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JP3353185B2 - 有機電子写真感光体用リファイナー及びリファイニング方法 - Google Patents
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JP3353185B2 - 有機電子写真感光体用リファイナー及びリファイニング方法 - Google Patents

有機電子写真感光体用リファイナー及びリファイニング方法

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JP3353185B2
JP3353185B2 JP26256294A JP26256294A JP3353185B2 JP 3353185 B2 JP3353185 B2 JP 3353185B2 JP 26256294 A JP26256294 A JP 26256294A JP 26256294 A JP26256294 A JP 26256294A JP 3353185 B2 JP3353185 B2 JP 3353185B2
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  • Discharging, Photosensitive Material Shape In Electrophotography (AREA)
  • Cleaning In Electrography (AREA)
  • Detergent Compositions (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、繰り返し使用する有機
電子写真感光体リファイナー及びそのリファイニング
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真用感光体を用いての複写あるい
はプリント工程を繰り返すと、現像剤の清掃が完全に行
われないため、次第に樹脂被膜が感光体表面に形成さ
れ、所定の感光特性が得られなくなり、画質の低下を来
す。そのほかに、複写、プリント工程においては、感光
体表面に電荷を与えるためのコロナ放電、除電のための
光の照射による表面の変質、吸湿性物質あるいはアルカ
リ性物質の付着、紙粉の付着等が発生し、画質の低下と
なる。このような画質の低下の原因となる付着物、ある
いは変質表面層等を研磨材を用いて研磨し、除去するこ
とにより、感光体を再生し、良質な画像が得られるよう
にすることが行われている。
【0003】従来、電子写真感光体用リファイナーとし
ては、揮発性の溶剤を分散媒として、その中に酸化セリ
ウム、アルミナ、酸化チタンなどの研磨材を添加したも
のが用いられている。
【0004】電子写真感光体用のリファイナーとして
は、特開昭58-83881号のノニオン系界面活性剤を含有し
たもの、特開昭57-182376号のアルコール及びケロシン
を含む研磨材を分散させたもの、特開昭56-84782号等の
2種類の研磨材を混合したものが開発されている。
【0005】しかしながら、従来のリファイナーは可燃
性、有害性の溶剤を使用したものであり作業者の取扱い
及び保管上の問題があった。
【0006】さらにこれらの溶剤を有機感光体に使用し
た場合に、リファイニング後に溶剤が感光層に残留し、
有機感光体膜のクラックを引き起こすという問題があっ
た。
【0007】しかしながら、研磨材粒子を単に水に分散
させた場合には拭き残しが発生したり、リファイナーの
保存寿命が短くすぐに沈澱してしまうといった問題点が
発生した。
【0008】又、特開昭55-53381号公報の如く、研磨材
を水溶性ポリマー中に分散させた例もあるが、拭き取り
後、水溶性ポリマーが残留し、かえって電子写真性能が
悪化するという問題を有している。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、安全
で無害でありかつ良好なリファイニング性、拭き取り性
を有し、電子写真感光体表面にクラックを起こさない
電子写真感光体用リファイナーを提供すること及びそ
のリファイナーを使用したリファイニング方法を提供す
ることである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の構成は、研磨材
粒子を水系エマルジョンに分散したものである。
【0011】本発明に用いられる研磨材粒子としては、
酸化アルミニウム、酸化ケイ素、酸化セリウム、酸化チ
タン、酸化クロム、酸化ジルコニウム等が挙げられる。
【0012】必須のものとしては酸化アルミニウム(ア
ルミナ)、酸化ケイ素(シリカ)である。
【0013】アルミナにはα,β,γ,δ,ζ,η,
θ,κ,χ,ρ等の結晶形のものが任意に使用可能であ
る。シリカは6種類の結晶性シリカ及びアモルファスシ
リカが使用可能であり、ケイソウ土は海洋産、湖水産等
任意のものが使用可能である。これらの研磨材の粒径は
0.01〜70μmがよく、好ましくは0.05〜60μmのものが良
い。研磨材の含有量は全リファイナー重量に対して、重
量で1〜50%、好ましくは5〜40%である。研磨材が50
%以上だと分散安定性が悪くなりやすく、これ以下だと
リファイニング性が劣ってくる。
【0014】本発明のリファイナーのエマルジョンを形
成する化合物としては水、有機溶剤と界面活性剤が使用
される。このうち有機溶剤としては、ヘキサン、ヘプタ
ン、オクタン、ノナン、デカン等の直鎖炭化水素及びそ
の異性体、環状炭化水素及びケロシンスピンドル油等の
鉱物油,シリコーンオイル,酢酸エステル類,テトラヒ
ドロフラン等のエーテル類,アセトン,2-ブタノン等の
ケトン系及びメタノール,エタノール,2-プロパノー
ル,1-ブタノール及びその異性体等のアルコール,芳香
族炭化水素等広く有機溶剤として使用されているものが
使用可能であるが、好ましくは直鎖炭化水素及びその異
性体と環状炭化水素や鉱物油、さらに好ましくは鉱物油
とアルコールの混合液が好ましく、混合液の場合の鉱物
油とアルコールの比率は 鉱物油/アルコール=10/100〜300/100の範囲 で使用することが好ましい。これら有機溶剤の含有量は
全リファイナーに対して、重量で3〜30%、好ましくは
5〜20%が特によい。
【0015】本発明のリファイナーはエマルジョンを形
成する必要があるが、このため乳化剤が使用される。本
発明において使用される乳化剤の種類としてはノニオン
系界面活性剤、アニオン系界面活性剤、カチオン系界面
活性剤、両性界面活性剤があげられる。特に好ましい乳
化剤としてはノニオン系界面活性剤であり、その構造と
しては、下記に示したようなポリエーテル系のノニオン
系界面活性剤や、ポリビニルアルコールの如き化合物も
本発明のノニオン系界面活性剤として用いられる。
【0016】 1 ポリオキシエチレンアルキルエーテル 2 ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル 3 ポリオキシエチレンソルビタンアルキルエステル 上記の各々の化合物の構造式を以下に示す。
【0017】
【化1】
【0018】乳化剤の添加量は全リファイナー重量に対
し重量で0.1〜10%、好ましくは0.5〜5%である。乳化
剤がこれ以下だと安定したエマルジョンが形成できない
場合があり、これ以上だとリファイング後に乳化剤が感
光面にのこり、画質劣化を引き起こすことがある。
【0019】リファイナーの中には直鎖あるいは環状の
アルキルあるいはハロゲン置換あるいは無置換のオルガ
ノポリシロキサンを添加することが好ましい。
【0020】添加量は全リファイナー重量に対し、オル
ガノポリシロキサンは重量で0.01〜10%好ましくは0.05
〜5%である。具体例としてジメチルシリコーンオイル
(KF−96信越化学製)メチルフェニルシリコーンオイ
ル(KF−54信越化学製)等がある。
【0021】本発明のリファイナーには防腐剤、香料等
の従来からあるリファイナーに使用されている添加剤を
任意に入れてもよい。
【0022】本発明のリファイナーを使用する感光体と
しては、従来リファイナーの適用しにくかった、有機光
導電体を使用した電子写真感光体に好適に使用できる。
【0023】本発明のリフィイニング方法は、従来から
知られている任意の方法が使用できるが、その一例とし
て示すと、まずドラム状電子写真感光体表面をパッドで
乾拭きし、その後リファイナーをパッドにつけて該ドラ
ム表面をふき、研摩をし、最後にリファイナーを乾拭き
で拭き取る方法である。最初の乾拭きは除いてもよく、
最後の乾拭きのかわりにブレード等によりリファイナー
をかき取ってもよい。又、リフィイニングの後に他の用
材を使ってドラム表面を拭いてもかまわない。
【0024】本発明で用いられるパットは、紙、脱脂
綿、化学繊維あるいは不織布で作られたものであり好ま
しくは不織布がゴミ、繊維くず等の発生が少ない為好ま
しい。
【0025】
【実施例】本発明を実施例を用いて具体的に説明する
が、本発明はこれに限定されるものではない。
【0026】表1で示される各種研磨剤、溶剤、水、界
面活性剤及びその他必要に要じて添加剤を所定重量部加
えた後、5分間超音波分散を行い、本発明内のリファイ
ナー実施例No.1〜No.及び本発明外の比較例サンプル
No.1〜No.を作製した。得られたサンプルを下記評価
項目に従って評価した。リファイニング方法は前述した
方法に従った。
【0027】
【表1】
【0028】(シリコーンオイル) KF−96 ジメチルシリコーンオイル(信越化学製) KF−54 メチルフェニルシリコーンオイル(信越化学
製) 界面活性剤A
【0029】
【化2】
【0030】(ノニオン界面活性剤) 界面活性剤B ポリエチレングリコールモノステアレート (ノニオン界面活性剤) 界面活性剤C ポリオキシエチレンソルビタンモノラウレート (ノニオン界面活性剤) 界面活性剤D ドデシル硫酸ナトリウム (アニオン界面活性剤) 評価項目 A.リファイニング性テスト Konica 9028用感光体(有機感光体)表面に紙粉を付着
させ、文字にじみが発生したドラムを、前述した各種リ
ファイナーでリファイニングした後、実写し、文字のに
じみの有無を観察した。
【0031】B.クラックテスト 各種リファイナーをKonica 9028用感光体表面に1ml付
着させ40℃,90%RHの環境下に10日間放置し、感光層の
クラックの発生の有無を観察した。
【0032】C.ハーフトーンムラテスト(フキムラテ
スト) Konica 9028用感光体の表面を、各種リファイナーを用
いてリファイニングを行った後、複写機に装着し、これ
を半導体レーザー連続点灯の20%の時間で露光したグレ
ー部について、画像出しを行い、ムラの有無を観察し
た。
【0033】D.放置安定性テスト(分散安定性テス
ト) 各種リファイナーを20℃,60%RH下に1ケ月間放置し、
更に0℃にて6時間放置し、室温にもどしたものについ
て分散性を目視観察した。
【0034】評価結果 本発明のリファイナーは表2に示す如く、リファイニン
グ性テスト、クラックテスト、フキムラテストおよび分
散安定性テスト、いづれにおいても良好な性能を示す。
とりわけリファイニング性テストとフキムラテストにお
いては本発明内の実施例1〜5のみが特に良好な結果を
示した。又溶剤系リファイナーと異なり危険性が少な
く、安全である。
【0035】 ◎ 優良 ○ 良好(実用的に問題なし) △ 平均以下(実用に適さない) × 不可(実用に全く適さない)
【0036】
【表2】
【0037】
【発明の効果】本発明により安全で無害でありかつ良好
なリファイニング性、拭き取り性を有し、ハーフトーン
画像での画像ムラを生ぜず、電子写真感光体表面にクラ
ックを起こさない有機電子写真感光体用リファイナーを
提供すること及びそのリファイナーを使用したリファイ
ニング方法を提供することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭47−5384(JP,A) 特開 昭61−63877(JP,A) 特開 昭54−54035(JP,A) 特開 昭63−37370(JP,A) 特開 昭53−87987(JP,A) 特開 昭52−141493(JP,A) 特開 昭63−307811(JP,A) 特開 平3−40242(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 21/00 G03G 21/10 C11D 7/06

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも酸化アルミニウム又は酸化ケ
    イ素と、オルガノポリシロキサンを、水系エマルジョン
    に分散してなることを特徴とする有機電子写真感光体
    用リファイナー。
  2. 【請求項2】 前記水系エマルジョンが有機溶剤及び界
    面活性剤を含有してなることを特徴とする請求項1記載
    有機電子写真感光体用リファイナー。
  3. 【請求項3】 前記界面活性剤がノニオン系界面活性剤
    であることを特徴とする請求項2記載の有機電子写真感
    光体用リファイナー。
  4. 【請求項4】 少なくとも酸化アルミニウム又は酸化ケ
    イ素と、オルガノポリシロキサンを、水系エマルジョン
    中に分散してなるリファイナーにより有機電子写真感光
    体表面を研磨し、拭き取ることを特徴とするリファイニ
    ング方法。
  5. 【請求項5】 前記水系エマルジョンが有機溶剤及び界
    面活性剤を含有してなることを特徴とする請求項4記載
    のリファイニング方法。
  6. 【請求項6】 リファイナーをパッドに付着させ、該パ
    ッドで有機電子写真感光体表面を研磨し、拭き取ること
    を特徴とする請求項4又は5記載のリファイニング方
    法。
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