A JP3349066B2 JP 3349066 B2 JP3349066 B2 JP 3349066B2 JP 12999397 A JP12999397 A JP 12999397A JP 12999397 A JP12999397 A JP 12999397A JP 3349066 B2 JP3349066 B2 JP 3349066B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、パイナッ
プル等の苗の移植を能率的に行えるようにした苗移植機
に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、パイナップル等の苗は、太く、
20〜40cmの長さでかつ硬い葉が四方八方に出てお
り、その移植は、苗株を畝に形成した孔に人為的に挿し
木状に挿入することにより行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】パイナップル苗は、嵩
張りかつ重く、多数枚の硬い葉が出ているので、取扱い
が煩雑であり、野菜移植機等の従来の移植機では植え付
け困難であり、移植は人的作業に頼っているので、その
機械化が望まれている。本発明の重要な目的は、走行車
両に搭載した苗収納ホッパに多量の苗を収納していて
も、運転者が操縦しながら苗収納ホッパからの苗の取り
出しかつ整理ができ、しかも整理した苗を作業者に正常
に送ることのできる苗移植機を提供することである。
【0004】本発明の他の目的は、苗送りシュートの傾
斜角度を調整可能にして、作業者が苗を受け取る高さを
変更できる苗移植機を提供することである。本発明の他
の目的は、運転者からの苗供給が滞ったときに、作業者
が横予備苗台から苗を補給できる苗移植機を提供するこ
とである。本発明の他の目的は、運転者からの苗供給が
滞ったときに、作業者が後予備苗台から苗を補給できる
苗移植機を提供することである。
【0005】本発明の他の目的は、方向転換時等にゲー
ジ輪手段を上昇しておくことができる苗移植機を提供す
ることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明における課題解決
のための第1の具体的手段は、走行車両3上の左右一側
に下部に苗取出口5Aを有する苗収納ホッパ5を配置
し、左右他側に前部の操縦盤17とその後方で少なくと
も運転者Hが操縦盤17と苗取出口5Aとに向き得る運
転席18とを有する操縦部4を配置し、かつ前記苗取出
口5Aと運転席18との間に苗整理台10を設け、走行
車両3の後部に苗Nを畝2に移植する植付機構9とこの
植付機構9に苗Nを供給する作業者Sが着座する作業座
席19とを有する植付部6を配置し、前記苗整理台10
と作業座席19との間に運転者Hが整理した苗Nを作業
者Sに送る苗送りシュート20を設けていることであ
る。
【0007】これによって、運転者Hは操縦しながら、
横を向いて苗収納ホッパ5から取り出した苗Nを苗整理
台10で整理し、その後に苗送りシュート20を介して
作業者Sへ正常姿勢にして送ることができる。本発明に
おける課題解決のための第2の具体的手段は、第1の具
体的手段に加えて、前記苗送りシュート20の後下がり
傾斜角度を調整する角度調整手段24を設けていること
である。
【0008】これによって、苗送りシュート20の傾斜
角度が調整されると、作業者が苗を受け取る高さが変更
される。本発明における課題解決のための第3の具体的
手段は、第1又は2の具体的手段に加えて、前記植付部
6の左右側部に横予備苗台22を設けていることであ
る。
【0009】これによって、運転者Hからの苗供給が滞
ったときに、作業者S自身が側の横予備苗台22から苗
Nを取り出して植付ることができる。本発明における課
題解決のための第2の具体的手段は、第1〜3のいずれ
かの具体的手段に加えて、前記植付部6の作業座席8の
後部に後予備苗台23を設けていることである。
【0010】これによって、運転者Hからの苗供給が滞
ったときに、作業者S自身が後側の後予備苗台23から
苗Nを取り出して植付ることができる。本発明における
課題解決のための第5の具体的手段は、第1〜4のいず
れかの具体的手段に加えて、走行車両3から前方へゲー
ジ輪手段21を昇降自在に突出していることである。
【0011】これによって、苗移植機1を方向転換する
時等に、ゲージ輪手段21を上昇して退避しておくこと
ができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1〜8において、1はパイナッ
プル苗Nをマルチ畝2に移植するための苗移植機であ
り、大別して、クローラ式の走行車両3と、この走行車
両3上の右側に配置された操縦部4と、左側の上方に配
置された苗収納ホッパ5と、走行車両3の後部に設けら
れた植付部6と、前記苗収納ホッパ5と植付部6との間
に形成された苗供給部7とを備えている。なお、操縦部
4と苗収納ホッパ5の左右配置は逆でもよい。
【0013】走行車両3は、丸及び角形状のパイプ材、
板材等を枠形状に組み合わせて形成した機体35(図7
に図示)の左右にクローラ走行装置36を配置し、機体
35の前部にエンジン37を搭載し、このエンジン37
の動力をトランスミッションを介してクローラ走行装置
36に伝達するか、または油圧ポンプを介してクローラ
走行装置36の油圧モータを駆動するかしている。
【0014】機体35の前部には操縦盤17が配置さ
れ、その後方には操縦盤17を操作する運転者Hが搭乗
できるようになっており、この部位が操縦部4となって
いる。この操縦部4には、回転式でかつ出し入れ可能な
運転席18が設けられており、運転者Hは前向き、横向
き及び後ろ向きになることができ、少なくとも正面の操
縦盤17と側方の苗収納ホッパ5とに向くことができる
ようになっている。
【0015】また、機体35の左右側部には、クローラ
走行装置36のフェンダを兼ねる足場38が設けられて
いる。21は走行車両3から前方に突出したゲージ輪手
段であり、このゲージ輪手段21は操縦盤17の下部に
設けた軸39を介して先端が連結された左右一対のアー
ム40を支持し、この左右アーム40の先端に支持枠4
1を揺動可能に連結すると共に両者の間にネジ軸式の高
さ調整手段42を設け、支持枠41の左右両端にゲージ
輪43を設け、前記左右アーム40を油圧シリンダ等の
アクチュエータ44で上下揺動可能に構成している。
【0016】前記ゲージ輪43は畝2間の溝に接地して
苗移植機1の前傾を支持するものであり、苗移植機1が
畝間移動又は路上走行するときに、アクチュエータ44
を作動して接地位置から持ち上げて退避させることがで
き、接地位置での高さを高さ調整手段42で微調整で
き、畝2に対応して左右ゲージ輪43の間隔も調整可能
になっている。
【0017】走行車両3の左側には、ステー47、フレ
ーム等を介して苗収納ホッパ5が搭載されている。この
苗収納ホッパ5は、嵩張る苗Nを多量に収納できるよう
に、走行車両3の全長にわたる長さ又はそれ以上の長さ
でかつ上方に高く形成されている。この苗収納ホッパ5
を、走行車両3上で操縦部4と左右振り分け配置するこ
とにより、操縦部4の後方には視界を遮るものがなく、
運転者Hから後方の作業者Sが見れるようになってい
る。また、苗収納ホッパ5の底部は漏斗形状で、植付部
6の作業者Sの邪魔にならない形状である。
【0018】図2〜5において、前記苗収納ホッパ5の
操縦部4と反対側部(左側面)に苗Nを補給するための
苗補給手段14が設けられている。この苗補給手段14
は苗収納ホッパ5の上縁から一定高さまで切欠いて形成
した補給口27と、この補給口27を蝶番を介して開閉
する蓋31とを有する。また、苗収納ホッパ5の操縦部
4と反対側部には、補給口27へ昇降するためのステッ
プ28が設けられている。このステップ28は、28
A、28B、28Cというように、走行車両3の足場3
8、その他の構成部材を利用して多数段に設けられてお
り、各ステップ28A〜28Cは蝶番を介して取り付け
られ、図5に示す走行車両3から突出した作用姿勢から
上方又は下方へ折り畳んだ退避姿勢へ姿勢変更可能にな
っている。
【0019】従って、運転者H又は作業者Sは、苗収納
ホッパ5内に苗Nが無くなると、ステップ28A、28
Bを利用してステップ28Cまで登り、蓋31を開放し
て補給口27から苗Nを補給することができる。なお、
苗収納ホッパ5の上面の全面を開放しておいて、又は上
面の左側の一部を開放しておいて、それを前記補給口2
7としておいてもよい。32は手すりを示している。
【0020】また、前記苗収納ホッパ5の底板は苗整理
台10と略同一高さにあり、その底板は、図5に示すよ
うに、パンチングメタル等の多孔性の土落とし板29で
形成され、この土落とし板29の下方に外側方下向き傾
斜した排土シュート30が設けられている。パイナップ
ル等の苗には土が付着していることがあり、そのような
土は苗収納ホッパ5の底に落下してくるが、底の土落と
し板29から排土シュート30を介して走行車両3の外
側方へ排出され、底には溜まらない。
【0021】前記苗収納ホッパ5の右側面と後面とに
は、運転者Hの上方及び作業者Sの上方にパラソル等の
日除け装置を取り付けておく取り付け具48が設けられ
ている。取り付け具48は、図1、6に示すように、苗
収納ホッパ5に固着の支持アーム49の中途部に軸50
を上向き突出し、この軸50に揺動ホルダ51を枢支
し、この揺動ホルダ51の先端にパラソル等の日除け装
置を取り付け可能にしている。
【0022】支持アーム49の先端にはロックピン53
が支持され、揺動ホルダ51に固着した角度設定板52
の孔52Aに係合可能になっており、日除け装置を取り
付けた揺動ホルダ51の方向を所要方向に設定できるよ
うになっている。苗収納ホッパ5の右面の下部には、苗
Nを取り出すために操縦部4側に開口した苗取出口5A
が形成されており、この苗取出口5Aから人為的に又は
自然落下的に出てくる苗Nを一旦載置できるように、平
板状の苗整理台10が設けられている。
【0023】前記苗整理台10は運転者Hの側方から後
側まで形成されており、その上で苗Nの根元側を後向き
にするような作業ができるようになっており、その後方
の苗送り手段11と共に苗供給部7を構成している。苗
送り手段11は、図1、7に示すように、苗整理台10
の後端から後下がり状に傾斜した苗送りシュート20
と、この苗送りシュート20の傾斜角度を変更する角度
調整手段24とを有する。
【0024】苗送りシュート20は平板の左右両端に立
て壁を形成し、側面視略への字状に形成したものであ
り、後下部に苗溜め部20aが形成されており、その前
部が苗整理台10又はその他の走行車両3構成部材に横
軸回り揺動可能に支持され、レバー及びリンク、又は油
圧シリンダ等でなる角度調整手段24が連結されてイ
ル。
【0025】前記角度調整手段24で苗送りシュート2
0の傾斜角度を変更することにより、苗溜め部20aに
送られて溜められる苗Nの高さを変更でき、作業者Sが
取り出し易い高さに苗Nを供給可能にする。また、角度
調整手段24で苗送りシュート20の傾斜角度を変更す
ることは、苗Nの落下速度を変更するのにも利用でき
る。
【0026】前記植付部6は、走行車両3の後部に昇降
自在に支持された機枠57に、作業座席19及び植付機
構9が支持されると共に、畝間溝2aに接地する支持輪
58、主にマルチフィルムを押さえる前押さえ輪59及
び横押さえ輪60、苗N植付後に畝2上面を押さえる覆
土輪61等が支持されている。機枠57は角又は丸形状
のパイプ材、板材等を枠形状に組み合わせて形成され、
前部が機体35に対して昇降、左右揺動及びスイングが
できるように連結されている。
【0027】即ち、図7、8に示すように、機体35に
横軸64を介してベルクランク状の駆動揺動体65を支
持し、この駆動揺動体65の一端に機体35に支持され
た油圧シリンダ等のアクチュエータ66を連結し、その
他端に横軸状の枢支ピン67を介して上下揺動体68を
枢支し、この上下揺動体68に縦軸69を介して左右揺
動体70を枢支し、この左右揺動体70に一体成形した
前後軸部70Aに機枠57の軸受部57Aをスイング自
在に枢支連結している。
【0028】前記駆動揺動体65と上下揺動体68との
間には、上下揺動体68の一定角度以上の下向き揺動を
規制する下規制部材71が設けられ、上下揺動体68と
左右揺動体70との間には、左右揺動体70の一定角度
以上の左右揺動を規制する横規制部材72が設けられ、
機枠57と機体35側との間には、一定角度以上に機枠
57が上昇した後にスイングを規制するスイング規制具
73が設けられている。
【0029】スイング規制具73は軸受部57A又はそ
の他の機枠57構成部材に固定の左右一対の突出片73
Aと、機体35構成部材に設けられていて左右各突出片
73Aが嵌入可能な先端二股部材73Bとを有し、機枠
57が上昇して突出片73Aが先端二股部材73Bに嵌
入することにより、スイングを規制する。前記下規制部
材71及び横規制部材72はボルト等で形成されてお
り、規制位置調整可能になっている。
【0030】植付作業はアクチュエータ66で機枠57
を降下して、支持輪58が接地した状態でが行われ、機
枠57は畝2の形状に追従して昇降、左右揺動及びスイ
ングが可能となり、方向転換及び路上走行はアクチュエ
ータ66で機枠57を上昇して持ち上げ、上下動、左右
揺動及びスイングを規制した状態にする。この機枠57
の後部には、左右一対の作業座席19が形成されてお
り、2人の作業者Sが搭乗可能になっており、そのさら
に後部には後予備苗台23が着脱自在に設けられ、ま
た、左右側部には横予備苗台22が設けられている。
【0031】各予備苗台22、23は運転者Hからの苗
供給が滞ったときに使用する苗Nを収納しており、予備
苗Nを収納する箱状になっているか、又は苗Nを収納し
た箱を搭載可能になっている。左右支持輪58は畝2の
左右の畝間溝2aを転動可能であり、この支持輪58が
回転することにより、車輪軸58aの動力はチェーン伝
動等の第1伝動手段76及び第2伝動手段77を介して
駆動軸78に伝動される。この駆動軸78は機枠57に
支持されていて、変速手段79を介してカム軸80を駆
動しており、このカム軸80にはカム溝を形成したカム
部材81が設けられている。
【0032】前記変速手段79は複数組のスプロケット
とチェーンとを有し、チェーンの張り替えによって変速
するようになっているが、ギヤ変速構造でもよい。これ
らの駆動系は機枠57の左右に一対配置されており、左
右各支持輪58からの動力で左右カム部材81を別個に
駆動可能にし、クラッチ等で左右一方のカム部材81の
駆動を停止できるようにしている。しかし、駆動系を左
右一方にのみ設けて、1つの駆動系で2個のカム部材8
1を駆動するようにしてもよい。
【0033】前記駆動系と左右穿孔手段12とを有して
植付機構9が構成されており、各穿孔手段12は、機枠
57に設けたブラケット84に長さ調整可能な支持部材
85の前端を枢支し、この支持部材85の後部に鍬形状
の穿孔具86を有する取り付けロッド87を上下位置調
整自在に装着し、支持部材85の中途部に前記カム部材
81のカム溝に係合したカムフォロウ88が設けられて
いる。
【0034】穿孔具86は取り付けロッド87に対して
左右一方にオフセットされており、左右の穿孔具86を
取り替えることにより、左右植付間隔を変更できる。前
記穿孔具86の下端は、マルチフィルムを破りながら穿
孔できる形状となっており、カム部材81の回転により
支持部材85が上下揺動し、穿孔具86が降下した時に
マルチフィルムを破りながら畝2を穿孔する。
【0035】前記左右一対のカム部材81は、カム軸8
0に対して同位相又は180°変位した位相で設けられ
ており、同位相の場合は左右穿孔具86は同時に下降し
て2条の植付孔を畝2長手方向同一位置に形成し、18
0°変位している場合は左右穿孔具86は交互に下降し
て2条の植付孔を畝2長手方向千鳥状位置に形成する。
この植付孔形成時に、前押さえ輪59と横押さえ輪60
とがマルチフィルムを押さえる。
【0036】形成された植付孔には、作業座席19に搭
乗した2人の作業者Sが、苗送りシュート20から苗N
を取って挿入し、苗Nを植え付けた後の各植付孔を一対
の覆土輪61が左右から押さえて覆土する。なお、89
は作業者S用のステップ、90は変速手段79のカバー
をそれぞれ示している。また、前記駆動系にクラッチペ
ダル又はブレーキペダルを設けておいて、作業中に不測
事態が生じたときに、作業者S側からクローラ走行装置
36の走行クラッチを切ったり又はブレーキをかけた
り、穿孔手段12の作動を停止させたりできるようにし
ておくことが好ましい。
【0037】次に、前記苗移植機1の移植動作を説明す
る。圃場に畝2を形成し、マルチフィルムを被せる。そ
の畝2を跨いで苗移植機1を配置し、左右ゲージ輪43
を当接させ、植付部6を降下して支持輪58を接地させ
る。そして、操縦部4に運転者Hが、作業座席19に2
人の作業者Sがそれぞれ搭乗し、畝2の長手方向に沿っ
て苗移植機1を走行させる。
【0038】運転者Hは苗移植機1を操縦し、また後方
の作業者Sを見ながら、苗収納ホッパ5の苗取出口5A
から苗Nを苗整理台10上に取り出し、苗Nの根本とな
る側を後方にして苗送りシュート20に載置し、作業者
S側へ落下供給する。走行に伴う支持輪58の転動によ
って、左右各穿孔手段12のカム部材81が回転して穿
孔具86を下降し、マルチフィルムを破りながら畝2に
植付孔を形成していき、穿孔具86が植付孔を穿孔した
直後に、作業者Sが苗送りシュート20から苗Nを取っ
て植付孔に挿入し、その後方の畝2上面を走る覆土輪6
1で覆土をして行く。
【0039】運転者Hによる苗Nの供給が過剰になる
と、作業者Sは苗Nを横予備苗台22又は後予備苗台2
3に溜められ、不足すると横予備苗台22又は後予備苗
台23から取り出して植え付ける。苗収納ホッパ5内の
苗Nを植え付け完了すると、苗移植機1を停止し、運転
者H又は作業者Sが苗補給手段14のステップ28を利
用して、苗収納ホッパ5の上に操縦部4と反対側部から
登り、蓋31を開放して補給口27から苗Nを補給し、
苗移植作業を再開する。
【0040】なお、本発明は前記実施の形態に限定され
るものではなく、種々変形することができる。例えば、
植付部6を機体35の後部に配置して、植付機構9をエ
ンジン37からの動力で駆動したり、穿孔手段12を1
組又は3組以上装備したりしてもよい。また、走行車両
3は2軸4輪車であってもよく、圃場はマルチフィルム
を被せていない畝2、又は、畝盛りをしていない平坦地
でもよい。
【0041】
【発明の効果】以上詳述した本発明によれば、運転者H
は操縦盤17に向いて操縦しながら、苗収納ホッパ5の
苗取出口5Aに向きをかえて苗Nを取り出し、苗整理台
10で整理しながら、苗送りシュート20を介して植付
部6の作業者Sに苗Nを供給することができ、苗Nの供
給が能率よく、かつ正常姿勢にして送ることができる。
【0042】角度調整手段24によって苗送りシュート
20の後下がり傾斜角度を調整することができ、作業者
Sが苗Nを受け取る高さを所要高さに変更できる。運転
者Hが何らかの理由で苗Nを供給できなくなって滞った
ときでも、作業者Sは左右側部の横予備苗台22から、
又は後方の後予備苗台23から苗Nを取り出して植付る
ことができる。
【0043】走行車両3の走行方向をガイドするゲージ
輪手段21が、方向転換する時等に障害にならないよう
に、上昇して退避しておくことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す右側面図である。
【図2】同左側面図である。
【図3】同平面図である。
【図4】同背面図である。
【図5】苗移植機左側部の斜視図である。
【図6】日除け装置取り付け具の斜視図である。
【図7】植付部の断面側面図である。
【図8】植付部の平面図である。
【符号の説明】
1 苗移植機 2 畝 3 走行車両 4 操縦部 5 苗収納ホッパ 5A 苗取出口 7 苗供給部 10 苗整理台 11 苗送り手段 13 角度調整手段 17 操縦盤 18 運転席 19 作業座席 20 苗送りシュート 21 ゲージ輪手段 H 運転者 S 作業者 N 苗
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高原 大輔 長崎県大村市皆同町15番地 田中工機株 式会社内 (56)参考文献 実開 昭61−165119(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A01C 11/00 - 11/02 303

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行車両(3)上の左右一側に下部に苗
    取出口(5A)を有する苗収納ホッパ(5)を配置し、
    左右他側に前部の操縦盤(17)とその後方で少なくと
    も運転者(H)が操縦盤(17)と苗取出口(5A)と
    に向き得る運転席(18)とを有する操縦部(4)を配
    置し、かつ前記苗取出口(5A)と運転席(18)との
    間に苗整理台(10)を設け、走行車両(3)の後部に
    苗(N)を畝(2)に移植する植付機構(9)とこの植
    付機構(9)に苗(N)を供給する作業者(S)が着座
    する作業座席(19)とを有する植付部(6)を配置
    し、前記苗整理台(10)と作業座席(19)との間に
    運転者(H)が整理した苗(N)を作業者(S)に送る
    苗送りシュート(20)を設けていることを特徴とする
    苗移植機。
  2. 【請求項2】 前記苗送りシュート(20)の後下がり
    傾斜角度を調整する角度調整手段(24)を設けている
    ことを特徴とする請求項1に記載の苗移植機。
  3. 【請求項3】 前記植付部(6)の左右側部に横予備苗
    台(22)を設けていることを特徴とする請求項1又は
    2に記載の苗移植機。
  4. 【請求項4】 前記植付部(6)の作業座席(8)の後
    部に後予備苗台(23)を設けていることを特徴とする
    請求項1〜3のいずれかに記載の苗移植機。
  5. 【請求項5】 走行車両(3)から前方へゲージ輪手段
    (21)を昇降自在に突出していることを特徴とする請
    求項1〜4のいずれかに記載の苗移植機。
JP12999397A 1997-05-20 1997-05-20 苗移植機 Expired - Fee Related JP3349066B2 (ja)

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