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JP3355100B2 - 表示パネルの駆動装置 - Google Patents
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JP3355100B2 - 表示パネルの駆動装置 - Google Patents

表示パネルの駆動装置

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JP3355100B2
JP3355100B2 JP32984196A JP32984196A JP3355100B2 JP 3355100 B2 JP3355100 B2 JP 3355100B2 JP 32984196 A JP32984196 A JP 32984196A JP 32984196 A JP32984196 A JP 32984196A JP 3355100 B2 JP3355100 B2 JP 3355100B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、絵素に非線形素子
を有する表示パネルの駆動装置に関し、特に、絵素の表
示状態を決定する選択期間を複数の期間に分割して駆動
する表示パネルの駆動装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、液晶表示装置は、例えば、AV
( Audio Visual )機器、あるいは、OA( Office Aut
omation )機器など、様々な分野に用いられている。ロ
ーエンドの製品には、例えば、STN( Super Twisted
Nematic )など、各絵素毎に、スイッチング素子を持た
ないパッシブタイプの液晶表示装置が搭載されるが、ハ
イエンドの製品には、各絵素毎にスイッチング素子を設
けたアクティブマトリクス駆動方式の液晶表示装置が搭
載されている。当該アクティブマトリクス駆動方式の液
晶表示装置は、色再現性、薄型化、軽量性、および低消
費電力という点において、CRT( Cathode-Ray-Tube
)を凌駕しており、現在、その用途は急速に拡大しつ
つある。
【0003】上記液晶表示装置では、スイッチング素子
として、例えば、TFT( Thin-Film-Transistor )で
代表される3端子素子や、MIM( Metal-Insulator-M
etal)で代表される2端子素子が使われている。ところ
が、TFTを製造する際には、6〜8回以上の薄膜成膜
工程およびフォトリソグラフ工程が必要になり、コスト
高になるという問題を有している。これに対して、スイ
ッチング素子として、MIMなどの2端子型非線形素子
を用いた液晶表示装置の場合、その製造工程において、
薄膜成膜工程およびフォトリソグラフ工程の数を約半分
に削減できる。これにより、TFTを用いた液晶表示装
置に比べて製造コスト面で優位性を有し、かつ、パッシ
ブタイプの液晶表示装置に比べて表示品位面で優位性を
有する液晶表示装置を実現できる。したがって、アクテ
ィブマトリクス駆動方式の液晶表示装置の中でも、特
に、2端子型非線形素子を用いた液晶表示装置は、急速
な普及が見込まれている。
【0004】具体的には、2端子型非線形素子は、印加
電圧の増大に伴って、等価抵抗が小さくなる特性を有し
ている。したがって、図15に示すように、印加電圧の
増大に伴って、当該2端子型非線形素子を流れる電流
は、急激に増大する。なお、電流−電圧特性は、原点に
対して略対称であるため、負の電圧を印加した場合の説
明は省略する。これにより、選択期間に絵素へ印加され
た電圧は、非選択期間においても保持される。この結
果、2端子型非線形素子を用いたアクティブマトリクス
型の液晶表示装置では、単純マトリクス型の液晶表示装
置と比較して高デューティの駆動が可能となる。
【0005】さらに、上記アクティブマトリクス型の液
晶表示装置は、単純マトリクス型の液晶表示装置と同様
に、図16に示す電圧を絵素に印加する電圧平均化法で
駆動できる。電圧平均化法では、絵素を点灯する場合、
図中、実線で示すように、絵素が表示を行う期間(後述
する選択期間)中、当該絵素へ高いレベルの電圧を印加
する。一方、消灯する場合は、破線で示すように、選択
期間中、低いレベルの電圧が印加される。選択期間にお
ける印加電圧の大小によって、絵素の表示状態を制御で
きるので、上記アクティブマトリクス型の液晶表示装置
において、高いコントラストおよび均一な表示が実現さ
れる。
【0006】なお、液晶素子にDC(直流)成分が蓄積
されると、信頼性が低下する。したがって、これを回避
するために、通常、フレーム毎、あるいは、複数フレー
ムや複数ライン毎に、印加電圧の極性を反転させてい
る。
【0007】ここで、絵素の駆動回路も含めた従来の液
晶表示装置201全体について、図17に基づき説明す
る。上記従来の液晶表示装置201において、表示パネ
ル203は、データ電極線X1〜Xnと、各データ電極
線X1〜Xnと互いに交差する走査電極線Y1〜Ymと
を備えており、各データ電極線Xiと各走査電極線Yj
との間には、直列に接続された液晶素子および2端子型
非線形素子を有する絵素202…が配されている。
【0008】一方、図示しない外部回路から、液晶表示
装置201の制御部206へ与えられる外部インターフ
ェース信号INには、通常、基準クロックCLKに同期
して、各絵素202の表示状態を時分割で伝送するデー
タ信号DATAが含まれている。また、外部インターフ
ェース信号INは、1走査電極線Yj分のデータ信号D
ATA毎に与えられる水平方向同期信号LPと、1画面
(フレーム)毎に与えられる垂直方向同期信号FPと、
例えば、1走査毎など、所定の周期で反転する交流化信
号Mとを含んでいる。なお、水平方向同期信号LPの1
周期に基準クロックCLKが何回印加されるかは、例え
ば、表示パネル203に設けられたデータ電極線Xiの
数などによって変化するため、各液晶表示装置201毎
に異なっている。
【0009】制御部206は、当該外部インターフェー
ス信号INに基づいて、各電極線XiおよびYjの駆動
電圧やタイミングなどを示す制御信号を生成し、走査電
極駆動回路204およびデータ電極駆動回路205へ送
出する。これらの制御信号に基づいて、走査電極駆動回
路204は、各走査電極線Yjを順次選択し、所定の電
圧を印加する。また、データ電極駆動回路205は、絵
素202…の表示データに応じて、各データ電極線X1
〜Xnへ所定の電圧を印加する。
【0010】ここで、あるデータ電極線X1と走査電極
線Y1との交差点に設けられた絵素202に印加される
電圧について、図18の(a)ないし(e)に基づいて
簡単に説明する。
【0011】図18の(a)に示すように、水平方向同
期信号LPは、1走査電極線Yj分のデータ信号DAT
A毎に印加されている。各水平方向同期信号LP間のう
ち、当該走査電極線Y1に対応する期間が当該絵素20
2の選択期間となる。
【0012】非選択期間の間、走査電極駆動回路204
は、図18の(b)に示す交流化信号Mに応じて、図1
8の(c)に示すように、電圧V1 あるいはV3 を当該
走査電極線Y1へ印加している。一方、データ電極駆動
回路205は、図18の(d)に示すように、現在、選
択されている走査電極線Yjと、当該データ電極線X1
とに接続された絵素202が点灯しているか否かによっ
て、当該データ電極線X1へ印加する電圧を選択する。
例えば、交流化信号Mがハイレベルの場合は、電圧V0
あるいはV2 が選択され、ローレベルの場合は、電圧V
3 またはV5 が選択される。これにより、非選択期間の
間、走査電極線Y1とデータ電極線X1との間に設けら
れた絵素202に印加される電圧は、図18の(e)に
示すように、接地レベルGNDから、電圧Vbの幅内で
変化する。
【0013】一方、選択期間中は、当該走査電極線Y1
には、図18の(c)に示すように、交流化信号Mとは
逆に、電圧V5 あるいはV0 が印加される。この結果、
データ信号DATAが点灯を指示している場合、図18
の(e)に示すように、−V0 あるいはV0 の電圧が絵
素202に印加され、当該絵素202は、点灯する。同
様に、消灯を指示している場合、−V2 あるいはV2
印加電圧によって、絵素202は、非点灯(消灯)す
る。これにより、両駆動回路204・205は、各絵素
202を電圧平均化法にて駆動できる。
【0014】ところが、上記構成の液晶表示装置201
の場合、残像(焼き付き)が発生しやすいという問題点
を有している。具体的には、例えば、液晶表示装置20
1がノーマリーホワイトモード(液晶表示素子を点灯さ
せると、黒を表示するモード)の場合、表示パネル20
3の表示パターンを変更して、図19の(a)に示すよ
うに、表示パネル203の中央部P1に白を表示し、周
辺部P2に黒を表示している状態から、全画面に中間調
(灰色)を表示させようとすると、図19の(b)に示
すように、白を表示していた中央部P1と、黒を表示し
ていた周辺部P2とで表示差が発生する。すなわち、表
示パネル203の全画面は、均一にならず、前の表示パ
ターンが残ってしまう。
【0015】この残像は、絵素202の2端子型非線形
素子における電圧依存型の電流−電圧特性のシフトに起
因している。具体的には、図15に示すように、2端子
型非線形素子は、電圧を印加し続けると、図中、破線で
示すように、電流−電圧特性がシフトする。なお、実線
は、初期の電流−電圧特性を示している。これに伴っ
て、同一の絵素202に設けられた液晶素子において、
透過率(T)−電圧(V)特性は、図20に示すよう
に、実線に示す特性から破線に示す特性へとシフトす
る。この結果、例えば、透過率が50%になる電圧は、
V50からV50’へ、ΔVだけ変化する。なお、ΔV
は、V50’−V50である。このシフト量ΔVは、図
21に示すように、電圧の印加時間によって変化する。
さらに、当該シフト量ΔVは、印加電圧が大きくなるに
従って増加する。なお、図中、実線は、破線よりも大き
い電圧を印加した場合を示している。
【0016】図19の(a)に示すパターンを表示させ
た状態では、周辺部P2の絵素202には、中央部P1
に比べて高い電圧が印加されている。したがって、上記
シフト量ΔVは、周辺部P2の方が大きくなる。この結
果、全画面を中間調の状態に切り換えると、周辺部P2
の透過率Tは、中央部P1に比べて高くなり、図19の
(b)に示すように、残像が発生する。
【0017】この残像を軽減するために、例えば、特開
平8−29748号公報に開示されているように、1つ
の選択期間を複数の期間に分割し、各分割期間毎に異な
ったレベルの電圧を液晶素子に印加する駆動方法が有効
であることが分かっている。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たように、液晶表示装置201へ外部から印加される外
部インターフェース信号INには、1つの選択期間を複
数の分割期間に分割するための信号が含まれていない。
そこで、外部インターフェース信号INを変更して、各
分割期間を示す信号を液晶表示装置201へ印加する
か、あるいは、制御部206が新たに各分割期間を示す
タイミングを生成する必要がある。
【0019】例えば、外部インターフェース信号INを
変更する場合には、液晶表示装置201へ、従来と異な
る信号を与えなければならない。したがって、例えば、
液晶表示装置201の表示データを送出する回路など、
外部の回路を変更する必要がある。この結果、選択期間
を分割しない液晶表示装置を、選択期間を分割する液晶
表示装置で置き換える際に、手間や費用がかかるという
問題を有している。
【0020】一方、従来と同様の外部インターフェース
信号INに基づいて生成する場合、制御部206は、外
部インターフェース信号INの波形に合わせて、生成す
るタイミングを設定する必要がある。ところが、汎用品
としての液晶表示装置201の仕様としては、選択期間
内の基準クロック数が1種類には限定できないため、従
来は、1種類のみに限定した外部インターフェース信号
INの波形毎に、制御部206を用意するなどして、そ
れぞれのタイミングを生成している。
【0021】ところで、液晶表示装置201を使用する
分野は、例えば、携帯型のコンピュータや、POS( P
oint Of Sale)端末など、様々な分野があり、同一の液
晶表示装置201であっても、ユーザーが最終的に製品
化するセット仕様毎に異なる外部インターフェース信号
INの波形が液晶表示装置201に入力される。この場
合、外部インターフェース信号INの波形は、1選択期
間内の基準クロックCLKの数などが互いに異なり、制
御部206が生成するタイミングも、それぞれ異なって
くる。したがって、ユーザーが要求する外部インターフ
ェース信号IN波形の種類に合わせて、極めて多種類の
制御部206を用意しなければならない。この結果、ユ
ーザーの要求仕様が異なる毎に、新たな制御部206を
設計する手間がかかると共に、ユーザー間で、制御部2
06を共用できず、制御部206の製造管理や在庫管理
の点で大きな問題を抱えている。
【0022】本発明は、上記の問題点を鑑みてなされた
ものであり、その目的は、従来と同様の外部インターフ
ェースを持ちながら、選択期間内の基準クロック信号の
数が互いに異なる表示パネルであっても、選択期間を所
望の数に分割可能な表示パネルの駆動回路を実現するこ
とにある。
【0023】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る
示パネルの駆動装置は、上記課題を解決するために、非
線形素子を有する絵素の表示状態を設定するための選択
期間を複数の期間に分割し、各分割期間毎に、互いに異
なる電圧を絵素へ印加する表示パネルの駆動装置におい
て、以下の手段を講じたことを特徴としている。
【0024】すなわち、上記選択期間に同期し、かつ選
択期間よりも周期が短い基準クロックと、選択期間を示
す信号とに基づいて、以降の選択期間を分割するための
パラメータを算出するパラメータ算出手段と、上記パラ
メータを記憶する記憶手段と、上記パラメータに基づい
て、上記選択期間を示す信号および基準クロックから、
以降の選択期間を各分割期間へ分割するタイミング信号
を生成するタイミング生成手段とを備えている。
【0025】さらに、上記パラメータ算出手段は、上記
分割期間の上記分割比に基づいた定数分だけ、上記基準
クロックを繰り返し数える第1カウンタと、当該第1カ
ウンタの繰り返し周期数を数える第2カウンタとを有
し、上記記憶手段には、上記パラメータとして、上記第
2カウンタのカウント終了時における上記第1カウンタ
の第1カウント値を記憶する記憶領域と、選択期間内に
おける上記第2カウンタの第2カウント値を記憶する記
憶領域が設けられていると共に、上記タイミング生成
手段は、上記第2カウント値に応じて、上記基準クロッ
クを繰り返し数える等分用カウンタと、各選択期間毎
に、上記第1カウント値に応じて、基準クロックを数え
る同期用カウンタと、当該等分用カウンタの繰り返しの
周期に応じて、上記タイミング信号を生成すると共に、
上記同期用カウンタが第1カウント値に応じて基準クロ
ックを数える期間だけ、タイミング信号を出力する時点
を調整する出力部とを備えている。
【0026】上記構成において、タイミング生成手段が
タイミング信号を生成する前に、パラメータ算出手段
は、基準クロックに基づいて、当該表示パネル毎のパラ
メータを算出し、タイミング生成手段は、当該パラメー
タに基づいてタイミング信号を生成する。これにより、
1選択期間内の基準クロック数に関わらず、駆動装置
は、各選択期間を所望の分割比にて分割できる。したが
って、1選択期間内の基準クロック数が異なる外部イン
ターフェース信号を用いる、異なるユーザー間で駆動装
置を共用できる。
【0027】また、基準クロックとして、例えば、表示
パネルの映像信号に同期した信号など、外部から表示パ
ネルへ与えられる信号を利用できる。したがって、例え
ば、映像信号を与える回路など、外部回路と駆動装置と
のインターフェースを、従来と同様に設定した場合であ
っても、選択期間を分割するための信号を新たに生成す
る必要がなくなる。この結果、上記外部回路とのインタ
ーフェースを従来と同様に保つことができ、選択期間を
分割しない駆動装置や分割比の異なる駆動装置間で、外
部回路を共用できる。加えて、PLL( Phase Locked
Loop)回路など、当該信号を生成する回路が不要とな
り、表示パネルの駆動装置の構成を簡単に することがで
きる。
【0028】さらに、上記第1カウンタは、例えば、分
割比が整数で表現されている場合には、当該分割比の和
など、上記分割比に基づいた定数分だけ、基準クロック
を繰り返しカウントし、第2カウンタは、第1カウンタ
繰り返し周期数を数える。さらに、記憶手段は、選
択期間内における第2カウンタのカウント値を第2カウ
ント値として記憶する。これにより、記憶手段の所定の
記憶領域には、選択期間を上記定数に等分する際、等分
された期間毎の基準クロック数に応じた値が格納され
る。以下では、等分された期間を等分期間と称し、上記
定数を等分定数と称する。
【0029】一方、タイミング生成手段において、等分
用カウンタは、例えば、上記第2カウント値までなど、
第2カウント値に基づいた数だけ、基準クロックを数え
る。これにより、等分用カウンタの繰り返しの周期は、
等分期間になる。さらに、出力部は、等分期間を組み合
わせて、タイミング信号を出力する。
【0030】例えば、分割比が2:1:1の場合は、等
分定数は4となり、等分用カウンタが選択期間を4つの
等分期間に分割する。さらに、出力部が1番目と3番目
と4番目の等分期間の開始時点でタイミング信号を出力
する。これにより、所望の分割比を持ったタイミング信
号が得られる。
【0031】これにより、1選択期間内の基準クロック
数に関わらず、駆動装置は、各選択期間を所望の分割比
にて分割できる。それゆえ、従来と同様の外部インター
フェースのまま、1選択期間内の基準クロック数が異な
るユーザー間で表示パネルの駆動装置を共用できる。
【0032】ところで、選択期間を所望の分割比で分割
する際、選択期間内の基準クロック数を整数で分割でき
ない場合、第2カウント値は、等分期間内の基準クロッ
ク数を示す整数であるため、等分用カウンタの繰り返し
周期の等分定数倍の期間と選択期間とが一致しなくな
る。
【0033】ところが、上記構成では、選択期間毎に、
同期用カウンタが第1カウント値に応じて基準クロック
を数える。この期間は、上記誤差の期間と一致している
ので、当該期間だけ、タイミング信号を出力する時点を
調整することによって、上記誤差の発生を防止できる。
この結果、選択期間内の基準クロック数を整数で分割で
きない場合であっても、選択期間とタイミング信号との
同期を確実に取ることができる。
【0034】また、請求項2の発明に係る表示パネルの
駆動装置は、上記課題を解決するために、外部インター
フェース信号に基づいて、各選択期間を複数の分割期間
に分割し、各分割期間を示すタイミング信号を生成する
タイミング生成回路が設けられた制御部を有し、上記タ
イミング生成回路は、水平方向同期信号と基準クロック
とに基づいて、上記各分割期間の分割比に基づいた定数
で上記選択期間を等分した時の誤差を示す第1カウント
値、および、等分された期間における基準クロックの数
を示す第2カウント値からなる初期パラメータを算出す
る初期パラメータ算出部と、上記両カウント値を保持す
るメモリと、上記メモリに保持された第2カウント値に
基づいて、等分された期間毎にパルス信号を発生する等
分期間生成部と、当該パルス信号に基づいて、各分割期
間を示すタイミング信号を生成するタイミング信号生成
部と、上記メモリに保持された第1カウント値に基づい
て、上記タイミング信号の発生を遅延または早めて、上
記選択期間と上記タイミング信号との同期を取る同期部
とを備えていることを特徴としている。
【0035】ところで、当該タイミング生成回路を有す
る制御部が、例えば、絵素数の異なる他の表示パネルな
どに接続された場合、選択期間内における基準クロック
の数は変化する。ところが、初期パラメータ算出部は、
選択期間の開始時点から第1および第2カウント値を算
出し始め、メモリは、選択期間の終了時に、第1および
第2カウント値を記憶する。さらに、等分期間生成部
は、当該第2カウント値に基づいて、出力信号の繰り返
しの周期を設定するので、タイミング生成回路は 、何ら
支障なく、所定の分割比にて選択期間を分割できる。ま
た、同期部は、上記メモリに保持された第1カウント値
に基づいて、上記選択期間と上記タイミング信号との同
期を取る。この結果、例えば、絵素の数が異なる表示パ
ネル間など、1選択期間内の基準クロック数が異なる外
部インターフェース信号を用いる、異なるユーザー間で
タイミング生成回路を共用できる。
【0036】
【発明の実施の形態】本発明の一実施形態について図1
ないし図14に基づいて説明すると以下の通りである。
すなわち、図2に示すように、本実施形態に係る液晶表
示装置1は、データ電極線X1〜Xnと、各データ電極
線X1〜Xnと互いに交差して配される走査電極線Y1
〜Ymと、両電極線X1〜XnおよびY1〜Ymで区切
られた各領域内に設けられた絵素2…とを有する表示パ
ネル(液晶表示素子)3を備えている。図3に示すよう
に、各絵素2には、例えば、MIM( Metal-Insulator
-Metal)などの2端子型非線形素子2aと、液晶素子2
bとが設けられている。両素子2a・2bは、互いに直
列に接続されていると共に、2端子型非線形素子2aの
残余の電極は、対応する走査電極線Yjに接続され、液
晶素子2bの残余の電極は、対応するデータ電極線Xi
に接続されている。
【0037】また、液晶表示装置1には、表示パネル3
の各走査電極線Y1〜Ymを線順次で駆動する走査電極
駆動回路4と、各データ電極線X1〜Xnに線順次で駆
動電圧を印加するデータ電極駆動回路5と、図示しない
外部回路から与えられる外部インターフェース信号IN
に基づいて、両駆動回路4・5を制御する制御部6とが
設けられている。なお、上記各回路4・5・6が特許請
求の範囲に記載の駆動装置に対応する。
【0038】上記外部インターフェース信号INは、図
4に示すように、従来の液晶表示装置と同一の信号であ
る。具体的には、各絵素2の表示状態を示すデータ信号
DATAは、同一の走査電極線Yjに接続された絵素2
…のデータ毎にまとめられ、基準クロックCLKに同期
して、所定の順番かつ時分割で送出されている。1走査
電極線Yj分の伝送が終了すると、次の走査電極線Yk
が選択され、当該走査電極線Ykのデータが送出され
る。各走査電極線Yjのデータを所定の順番で送出する
ことによって、上記外部回路は、液晶表示装置1へ、表
示パネル3全体の表示状態を指定できる。
【0039】また、1画面分のデータ信号DATAを送
出する度に、垂直方向同期信号FPが印加され、1走査
電極線Yj分のデータ信号DATAが送出される度に、
水平方向同期信号LPを印加する。これにより、各デー
タ信号DATAと、各絵素2とが1対1に対応付けられ
る。また、水平方向同期信号LPが印加されている期間
の前後など、データ信号DATAが不安定な期間を除い
て、データイネーブル信号ENABが印加される。した
がって、液晶表示装置1は、データ信号DATAを確実
に取得できる。なお、上記各信号FP、LP、ENA
B、およびDATAは、基準クロックCLKに同期して
変化する信号である。
【0040】上記走査電極駆動回路4には、例えば、コ
ントローラ部、シフトレジスタ、アナログスイッチなど
から構成され、各走査電極線Y1〜Ymを駆動する走査
電極信号用のドライバIC( Integrated circuit )4
aと、当該ドライバIC4aへ駆動電圧を与える電圧切
り替え回路4bとが設けられている。当該電圧切り替え
回路4bは、制御部6の指示に従って、図示しない電源
回路から印加される複数レベルの電圧のうち、1つを選
択して、上記ドライバIC4aへ与える。これにより、
走査電極駆動回路4は、選択期間の間、選択されている
走査電極線Yjへ、制御部6の指示に応じた駆動電圧を
印加できる。
【0041】一方、データ電極駆動回路5は、各データ
電極線X1〜Xnを駆動するデータ電極信号用のドライ
バIC5aと、上記電圧切り替え回路4bと同様に、当
該ドライバIC5aへ駆動電圧を与える電圧切り替え回
路5bとを備えている。上記ドライバIC5aは、例え
ば、コントローラ部、シフトレジスタ、ラッチ部、アナ
ログスイッチなどから構成されており、1走査電極線Y
j分のデータ信号DATAを保持できる。さらに、当該
走査電極線Yjに対応する選択期間中、保持したデータ
信号DATAに基づいて、各データ電極線X1〜Xnへ
駆動電圧を印加できる。
【0042】また、制御部6は、上記外部インターフェ
ース信号INに基づいて、各選択期間を所望の分割比で
分割し、2つや3つなど複数の分割期間T1…を示す信
号を生成するタイミング生成回路10を備えている。な
お、当該タイミング生成回路10の構成、および動作に
ついては、後で詳細に説明する。
【0043】各選択期間中、選択された走査電極線Yj
に接続された絵素2…には、データ電極線Xiの駆動電
圧と、走査電極線Yjの駆動電圧との差の電圧が印加さ
れる。当該絵素2において、図3に示す2端子型非線形
素子2aは、印加電圧の増大に伴って等価抵抗が小さく
なるので、印加電圧の増大に従って、当該2端子型非線
形素子2aを流れる電流が急激に増大し、印加電圧の減
少に伴って電流が減少する。この結果、選択期間に絵素
2へ印加された電圧は、非選択期間の間も保持される。
各絵素2では、液晶素子2bの透過率が両端電圧に応じ
て決まるので、選択期間の間、絵素2の透過率は、一定
に保たれる。
【0044】また、両駆動回路4・5の電圧切り替え回
路4b・5bは、タイミング生成回路10の指示に従っ
て、各分割期間T1…毎に異なる電圧を各ドライバIC
4a・5aへ与える。各分割期間T1…の数および分割
比、並びに、各分割期間T1…毎に与えられる駆動電圧
のレベルは、上記2端子型非線形素子2aにおいて、電
圧を印加し続けた場合に発生する電流−電圧特性のシフ
トを打ち消す値に設定されている。本実施形態では、例
えば、分割比を2:1:1に設定し、分割された3つの
期間を、それぞれT1・T2・T3と称する。これによ
り、当該シフトに起因する残像を打ち消して、高品位の
表示が得られる。
【0045】各走査電極線Yj毎に、同様の動作を繰り
返すことによって、表示パネル3において、マトリクス
状に設けられた絵素2…全ての表示状態は決定される。
また、両駆動回路4・5は、フレーム毎、あるいは、複
数フレームや複数ライン毎に、駆動電圧の極性を判定さ
せている。この交流化によって、DC(直流)成分の蓄
積に起因する、液晶素子2bの信頼性の低下を防止でき
る。
【0046】本実施形態に係るタイミング生成回路10
は、選択期間に印加される基準クロックCLKの数に関
わらず、所望の分割比にて、選択期間を分割できるよう
に構成されている。以下では、当該タイミング生成回路
10の構成および動作について、詳細に説明する。
【0047】本実施形態に係るタイミング生成回路10
は、基準クロックCLKに基づいて、分割比から求めら
れる所定の数に等分し、等分された期間に基づいて、各
分割期間を示すタイミングを生成する。なお、以下で
は、上記所定の数を等分定数と称し、等分された期間を
等分期間と称する。上記等分定数は、分割比を整数の表
記した場合、分割比の和によって算出でき、分割比が
1:1ならば2に設定される。また、分割比が2:1な
らば3、1:1:1の場合は、3に設定される。本実施
形態の場合は、上述したように、分割比が2:1:1に
設定されているので、各選択期間は、等分定数は、4で
あり、4つの等分期間に分割される。
【0048】具体的には、図1に示すように、上記タイ
ミング生成回路10は、水平方向同期信号LPと基準ク
ロックCLKとに基づいて、等分時の誤差を示すカウン
ト値C1、および、等分期間における基準クロックCL
Kの数を示すカウント値C2からなる初期パラメータを
算出する初期パラメータ算出部(パラメータ算出手段)
11と、両カウント値C1・C2を、カウント値M1・
M2として保持するメモリ(記憶手段)12と、カウン
ト値M1に基づいて、等分時の誤差を調整する同期部1
3と、上記カウント値M2に基づいて、等分期間毎にパ
ルス信号SIG4を発生する等分期間生成部14と、当
該パルス信号SIG4に基づいて、各分割期間T1・T
2・T3を示すタイミング信号P1・P2・P3を生成
するタイミング信号生成部15とを備えている。これに
より、タイミング生成回路10は、選択期間に印加され
る基準クロックCLKの数に関わらず、所望の分割比に
て選択期間を分割できる。なお、上記同期部13、等分
期間生成部14およびタイミング信号生成部15が、特
許請求の範囲に記載のタイミング生成手段に対応し、タ
イミング信号生成部15は、さらに、出力部に対応して
いる。
【0049】上記初期パラメータ算出部11は、水平方
向同期信号LPを交互に振り分けて、選択期間の開始お
よび終了を示す信号DLP1およびDLP2を生成する
分別器21と、開始信号DLP1のタイミング毎に初期
化され、基準クロックCLKの数を等分定数まで、繰り
返して数える第1カウンタ22と、水平方向同期信号L
P毎に初期化され、第1カウンタ22がオーバーフロー
してキャリー信号SIG1を出力する度に、1つずつカ
ウントアップする第2カウンタ23とを備えている。こ
れにより、終了信号DLP2の時点において、第1カウ
ンタ22のカウント値C1は、開始信号DLP1から終
了信号DLP2までの期間内、すなわち、選択期間内の
全基準クロックCLK数を等分定数で割ったときの余り
に相当する。同様に、第2カウンタ23のカウント値C
2は、商に相当する。
【0050】上記分別器21は、例えば、図5に示すよ
うに、D型フリップフロップ回路(以下では、D−FF
回路と称する)41を備えている。当該D−FF回路4
1のクロック端子CKには、インバータ42を介し、水
平方向同期信号LPを反転した信号が印加されており、
入力端子Dには、インバータ43を介し、D−FF回路
41の出力Qが反転されて印加される。なお、D−FF
回路41において、負論理のプリセット端子PRNおよ
びクリア端子CRには、プリセットおよびクリアが行わ
れないように、電源電圧Vccが印加されている(いず
れも図示せず)。また、D−FF回路41の出力Qと、
インバータ44によって生成された当該出力Qの反転信
号とは、それぞれ、AND回路45a・45bによっ
て、水平方向同期信号LPとの論理積が演算され、開始
および終了信号DLP1・DLPとして出力される。こ
れにより、分別器21は、水平方向同期信号LPを交互
に振り分けて、開始および終了信号DLP1・DLP2
を生成できる。
【0051】また、上記第1カウンタ22は、等分定数
まで、基準クロックCLKを繰り返し数える4進カウン
タであり、例えば、図6に示すように、カウント値C1
の下位および上位ビットを出力する端子Qa・Qbと、
第1カウンタ22がオーバーフローしたことを示すキャ
リー信号SIG1を出力する端子Qcとを備えている。
また、第1カウンタ22には、各端子Qa〜Qcに出力
Qが接続された3つのD−FF回路51a〜51cが設
けられている。各D−FF回路51a〜51cのクロッ
ク端子CKには、基準クロックCLKを反転するインバ
ータ52が接続されている。さらに、D−FF回路51
aの入力端子Dには、OR回路53を介して、図1に示
す分別器21から開始信号DLP1が印加されている。
当該OR回路53の他方の入力には、AND回路54a
を介し、上記開始信号DLP1を反転するインバータ5
5に接続されている。上記AND回路54aの他方入力
は、インバータ56を介して、D−FF回路51aの出
力Qが接続される。また、D−FF回路51bの入力D
には、AND回路54bを介して、上記インバータ55
が接続されている。当該AND回路54bの他方の入力
は、D−FF回路51aおよび51bの出力を排他的論
理和するXOR回路57に接続される。さらに、D−F
F回路51cの入力Dには、負論理入力かつ正論理出力
で、上記両D−FF回路51a・51bの入力Dを論理
積するBAND回路58が接続されている。
【0052】開始信号DLP1が”H”レベルの場合、
OR回路53の出力は、”H”レベルとなり、AND回
路54a・54bの出力は、”L”レベルとなる。した
がって、下位のD−FF回路51aには、”H”レベ
ル、上位のD−FF回路51bには、”L”レベルが入
力される。したがって、基準クロックCLKの立ち下が
りにて、両D−FF回路51a・51bの出力は、それ
ぞれ、”H”レベル、”L”レベルとなり、第1カウン
タ22のカウント値C1は、”1”となる。なお、本実
施形態に係る第1カウンタ22は、4進カウンタである
ため、初期化時において、Qaが”H”レベル、Qb
が”L”レベルに設定されるが、何進のカウンタであっ
ても、初期化時において、カウント値C1の最下位ビッ
トに対応する出力端子を”H”レベル、残余のビットに
対応する端子を”L”に設定すれば、カウント値C1
を”1”に初期化できるので、本実施形態と同様の効果
が得られる。
【0053】これに対して、開始信号DLP1が”L”
レベルの場合、両D−FF回路51a・51bの入力
は、それぞれ、インバータ55あるいはXOR回路57
の出力と等しくなる。したがって、第1カウンタ22
は、基準クロックCLKの立ち下がりにて、カウント値
C1を1ずつカウントアップする。また、D−FF回路
51cの入力Dは、上記両D−FF回路51a・51b
の入力Dが”L”レベルの場合のみ、”H”レベルにな
る。これにより、D−FF回路51cは、カウント値C
1が”0”の場合のときのみ、”H”レベルのキャリー
信号SIG1を端子Qcより出力する。
【0054】一方、図1に示す第2カウンタ23は、8
ビットの2進カウンタである。ここで、第2カウンタ2
3のビット幅は、1選択期間中に、オーバーフローしな
い値に設定される。例えば、上記第1カウンタ22が4
進カウンタで、1選択期間内に印加される基準クロック
CLKの最大値が901の場合、901/4=225、
余り1となるので、第2カウンタ23は、少なくとも、
225までの数値を数える必要がある。したがって、第
2カウンタ23に要求されるビット幅は、8ビット以上
となる。この場合、第2カウンタ23は、255まで数
えることができるので、1選択期間中に、1023個
(255×4+3個)の基準クロックCLKが印加され
た場合でも、第2カウンタ23は、オーバーフローしな
い。
【0055】上記第2カウンタ23は、例えば、図7に
示すように、最下位ビットから順番に、カウント値C2
の各ビットに対応するD−FF回路61a〜61hを備
えている。各D−FF回路61a〜61hのクロック端
子CKには、図1に示す第1カウンタ22よりキャリー
信号SIG1が入力され、負論理のプリセット端子PR
Nは、水平方向同期信号LPを反転するインバータ62
に接続されている。なお、以降では、D−FF回路61
a〜61hを総称する場合のように、各部材を区別しな
い場合には、例えば、D−FF回路61のように、英小
文字を省略して参照する。また、各D−FF回路61の
負論理のクリア端子CR(図示せず)には、電源電圧V
ccが印加されている。
【0056】最下位のD−FF回路61aの入力Dに
は、インバータ63が接続されており、当該D−FF回
路61aの出力Qを反転した信号が印加される。また、
次段のD−FF回路61bの入力Dは、前段のD−FF
回路61aの出力Qと自らの出力Qとを排他的論理和す
るXOR回路64bに接続されている。さらに、3段目
では、AND回路65cが、上記両D−FF回路61a
・61bの出力Q・Qの論理積を出力し、XOR回路6
4cは、当該AND回路回路65cの出力と、D−FF
回路61cの出力Qとの排他的論理和をD−FF回路6
1cの入力Dへ印加する。4段目以降では、AND回路
65によって、前段のAND回路64の出力と前段のD
−FF回路61の出力Qとが論理積される。加えて、当
該段のD−FF回路61の入力Dには、XOR回路64
によって、上記AND回路65の出力と当該段のD−F
F回路61の出力Qとの排他的論理和が印加される。
【0057】これにより、第2カウンタ23は、水平方
向同期信号LPが”H”の間、第1カウンタ22のキャ
リー信号SIG1に関わらず、カウント値C2として”
FFh”を出力し、”L”レベルの間、キャリー信号S
IG1の立ち上がりにて、カウント値をカウントアップ
する。なお、以降では、カウント値を表記する際、最後
に付加されている記号”h”は、当該カウント値が16
進数で表記されていることを示している。
【0058】一方、メモリ12は、図1に示すように、
分別器21が生成した信号DLP2のタイミングで、1
0ビット幅のデータを記憶するラッチタイプのメモリで
ある。メモリ12において、合計2ビットの入力端子D
0・D1は、第1カウンタ22の出力端子Qa・Qbに
接続されており、残余の入力端子D2〜D9は、第2カ
ウンタ23の出力端子Qa〜Qhに接続されている。当
該メモリ12は、例えば、図8に示すように、各ビット
に対応して、D−FF回路(記憶領域)71…が設けら
れている。各D−FF回路71の入力Dは、上記入力端
子D0〜D9のうち、対応する端子に接続されており、
出力Qは、対応する出力端子Q0〜Q9に接続されてい
る。また、各D−FF回路71のクロック端子CKに
は、図1に示す分別器21から、2選択期間毎に信号D
LP2が入力される。これにより、信号DLP2が次に
印加されるまでの間、両カウンタ22・23のカウント
値を保持し、出力端子Q0〜Q9から出力できる。
【0059】また、図1に示すように、同期部13は、
水平方向同期信号LPの立ち上がりにて、メモリ12か
ら第1カウンタ22のカウント値を読み込み、クロック
端子CKの立ち上がりにて、カウント値が”0”になる
までカウントダウンする第3カウンタ(同期用カウン
タ)24と、第3カウンタ24のクロック端子CKへ基
準クロックCLKを反転して印加するインバータ25
と、上記第3カウンタ24が出力するカウント値Qaお
よびQbを論理和するOR回路26と、基準クロックC
LKの立ち上がりにて、OR回路26の出力をDラッチ
するD−FF回路27とを備えている。
【0060】上記第3カウンタ24は、2ビットのダウ
ンカウンタであり、例えば、図9に示すように、カウン
ト値の下位ビットQaを出力するD−FF回路81a
と、上位ビットQbを出力するD−FF回路81bとを
備えている。両D−FF回路81a・81bのクロック
端子CK・CKには、上記インバータ25を介して、基
準クロックCLKが印加される。また、第3カウンタ2
4は、上記D−FF回路81aに対応して、水平方向同
期信号LPを反転するインバータ82が入力の1つに接
続された3入力のAND回路83aと、水平方向同期信
号LPが入力の1つに、そのまま印加される2入力のA
ND回路84aと、両AND回路83a・84aの出力
の論理和をD−FF回路81aへ印加するOR回路85
aとを備えている。AND回路83aの残余の入力に
は、D−FF回路81aの出力Qを反転するインバータ
86と、D−FF回路81bの出力Qとが接続されてい
る。また、AND回路84aの他方の入力は、入力端子
Aに接続される。
【0061】同様にして、第3カウンタ24には、D−
FF回路81bに対応するAND回路83b・84bお
よびOR回路85bが設けられている。ただし、D−F
F回路81aの場合と異なり、AND回路83bの入力
には、両D−FF回路81a・81bの出力Q・Qが、
そのまま印加され、AND回路84bの入力には、入力
端子Bが接続されている。両AND回路83b・84b
の他の入力は、上記両AND回路83a・84aと同様
に、水平方向同期信号LPなどが接続されている。
【0062】水平方向同期信号LPが”H”レベルの場
合、3入力のAND回路83a・83bの出力は、常
に”L”レベルになる。一方、2入力のAND回路84
a・84bの出力は、入力端子A・Bのレベルになる。
したがって、第3カウンタ24は、基準クロックCLK
の立ち下がりにおいて、図1に示すメモリ12が上記両
入力A・Bに印加しているカウント値を読み込む。
【0063】これに対して、水平方向同期信号LPが”
L”レベルの場合、2入力のAND回路84a・84b
の出力は、常に”L”レベルとなる。したがって、第3
カウンタ24は、基準クロックCLKの立ち下がりに
て、現在のカウント値を1つずつカウントダウンする。
さらに、カウント値が”0”になると、3入力のAND
回路83a・83bの出力は、常に”L”レベルとなる
ので、第3カウンタ24は、基準クロックCLKの立ち
下がりにて、カウント値”0”を再び出力する。
【0064】さらに、図1に示すように、OR回路27
は、第3カウンタ24のカウント値が”0”ではない
間、”H”レベルの信号を出力し、D−FF回路27
は、基準クロックCLKの立ち上がり時点で、当該信号
をDラッチする。これにより、遅延回路13は、第1カ
ウンタ22のカウント値の分、基準クロックCLKを数
えている間、”H”レベルとなる信号SIG2を出力で
きる。
【0065】一方、等分期間生成部14は、NOR回路
28が出力する読み込み信号SIG3に基づいて、メモ
リ12からカウント値M2を読み込むと共に、基準クロ
ックCLKの立ち下がりにてカウントダウンした結果、
カウント値が”0”に到達した場合に、”H”レベルの
信号Q0を出力する第4カウンタ(等分用カウンタ)2
9と、当該第4カウンタ29のクロック端子へ、基準ク
ロックCLKを反転して印加するインバータ30と、基
準クロックCLKの立ち上がり時に上記出力信号Q0を
Dラッチして、等分期間の終了を示す信号SIG4を出
力するD−FF回路31とを備えている。
【0066】上記NOR回路28は、同期部13の出力
信号SIG2と、水平方向同期信号LPと、上記出力信
号SIG4とに対して、論理和の否定を演算する。した
がって、NOR回路28は、水平方向同期信号LPが印
加されている間、同期部13の出力信号SIG2が等分
期間生成部14の停止を指示している間、あるいは、等
分期間生成部14が等分期間の終了を示す信号SIG4
を出力している間の何れの期間であっても、第4カウン
タ29へ、”L”レベルの信号SIG3を印加して、カ
ウント値M2の読み込みを指示できる。
【0067】また、第4カウンタ29は、例えば、図1
0に示すように、カウント値の各ビットに対応して、最
下位から順番にD−FF回路91aないし91hを備え
ている。これらD−FF回路91…のクロック端子CK
には、インバータ30によって反転された基準クロック
CLKが印加されている。なお、各D−FF回路91の
負論理のプリセット端子PRNおよびクリアー端子CL
RNには、電源電圧Vccが印加されている(図示せ
ず)。
【0068】また、第4カウンタ29には、最下位のD
−FF回路91aに対応して、負論理の読み込み信号L
DNが、そのまま入力の一方に印加されるAND回路9
2aと、インバータ93によって反転された上記読み込
み信号SIG3が入力の一方に印加されるAND回路9
4aと、両AND回路92a・94aの出力の論理和を
算出して、D−FF回路91aの入力Dに印加するOR
回路95aが設けられている。同様にして、次段以降の
D−FF回路91b〜91hに対応して、それぞれ、両
AND回路92b〜92h・94b〜94h、並びにO
R回路95b〜95hが設けられている。上記インバー
タ93に接続されたAND回路94…の他方入力は、そ
れぞれ、図1に示すメモリ12から、カウント値を読み
込むための入力端子A〜Hが接続される。
【0069】一方、最下位のAND回路92aの他方入
力は、D−FF回路91aの主力Qを反転するインバー
タ96に接続されている。さらに、2段目のAND回路
92bの他方入力には、D−FF回路91aおよび91
bの出力Q・Qに対して、排他的論理和の否定演算を行
うXNOR回路97bが接続されている。加えて、3段
目において、OR回路98cは、上記両D−FF回路9
1a・92bの出力Q・Qを論理和して、XNOR回路
97cは、当該OR回路98cの出力と、当該段のD−
FF回路91cの出力Qとが接続されている。次段以降
では、前段のOR回路98およびD−FF回路91が当
該段のOR回路98に入力され、XNOR回路97の入
力には、当該段のOR回路98およびD−FF回路91
が接続される。
【0070】さらに、第4カウンタ29は、8入力のB
AND回路99を備えている。当該BAND回路98
は、各負論理入力が、D−FF回路91a〜91hの出
力Qにそれぞれ接続されており、正論理の論理積を出力
する。
【0071】図1に示すNOR回路28が、”L”レベ
ルの読み込み信号SIG3を、負論理の読み込み端子L
DNへ印加している場合、上記第4カウンタ29は、基
準クロックCLKの立ち下がりにて、図1に示すメモリ
12から、各D−FF回路91aないし91hへカウン
ト値を読み込む。これに対して、上記読み込み信号SI
G3が”H”レベルの場合、第4カウンタ29は、基準
クロックCLKの立ち下がりにて、カウント値を1つず
つカウントダウンする。カウント値が”0”になった場
合、上記BAND回路98の入力は、全て”L”レベル
となる。したがって、第4カウンタ29は、カウント値
が”0”の場合にのみ、”H”レベルの信号Q0を出力
する。
【0072】図1に示すように、D−FF回路31は、
基準クロックCLKの立ち上がりにて、当該信号QOを
Dラッチして、各等分期間の終了を示す信号SIG4を
生成する。さらに、信号SIG4は、NOR回路28を
介して、読み込み信号SIG3として、第4カウンタ2
9に伝えられる。当該第4カウンタ29は、読み込み信
号SIG3が入力されると、メモリ12よりカウント値
M2を読み出して、再度カウントダウンを開始する。な
お、上記NOR回路28には、同期部13の出力信号S
IG2、および水平方向同期信号LPも印加されている
ので、第4カウンタ29は、両信号SIG2・LPが印
加されている間、カウントダウンを開始しない。これに
より、等分期間生成部14は、等分期間毎に、信号SI
G4を生成できる。
【0073】さらに、タイミング信号生成部15は、上
記信号SIG4のパルス数をカウントする第5カウンタ
32と、1基準クロックCLK分だけ、当該信号SIG
4を遅延させるD−FF回路33と、遅延させた信号S
IG5および第5カウンタ27のカウント値に基づい
て、各分割期間T1・T2・T3を示すタイミング信号
P1・P2・P3を生成する出力部34とを備えてい
る。
【0074】第5カウンタ32は、0クリアが可能な2
ビット幅の2進カウンタであり、例えば、図11に示す
ように、カウント値の下位ビットQaおよび上位ビット
Qbに対応して、D−FF回路101a・101bを備
えている。両D−FF回路101a・101bにおい
て、クロック端子CKには、図1に示す等分期間生成部
14から、信号SIG4が印加される。また、負論理の
クリア端子CLRNは、水平方向同期信号LPを反転す
るインバータ102に接続されている。なお、負論理の
プリセット端子PRNには、電源電圧Vccが印加され
ている(図示せず)。上記D−FF回路101aの入力
Dは、当該D−FF回路101aの出力Qを反転するイ
ンバータ103に接続されている。一方、D−FF回路
101bの入力Dは、両D−FF回路101a・101
bの出力Q・Qの排他的論理和を算出するXOR回路1
04が接続されている。これにより、第5カウンタ32
は、水平方向同期信号LPが”H”レベルの場合、カウ
ント値C5が強制的に”0”にセットされ、”L”レベ
ルに場合は、上記信号SIG4の立ち上がりにて、カウ
ント値C5を1ずつカウントアップできる。したがっ
て、第5カウンタ32のカウント値C5は、現在の等分
期間が、当該選択期間において、何番目であるかを示し
ている。
【0075】一方、図1に示すように、D−FF回路3
3は、基準クロックCLKの立ち上がりにて、上記信号
SIG4をDラッチして、信号SIG5を生成する。こ
れにより、当該信号SIG5は、上記信号SIG4と比
較して、1基準クロックCLK分だけ遅延する。なお、
D−FF回路33において、負論理のプリセット端子P
RNおよびクリア端子CRNには、電源電圧Vccが印
加されている(図示せず)。
【0076】また、出力部34は、各タイミング信号P
1・P2・P3を出力する3入力のAND回路35a・
35b・35cを備えている。各AND回路35a〜3
5cの入力の1つには、上記信号SIG5が印加されて
いる。一方、他の1つには、上記第5カウンタ32のカ
ウント値の下位ビットQaが、インバータ36aを介し
て、あるいは、そのまま入力される。残余の1つには、
同様に、上記カウント値の上記ビットQbが、インバー
タ36bを介して、あるいは、そのまま印加されてい
る。
【0077】各AND回路35a〜35cの入力にイン
バータ36a・36bが接続されるか否かは、分割期間
T1・T2・T3の分割比に合わせて設定されている。
本実施形態では、上記分割比が2:1:1に設定されて
いるので、インバー36aには、AND回路35a・3
5bが接続され、インバータ36bには、AND回路3
5aが接続される。なお、その他の入力には、第5カウ
ンタ32のカウント値Qa・Qbがそのまま印加され
る。
【0078】上記構成のタイミング生成回路10各部の
動作を、図12ないし図14に示すタイミングチャート
に基づいて説明すると、以下の通りである。なお、本実
施形態に係るタイミング生成回路10は、1選択期間に
印加される基準クロックCLKの数に関わらず、選択期
間を所望の分割比にて分割できるが、以下では、説明の
便宜上、水平方向同期信号LPの周期毎に、17個の基
準クロックCLKが印加されている場合について説明す
る。
【0079】また、各水平方向同期信号LPの間は、走
査電極線Y1〜Ymのうちの何れかが選択されており、
タイミング生成回路10は、当該選択期間を分割して、
タイミング信号P1・P2・P3を生成する。したがっ
て、以降では、何れの走査電極線Y1〜Ymが選択され
ているかを特に区別せず、ある水平方向同期信号LPか
ら次の水平方向同期信号LPまでの期間を、単に選択期
間と称する。
【0080】図12に示すように、初期パラメータ算出
部11において、分別器21は、水平方向同期信号LP
を交互に振り分けて、開始信号DLP1および終了信号
DLP2を生成する。したがって、上記開始信号DLP
1は、ある選択期間の開始を示しており、終了信号DL
P2は、当該選択期間の終了を示している。
【0081】分別器21が”H”レベルの開始信号DL
P1を出力している間、第1カウンタ22は、基準クロ
ックCLKの立ち下がりにて、カウント値C1を”0”
に設定する。また、この期間中は、水平方向同期信号L
Pも”H”レベルなので、第2カウンタ23は、カウン
ト値C2を”FFh”に設定する。
【0082】開始信号DLP1が”L”レベルになる
と、第1カウンタ22は、基準クロックCLKの立ち下
がり毎に、1ずつカウント値C1を増加させる。本実施
形態では、分割期間T1・T2・T3の分割比が2:
1:1に設定されており、等分定数は、4である。した
がって、第1カウンタ22は、カウント値C1が3を越
えると、カウント値C1を”0”に設定し、第2カウン
タ23へキャリー信号SIG1を出力する。この結果、
図12に示すように、第1カウンタ22のカウント値C
1は、1・2・3・0・1…のように変化する。当該カ
ウント値C1は、開始信号DLP1から現時点までに入
力された基準クロックCLKの数を、等分定数で割った
ときの余りに相当する。
【0083】一方、第2カウンタ23は、水平方向同期
信号LPが”L”レベルの期間、上記キャリー信号SI
G1をカウントする。したがって、第2カウンタ23の
カウント値C2は、”FFh”から始まって、上記カウ
ント値C1が”0”となる毎に、”00h”、”01
h”、”02h”、”03h”のように、基準クロック
CLKの4倍の周期で増加する。当該カウント値C2
は、開始信号DLP1から現時点までに入力された基準
クロックCLKの数を、等分定数で割ったときの商に相
当する。
【0084】次の水平方向同期信号LPが印加される
と、分別器21は、終了信号DLP2を出力し、メモリ
12は、終了信号DLP2の立ち上がりにて、上記両カ
ウント値C1・C2を記憶する。図12では、各水平方
向同期信号LP毎に、17個の基準クロックCLKが印
加される場合を示しているので、終了信号DLP2の立
ち上がり時点において、上記両カウンタ22・23のカ
ウント値C1・C2は、”1”および”03h”であ
る。この結果、メモリ12が記憶するカウント値M1・
M2は、”1”および”03h”となる。
【0085】これらの値M1・M2は、1選択期間内に
印加される基準クロックCLKの数を等分定数で割った
ときの余りおよび商(この場合は、17/4=4、余り
1)に対応している。したがって、カウント値M2は、
各等分期間毎の基準クロックCLK数を示しており、カ
ウント値M1は、選択期間において、等分定数個の等分
期間以外の期間の長さを示している。
【0086】メモリ12以降に設けられた、同期部13
および等分期間生成部14は、上記カウント値M1・M
2に基づいて、各選択期間を所定の等分定数で等分する
信号SIG3を生成する。具体的には、図13に示すよ
うに、水平方向同期信号LPが”H”レベルの場合、同
期部13の第3カウンタ24は、メモリ12から、基準
クロックCLKの立ち下がりにて、カウント値M1を読
み込む。この場合、メモリ12は、カウント値M1とし
て”1”を記憶しているので、第3カウンタ24のカウ
ント値C3は、”1”となる。一方、水平方向同期信号
LPが”H”レベルなので、等分期間生成部14におい
て、NOR回路28は、”L”レベルの信号SIG3を
出力する。これにより、第4カウンタ29は、上記メモ
リ12から、基準クロックCLKの立ち下がりにて、カ
ウント値M2を読み込む。第4カウンタ29のカウント
値C4は、この場合、”03h”に初期化される。
【0087】続いて、水平方向同期信号LPが”L”レ
ベルになると、同期部13において、第3カウンタ24
は、基準クロックCLKの立ち下がりにて、カウント値
C3を1ずつカウントする。したがって、第3カウンタ
24のカウント値C3は、”1”、”0”と減少する。
さらに、OR回路26は、カウント値C3が”0”では
ない間、”H”レベルの信号をD−FF回路27へ印加
し、D−FF回路27は、基準クロックCLKの立ち上
がりで当該信号をDラッチする。この結果、同期部13
は、水平方向同期信号LPが”L”レベルになってか
ら、メモリ12に記憶されたカウント値M1だけ、基準
クロックCLKを数えるまでの期間(この場合は、1回
分)、”H”レベルの信号SIG2を出力する。
【0088】これにより、等分期間生成部14におい
て、NOR回路28は、この期間の間も”L”レベルの
信号SIG3を第4カウンタ29へ印加する。したがっ
て、この期間中、第4カウンタ29のカウント値C4
は、”03h”のまま維持される。また、第4カウンタ
29のカウント値C4が”00h”に到達していないの
で、等分期間生成部14は、”L”レベルの信号SIG
4を出力し続けている。
【0089】上記期間が経過すると、第3カウンタ24
のカウント値C3が”0”となるので、同期部13の出
力信号SIG2は、”L”レベルに変化する。この時点
では、等分期間生成部14の出力信号SIG4、および
水平方向同期信号LPも、”L”レベルに保たれてい
る。したがって、NOR回路28の出力信号SIG2
は、”H”に変化し、第4カウンタ29は、次の基準ク
ロックCLKの立ち下がりから、カウント値C4を1つ
ずつカウントダウンし始める。
【0090】基準クロックCLKの立ち下がり毎に、第
4カウンタ29のカウント値C4は、”03h”、”0
2h”…と減少し、カウント値C4が”00h”に到達
すると、第4カウンタ29は、”H”レベルの信号を出
力し、等分期間生成部14は、基準クロックCLKの次
の立ち上がりから1周期分、”H”レベルの出力信号S
IG4を出力する。さらに、出力信号SIG4が”H”
レベルの間、NOR回路28は、第4カウンタ29
へ、”L”レベルの信号SIG3を印加する。これによ
り、第4カウンタ29のカウント値C4は、メモリ12
に記憶しているカウント値M1に初期化される。一方、
次に水平方向同期信号LPが印加されるまでの間、第3
カウンタ24のカウント値C3が、”0”に保たれるの
で、上記同期部13の出力信号SIG2は、”L”レベ
ルのまま保たれている。したがって、出力信号SIG4
が”L”レベルになると、第4カウンタ29には、”
H”レベルの読み込み信号SIG3が印加される。
【0091】これにより、次の水平方向同期信号LPが
印加されるまでの間、第4カウンタ29のカウント値C
4は、”00h”に到達する毎に、メモリ12に記憶す
るカウント値M2毎に初期化され、等分期間生成部14
は、当該カウント値M2に応じた一定の周期で、出力信
号SIG4を出力する。なお、この場合は、カウント値
M2が”03h”なので、出力信号SIG4の周期は、
基準クロックCLKの4倍の周期になる。
【0092】一方、図1に示す第5カウンタ32は、図
14に示すように、水平方向同期信号LPが”H”レベ
ルの間、”0”に初期化されており、上記等分期間生成
部14から、出力信号SIG4が印加される度にカウン
ト値C5を1つずつ増加させている。当該カウント値C
5は、現選択期間において、上記出力信号SIG4が何
回印加されたか、すなわち、現時点が何番目の等分期間
にあるかを示している。また、D−FF回路33は、基
準クロックCLKの立ち上がりにて、出力信号SIG4
をDラッチして、タイミング信号P1・P2・P3を生
成する際に、基準となるパルス信号SIG5を生成す
る。
【0093】出力部34において、カウント値C5が”
0”の間、第5カウンタ32の出力信号Qa・Qbの双
方は、それぞれ”L”レベルである。これにより、AN
D回路35aの入力のうち、両出力Qa・Qbに対応す
る入力は、何れも”H”レベルとなる。したがって、こ
の期間中、タイミング信号P1は、上記パルス信号SI
G5のタイミングで出力される。一方、カウント値C5
が”0”の間、残余のAND回路35b・35cの入力
のうちの1つは、常に”L”レベルとなっている。した
がって、タイミング信号P2・P3は、上記パルス信号
SIG5に関わらず、”L”レベルに保たれている。
【0094】また、カウント値C5が”1”の間は、各
AND回路35a〜35cの入力の1つは、常に”L”
レベルとなっているので、各タイミング信号P1・P2
・P3は、常に”L”レベルに保たれている。同様にし
て、カウント値C5が”2”の間は、タイミング信号P
2のみがパルス信号SIG5に応じて変化し、カウント
値C5が”3”の間は、タイミング信号P3のみがパル
ス信号SIG5に応じて変化する。
【0095】上述したように、等分期間生成部14がパ
ルス信号SIG5を印加する周期は一定であり、選択期
間中に印加される数は、等分定数に設定される。したが
って、タイミング信号生成部15は、選択期間を2:
1:1の分割比に分割したタイミングでタイミング信号
P1・P2・P3を出力できる。
【0096】図12に示すように、初期パラメータ算出
部11は、選択期間の開始を示す信号DLP1が印加さ
れる毎に、カウント値C1・C2の算出を開始し、メモ
リ12は、選択期間の終了を示す信号DLP2が印加さ
れる毎に、両カウント値C1・C2をM1・M2として
記憶する。一方、図13および図14に示すように、水
平方向同期信号LPが印加される毎に、第3ないし第5
カウンタ23・29・32が初期化されるので、同期部
13、等分期間生成部14、およびタイミング信号生成
部15は、同様の動作を繰り返す。したがって、以降の
選択期間において、タイミング生成回路10は、基準ク
ロックCLKの周期と選択期間と比率に関わらず、各選
択期間を所定の分割比を持った分割期間T1・T2・T
3に分割できる。
【0097】ところで、当該タイミング生成回路10を
有する制御部6が、例えば、絵素数の異なる他の表示パ
ネル3などに接続された場合、選択期間内における基準
クロックCLKの数は変化する。ところが、初期パラメ
ータ算出部11は、この場合も同様に、選択期間の開始
時点からカウント値C1・C2を算出し始め、メモリ1
2は、選択期間の終了時に、カウント値M1・M2を記
憶する。例えば、基準クロックCLKの数が901個の
場合は、901=4×225+1だから、メモリ12に
は、カウント値M1として、”1”が格納され、カウン
ト値M2として、”E0h(224)”が格納される。
等分期間生成部14は、当該カウント値M2に基づい
て、出力信号SIG4の周期を設定するので、タイミン
グ生成回路10は、何ら支障なく、所定の分割比にて選
択期間を分割できる。また、カウント値M2に基づい
て、等分期間を生成した場合、4つの等分期間の合計
は、基準クロックCLKで900個分となり、選択期間
との間に、基準クロックCLKで1つ分の誤差が発生す
る。ところが、同期部13は、水平方向同期信号LPが
立ち下がってから、当該カウント値M1(”1”)の分
だけ、基準クロックCLKを数えるまでの間、等分期間
生成部14の動作を停止させる。この結果、最初の等分
期間は、上記誤差の分だけ延長され、最後の分割期間T
3の終了時点、すなわち、次の選択期間において、最初
の分割期間T1の開始時点は、選択期間の開始時点と正
確に一致する。
【0098】以上のように、本実施形態に係るタイミン
グ生成回路10は、図3に示す2端子型非線形素子2a
を有する絵素2へ電圧を印加するタイミングを生成する
回路であって、図1に示すように、上記選択期間に同期
し、かつ選択期間よりも周期が短い基準クロックCLK
と、選択期間を示す水平方向同期信号LPとに基づい
て、以降の選択期間を分割するためのパラメータを算出
する初期パラメータ算出部11と、当該パラメータを記
憶するメモリ12と、上記パラメータに基づいて、上記
基準クロックCLKから、以降の選択期間を各分割期間
へ分割するタイミング信号P1・P2・P3を生成する
同期部13、等分期間生成部14およびタイミング信号
生成部15とを備えている。
【0099】上記構成において、タイミング信号生成部
15がタイミング信号を生成する前に、初期パラメータ
算出部11は、基準クロックCLKに基づいて、当該表
示パネル3毎のパラメータを算出し、同期部13、等分
期間生成部14およびタイミング信号生成部15は、当
該パラメータに基づいてタイミング信号P1・P2・P
3を生成する。これにより、1選択期間内の基準クロッ
ク数に関わらず、タイミング生成回路10は、各選択期
間を所望の分割比にて分割でき、表示パネル3の残像な
どを軽減できる。この結果、例えば、絵素2の数が異な
る表示パネル3間など、1選択期間内の基準クロック数
が異なる外部インターフェース信号INを用いる、異な
るユーザー間でタイミング生成回路10を共用できる。
【0100】また、基準クロックCLKとして、例え
ば、データ信号DATAに同期した信号など、外部から
液晶表示素子へ与えられる信号を利用できる。したがっ
て、例えば、データ信号DATAを与える回路など、外
部回路とタイミング生成回路10とのインターフェース
を、従来と同様に設定した場合であっても、選択期間を
分割するための信号を新たに生成する必要がなくなる。
この結果、上記外部インターフェース信号INを従来と
同様に設定でき、選択期間を分割しない駆動装置や分割
比の異なる駆動装置間で、外部回路を共用できる。加え
て、PLL( Phase Locked Loop)回路など、当該信号
を生成する回路が不要となり、タイミング生成回路10
の構成を簡単にすることができる。
【0101】さらに、上記構成に加えて、本実施形態に
係る初期パラメータ算出部11は、等分定数分だけ、上
記基準クロックCLKを繰り返し数える第1カウンタ2
2と、当該第1カウンタ22の周期数を数える第2カウ
ンタ23とを有し、上記メモリ12には、上記パラメー
タとして、選択期間内における上記第2カウンタ22の
カウント値C2を、カウント値M2として記憶する記憶
領域が設けられている。また、上記カウント値M2に応
じて、上記基準クロックCLKを繰り返し数える第4カ
ウンタ29と、当該第4カウンタ29の周期に応じて、
上記タイミング信号P1・P2・P3を生成するタイミ
ング信号生成部15とを備えている。これにより、メモ
リ12には、等分期間毎の基準クロック数に応じたカウ
ント値M2が格納される。
【0102】一方、第4カウンタ29は、例えば、上記
カウント値M2までなど、カウント値C2に基づいた数
だけ、基準クロックCLKを数える。これにより、第4
カウンタ29の周期は、等分期間になる。さらに、タイ
ミング信号生成部15は、等分期間を組み合わせて、タ
イミング信号P1・P2・P3を出力する。
【0103】これにより、1選択期間内の基準クロック
数に関わらず、タイミング生成回路10は、各選択期間
を所望の分割比にて分割できる。それゆえ、従来と同様
の外部インターフェース信号INを用いて、基準クロッ
クCLKの周期と選択期間との比率が異なる表示パネル
3間でタイミング生成回路10を共用できる。
【0104】ところで、選択期間を所望の分割比で分割
する際、選択期間内の基準クロック数を整数で分割でき
ない場合に誤差が発生する。具体的には、上記カウント
値M2は、等分期間内の基準クロック数を示す整数なの
で、第4カウンタ29の周期の等分定数倍の期間と選択
期間とが一致しなくなる。
【0105】これに対して、本実施形態に係るタイミン
グ生成回路10は、上記構成に加えて、メモリ12は、
上記第2カウンタ23のカウント終了時における上記第
1カウンタ22のカウント値C1をカウント値M1とし
て記憶すると共に、同期部13には、各選択期間毎に、
上記カウント値M1に応じて、基準クロックCLKを数
える第4カウンタを備えている。
【0106】上記カウント値M1は、選択期間内の基準
クロック数を等分定数で割ったときの余りを示してい
る。したがって、第3カウンタ24がカウントする期間
だけ、例えば、等分期間生成部14の動作を停止させる
などして、タイミング信号P1・P2・P3を出力する
時点を調整することによって、上記誤差の発生を防止で
きる。この結果、選択期間内の基準クロック数を整数で
分割できない場合であっても、選択期間とタイミング信
号P1・P2・P3との同期を確実に取ることができ
る。
【0107】なお、本実施形態では、カウント値M2
が、選択期間内の基準クロック数を等分定数で割ったと
きの商を示しており、小数点以下が切り捨てられてい
る。この結果、等分期間の等分定数倍の期間よりも選択
期間の方が長くなる。したがって、上記同期部13は、
タイミング信号P1・P2・P3の発生を遅延させてい
るが、これに限るものではない。例えば、小数点以下を
切り上げた場合には、選択期間の方が短くなるので、メ
モリ12に記憶されたカウント値M1が示す期間だけ、
等分期間のうちの1つを短くするなどして、タイミング
信号P1・P2・P3の発生を早くしてもよい。また、
水平方向同期信号LPの印加時点などで、第4カウンタ
29のカウント値を調整するなどして、タイミング信号
P1・P2・P3と選択期間との同期を取ってもよい。
いずれの場合でも、選択期間との同期を取ることができ
るので、本実施形態と同様の効果が得られる。ただし、
これらの場合は、ある等分期間において、第4カウンタ
29のカウント値を少なく設定する必要があるので、本
実施形態の構成に比べて回路が複雑になる。
【0108】また、本実施形態では、第1ないし第5カ
ウンタ22・23・24・29・32において、カウン
ト可能な最大値は、それぞれ、4、256、4、25
6、4に設定されているが、これに限るものではない。
第1、第3および第5カウンタの最大値は、等分定数と
同一であればよい。また、第2および第4カウンタ23
・29の最大値は、上述したように、選択期間に印加さ
れる基準クロックCLKの最大値に合わせて設定されて
いれば、本実施形態と同様の効果が得られる。
【0109】さらに、本実施形態では、各カウンタ22
・23・24・29・32は、バイナリカウンタであ
り、各カウント値を、2進数表記で1ずつ増加あるいは
減少しているが、これに限らず、例えば、グレイコード
などでもよい。カウントアップ、カウントダウン、並び
に、初期値との一致/不一致が一意に定義可能であると
共に、第1および第3カウンタ23・24が同じコード
であり、第2および第4カウンタ23・29が同じコー
ドであれば、本実施形態と同様の効果が得られる。
【0110】
【発明の効果】請求項1の発明に係る表示パネルの駆動
装置は、以上のように、選択期間に同期し、かつ選択期
間よりも周期が短い基準クロックと、選択期間を示す信
号とに基づいて、以降の選択期間を分割するためのパラ
メータを算出するパラメータ算出手段と、上記パラメー
タを記憶する記憶手段と、上記パラメータに基づいて、
上記選択期間を示す信号および基準クロックから、以降
の選択期間を各分割期間へ分割するタイミング信号を生
成するタイミング生成手段とを備え、上記パラメータ算
出手段は、上記分割期間の分割比に基づいた定数分だ
け、上記基準クロックを繰り返し数える第1カウンタ
と、当該第1カウンタの繰り返し周期の数を数える第2
カウンタとを有し、上記記憶手段には、上記パラメータ
として、上記第2カウンタのカウント終了時における上
記第1カウンタの第1カウント値を記憶する記憶領域
と、選択期間内における上記第2カウンタの第2カウン
ト値を記憶する記憶領域とが設けられていると共に、上
記タイミング生成手段は、上記第2カウント値に応じ
て、上記基準クロックを繰り返し数える等分用カウンタ
と、各選択期間毎に、上記第1カウント値に応じて、基
準クロックを数える同期用カウンタと、当該等分用カウ
ンタの繰り返しの周期に応じて、上記タイミング信号を
生成すると共に、上記同期用カウンタが第1カウント値
に応じて基準クロックを数える期間だけ、タイミング信
号を出力する時点を調整する出力部とを備えている構成
である。
【0111】上記構成において、タイミング生成手段が
タイミング信号を生成する前に、パラメータ算出手段
は、基準クロックに基づいて、当該表示パネル毎のパラ
メータを算出し、タイミング生成手段は、当該パラメー
タに基づいてタイミング信号を生成する。これにより、
1選択期間内の基準クロック数に関わらず、駆動装置
は、各選択期間を所望の分割比にて分割でき、表示パネ
の残像などを軽減できる。この結果、従来と同様の外
部インターフェースのまま、1選択期間内の基準クロッ
ク数が異なるユーザー間で表示パネルの駆動装置を共用
できるという効果を奏する。
【0112】さらに、上記構成では、選択期間毎に、同
期用カウンタが第1カウント値に応じて基準クロックを
数える。この期間は、上記誤差の期間と一致しているの
で、当該期間だけ、タイミング信号を出力する時点を調
整することによって、選択期間内の基準クロック数を整
数で分割できない場合であっても、選択期間とタイミン
グ信号との同期を確実に取ることができるという効果を
奏する。
【0113】請求項2の発明に係る表示パネルの駆動装
置は、以上のように、外部インターフェース信号に基づ
いて、各選択期間を複数の分割期間に分割し、各分割期
間を示すタイミング信号を生成するタイミング生成回路
が設けられた制御部を有し、上記タイミング生成回路
は、水平方向同期信号と基準クロックとに基づいて、上
記各分割期間の分割比に基づいた定数で上記選択期間を
等分した時の誤差を示す第1カウント値、および、等分
された期間における基準クロックの数を示す第2カウン
ト値からなる初期パラメータを算出する初期パラメータ
算出部と、上記両カウント値を保持するメモリと、上記
メモリに保持された第2カウント値に基づいて、等分さ
れた期間毎にパルス信号を発生する等分期間生成部と、
当該パルス信号に基づいて、各分割期間を示すタイミン
グ信号を生成するタイミング信号生成部と、上記メモリ
に保持された第1カウント値に基づいて、上記タイミン
グ信号の発生を遅延または早めて、等分時の誤差を調整
し、上記選択期間と上記タイミング信号との同期を取る
同期部とを備えている構成である。
【0114】それゆえ、選択期間とタイミング信号との
同期を取ることができると共に、1選択期間内の基準ク
ロック数が異なる外部インターフェース信号を用いる、
異なるユーザー間でタイミング生成回路を共用できると
いう効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示すものであり、液晶表
示装置において、駆動タイミングを生成するタイミング
生成回路の要部を示すブロック図である。
【図2】上記液晶表示装置全体の要部を示すブロック図
である。
【図3】上記液晶表示装置において、絵素の要部構成を
示す回路図である。
【図4】上記液晶表示装置において、外部から供給され
る信号の一例を示す波形図である。
【図5】上記タイミング生成回路において、水平方向同
期信号を分別する分別器の要部構成を示す回路図であ
る。
【図6】上記タイミング生成回路において、基準クロッ
クを等分定数まで繰り返しカウントする第1カウンタの
要部構成を示す回路図である。
【図7】上記タイミング生成回路において、1選択期間
における上記第1カウンタの周期数をカウントする第2
カウンタの要部構成を示す回路図である。
【図8】上記タイミング生成回路において、上記第1お
よび第2カウンタのカウント値を保持するメモリの要部
構成を示す回路図である。
【図9】上記タイミング生成回路において、上記メモリ
が保持する第1カウンタのカウント値だけ、基準クロッ
クを数える第3カウンタの要部構成を示す回路図であ
る。
【図10】上記タイミング生成回路において、上記メモ
リが保持する第2カウンタのカウント値だけ、基準クロ
ックを数える第4カウンタの要部構成を示す回路図であ
る。
【図11】上記タイミング生成回路において、当該選択
期間における上記第4カウンタの周期数をカウントす
る、第5カウンタの要部構成を示す回路図である。
【図12】上記タイミング生成回路において、各選択期
間における初期パラメータ算出部の動作を示すタイミン
グチャートである。
【図13】上記タイミング生成回路において、各選択期
間における同期部および等分期間生成部の動作を示すタ
イミングチャートである。
【図14】上記タイミング生成回路において、各選択期
間におけるタイミング信号生成部の動作を示すタイミン
グチャートである。
【図15】従来例を示すものであり、液晶表示装置の絵
素において、スイッチング素子として用いられる2端子
型非線形素子の電流−電圧特性を示すグラフである。
【図16】電圧平均化法で駆動する場合において、上記
絵素への印加電圧を示す波形図である。
【図17】上記液晶表示装置全体の要部構成を示すブロ
ック図である。
【図18】上記液晶表示装置において、ある絵素に印加
される電圧を示す波形図である。
【図19】上記液晶表示装置において発生する残像現象
を示すものであり、(a)は、元の画像、(b)は、残
像が発生した画像を示す説明図である。
【図20】上記液晶表示装置の絵素において、液晶素子
の透過率−電圧特性を示すグラフである。
【図21】上記液晶表示装置において、液晶素子の透過
率が50%となる電圧のシフト量を示すものであり、互
いに異なる電圧を絵素に印加した場合におけるシフト量
と印加時間との関係を示すグラフである。
【符号の説明】
2 絵素 2a 2端子型非線形素子(非線形素子) 3 表示パネ 4 走査電極駆動回路(駆動装置) 5 データ電極駆動回路(駆動装置) 6 制御部(駆動装置) 11 初期パラメータ算出部(パラメータ算出手段) 12 メモリ(記憶手段) 13 同期部(タイミング生成手段) 14 等分期間生成部(タイミング生成手段) 15 タイミング信号生成部(タイミング生成手段;
出力部) 22 第1カウンタ 23 第2カウンタ 24 第3カウンタ(同期用カウンタ) 29 第4カウンタ(等分用カウンタ) 71 D−FF回路(記憶領域)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】非線形素子を有する絵素の表示状態を設定
    するための選択期間を複数の期間に分割し、各分割期間
    毎に、互いに異なる電圧を絵素へ印加する表示パネル
    駆動装置において、 上記選択期間に同期し、かつ選択期間よりも周期が短い
    基準クロックと、選択期間を示す信号とに基づいて、以
    降の選択期間を分割するためのパラメータを算出するパ
    ラメータ算出手段と、 上記パラメータを記憶する記憶手段と、 上記パラメータに基づいて、上記選択期間を示す信号お
    よび基準クロックから、以降の選択期間を各分割期間へ
    分割するタイミング信号を生成するタイミング生成手段
    とを備え、 上記パラメータ算出手段は、上記分割期間の分割比に基
    づいた定数分だけ、上記基準クロックを繰り返し数える
    第1カウンタと、当該第1カウンタの繰り返し周期の数
    を数える第2カウンタとを有し、 上記記憶手段には、上記パラメータとして、上記第2カ
    ウンタのカウント終了時における上記第1カウンタの第
    1カウント値を記憶する記憶領域と、選択期間内におけ
    る上記第2カウンタの第2カウント値を記憶する記憶領
    域とが設けられていると共に、 上記タイミング生成手段は、上記第2カウント値に応じ
    て、上記基準クロックを繰り返し数える等分用カウンタ
    と、 各選択期間毎に、上記第1カウント値に応じて、基準ク
    ロックを数える同期用カウンタと、 当該等分用カウンタの繰り返しの周期に応じて、上記タ
    イミング信号を生成すると共に、上記同期用カウンタが
    第1カウント値に応じて基準クロックを数える期間だ
    け、タイミング信号を出力する時点を調整する出力部と
    を備えていることを特徴とする表示パネルの駆動装置。
  2. 【請求項2】外部インターフェース信号に基づいて、各
    選択期間を複数の分割期間に分割し、各分割期間を示す
    タイミング信号を生成するタイミング生成回路が設けら
    れた制御部を有し、 上記タイミング生成回路は、水平方向同期信号と基準ク
    ロックとに基づいて、上記各分割期間の分割比に基づい
    た定数で上記選択期間を等分した時の誤差を示す第1カ
    ウント値、および、等分された期間における基準クロッ
    クの数を示す第2カウント値からなる初期パラメータを
    算出する初期パラメータ算出部と、 上記両カウント値を保持するメモリと、 上記メモリに保持された第2カウント値に基づいて、等
    分された期間毎にパルス信号を発生する等分期間生成部
    と、 当該パルス信号に基づいて、各分割期間を示すタイミン
    グ信号を生成するタイミング信号生成部と、 上記メモリに保持された第1カウント値に基づいて、上
    記タイミング信号の発生を遅延または早めて、上記選択
    期間と上記タイミング信号との同期を取る同期部とを備
    えていることを特徴とする表示パネルの駆動装置。
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