JP3355481B2 - シート浮揚装置 - Google Patents
シート浮揚装置Info
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Description
ラスチツクフイルム等のシートを浮揚状態に支持するシ
ート浮揚装置に関するものであつて、シートのばたつき
を抑制する改良に係るものである。
図4に示すように、シート走行路Rの延びる前後方向
(矢符D方向)に沿って複数個のシート浮揚用ノズル具
2を適宜間隔P毎に配設したものがある。ノズル具2
は、シート走行路Rと対面するガス案内面3と、ガス案
内面3の一方の側縁から他方の側縁に向かってガスを吹
出すようにシート走行路Rを横断する左右方向(矢符C
方向)へ延設したガス吹出口4とを備えている。ガス案
内面3は、中空箱部5の上面に形成された前半部分3a
と、中空箱部5から延設した板状部6の上面に形成され
た後半部分3bとからなる。板状部6は、複数個の通気
孔6aが開設されていると共に、その延設方向と前後方
向(矢符D方向)との交叉角度θを10乃至15度の範
囲で選択して下向きに傾斜させてある。
れたガスを、ガス吹出口4からガス案内面3へ向かって
吹き出す。吹き出したガスは、ガス案内面3の表面をガ
ス層となって通過し、ガス案内面3を出た後に還流路8
を介して送風装置9へ導かれる。ガス層は、ガス案内面
3を通過するときに生じる負圧により、シート走行路R
を走行中のシートSを吸引保持し、シートSとの間で温
度差があるときにはシートSを加熱又は冷却する。
シートSを加熱又は冷却する能力の増大を図る等のため
に、ガス吹出口4から吹き出すガス風速を、例えば25
m/sec以上の高速とすることがある。ところが、ガ
ス風速を高速にしたときには、シートSを激しくばたつ
かせ、シートに擦り傷等の大きなダメイジを与えること
があった。
ばたつかせる原因を究明するために幾多の実験を繰り返
した結果、下記の原因を突き止めた。ガス吹出口4から
吹き出した高速のガスは、ガス案内面3を出た後に、そ
の大部分が方向変換して還流路8へ還流するが、その少
量が突き進み次のノズル具2に到達することがある。し
かし、次のノズル具2に到達したガスは、次のノズル具
2から吹き出すガスと合流するため、次のノズル具2の
ガス案内面3を通過するガス層を厚くしてシートSの浮
上寸法を増大させることになる。その結果、次のノズル
具2は、ガス案内面3に発生する負圧の領域が不安定と
なり、シートSを上下にばたつかせることがある。突き
進むガスは、次々と累積するため、殊に最終端側のノズ
ル具2でシートSを激しくばたつかせることになる。
トSを激しくばたつかせることのない本発明に係るシー
ト浮揚装置を想到するに至った。
てシートのばたつきを抑制するために請求項1記載の本
発明が採用した手段は、シート走行路に沿って複数個の
シート浮揚用ノズル具を適宜間隔毎に配設し、シート浮
揚用ノズル具は、シート走行路と対面するガス案内面
と、ガス案内面の前方の側縁から後方の側縁に向かって
ガスを吹出すようにシート走行路の横断方向へ沿って開
設したガス吹出口とを備えたシート浮揚装置において、
前後に隣接するシート浮揚用ノズル具の間に、前記横断
方向へ延びるガス移動阻止具を配設し、該ガス移動阻止
具は、隣接する後方のシート浮揚用ノズル具のガス吹出
口及びシート走行路から離反した位置から隣接する前方
のシート浮揚用ノズル具へ向かって行く程にシート走行
路へ接近するように傾斜した傾斜部と、シート走行路へ
近接する先端縁部とを備えたことを特徴とするシート浮
揚装置である。本発明にあっては、前方のノズル具から
吹き出したガスの一部が、ガス案内面から出て後方のノ
ズル具に向かって突き進もうとしても、ガス移動阻止具
の先端縁部及び傾斜部がそのガスを掬い取って移動を阻
止するため、次のノズル具に到達することはない。
ガス移動阻止具を最適な状態にするために請求項2記載
の本発明が採用した手段は、前記ガス移動阻止具を、シ
ート走行路に向かって進退調節できるように配設した請
求項1記載のシート浮揚装置である。本発明にあって
は、ガスの吹出速度やシートの張力等の変更によりシー
ト走行状態が変動しても、シート走行路にガス移動阻止
具の先端縁部を接近させることができる。
置(以下、「本発明装置」という)を図面に示す実施の
形態に基づいて説明する。
示すものであり、図1(A)は本発明装置の断面した平
面図、同図(B)は断面した側面図、図2は主要部を拡
大し部分断面した側面図である。
ート走行路Rが前後方向(矢符D方向)へ貫通するケー
シング12と、ケーシング12の内部12aに配設した
ダクト7と、シート走行路Rに沿って適宜間隔P毎にダ
クト7へ着脱自在に取り付けた複数個のシート浮揚用ノ
ズル具22と、ダクト7を介して各ノズル具22へガス
(例えば、空気や不活性ガス等)を送風する送風装置9
とを備えている。送風装置9は、各ノズル具22から吹
き出してケーシング12の内部12aを還流するガスを
吸引するフアン13と、フアン13から送風されるガス
を加熱又は冷却する熱交換器14とを備えている。本発
明装置11は、図示は省略したが、その適所に、新鮮ガ
スを取り込むための給気口と、排気ガスを排出するため
の排気口とを備えることもある。
シート走行路Rと対面するガス案内面3と、ガス案内面
3の一方の側縁(前側縁)から他方の側縁(後側縁)に
向かってガスを吹出すようにシート走行路Rの横断方向
(矢符C方向)へ延設したスリツト状のガス吹出口4と
を備え、ガス案内面3の前半部3aを中空箱部5の上面
に形成すると共に、ガス案内面3の後半部3bを中空箱
部5から延設した板状部6の上面に形成してある。
(ウィング)6とを丁番等で折曲げ自在に連結23し、
板状部6を仰伏揺動できるようにしてある。ノズル具2
2は、中空箱部5と板状部6との間に伸縮自在な連結具
24の適数個を配設し、連結具24の伸縮度合いで板状
部6の揺動角度を調節できるようにしてある。ノズル具
22は、ガス吹出口4から吹き出したガスの風速やシー
トSの張力に応じて、板状部6の上面に形成されたガス
案内面後半部3bの延設方向と前後方向(矢符D方向)
との交叉角度θを最適な値(例えば、0度以上10度未
満(好ましくは、0度以上5度以下)の範囲で選択した
値)にすることにより、シートSとガス案内面後半部3
bとの間を流れるガス層をシートSから円滑に剥離させ
つつ、還流路8へ還流させることができる。また、ノズ
ル具22は、板状部6に複数個の通気孔(図示略)を必
要に応じて開設し、シートSとガス案内面後半部3bと
の間を流れるガスを通気孔を介して還流路8へシートパ
スさせるようにすることもある。
後に隣接するノズル具22,22の間に、横断方向(矢
符C方向)へ延びるガス移動阻止具25を配設してあ
る。ガス移動阻止具25は、図2に示すように、板状材
を折曲げ加工したものからなり、後方のノズル具22に
対して高さ調節可能にビス等で接合26され、シート走
行路Rに向かって進退調節できるようになっている。ガ
ス移動阻止具25は、前方のノズル具22に向かって行
く程にシート走行路Rへ接近するように傾斜させてあ
り、前方のノズル具22から吹き出して後方のノズル具
22に向かって突き進んでくるガスGを傾斜部25aで
掬い取るようにして還流路8へ円滑に方向変換させ、ガ
スGが後方のノズル具22へ移動するのを阻止するよう
にしてある。ガス移動阻止具25は、ノズル具22のガ
ス吹出口4から吹き出したガスの風速やシートSの張力
の大きさの変更によりシート走行路Rの位置が変動して
も、接合部26の高さ調節により、その先端縁部25b
を上記ガスGの掬い取りに適した所までシート走行路R
に接近させることができる。なお、ガス移動阻止具25
は、後方のノズル具22に接合26する以外に、図示は
省略したが、ダクト7等の固定部に高さ調節可能に接合
することもある。
案内面後半部3bの傾斜角度が最適な値に調節され、ガ
ス移動阻止具25の先端縁部25bがシート走行路Rに
接近するように高さ調節される。本発明装置11は、送
風装置9からダクト7を介して各ノズル具22にガスが
供給されると、各ノズル具22のガス吹出口4からガス
案内面3へ向かってガスを吹き出す。吹き出したガス
は、ガス案内面3の表面をガス層となって流れ、ガス案
内面3を出た後にその大部分が方向変換して還流路8へ
移動すると共に、シートSに沿って突き進むその一部も
ガス移動阻止具25で掬い取られるようにして方向変換
して還流路8へ移動し、送風装置9へ導かれる。上記ガ
ス層は、ガス案内面3を通過するときに生じる負圧によ
り、シート走行路Rを走行しているシートSを吸引保持
し、シートSとの間で温度差があるときにはシートSを
加熱又は冷却する。
ら吹き出たガスが後方のノズル具2へ到達する前に、そ
の移動をガス移動阻止具25で阻止し、後方のノズル具
22のガス案内面3とシートSとの間に形成されるガス
層の厚みを一定に維持してこのガス層に発生する負圧を
安定させることにより、シートSをばたつかせることな
く安定した浮揚状態を維持する。
ート走行路Rを水平にすると共に、シート走行路Rの下
側にのみノズル具22,22…を配設してあるが、何ら
このレイアウトに限定されるものではなく、シート走行
路Rの上方にのみノズル具22,22…を配設すること
も、シート走行路Rの上下両側にノズル具22,22…
を配設することも、更に、装置全体を傾斜又は垂直に配
置して、シート走行路Rを傾斜又は垂直とすることも可
能である。更に、本発明装置11は、ノズル具22とし
て板状部(ウィング)6を省略したものや、ノズル具2
2をノズル具2に置換することも可能である。
から吹き出たガスの一部を次のノズル具へ到達させるこ
とがないため、次のノズル具のガス案内面に発生する負
圧の安定を維持させ、シートを安定よく浮揚支持するこ
とができる。
速度やシートの張力等の変更によりシート走行路が変動
しても、シート走行路がにガス移動阻止具の先端縁部を
接近させることができるため、更にシートを安定よく浮
揚支持することができる。
すものであり、(A)は本発明装置の断面した平面図、
(B)は断面した側面図である。
した側面図である。
(A)はシート浮揚装置の断面した平面図、(B)は断
面した側面図である。
面した側面図である。
b…後半部、4…ガス吹出口、5…箱部、22…シート
浮揚用ノズル具、25…ガス移動阻止具
Claims (2)
- 【請求項1】シート走行路に沿って複数個のシート浮揚
用ノズル具を適宜間隔毎に配設し、シート浮揚用ノズル
具は、シート走行路と対面するガス案内面と、ガス案内
面の前方の側縁から後方の側縁に向かってガスを吹出す
ようにシート走行路の横断方向へ沿って開設したガス吹
出口とを備えたシート浮揚装置において、前後に隣接す
るシート浮揚用ノズル具の間に、前記横断方向へ延びる
ガス移動阻止具を配設し、該ガス移動阻止具は、隣接す
る後方のシート浮揚用ノズル具のガス吹出口及びシート
走行路から離反した位置から隣接する前方のシート浮揚
用ノズル具へ向かって行く程にシート走行路へ接近する
ように傾斜した傾斜部と、シート走行路へ近接する先端
縁部とを備えたことを特徴とするシート浮揚装置。 - 【請求項2】前記ガス移動阻止具を、シート走行路に向
かって進退調節できるように配設した請求項1記載のシ
ート浮揚装置。
Priority Applications (1)
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|---|---|---|---|
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| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
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| JP10-347710 | 1998-12-08 | ||
| JP12822799A JP3355481B2 (ja) | 1998-12-08 | 1999-05-10 | シート浮揚装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
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Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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Country Status (1)
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-
1999
- 1999-05-10 JP JP12822799A patent/JP3355481B2/ja not_active Expired - Fee Related
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