JP3351283B2 - 樹脂成形体の塗膜の剥離方法 - Google Patents
樹脂成形体の塗膜の剥離方法Info
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- JP3351283B2 JP3351283B2 JP6069197A JP6069197A JP3351283B2 JP 3351283 B2 JP3351283 B2 JP 3351283B2 JP 6069197 A JP6069197 A JP 6069197A JP 6069197 A JP6069197 A JP 6069197A JP 3351283 B2 JP3351283 B2 JP 3351283B2
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- Y02W30/50—Reuse, recycling or recovery technologies
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- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
- Treatments Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
- Manufacture Of Porous Articles, And Recovery And Treatment Of Waste Products (AREA)
- Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
- Separation, Recovery Or Treatment Of Waste Materials Containing Plastics (AREA)
- Cleaning By Liquid Or Steam (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、樹脂成形体の樹脂
の表面に形成された塗膜を剥離させる方法に関する。特
に、自動車のバンパーやグリル部分等の材料として用い
られているポリプロピレン等の樹脂の耐候性や装飾性を
向上させるために塗装された塗膜は、樹脂から剥がれに
くく、樹脂のリサイクルの際の障害となっているため、
このような塗膜を簡易に剥離する方法を提供する。
の表面に形成された塗膜を剥離させる方法に関する。特
に、自動車のバンパーやグリル部分等の材料として用い
られているポリプロピレン等の樹脂の耐候性や装飾性を
向上させるために塗装された塗膜は、樹脂から剥がれに
くく、樹脂のリサイクルの際の障害となっているため、
このような塗膜を簡易に剥離する方法を提供する。
【0002】
【従来の技術】塗膜の付着した樹脂を再利用することに
は、次のような問題点、すなわち、(1)種々の色彩を
もつ塗膜に由来する粒状物質が樹脂中に点在することと
なり、リサイクルされた成形品の外観が悪化する、
(2)リサイクルされた成形品の表面が、塗膜に由来す
る粒状物質によってザラザラになり、光沢性が低下す
る、(3)リサイクルされた成形品中の塗膜に由来する
粒状物質がノッチ効果となり、物性が低下する、(4)
自動車部品の中でも高い物性(強度等)が要求される部
分には、リサイクル材を用いることができない、等の問
題点がある。特に物性については、バージン材と比べ
て、耐衝撃性(アイゾット衝撃値)が約50%に、引張
破壊伸びが約30%に低下することが知られている。
は、次のような問題点、すなわち、(1)種々の色彩を
もつ塗膜に由来する粒状物質が樹脂中に点在することと
なり、リサイクルされた成形品の外観が悪化する、
(2)リサイクルされた成形品の表面が、塗膜に由来す
る粒状物質によってザラザラになり、光沢性が低下す
る、(3)リサイクルされた成形品中の塗膜に由来する
粒状物質がノッチ効果となり、物性が低下する、(4)
自動車部品の中でも高い物性(強度等)が要求される部
分には、リサイクル材を用いることができない、等の問
題点がある。特に物性については、バージン材と比べ
て、耐衝撃性(アイゾット衝撃値)が約50%に、引張
破壊伸びが約30%に低下することが知られている。
【0003】そこで、樹脂成形体の表面から塗膜を剥離
する技術が検討されている。例えば、溶融濾過法、ブラ
スト法、加水分解法、有機溶剤法、アルコール・有機塩
法等が、塗膜の剥離方法としてこれまで研究されてき
た。
する技術が検討されている。例えば、溶融濾過法、ブラ
スト法、加水分解法、有機溶剤法、アルコール・有機塩
法等が、塗膜の剥離方法としてこれまで研究されてき
た。
【0004】溶融濾過法は、塗膜の付着した樹脂を加熱
・溶融し、液状となった樹脂と固体のままの塗膜とを、
金網で濾過して分離する方法である。この方法は、金網
が目詰まりしやすいため、効率が低いという欠点があ
る。
・溶融し、液状となった樹脂と固体のままの塗膜とを、
金網で濾過して分離する方法である。この方法は、金網
が目詰まりしやすいため、効率が低いという欠点があ
る。
【0005】ブラスト法は、高速・高圧で射出された液
体または水によって塗膜の表面に衝撃を加えると同時に
研削して、塗膜を剥離させて除去する方法である。この
方法は、剥離の効率が低く、また、対象物の表面に凹凸
があると、剥離が困難であるという欠点がある。
体または水によって塗膜の表面に衝撃を加えると同時に
研削して、塗膜を剥離させて除去する方法である。この
方法は、剥離の効率が低く、また、対象物の表面に凹凸
があると、剥離が困難であるという欠点がある。
【0006】加水分解法は、塗膜の付着した樹脂を高温
の酸またはアルカリ水溶液中に投入し、熱硬化性樹脂塗
膜を酸またはアルカリを触媒として加水分解して除去す
る方法である。この方法は、酸またはアルカリの中和工
程が必要である等の欠点がある。特開平5−18502
4号公報には、ポリウレタン系塗料の塗膜を、加熱した
メタノールの水酸化ナトリウム飽和溶液に浸漬して、全
体を攪拌する技術が開示されている。
の酸またはアルカリ水溶液中に投入し、熱硬化性樹脂塗
膜を酸またはアルカリを触媒として加水分解して除去す
る方法である。この方法は、酸またはアルカリの中和工
程が必要である等の欠点がある。特開平5−18502
4号公報には、ポリウレタン系塗料の塗膜を、加熱した
メタノールの水酸化ナトリウム飽和溶液に浸漬して、全
体を攪拌する技術が開示されている。
【0007】有機溶剤法は、有機溶剤中で塗膜を膨潤さ
せて接着界面を破壊することにより、塗膜を剥離させる
方法である。この方法は、有機溶剤の回収工程が必要で
あり、また、リサイクル材中に有機溶剤が残存する等の
問題点がある。
せて接着界面を破壊することにより、塗膜を剥離させる
方法である。この方法は、有機溶剤の回収工程が必要で
あり、また、リサイクル材中に有機溶剤が残存する等の
問題点がある。
【0008】アルコール・有機塩法は、水とエタノール
と有機塩とからなる塗膜分解剤中に塗膜を投入し、有機
塩イオンを触媒として化学的に分解して除去する方法で
ある。対象塗膜は、メラミン樹脂である。この方法は、
分解剤の回収工程が必要である等の問題点がある。
と有機塩とからなる塗膜分解剤中に塗膜を投入し、有機
塩イオンを触媒として化学的に分解して除去する方法で
ある。対象塗膜は、メラミン樹脂である。この方法は、
分解剤の回収工程が必要である等の問題点がある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の技
術には、低効率、複雑な工程、使用する薬品の安全面で
の懸念、排液処理の必要性、高コスト等の問題点があ
り、まだ実用化されるに至っていない。一方、本出願人
が先に出願した特願平9−34539号では、粗粉砕し
た樹脂成形体を液体中に浸漬し、攪拌することによっ
て、樹脂成形体の一部が液面上に突き出たままで処理さ
れずに残ることを防止している。したがって、本発明の
目的は、従来の技術と比べて、高効率かつ低コストであ
り、複雑な工程を要さず、しかも、攪拌せずに樹脂成形
体を完全に処理することのできる塗膜の剥離方法を提供
することにある。
術には、低効率、複雑な工程、使用する薬品の安全面で
の懸念、排液処理の必要性、高コスト等の問題点があ
り、まだ実用化されるに至っていない。一方、本出願人
が先に出願した特願平9−34539号では、粗粉砕し
た樹脂成形体を液体中に浸漬し、攪拌することによっ
て、樹脂成形体の一部が液面上に突き出たままで処理さ
れずに残ることを防止している。したがって、本発明の
目的は、従来の技術と比べて、高効率かつ低コストであ
り、複雑な工程を要さず、しかも、攪拌せずに樹脂成形
体を完全に処理することのできる塗膜の剥離方法を提供
することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の樹脂成
形体の塗膜の剥離方法は、表面に塗膜を有する樹脂成形
体と、落とし蓋とを、塗膜の剥離用液体中に、落とし蓋
が上になるように浸漬して、加熱処理することを特徴と
する。請求項2に記載の樹脂成形体の塗膜の剥離方法
は、さらに、上記落とし蓋が、空気の抜け穴を有するこ
とを特徴とする。請求項3に記載の樹脂成形体の塗膜の
剥離方法は、さらに、上記落とし蓋が、凸状に湾曲した
形状を有することを特徴とする。
形体の塗膜の剥離方法は、表面に塗膜を有する樹脂成形
体と、落とし蓋とを、塗膜の剥離用液体中に、落とし蓋
が上になるように浸漬して、加熱処理することを特徴と
する。請求項2に記載の樹脂成形体の塗膜の剥離方法
は、さらに、上記落とし蓋が、空気の抜け穴を有するこ
とを特徴とする。請求項3に記載の樹脂成形体の塗膜の
剥離方法は、さらに、上記落とし蓋が、凸状に湾曲した
形状を有することを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明で用いられる樹脂成形体の
材質(樹脂)としては、例えば、変性ポリプロピレン、
オレフィン系熱可塑性エラストマー等を挙げることがで
きる。このうち、変性ポリプロピレンは、例えば、ポリ
プロピレンをエチレンプロピレンジエンターポリマー
(EPDM)で変性したものであり、また、オレフィン
系熱可塑性エラストマーは、ハードセグメントがポリエ
チレンやポリプロピレンから成り、ソフトセグメントが
EPDMから成る熱可塑性のエラストマーである。
材質(樹脂)としては、例えば、変性ポリプロピレン、
オレフィン系熱可塑性エラストマー等を挙げることがで
きる。このうち、変性ポリプロピレンは、例えば、ポリ
プロピレンをエチレンプロピレンジエンターポリマー
(EPDM)で変性したものであり、また、オレフィン
系熱可塑性エラストマーは、ハードセグメントがポリエ
チレンやポリプロピレンから成り、ソフトセグメントが
EPDMから成る熱可塑性のエラストマーである。
【0012】塗膜としては、例えば、ウレタン塗料等を
挙げることができる。具体的には、ポリオレフィン系樹
脂成形体の表面に酸変性塩素化ポリオレフィン系下塗り
塗料およびポリウレタン系上塗り塗料を多層に分けて塗
布したものや、ポリオレフィン系樹脂成形体の表面に酸
変形塩素化ポリオレフィン系下塗り塗料/ポリウレタン
系塗料の2成分をブレンドまたは化学的に結合した塗料
を塗布したものを挙げることができる。また、上塗り塗
料としてメラミン、アルキド、水性塗料等を塗布しても
よい。塗膜の厚さは、任意であるが、概ね30〜50μ
mである。例えば、自動車のバンパーにウレタン塗料を
塗布する場合、約30μm程度である。
挙げることができる。具体的には、ポリオレフィン系樹
脂成形体の表面に酸変性塩素化ポリオレフィン系下塗り
塗料およびポリウレタン系上塗り塗料を多層に分けて塗
布したものや、ポリオレフィン系樹脂成形体の表面に酸
変形塩素化ポリオレフィン系下塗り塗料/ポリウレタン
系塗料の2成分をブレンドまたは化学的に結合した塗料
を塗布したものを挙げることができる。また、上塗り塗
料としてメラミン、アルキド、水性塗料等を塗布しても
よい。塗膜の厚さは、任意であるが、概ね30〜50μ
mである。例えば、自動車のバンパーにウレタン塗料を
塗布する場合、約30μm程度である。
【0013】本発明で用いる落とし蓋は、水よりも比重
の小さい樹脂成形体が、液面上に突き出て、その突き出
た部分が、塗膜の剥離用液体で処理されないのを防止す
るためのものである。樹脂成形体の入った液体中に樹脂
成形体を沈めることによって、樹脂成形体を液体中に完
全に沈めることができる。落とし蓋は、オートクレーブ
等の加熱容器の断面に合わせた形状とし、好ましくは、
使用時にオートクレーブの壁面との間に2〜5mm程度
の隙間ができるような形状とする。この隙間が小さ過ぎ
ると、加熱時に落とし蓋が膨張して、加熱容器から脱着
できなくなるおそれがある。逆に、隙間が大き過ぎる
と、樹脂成形体が、この隙間を通過して、液面に移動し
てしまうおそれがある。
の小さい樹脂成形体が、液面上に突き出て、その突き出
た部分が、塗膜の剥離用液体で処理されないのを防止す
るためのものである。樹脂成形体の入った液体中に樹脂
成形体を沈めることによって、樹脂成形体を液体中に完
全に沈めることができる。落とし蓋は、オートクレーブ
等の加熱容器の断面に合わせた形状とし、好ましくは、
使用時にオートクレーブの壁面との間に2〜5mm程度
の隙間ができるような形状とする。この隙間が小さ過ぎ
ると、加熱時に落とし蓋が膨張して、加熱容器から脱着
できなくなるおそれがある。逆に、隙間が大き過ぎる
と、樹脂成形体が、この隙間を通過して、液面に移動し
てしまうおそれがある。
【0014】落とし蓋は、好ましくは、凸状に湾曲した
形状とし、使用時には、凸部を上にして加熱容器内の液
体中に浸漬する。凸状に湾曲した形状とすることによっ
て、樹脂成形体を落とし蓋の中央に集めることができ
る。平坦な落とし蓋を用いた場合、または、凸状に湾曲
した落とし蓋を凸部を下にして用いた場合には、成形体
樹脂が、落とし蓋とオートクレーブの壁面との隙間を通
過して、液面に移動するおそれがある。
形状とし、使用時には、凸部を上にして加熱容器内の液
体中に浸漬する。凸状に湾曲した形状とすることによっ
て、樹脂成形体を落とし蓋の中央に集めることができ
る。平坦な落とし蓋を用いた場合、または、凸状に湾曲
した落とし蓋を凸部を下にして用いた場合には、成形体
樹脂が、落とし蓋とオートクレーブの壁面との隙間を通
過して、液面に移動するおそれがある。
【0015】落とし蓋には、好ましくは、空気の抜き穴
を少なくとも一つ設けておく。特に、凸状に湾曲した落
とし蓋を用いる場合には、空気の抜き穴がないと、加熱
容器内の液体中に浸漬するときに、落とし蓋の下部に空
気が滞留してしまう。空気の抜け穴の直径は、通常、2
〜5mm程度である。
を少なくとも一つ設けておく。特に、凸状に湾曲した落
とし蓋を用いる場合には、空気の抜き穴がないと、加熱
容器内の液体中に浸漬するときに、落とし蓋の下部に空
気が滞留してしまう。空気の抜け穴の直径は、通常、2
〜5mm程度である。
【0016】落とし蓋の材質としては、本発明における
加熱温度である120℃以上、好ましくは150℃で変
性または変形せず、しかも、本発明で用いる塗膜の剥離
用液体によって劣化等しないものを用いる。例えば、各
種の金属、セラミックス、ホーロー、樹脂等である。落
とし蓋の比重は、落とし蓋を自然に塗膜の剥離用液体中
に沈めるために、該液体の比重よりも大きい方が好まし
い。該液体の比重よりも小さい場合には、落とし蓋に重
りを付けることが必要である。
加熱温度である120℃以上、好ましくは150℃で変
性または変形せず、しかも、本発明で用いる塗膜の剥離
用液体によって劣化等しないものを用いる。例えば、各
種の金属、セラミックス、ホーロー、樹脂等である。落
とし蓋の比重は、落とし蓋を自然に塗膜の剥離用液体中
に沈めるために、該液体の比重よりも大きい方が好まし
い。該液体の比重よりも小さい場合には、落とし蓋に重
りを付けることが必要である。
【0017】図1は、落とし蓋1を、粒状に粉砕した成
形体2と塗膜の剥離用液体3を入れたオートクレーブ4
内に入れた直後の状態を示す。落とし蓋1には、空気抜
け穴5が設けられ、液体3に沈める際に同伴した空気
が、空気抜け穴5を通って、空気泡6となって出てい
く。
形体2と塗膜の剥離用液体3を入れたオートクレーブ4
内に入れた直後の状態を示す。落とし蓋1には、空気抜
け穴5が設けられ、液体3に沈める際に同伴した空気
が、空気抜け穴5を通って、空気泡6となって出てい
く。
【0018】図2及び図3は、落とし蓋の例である。図
2は、樹脂製の落とし蓋の例であり、凸状に湾曲した形
状に成形した落とし蓋7に、多数の空気抜け穴8が設け
られている。図3は、金属製の落とし蓋の例であり、湾
曲した複数の金属板9を重ね合わせて形成させた落とし
蓋10には、多数の空気抜け穴11が設けられている。
また、金属板9をスライドさせることによって、落とし
蓋10の直径を変化させることができる。
2は、樹脂製の落とし蓋の例であり、凸状に湾曲した形
状に成形した落とし蓋7に、多数の空気抜け穴8が設け
られている。図3は、金属製の落とし蓋の例であり、湾
曲した複数の金属板9を重ね合わせて形成させた落とし
蓋10には、多数の空気抜け穴11が設けられている。
また、金属板9をスライドさせることによって、落とし
蓋10の直径を変化させることができる。
【0019】本発明で用いられる塗膜の剥離用液体は、
樹脂成形体の樹脂を、腐食させずに膨潤または溶解させ
ることのできるものであればよい。好ましくは、常圧で
沸点が100℃以上であり、180℃の高温でも変性し
ない液体である。また、塗膜の剥離用液体として、樹脂
と塗膜の間の比重を有するものを用いると、塗膜の剥離
後に該液体を攪拌するだけで、樹脂が上に浮かび、塗膜
が下に沈んで、両者が自然に分離する。
樹脂成形体の樹脂を、腐食させずに膨潤または溶解させ
ることのできるものであればよい。好ましくは、常圧で
沸点が100℃以上であり、180℃の高温でも変性し
ない液体である。また、塗膜の剥離用液体として、樹脂
と塗膜の間の比重を有するものを用いると、塗膜の剥離
後に該液体を攪拌するだけで、樹脂が上に浮かび、塗膜
が下に沈んで、両者が自然に分離する。
【0020】塗膜の剥離用液体としては、界面活性剤を
含有する水溶液、界面活性剤のみからなる液体、界面活
性剤を含有するオイル、オイルからなる液体等を挙げる
ことができる。
含有する水溶液、界面活性剤のみからなる液体、界面活
性剤を含有するオイル、オイルからなる液体等を挙げる
ことができる。
【0021】界面活性剤を含有する水溶液としては、例
えば、ウレタン塗料からなる塗膜を剥離する場合、ポリ
オキシアルキレンアルキルエーテルまたはポリオキシア
ルキレンアルキルアリールエーテルまたはそれらのリン
酸エステルまたは硫酸エステルを主成分とした0.00
1重量%以上の濃度の水溶液、ポリオキシエチレンラウ
レート等のポリオキシエチレンアルキルエステル(HL
Bは9.5くらいの低いもの)を主成分とした0.00
1重量%以上の濃度の水溶液等が好ましく用いられる。
なお、界面活性剤は、塗膜の種類に応じて選択される。
えば、ウレタン塗料からなる塗膜を剥離する場合、ポリ
オキシアルキレンアルキルエーテルまたはポリオキシア
ルキレンアルキルアリールエーテルまたはそれらのリン
酸エステルまたは硫酸エステルを主成分とした0.00
1重量%以上の濃度の水溶液、ポリオキシエチレンラウ
レート等のポリオキシエチレンアルキルエステル(HL
Bは9.5くらいの低いもの)を主成分とした0.00
1重量%以上の濃度の水溶液等が好ましく用いられる。
なお、界面活性剤は、塗膜の種類に応じて選択される。
【0022】上記ポリオキシアルキレンアルキルエーテ
ルまたはポリオキシアルキレンアルキルアリールエーテ
ルの化学式は、RO(CH2 CH2 O)n H(Rはアル
キルの炭素数が1〜20のアルキルまたはアルキルアリ
ール基であり、nは1〜10の整数である。)で表され
る。上記ポリオキシアルキレンアルキル(またはアルキ
ルアリール)エーテルのリン酸エステルの化学式は、R
O(CH2 CH2 O)n PO(OR’)(OH)(Rは
アルキルの炭素数が1〜20のアルキルまたはアルキル
アリール基であり、nは1〜10の整数であり、R’は
水素原子またはR(CH2 CH2 O)n で表される。)
で表される。上記ポリオキシアルキレンアルキル(また
はアルキルアリール)エーテルの硫酸エステルの化学式
は、RO(CH2 CH2 O)n SO2 (OR’)(Rは
アルキルの炭素数が1〜20のアルキルまたはアルキル
アリール基であり、nは1〜10の整数であり、R’は
水素原子またはR(CH2 CH2 O)n で表される。)
で表される。
ルまたはポリオキシアルキレンアルキルアリールエーテ
ルの化学式は、RO(CH2 CH2 O)n H(Rはアル
キルの炭素数が1〜20のアルキルまたはアルキルアリ
ール基であり、nは1〜10の整数である。)で表され
る。上記ポリオキシアルキレンアルキル(またはアルキ
ルアリール)エーテルのリン酸エステルの化学式は、R
O(CH2 CH2 O)n PO(OR’)(OH)(Rは
アルキルの炭素数が1〜20のアルキルまたはアルキル
アリール基であり、nは1〜10の整数であり、R’は
水素原子またはR(CH2 CH2 O)n で表される。)
で表される。上記ポリオキシアルキレンアルキル(また
はアルキルアリール)エーテルの硫酸エステルの化学式
は、RO(CH2 CH2 O)n SO2 (OR’)(Rは
アルキルの炭素数が1〜20のアルキルまたはアルキル
アリール基であり、nは1〜10の整数であり、R’は
水素原子またはR(CH2 CH2 O)n で表される。)
で表される。
【0023】ポリオキシアルキレンアルキルフェニルエ
ーテルのリン酸エステルは、例えば、「プライサーフA
210G」(第一工業製薬株式会社製)の商品名で、ポ
リオキシエチレンアルキルエーテルおよびアルキルエー
テルの硫酸エステルナトリウムの混合体は、「ナテラ」
(ライオン油脂株式会社製)の商品名で、ポリオキシエ
チレンラウリルエーテルの硫酸エステルは、「モア」
(花王株式会社製)の商品名で、各々市販されている。
なお、上記「ナテラ」は、水を含有するため、オイルと
混合して用いることはできない。ポリオキシエチレンラ
ウレート(HLBが9.5)は、「ニッサン・ノニオン
L−2」の商品名で市販されている。
ーテルのリン酸エステルは、例えば、「プライサーフA
210G」(第一工業製薬株式会社製)の商品名で、ポ
リオキシエチレンアルキルエーテルおよびアルキルエー
テルの硫酸エステルナトリウムの混合体は、「ナテラ」
(ライオン油脂株式会社製)の商品名で、ポリオキシエ
チレンラウリルエーテルの硫酸エステルは、「モア」
(花王株式会社製)の商品名で、各々市販されている。
なお、上記「ナテラ」は、水を含有するため、オイルと
混合して用いることはできない。ポリオキシエチレンラ
ウレート(HLBが9.5)は、「ニッサン・ノニオン
L−2」の商品名で市販されている。
【0024】水溶液中の界面活性剤の濃度は、0.00
1〜10重量%程度であり、好ましくは0.01〜3重
量%である。0.001重量%未満では、塗膜の剥離に
要する処理時間が大きくなり、非効率となる。10重量
%を越えると、剥離効果が10重量%の場合とほとんど
変わらない一方、コスト高となり、排水処理の負担も大
きくなる。
1〜10重量%程度であり、好ましくは0.01〜3重
量%である。0.001重量%未満では、塗膜の剥離に
要する処理時間が大きくなり、非効率となる。10重量
%を越えると、剥離効果が10重量%の場合とほとんど
変わらない一方、コスト高となり、排水処理の負担も大
きくなる。
【0025】界面活性剤からなる液体としては、例え
ば、ウレタン塗料からなる塗膜を剥離させる場合、ポリ
オキシアルキレンアルキルフェニルエーテルのリン酸エ
ステル等が好ましく用いられる。
ば、ウレタン塗料からなる塗膜を剥離させる場合、ポリ
オキシアルキレンアルキルフェニルエーテルのリン酸エ
ステル等が好ましく用いられる。
【0026】界面活性剤を含有するオイルとしては、例
えば、ウレタン塗料からなる塗膜を剥離させる場合、ポ
リオキシアルキレンアルキルフェニルエーテルのリン酸
エステル等を含有するオイルが好ましく用いられる。オ
イルとしては、シリコンオイル等を用いることができ
る。シリコンオイルは、難燃性であるため、好ましい。
えば、ウレタン塗料からなる塗膜を剥離させる場合、ポ
リオキシアルキレンアルキルフェニルエーテルのリン酸
エステル等を含有するオイルが好ましく用いられる。オ
イルとしては、シリコンオイル等を用いることができ
る。シリコンオイルは、難燃性であるため、好ましい。
【0027】シリコンオイルとしては、引火点が300
℃以上で、比重が0.960〜0.970で、熱に安定
で、不揮発性のものが用いられる。例えば、東レ株式会
社製の「SRX−310」等の市販のシリコンオイルを
用いることができる。オイル中に界面活性剤を混入させ
ることによって、塗膜の剥離及び分離後に、樹脂に付着
したオイルを容易に洗浄することができる。オイル中の
界面活性剤の濃度は、好ましくは0.5〜100重量
%、より好ましくは5〜30重量%である。含有率が
0.5重量%未満であると、樹脂に付着したオイルの除
去が困難となる。
℃以上で、比重が0.960〜0.970で、熱に安定
で、不揮発性のものが用いられる。例えば、東レ株式会
社製の「SRX−310」等の市販のシリコンオイルを
用いることができる。オイル中に界面活性剤を混入させ
ることによって、塗膜の剥離及び分離後に、樹脂に付着
したオイルを容易に洗浄することができる。オイル中の
界面活性剤の濃度は、好ましくは0.5〜100重量
%、より好ましくは5〜30重量%である。含有率が
0.5重量%未満であると、樹脂に付着したオイルの除
去が困難となる。
【0028】オイルのみからなる液体としては、上記界
面活性剤を含有するオイルで用いられるオイルと同様の
オイルが用いられる。
面活性剤を含有するオイルで用いられるオイルと同様の
オイルが用いられる。
【0029】本発明の方法は、まず、廃材の成形体(例
えば、自動車のバンパー)を回収し、これを3mm角以
上に粗粉砕または大きく切断する。成形体をそのまま用
いることもできるが、その場合には、刃物やレーザー光
線等によって塗膜にメッシュ状に切り傷を付け、剥がれ
易くしておく。
えば、自動車のバンパー)を回収し、これを3mm角以
上に粗粉砕または大きく切断する。成形体をそのまま用
いることもできるが、その場合には、刃物やレーザー光
線等によって塗膜にメッシュ状に切り傷を付け、剥がれ
易くしておく。
【0030】塗膜の剥離用の液体を調製し、この液体及
び樹脂成形体をオートクレーブ等の加熱容器に入れ、さ
らに、その上から落とし蓋を入れる。落とし蓋を液体中
に沈めて、樹脂成形体が液面に浮かび上がるのを防止す
る。塗膜の剥離用の液体を一定以上の温度に保ち、樹脂
成形体を加熱処理する。この加熱処理によって、成形体
の表面に被覆した塗膜は、成形体の樹脂から剥離する。
び樹脂成形体をオートクレーブ等の加熱容器に入れ、さ
らに、その上から落とし蓋を入れる。落とし蓋を液体中
に沈めて、樹脂成形体が液面に浮かび上がるのを防止す
る。塗膜の剥離用の液体を一定以上の温度に保ち、樹脂
成形体を加熱処理する。この加熱処理によって、成形体
の表面に被覆した塗膜は、成形体の樹脂から剥離する。
【0031】界面活性剤を含有する水溶液を用いる場
合、加熱温度は、105〜180℃、好ましくは120
〜160℃、より好ましくは145〜155℃であり、
加熱時間は、好ましくは10〜90分、より好ましくは
15〜40分である。加熱の際、オートクレーブ等で加
圧する必要がある。
合、加熱温度は、105〜180℃、好ましくは120
〜160℃、より好ましくは145〜155℃であり、
加熱時間は、好ましくは10〜90分、より好ましくは
15〜40分である。加熱の際、オートクレーブ等で加
圧する必要がある。
【0032】界面活性剤のみからなる液体を用いる場
合、加熱温度は、30〜180℃、好ましくは50〜1
60℃、より好ましくは70〜100℃であり、加熱時
間は、1分以上、好ましくは5〜150分、より好まし
くは30〜60分である。常圧で加熱することが可能で
あり、オートクレーブ等は必要でない。バッチ式に限定
されず、連続運転が可能である。
合、加熱温度は、30〜180℃、好ましくは50〜1
60℃、より好ましくは70〜100℃であり、加熱時
間は、1分以上、好ましくは5〜150分、より好まし
くは30〜60分である。常圧で加熱することが可能で
あり、オートクレーブ等は必要でない。バッチ式に限定
されず、連続運転が可能である。
【0033】界面活性剤を含有するオイルを用いる場
合、加熱温度は、30〜180℃、好ましくは70〜1
60℃、より好ましくは140〜155℃であり、加熱
時間は、1分以上、好ましくは5〜150分、より好ま
しくは10〜15分である。常圧で加熱することが可能
であり、オートクレーブ等は必要でない。バッチ式に限
定されず、連続運転が可能である。
合、加熱温度は、30〜180℃、好ましくは70〜1
60℃、より好ましくは140〜155℃であり、加熱
時間は、1分以上、好ましくは5〜150分、より好ま
しくは10〜15分である。常圧で加熱することが可能
であり、オートクレーブ等は必要でない。バッチ式に限
定されず、連続運転が可能である。
【0034】オイルのみからなる液体を用いる場合、加
熱温度は、50〜180℃、好ましくは70〜160
℃、より好ましくは140〜155℃であり、加熱時間
は、1分以上、好ましくは1〜150分、より好ましく
は10〜15分である。常圧で加熱することが可能であ
り、オートクレーブ等は必要でない。バッチ式に限定さ
れず、連続運転が可能である。
熱温度は、50〜180℃、好ましくは70〜160
℃、より好ましくは140〜155℃であり、加熱時間
は、1分以上、好ましくは1〜150分、より好ましく
は10〜15分である。常圧で加熱することが可能であ
り、オートクレーブ等は必要でない。バッチ式に限定さ
れず、連続運転が可能である。
【0035】加熱処理後、落とし蓋を引き上げ、樹脂成
形体の入った液体を加熱容器中で、または他の容器に移
して、3分以上、好ましくは10〜30分攪拌する。例
えば、1リットル容量の処理タンクの液体中に直径5〜
10cm程度のプロペラを設置し、通常、常温、常圧下
で、5rpm以上、好ましくは300〜500rpmで
回転させる。攪拌によって、樹脂成形体どうしがこすれ
あって、塗膜の剥離が促進され、塗膜は、樹脂から完全
に分離される。
形体の入った液体を加熱容器中で、または他の容器に移
して、3分以上、好ましくは10〜30分攪拌する。例
えば、1リットル容量の処理タンクの液体中に直径5〜
10cm程度のプロペラを設置し、通常、常温、常圧下
で、5rpm以上、好ましくは300〜500rpmで
回転させる。攪拌によって、樹脂成形体どうしがこすれ
あって、塗膜の剥離が促進され、塗膜は、樹脂から完全
に分離される。
【0036】塗膜の剥離用液体として、樹脂と塗膜の間
の比重を有する液体を用いた場合、攪拌処理後に静置す
ると、液体より比重の小さな樹脂は、液体の上部に浮
き、液体より比重の大きな塗膜は、液体の下部に沈むた
め、特別な操作を加えることなく、両者を分離すること
ができる。自然冷却後、樹脂及び塗膜を各々、回収す
る。界面活性剤からなる液体を用いる場合、樹脂の回収
の際、界面活性剤の温度が下がり過ぎると、粘度が高く
なり、回収しづらいため、50℃以上で回収することが
好ましい。
の比重を有する液体を用いた場合、攪拌処理後に静置す
ると、液体より比重の小さな樹脂は、液体の上部に浮
き、液体より比重の大きな塗膜は、液体の下部に沈むた
め、特別な操作を加えることなく、両者を分離すること
ができる。自然冷却後、樹脂及び塗膜を各々、回収す
る。界面活性剤からなる液体を用いる場合、樹脂の回収
の際、界面活性剤の温度が下がり過ぎると、粘度が高く
なり、回収しづらいため、50℃以上で回収することが
好ましい。
【0037】回収した樹脂を水洗し、その後、乾燥させ
る。乾燥させた樹脂は、溶融させて押し出し切断し、ペ
レットとしてリサイクル用原料とする。以上の操作によ
って、塗膜をほぼ100%剥離させることができる。
る。乾燥させた樹脂は、溶融させて押し出し切断し、ペ
レットとしてリサイクル用原料とする。以上の操作によ
って、塗膜をほぼ100%剥離させることができる。
【0038】
【実施例】実施例 自動車のポリプロピレン製バンパー(変性ポリプロピレ
ンからなる樹脂にウレタン塗料を塗装したもの)の廃材
1000gを約5mm径に粉砕したものを、「プライサ
ーフA210G」(商品名、第一工業製薬株式会社製)
の1%水溶液1500mlと共に、オートクレーブ内に
入れ、さらに、該水溶液の上から、オートクレーブの内
径(約18.2cm)よりも6mm小さな直径を有す
る、凸状に湾曲した金属製の、多数の空気抜き穴を有す
る落とし蓋を、凸部を上にした状態で、該水溶液中に沈
めた。その後、123℃で90分加熱し、塗膜を剥離さ
せた。
ンからなる樹脂にウレタン塗料を塗装したもの)の廃材
1000gを約5mm径に粉砕したものを、「プライサ
ーフA210G」(商品名、第一工業製薬株式会社製)
の1%水溶液1500mlと共に、オートクレーブ内に
入れ、さらに、該水溶液の上から、オートクレーブの内
径(約18.2cm)よりも6mm小さな直径を有す
る、凸状に湾曲した金属製の、多数の空気抜き穴を有す
る落とし蓋を、凸部を上にした状態で、該水溶液中に沈
めた。その後、123℃で90分加熱し、塗膜を剥離さ
せた。
【0039】次に、水溶液と樹脂成形体を、直径7cm
の攪拌子を有する攪拌容器に移し、400rpmで20
分攪拌した。攪拌後、静置し、水溶液の上部に浮いた樹
脂と、水溶液の下部に沈んだ塗膜を、各々、回収した。
回収した樹脂は、乾燥させた後、溶融させて押し出し切
断し、ペレットとした。このペレットを用いた成形品の
物性を、表1に示す。
の攪拌子を有する攪拌容器に移し、400rpmで20
分攪拌した。攪拌後、静置し、水溶液の上部に浮いた樹
脂と、水溶液の下部に沈んだ塗膜を、各々、回収した。
回収した樹脂は、乾燥させた後、溶融させて押し出し切
断し、ペレットとした。このペレットを用いた成形品の
物性を、表1に示す。
【0040】
【表1】
【0041】比較例 実施例で用いたバンパーの廃材の粉砕物を、そのまま、
溶融してペレット化し、このペレットを用いて成形品を
製造した。得られた成形品の物性を表1に示す。
溶融してペレット化し、このペレットを用いて成形品を
製造した。得られた成形品の物性を表1に示す。
【0042】参考例 実施例で用いたバンパーの原料の変性ポリプロピレン
(バージン材)を用いて、成形品を製造した。得られた
成形品の物性を表1に示す。なお、表1中の数値は、引
張破壊伸びを除き、参考例を100としたときの相対値
である。これらの試験は、次に示す方法に準拠して行な
った。 比重(JIS K7112−80、ISO 1183−
87);メルトフローレート(JIS K7210−9
5、ISO 1133−91);引張試験(JIS K
7161−94、JIS K7113−95、ISO
527/1−93);曲げ試験(JIS K7171−
1994、JIS K7203−1995、ISO 1
78−93);アイゾット衝撃試験(JIS K711
1−84、ISO 180−93);荷重たわみ温度試
験(JIS K7207−95、ISO 75−9
3)。
(バージン材)を用いて、成形品を製造した。得られた
成形品の物性を表1に示す。なお、表1中の数値は、引
張破壊伸びを除き、参考例を100としたときの相対値
である。これらの試験は、次に示す方法に準拠して行な
った。 比重(JIS K7112−80、ISO 1183−
87);メルトフローレート(JIS K7210−9
5、ISO 1133−91);引張試験(JIS K
7161−94、JIS K7113−95、ISO
527/1−93);曲げ試験(JIS K7171−
1994、JIS K7203−1995、ISO 1
78−93);アイゾット衝撃試験(JIS K711
1−84、ISO 180−93);荷重たわみ温度試
験(JIS K7207−95、ISO 75−9
3)。
【0043】
【発明の効果】本発明の方法では、加熱して塗膜を剥離
する際に攪拌をする必要がなく、複雑な加熱装置を必要
としない。また、本発明の方法によって、高効率かつ低
コストで、樹脂成形体の表面の塗膜を剥離することがで
きる。
する際に攪拌をする必要がなく、複雑な加熱装置を必要
としない。また、本発明の方法によって、高効率かつ低
コストで、樹脂成形体の表面の塗膜を剥離することがで
きる。
【図1】本発明の方法において、落とし蓋を塗膜の剥離
用液体中に沈めた状態を示す図である。
用液体中に沈めた状態を示す図である。
【図2】本発明で用いる落とし蓋の一例を示す図であ
る。
る。
【図3】本発明で用いる落とし蓋の一例を示す図であ
る。
る。
1,7,10 落とし蓋 2 樹脂成形体 3 塗膜の剥離用液体 4 オートクレーブ 5,8,11 空気抜け穴 6 空気泡 9 金属板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI B09B 3/00 ZAB C08J 7/00 301 B29B 17/00 ZAB 11/18 ZAB C08J 7/00 301 B29K 105:26 11/18 ZAB B09B 3/00 ZAB // B29K 105:26 304P (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B05D 3/10 B08B 3/08 B08B 3/10 B09B 3/00 B09B 3/00 ZAB B29B 17/00 ZAB C08J 7/00 301 C08J 11/18 ZAB B29K 105:26
Claims (3)
- 【請求項1】 表面に塗膜を有する樹脂成形体と、落と
し蓋とを、塗膜の剥離用液体中に、落とし蓋が上になる
ように浸漬して、加熱処理することを特徴とする樹脂成
形体の塗膜の剥離方法。 - 【請求項2】 上記落とし蓋が、空気の抜け穴を有する
請求項1に記載の樹脂成形体の塗膜の剥離方法。 - 【請求項3】 上記落とし蓋が、凸状に湾曲した形状を
有する請求項1に記載の樹脂成形体の塗膜の剥離方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6069197A JP3351283B2 (ja) | 1997-03-14 | 1997-03-14 | 樹脂成形体の塗膜の剥離方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6069197A JP3351283B2 (ja) | 1997-03-14 | 1997-03-14 | 樹脂成形体の塗膜の剥離方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10249270A JPH10249270A (ja) | 1998-09-22 |
| JP3351283B2 true JP3351283B2 (ja) | 2002-11-25 |
Family
ID=13149587
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6069197A Expired - Fee Related JP3351283B2 (ja) | 1997-03-14 | 1997-03-14 | 樹脂成形体の塗膜の剥離方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3351283B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012041600A (ja) * | 2010-08-18 | 2012-03-01 | Morioka Seiko Instruments Inc | 電鋳部品の製造方法 |
-
1997
- 1997-03-14 JP JP6069197A patent/JP3351283B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH10249270A (ja) | 1998-09-22 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |