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JP3349256B2 - 転写ベルト装置 - Google Patents
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JP3349256B2 - 転写ベルト装置 - Google Patents

転写ベルト装置

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JP3349256B2
JP3349256B2 JP08840194A JP8840194A JP3349256B2 JP 3349256 B2 JP3349256 B2 JP 3349256B2 JP 08840194 A JP08840194 A JP 08840194A JP 8840194 A JP8840194 A JP 8840194A JP 3349256 B2 JP3349256 B2 JP 3349256B2
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  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)
  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
  • Color Electrophotography (AREA)
  • Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、複写機等の画像形成
装置に用いられ、複数のローラによって支張された転写
ベルトを有する転写ベルト装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、感光体ドラムに当接し、少な
くとも駆動ローラとテンションローラを含む複数のロー
ラによって支張された転写ベルトを有し、この転写ベル
トによって、転写紙への感光体ドラムのトナー画像の転
写を行う転写ベルト装置がカラー画像形成装置等に用い
られている。
【0003】
【発明が解課決しようとする課題】しかしながら、上記
従来の転写ベルト装置においては、転写ベルトが樹脂か
らなる場合、例えば、次工程待ちや、出荷待ち等におい
て、一定の張力(テンション)が加えられたまま長期間
放置されると、転写ベルトに巻ぐせが生じる。特に、高
温時、あるいは転写ベルトの材質の許容応力(弾性限
度)を越えた場合等、転写ベルトに伸びが生じてしまう
場合がある。
【0004】このような転写ベルトを複写機等の画像形
成装置に用いた場合、図8に示すように、ローラ部分で
の転写ベルト2の巻きぐせによるエッジヂ部2aが、用
紙と接触できず、白抜け画像が生じてしまうという問題
点があった。
【0005】この対策として、例えば、特開平4−51
279号公報に開示の技術を適用することができる。こ
の開示技術では、駆動モータを任意に作動させ、テンシ
ョンローラを感光体ベルトに加圧させるテンションレバ
ーの回動量を制御して、感光体ベルトへの加圧度合いを
規制、あるいは解除させる。この解除状態では感光体ル
トに対する加圧がなされず、ベルトを傷めない。
【0006】しかし、かかる従来技術では、駆動モータ
及びこれに連動する機構を必要とするため構成が複雑化
する等の問題点があり、さらに低コストで簡単な構成の
加圧解除方法が望まれるところであった。
【0007】そこで、本発明は、上記従来の問題点を解
消して、転写ベルトに転写に必要な一定の張力を加えた
まま長時間放置することに起因する白抜け画像の発生を
防止することができる低コストで簡単な構成の転写ベル
ト装置を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成する
め、本発明は次のように構成した。 (1).複数のローラで支張された転写ベルトと、前記
複数のローラの内、少なくとも1つのローラを軸支する
軸受と、この軸受を前記転写ベルトの張りの度合いを調
節する方向に移動可能に保持する軸受保持部材と、前記
軸受を前記張りの度合いを調節する方向であって、前記
張りを強める向きに弾性的に加圧する加圧手段とを有す
る転写ベルト装置において、前記軸受保持部材に対して
着脱自在であって、前記軸受を前記転写ベルトの前記張
りの度合いが弱められる解除位置まで押動させて、前記
解除位置を保持させる加圧解除部材を設けた(請求項
1)。
【0009】(2).(1)において、前記加圧解除部
材は、前記軸受を前記解除位置よりも前記転写ベルトの
前記張りの度合いを強める向きと逆向きの動き以外の動
きを規制する第1のストッパを有することとした(請求
項2)。
【0010】(3).(1)において、前記軸受が、前
記加圧手段の弾性に抗して前記軸受を前記加圧解除部材
により押動させられる移動領域の一端が前記加圧手段の
弾性限度を越えない範囲となるように、前記軸受の移動
を規制する第2のストッパを設けたことである。
【0011】
【作用】請求項1では、転写ベルトを長期間使用しない
で保管する場合等に、加圧解除部材を軸受保持部材に装
着すると、軸受が転写ベルトへの加圧が解除される位置
まで移動され、張りの度合いが弱められる。よって、巻
ぐせやのびが生じない。
【0012】請求項2では、前記加圧解除部材の移動領
域が規制されるため、該加圧解除の位置決めが容易にな
り、装着後も、振動等の影響を受けない。
【0013】請求項3では、前記加圧解除部材の装着過
程において、前記加圧解除部材により軸受を介して前記
加圧手段が転写ベルトの張りの度合いが弱められる加圧
の向きと逆の向きに押動させることがあっても、軸受保
持部材に設けた第2のストッパにより前記押動の量が規
制されるため、前記加圧手段の弾性限度を越えてしまう
ことがない。
【0014】
【実施例】
1.本発明が適用されるカラー複写機の説明 図1において、カラー複写機は、カラー画像読み取り装
置とプリンタ部をなすカラープリンタとで構成されてお
り、このうち、カラー画像読み取り装置(以下、カラー
スキャナーという)は、原稿の画像を照明ランプ、ミラ
ーおよびレンズを介してカラーセンサーに結像させるよ
うになっており、原稿のカラー画像情報を、例えば、ブ
ルー(Blue)、グリーン(Green)、レッド
(Red)の色分解光毎に読み取り、電気的な画像信号
に変換する。なお、これら分解光は、以下の説明におい
て便宜上、B、G、Rと表現する。
【0015】そして、このカラースキャナーで得たB、
G、Rの色分解画像信号強度レベルを基にして、画像処
理部(図示されず)で色変換処理を行ない、ブラック
(以下、BKと記す)、シアン(同、C)、マゼンタ
(同、M)、イエロー(同、Y)のカラー画像データを
得る。
【0016】これを、次に述べるカラー画像記録装置
(以下、カラープリンターと称す)によって、BK、
C、M、Yのトナーを用いて顕像化し、これらトナー像
を重ね合わして4色フルカラー画像を形成する。
【0017】次にカラープリンターの概要を説明する。
書き込み光学ユニットは、カラースキャナーからのカラ
ー画像データを光信号に変換して原稿画像に対応した光
書き込みを行なうユニットであり、レーザ光源からのレ
ーザビームを駆動モータにより回転されるポリゴンミラ
ーを介して走査し、fθレンズ、反射鏡によって感光体
ドラム29に走査光を導き、静電潜像を形成するように
なっている。
【0018】感光体ドラム29は、矢印の如く反時計方
向に回転するが、そのまわりには感光体クリーニングユ
ニット(クリーニング前除電器を含む)30、除電ラン
プ31、帯電器32、電位センサー33、BK現像器3
4、C現像器35、M現像器36、Y現像器37、現像
濃度パターン検知器、中間転写ベルト2などの電子写真
複写行程を実行するための機器が配置されている。
【0019】各現像器は、静電潜像を現像するために現
像剤を感光体ドラム29に対向させるよう回転する現像
スリーブ(34ー1、35ー1、36ー1、37ー1)
と、現像剤を汲み上げ・攪拌するために回転する現像パ
ドル(34ー2、35ー2、36ー2、37ー2)およ
び現像剤のトナー濃度検知センサー(34ー3、35ー
3、36ー3、37ー3)などで構成されている。
【0020】現像動作の順序(カラー画像形成順序)
を、BK、C、M、Yとした場合につき、以下に説明す
る。但し、画像形成順序はこれに限定されるものではな
い。
【0021】コピー動作が開始されると、カラースキャ
ナで所定のタイミングによりBK画像データの読み取り
がスタートし、この画像データに基づきレーザー光Lb
による光書き込み・潜像形成が始まる(以下、BK画像
データによる静電潜像をBK潜像と称す。C、M、Yに
ついても同じ)。
【0022】このBK潜像の先端部からの現像が行なえ
るように、BK現像器34の現像位置に潜像先端部が到
達する前に現像スリーブ34ー1を回転開始させて剤の
穗立てを行ってBK潜像をBKトナーで現像する。そし
て以後、BK潜像領域の現像動作を続けるが、BK潜像
後端部がBK現像位置を通過した時点でBK現像スリー
ブ34ー1の穗切りを行い、現像不作動状態にする。こ
れは少なくとも、次のC画像データによるC潜像先端部
が到達する前に完了させる。
【0023】さて、感光体ドラム29に形成したBKト
ナー像は、感光体と等速駆動されている転写ベルト2の
表面に転写される(以下、感光体ドラムから転写ベルト
へのトナー像転写をベルト転写と称す)。
【0024】ベルト転写は、感光体ドラム29と転写ベ
ルト2が接触した状態において、転写バイアスローラ
3,6に所定のバイアス電圧を印加することで行う。な
お、転写ベルト2には、感光体ドラム29に順次形成さ
れるBK、C、M、Yのトナー像を同ー面に順次位置合
せして4色重ねのベルト転写画像を形成し、その後、転
写紙に一括転写を行う。
【0025】ところで、感光体29側ではBK工程の次
にC工程に進むが、所定のタイミングによってカラース
キャナーによるC画像データ読み取りが始まり、その画
像データによるレーザー光書き込みにより、C潜像を形
成する。
【0026】C現像器35は、その現像位置に対して、
先のBK潜像後端部が通過した後で、かつ、C潜像の先
端が到達する前に現像スリーブ35ー1を回転開始して
剤の穂立てを行い、C潜像をCトナーで現像する。
【0027】以後、C潜像領域の現像を続けるが、潜像
後端部が通過した時点で、先のBK現像器の場合と同様
にC現像スリーブ35ー1上での剤の穂切りを行う。こ
れもやはり次のM潜像先端部が到達する前に完了させ
る。
【0028】なお、M、およびYの工程については、そ
れぞれの画像データ読み取り・潜像形成・現像の動作が
上述のBK・Cの工程と同様であるので説明は省略す
る。
【0029】次に、転写ベルトユニットについて説明す
る。転写ベルト2は、駆動ローラ5、ベルト転写バイア
スローラ3,6および従動ローラ群に支張されており、
図示されない駆動モータにより駆動制御される。
【0030】ベルトクリーニングユニット42は、ブラ
シローラ、ゴムブレード、およびベルトからの接離機構
などで構成されており、1色目のBK画像をベルト転写
した後の、2、3、4色目をベルト転写している間は、
接離機構によってベルト面から離間させられるようにな
っている。
【0031】紙転写ユニット43は、紙転写バイアスロ
ーラー、ローラークリーニングブレード、およびベルト
からの接離機構などで構成されている。
【0032】紙転写バイアスローラー43ー1は、通
常、転写ベルト2から離間しているが、転写ベルト2に
形成された4色の重ね画像を転写紙に一括転写する時に
は、タイミングを設定されて接離機構により押圧され、
ローラーによって所定のバイアス電圧を印加しながら紙
へトナー像の転写を行う。
【0033】なお、転写紙は、給紙ローラー、レジスト
ロラーによって、転写ベルト面の4色重ね画像の先端部
が紙転写位置に到達するタイミングに合わせて給紙され
る。
【0034】転写ベルト2の動き方は、1色目のBKト
ナー像のベルト転写が後端部まで終了した後の動作方式
として次の往復動(クイックリターン)方式が採用され
る。
【0035】これは、第1番目の色のトナー像が転写さ
れた後、感光体から転写ベルトを離間させ、今までより
も高速で逆向きに転写ベルトを移動させて、前に転写さ
れたトナー像の位置を、感光体に担持されている次の色
のトナー像の位置に合致させ、その状態で待機させ、再
度、転写ベルトを感光体に当接させて感光体と同方向へ
の移動を開始させるとの動作を最終色のトナー像の転写
まで継続させる方式である。
【0036】この方式は、転写ベルト上の画像位置を感
光体の画像位置に合わせる場合の制御に関していうと、
転写ベルトを順方向に移動させるのでなく、今まで進行
した移動量のみを逆向きに進行させるだけであるので転
写ベルトの移動量をそれほど確保しなくて済むことを考
慮すれば、制御が簡単になるものであり、このための行
程は次のとおりである。
【0037】.BKトナー像のベルト転写が終了した
ら、感光体ベルト29から転写ベルト2を離間させ、そ
して往動を停止させると同時に逆向きに高速リターンさ
せる。リターンは、転写ベルト2上のBK画像先端位置
がベルト転写相当位置を逆向きに通過し、さらに予め設
定された距離分を移動した後に停止させて待機状態にす
る。
【0038】.次に感光体ベルト29側のCトナー像
の先端部がベルト転写位置より手前の所定位置に到達し
た時点で、転写ベルト2を再び往動方向にスタートさせ
る。また転写ベルト2を感光体ベルト29に再び接触さ
せる。この場合も、C画像が転写ベルト2上でBK画像
に正確に重なるような条件に制御されてベルト転写され
る。
【0039】.その後も同様動作によってM、Y画像
工程に進み4色重ねのベルト転写画像を得る。
【0040】.4色目のYトナー像のベルト転写工程
に引き続き、リターンせずにそのままの速度で往動し
て、転写ベルト2上の4色重ねトナー像を転写紙に一括
転写する。
【0041】さて、中間転写ベルト面から4色重ねトナ
ー像を一括転写された転写紙は、紙搬送ユニット47で
定着器に搬送され、所定温度にコントロールされた定着
ローラと加圧ローラーとでトナー像を溶融定着してコピ
ートレイに搬出されフルカラーコピーを得る。なお、ベ
ルト転写後の感光体ドラム29は、感光体クリーニング
ユニット30で表面をクリーニングされ、また、除電ラ
ンプ31で均一に除電される。
【0042】さらに、転写紙にトナー像を転写した後の
転写ベルト2は、クリーニングユニット42を再び接離
機構で押圧して表面をクリーニングされる。また、リピ
ートコピーの時は、カラースキャナの動作および感光体
ドラム29への画像形成は、1枚目のY(4色目)画像
工程に引き続き所定のタイミングで2枚目のBK(1色
目)画像工程に進む。
【0043】さらに、転写ベルト2は、1枚目の4色重
ね画像を転写紙へ一括転写する工程に引き続き、表面を
クリーニングユニット42でクリーニングされた領域
に、2枚目のBKトナー像がベルト転写されるようにす
る。その後は、1枚目と同様動作になる。
【0044】2.本発明の請求項に対応する説明 以下、この発明の請求項に対応する実施例を図面を参照
して説明する。図1において、転写ベルト2は、感光体
ドラム1に転写部(ニップ部)2bで当接し、転写のバ
イアス電圧を印加する転写バイアスローラ3、転写ベル
ト2に対して転写に適する適度の張力を与えるテンショ
ンローラ4、転写ベルト2を駆動する駆動ローラ5、転
写アースローラ6により支張されている。
【0045】このテンションローラ4は、図2、図3に
示すように、軸長手方向の両端を軸受7でE-リング1
1により軸支されている。この軸受7は軸受保持部材と
してのブラケット8に填め込まれている。
【0046】ブラケット8はテンションローラ4の軸長
手方向上の両端部にそれぞれ有り、本発明に係る加圧解
除部材の装着も、前記軸長手方向上の両端部において同
時に手動で行う。但し、以下の説明では、煩雑さを避け
るため、一方の側についてのみ説明する。転写ベルトと
しては、フッソ系樹脂、ポリカーボネート等が使用され
る。
【0047】図4にも示すように、ブラケット8には、
軸受ガイド部8a、スプリング保持部8b、切欠き状の
開口部8cが設けられている。軸受7は軸受ガイド部8
aに填め込まれている。スプリング保持部8bには、軸
受7に一端を固定された加圧手段としての伸長性のスプ
リング9が取り付けられていて、このスプリング9によ
り、軸受7は転写ベルト2の張りの度合いを調節する方
向A上における矢印Bで示す向きに、弾性的に付勢され
ている。これらテンションローラ4、軸受7、ブラケッ
ト8、スプリング9によりテンションローラ機構が形成
されている。
【0048】軸受7は軸受ガイド部8aにおいて矢印A
の方向に移動可能となっている。軸受ガイド部8a上、
この移動方向上の両端部には、それぞれ軸受7の移動を
規制する第1のストッパ8a1及び第2のストッパ8a2
が設けられている。
【0049】第2のストッパ8a2はスプリング9側に
設けられ、後述の加圧解除部材10が装着される際にス
プリング9が圧縮されるとき、その弾性限度を越えて圧
縮されることにより弾性が失われることを防止するため
に、軸受7の移動領域を規制する。
【0050】図2に示すように、通常、軸受7はスプリ
ング9により矢印Bの向きに付勢されていて、第1のス
トッパ8a1でその移動が規制され、転写ベルト2が適
度の張りを有する状態になったところで静止している。
【0051】図5において、テンションローラ4の転写
ベルト2に対する加圧を解除する加圧解除部材10は、
該加圧解除部材10をブラケット8の軸受ガイド部8a
に填め込んだ時のスラスト方向(矢印C方向)の動きを
規制するべく、ブラケット8を挾持する間隔をおいて対
向する一対の平行部分からなる第1のストッパ10a
と、軸受7の軸方向と直交する矢印D方向の動きを規制
する第1のストッパ10bを有している。該加圧解除部
材10の底部は、軸受7の上部と係合し得るよう、これ
ら底部と上部とは一対の凹凸部として噛み合うように形
成されている。
【0052】また、ブラケット8の第1のストッパ8a
1部分の形状と、これに当接する加圧解除部材10の第
1のストッパ10a近傍部分の溝面10cの形状も、こ
れらが係合しうるように一対の凹凸として噛み合うよう
に形成されている。
【0053】この構成において、図6に示すように、加
圧解除部材10をブラケット8に填め込むと、第1のス
トッパ10bがブラケット8の開口部8cに挟み込まれ
て、矢印D方向に動かないように規制され、又、第1の
ストッパ10aがもう一つの第1のストッパ8a1近傍
の板厚部分を挟み、図5に矢印Cで示すスラスト方向へ
の動きを規制する。
【0054】さらに、加圧方向(矢印B方向)での、ス
プリング9の付勢力により軸受7は、加圧解除部材10
を押動させ、溝面10cと第1のストッパ8a1とが当
接したとき、該加圧解除部材10はブラケット8の第1
のストッパ8a1によってそれ以上加圧方向に動かない
ように規制される。
【0055】このように、加圧解除部材10をブラケッ
ト8にセットした状態では、軸受7が矢印B’で示す向
き(矢印Bで示す向きと逆の向き)に押動され、スプリ
ング9がやや圧縮された状態で、軸受7を保持するた
め、テンションローラ4は、転写ベルト2が図8に示し
た如き変形を生じる程の張りを加えない(加圧しない)
位置で静止し、加圧状態が解除されることになる。
【0056】次に、加圧解除部材10のブラケット8へ
の装着手順について図7を参照して説明する。7図
(a)は、転写ベルト2が張られている通常の位置にあ
る時の側面形状を示している。この状態から、図7
(b)に示すように、先ず加圧解除部材10の下面で軸
受7上面を矢印B’方向に押動させ、図7(c)及び図
7(d)に示すように、さらに押動して軸受7を押し下
げ、第1のストッパー10aのうち、つば状に折り返さ
れた部分をブラケット8の裏側へ矢印Eの向きに通過さ
せてから矢印Bの向きにスライドさせ、ブラケット8の
第2のストッパ8a2と溝面10cとを当接させる(図
6、図7(e)参照)。
【0057】これにより、ストッパ10aはブラケット
8のストッパ8a1を挟むようになる(図6、図7
(e)参照)。この時、スプリング9は、図7(a)に
示す状態よりも圧縮された状態となっていて、転写ベル
ト2への加圧は解除され、転写ベルト2の張りは弱めら
れた状態となり、この状態で長時間保持されても、転写
ベルト2には巻ぐせやのびが生じない。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1によれ
ば、軸受保持部材に対して着脱自在であって、軸受を転
写ベルトの加圧が解除される位置まで押圧して静止させ
る加圧解除部材を設けたので、装置本体を、輸送時や倉
庫保管時等、長期間保管する場合に、随時、前記加圧解
除部材を装着することにより、転写ベルトの加圧が解除
され、低コストでしかも簡単な方法により、転写ベルト
に巻ぐせやのびが生じるのを防止して白抜け画像の発生
を回避することができる。
【0059】また、請求項2によれば、前記加圧解除部
材は、前記軸受による転写ベルトの張り解除位置で、前
記軸受保持部材に対して、前記転写ベルトの張りが強め
られる向きと逆向きの動き以外の動きを規制する第1の
ストッパを有しているので、加圧解除部材の装着が容易
で、装着後も、振動等により装着位置がずれるのを防止
することができる。
【0060】また、請求項3によれば、前記加圧解除部
材で軸受を押圧した時に、前記加圧手段の弾性限度を越
えない位置に、第2のストッパを設けたので、加圧解除
部材の装着時に、軸受を押圧し過ぎて加圧手段の弾性限
度を越え、加圧手段を破損することがなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例の転写ベルト装置を示す概略
構成図である。
【図2】テンションローラ機構を示す平面図である。
【図3】テンションローラ機構を示す側面図である。
【図4】軸受と軸受保持部材との関係を示す説明図であ
る。
【図5】加圧解除部材を示す斜視図である。
【図6】加圧解除部材を装着したテンションローラ機構
を示す平面図である。
【図7】加圧解除部材の装着手順を示す説明図である。
【図8】転写ベルトに巻ぐせがついた状態を示す説明図
である。
【符号の説明】
2 転写ベルト 4 ローラ(テンションローラ) 7 軸受 8 軸受保持部材 8a1, 第1のストッパ 8a2 第2のストッパ 9 加圧手段 10 加圧解除部材 10a 第1のストッパ 10b 第1のストッパ
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 15/16 G03G 15/00 550 G03G 21/00 350

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のローラで支張された転写ベルトと、
    前記複数のローラの内、少なくとも1つのローラを軸支
    する軸受と、この軸受を前記転写ベルトの張りの度合い
    を調節する方向に移動可能に保持する軸受保持部材と、
    前記軸受を前記張りの度合いを調節する方向であって前
    記張りを強める向きに弾性的に加圧する加圧手段とを有
    する転写ベルト装置において、 前記軸受保持部材に対して着脱自在であって、前記軸受
    を前記転写ベルトの前記張りの度合いが弱められる解除
    位置まで押動させて、前記解除位置を保持させる加圧解
    除部材を設けたことを特徴とする転写ベルト装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記加圧解除部材は、
    前記軸受を前記解除位置よりも前記転写ベルトの前記張
    りの度合いを強める向きと逆向きの動き以外の動きを規
    制する第1のストッパを有していることを特徴とする転
    写ベルト装置。
  3. 【請求項3】請求項1において、前記軸受が、前記加圧
    手段の弾性に抗して前記加圧解除部材により押動させら
    れる移動領域の一端が、前記加圧手段の弾性限度を越え
    ない範囲となるように前記軸受の移動を規制する第2の
    ストッパを有していることを特徴とする転写ベルト装
    置。
JP08840194A 1994-04-26 1994-04-26 転写ベルト装置 Expired - Lifetime JP3349256B2 (ja)

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